JPH04293371A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH04293371A
JPH04293371A JP3058575A JP5857591A JPH04293371A JP H04293371 A JPH04293371 A JP H04293371A JP 3058575 A JP3058575 A JP 3058575A JP 5857591 A JP5857591 A JP 5857591A JP H04293371 A JPH04293371 A JP H04293371A
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JP
Japan
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solid
signal
area
output
scanning
Prior art date
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Application number
JP3058575A
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English (en)
Inventor
Kazuteru Furuichi
古市 和照
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体撮像装置に関す
るもので、例えば、固体撮像素子の走査エリア内の任意
のエリアの映像信号のみを出力させるようにしたものに
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TSL方式のMOS形固体撮像素子が公
知である。この固体撮像素子では、走査エリアの周辺端
部に形成されたフォトダイオード部を遮光したオプチカ
ルブラックが設けられる。このオプチカルブラック部の
走査により得られる読み出し信号を基準電位として直流
再生を行う。このようなTSL方式のMOS型固体撮像
素子に関しては、特開昭昭63−37781号公報があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者においては
、固体撮像素子の用途の拡大等を図るために、走査エリ
ア中の任意のエリアのみの映像信号を出力させることを
考えた。この場合には、映像信号出力の直前では上記の
ようなオプチカルブラック部の走査ができないため良好
な直流再生を行えないという問題が生じる。この発明の
目的は、走査エリア中の任意のエリアのみの映像信号を
出力させるとともに、良好な直流再生を実現した固体撮
像装置を提供することにある。この発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および
添付図面から明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、二次元状に配列された複数
個の画素セルの信号を時系列的に出力させる走査回路を
備えた固体撮像素子と、上記固体撮像素子の任意のエリ
アに対応した画素セルの信号を時系列的に出力させるに
必要な駆動パルスを形成するとともに、撮影エリア以外
のタイミングでは固体撮像素子から画素セルをリセット
させる直流電位を出力させるように駆動する。
【0005】
【作用】上記した手段によれば、オプチカルブラック部
の遮光された画素から読み出される信号と等価なリセッ
ト電圧が撮影エリア以外の走査エリア中に出力されるか
ら、任意のエリアの読み出しと良好な直流再生が可能に
なる。
【0006】
【実施例】図3には、この発明に用いられるTSL(T
ransversal  Signal Line)方
式の固体撮像素子の一実施例の要部回路図が示されてい
る。同図の各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造
技術によって、特に制限されないが、単結晶シリンコン
のような1個の半導体基板上において形成される。同図
の主要なブロックは、実際の半導体集積回路装置におけ
る幾何学的な配置に合わせて描かれている。
【0007】画素アレイPDは、4行、2列分が代表と
して例示的に示されている。但し、図面が複雑化されて
しまうのを防ぐために、上記4行分のうち、2行分の画
素セルに対してのみ回路記号が付加されている。1つの
画素セルは、フォトダイオードD1と垂直走査線VL1
