JPH1098831A - 負荷切換え装置 - Google Patents

負荷切換え装置

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JPH1098831A
JPH1098831A JP8251078A JP25107896A JPH1098831A JP H1098831 A JPH1098831 A JP H1098831A JP 8251078 A JP8251078 A JP 8251078A JP 25107896 A JP25107896 A JP 25107896A JP H1098831 A JPH1098831 A JP H1098831A
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connector
power supply
commercial power
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JP8251078A
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Noboru Arai
登 新井
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SHINSEI HAIDEN KK
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SHINSEI HAIDEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コージェネレーションシステムにおいて、誰も
が簡単に負荷に投入する切換えスイッチの順番を変更で
きる、負荷切換え装置を提供する。 【解決手段】商用電源と自家発電電源を備え、該商用電
源と自家発電電源からの電力を複数の負荷に交互に切り
換えて電力を供給するコージェネレーションシステムの
負荷切換え装置において、前記負荷切換え装置は、前記
負荷装置を前記商用電源または自家発電電源のどちらか
一方に切り換える複数の切換えスイッチを設けたスイッ
チ部と、前記切換えスイッチの切換えを制御する複数の
コントロールボックスを設けたコントロールユニット
と、前記コントロールユニットの動作順序を変更する複
数のコネクタを設けたコネクタユニットと、を備え、前
記コントロールユニットのコントロールボックスと前記
コネクタユニットのコネクタとは前記コネクタに着脱自
在なコネクタで接続する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コージェネレーシ
ョンシステム等の電力供給に使用される負荷切換え装置
に係り、特に複数の負荷を自家発電電源側および商用電
源側に切り換える負荷切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自社内にエンジン発電機等の自
家発電電源を備えて、自社内に電力を供給し、同時にエ
ンジンで発生した熱を冷暖房や給湯に利用するシステム
はコージェネレーションシステムと呼ばれており、エネ
ルギーの有効利用の点から普及してきている。 このコ
ージェネレーションシステムにおいては、使用する電力
の100%をエンジン発電機で供給するのではなく、例
えば、工場等で使用する場合は、工場設備が停止してい
る夜間における負荷は一部の照明だけなので、外部の電
力会社から供給される商用電力を使用し、工場が稼働す
る昼間にエンジン発電機を稼働させて、工場設備の全部
の負荷や、商用電力を併用して一部の負荷に電力を供給
するようにしている。従って、このエンジン発電機を始
動させて商用電力からエンジン発電機へ負荷を切り換え
る場合や、エンジン発電機側から商用電力へ切り換える
時には、負荷切換え装置が必要となる。
【0003】この負荷切換え装置の従来例を図7に示
す。図7において、負荷切換え装置100はエンジン発
電機101および商用電源102と103a,103
b,103c,103d,103eからなる負荷103
との間に接続され、この複数の負荷103をエンジン発
電機101と商用電源102を切り換える切り換えスイ
ッチ104a,104b,104c,104d,104
eからなる切換えスイッチ104部と、この複数の切換
えスイッチ部104をコントロールするタイマとリレー
組み込んだコントロールブロック105a,105b,
105c,105d,105eからなるコントロール部
105から構成され、これらの切換えスイッチ104と
