JPH10248161A - 電源ユニット - Google Patents

電源ユニット

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JPH10248161A
JPH10248161A JP9070571A JP7057197A JPH10248161A JP H10248161 A JPH10248161 A JP H10248161A JP 9070571 A JP9070571 A JP 9070571A JP 7057197 A JP7057197 A JP 7057197A JP H10248161 A JPH10248161 A JP H10248161A
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JP
Japan
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power supply
unit
connector
supply unit
connection
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JP9070571A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Otomo
高敏 大伴
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、信号制御ユニットと信号処理ユニ
ット間の配線接続に際して、通信ラインおよび電源ライ
ンの接続をユニット化してワンタッチで効率よく配線接
続することができる電源ユニットの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、信号制御ユニットと、この信
号制御ユニットと通信ラインを接続する信号処理ユニッ
トとの接続部間に介装され、両者の信号ラインを接続す
る通信ライン接続部および外部の電源を信号処理ユニッ
トに接続する外部電源接続部を備えてユニット化した電
源ユニットであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば検知セン
サ、小型スイッチ等の信号処理器の電源供給に使用され
るような電源ユニットに関し、さらに詳しくは多くの信
号処理器に対する電源供給の配線性能を高めた電源ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種装置に設置される検知セン
サや小型スイッチ等の信号処理器(以下スレーブと称
す)への配線に際しては、図11に示すように、信号を
伝送制御するマスタ111および主電源112から各々
のケーブル113を介して消費電力の異なる各スレーブ
114…に配線接続している。
【0003】この場合、第1スレーブ群115に続いて
第2スレーブ群116あるいは第nスレーブ群まで配線
するには、配線領域の関係から後続スレーブ群の電圧容
量が不足するため、その直前に外部から電源を供給する
中継電源117を備えた中継端子台118を介在させて
配線接続している。これにより、後続のスレーブ群に満
足する電源を供給している。
【0004】しかし、この種の中継端子台118への配
線は、図12に示すように、マスタ側と接続する通信ケ
ーブル119,119および電源ケーブル120,12
0と、後続のスレーブ群側と接続する通信ケーブル12
1,121および電源ケーブル122,122との多く
の配線接続部123…を有し、この中継端子台118を
挟む両側から4本ずつ合計8本のケーブルを取付ける配
線作業を要し、また前段の不要となった電源ケーブル1
20,120を取外したケーブル端部に対しては絶縁処
理124を必要とし、その取外された中継端子台118
の電源ケーブル接続部分に外部からの中継電源ケーブル
125,125を接続している。このため、配線に必要
な全てのケーブルを接続固定するための中継端子台を要
し、さらにこの中継端子台への配線作業に手間がかかる
問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、信
号制御ユニットと信号処理ユニット間の配線接続に際し
て、通信ラインおよび電源ラインの接続をユニット化し
