JPH10248033A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JPH10248033A
JPH10248033A JP9065611A JP6561197A JPH10248033A JP H10248033 A JPH10248033 A JP H10248033A JP 9065611 A JP9065611 A JP 9065611A JP 6561197 A JP6561197 A JP 6561197A JP H10248033 A JPH10248033 A JP H10248033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
output
signal
signal line
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9065611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3859294B2 (ja
Inventor
Fumiki Nakamura
文樹 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP06561197A priority Critical patent/JP3859294B2/ja
Publication of JPH10248033A publication Critical patent/JPH10248033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859294B2 publication Critical patent/JP3859294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光面の任意画素領域を読み出す際に発生す
るスパイク状の電流を除去できる固体撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 CMD画素からなる画素部2と、読み出
し行を選択する垂直走査回路3と、シフトレジスタを用
い任意画素領域読み出し可能な水平走査回路4と、シフ
トレジスタの各ノードと次段ノードに接続したインバー
タの出力端を入力端に接続した2入力NOR回路6-1 ・
・と、制御端子をシフトレジスタの各ノードに接続し、
画素部の垂直信号線9-1 ・・とリファレンスライン11の
間に接続した水平リセットスイッチ7-1 ・・と、制御端
子を2入力NOR回路の出力端に接続し、垂直信号線と
出力信号線10間に接続した水平選択スイッチ8-1 ・・
と、出力信号線と信号出力端子15間に接続され、選択制
御信号により制御される選択制御スイッチ12と、出力信
号線とリファレンスラインとの間に接続された信号線リ
セットスイッチ13とで固体撮像装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像装置に
関し、特に受光面の任意領域の画素の出力を読み出すこ
との可能な固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受光面の任意領域の受光画素の読
み出し可能な固体撮像装置の走査回路を構成するシフト
レジスタとしては、例えば、特開平6−350933号
に開示されているようなものが知られている。このシフ
トレジスタの構成を図13に基づいて説明する。図13にお
いて、51は第1のクロック型インバータ51−1と第2の
クロック型インバータ51−2を直列に接続してなるシフ
トレジスタユニット、52は記憶用スイッチ、53は転送用
スイッチ、54は第1のインバータ54−1と第2のインバ
ータ54−2を直列に接続してなる記憶部である。第1の
クロック型インバータ51−1の出力ノードと記憶用スイ
ッチ52及び転送用スイッチ53の一端が接続され、記憶用
スイッチ52の他端と第1のインバータ54−1の入力端が
接続され、第2のインバータ54−2の出力端と転送用ス
イッチ53の他端が接続されており、これらの素子からな
る56で示すブロックがシフトレジスタの単位段を構成し
ている。
【0003】図13では7段の単位段からなるシフトレジ
スタを図示しているが、固体撮像装置の走査回路に用い
る実際のシフトレジスタにおいては、更に多段の構成と
なっている。そして、第1のクロック型インバータ51−
1はクロックφ2がHレベルのときにアクティブとな
り、第2のクロック型インバータ51−2はクロックφ1
がHレベルのときにアクティブとなるようになってお
り、第1段目のシフトレジスタユニット51の入力端には
パルスφSTが入力され、また、記憶用スイッチ52はク
ロックφTBAがHレベルのときに導通し、転送用スイ
ッチ53はクロックφLDがHレベルのときに導通するよ
うになっている。
【0004】次に、このように構成されているシフトレ
ジスタの動作を図14に示すタイミングチャートに基づい
て説明する。クロックφTBA,φLDをLレベルに保
った状態で、クロックφ1,φ2及びパルスφSTを入
力すると、クロックφ1及びφ2に同期して、パルスφ
STが各シフトレジスタユニットの出力ノードSR1.0,
SR2.0,・・・SR7.0 に伝達される。また、図15に示
すタイミングチャートのように、時刻tTBでクロックφ
2と同じタイミングでクロックφTBAをHレベルとす
ることで、この時のノードSR0.5,SR1.5,・・・SR
6.5 のレベルが記憶部54に記憶される。その後、時刻t
LDでクロックφLDをHレベルとすることで、SR0.5,
SR1.5,・・・SR6.5 の各ノードには、時刻tTBで記
憶したレベルが転送される。この時、クロックφ1はH
レベルであるため、SR1.0 にはSR0.5 の反転レベル
が、SR2.0 にはSR1.5 の反転レベルが・・・SR7.
0にはSR6.5 の反転レベルが出力される。時刻tTB
おいては、ノードSR2.5のみがLレベル、SR1.5,S
R3.5,SR4.5,SR5.5,SR6.5 の各ノードはHレベル
であるため、時刻tSTでパルスφSTとして入力された
Hレベルは、時刻t LD以降、SR3.0 以後のノードに順
次現れるようになる。このことは、本シフトレジスタの
SR1.0,SR2.0,・・・SR7.0 の各ノードからのHレ
ベルのパルスを、水平走査における水平選択パルスとし
て用い、SR1.0 を画素部の1列目、SR2.0 を画素部
の2列目・・・SR7.0 を画素部の7列目に対応させた
場合においては、画素部の3列目以降を順次選択したこ
とに相当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】次に、図16に示す従来
の固体撮像装置における問題点について説明する。図16
は、図13に示したシフトレジスタと特開平4−2128
1号などに示されているいわゆる横スミア抑圧回路を用
いて構成した固体撮像装置の回路構成図である。横スミ
ア抑圧回路は、光電変換素子として電流読み出し増幅型
のCMDを用いた固体撮像装置においては必須の回路で
あり、任意画素領域読み出しを行う際もその例外ではな
い。横スミア抑圧回路については、特開平4−2128
1号に更に詳細に説明されている。図16において、1は
本従来例における固体撮像装置の全体構成を示してお
り、画素部2は光電変換素子18を画素として用い、該画
素をマトリクス状に配置したものであり、ここでは説明
を簡単にするためn行×4列の画素で構成したものを示
している。光電変換素子18としては、ここではCMDを
用いている。3は垂直走査回路で、読み出し行を選択す
る走査信号を送出するものである。4は図13で示したシ
フトレジスタを用いた任意画素領域読み出しが可能な水
平走査回路で、図13において符号56で示したシフトレジ
