JP3267882B2 - 電解水生成装置 - Google Patents
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Description
し、特に、被電解水を軟水化処理する機能を有する電解
水生成装置に関する。
4−42077号公報に示されているように、電解槽
と、食塩水を貯溜する食塩水貯溜槽と、同食塩水貯溜槽
と前記電解槽を接続する食塩水供給管路と、同食塩水供
給管路と原水の水源を接続する原水供給管路を備えた電
解水生成装置がある。当該電解水生成装置においては、
食塩水貯溜槽から食塩水供給管路を介して供給される食
塩水と、水源から原水供給管路を介して食塩水供給管路
に供給される原水を混合して所定濃度の希薄食塩水に調
製し、調製された希薄食塩水を被電解水として流量調整
弁を介して電解槽へ供給するように構成されている。
原水として水道水を使用することが一般的であるが、こ
の場合には原水を、被電解水である希薄食塩水を調製す
る前に軟水化しておくことが好ましい。電解水生成装置
に軟水化機能を付与するには、市販の軟水器を原水供給
管路に介装することが考えられる。
軟水器は、陽イオン交換樹脂を収容するイオン交換槽
と、陽イオン交換樹脂を再生するための食塩水を収容す
る貯溜槽と、陽イオン交換樹脂の再生を制御する制御機
構を備えている。このため、当該軟水器はそれ自体かな
りの大型なものであるとともに、コスト的にもかなり高
いものであり、当該軟水器を電解水生成装置に配設する
と、装置がかなり大型化するとともに、コストがかなり
増大する。
に軟水化機能を付与するに当り、電解水生成装置を構成
する各構成部材をできる限り有効に活用して、装置の大
型化およびコストの増大を抑制することにある。
解水とする電解水生成装置に関するものであり、請求項
1に係る発明の電解水生成装置は、電解槽と、被電解水
に使用する食塩水を貯溜する食塩水貯溜槽と、陽イオン
交換樹脂を収容し原水を軟水化処理するイオン交換槽
と、前記食塩水貯溜槽から食塩水を前記電解槽に向けて
供給可能な第1の供給管路と、前記イオン交換槽から軟
水を前記食塩水貯溜槽へ供給可能かつ前記食塩水貯溜槽
から食塩水を前記イオン交換槽へ供給可能な第2の供給
管路と、水源から原水を前記イオン交換槽へ供給可能な
第3の供給管路と、この第3の供給管路に介装されて前
記イオン交換槽への原水の供給を許容し切替動作により
前記イオン交換槽への原水の供給を停止するとともに前
記イオン交換槽からの流水を排出する切替弁を備えてい
ることを特徴とするものである。
いては、前記第2の供給管路を、前記イオン交換槽から
軟水を前記食塩水貯溜槽へ供給可能な軟水供給管路と、
前記食塩水貯溜槽から食塩水を前記イオン交換槽へ供給
可能な食塩水供給管路の2本の管路にて構成するととも
に、同食塩水供給管路に前記食塩水貯溜槽の食塩水を前
記イオン交換槽へ供給する供給ポンプを介装して、請求
項2に係る発明の電解水生成装置とすることができる。
置においては、前記食塩水貯溜槽を前記イオン交換槽よ
り上方に配置して、前記第2の供給管路を前記食塩水貯
溜槽の貯溜面より下方に開口する1本の管路にて構成す
るとともに、同第2の供給管路に開閉弁を介装して、請
求項3に係る発明の電解水生成装置とすることができ
る。
置は、電解槽と、被電解水に使用する食塩水を貯溜する
食塩水貯溜槽と、陽イオン交換樹脂を収容し原水を軟水
化処理するイオン交換槽と、前記食塩水貯溜槽から食塩
水を前記電解槽に向けて供給可能な第1の食塩水供給管
路と、前記イオン交換槽から軟水を前記食塩水貯溜槽へ
供給可能な軟水供給管路と、前記食塩水貯溜槽から食塩
水を前記イオン交換槽へ供給可能な第2の食塩水供給管
路と、水源から原水を前記イオン交換槽へ供給可能な原
水供給管路と、前記イオン交換槽からの流水を排出可能
な排出管路と、前記第2の食塩水供給管路、前記原水供
給管路及び前記排出管路に介装されて前記イオン交換槽
への原水の供給を許容しかつ前記イオン交換槽への食塩
水の供給と前記イオン交換槽からの流水の排出を共に停
止するイオン交換モードと前記イオン交換槽への食塩水
の供給と前記イオン交換槽からの流水の排出を共に許容
しかつ前記イオン交換槽への原水の供給を停止するイオ
ン再生モードに切り替え可能な切替手段を備えているこ
とを特徴とするものである。
電解水生成装置においては、食塩水貯溜槽にて所定の濃