にそのゲートが結合されたスイッチMOSFETQ1と
、水平走査線HL1にそのゲートが結合されたスイッチ
MOSFETQ2の直列回路から構成される。上記フォ
トダイオードD1及びスイッチMOSFETQ1,Q2
からなる画素セルと同じ行(水平方向)に配置される他
の同様な画素セル(D2,Q3,Q4)等の出力ノード
は、同図において横方向に延長される水平信号線HS1
に結合される。他の行についても上記同様な画素セルが
同様に結合される。例示的に示されている水平走査線H
L1は、同図において縦方向に延長され、同じ列に配置
される画素セルのスイッチMOSFETQ2,Q6等の
ゲートに共通に結合される。他の列に配置される画素セ
ルも上記同様に対応する水平走査線HL2等に結合され
る。
【0008】スイッチMOSFETQ8〜Q9等は、水
平信号線HS1,HS2をそれぞれ縦方向に延長される
出力線VSに結合させる。この出力線VSは、端子Sに
結合され、この端子Sを介して外部に設けられるプリア
ンプの入力に読み出し信号が伝えられる。上記各行の水
平信号線HS1ないしHS4には、端子RPから水平帰
線期間において供給されるリセット信号によってオン状
態にされるスイッチMOSFETQ27、Q29等が設
けられる。これらのMOSFETQ27、Q29等のオ
ン状態によって、外部端子RVから上記ダミー出力線D
VSを介して一定のバイアス電圧(リセット電圧)が各
水平信号線HS1ないしHS4に与えられる。上記のよ
うなリセット用MOSFETQ27、Q29等が設けら
れる理由は、次の通りである。上記水平信号線HS1な
いしHS4に結合されるスイッチMOSFETのドレイ
ン等の半導体領域も感光性を持つことがあり、このよう
な寄生フォトダイオードにより形成される偽信号(スメ
ア,ブルーミング)が、非選択時にフローティング状態
にされる水平信号線に蓄積される。
【0009】この実施例では、上述のように水平帰線期
間を利用して、全ての水平信号線HS1ないしHS4を
上記所定のバイアス電圧にリセットするものである。こ
れにより、選択される水平信号線に関しては、常に上記
偽信号をリセットした状態から画素信号を取り出すもの
であるため、出力される画像信号に含まれる偽信号を大
幅に低減できる。上記水平走査線HL1ないしHL2等
には、水平シフトレジスタHSRにより形成された水平
走査信号が供給される。
【0010】上記画素アレイPDにおける垂直選択動作
(水平走査動作)を行う走査回路は、次の各回路により
構成される。この実施例では、上記画素アレイPDの水
平信号線HS1ないしHS4等の両端に、一対のスイッ
チMOSFETQ8、Q9等及びスイッチMOSFET
Q26、Q28等が設けられることに対応して一対の走
査回路が設けられる。この実施例では、産業用途にも適
用可能とするため、インタレースモードの他に選択的な
2行同時走査、ノンインタレースモードでの走査を可能
にしている。画素アレイPDの右側には、次のような走
査回路が設けられる。垂直シフトレジスタVSRは、読
み出し用に用いられる出力信号SV1,SV2等を形成
する。これらの出力信号SV1,SV2等は、インタレ
ースゲート回路ITG及び駆動回路VDを介して上記垂
直走査線VL1ないしVL4及びスイッチMOSFET
Q8,Q9等のゲートに供給される。
【0011】上記インタレースゲート回路ITGは、イ
ンタレースモードでの垂直選択動作(水平走査動作)を
行うため、第1(奇数)フィールドでは、垂直走査線V
L1ないしVL4には、隣接する垂直走査線VL1、V
L2とVL3の組み合わせで同時選択される。すなわち
、奇数フィールド信号FAによって制御されるスイッチ
MOSFETQ18により、垂直シフトレジスタVSR
の出力信号SV1は、水平信号線HS1を選択する垂直
走査線VL1に出力される。同様に、信号FAによって
制御されるスイッチMOSFETQ20とQ22によっ
て、垂直シフトレジスタVSRの出力信号SV2は、水
平信号線HS2とHS3を同時選択するよう垂直走査線
VL2とVL3に出力される。以下同様な順序の組み合
わせからなる一対の水平信号線の選択信号が形成される
【0012】第2(偶数)フィールドでは、垂直走査線
VL1ないしVL4には、隣接する垂直走査線VL1と
VL2及びVL3とVL4の組み合わせで同時選択され
る。すなわち、偶数フィールド信号FBによって制御さ
れるスイッチMOSFETQ19とQ21により、垂直
シフトレジスタVSRの出力信号SV1は、水平信号線
HS1とHS2を選択する垂直走査線VL1とVL2に
出力される。同様に、信号FBによって制御されるスイ