コントロールブロック105は配電盤106の内部でそ
れぞれブロック毎に、配電盤106に直接取付け配線さ
れて、組付けられている。また、コントロール部105
には、エンジン発電機101の発電機盤107より動作
信号が供給される。さらに、コントロール部105に
は、このコントロール部105を動作させるための制御
電源として、制御電源切換えスイッチ108を介してエ
ンジン発電機101または商用電源102より供給され
ている。この負荷切換え装置100では、例えば、負荷
103aを切換える切換えスイッチ104aには、エン
ジン発電機101側へ切換えるための発電機側コイル1
09aと商用電源102側に切換えるための商用電源側
コイル110aが設けられ、この発電機側コイル109
aと商用電源側コイル110aが接続されたコントロー
ルブロック105aのコントロールにより、切り換えス
イッチ104aの接点をエンジン発電機101側か商用
電源102側に切換えるようになっている。この負荷切
換え装置100では、商用電源102からエンジン発電
機101へ切換えスイッチ部104を切り換える時は、
エンジン発電機101の出力に応じて順次コントロール
ブロック105のタイマとリレーで負荷103a,10
3b,103c,・・・の順序で切り換えられるように
構成されている。この順序はエンジン発電機101に急
激な負荷の変動を与えないよう負荷容量の小さい順序と
なっており、負荷切換え装置100の据え付け時にこの
投入順序が確定される。また、エンジン発電機101か
ら商用電源102へ切り換える場合は、負荷103の容
量がエンジン発電機101の出力容量をオーバーした時
に、負荷103の個別の103a,103b,103
c,・・を順次商用電源102側に切り換えるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の負荷切換え装置100では、工場等への設置後
に負荷103の容量に変動があり、負荷に投入する切換
えスイッチ部104の投入順序を変更したい場合、例え
ば負荷が最も軽い103aに負荷が追加されて負荷容量
が3番目になったので、投入順番を3番目にする場合
に、対応する負荷に投入する切換えスイッチ104aの
投入順序を変更しようとしても、負荷切換え装置100
は、配電盤の中に直接配線されて組み込まれているた
め、これを組み替えるためには、配線を外して順番を変
えて接続し直さなければならず、その間は停電させてお
く必要があり、ロスが大きいという問題があった。しか
もこの配線の変更作業は、この負荷切換え装置を使用し
ている工場の従業員には難しく、製造メーカーのサービ
スマンに依頼しなければならないので、遠隔地の場合は
時間と手間、即ちコストのかかるという問題があった。
これを改善する方法として、この投入順序をシーケンス
化したプログラムでコンピュータ制御する方式があり、
順番を変更する場合にプログラムを変更すればよかった
が、プログラムの変更はプグラムの専門家にしかでき
ず、誰もが簡単にできることではなく、しかもこの方式
はコンピュータを使用するために、装置そのもののコス
トが高くなるという問題があった。本発明は、上記した
従来の問題点に鑑みなされたもので、誰もが簡単に負荷
の切換えスイッチの切換え順番を変更できる、負荷切換
え装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、商用電源と自家発電電源を備え、該商用
電源と自家発電電源からの電力を複数の負荷に交互に切
り換えて電力を供給するコージェネレーションシステム
の負荷切換え装置において、前記負荷切換え装置は、前
記負荷装置を前記商用電源または自家発電電源のどちら
か一方に切換える複数の切換えスイッチを設けたスイッ
チ部と、前記切換えスイッチの切換えを制御する複数の
コントロールボックスを設けたコントロールユニット
と、前記コントロールユニットの動作順序を変更する複
数のコネクタを設けたコネクタユニットと、を備え、前
記コントロールユニットのコントロールボックスと前記
コネクタユニットのコネクタとは前記コネクタに着脱自
在なコネクタで接続されていることを特徴とするもので
ある。また、前記コントロールボックスは、自家発電電
源側のタイマとリレーおよぴ商用電源側のタイマとリレ
ーを備えていることを特徴とするものである。また、前
記コネクタユニットは、自家発電電源側のコネクタと商
用電源側のコネクタを備えていることを特徴とするもの
である。また、前記着脱自在なコネクタは、差し込みプ
ラグ式コネクタであることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の負荷切換え装置の