スタ単位段と同じ構成の5段のシフトレジスタ単位段4
−1〜4−5で構成されている。
【0006】そして、初段のシフトレジスタ単位段4−
1のノードSR1.0 は、2入力のNOR回路6−1の一
方の入力端と、水平リセットスイッチ7−1の制御端子
に接続されている。2段目のシフトレジスタ単位段4−
2のノードSR2.0 は、2入力NOR回路6−2の一方
の入力端と、水平リセットスイッチ7−2の制御端子
と、インバータ5−1の入力端に接続されている。同様
にノードSR3.0 は、2入力NOR回路6−3の一方の
入力端と、水平リセットスイッチ7−3の制御端子と、
インバータ5−2の入力端に接続され、ノードSR4.0
は、2入力NOR回路6−4の一方の入力端と、水平リ
セットスイッチ7−4の制御端子と、インバータ5−3
の入力端に接続されている。そしてノードSR5.0 は、
インバータ5−4の入力端に接続されており、2入力N
OR回路6−1〜6−4の他方の入力端は、それぞれイ
ンバータ5−1〜5−4の各出力端に接続されている。
シフトレジスタ単位段4−1〜4−5の内部の構成は、
図13に示したものと同じであるので、ここでは説明を省
略する。
【0007】2入力NOR回路6−1〜6−4の出力端
からは、選択パルスφn1〜φn4が出力され、水平選
択スイッチ8−1〜8−4の制御端子に入力されるよう
に構成されている。水平選択スイッチ8−1〜8−4
は、それぞれ垂直信号線9−1〜9−4と出力信号線10
の間に設けられており、各水平選択スイッチの制御端子
にクロックのHレベルが入力されると、各垂直信号線9
−1〜9−4と出力信号線10が接続されるようになって
いる。出力信号線10は画素信号の出力端子(以下信号出
力端子という)15に接続されている。水平リセットスイ
ッチ7−1〜7−4は、それぞれ垂直信号線9−1〜9
−4とリファレンスライン11の間に設けられており、各
水平リセットスイッチの制御端子にHレベルが入力され
ると、各垂直信号線9−1〜9−4とリファレンスライ
ン11が接続されるようになっている。リファレンスライ
ン11は、基準電源17に接続されている。水平走査回路4
は、クロック端子14−1〜14−4から入力されるクロッ
クφ1,φ2,φLD,φTBA,及び前記各クロック
がインバータ20−1〜20−4によって反転されたクロッ
ク/φ1,/φ2,/φLD,/φTBAと、クロック
端子14−5から入力されるパルスφSTで駆動されるよ
うになっている。19は電流・電圧変換型のプリアンプ
で、信号出力端子15に接続されており、信号出力端子15
及びそれに接続されている出力信号線10を仮想接地し、
信号出力端子15から出力される画素信号に相当する電流
信号を、電圧信号に変換するものである。
【0008】次に、このように構成されている固体撮像
装置の動作を、図17に示すタイミングチャートに基づい
て説明する。本従来例においては、画素部2において垂
直走査回路3から出力される図17のm行選択信号(1≦
m≦n)が選択レベルになると、m行目の画素行が選択
され、水平選択スイッチ8−1〜8−4のいずれかがオ
ンすると、オンしているスイッチに対応する画素列のm
行目の画素信号が出力信号線10に出力される。期間t0
〜t8 では、クロックφLDがLレベルであるため、パ
ルスφSTを入力すると、クロックφ1及びφ2に同期
して、パルスφSTがSR1.0,SR2.0,SR3.0,SR4.
0,SR5.0 の各ノードに伝達される。この期間内におい
ては、m行選択信号は非選択レベルであるため、信号出
力端子15より画素信号は出力されない。ここで、図17に
示すように、期間t3 〜t4 内の時刻tTBでクロックφ
TBAが、クロックφ2と同じタイミングでHレベルに
なっている。この時、シフトレジスタのノードSR0.5,
SR1.5,・・・SR4.5 のなかで、ノードSR2.5 のみ
がLレベルで、他のノードはHレベルになっている。こ
のため、シフトレジスタ単位段4−3の記憶部にはLレ
ベル、他のシフトレジスタ単位段の記憶部にはHレベル
が記憶される。これにより、この後クロックφLDがク
ロックφ1と同じタイミングでHレベルになると、シフ
トレジスタの走査がSR3.0 のノードから開始されるこ
とになる。
【0009】図17において、クロックφLDは時刻t9
でクロックφ1と同じタイミングでHレベルになってい
るから、この時よりシフトレジスタの走査がノードSR
3.0から開始される。このため、SR3.0,SR4.0,SR
5.0 の各ノードは、それぞれ期間t9 〜t10,t10〜t
11,t11〜t12にHレベルになる。この結果、水平リセ
ットスイッチ7−3,7−4がそれぞれ期間t9
10,t10〜t11にオンし、このため各期間において、
それぞれ垂直信号線9−3,9−4がリファレンスライ
ン11に接続され、基準電位にリセットされる。ところ
で、各選択パルスφn1〜φn4は、ある段のシフトレ
ジスタ単位段の出力がLレベルで、次の段のシフトレジ
スタ単位段の出力がHレベルの時に、Hレベルになる。
例えば選択パルスφn1は、SR1.0 がLレベルで且つ
SR2.0 がHレベルの時に、Hレベルになる。図17にお
いて、t9 以降にこの条件を満たすのは、期間t9 〜t
10における選択パルスφn2,期間t10〜t11における
選択パルスφn3,t11〜t12における選択パルスφn
4である。このため、水平選択スイッチ8−2,8−
3,8−4が、それぞれ期間t9 〜t10,t10〜t11
11〜t12にオンする。ここで、m行選択信号は時刻t
8 以降は選択レベルになっているため、出力信号線10に
はそれぞれの期間において2列目、3列目、4列目の画
素信号が出力される。この画素信号の出力態様は、図17
のAに示される。
【0010】ここで、3列目、4列目の画素信号が読み
出される直前に、垂直信号線9−3,9−4はそれぞれ
期間t9 〜t10,t10〜t11に基準電位にリセットされ
るが、2列目の画素信号が読み出される前には、垂直信
号線9−2はリセットされない。通常、垂直信号線には
寄生容量があり、垂直信号線が電気的にフローティング
であるときは、その寄生容量がCMD画素のインピーダ
ンスを介して充電されている。このため、画素信号を読
み出す直前に垂直信号線を基準電位にリセットしない
と、水平選択スイッチをオンした時に、画素信号に相当
する信号電流のほかに充電された電荷による放電電流が
流れる。例えば 100万画素のCMD撮像素子において
は、垂直信号線の容量は3〜4pFであり、CMDのドレ
イン部の電位は約3Vである。CMD撮像素子の水平駆
動周波数を20MHz とし、1ck期間内に垂直信号線に蓄
積されていた電荷がすべて放電されたと仮定すると、こ
の期間内の平均電流は約 200μAになる。実際は平均的
には流れないから、瞬間的にはより大きな電流が流れる
ことになる。これは、CMDの画素の飽和信号電流より
一桁近く大きな数値である。この結果、水平選択スイッ
チがオンする直前に垂直信号線をリセットしないと、水
平選択スイッチがオンした瞬間に、画素の飽和信号をは
るかに上回るスパイク電流が流れることになる。この現
象は、図17において、2列目の画素信号の読み出しが開
始されるタイミングである時刻t9 に起きる。この様子
を、図17のBに示す。
【0011】したがって、図17の時刻t9 のタイミング
において、画素信号電流をはるかに上回るスパイク電流
がプリアンプ19に流れ込んだ結果プリアンプが飽和し、
その後の画素の信号が歪むという不具合が生じる可能性
がある。
【0012】本発明は、従来の固体撮像装置において、
前記の任意読み出しを行うときに生じる問題点を解消す
るためになされたもので、請求項1〜8記載の発明は、
プリアンプによる信号の読み出しに不都合が生じる画素
信号を出力しないように、水平走査回路による任意画素
読み出し以外の手段で、読み出す画素領域を限定するこ