てワンタッチで効率よく配線接続することができる電源
ユニットの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
信号制御ユニットと、この信号制御ユニットと通信ライ
ンを接続する信号処理ユニットとの接続部間に介装さ
れ、両者の信号ラインを接続する通信ライン接続部およ
び外部の電源を信号処理ユニットに接続する外部電源接
続部を備えてユニット化した電源ユニットであることを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、入力側に信号制御
ユニットからの通信ラインと一括接続する入力コネクタ
を備え、出力側に信号処理ユニットへの通信ラインおよ
び電源供給ラインとを一括接続する出力コネクタを備え
た電源ユニットであることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、入力コネクタと出
力コネクタとの間に、信号制御ユニットからの電源ライ
ンを遮断する電源ライン遮断部を備えた電源ユニットで
あることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、信号制御ユニット
からの電源を接続許容する電源コネクタと、外部電源を
接続許容する外部電源コネクタとを備えた電源ユニット
であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、共通取付け部材の
任意位置に取付け許容して設けた電源ユニットであるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、ユニット化した電源ユニッ
トを信号制御ユニットと信号処理ユニットとの接続部間
に介装すると、信号制御ユニットからの通信ラインは通
信ライン接続部を介してそのまま信号処理ユニットへと
接続され、外部の電源は外部電源接続部を介して信号処
理ユニットへと接続される。
【0012】また、この電源ユニットを配線接続すると
き、同ユニットの一方に設けた入力コネクタを介して信
号制御ユニットからの通信ラインと一括接続し、同じく
ユニットの他方に設けた出力コネクタを介して信号処理
ユニットへの通信ラインおよび電源供給ラインとを一括
接続する。
【0013】また、入力コネクタを介して信号制御ユニ
ット側からの電源ラインと接続したとき、その電源ライ
ンを電源ライン遮断部で遮断する。さらに、信号制御ユ
ニット側からの電源ラインと接続許容する電源コネクタ
を使用するか、外部電源を接続許容する外部電源コネク
タを使用するかを選択許容する。
【0014】また、電源ユニットを配設するときは、こ
の電源ユニットを共通取付け部材の取付けに適した任意
位置に取付ける。
【0015】
【発明の効果】この結果、ユニット化した電源ユニット
のため取扱いが容易であり、接続に際しては入力コネク
タと出力コネクタを一括接続すればワンタッチで接続す
ることができ、コネクタによる接続だけで配線に必要な
全ての通信ラインおよび電源ラインを配線接続すること
ができる。従って、多くの配線作業を省略することがで
き、係員によるユニット交換作業や点検等のメンテナン
スも向上し、この電源ユニットを電圧降下領域に相当す
る信号処理ユニット群の前段に簡単に配設して所望の電
源供給を得ることができる。
【0016】さらに、入力コネクタと出力コネクタ間に
電源ライン遮断部を設ければ、一括接続すると同時に不
要となった電源ラインを遮断することができ、また同電
源ライン端部に対する絶縁処理も省略することができ
る。
【0017】また、1つの電源ユニットに信号制御ユニ
ットからの電源を接続許容する電源コネクタと、外部電
源を接続許容する外部電源コネクタとの双方の電源コネ
クタを選択許容して設ければ、使用条件に適した方を選
択して利用することができる。また、電源ユニットを共
通取付け部材の任意位置に取付けるようにした場合は、
この電源ユニットの設置が一層簡単となる。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 [第1実施例]図1は電源ユニット11を示し、この電
源ユニット11は長方形状の基盤12に入力コネクタ1
3と出力コネクタ14と外部電源接続部15とを一体的
に形成してユニット化し、この電源ユニット11をマス