度に調製された食塩水を希薄食塩水の被電解水として電
解槽へ供給して通常の電解を行って、例えば電解槽の陽
極室で酸性水を生成することができるとともに、同電解
槽の陰極室ではアルカリ性水を生成することができる。
この間または電解運転停止後に、必要により、水道水等
の原水をイオン交換槽を介して食塩水貯溜槽へ供給し
て、同食塩水貯溜槽にて被電解水に使用する所定の濃度
の食塩水を調製することができる。この場合には、原水
はイオン交換槽にて軟水化処理されて食塩水貯溜槽へ供
給される。
は、電解運転の中断または電解運転終了後等の電解運転
停止時に、イオン交換槽に収容されている陽イオン交換
樹脂を再生することができる。この再生における陽イオ
ン交換樹脂の再生液としては、食塩水貯溜槽内の被電解
水に使用する食塩水が使用される。このため、陽イオン
交換樹脂の再生専用の食塩水を収容する容器が不要であ
り、同容器を装備した市販の軟水器を採用する場合に比
較して、当該電解水生成装置が小型となって設置すべき
占用空間が小さくなり、またコストの低減を図ることが
できる。
解を制御する制御機構を陽イオン交換樹脂の再生を制御
するための制御機構にも併用することができるため、一
層のコストの低減を図ることができる。さらにまた、当
該電解水生成装置においては、陽イオン交換樹脂の再生
専用の食塩水の収容容器、および再生専用の制御機構を
省略することにより、イオン交換槽を装置に一体的に組
込むことができ、占用空間の縮小と関連して装置をすっ
きりした外観に形成することができる。
置においては、上述した作用効果が得られることは勿論
のこと、食塩水貯溜槽をイオン交換槽より上方に配置し
て、第2の供給管路を食塩水貯溜槽の貯溜面より下方に
開口する1本の管路にて構成するとともに、同第2の供
給管路に開閉弁を介装した構成であるため、陽イオン交
換樹脂の再生時には再生液である食塩水を食塩水貯溜槽
からイオン交換槽へ自重で供給することができ、これに
より再生液を供給するための供給ポンプ等供給手段の採
用を省略することができるとともに、管路の構成をシン
プルとすることができる。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る電解水生成
装置の第1実施形態を示していて、この実施形態の電解
水生成装置は、電解槽11と、被電解水に使用する食塩
水を貯溜する食塩水貯溜槽12と、原水を軟水化処理す
る陽イオン交換樹脂を収容したイオン交換槽13と、制
御装置14を備えており、電解槽11と食塩水貯溜槽1
2とは第1供給管路15により接続され、食塩水貯溜槽
12とイオン交換槽13とは第2供給管路16により接
続され、かつイオン交換槽13と水源(図示省略)とは
第3供給管路17により接続されている。
ン透過能を有する隔膜11bにて区画形成された一対の
隔室に区画形成されており、一方の隔室には陽極11c
が配設されて陽極室11dが形成され、かつ他方の隔室
には陰極11eが配設されて陰極室11fが形成されて
いる。なお、陽極11cおよび陰極11eは直流電源1
8の正極および負極に接続されている。
第1供給管路15は、主管路15aと、同主管路15a
から分岐する一対の分岐管路15b,15cにて構成さ
れている。主管路15aは、その上流端が食塩水貯溜槽
12に接続されて食塩水貯溜槽12の底部にて開口し、
一方の分岐管路15bは、その下流端が電解槽11の陽
極室11dに接続されて陽極室11dの底部にて開口
し、かつ他方の分岐管路15cは、その下流端が電解槽
11の陰極室11fに接続されて陰極室11fの底部に
て開口している。第1供給管路15においては、主管路
15aに供給ポンプ15dと流量センサ15eが介装さ
れ、各分岐管路15b,15cには手動式の流量調整弁
15f,15gが介装されている。なお、流量センサ1
5eは、流量の異常を検出するために設けられていて、
各流量調整弁15f,15gの下流にそれぞれ設けて実
施することも可能である。
れた所定濃度の希薄食塩水が第1供給管路15を介して
電解槽11の各電極室11d,11fに供給され、電解
槽11内にて有隔膜電解がなされ、陽極室11dでは次
亜塩素酸を主要成分とする酸性水が生成され、かつ陰極
室11fでは水酸化ナトリウムを主要成分とするアルカ
リ性水が生成される。生成された酸性水およびアルカリ
性水は各流出管路11g,11hを介して外部へ流出さ