配線を示すブロック図、図2は図1の負荷切換え装置の
コントロールボックスを示す斜視図、図3は、図1の負
荷切換え装置のコネクタユニットを示す斜視図、図4
は、図1の負荷切換え装置の動作回路を示す回路図、図
5は、図1の負荷切換え装置のコネクタユニットの配線
を示すブロック図、図6は、図5のコネクタユニットの
配線を変更したブロック図である。
【0007】本発明の負荷切換え装置1は、図1に示す
ように、コントロールユニット10とコネクタユニット
20から構成され、このコントロールユニット10は負
荷装置3をエンジン発電機4または商用電源5に切換え
る負荷電源切換えスイッチ部30に接続され、コネクタ
ユニット20は発電機側信号リレー7と商用電源側信号
リレー8を介して発電機盤2に接続され、さらにエンジ
ン発電機4に接続されている。
【0008】コントロールユニット10は各独立したコ
ントロールボックス10a,10b,10c,10d,
10eから構成され、これらのコントロールボックス1
0a,10b,10c,10d,10eは切換えスイッ
チ部30のそれぞれの切換えスイッチ30a,30b,
30c,30d,30eに接続されている。また、これ
らのコントロールボックスボックス10a,10b,1
0c,10d,10eには、制御電源用切り換えスイッ
チ6を経由して、エンジン発電機4または商用電源5よ
り電源が供給される。これらのコントロールボックスボ
ックス10a,10b,10c,10d,10eは同一
の構成なのでコントロールボックス10aの構成につい
てのみ説明する。
【0009】このコントロールボックス10aは図2に
示すように、金属製のケース11に収納された基板12
の上に各構成部品である発電機側タイマ13、発電機側
リレー14、発電機側差し込みプラグ式コネクタ15、
商用電源側タイマ16、商用電源側リレー17、商用電
源側差し込みプラグ式コネクタ18、および切換えスイ
ッチ部30(図1参照)との接続用のターミナル19が
取り付けられている。
【0010】投入側タイマ13は、商用電源5よりエン
ジン発電機4への投入時間を調整するもので、エンジン
発電機4へ急激な負荷の変動を与えないために、比較的
ゆっくり投入できるようにした長時間用のタイマで、1
分用、または10分用の切換えタイマが使用されてい
る。この発電機側タイマ13に接続される発電機側リレ
ー14は2個のリレー14a,14bから構成されてい
る。これらの発電機側リレー14a,14aからターミ
ナル19を介して切換えスイッチ部30(図1参照)を
動作させるソレノイドコイル32aに接続されている。
また、このターミナル19にはメタルコンセントの発電
機側差し込みプラグ式コネクタ15が接続コードを介し
て接続されており、この発電機側差し込みプラグ式コネ
クタ15は、図3に示すような、コネクタユニット20
の発電機側コネクタ21に接続されている。
【0011】また、商用電源側タイマ16は、エンジン
発電機4から商用電源5へ瞬時に負荷を切り換える必要
があるため短時間用タイマで、1秒用、または10秒用
の切換えタイマが使用されている。この商用電源側タイ
マ16に接続されるリレー17は3個のリレー17a,
17a,17aから構成されている。これらのリレー1
7a,17a,17aからターミナル19を介して切換
えスイッチ部30(図1参照)を動作させるソレノイド
コイル36aに接続されている。また、このターミナル
19には商用電源側差し込みプラグ式コネクタ18が接
続コードを介して接続されており、この商用電源側差し
込みプラグ式コネクタ18は、図3に示すコネクタユニ
ット20の商用電源側コネクタ22に接続されている。
【0012】図3に示すコネクタユニット20は、金属
製の筐体に接続用のコネクタが取り付けられ、筐体の内
部でコネクタが接続され、ユニット化されて、図示しな
い配電盤に取り付けられている。発電機側コネクタ21
a〜21eは金属製の筐体の上半分に配線され、表側に
は発電機側を示する表示が貼り付けられ、各コネクタの
位置には切換え順番の表示が貼り付けられている。ま
た、商用電源側コネクタ22a〜22eは金属製の筐体
の下半分に配線され、表側には商用電源側を示す表示が
貼り付けられ、各コネクタの位置には切換え順番の表示
が貼り付けられている。さらに、発電機側コネクタ21
a〜21eと商用電源側コネクタ22a〜22eは、誤
って接続すると誤動作するので、発電機側コネクタ21
a〜21eと商用電源側コネクタ22a〜22eは誤っ
た場合に挿入できないように、ピン径を変えてある。