タ16側と電圧降下領域に相当するスレーブ群17側と
の間に介在して各スレーブ17a,17b…に対する定
電圧供給を行って安定した伝送を維持するように構成し
ている。
【0019】ユニット化した基盤12の一側面には差込
み式に着脱許容する入力コネクタ13は凹形接続部13
aを有して取付けられ、この凹形接続部13aとマスタ
側のケーブルコネクタ18の凸形接続部18aとを凹凸
対応させて差込むことにより一括接続する。
【0020】この場合、図2にも示すように、ケーブル
コネクタ18はマスタ側からの2本の通信ケーブル19
と主電源側からの2本の電源ケーブル20との合計4本
の並列ケーブル19,20に応じた接続ピン18b…を
凸形接続部18aに有し、またこれに対応する入力コネ
クタ13は2本の通信ライン21と2本の電源ライン2
2との合計4本の並列ライン21,22に応じたピン孔
13b…を凹形接続部13aに有して、差込み操作する
だけのワンタッチ操作で接続許容している。
【0021】この入力コネクタ13と対応する基盤12
の他側面には差込み式に着脱許容する出力コネクタ14
が凹形接続部14aを有して取付けられ、この凹形接続
部14aとスレーブ入力コネクタ23の凸形接続部23
aとを凹凸対応させて差込むことにより一括接続し、こ
の場合も出力コネクタ14は2本の通信ライン21と2
本の外部電源ライン24との合計4本の並列ライン2
1,24に応じたピン孔14b…を凹形接続部14aに
有し、またこれに対応するスレーブ入力コネクタ23は
スレーブ17a側の2本の通信ライン25と2本の電源
ライン26との合計4本の並列ライン25,26に応じ
た接続ピン23bを凸形接続部23aに有して、同様に
差込み操作するだけのワンタッチ操作で接続許容してい
る。
【0022】また、入力コネクタ13と出力コネクタ1
4との間の基盤12上にはプリント基板27を配設して
おり、このプリント基板27に通信ライン21と電源ラ
イン22および外部電源ライン24との各種配線ライン
を形成しており、このうち電圧降下して不要となった電
源ライン22に対しては、そのライン22を遮断して通
電阻止する電源ライン遮断部28を形成している。この
電源ライン遮断部28の形成により、遮断部分に対する
絶縁処理を省略でき、また新たに接続する外部電源の接
続を容易にしている。
【0023】外部電源接続部15は、基盤12の下面側
に取付けられ、ここに外部電源29が接続され、続いて
外部電源を変換(例えばAC100V〜240V →DC24V )する
AC/DC変換器(電力変換器)30および2本の外部
電源ライン24を介して出力コネクタ14に配線接続し
ている。これにより、電圧降下領域のスレーブ群17側
が要請する所望の電圧を外部電源29から新たに安定供
給する。
【0024】この安定供給された電圧に基づいて最初に
接続されたスレーブ17aの信号処理器31が駆動さ
れ、またこのスレーブ17aからは後段のスレーブに対
し縦横に分岐配線された各スレーブ出力コネクタ32,
33を介して後段の各スレーブ入力コネクタ34,35
に配線接続される。これにより、スレーブ群17の各々
の消費電力の異なる各スレーブ17a,17b…に対し
て満足する定電圧を供給することができる。
【0025】このように構成された電源ユニット11を
使用するときは、この電源ユニット11の外部電源接続
部15に外部電源29を接続した状態で入力コネクタ1
3と出力コネクタ14をスレーブ群17の手前の配線対
応部間のコネクタ18,23にそれぞれ差込んで嵌合す
るだけで一括接続できる。特に、この電源ユニット11
はユニット化した単体のため取扱いが容易であり、配線
接続に際しては両コネクタ13,14の差込み操作だけ
で通信ラインおよび電源ラインの全ての配線が直ちに完
了し、多数の配線ケーブルを1本ずつ接続するような手
作業を省略することができる。
【0026】また、図3にも示すように、電圧降下領域
に相当する配設位置の各スレーブ群17A、17B…に
対し、その前段に電源ユニット11を介在させるだけで
簡単に所望の電源供給を得ることができる。
【0027】[第2実施例]図4は電源装置41を示
し、この電源装置41は電源が供給される第1電源ユニ
ットU1 の第1号機から第n電源ユニットUnの第n号
機までの全号機に配線接続して駆動許容しており、これ