れる。
続する第2供給管路16は、軟水供給管路16aと、食
塩水供給管路16bの2本の管路にて構成されている。
軟水供給管路16aおよび食塩水供給管路16bは共
に、食塩水貯溜槽12とイオン交換槽13とに接続され
ている。軟水供給管路16aは、その上流端がイオン交
換槽13の頂部にて開口し、かつ下流端が食塩水貯溜槽
12における食塩水の貯溜面より上方にて開口してい
る。一方、食塩水供給管路16bは、その下流端がイオ
ン交換槽13の頂部にて開口し、かつ上流端が食塩水貯
溜槽12における食塩水の貯溜面より下方にて開口して
いる。食塩水供給管路16bには供給ポンプ16c(電
磁式常閉型の開閉弁で実施することも可能)が介装され
ている。
換型の陽イオン交換樹脂を収容した筒状のもので、上下
両端部は閉塞されていて、上端部には上記したごとく第
2供給管路16を構成する軟水供給管路16aの上流端
と、食塩水供給管路16bの下流端とが接続されてい
る。また、イオン交換槽13の底部には、水源に接続さ
れた第3供給管路17の下流端が接続されている。第3
供給管路17は、原水供給管路17aと排出管路17b
とにより構成されており、原水供給管路17aには供給
ポンプ17cが介装され、かつ排出管路17bには手動
式の開閉弁17dおよび流量センサ17eが介装されて
いる。なお、流量センサ17eは、排出管路17bを通
して排出される排出量を検出するために設けられてい
て、この流量センサ17eを設けずに実施することも可
能である。
路17aと排出管路17bの分岐部に三方切替弁17f
が介装されている。三方切替弁17fは切替動作によ
り、原水のイオン交換槽13への供給を許容するととも
にイオン交換槽13からの水の排出を規制する機能と、
原水のイオン交換槽13への供給を規制するとともにイ
オン交換槽13からの水の排出を許容する機能を有す
る。
よび各駆動回路を主要構成部品とするもので、流量セン
サ15e,17e、各供給ポンプ15d,16c,17
c、三方切替弁17f、および直流電源18にそれぞれ
接続されている。制御装置14は、各供給ポンプ15
d,16c,17cの駆動、三方切替弁17fの切替動
作、および各電極11c,11eに付与する電気量を制
御して被電解水の電解運転を行うとともに、所定時間ま
たは所定量の電解がなされた後に電解運転を停止すべく
機能する。また、制御装置14は、電解運転停止後に供
給ポンプ16cの駆動、および三方切替弁17fの切替
動作を制御して、イオン交換槽13に収容されている陽
イオン交換樹脂の再生運転を行うとともに、所定時間ま
たは再生液の排出量が所定量に達した後に再生運転を停
止すべく機能する。
ては、食塩水貯溜槽12にて被電解水に使用する所定の
濃度の希薄食塩水を調製し、この希薄食塩水を電解槽1
1に供給して電解を行う。この場合、希薄食塩水の調製
用の原水は、供給ポンプ17cにより三方切替弁17f
を通してイオン交換槽13に供給され、供給された原水
はイオン交換槽13にて軟水化されて軟水供給管路16
aを介して食塩水貯溜槽12に至り、希薄食塩水の調製
用の軟水として使用される。なお、希薄食塩水の調製用
の軟水とは別に、食塩または濃塩水が食塩水貯溜槽12
に適宜手段にて所定量供給されて、所定の濃度の希薄食
塩水が調製される。
2から供給ポンプ15dにより各分岐管路15b,15
cを介して、各流量調整弁15f,15gを通して電解
槽11の陽極室11dおよび陰極室11fに供給され
る。電解槽11では有隔膜電解が行われ、陽極室11d
では酸性水が生成されて流出管路11gから流出され、
陰極室11fではアルカリ性水が生成されて流出管路1
1hから流出される。この有隔膜電解は制御装置14に
て制御され、所定時間経過後または電解生成水が所定量
に達した後電解運転が停止され、陽イオン交換樹脂の再
生運転が行われる。
替弁17fが切替動作されるとともに開閉弁17dが開
放された状態で、第2供給管路16における供給ポンプ
16cの駆動により、食塩水貯溜槽12内の希薄食塩水
が食塩水供給管路16bを介してイオン交換槽13へ供
給される。これにより、イオン交換槽13に収容されて
いるナトリウムイオン交換型の陽イオン交換樹脂が再生
される。再生に使用された希薄食塩水は三方切替弁17
fと第3供給管路17における排出管路17b(開閉弁
17d及び流量センサ17eが介装されている)を通し