ッチMOSFETQ23とQ25によって、垂直シフト
レジスタVSRの出力信号SV2は、水平信号線HS3
とHS4を同時選択するよう垂直走査線VL3とVL4
に出力される。以下同様な順序の組み合わせからなる一
対の水平信号線の選択信号が形成される。
【0013】上記のようなインタレースゲート回路IT
Gと、次の駆動回路DVとによって、以下に説明するよ
うな複数種類の水平走査動作が実現される。上記1つの
垂直走査線VL1に対応されたインタレースゲート回路
ITGからの出力信号は、スイッチMOSFETQ14
とQ15のゲートに供給される。これらのスイッチMO
SFETQ14とQ15の共通化されたドレイン電極は
、端子V3に結合される。上記スイッチMOSFETQ
14は、端子V3から供給される信号を上記垂直走査線
VL1に供給する。スイッチMOSFETQ15は、上
記端子V3から供給される信号を水平信号線HS1を出
力線VSに結合させるスイッチMOSFETQ8のゲー
トに供給される。出力信号のハイレベルがスイッチMO
SFETQ14、Q15によるしきい値電圧分だけ低下
してしまうのを防止するため、特に制限されないが、M
OSFETQ14のゲートと、MOSFETQ15の出
力側(ソース側)との間にキャパシタC1が設けられる
。これによって、インタレースゲート回路ITGからの
出力信号がハイレベルにされるとき、端子V3の電位を
ロウレベルにしておいてキャパシタC1にプリチャージ
を行う。この後、端子V3の電位をハイレベルにすると
、キャパシタC1によるブートストラップ作用によって
上記MOSFETQ14及びQ15のゲート電圧を昇圧
させることができる。
【0014】上記垂直走査線VL1に隣接する垂直走査
線VL2に対応されたインタレースゲート回路ITGか
らの出力信号は、スイッチMOSFETQ16とQ17
のゲートに供給される。これらのスイッチMOSFET
Q16とQ17の共通化されたドレイン電極は、端子V
4に結合される。上記スイッチMOSFETQ16は、
端子V4から供給される信号を上記垂直走査線VL2に
供給する。スイッチMOSFETQ17は、上記端子V
4から供給される信号を水平信号線HS2を出力線VS
に結合させるスイッチMOSFETQ9のゲートに供給
される。出力信号のハイレベルがスイッチMOSFET
Q16、Q17によるしきい値電圧分だけ低下してしま
うのを防止するため、特に制限されないが、MOSFE
TQ16のゲートとMOSFETQ17の出力側(ソー
ス側)との間にキャパシタC2が設けられる。これによ
って、上記同様なタイミングで端子V4の電位を変化さ
せることによりキャパシタC2によるブートストラップ
作用によって上記MOSFETQ16及びQ16のゲー
ト電圧を昇圧させることができる。
【0015】上記端子V3は、奇数番目の垂直走査線(
水平信号線)に対応した駆動用のスイッチMOSFET
に対して共通に設けられ、端子V4は偶数番目の垂直走
査線(水平信号線)に対して共通に設けられる。以上の
ことから理解されるように、端子V3とV4に択一的に
タイミング信号を供給すること及び上記インタレースゲ
ート回路ITGによる2行同時選択動作との組み合わせ
によって、インタレースモードによる読み出し動作が可
能になる。例えば、端子FAがハイレベルにされる奇数
フィールドのとき、端子V4をロウレベルにしておいて
、端子V3に上記垂直シフトレジスタVSRの動作と同
期したタイミング信号を供給することによって、垂直走
査線(水平信号線)をVL1(HS1)、VL3(HS
3)の順に選択することができる。また、端子FBがハ
イレベルにされる偶数フィールドのとき、端子V3をロ
ウレベルにしておいて、端子V4に上記垂直シフトレジ
スタVSRの動作と同期したタイミング信号を供給する
ことによって、垂直走査線(水平信号線)をVL2(H
S2)、VL4(HS4)の順に選択することができる
【0016】上記端子V3とV4を同時に上記同様にハ
イレベルにすれば、上記インタレースゲート回路ITG
からの出力信号に応じて、2行同時走査を行うことがで
きる。この場合、上記のように2つのフィールド信号F
AとFBによる2つの画面毎に出力される2つの行の組
み合わせが1行分上下にシフトされることにより、空間
的重心の上下シフト、言い換えるならば、等価的なイン
タレースモードが実現される。
【0017】例えば端子FBのみをハイレベルにして、
1つの垂直走査タイミングで水平シフトレジスタHSR
を2回動作させて、それに同期して端子V3とV4をハ
イレベルにさせることによって、VL1,VL2,VL