らの全号機に対して電源スイッチを入れると、第1電源
ユニットU1 から第n電源ユニットUnまでの全電源ユ
ニットを同時に立上げるために一時的に大きな突入電流
が流れて、各号機の起動不良が発生したり、ブレーカ4
2の遮断が発生したり、他の装置の誤動作等を発生させ
る不具合が生じるため、この突入電流を回避する突入電
流回避機能を備えて構成している。
【0028】図5は突入電流回避機能を備えた電源ユニ
ットU1 の遅延回路51を示し、この遅延回路51は外
部から電圧を印加することによりリレー接点52をON
するシーケンス起動入力部53,54と、主電源入力部
55,56,57と、この主電源入力された交流を直流
に変換する電力変換器58と、ここでスレーブ制御用に
低電圧の直流に変換されるシーケンス起動出力用の直流
出力部59,60とから構成される。
【0029】この場合、主電源入力部55,56,57
の3配線のうち、第1電源ユニットU1 は遅延時間が不
要なため回路接点61を未通過の配線(55,57)で
接続し、第2電源ユニットU2 以降は遅延時間が必要な
ため回路接点61を通過させた配線(56,57)で接
続している。
【0030】この遅延回路51を各電源ユニットに組込
んで連設することにより、第1電源ユニットU1 には最
初の主電源入力がそのまま入力され、第2電源ユニット
U2以降は前の動作出力(リレー接点52を通過する起
動時間差)を遅延指令信号として入力するための各電源
ユニットU1 〜Unの接続順に供給時間差(例えば0.25
s程度)を生じさせて電源供給し、この供給時間差を受
けて各号機は時間差順に立上がるため、一時的に集中す
る大きな突入電流を回避することができる。
【0031】図6は遅延回路51を全号機の電源ユニッ
トU1 〜Unに組込んで号機順に配線接続した場合を示
し、同一主電源62に接続された全号機の電源ユニット
U1〜Unに対して、今、起動スイッチ63をONする
と、電源ライン64を介して第1電源ユニットU1 に交
流電圧が印加され、この交流電圧を電力変換器58で直
流電圧に変換して直流出力部59,60よりスレーブ
(負荷)に向けて出力される。この出力が分岐接続ライ
ン65を介して第2電源ユニットU2 のシーケンス起動
入力部53,54へと分岐出力し、これに連動して第2
電源ユニットU2のリレー接点52が駆動される。
【0032】このリレー接点52の駆動に基づいて第2
電源ユニットU2 の電力変換器58に交流電圧が印加さ
れ、この交流電圧を電力変換器58で直流電圧に変換し
て直流出力部59,60より次号機のシーケンス起動入
力部53,54へと出力し、これに連動して次号機のリ
レー接点52が駆動される。
【0033】このような遅延回路51を全電源ユニット
U1 〜Unに備えることにより、電源ユニット毎に遅延
時間を生じさせて、第1号機から順に最終の第n号機ま
で供給時間差を付けて分散して立上げることができるた
め、大きな突入電流の発生を完全に解消できる。従っ
て、同一主電源62に接続された全電源ユニットU1 〜
Unを一括起動する起動スイッチ63を入れても遅延起
動作用が働くためブレーカ42は遮断せず、常に安定し
た起動が得られる。
【0034】[第3実施例]図7は遅延回路を備えた電
源ユニット71を示し、この電源ユニット71は長方体
の基台72の上部に入力電源コネクタ73と出力電源コ
ネクタ74を有し、下部には外部電源入力コネクタ75
を有し、正面には供給電源を遅延設定する遅延時間操作
部76とパイロットランプ77と手動操作用の起動スイ
ッチ78とを有し、背面には水平方向に設置されるDI
Nレール等の帯板状の取付けレール79に着脱可能な嵌
合固定用の共通取付け溝80を有するユニット化された
単体で取付けられる。
【0035】この場合、入力電源コネクタ73はマスタ
側の主電源から配線される電源入力ケーブル81が配線
接続され、他方の出力電源コネクタ74は電源出力ケー
ブル82を介して電力消費する各スレーブへと配線接続
される。
【0036】このとき、配線距離が長い場合やスレーブ
の消費電力が大きいために途中で電圧降下するようであ
れば、外部交流電源83から配線される外部電源入力ケ
ーブル84を外部電源入力コネクタ75に接続して所望
の電圧を供給する。
【0037】このように、1つの電源ユニット71に対