て排出される。
は、電解運転終了後等の電解運転停止時に、イオン交換
槽13に収容されている陽イオン交換樹脂を再生するこ
とができるが、この場合、陽イオン交換樹脂の再生液と
して食塩水貯溜槽12内の被電解水に使用する希薄食塩
水が使用される。このため、陽イオン交換樹脂の再生専
用の食塩水を収容するための容器が不要であり、同容器
を装備した市販の軟水器を採用する場合に比較して、当
該電解水生成装置が小型となって設置すべき占用空間が
小さくなり、またコストの低減を図ることができる。
解を制御する制御装置14を電解運転と再生運転の両者
の制御に兼用して使用することができるため、制御装置
14を共通にして一層のコストの低減を図ることができ
る。さらにまた、当該電解水生成装置においては、陽イ
オン交換樹脂の再生専用の食塩水の収容容器、および再
生専用の制御機構を省略することにより、イオン交換槽
13を装置に一体的に組込むことができ、占用空間の縮
小と関連して装置をすっきりした外観に形成することが
できる。
実施形態を示していて、この電解水生成装置は図1に示
す電解水生成装置とは、食塩水貯溜槽12とイオン交換
槽13との配置関係、および第2供給管路16の構成を
除き、同一に構成されている。
食塩水貯溜槽12がイオン交換槽13より上方に配置さ
れているとともに、第2供給管路16が1本の管路にて
構成されていて、第2供給管路16は食塩水貯溜槽12
の底部とイオン交換槽13の頂部に接続されている。ま
た、第2供給管路16には電磁式常閉型の開閉弁16d
が介装されている。なお、その他の構成は図1に示す電
解水生成装置と同様に構成されている。
においては、電解運転は図1に示す電解水生成装置と同
様であるが、陽イオン交換樹脂の再生運転が相違する。
図2の電解水生成装置における陽イオン交換樹脂の再生
運転においては、開閉弁16dを開放させることによ
り、食塩水貯溜槽12内の希薄食塩水が自重で第2供給
管路16を介して自然流下してイオン交換槽13に供給
されるとともに、イオン交換槽13から三方切替弁17
fと排出管路17bを通して排出する。この間、希薄食
塩水は、イオン交換槽13内にて陽イオン交換樹脂を再
生する。このため、食塩水貯溜槽12から希薄食塩水の
イオン交換槽13への供給に供給ポンプを使用する必要
がない。
実施形態を示していて、この電解水生成装置は図1に示
す電解水生成装置とは、食塩Sを網12aに入れて収容
する食塩水貯溜槽12内に飽和食塩水が貯溜される構
成、およびイオン交換槽13にて軟水化された原水に食
塩水貯溜槽12内の飽和食塩水が添加されて所定の濃度
の希薄食塩水に調製される構成を除き、同一に構成され
ている。なお、食塩水貯溜槽12に食塩水の循環ポンプ
(図示省略)を付設して実施することも可能である。
第1供給管路15の主管路15aに濃食塩水供給管路1
5hと軟水供給管路15iが接続されていて、主管路1
5aには供給ポンプ15dに代えて塩濃度センサ15j
が介装されている。濃食塩水供給管路15hは、その上
流端が食塩水貯溜槽12に接続されて食塩水貯溜槽12
の底部にて開口し、かつ下流端が主管路15aの上流端
に接続されて開口していて、定量供給ポンプ15kが介
装されている。軟水供給管路15iは、その上流端が軟
水供給管路16aに接続されて開口し、かつ下流端が主
管路15aの上流端に接続されて開口していて、電磁式
常閉型の開閉弁15mが介装されている。また、軟水供
給管路16aの軟水供給管路15iが接続される部位よ
り下流に電磁式常閉型の開閉弁16eが介装されてい
る。定量供給ポンプ15kは塩濃度センサ15jの検出
信号に基づいて制御装置14によりフィードバック制御
されるようになっていて、これによって第1供給管路1
5の主管路15aに所定の濃度の希薄食塩水が供給され
るようになっている。また、食塩水貯溜槽12に設けた
水位センサ(図示省略)と制御装置14によって水源か
ら食塩水貯溜槽12に至る部位に設けた各機器が制御さ
れるようになっていて、食塩水貯溜槽12内に収容され
る飽和食塩水の量(水位)が所定範囲に維持されるよう
になっている。なお、その他の構成は図1に示す電解水
生成装置と同様に構成されている。
においては、電解運転時、開閉弁15mが開状態とされ
るとともに開閉弁16eが閉状態とされた状態にて、図
1の電解水生成装置と略同様にして、所定の濃度の希薄