とが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
また、請求項3,5記載の発明は、画素信号を出力しな
い期間はオフセット信号を出力することが可能な固体撮
像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、光電変換素子を単位画素と
し該単位画素をマトリスク状に配列すると共に、垂直方
向に配列した単位画素に共通に接続した垂直信号線を有
する画素部と、該画素部の各単位画素をXYアドレス方
式で順次選択して画素信号を出力信号線に読み出す水平
及び垂直走査回路と、基準電位を供給するリファレンス
ラインと、該リファレンスラインと前記画素部の垂直信
号線を接続するスイッチと、該スイッチを制御して前記
垂直信号線を読み出し期間より1ビット又は水平画素数
より少ない期間先行して前記リファレンスラインに接続
する手段と、前記水平走査回路内に設けられた、画素部
の全画素又は1部分の任意領域からの画素信号を読み出
す任意画素読み出し手段と、前記水平走査回路の任意画
素読み出し手段による任意画素読み出し以外の読み出し
画素領域を限定する手段とで固体撮像装置を構成するも
のである。請求項2記載の発明は、請求項1記載の固体
撮像装置において、前記垂直信号線と画素信号の出力信
号線間に、各垂直信号線毎に水平走査のための水平選択
スイッチを配置し、前記出力信号線と画素信号の出力端
子間に選択制御信号で制御される選択制御スイッチを配
置するものである。請求項3記載の発明は、請求項2記
載の固体撮像装置において、前記選択制御スイッチは、
前記出力端子を出力信号線又はオフセット信号源のいず
れかに接続されるように構成し、画素信号が出力されな
い期間はオフセット信号が出力されるように構成するも
のである。請求項4記載の発明は、請求項1記載の固体
撮像装置において、前記垂直信号線と前記出力信号線間
に、各垂直信号線毎に水平走査のための水平選択スイッ
チと選択制御スイッチを直列に接続して配置し、該水平
選択スイッチは前記水平走査回路から出力される選択パ
ルスによって制御され、該選択制御スイッチは選択制御
信号によって制御されるように構成するものである。請
求項5記載の発明は、請求項4記載の固体撮像装置にお
いて、前記選択制御スイッチは、前記水平選択スイッチ
と前記出力信号線の間に配置され、前記出力信号線が前
記選択制御スイッチを介して水平選択スイッチ又はオフ
セット信号源のいずれかに接続されるように構成し、画
素信号が出力されない期間はオフセット信号が出力され
るように構成するものである。請求項6記載の発明は、
請求項1記載の固体撮像装置において、前記垂直信号線
と前記出力信号線間に各垂直信号線毎に配置した水平走
査のための水平選択スイッチと、該水平選択スイッチを
制御するためのロジック回路とを有し、該ロジック回路
は選択制御信号と前記水平走査回路から出力される選択
パルスで制御されるように構成するものである。請求項
7記載の発明は、請求項2〜6のいずれか1項に記載の
固体撮像装置において、前記選択制御信号として、前記
走査回路を駆動する駆動パルス又は該走査回路から出力
される選択パルスを用いるものである。請求項8記載の
発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像
装置において、前記単位画素を構成する光電変換素子と
して、電流読み出し型のCMD,AMI,SIT,MO
S型の増幅型素子のいずれかを用いるものである。
【0014】以上のように構成することによって、全画
素又は任意の1部の画素領域の画素信号を出力するよう
に走査した状態で、更に小さい領域の画素信号のみを出
力することが可能となり、スパイク電流等のプリアンプ
による信号の読み出しに不都合が生じる画素信号が出力
されないようにした固体撮像装置を実現することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)次に、実施の形態について説明す
る。図1は、本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の
形態を示す回路構成図である。本実施の形態は、請求項
1,2,8記載の発明に対応するものである。図1にお
いて、1は本実施の形態に係る固体撮像装置の全体構成
を示し、画素部2は光電変換素子18を画素として用い、
該画素をマトリクス状に配置したものであり、ここでは
説明を簡単にするためn行×4列の画素で構成したもの
を示している。光電変換素子としては、ここでは電流読
み出し増幅型のCMDを用いている。3は垂直走査回路
で、読み出し行を選択する走査信号を送出するものであ
る。4は図13で示したシフトレジスタを用いた任意画素
領域読み出しが可能な水平走査回路で、図13において符
号56で示したシフトレジスタ単位段と同じ構成の5段の
シフトレジスタ単位段4−1〜4−5により構成されて
いる。初段のシフトレジスタ単位段4−1のノードSR
1.0 は、2入力NOR回路6−1の一方の入力端と、水
平リセットスイッチ7−1の制御端子に接続されてい
る。2段目のシフトレジスタ単位段4−2のノードSR
2.0 は、2入力NOR回路6−2の一方の入力端と、水
平リセットスイッチ7−2の制御端子と、インバータ5
−1の入力端に接続されている。同様にノードSR3.0
は、2入力NOR回路6−3の一方の入力端と、水平リ
セットスイッチ7−3の制御端子と、インバータ5−2
の入力端に接続され、ノードSR4.0 は、2入力NOR
回路6−4の一方の入力端と、水平リセットスイッチ7
−4の制御端子と、インバータ5−3の入力端に接続さ
れている。そしてノードSR5.0 は、インバータ5−4
の入力端に接続されており、2入力NOR回路6−1〜
6−4の他方の入力端は、それぞれインバータ5−1〜
5−4の各出力端に接続されている。シフトレジスタ単
位段4−1〜4−5の内部の構成は、図13に示した従来
例と同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0016】2入力NOR回路6−1〜6−4の出力端
からは選択パルスφn1〜φn4が出力され、水平選択
スイッチ8−1〜8−4の制御端子に入力されるように
構成されている。水平選択スイッチ8−1〜8−4は、
それぞれ垂直信号線9−1〜9−4と出力信号線10の間
に設けられており、各水平選択スイッチの制御端子にH
レベルが入力されると、各垂直信号線9−1〜9−4と
出力信号線10が接続されるようになっている。選択制御
スイッチ12は、出力信号線10と信号出力端子15の間に、
信号線リセットスイッチ13は出力信号線10とリファレン
スライン11の間にそれぞれ配置されている。選択制御ス
イッチ12の制御端子には、制御信号発生器16から出力さ
れるクロックφMSKが入力され、クロックφMSKが
Hレベルになると選択制御スイッチ12がオンし、出力信
号線10と信号出力端子15が接続されるようになってい
る。信号線リセットスイッチ13の制御端子には、クロッ
ク端子14−6から入力されるクロックφRSTが入力さ
れ、クロックφRSTがHレベルになると信号線リセッ
トスイッチ13がオンし、出力信号線10とリファレンスラ
イン11が接続されるようになっている。
【0017】水平リセットスイッチ7−1〜7−4は、
それぞれ垂直信号線9−1〜9−4とリファレンスライ
ン11の間に設けられており、各水平リセットスイッチの
制御端子にクロックのHレベルが入力されると、各垂直
信号線9−1〜9−4とリファレンスライン11が接続さ
れるようになっている。リファレンスライン11は基準電
源17に接続されている。水平走査回路4は、クロック端
子14−1〜14−4から入力されるクロックφ1,φ2,
φLD,φTBA,及び前記各クロックがインバータ20
−1〜20−4によって反転されたクロック/φ1,/φ