し、主電源からの電源供給と、外部交流電源83からの
電源供給との双方の供給電源の一方を選択できるため、
電圧降下状態の使用条件に適した供給電源を選択利用す
ることができる。
【0038】遅延時間操作部76は後述する遅延回路の
遅延時間を設定操作し、パイロットランプ77は点灯し
て外部から電源供給時の遅延状態を目視確認できるよう
にしている。また、起動スイッチ78は係員の手動操作
によって起動操作する。さらに、この電源ユニット71
の取付けに際しては、取付けに適した取付けレール79
の任意位置に、背面の共通取付け溝80を嵌合固定する
だけで簡単に取付けることができる。
【0039】図8は遅延回路を第1〜第3電源ユニット
71a〜71cのそれぞれに組込んでユニット配列順に
配線接続した場合を示し、電源ユニットの内部にはスイ
ッチ駆動回路85と、これに対応する内部スイッチ(SW
1 )86と、遅延回路87と、電力変換器88と、既述
した手動操作用の起動スイッチ(SW2 )78とを内蔵し
て構成され、外部に設けられた遅延時間操作部76の設
定操作に基づいて同一の外部交流電源83に接続された
全電源ユニット71a〜71cを一定時間ずつ遅延させ
ることができ、この設定した遅延時間の間隔で順次立上
げる。
【0040】このように構成された遅延回路を備えた電
源ユニット71a〜71cの遅延起動状態を次に説明す
る。今、係員が起動スイッチ(SW2 )78をON操作す
ると、外部交流電源83から交流電圧が外部電源入力ケ
ーブル84を介して第1電源ユニット71aに印加さ
れ、この交流電圧を電力変換器88で直流電圧に変換し
て出力電源コネクタ74側に出力され、この出力された
直流電圧は電源出力ケーブル82によって第1スレーブ
89へと出力される。
【0041】また、この出力は第2電源ユニット71b
の入力電源コネクタ73へと入力され、これに連動して
第2電源ユニット71bのスイッチ駆動回路85および
遅延回路87が遅延して駆動され、駆動された両回路8
5,87は各々の指令信号を出力して遅延動作を行わせ
ながら第2電源ユニット71bの電力変換器88を介し
て第2スレーブ90および第3電源ユニット71cへと
出力し、これに連動して第3電源ユニット71cが遅延
して駆動される。
【0042】このように遅延回路87を全電源ユニット
71a〜71cに備えることにより、ユニット毎に遅延
時間を生じさせて、第1電源ユニットから順に供給時間
差を付けて分散して立上げることができる。このため、
大きな突入電流の発生を解消して安定した起動が得られ
る。
【0043】図9は遅延回路91の一例を示し、この遅
延回路91はトランジスタTr1 、抵抗R1 ,R2 ,R
3 、ツェナダイオードD1 、可変コンデンサC1 により
構成し、CRの時定数を可変コンデンサC1 により調節
して所定の遅延時間を設定し、この遅延回路91に駆動
信号として直流電流が入力されて動作し、所定の遅延時
間後、リレーX1 を動作させてスイッチSW1 をONす
る。
【0044】図10は同じく遅延回路101の一例を示
し、この遅延回路101は抵抗R11,R12,R13、可変
コンデンサC11、コンデンサC12、ダイオードD11によ
り構成し、CRの時定数を可変コンデンサC11により調
節して所定の遅延時間を設定し、この遅延回路を101
に駆動信号としての直流電流がトランスによるカップリ
ング102を介して入力されて動作し、所定の遅延時間
後、スイッチSW1 を構成するトライアック103をO
Nする。
【0045】上述のように、電源ユニットはユニット化
しているため取扱いが容易であり、接続に際しては入力
側のコネクタと出力側のコネクタを一括接続すればワン
タッチで接続することができ、相互のコネクタによる接
続だけで配線に必要な全ての通信ラインおよび電源ライ
ンを配線接続することができる。従って、多くの配線作
業を省略することができ、係員によるユニット交換作業
や点検等のメンテナンスも向上し、この電源ユニットを
電圧降下領域に相当するスレーブ群の前段に簡単に配設
して所望の電源供給を得ることができる。
【0046】さらに、入力コネクタと出力コネクタ間に
電源ライン遮断部を設ければ、一括接続すると同時に不
要となった電源ラインを遮断することができ、また同電
源ライン端部に対する絶縁処理も省略することができ
る。