食塩水が電解槽11に供給されて電解される。また、両
開閉弁15m,16eが閉状態とされた状態にて、図1
の電解水生成装置と略同様にして、陽イオン交換樹脂の
再生運転が行われる。この実施形態においては、飽和食
塩水(濃食塩水)がイオン交換槽13に供給されて、イ
オン交換槽13に収容されている陽イオン交換樹脂の再
生運転が行われるため、陽イオン交換樹脂の再生運転が
効率よく行われる。
実施形態を示していて、この電解水生成装置は図3に示
す電解水生成装置とは、イオン交換槽13にて軟水化さ
れた原水と食塩水貯溜槽12内の飽和食塩水が希塩水貯
溜槽19に供給されて所定の濃度の希薄食塩水に調製さ
れる構成、および希塩水貯溜槽19内の所定の濃度の希
薄食塩水が図1に示す電解水生成装置と同様に供給ポン
プ15dによって電解槽11に供給される構成を除き、
同一に構成されている。
希塩水貯溜槽19に設けた塩濃度センサ15jの検出信
号に基づいて、濃食塩水供給管路15hに介装したピン
チバルブ15nと軟水供給管路15iに介装した電磁式
常閉型の開閉弁15mが制御装置14によりフィードバ
ック制御されるようになっていて、これによって希塩水
貯溜槽19内にて所定の濃度の希薄食塩水が調製される
ようになっている。なお、その他の構成は図3に示す電
解水生成装置と同様に構成されている。
においては、図1に示す電解水生成装置と同様に電解運
転が行われるとともに、図3に示す電解水生成装置と同
様に陽イオン交換樹脂の再生運転が効率よく行われる。
実施形態を示していて、この電解水生成装置は図3に示
す電解水生成装置とは、各分岐管路15b,15cに流
量センサ15eがそれぞれ介装されている構成、水源か
らイオン交換槽13に原水を供給する原水供給管路17
aとこの管路17aに介装した供給ポンプ17cと電磁
式常閉型の開閉弁17gの構成、食塩水貯溜槽12内の
飽和食塩水を原水とともにイオン交換槽13に供給する
食塩水供給管路16bとこの管路16bに介装した電磁
式常閉型の開閉弁16fとこの開閉弁16fの下流に接
続されて食塩水供給管路16bを流れる原水により食塩
水貯溜槽12内の飽和食塩水を吸引供給する吸い込み管
路16gの構成、および排出管路17bとこの管路17
bに介装した電磁式常閉型の開閉弁17hの構成を除
き、同一に構成されている。なお、イオン交換槽13は
食塩水貯溜槽12外に配置して実施することも可能であ
る。
においては、電解運転時、開閉弁15m,17gが開状
態とされるとともに開閉弁16e,16f,17hが閉
状態とされ、かつ供給ポンプ17cが駆動された状態に
て、図3の電解水生成装置と略同様にして、所定の濃度
の希薄食塩水が電解槽11に供給されて電解される。ま
た、開閉弁15m,16e,17gが閉状態とされると
ともに開閉弁16f,17hが開状態とされ、かつ供給
ポンプ17cが駆動された状態にて、食塩水供給管路1
6bを通して食塩水がイオン交換槽13に供給されて、
イオン交換槽13に収容されている陽イオン交換樹脂の
再生運転が行われる。また、食塩水貯溜槽12に設けた
水位センサ(図示省略)と制御装置14によって開閉弁
15m,16e,16f,17g,17hと供給ポンプ
17c等が制御されて、食塩水貯溜槽12内に収容され
る飽和食塩水の量(水位)が所定範囲に維持されるよう
になっている。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
槽、14…制御装置、15…第1供給管路、16…第2
供給管路、16a…軟水供給管路、16b…食塩水供給
管路、16c…供給ポンプ、16d…開閉弁、17…第
3供給管路、17a…原水供給管路、17b…排出管
路、17f…三方切替弁。
Claims (4)
- 【請求項1】電解槽と、被電解水に使用する食塩水を貯
溜する食塩水貯溜槽と、陽イオン交換樹脂を収容し原水
を軟水化処理するイオン交換槽と、前記食塩水貯溜槽か
ら食塩水を前記電解槽に向けて供給可能な第1の供給管
路と、前記イオン交換槽から軟水を前記食塩水貯溜槽へ
供給可能かつ前記食塩水貯溜槽から食塩水を前記イオン
交換槽へ供給可能な第2の供給管路と、水源から原水を
前記イオン交換槽へ供給可能な第3の供給管路と、この
第3の供給管路に介装されて前記イオン交換槽への原水
の供給を許容し切替動作により前記イオン交換槽への原
水の供給を停止するとともに前記イオン交換槽からの流
