JPH10249215A - 軟水器の接続構造 - Google Patents

軟水器の接続構造

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JPH10249215A
JPH10249215A JP9055238A JP5523897A JPH10249215A JP H10249215 A JPH10249215 A JP H10249215A JP 9055238 A JP9055238 A JP 9055238A JP 5523897 A JP5523897 A JP 5523897A JP H10249215 A JPH10249215 A JP H10249215A
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喜則 紙谷
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史幸 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軟水器を電解水生成装置や冷塩水処理機等の機
器に付設する場合において、当該機器の大型化を抑制す
る。 【解決手段】イオン交換モードにて被処理水供給通路2
1aから導出通路21cに流れる被処理水をイオン交換
槽内の陽イオン交換樹脂にて軟水化処理し、またイオン
再生モードにて食塩水供給通路21bから排水通路21
dに流れる食塩水により前記イオン交換槽内の陽イオン
交換樹脂を再生処理するように構成した再生可能な軟水
器20において、食塩水を貯溜する食塩水貯溜槽12に
食塩水供給通路21bを接続し、また食塩水貯溜槽12
から供給される食塩水を消費する処理槽11への給水通
路15の上流部15a1に被処理水供給通路21aを接
続するとともに下流部15aに導出通路21cを接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食塩水を消費する処
理槽(例えば、電解水生成装置の電解処理槽または冷塩
水処理機の冷塩水貯溜処理槽)に給水される水を軟水化
処理するために組付けられる軟水器の接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】市販の再生可能な軟水器は、被処理水供
給通路、食塩水供給通路、導出通路及び排水通路を備え
るとともに、流入通路及び流出通路を有し陽イオン交換
樹脂を収容するイオン交換槽を備え、また前記食塩水供
給通路に接続され前記陽イオン交換樹脂を再生するため
の食塩水を収容する貯溜槽を備えるとともに、前記被処
理水供給通路、食塩水供給通路、導出通路及び排水通路
と前記流入通路及び流出通路の連通接続を切り替える切
換手段を備えていて、イオン交換モードにて前記被処理
水供給通路と前記流入通路を連通接続させるとともに前
記導出通路と前記流出通路を連通接続させて前記被処理
水供給通路から前記流入通路と前記流出通路を通して前
記導出通路に流れる被処理水を前記イオン交換槽にて軟
水化処理し、またイオン再生モードにて少なくとも前記
食塩水供給通路と前記流出通路を連通接続させるととも
に前記流入通路と前記排水通路を連通接続させて前記食
塩水供給通路から前記流出通路と前記流入通路を通して
前記排水通路に流れる食塩水により前記イオン交換槽内
の陽イオン交換樹脂を再生処理するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市販の
再生可能な軟水器は、陽イオン交換樹脂を再生するため
の食塩水を収容する専用の貯溜槽を備えるとともに、前
記被処理水供給通路、食塩水供給通路、導出通路及び排
水通路と前記流入通路及び流出通路の連通接続を切り替
える切換手段を独自に制御する制御装置を備えている。
このため、当該軟水器はそれ自体かなりの大型なもので
あるとともに、コスト的にもかなり高いものであり、当
該軟水器を電解水生成装置や冷塩水処理機等の機器に付
設すると、当該機器がかなり大型化するとともに、コス
トがかなり増大する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、被処理水供給通路、
食塩水供給通路、導出通路及び排水通路を備えるととも
に、流入通路及び流出通路を有し陽イオン交換樹脂を収
容するイオン交換槽を備え、また前記被処理水供給通
路、食塩水供給通路、導出通路及び排水通路と前記流入
通路及び流出通路の連通接続を切り替える切換手段を備
えて、イオン交換モードにて前記被処理水供給通路と前
記流入通路を連通接続させるとともに前記導出通路と前
記流出通路を連通接続させて前記被処理水供給通路から
前記流入通路と前記流出通路を通して前記導出通路に流
れる被処理水を前記イオン交換槽にて軟水化処理し、ま
たイオン再生モードにて少なくとも前記食塩水供給通路