2,/φLD,/φTBAと、クロック端子14−5から
入力されるパルスφSTで駆動されるようになってい
る。19は電流・電圧変換型のプリアンプで、信号出力端
子15に接続されており、信号出力端子15及びそれに接続
されている出力信号線10を仮想接地し、信号出力端子15
から出力される画素信号に相当する電流信号を、電圧信
号に変換するものである。
【0018】次に、このように構成されている固体撮像
装置の動作を、図2に示すタイミングチャートに基づい
て説明する。本実施の形態においては、画素部2におい
て、垂直走査回路3から出力される図2のm行選択信号
(1≦m≦n)が選択レベルになると、m行目の画素行
が選択され、水平選択スイッチ8−1〜8−4のいずれ
かがオンすると、オンしている水平選択スイッチに対応
する画素列のm行目の画素信号が、出力信号線10に出力
される。期間t0 〜t8 ではクロックφLDがLレベル
であるため、パルスφSTを入力すると、クロックφ1
及びφ2に同期して、パルスφSTがSR1.0,SR2.0,
SR3.0,SR4.0,SR5.0 の各ノードに伝達される。こ
の期間内においては、m行選択信号は非選択レベルであ
るため、信号出力端子15より画素信号は出力されない。
ここで、図2に示すように、期間t3 〜t4 内の時刻t
TBでクロックφTBAが、クロックφ2と同じタイミン
グでHレベルになっている。この時、シフトレジスタの
ノードSR0.5,SR1.5,・・・SR4.5 のなかで、ノー
ドSR2.5 のみがLレベルで、他のノードはHレベルに
なっている。このため、シフトレジスタ単位段4−3の
記憶部にはLレベル、他のシフトレジスタ単位段の記憶
部にはHレベルが記憶される。この結果、この後クロッ
クφLDがクロックφ1と同じタイミングでHレベルに
なると、シフトレジスタの走査がノードSR3.0 から開
始されることになる。
【0019】図2において、クロックφLDは時刻t9
でクロックφ1と同じタイミングでHレベルになってい
るため、この時よりシフトレジスタの走査がノードSR
3.0から開始される。このため、SR3.0,SR4.0,SR
5.0 の各ノードは、それぞれ期間t9 〜t10,t10〜t
11,t11〜t12にHレベルになる。この結果、リセット
スイッチ7−3,7−4がそれぞれ期間t9 〜t10,t
10〜t11にオンし、各期間において、それぞれ垂直信号
線9−3,9−4がリファレンスライン11に接続され、
基準電位にリセットされる。ところで、各選択パルスφ
n1〜φn4は、ある段のシフトレジスタ単位段の出力
がLレベルで、次の段のシフトレジスタ単位段の出力が
Hレベルの時に、Hレベルになる。例えば、選択パルス
φn1は、SR1.0 がLレベルで且つSR2.0 がHレベ
ルの時に、Hレベルになる。図2において、t9 以降
に、この条件を満たすのは、期間t9 〜t10における選
択パルスφn2,期間t10〜t11における選択パルスφ
n3,t11〜t12における選択パルスφn4である。こ
のため、水平選択スイッチ8−2,8−3,8−4が、
それぞれ期間t9 〜t10,t10〜t11,t11〜t12にオ
ンする。ここでm行選択信号は、時刻t8 以降は選択レ
ベルになるので、出力信号線10にはそれぞれの期間にお
いて2列目、3列目、4列目の画素信号が出力される。
この様子は、図2のAに示される。
【0020】ここで、3列目、4列目の画素信号が読み
出される直前に、垂直信号線9−3,9−4はそれぞれ
期間t9 〜t10,t10〜t11に基準電位にリセットされ
るが、2列目の画素信号が読み出される前には、垂直信
号線9−2はリセットされない。そこで、本実施の形態
においては、2列目の画素信号が読み出される期間は選
択制御スイッチ12をオフし、2列目の画素信号を読み出
さないように構成するものである。図2に示すように、
制御信号発生器16から出力されるクロックφMSKを、
期間t9 〜t10の間のみLレベルにすることにより、選
択制御スイッチ12をオフし、発明が解決しようとする課
題の項目で説明したスパイク電流を含む画素信号を、信
号出力端子15に出力しないようにする。この期間、選択
パルスφn2がHレベルのため水平選択スイッチ8−2
がオンしており、出力信号線10は垂直信号線9−2と接
続されている。出力信号線10を電気的にフローティング
しておくと、垂直信号線9−2の放電電流が流れ込むた
め、出力信号線10の電位が上昇してしまう。このため、
クロックφRSTをHレベルにして、信号線リセットス
イッチ13をオンすることにより、出力信号線10を基準電
位に保つ。時刻t10以降はクロックφRSTをLレベル
に、クロックφMSKをHレベルにすることにより、信
号線リセットスイッチ13をオフ、選択制御スイッチ12を
オンし、従来どおり画素信号を読み出す。この結果、従
来のようにスパイク電流を出力せずに、任意の領域の画
素信号を読み出すことができる。この読み出し態様を、
図2のBに示す。
【0021】本実施の形態の動作説明においては、クロ
ックφRSTがHレベルの期間を、クロックφMSKが
Lレベルになる期間と同じにした場合を示したが、クロ
ックφMSKがLレベルになる期間内で、且つ出力信号
線10をリセットするのに十分な時間であれば、より短い
時間でもかまわない。クロックφMSKはスパイク電流
を含まない画素信号の読み出しの開始と同時にHレベル
になればよいので、上記動作説明のように、Lレベルの
期間を1クロック期間に限定しなければならないもので
はない。画素部の構成は、ここではn行×4列としたも
のを示したが、任意の画素行列にも対応可能である。ま
た、本実施の形態においては、制御信号発生器を固体撮
像装置内に配置したものを示したが、これを固体撮像装
置外に配置してもかまわない。
【0022】以上のように構成することによって、任意
画素領域読み出しを横スミア抑圧回路を内蔵した水平走
査回路で行った際に生じるスパイク電流が、信号出力端
子から出力するのを避けることができる。また、この実
施の形態は、この他に、例えば画素部に他の画素より信
号量が異常に大きい画素欠陥がある時、それのみを出力
しないようにする場合にも適用することができる。その
結果、プリアンプが飽和し、その後画素信号を歪むとい
う不具合を避けることができる。
【0023】(第2の実施の形態)図3は、本発明に係
る固体撮像装置の第2の実施の形態を示す回路構成図
で、図1に示した第1の実施の形態と同一の構成要素に
は同一の符号を付して示し、その説明を省略する。本実
施の形態は、請求項1〜3,8記載の発明に対応するも
のである。第1の実施の形態との差異は、信号出力端子
15が選択制御スイッチ12を介して出力信号線10と接続さ
れない期間は、該選択制御スイッチ12を介してオフセッ
ト信号源30と接続されるように構成した点である。オフ
セット信号源30は、画素信号の暗時オフセットレベルに
相当する信号を出力するものである。
【0024】次に、第2の実施の形態に係る固体撮像装
置の動作を、図4に示すタイミングチャートに基づいて
説明する。図2に示した第1の実施の形態のタイミング
チャートと異なる点は、クロックφMSKが期間t0
10,t12〜t15にLレベルになっている点である。ク
ロックφMSKをこのように設定した場合、図1に示し
た第1の実施の形態において信号出力端子15から出力さ
れる画素信号の態様は、図4のCに示すようになる。す
なわち画素信号が出力されない期間は0レベルになって
おり、画素信号が出力される期間においては、光が画素
部に照射されている時は明時レベルに、照射されていな
い時は暗時オフセットレベルになっている。その結果、
プリアンプ19には0レベルから明時信号までのダイナミ
ックレンジが必要とされる。しかしながら、ビデオ信号
として必要とされる信号領域は、暗時オフセットレベル
から明時レベルの間であるため、暗時オフセット分の信
号は不要である。