【0013】コントロールユニット10が接続される切
換えスイッチ部30は、図1に示すように、切換えスイ
ッチ30a,30b,30c,30d,30eから構成
され、これらの切換えスイッチ30a,30b,30
c,30d,30eは、負荷装置3の個別の負荷3a,
3b,3c,3d,3eに接続されている。これらの切
換えスイッチ30a,30b,30c,30d,30e
は全て同一構造なので、切換えスイッチ30aついての
み説明する。この切換えスイッチ30aは、切換え接点
31aと、コントロールボックス10aに接続されてい
る切換え接点31aを動作させる発電機側のソレノイド
コイル32aと、このソレノイドコイル32aで切換え
接点31aを動作させるアクチュエータ33aと、エン
ジン発電機4に接続する発電機側固定端子34aと、商
用電源5に接続する商用電源側固定端子35aと、コン
トロールボックス10aに接続された商用電源側のソレ
ノイドコイル36aと、切換え接点31aを動作させる
アクチュエータ37aとから構成されている。また、こ
の切換え接点31aの切り換わりを検出するため、図4
に示すように、発電機側固定端子34aには後述するリ
レーL1が接続され、商用電源側固定端子35aにはリ
レーL2が接続されている。
【0014】このように構成された負荷切換え装置1
は、図1に示すように接続され、図4に示す動作回路で
動作する。この動作を図4に基づいて説明する。なお、
図4において、太線は三相の電力供給線を示し、その他
の線は単相の制御用の配線を示している。図4におい
て、商用電源5よりエンジン発電機4へ電源を切り換え
る動作の場合は、まず、エンジン発電機4が定格運転に
なると、発電機盤2より発電機側切換え信号が発電機側
信号リレー7に出され、発電機側信号リレー7が導通状
態となる。すると制御電流がエンジン発電機4よりコネ
クタユニット20の1番目の発電機側コネクタ21aの
入力側ピンまで流れる。この状態では発電機側コネクタ
21a入力側ピンと出力側ピンは当然絶縁されており、
各コネクタは図1に示すように直列に接続されているの
で、発電機側コネクタ21aの出力側ピンに接続されて
いる2番目以降の発電機側コネクタ21b,21c,2
1d,21eには制御電流が流れない。
【0015】そこで、発電機側コネクタ21aの入力側
ピンまで流れてきた制御電流は、まず、接続されている
1番目のコントロールボックス10aの発電機側コネク
タ15aの入力側ピンを通り、手動スイッチSW1の端
子P0 に流れる。この手動スイッチSW1は、後述する
SW′1と連動しており、負荷3aを切換えしないで商
用電源5側に固定しておく場合や、負荷3aが無い場合
は可動接点Pを手動で固定側の端子P2 側に予め切換え
ておき、制御電流がコントロールボックス10aをパス
して、2番目のコントロールボックス10aに流れるよ
うにするものである。それ以外の場合は、予め手動で自
動側の端子P1 に切換えておく。従って、制御電流は自
動側の端子P1 より、リレーL1の接点部L′1の端子
Q0 に流れる。
【0016】この接点部L′1の可動接点Qは、スター
ト時において、発電機側タイマ13a側の端子Q1 に接
触しているので、制御電流は、発電機側タイマ13aに
流れ、発電機側タイマ13aを動作させる。この発電機
側タイマ13aの作動時間は、エンジン発電機4の立ち
上がり時間を考慮して、通常は60秒に設定してあるの
で、60秒後に発電機側タイマ13aが作動して、発電
機側タイマ13aの接点13′aを導通状態にする。す
ると、この発電機側タイマ13aの接点13′aに接続
されているリレー14aに電流が流れて、このリレー1
4aの接点14′aが導通するので、この接点14′a
に接続されているソレノイドコイル32aを励磁し、ソ
レノイドコイル32aに備えられているアクチュエータ
33aを動作させる。これにより、このアクチュエータ
33aに機械的に連結されている切換えスイッチ30a
の切換え接点31aが、商用電源側固定端子35aより
発電機側固定端子34aに切り換えられる。
【0017】つぎに、この切換えスイッチ30aが発電
機4側固定端子34aに切換わると、この発電機4側固
定端子34aの切換わりを検出する検出リレー38aが
導通状態となり、リレーL1に電流が流れるので、リレ
ーL1の接点部L′1を動作させ可動接点Qを端子Q1
より端子Q2に切り換える。すると、発電機側コネクタ
15aの入力側ピンより流れる制御電流は、接点部L′
1の端子Q0より端子Q2に流れ、さらに発電機側コネ
クタ15aの出力側ピンに接続されている発電機側コネ