と前記流出通路を連通接続させるとともに前記流入通路
と前記排水通路を連通接続させて前記食塩水供給通路か
ら前記流出通路と前記流入通路を通して前記排水通路に
流れる食塩水により前記イオン交換槽内の陽イオン交換
樹脂を再生処理するように構成した再生可能な軟水器に
おいて、食塩水を貯溜する食塩水貯溜槽に前記食塩水供
給通路を接続し、また前記食塩水貯溜槽から供給される
食塩水を消費する処理槽への給水通路の上流部に前記被
処理水供給通路を接続するとともに下流部に前記導出通
路を接続したことに特徴がある。この場合において、前
記処理槽は電解水生成装置の電解処理槽または冷塩水処
理機の冷塩水貯溜処理槽であってもよい。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による軟水器の接続構造に
おいては、軟水器をイオン交換モードとすることによ
り、切換手段にて被処理水供給通路と流入通路を連通接
続させるとともに導出通路と流出通路を連通接続させ
て、被処理水供給通路から流入通路と流出通路を通して
導出通路に流れる被処理水をイオン交換槽にて軟水化処
理することができる。また、軟水器をイオン再生モード
とすることにより、切換手段にて少なくとも食塩水供給
通路と流出通路を連通接続させるとともに流入通路と排
水通路を連通接続させて、食塩水貯溜槽内の食塩水を食
塩水供給通路から流出通路を通してイオン交換槽内へ供
給し更に流入通路及び排水通路を通してイオン交換槽外
へ排出することができて、イオン交換槽に収容されてい
る陽イオン交換樹脂を食塩水にて再生することができ
る。
【0006】ところで、上述した陽イオン交換樹脂の再
生時における再生液としては、処理槽にて消費される食
塩水を貯溜する食塩水貯溜槽内の食塩水が使用される。
このため、陽イオン交換樹脂の再生専用の食塩水を収容
する容器が不要であり、同容器を装備した市販の軟水器
を採用する場合に比較して、当該軟水器を付設した機器
が小型となって設置すべき占用空間が小さくなり、また
コストの低減を図ることができる。また、当該軟水器を
付設する機器が備える制御装置によって当該軟水器の切
換手段をも切り換え制御することができるため、当該軟
水器に独自の制御装置が不要であり、一層のコストの低
減を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を
示していて、この実施形態は電解処理槽11、食塩水貯
溜槽12、制御装置13、直流電源14等を備える電解
水生成装置に軟水器20を付設したもので、電解処理槽
11に所定濃度の希薄食塩水を供給する給水通路15の
主管路15aに軟水器20が介装されている。給水通路
15は、主管路15aと、同主管路15aから分岐する
一対の分岐管路15b,15cによって構成されてい
て、主管路15aには塩濃度センサ15dと流量センサ
15eが介装され、また各分岐管路15b,15cには
手動式の流量調整弁15f,15gがそれぞれ介装され
ている。なお、流量センサ15eは、流量の異常を検出
するために設けられていて、各流量調整弁15f,15
gの下流にそれぞれ設けて実施することも可能である。
【0008】電解処理槽11は、槽本体11aの内部を
イオン透過能を有する隔膜11bにて区画されていて、
陽極11cを収容する陽極室11dと陰極11eを収容
する陰極室11fが形成されている。また、陽極11c
および陰極11eは直流電源14の正極および負極に接
続されている。これにより、給水通路15を通して所定
濃度の希薄食塩水が電解処理槽11の各電極室11d,
11fに供給されると、電解処理槽11内にて有隔膜電
解がなされ、陽極室11dでは次亜塩素酸を主要成分と
する酸性水が生成され、かつ陰極室11fでは水酸化ナ
トリウムを主要成分とするアルカリ性水が生成される。
なお、生成された酸性水およびアルカリ性水は各流出管
路11g,11hを介して電解処理槽11の外部へ流出
される。
【0009】食塩水貯溜槽12は、食塩Sを網12aに
入れて収容するとともに、水道管19から電磁式常閉型
の開閉弁16aを通して原水供給管路16に供給される
水道水が食塩Sに向けて供給されるように構成されてい
て、内部には飽和食塩水が収容されるようになってい
る。開閉弁16aの開閉作動は、食塩水貯溜槽12に設
けた水位センサ(図示省略)の検出信号に基づいて制御
装置13により制御されるようになっていて、食塩水貯
溜槽12内に収容される飽和食塩水の量(水位)が所定
範囲に維持されるようになっている。
【0010】また、食塩水貯溜槽12内の飽和食塩水
は、定量供給ポンプ17aを介装した濃食塩水供給管路
17を通して、電磁式常閉型の開閉弁18aを通して水
道管19から原水供給管路18に供給される水道水に、
供給されるように構成されていて、定量供給ポンプ17
aが主管路15aに介装した塩濃度センサ15dの検出
信号に基づいて制御装置13によりフィードバック制御