3,VL4の順のようにノンインタレースモードでの選
択動作を実現できる。この場合、より高画質とするため
に、水平シフトレジスタHSR及び垂直シフトレジスタ
VSRに供給されるクロックが2倍の周波数にされるこ
とが望ましい。すなわち、端子H1とH2及び端子V1
とV2から水平シフトレジスタHSR及び垂直シフトレ
ジスタVSRに供給されるクロック信号の周波数を2倍
の高い周波数にすることによって、1秒間に60枚の画
像をノンインタレース方式により読み出すことができる
。端子HIN及びVINは、上記シフトレジスタHSR
,VSRによってそれぞれシフトされる入力信号を供給
するための端子であり、入力信号が供給された時点から
シフト動作が開始される。このため、上記インタレース
ゲート回路ITG及び入力端子V3,V4に供給される
入力信号の組み合わせによって、上記2行同時読み出し
、インタレース走査、ノンインタレース走査等を行う場
合には、出力信号の垂直方向の上下関係が逆転せぬよう
、上記シフトレジスタVSRの入力信号の供給の際に、
タイミング的な配慮が必要である。
【0018】上記各垂直走査線VL1及びそれに対応し
たスイッチMOSFETQ8のゲートと回路の接地電位
点との間には、リセット用MOSFETQ10とQ11
が設けられる。これらのリセット用MOSFETQ10
とQ11は、他の垂直走査線及びスイッチMOSFET
に対応して設けられるリセット用MOSFETと共通に
端子V2から供給される信号を受けて、上記選択状態の
垂直走査線及びスイッチMOSFETのゲート電位を高
速にロウレベルに引き抜くものである。
【0019】図1には、この発明に係る固体撮像装置の
一実施例のブロック図が示されている。固体撮像素子M
IDは、前記図3に示したようなMOS形固体撮像素子
とされる。この固体撮像素子MIDから出力される読み
出し信号は、プリアンプによって増幅される。この増幅
信号は、ロウパスフィルタLPFによりスイッチングノ
イズが除去されて、直流再生を行うクランプ回路に入力
される。このクランプ回路を通した映像信号VDは、図
外の信号処理回路により必要な信号処理が行われて、例
えばテレビジョン用の画像信号とされる。
【0020】この実施例では、図2に示すように、固体
撮像素子の走査エリア内の任意のエリアを撮影エリアと
して用いるようにされる。そのため、駆動回路は、固体
撮像素子MIDに対して、水平走査動作や垂直走査動作
をスキップさせるような機能が付加される。具体的には
、垂直走査パルスや水平走査パルスの周波数を通常の周
波数に比べて十分高くして撮影エリア以外の走査を実質
的にスキップさせる。そして、上記のような撮影エリア
以外の走査中において不所望な信号が出力されるのを防
ぐとともに、直流再生を行うために上記撮影エリア以外
の走査中では画素セルをリセットさせる。具体的には、
図3の固体撮像素子において、端子RPからリセットパ
ルスを供給して、端子RVから供給されるバイアス電圧
を全ての水平信号線HSに供給する。したがって、上記
のような高速走査動作中では、水平信号線HSに与えら
れるバイアス電圧が垂直信号線VS及び外部端子Sを通
して出力される。
【0021】このような高速走査中においては、図1の
駆動回路からクランプパルスが出力される。それ故、ク
ランプ回路のトランジスタQ2がオン状態にされる。こ
のトランジスタQ2のオン状態によって、キャパシタC
の他方の電極には、基準電圧(一定の直流電圧VR)が
与えらている。キャパシタCの一方の電極には、上記ロ
ウパスフィルタLPFを通して出力され映像信号がキャ
パシタCの一方の電極に伝えられる。したがって、上記
撮影エリア以外の走査期間中に固体撮像素子MIDから
出力されるバイアス電圧は、キャパシタCの充電に用い
られる。言い換えるならば、画素セルのリセット電圧と
基準電圧VRの差分の直流電圧がキャパシタCに蓄積さ
れることになる。
【0022】この結果、撮影エリアに走査が行われると
きには、クランプパルスがロウレベルにされて上記トラ
ンジスタQ2をオフ状態する。そして、上記水平走査及
び垂直走査が通常の周波数に従って行われ、その撮影エ
リア内に設けられたフォトダイオードの光電変換信号に
対応した映像信号が上記キャパシタCに蓄積された直流
電圧に重畳されて、クランプ回路のエミッタフォロワ出
力トランジスタQ1を通して出力される。遮光されたフ
ォトダイオードから読み出されるオプチカルブラックは
、上記バイアス電圧と同じである。したがって、このよ
うな遮光されたフォトダイオードからの読み出し信号を