クタ21aの出力側のピンを通り、コネクタユニット2
0の2番目の発電機側コネクタ21bの入力側ピンに流
れる。従って、この発電機側コネクタ21bに接続され
ている2番目のコントロールボックス10bに制御電流
が流れ、前記コントロールボックス10aと同様の動作
が行われ、切換えスイッチ30bがエンジン発電機4側
に切り換わる。
【0018】同様にして、切換えスイッチ30bの切換
わると、図1に示すように、制御電流は3番目の発電機
側コネクタ21cより3番目のコントロールボックス1
0cに伝達に流れ、切換えスイッチ30cがエンジン発
電機4側に切り換わる。また、同様にして、順次切換え
スイッチ30d、切換えスイッチ30eと切り換えられ
て、全ての切換えスイッチ30a〜30eが商用電源5
側よりエンジン発電機4側に切り換えられる。この切り
換えの順番は、コネクタユニット20のコネクタ21
a,21b,21c,21d,21eの順番で行われ、
常に、この順番が優先されるようになっている。従っ
て、コントロールボックス10の切り換えの順番を変更
する場合は、後述するように、コントロールボックス1
0の投入側差し込みプラグ式コネクタ15を必要な順番
のコネクタ21a〜21eの投入側コネクタ21に差し
込めばよい。
【0019】つぎに、この切換えスイッチ部30の切換
え順番の変更する方法を図5、図6に基づいて説明す
る。まず、図5において、発電機側差し込みプラグ式コ
ネクタ15a〜15dはそれぞれ発電機側コネクタ21
a〜21dに差し込まれている。また、商用電源側差し
込みプラグ式コネクタ18a〜18dは商用電源側コネ
クタ22a〜22dに差し込まれている。ここで、負荷
の変動があり、例えば、最も負荷の軽かった負荷3a
に、負荷が追加されて負荷の順番が3番目になり、代わ
りに負荷3bが最も軽くなり、負荷3cが2番目になっ
た場合に、負荷の投入順序は、3b,3c,3a,3
d,3eにする必要がある。そこで、図6に示すよう
に、発電機側差し込みプラグ式コネクタ15aを、コネ
クタユニット20の3番目の位置にある発電機側コネク
タ21cに差し替え、発電機側差し込みプラグ式コネク
タ15bをコネクタユニット20の1番目の位置にある
発電機側コネクタ21aに差し替え、発電機側差し込み
プラグ式コネクタ15cをコネクタユニット20の2番
目の位置にある発電機側コネクタ21bに差し替えるも
のである。
【0020】このように発電機側差し込みプラグ式コネ
クタ15を差し替えると、負荷の切換え順番は、コネク
タユニット20のコネクタ21a〜21eが優先される
ので、負荷の切換え順番は、3b,3c,3a,3d,
3eとなり、負荷の投入が無理なく行われ、エンジン発
電機4に余分な負担がかからなくなる。また、この差し
替え作業は、単に差し込みプラグ式コネクタを、元の位
置のコネクタから他の位置のコネクタに差し込むだけな
ので、非常に簡単な作業であり、しかも極めて短時間で
行うことができる。また、このコネクタの差し替え作業
は、エンジン発電機4または商用電源5から負荷装置3
へ電力が供給されている間でも、切換えスイッチ部30
は機械的保持機能を備えているので、コントロールユニ
ット10のコネクタをコネクタユニット20から抜いて
も、エンジン発電機4または商用電源5から負荷装置3
へ電力の供給が停止することはないので、コネクタの差
し替え作業で停電させる必要がなくなる。
【0021】つぎに、エンジン発電機4側から商用電源
5側に負荷3を切り換える動作の説明を、図4に基づい
て行う。図4において、負荷装置3の容量がエンジン発
電機4の能力をオーバーした場合に、エンジン発電機4
の負荷状況を監視している発電機盤2より商用電源側切
換え信号が出され、商用電源側信号リレー8が導通状態
となる。すると、制御信号はコネクタユニット20の1
番目の商用電源側コネクタ22aの入力側ピンまで流れ
る。すると制御電流がコネクタユニット20の1番目の
商用電源側コネクタ22aの入力側ピンまで流れる。入
力側ピンと出力側ピンは当然絶縁されており各コネクタ
は図1に示すように直列に接続されているので、出力側
ピンに接続されている2番目以降の商用電源側コネクタ
22b,22c,22d,22eには制御電流が流れな
い。そこで、商用電源側コネクタ22aの入力側ピンま
で流れてきた制御電流は、まず、1番目のコントロール
ボックス10aの商用電源側コネクタ18aの入力側ピ
ンを通り、手動スイッチSW′1 の端子P′0に流れ
る。手動スイッチSW′1 の可動接点P′は、通常は予
め自動側の端子P′1に切換えられているので、制御電