【0025】そこで、本実施の形態においては、画素信
号が出力されない期間は信号出力端子15をオフセット信
号源30に接続し、画素信号が出力されない期間には暗時
オフセットレベルの信号が出力されるように構成したも
のである。前記したように、クロックφMSKは期間t
0 〜t10,t12〜t15にLレベルになっている。したが
って、この期間内においては、信号出力端子15は選択制
御スイッチ12を介してオフセット信号源30に接続され、
暗時オフセットレベルの信号を出力する。期間t10〜t
12においては、クロックφMSKはHレベルであるの
で、信号出力端子15は選択制御スイッチ12を介して出力
信号線10に接続され、画素信号を出力する。この態様を
図4のDに示す。その結果、プリアンプ19のダイナミッ
クレンジは、暗時オフセットレベルから明時レベルまで
の範囲で済むことになる。
【0026】本実施の形態の動作説明においては、クロ
ックφRSTがHレベルの期間を1クロック期間として
示しているが、クロックφMSKがLレベルになる期間
内で、且つ出力信号線10をリセットするのに十分な時間
であれば、より短い時間に設定してもかまわない。ま
た、本実施の形態においては、制御信号発生器を固体撮
像装置内に配置しているものを示したが、これは固体撮
像装置外に配置してもかまわない。
【0027】以上のように構成することによって、第2
の実施の形態に係る固体撮像装置は第1の実施の形態と
同一の機能を有し、更にプリアンプに必要とされるダイ
ナミックレンジを必要最小限にすることができる。
【0028】(第3の実施の形態)図5は、本発明に係
る固体撮像装置の第3の実施の形態を示す回路構成図
で、図1に示した第1の実施の形態と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施の形
態は、請求項1,4,8記載の発明に対応するものであ
る。第1の実施の形態との差異は、出力信号線10と信号
出力端子15の間に配置された選択制御スイッチ12及びリ
セットスイッチ13がなくなり、信号出力端子15と出力信
号線10が直接接続され、垂直信号線9−1〜9−4が、
水平選択スイッチ8−1〜8−4と水平選択スイッチ8
−1〜8−4に直列に接続された選択制御スイッチ40−
1〜40−4の両者を介して、出力信号線10と接続されて
いる点である。画素信号は水平選択スイッチ8−1〜8
−4の制御端子に入力する信号がHレベルになり、且つ
選択制御スイッチの制御端子に入力する信号がHレベル
になった時に、出力信号線10に出力される。選択制御ス
イッチ40−1〜40−4は、それぞれ出力信号線10と水平
選択スイッチ8−1〜8−4の間に配置され、それらの
各制御端子は制御信号線41を介して制御信号発生器16と
接続されている。
【0029】次に、このように構成されている第3の実
施の形態の動作を、図6に示すタイミングチャートに基
づいて説明する。この図6に示すタイミングチャートに
は、図2に示した第1の実施の形態のタイミングチャー
トと異なりクロックφRSTがないが、その他の同一の
符号を用いているクロックや信号のタイミングは同じで
ある。従来例として示した図16の回路構成の場合は、図
17のタイミングチャートに示したように、期間t9 〜t
10にスパイク電流が含まれる画素信号を出力する。本実
施の形態においては、期間t9 〜t10ではクロックφM
SKをLレベルにすることにより、選択制御スイッチ40
−1〜40−4がオフになり、各垂直信号線9−1〜9−
4は出力信号線10とは接続されず、画素信号が信号出力
端子15より出力されない。期間t10以降は、クロックφ
MSKがHレベルになることにより、画素信号が出力可
能になる。この結果、図6のAに示されるように、出力
信号線10に2列目の画素の信号が出力されず、スパイク
電流のない画素信号のみが信号出力端子15より出力され
る。この態様を、図6のBに示す。第1の実施の形態と
異なり、クロックφMSKがLレベルの時は、出力信号
線10には画素信号が出力されない。このため、画素信号
を読み出される直前に出力信号線10を基準電位にリセッ
トする動作は必要はないので、第1の実施の形態におけ
る信号線リセットスイッチ13に該当するものは不要であ
る。
【0030】クロックφMSKは、スパイク電流を含ま
ない画素信号の読み出しと同時にHレベルになればよい
ので、本実施の形態の上記動作説明のようにLレベルの
期間を、必ずしも1クロック期間に限定する必要はな
い。本実施の形態における画素部の構成もn行×4列と
したものを示したが、任意の画素行列に対応可能である
ことは勿論である。また、本実施の形態においては、制
御信号発生器を固体撮像装置内に配置したものを示した
が、これを固体撮像装置外に配置してもよい。
【0031】以上のように構成することによって、第3
の実施の形態に係る固体撮像装置は第1の実施の形態の
固体撮像装置と同一の機能を有し、更に第1の実施の形
態とは異なり信号線リセットスイッチが不要であるた
め、固体撮像装置内の回路規模が小さくなる利点があ
る。同時に、信号線リセットスイッチのスイッチング動
作のフィードスルーに起因する、画素信号へのノイズを
防ぐことができるという利点も得られる。
【0032】(第4の実施の形態)図7は、本発明に係
る固体撮像装置の第4の実施の形態を示す回路構成図
で、図5に示した第3の実施の形態と同一の構成要素に
は同一の符号を付して示している。本実施の形態は、請
求項1,4,5,8記載の発明に対応するものである。
第3の実施の形態との差異は、出力信号線10に画素信号
が出力されない期間は、出力信号線10が選択制御スイッ
チ40−1〜40−4を介して、常時オフセット信号源30に
接続されているオフセット信号線31に、接続されるよう
に構成している点である。オフセット信号源30は、画素
信号の暗時オフセットレベルに相当する信号を出力する
ものである。
【0033】次に、このように構成されている第4の実
施の形態の動作を、図8に示すタイミングチャートに基
づいて説明する。図8に示すタイミングチャートが、図
6に示した第3の実施の形態のタイミングチャートと異
なる点は、クロックφMSKが期間t0 〜t10,t12
15にLレベルになっている点である。第3の実施の形
態における信号出力端子15から出力される画素信号の態
様を、図8のCに示す。画素信号が出力されない期間は
0レベルになっており、信号が出力される期間は、光が
画素部に照射されている時は明時レベルに、照射されて
いない時は暗時オフセットレベルになっている。この結
果、プリアンプ19には0レベルから明時信号までのダイ
ナミックレンジが必要とされる。しかしながら、ビデオ
信号として必要とされる信号領域は、暗時オフセットレ
ベルから明時レベルの間であるため、暗時オフセット分
の信号は不要である。そこで、本実施の形態において
は、画素信号が出力されない期間は、出力信号線10をオ
フセット信号線31に接続し、画素信号が出力されない期
間には、暗時オフセットレベルの信号が出力されるよう
に構成している。
【0034】前述のように、クロックφMSKは期間t
0 〜t10,t12〜t15にLレベルになっている。したが
って、この期間内においては、出力信号線10は選択制御
スイッチ40−1〜40−4を介してオフセット信号線31に
接続され、暗時オフセットレベルの信号を出力する。期
間t10〜t12においては、クロックφMSKはHレベル
であるので、出力信号線10は選択制御スイッチ40−1〜
40−4を介して、それぞれ水平選択スイッチ8−1〜8
−4に接続されるため、画素信号の読み出しが可能にな
る。この状態で、選択パルスφn1〜φn4のいずれか
がHレベルになると、画素信号が出力信号線10を介して
信号出力端子15から出力される。この出力態様を図8の
Dに示す。この結果、プリアンプ19のダイナミックレン
ジは、暗時オフセットレベルから明時レベルまでの範囲