【0047】また、1つの電源ユニットにマスタ側から
の主電源を接続許容する電源コネクタと、外部電源を接
続許容する外部電源コネクタとを選択許容して設けれ
ば、使用条件に適した電源を選択利用できる。また、電
源ユニットを取付けレールの任意位置に取付けるように
した場合は、この電源ユニットの取付けが一層簡単とな
る。
【0048】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の信号制御ユニットは、実施例のマ
スタ16に対応し、以下同様に、信号処理ユニットは、
スレーブ群17,17A,17B…およびスレーブ17
a,17b…に対応し、電源コネクタは、入力電源コネ
クタ73に対応し、外部電源コネクタは、外部電源入力
コネクタ75に対応し、共通取付け部材は、取付けレー
ル79に対応するも、この発明は上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例の電源ユニットの接続
状態を示す正面図。
【図2】 この発明の第1実施例の電源ユニットの一括
接続状態を示す要部斜視図。
【図3】 この発明の第1実施例の電源ユニットの配設
状態を示す説明図。
【図4】 この発明の第2実施例の電源ユニットの使用
状態を示す説明図。
【図5】 この発明の第2実施例の突入電流回避機能を
備えた電源ユニットの遅延回路図。
【図6】 この発明の第2実施例の突入電流回避機能を
備えた複数の電源ユニットの使用状態を示す遅延回路説
明図。
【図7】 この発明の第3実施例の電源ユニットの取付
け状態を示す外観斜視図。
【図8】 この発明の第3実施例の複数の電源ユニット
の使用状態を示す遅延回路説明図。
【図9】 この発明の第3実施例に用いられる遅延回路
の一例を示す遅延回路図。
【図10】 この発明の第3実施例に用いられる遅延回
路の他の例を示す遅延回路図。
【図11】 従来のマスタとスレーブ間の配線接続状態
を示す説明図。
【図12】 従来の中継端子台を用いた配線接続状態を
示す要部拡大平面図。
【符号の説明】
11,U1 〜Un,71,71a〜71c…電源ユニッ
ト 13…入力コネクタ 14…出力コネクタ 15…外部電源接続部 16…マスタ 17,17A,17B…スレーブ群 17a,17b…スレーブ 21…通信ライン 22…電源ライン 24…外部電源ライン 28…電源ライン遮断部 29…外部電源 73…入力電源コネクタ 75…外部電源入力コネクタ 79…取付けレール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号制御ユニットと、この信号制御ユニッ
    トと通信ラインを接続する信号処理ユニットとの接続部
    間に介装され、両者の信号ラインを接続する通信ライン
    接続部および外部の電源を信号処理ユニットに接続する
    外部電源接続部を備えてユニット化した電源ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電源ユニットは、入力側に
    信号制御ユニットからの通信ラインと一括接続する入力
    コネクタを備え、出力側に信号処理ユニットへの通信ラ
    インおよび電源供給ラインとを一括接続する出力コネク
    タを備えたことを特徴とする。
  3. 【請求項3】入力コネクタと出力コネクタとの間に、信
    号制御ユニットからの電源ラインを遮断する電源ライン
    遮断部を備えたことを特徴とする請求項2記載の電源ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】信号制御ユニットからの電源を接続許容す
    る電源コネクタと、外部電源を接続許容する外部電源コ
    ネクタとを備えた請求項1記載の電源ユニット。
  5. 【請求項5】共通取付け部材の任意位置に取付け許容し
    て設けた請求項1、2、3または4記載の電源ユニッ
    ト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002058246A (ja) * 2000-05-29 2002-02-22 Omron Corp 電源モジュールおよびこれに用いる電源ユニット
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