水を排出する切替弁を備えていることを特徴とする電解
水生成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の電解水生成装置におい
て、前記第2の供給管路を、前記イオン交換槽から軟水
を前記食塩水貯溜槽へ供給可能な軟水供給管路と、前記
食塩水貯溜槽から食塩水を前記イオン交換槽へ供給可能
な食塩水供給管路の2本の管路にて構成するとともに、
同食塩水供給管路に前記食塩水貯溜槽の食塩水を前記イ
オン交換槽へ供給する供給ポンプを介装したことを特徴
とする電解水生成装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の電解水生成装置におい
て、前記食塩水貯溜槽を前記イオン交換槽より上方に配
置して、前記第2の供給管路を前記食塩水貯溜槽の貯溜
面より下方に開口する1本の管路にて構成するととも
に、同第2の供給管路に開閉弁を介装したことを特徴と
する電解水生成装置。 - 【請求項4】電解槽と、被電解水に使用する食塩水を貯
溜する食塩水貯溜槽と、陽イオン交換樹脂を収容し原水
を軟水化処理するイオン交換槽と、前記食塩水貯溜槽か
ら食塩水を前記電解槽に向けて供給可能な第1の食塩水
供給管路と、前記イオン交換槽から軟水を前記食塩水貯
溜槽へ供給可能な軟水供給管路と、前記食塩水貯溜槽か
ら食塩水を前記イオン交換槽へ供給可能な第2の食塩水
供給管路と、水源から原水を前記イオン交換槽へ供給可
能な原水供給管路と、前記イオン交換槽からの流水を排
出可能な排出管路と、前記第2の食塩水供給管路、前記
原水供給管路及び前記排出管路に介装されて前記イオン
交換槽への原水の供給を許容しかつ前記イオン交換槽へ
の食塩水の供給と前記イオン交換槽からの流水の排出を
共に停止するイオン交換モードと前記イオン交換槽への
食塩水の供給と前記イオン交換槽からの流水の排出を共
に許容しかつ前記イオン交換槽への原水の供給を停止す
るイオン再生モードに切り替え可能な切替手段を備えて
いることを特徴とする電解水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34002696A JP3267882B2 (ja) | 1995-12-20 | 1996-12-19 | 電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33237895 | 1995-12-20 | ||
JP7-332378 | 1995-12-20 | ||
JP34002696A JP3267882B2 (ja) | 1995-12-20 | 1996-12-19 | 電解水生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09225465A JPH09225465A (ja) | 1997-09-02 |
JP3267882B2 true JP3267882B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=26574176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34002696A Expired - Fee Related JP3267882B2 (ja) | 1995-12-20 | 1996-12-19 | 電解水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3267882B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP6069412B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2017-02-01 | 株式会社TrアンドK | 簡易型の電解式水素ガス発生装置 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP34002696A patent/JP3267882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09225465A (ja) | 1997-09-02 |
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