で済むことになる。
【0035】本実施の形態においては、制御信号発生器
を固体撮像装置内に配置したものを示したが、これを固
体撮像装置外に配置してもかまわない。
【0036】以上のように構成することによって、第4
の実施の形態に係る固体撮像装置は第3の実施の形態の
固体撮像装置と同一の機能を有し、更にプリアンプに必
要とされるダイナミックレンジを必要最小限にすること
ができるという利点が得られる。
【0037】(第5の実施の形態)図9は、本発明に係
る固体撮像装置の第5の実施の形態を示す回路構成図
で、図5に示した第3の実施の形態と同一の構成要素に
は同一の符号を付して示している。本実施の形態は、請
求項1,6,8記載の発明に対応するものである。第3
の実施の形態との差異は、選択制御スイッチ40−1〜40
−4がなくなり、2入力NOR回路6−1〜6−4が3
入力のNOR回路45−1〜45−4に変更され、該3入力
NOR回路の3つの入力端のうちの一つが、制御信号線
41を介して制御信号発生器16に接続されている点であ
る。この実施の形態は、前記第1〜第4の各実施の形態
と異なり、クロックφMSKがLレベルの時に画素信号
が出力可能となり、クロックφMSKがHレベルの時は
画素信号は出力されない。3入力NOR回路の3つの入
力端のうち、制御信号線41に接続されていない2つの入
力端の接続は、前記第3の実施の形態の2入力NOR回
路の2つの入力端の接続と同一である。
【0038】次に、このように構成されている第5の実
施の形態の動作を、図10のタイミングチャートに基づい
て説明する。従来例として示した図16の回路構成の場合
は、図17のタイミングチャートに示したように、期間t
9 〜t10にスパイク電流が含まれる画素信号を出力す
る。このため、本実施の形態においては期間t9 〜t10
にはクロックφMSKをHレベルにすることにより、3
入力NOR回路45−1〜45−4の出力である選択パルス
φn1〜φn4がLレベルになり、水平選択スイッチ8
−1〜8−4がオフすることにより、画素信号が信号出
力端子15より出力されないよう構成するものである。期
間t10以降は、クロックφMSKがLレベルになること
により、画素信号が出力可能になる。この結果、図10の
A及びBに示されるようにスパイク電流が含まれる画素
信号は出力されない。また第3の実施の形態と同じ理由
で、第1の実施の形態における信号線リセットスイッチ
13に該当するものは不要である。
【0039】クロックφMSKは、スパイク電流を含ま
ない画素信号の読み出しと同時にLレベルになればよい
ので、本実施の形態の上記動作説明のようにHレベルの
期間を、必ずしも1クロック期間に限定する必要はな
い。本実施の形態における画素部の構成もn行×4列と
したものを示したが、任意の画素行列に対応可能であ
る。また、本実施の形態においては、制御信号発生器を
固体撮像装置内に配置したものを示したが、これは固体
撮像装置外に配置してもよい。
【0040】以上のように構成することによって、第5
の実施の形態に係る固体撮像装置は第1,3の実施の形
態の固体撮像装置と同一の機能を有する。また本実施の
形態においては、第1の実施の形態と異なり信号線リセ
ットスイッチが不要であるため、固体撮像装置内の回路
規模が小さくなる利点がある。同時に、信号線リセット
スイッチのスイッチング動作のフィードスルーに起因す
る、画素信号へのノイズを防ぐことができる。
【0041】前記第1〜第4の実施の形態においては、
画素信号が垂直信号線9−1〜9−4から信号出力端子
15に出力されるまでに2つのスイッチを介している。こ
れは、画素信号電流に対するスイッチの抵抗が、図16に
示す従来例の倍になっていることを意味する。このた
め、前記第1〜第4の実施の形態においては、スイッチ
のトランジスタのサイズを従来例のそれより大きくする
等の対策を必要とする。これに対し、本実施の形態にお
いては、画素信号は1つのスイッチのみを介して信号出
力端子15に出力されるため、前記の対策をとる必要がな
くなる。
【0042】(第6の実施の形態)図11は、本発明に係
る固体撮像装置の第6の実施の形態を示す回路構成図
で、図9に示した第5の実施の形態と同一の構成要素に
は同一の符号を付して示している。本実施の形態は、請
求項1,6〜8記載の発明に対応するものである。本実
施の形態は、図9に示した第5の実施の形態と異なり、
制御信号発生器16がなく、クロック端子14−3からはク
ロックφMSKLDが入力され、該クロックφMSKL
DはAND回路46の一方の入力端に入力される一方、制
御信号線41を介して3入力NOR回路45−1〜45−4の
一つの入力端に入力されるように構成されている。AN
D回路46のもう一方の入力端にはクロックφ1が入力さ
れ、AND回路46の出力端からはクロックφLDが出力
されるようになっている。
【0043】次に、このように構成されている第6の実
施の形態の動作を、図12のタイミングチャートに基づい
て説明する。図12のタイミングチャートに示すように、
φMSKLDは期間t9 〜t10の間、常にHレベルにな
っている。φLDは、クロックφMSKLDとクロック
φ1の両方がHレベルの時Hレベルになるから、時刻t
9 でHレベルになる。これは、第1〜第5の実施の形態
におけるφLDと同一であり、その機能も変わらないの
で以後の説明は省略する。
【0044】スパイク電流が含まれる画素信号が出力さ
れる期間は、任意領域読み出し時にシフトレジスタから
最初の選択パルスが出力されるときであり、例えば図16
に示した従来例の回路構成の場合は、期間t9 〜t10
それにあたる。このことは、駆動用パルス又は水平走査
回路内に発生するパルスのうち、Hレベル(又はLレベ
ル)になる期間が前記の期間と一致するものがあれば、
そのパルスを第1〜第5の実施の形態のクロックφMS
Kにあたる画素選択の制御信号として使用することがで
きることを意味する。本実施の形態においては、クロッ
クφMSKLDがそれにあたる。よって、このクロック
φMSKLDに第5の実施の形態のクロックφMSKと
同じ役割をもたせ、第1〜第5の実施の形態の制御信号
発生器を省略したものが本実施の形態である。第5の実
施の形態のタイミングチャートである図10のクロックφ
MSKと図12のクロックφMSKLDが、同じタイミン
グになっていることを確認されたい。本実施の形態にお
いては、クロックφMSKLDがLレベルの時に画素信
号が出力可能となり、クロックφMSKLDがHレベル
の時は画素信号は出力されない。この結果、期間t9
10の間は画素信号が出力不可能となり、図12のA及び
Bに示されるようにスパイク電流を含む画素信号は出力
されない。
【0045】本実施の形態においては、第5の実施の形
態から制御信号発生器を省略する例を示したが、同様な
考えで第1〜第4の実施の形態に、これを適用すること
も可能であることは言うまでもない。例えば第1の実施
の形態においては、図1に示す回路構成を、クロックφ
LDを図11のクロックφMSKLDとクロックφ1から
作るように変更し、クロックφMSKLD又はその反転
信号をクロックφMSK,φRSTとしても用いるよう
に変更すれば、制御信号発生器とクロック端子14−6を
省略できる。
【0046】本実施の形態は、第1〜第5の実施の形態
と異なり、出力を禁止する範囲を変えることはできな
い。しかしながら、前記のスパイク電流を出力せずに任
意領域読み出しを行うように構成されたものとしては、
制御信号発生器を必要としないため、最も簡単な構成を
とることができる。前述のように、任意領域読み出しを
行う際に発生するスパイク電流のタイミングは、その読
み出し方法によって一意的に決まるため、本実施の形態
は全ての任意領域読み出し方法に適用することが可能で
ある。
【0047】本実施の形態においては、画素部の構成は
n行×4列としたものを示したが、任意の画素行列に対