流はリレーL2の接点部L′2の端子Q′0に流れる。
【0022】この接点部L′2の可動接点Q′は、スタ
ート時において、商用電源側タイマ16a側の端子Q′
1に接触しているので、商用電源側タイマ16aに流れ
商用電源側タイマ16aを動作させる。この商用電源側
タイマ16aの作動時間は、エンジン発電機4の過負荷
時間を考慮して、短時間で動作するように通常は1秒に
設定してあるので、1秒後に商用電源側タイマ16aの
接点16′aを導通状態にする。すると、この商用電源
側タイマ16aの接点16′a接続されている商用電源
側リレー17aに制御電流が流れて、商用電源側リレー
17aの接点17′aが導通するので、接点17′aに
接続されている商用電源側のソレノイドコイル36aに
電流が流れて、このソレノイドコイル36aに備えられ
ているアクチュエータ37aを動作させる。これによ
り、このアクチュエータ37aに機械的に連結されてい
る切換えスイッチ30aの切換え接点31aが、エンジ
ン発電機側固定端子34aより商用電源側固定端子35
aに切り換えられる。
【0023】つぎに、この切換えスイッチ30aが商用
電源側固定端子35aに切換わると、この商用電源側固
定端子35aの切換わりを検出する検出リレー39aが
導通状態となり、リレーL2に電流が流れて接点部L′
2を動作させ、可動接点Q′を端子Q′1より端子Q′
2に切り換える。すると、商用電源側コネクタ18aの
入力側ピンより流れる制御電流は、接点部L′2の端子
Q′0より端子Q′2に流れ、さらに商用電源側コネク
タ18aの出力側ピンに接続されている商用電源側コネ
クタ22aの出力側のピンを通り、コネクタユニット2
0の2番目の発電機側コネクタ22bの入力側ピンに流
れる。従って、この発電機側コネクタ22bに接続され
ている2番目のコントロールボックス10bに制御電流
が流れ、前記コントロールボックス10aと同様の動作
が行われ、切換えスイッチ30bが商用電源5側に切り
換わる。
【0024】同様にして、切換えスイッチ30bが切換
わると、制御電流は3番目の商用電源側コネクタ22c
より3番目のコントロールボックス10cに伝達して流
れ、切換えスイッチ30cが商用電源5側に切り換わ
る。また、同様にして、順次切換えスイッチ30d、切
換えスイッチ30eと切り換えられて、全ての切換えス
イッチ30a〜30eがエンジン発電機4側より商用電
源5側に切り換えられる。このように、複数の負荷を持
っている場合は、負荷3の容量がエンジン発電機4の能
力より小さくなるまで、自動的に負荷が切り換えられ
る。また、ある程度の負荷3がエンジン発電機4側より
商用電源5側に切り換えられて、エンジン発電機4の能
力に余裕ができると、再度、発電機盤2より負荷3を商
用電源5側よりエンジン発電機4側への切換え信号が出
され、切換え動作が行われる。そしてまた、負荷3の容
量がエンジン発電機4の能力をオーバーした場合には、
自動的に負荷が商用電源5側に切り換えられ、常に負荷
3の状況により、適宜エンジン発電機4側または商用電
源5側に切り換えが行われるものである。
【0025】また、当然の事ながら、商用電源側コネク
タの順番を変更する場合も、発電機側のコネクタの差し
替え作業と同様に簡単に行うことができる。尚、上述し
た実施の形態においては、負荷を5個、コントロールボ
ックスを5個使用した場合の負荷切換え装置について説
明したが、本発明は5個に限定するものではなく、複数
であれば何個でも可能であることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明は、商用電源
と自家発電電源を備え、前記商用電源と自家発電電源か
らの電力を複数の負荷装置に交互に切り換えて供給する
コージェネレーションシステムの負荷切換え装置におい
て、前記負荷切換え装置は、前記負荷装置を前記商用電
源または自家発電電源のどちらか一方に切り換える複数
の切換えスイッチを設けたスイッチ部と、前記切換えス
イッチの切換えを制御する複数のコントロールボックス
を設けたコントロールユニットと、前記商用電源と自家
発電電源に接続され、前記コントロールユニットに制御
電力を供給する複数のコネクタを設けたコネクタユニッ
トと、を備え、前記コントロールユニットのコントロー
ルボックスと前記コネクタユニットのコネクタとは前記
コネクタに着脱自在なコネクタで接続されていることに
より、複数の負荷装置への電源切り換え順番の変更がコ
ネクタの差し替えのみで、簡単にできるという効果を奏
するものである。また、このコネクタの差し替えは単純
な作業のため、誰でもが確実にできるという効果を奏す