用いることなく、それと等価なバイアス電圧を固体撮像
素子から出力させるという簡単を方法により、走査エリ
ア中の任意の撮影エリアの画像信号を取り出すとともに
、その直流再生を行うようにすることができるものとな
る。
【0023】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1)  二次元状に配列された複数個の画素セルの信
号を時系列的に出力させる走査回路を備えた固体撮像素
子と、上記固体撮像素子の任意のエリアに対応した画素
セルの信号を時系列的に出力させるに必要な駆動パルス
を形成するとともに、撮影エリア以外のタイミングでは
固体撮像素子から画素セルをリセットさせる直流電位を
出力させるように駆動することにより、オプチカルブラ
ック部の遮光された画素から読み出される信号と等価な
リセット電圧が出力されるから、任意のエリアの読み出
しと良好な直流再生が可能になるという効果が得られる
。 (2)  上記(1)により、外部で無用な信号を除去
する等の処理を行うことなく、テレビジョン用に開発さ
れた固体撮像素子を比較的小さなエリアのパターン認識
等にもそのまま利用できるから、固体撮像素子の用途の
拡大を図ることができるという効果が得られる。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、水
平及び垂直シフトレジスタは、全走査エリア中において
同じ周波数により走査を行うものとし、撮影エリアを除
いた走査中では上記固体撮像素子をリセット状態にして
、リセットレベルを読み出されるようにするものであっ
てもよい。この場合には、実質的に撮影エリアのみの読
み出しを行うようには出来ないが、垂直及び水平走査を
同じタイミングで行えばよいから駆動回路の回路素化が
可能になる。この発明は、前記のように信号線のリセッ
ト機能を持つMOS形固体撮像素子を用いた固体撮像装
置に広く利用できる。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、二次元状に配列された複数
個の画素セルの信号を時系列的に出力させる走査回路を
備えた固体撮像素子と、上記固体撮像素子の任意のエリ
アに対応した画素セルの信号を時系列的に出力させるに
必要な駆動パルスを形成するとともに、撮影エリア以外
のタイミングでは固体撮像素子から画素セルをリセット
させる直流電位を出力させるように駆動することにより
、オプチカルブラック部の遮光された画素から読み出さ
れる信号と等価なリセット電圧が出力されるから、任意
のエリアの読み出しと良好な直流再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固体撮像装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した固体撮像装置の読み出し動作の一
例を説明するための画面構成図である。
【図3】この発明に用いられる固体撮像素子の一実施例
を示す要図回路図である。
【符号の説明】
MID…固体撮像素子、LPF…ロウパスフィルタ、P
D…画素アレイ、VSR…垂直シフトレジスタ、ITG
…インタレースゲート回路、DV…駆動回路、HSR…
水平シフトレジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二次元状に配列された複数個の画素セ
    ルの信号を時系列的に出力させる走査回路を備えた固体
    撮像素子と、上記固体撮像素子の任意のエリアに対応し
    た画素セルの信号を時系列的に出力させるに必要な駆動
    パルスを形成するとともに、撮影エリア以外のタイミン
    グでは固体撮像素子から画素セルをリセットさせる直流
    電位を出力させる駆動回路とを備えてなることを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】  上記固体撮像素子の出力信号は、この
    出力信号が一方の電極に供給されたキャパシタと、この
    キャパシタの他方の電極に上記撮影エリア以外のタイミ
    ングでオン状態にされるスイッチ素子を介して与えられ
    る基準電圧を含むクランプ回路により直流分の再生が行
    われるものであることを特徴とする請求項1の固体撮像
    装置。
JP3058575A 1991-03-22 1991-03-22 固体撮像装置 Pending JPH04293371A (ja)

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