応可能である。
【0048】上記第1〜第6の各実施の形態において
は、画素に用いる光電変換素子としてCMDを用いたも
のを示したが、XYアドレス型の固体撮像装置を構成可
能で、且つ電流読み出し型のAMI,SIT,MOS型
の増幅型素子等の他の光電変換素子を用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の実施の形態に基づいて説明したよ
うに、請求項1〜8記載の発明によれば、全画素又は任
意の1部の画素領域の画素信号を出力するように走査し
た状態で、更に小さい領域の画素信号のみを出力するこ
とが可能となり、スパイク電流等のプリアンプによる信
号の読み出しに不都合が生じる画素信号を出力しないよ
うにすることが可能な固体撮像装置を実現することがで
きる。また、請求項3,5記載の発明によれば、画素信
号を出力しない期間はオフセット信号を出力するように
構成されているので、プリアンプのダイナミックレンジ
を小さくすることができるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の形態
を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図3】第2の実施の形態を示す回路構成図である。
【図4】図3に示した第2の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図5】第3の実施の形態を示す回路構成図である。
【図6】図5に示した第3の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図7】第4の実施の形態を示す回路構成図である。
【図8】図7に示した第4の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図9】第5の実施の形態を示す回路構成図である。
【図10】図9に示した第5の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図11】第6の実施の形態を示す回路構成図である。
【図12】図11に示した第6の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図13】従来の受光面の任意領域の受光画素の読み出し
可能な固体撮像装置の走査回路を構成するシフトレジス
タの構成例を示す回路構成図である。
【図14】図13に示したシフトレジスタの動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図15】図13に示したシフトレジスタの他の動作態様を
説明するためのタイミングチャートである。
【図16】図13に示したシフトレジスタを用いた固体撮像
装置の構成例を示す回路構成図である。
【図17】図16に示した固体撮像装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 固体撮像装置 2 画素部 3 垂直走査回路 4 水平走査回路 4−1〜4−5 シフトレジスタ単位段 5−1〜5−4 インバータ 6−1〜6−4 2入力NOR回路 7−1〜7−4 水平リセットスイッチ 8−1〜8−4 水平選択スイッチ 9−1〜9−4 垂直信号線 10 出力信号線 11 リファレンスライン 12 選択制御スイッチ 13 信号線リセットスイッチ 14−1〜14−5 クロック端子 15 信号出力端子 16 制御信号発生器 17 基準電源 18 光電変換素子 19 プリアンプ 20−1〜20−4 インバータ 30 オフセット信号源 40−1〜40−4 選択制御スイッチ 41 制御信号線 45−1〜45−4 3入力NOR回路 46 AND回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子を単位画素とし該単位画素
    をマトリスク状に配列すると共に、垂直方向に配列した
    単位画素に共通に接続した垂直信号線を有する画素部
    と、該画素部の各単位画素をXYアドレス方式で順次選
    択して画素信号を出力信号線に読み出す水平及び垂直走
    査回路と、基準電位を供給するリファレンスラインと、
    該リファレンスラインと前記画素部の垂直信号線を接続
    するスイッチと、該スイッチを制御して前記垂直信号線
    を読み出し期間より1ビット又は水平画素数より少ない
    期間先行して前記リファレンスラインに接続する手段
    と、前記水平走査回路内に設けられた、画素部の全画素
    又は1部分の任意領域からの画素信号を読み出す任意画
    素読み出し手段と、前記水平走査回路の任意画素読み出
    し手段による任意画素読み出し以外の読み出し画素領域
    を限定する手段とを備えていることを特徴とするXYア
    ドレス型の固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記垂直信号線と画素信号の出力信号線
    間に、各垂直信号線毎に水平走査のための水平選択スイ
    ッチを配置し、前記出力信号線と画素信号の出力端子間
    に選択制御信号で制御される選択制御スイッチを配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記選択制御スイッチは、前記出力端子
    を出力信号線又はオフセット信号源のいずれかに接続さ
    れるように構成し、画素信号が出力されない期間はオフ
    セット信号が出力されるように構成したことを特徴とす
    る請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記垂直信号線と前記出力信号線間に、
    各垂直信号線毎に水平走査のための水平選択スイッチと
    選択制御スイッチを直列に接続して配置し、該水平選択
    スイッチは前記水平走査回路から出力される選択パルス
    によって制御され、該選択制御スイッチは選択制御信号
    によって制御されるように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記選択制御スイッチは、前記水平選択
    スイッチと前記出力信号線の間に配置され、前記出力信
    号線が前記選択制御スイッチを介して水平選択スイッチ
    又はオフセット信号源のいずれかに接続されるように構
    成し、画素信号が出力されない期間はオフセット信号が
    出力されるように構成したことを特徴とする請求項4記
    載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記垂直信号線と前記出力信号線間に各
    垂直信号線毎に配置した水平走査のための水平選択スイ
    ッチと、該水平選択スイッチを制御するためのロジック
    回路とを有し、該ロジック回路は選択制御信号と前記水
    平走査回路から出力される選択パルスで制御されるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記選択制御信号として、前記走査回路
    を駆動する駆動パルス又は該走査回路から出力される選
    択パルスを用いていることを特徴とする請求項2〜6の
    いずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記単位画素を構成する光電変換素子と
    して、電流読み出し型のCMD,AMI,SIT,MO
    S型の増幅型素子のいずれかを用いていることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装
    置。