るものである。さらに、このコネクタの差し替え作業
は、極めて短時間に行うことができ、しかも、このため
に全設備を停電させる必要がないという極めて優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負荷切換え装置の配線を示すブロック
図である。
【図2】図1の負荷切換え装置のコントロールボックス
を示す斜視図である。
【図3】図1の負荷切換え装置のコネクタユニットを示
す斜視図である。
【図4】図1の負荷切換え装置の動作を示す回路図であ
る。
【図5】図1の負荷切換え装置のコネクタユニットの配
線を示すブロック図である。
【図6】図5のコネクタユニットの配線を変更したブロ
ック図である。
【図7】従来の負荷切換え装置の配線を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 負荷切換え装置 2 発電機盤 3 負荷装置 3a〜3e 負荷 4 エンジン発電機 5 商用電源 6 制御電源切換えスイッチ 7 発電機側信号リレー 8 商用電源側信号リレー 10 コントロールユニット 10a〜10dコントロールボックス 11 ケース 12 基板 13 発電機側タイマ 14 発電機側リレー 15 発電機側差し込みプラグ式コネクタ 16 商用電源側タイマ 17 商用電源側リレー 18 商用電源側差し込みプラグ式コネクタ 19 ターミナル 20 コネクタユニット 21a〜21e発電機側コネクタ 22a〜22e商用電源側コネクタ 30 切換えスイッチ部 30a〜30d切換えスイッチ 31 切換え接点 32 ソレノイドコイル 33 アクチュエータ 34 発電機側固定端子 35 商用電源側固定端子 36 ソレノイドコイル 37 アクチュエータ 38 検出リレー 39 検出リレー SW1,SW′1 スイッチ L1,L2 リレー L1,L′2 接点部 P,P′ 可動接点 P0,P′0 端子 P1,P2 端子 P′1,P′2端子 Q,Q′ 可動接点 Q0,Q′0 端子 Q1,Q2 端子 Q′1,Q′2端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と自家発電電源を備え、該商用
    電源と自家発電電源からの電力を複数の負荷に交互に切
    り換えて電力を供給するコージェネレーションシステム
    の負荷切換え装置において、 前記負荷切換え装置は、前記負荷装置を前記商用電源ま
    たは自家発電電源のどちらか一方に切り換える複数の切
    換えスイッチを設けたスイッチ部と、 前記切換えスイッチの切換えを制御する複数のコントロ
    ールボックスを設けたコントロールユニットと、 前記コントロールユニットの動作順序を変更する複数の
    コネクタを設けたコネクタユニットと、を備え、 前記コントロールユニットのコントロールボックスと前
    記コネクタユニットのコネクタとは前記コネクタに着脱
    自在なコネクタで接続されていることを特徴とするコー
    ジェネレーションシステムの負荷切換え装置。
  2. 【請求項2】 前記コントロールボックスは、自家発電
    電源側のタイマとリレーおよぴ商用電源側のタイマとリ
    レーを備えていることを特徴とする請求項1記載のコー
    ジェネレーションシステムの負荷切換え装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクタユニットは、自家発電電源
    側のコネクタと商用電源側のコネクタを備えていること
    を特徴とする請求項1記載のコージェネレーションシス
    テムの負荷切換え装置。
  4. 【請求項4】 前記着脱自在なコネクタは、差し込みプ
    ラグ式コネクタであることを特徴とする請求項1記載の
    コージェネレーションシステムの負荷切換え装置。
JP8251078A 1996-09-24 1996-09-24 負荷切換え装置 Pending JPH1098831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3185936U (ja) * 2013-06-21 2013-09-12 衛 木下 非常用照明

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JP3185936U (ja) * 2013-06-21 2013-09-12 衛 木下 非常用照明

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