されることにより、濃食塩水供給管路17を通して供給
される飽和食塩水と原水供給管路18を通して供給され
る水道水が主管路15aの上流側端部15a1にて混合
されて所定濃度の希薄食塩水に調製されるようになって
いる。
【0011】軟水器20は、再生可能な軟水器であり、
図1及び図2に示したように、主管路15aの上流側端
部15a1に接続された被処理水供給通路21a、食塩
水貯溜槽12に接続管29aを介して接続された食塩水
供給通路21b、下流側の主管路15aに接続された導
出通路21c及び排水管29bに接続された排水通路2
1dを備えるとともに、流入通路22a及び流出通路2
2bを有しナトリウムイオン交換型の陽イオン交換樹脂
22cを収容するイオン交換槽22を備えている。
【0012】また、軟水器20は、被処理水供給通路2
1a、食塩水供給通路21b、導出通路21c及び排水
通路21dと流入通路22a及び流出通路22bの連通
接続を切り替える切換手段としての4方切換弁23aと
開閉弁23b,23cを備えている。4方切換弁23a
及び開閉弁23b,23cは制御装置13によって制御
されるものであり、制御装置13によってイオン交換モ
ードとされると、4方切換弁23aが被処理水供給通路
21aと流入通路22aを連通接続させ4方切換弁23
aと開閉弁23bを接続する接続通路21eと排水通路
21dの連通を遮断させる状態に切り換えられるととも
に、両開閉弁23b,23cが閉じて流出通路22bが
導出通路21cにのみ連通する状態となり、また制御装
置13によってイオン再生モードとされると、4方切換
弁23aが被処理水供給通路21aと接続通路21eを
連通接続させ流入通路22aと排水通路21dを連通接
続させる状態に切り換えられるとともに、両開閉弁23
b,23cが開いて流出通路22b及び導出通路21c
に食塩水供給通路21b及び接続通路21eが連通接続
される状態となる。
【0013】このため、イオン交換モードでは、被処理
水供給通路21aから流入通路22a及び流出通路22
bを通して導出通路21cに流れる希薄食塩水(被処理
水)がイオン交換槽22の陽イオン交換樹脂22cにて
軟水化処理され、またイオン再生モードでは、被処理水
供給通路21aから接続通路21eと導出通路21cを
通して流出通路22bに希薄食塩水が流れるとともに、
この希薄食塩水に食塩水供給通路21bから飽和食塩水
が吸引充填されて、濃食塩水が流出通路22bと流入通
路22aを通して排水通路21dに流れ、この濃食塩水
の流れによりイオン交換槽22内の陽イオン交換樹脂2
2cが再生処理される。なお、本実施形態においては、
イオン再生モードでも導出通路21cを通して主管路1
5aに希薄食塩水が流れるように構成したが、このイオ
ン再生モードでは、食塩水供給通路21bから流出通路
22bに濃食塩水が流れる構成のみが必須であり、主管
路15aに希薄食塩水が流れないように構成して実施す
ることも可能である。
【0014】制御装置13は、マイクロコンピュ−タお
よび各駆動回路を主要構成部品とするもので、塩濃度セ
ンサ15d、流量センサ15e、定量供給ポンプ17
a、開閉弁16a,18a及び直流電源14にそれぞれ
接続されるとともに、軟水器20内の4方切換弁23a
及び開閉弁23b,23cにそれぞれ接続されていて、
制御プログラムに基づいて、定量供給ポンプ17aの駆
動、開閉弁16a,18aの開閉動作及び各電極11
c,11eに付与する電気量を制御するとともに、4方
切換弁23aの切り換え動作及び開閉弁23b,23c
の開閉動作を制御するようになっている。
【0015】上記のように構成した本実施形態において
は、イオン交換モードでの電解生成運転時、開閉弁18
aが開かれるとともに塩濃度センサ15dの検出信号に
基づいて定量供給ポンプ17aの駆動が制御され、また
軟水器20にて4方切換弁23aが被処理水供給通路2
1aと流入通路22aを連通接続させるとともに接続通
路21eと排水通路21dの連通を遮断させる状態に切
り換えられるとともに、両開閉弁23b,23cが閉じ
て流出通路22bが導出通路21cにのみ連通する状態
となる。
【0016】このため、主管路15aの上流側端部15
a1にて混合されて調製された所定濃度の希薄食塩水が
軟水器20の被処理水供給通路21aから流入通路22
a及び流出通路22bを通して導出通路21cに流れる
過程にてイオン交換槽22の陽イオン交換樹脂22cに
より軟水化処理され、主管路15aから各分岐管路15
b,15cと各流量調整弁15f,15gを通して電解
処理槽11の陽極室11dおよび陰極室11fに供給さ
れる。電解処理槽11では制御装置13の制御下にて有
隔膜電解が行われ、陽極室11dでは酸性水が生成され
て流出管路11gから流出され、陰極室11fではアル
カリ性水が生成されて流出管路11hから流出される。
【0017】一方、イオン再生モードでの電解生成運転
時には、開閉弁18aが開かれるとともに塩濃度センサ
15dの検出信号に基づいて定量供給ポンプ17aの駆
動が制御され、また軟水器20にて4方切換弁23aが
被処理水供給通路21aと接続通路21eを連通接続さ
せ流入通路22aと排水通路21dを連通接続させる状
態に切り換えられるとともに、両開閉弁23b,23c
が開いて流出通路22b及び導出通路21cに食塩水供
給通路21b及び接続通路21eが連通接続される状態
となる。
【0018】このため、主管路15aの上流側端部15
a1にて混合されて調製された所定濃度の希薄食塩水が
軟水器20の被処理水供給通路21aから接続通路21
e及び導出通路21cを通して軟水化処理されることな
く主管路15aから各分岐管路15b,15cと各流量
調整弁15f,15gを通して電解処理槽11の陽極室
11dおよび陰極室11fに供給されて、電解処理槽1
1にて上述したのと同様に有隔膜電解が行われるととも
に、被処理水供給通路21aから接続通路21eと導出
通路21cを通して流出通路22bに希薄食塩水が流
れ、この希薄食塩水に食塩水供給通路21bから飽和食
塩水が吸引充填されて、濃食塩水が流出通路22bと流
入通路22aを通して排水通路21dに流れ、この濃食
塩水の流れによりイオン交換槽22内の陽イオン交換樹
脂22cが再生処理される。
【0019】ところで、本実施形態においては、上述し
た陽イオン交換樹脂22cの再生時における再生液とし
て、電解処理槽11にて消費される食塩水を貯溜する食
塩水貯溜槽12内の食塩水が使用される。このため、陽
イオン交換樹脂22cの再生専用の食塩水を収容する容
器が不要であり、同容器を装備した市販の軟水器を採用
する場合に比較して、当該軟水器20を付設した電解水
生成装置が小型となって設置すべき占用空間が小さくな
り、またコストの低減を図ることができる。また、電解
水生成装置が備える制御装置13によって当該軟水器2
0の切換手段(4方切換弁23aと開閉弁23b,23
c)をも切り換え制御することができるため、当該軟水
器20に独自の制御装置が不要であり、一層のコストの
低減を図ることができる。
【0020】図3は本発明の第2実施形態を示してい
て、この実施形態の電解水生成装置と図1に示した電解
水生成装置とは、電磁式常閉型の開閉弁31aを介装し
た原水供給管路31を通して水道管19から給水される
水道水と食塩水貯溜槽12内の飽和食塩水が希塩水貯溜
槽32に供給されて所定濃度の希薄食塩水に調製される
構成、および希塩水貯溜槽32内の所定濃度の希薄食塩
水が主管路15aに介装した供給ポンプ15hによって
電解処理槽11に供給される構成を除き、同一に構成さ
れている。
【0021】図3に示した電解水生成装置においては、
希塩水貯溜槽32に設けた塩濃度センサ33の検出信号
に基づいて、濃食塩水供給管路34に介装したピンチバ
ルブ34aと原水供給管路31に介装した電磁式常閉型
の開閉弁31aが制御装置13によりフィードバック制
御されるようになっていて、これによって希塩水貯溜槽
32内にて所定濃度の希薄食塩水が調製されるようにな
っている。また、希塩水貯溜槽32に設けた水位センサ
(図示省略)と制御装置13によって開閉弁31aとピ
ンチバルブ34aが制御されて、希塩水貯溜槽32内に
収容される希塩水の量(水位)が所定範囲に維持される
ようになっている。なお、その他の構成及び作動は図1
に示した電解水生成装置と実質的に同じであるため、同
一符号を付して説明は省略する。
【0022】図1及び図3に示した電解水生成装置にお
いては、主管路15aに軟水器20を配設して軟水器2
0が希薄食塩水(すなわち水道水及び食塩S)に含まれ
るカルシウム、マグネシウム等を取り除いて軟水化処理
するように構成したが、食塩Sに含まれるカルシウム、
マグネシウム等が微量で問題とならない場合には、図4
及び図5に示した第3実施形態及び第4実施形態の電解
水生成装置のように、水道管19に軟水器20を配設し
て軟水器20が水道水に含まれるカルシウム、マグネシ
ウム等を取り除いて軟水化処理するように構成して実施
することも可能である。なお、図4及び図5に示した各
電解水生成装置においては、軟水器20より上流の水道
管19に電磁式常閉型の開閉弁19aを介装した構成を
除いて、図1及び図3に示した各電解水生成装置と実質
的に同じであるため、同一符号を付して説明は省略す
る。
【0023】図1〜図5に示した上記各実施形態におい
ては、本発明を電解水生成装置に実施した例を説明した
が、本発明は食塩水を消費する処理槽に給水される水を
軟水化処理する必要がある各種機器にて上記実施形態と
同様にまたは適宜変更して実施し得るものであり、例え
ば図6に示した第5実施形態の冷塩水処理機における冷
塩水処理槽111に給水される食塩水を軟水化処理する
場合にも同様に実施し得るものである。
【0024】図6に示した冷塩水処理機においては、手
動式の排水弁111aを備える冷塩水処理槽111に撹
伴循環管路112とポンプ113が設けられるととも
に、冷塩水処理槽111内の水を冷却するための冷却器
114が設けられている構成、およびポンプ113と冷
却器114に冷媒を供給する冷凍回路115が制御装置
13によって制御される構成を除き、上記第1実施形態
と同一に構成されているため、同一符号を付して説明は
省略する。なお、図6の実施形態においては、軟水器2
0を主管路15aに配設したが、軟水器20の配設位置
は適宜変更可能であり、撹伴循環管路112中に配設し
て実施することも可能である。
【0025】また、上記各実施形態においては、軟水器
20が図2に示した構成で、イオン再生モードでは、被
処理水供給通路21aから接続通路21eと導出通路2
1cを通して流出通路22bに希薄食塩水または水道水
が流れるとともに、この水に食塩水供給通路21bから
飽和食塩水が吸引充填されて、濃食塩水が流出通路22
bと流入通路22aを通して排水通路21dに流れ、こ
の濃食塩水の流れによりイオン交換槽22内の陽イオン
交換樹脂22cが再生処理されるようにしたが、食塩水
供給通路21bにポンプを介装し、このポンプにより飽
和食塩水を積極的に供給充填させるように構成して実施
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】図1に示した軟水器の内部構成を示す概略構成
図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図4】本発明の第3実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図5】本発明の第4実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図6】本発明の第5実施形態を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
11…電解処理槽、12…食塩水貯溜槽、13…制御装
置、14…直流電源、15…給水通路、19…水道管、
20…軟水器、21a…被処理水供給通路、21b…食
塩水供給通路、21c…導出通路、21d…排水通路、
21e…接続通路、22…イオン交換槽、22a…流入
通路、22b…流出通路、22c…陽イオン交換樹脂、
23a,23b,23c…4方切換弁,開閉弁,開閉弁
(切換手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水供給通路、食塩水供給通路、導
    出通路及び排水通路を備えるとともに、流入通路及び流
    出通路を有し陽イオン交換樹脂を収容するイオン交換槽
    を備え、また前記被処理水供給通路、食塩水供給通路、
    導出通路及び排水通路と前記流入通路及び流出通路の連
    通接続を切り替える切換手段を備えて、イオン交換モー
    ドにて前記被処理水供給通路と前記流入通路を連通接続
    させるとともに前記導出通路と前記流出通路を連通接続
    させて前記被処理水供給通路から前記流入通路と前記流
    出通路を通して前記導出通路に流れる被処理水を前記イ
    オン交換槽にて軟水化処理し、またイオン再生モードに
    て少なくとも前記食塩水供給通路と前記流出通路を連通
    接続させるとともに前記流入通路と前記排水通路を連通
    接続させて前記食塩水供給通路から前記流出通路と前記
    流入通路を通して前記排水通路に流れる食塩水により前
    記イオン交換槽内の陽イオン交換樹脂を再生処理するよ
    うに構成した再生可能な軟水器において、食塩水を貯溜
    する食塩水貯溜槽に前記食塩水供給通路を接続し、また
    前記食塩水貯溜槽から供給される食塩水を消費する処理
    槽への給水通路の上流部に前記被処理水供給通路を接続
    するとともに下流部に前記導出通路を接続したことを特
    徴とする軟水器の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記処理槽が電解水生成装置の電解処理
    槽であることを特徴とする請求項1記載の軟水器の接続
    構造。
  3. 【請求項3】 前記処理槽が冷塩水処理機の冷塩水貯溜
    処理槽であることを特徴とする請求項1記載の軟水器の
    接続構造。
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JP2015144976A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 株式会社イシダ 電解次亜水生成装置

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