JP06561197A 1997-03-05 1997-03-05 固体撮像装置 Expired - Fee Related JP3859294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06561197A JP3859294B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06561197A JP3859294B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10248033A true JPH10248033A (ja) 1998-09-14
JP3859294B2 JP3859294B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=13291996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06561197A Expired - Fee Related JP3859294B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3859294B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8013336B2 (en) 2003-05-16 2011-09-06 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of driving same, and camera apparatus

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04293371A (ja) * 1991-03-22 1992-10-16 Hitachi Ltd 固体撮像装置
JPH04304407A (ja) * 1991-04-01 1992-10-27 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH0746483A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH09163208A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH09200629A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 光電変換装置と半導体集積回路
JPH09321267A (ja) * 1996-02-22 1997-12-12 Canon Inc 光電変換装置の駆動方法及び光電変換装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04293371A (ja) * 1991-03-22 1992-10-16 Hitachi Ltd 固体撮像装置
JPH04304407A (ja) * 1991-04-01 1992-10-27 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH0746483A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH09163208A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH09200629A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 光電変換装置と半導体集積回路
JPH09321267A (ja) * 1996-02-22 1997-12-12 Canon Inc 光電変換装置の駆動方法及び光電変換装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8013336B2 (en) 2003-05-16 2011-09-06 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of driving same, and camera apparatus
US8076697B2 (en) 2003-05-16 2011-12-13 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of driving same, and camera apparatus
US9386244B2 (en) 2003-05-16 2016-07-05 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of driving same, and camera apparatus having dummy pixel
US9560295B2 (en) 2003-05-16 2017-01-31 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of driving same, and camera apparatus having dummy pixel

Also Published As

Publication number Publication date
JP3859294B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7106915B2 (en) Methods and devices for reading out an image sensor with reduced delay time between lines
EP0569202B1 (en) Solid state imaging device with electronic shutter
US5909247A (en) Solid-state image pickup apparatus
JP2004312472A (ja) 固体撮像装置及び撮像方法
US5883668A (en) Solid-state image pickup apparatus
JPH11164204A (ja) 増幅型固体撮像素子
JP2001008109A (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法並びにカメラシステム
JP3808928B2 (ja) 固体撮像装置
JP3668305B2 (ja) 固体撮像装置
JPH10248033A (ja) 固体撮像装置
JP3513996B2 (ja) 固体撮像装置
JP3379652B2 (ja) 固体撮像素子
JP2690312B2 (ja) 映像信号のディジタル記憶装置
JP3396041B2 (ja) 固体撮像素子
JP2005198239A (ja) 感度に優れたイメージセンサ及びその駆動方法
JPH09233393A (ja) 1チップ固体撮像装置
JP3791708B2 (ja) 固体撮像装置
EP1353500B9 (en) Image sensor
JPH0715673A (ja) 固体撮像装置
JP2004289251A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法およびカメラ
US6285016B1 (en) Scanning circuit for solid-state imaging device
JPH06338198A (ja) リセット機能付きシフトレジスタ
JPH08172581A (ja) ダイナミックシフトレジスタおよびこれを用いた固体撮像装置
JP2749051B2 (ja) イメージ・センサ・アレイの水平スキャナ
JP3813653B2 (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060919

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees