JPH10247357A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH10247357A
JPH10247357A JP5157197A JP5157197A JPH10247357A JP H10247357 A JPH10247357 A JP H10247357A JP 5157197 A JP5157197 A JP 5157197A JP 5157197 A JP5157197 A JP 5157197A JP H10247357 A JPH10247357 A JP H10247357A
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JP5157197A
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English (en)
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Hajime Sugano
元 菅野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD−TEXTのように、オーディオデータ
に付随して記録されている文字情報を表示する際に、ス
クロール表示させずに、一見して表示を確認できるよう
にすると共に、同様の文字列が含まれている場合の表示
を改善する。 【解決手段】 ディスプレイに表示する文字の文字数が
ディスプレイの最大表示桁数を超えるような場合には、
前回の表示と同じ文字列が含まれているかどうかが判断
され、所定の文字数以上の同じ文字列が含まれている場
合には、その文字列の部分が、同一の文字であることを
示す文字(例えば「〃」)に置き換えられて表示され
る。このため、前回の表示した文字と今回表示する文字
との間で同じ文字列が含まれている場合にも、一目して
表示の区別がつくようになると共に、スクロール表示が
なくなり、見やすい表示となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−TEXT
のように、オーディオデータに付随して文字情報が記録
されているディスクを再生するのに用いて好適な再生装
置に関するもので、特に、文字情報の表示に係わる。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクのリードインエリア
のサブコードのR〜Wチャンネルを使用して、ディスク
に関連した文字情報を記録するようにしたCD−TEX
Tが提案されている。このようなCD−TEXTが利用
可能なCDプレーヤでは、プレーヤ本体に、ディスクに
記録されている文字情報をデコードするデコーダと、こ
の文字情報を保存するメモリとが設けられる。そして、
CD−TEXTのディスクが装着されると、このディス
クのTOC(Table Of Contents )領域からCD−TE
XTのデータが読み出され、このデータがデコードさ
れ、メモリに保存される。そして、必要に応じて、この
文字情報がプレーヤ本体のディスプレイに表示される。
これにより、ユーザは、アルバムタイトルや、アーチス
ト名、曲のタイトル等、ディスクに関する情報を知るこ
とができる。
【0003】このように、従来のCD−TEXTが利用
可能なCDプレーヤでは、プレーヤ本体に設けられたデ
ィスプレイに、アルバムタイトルや、アーチスト名、曲
のタイトル等、ディスクに関する情報が表示される。と
ころが、プレーヤ本体に配設されるディスプレイの大き
さには限りがある。このため、このようになプレーヤ本
体に設けられたディスプレイに文字情報を表示させるよ
うにした場合、すべての文字情報が一度に表示できない
ことがある。そこで、従来では、表示すべき文字数に対
してディスプレイの最大表示桁数が不足する場合には、
表示をスクロールさせて、全ての文字が読めるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクロ
ール表示では、一見して表示内容を把握できないという
問題がある。
【0005】また、1つのアルバムには、作曲者やアー
チストが同じで、似たようなタイトルの曲が納められて
いることが多く、このように似たようなタイトルの曲が
納められたディスクの表示を行なう場合には、スクロー
ル表示では、全てのタイトルが同じような文字列の表示
となり、ユーザに分かり難くなる場合がある。
【0006】例えば、1曲目に「バッハ:フランス組曲
第3番アルマンド」が記録され、2曲目に「バッハ:フ
ランス組曲第3番サラバンド」が記録され、3曲目に
「バッハ:フランス組曲メヌエット」が記録され、4曲
目に「バッハ:主よ、人の望みの喜びよ」が記録される
バッハの曲が集められたディスクがあるとする。そし
て、ディスプレイの最大表示文字数が13文字であると
する。
【0007】このような場合、従来では、図31Aに示
すように、先ず、1曲目の表示では、「バッハ:フラン
ス組曲第3番」が表示され、それからスクロールされ
て、「アルマンド」の部分が表示される。次に、2曲目
の表示では、図31Bに示すように、「バッハ:フラン
ス組曲第3番」が表示され、それからスクロールされ
て、「サラバンド」の部分が表示される。次に、3曲目
の表示では、図31Cに示すように、「バッハ:フラン
ス組曲第3番」が表示され、それからスクロールされ
て、「メヌエット」の部分が表示される。次に、4曲目
の表示では、図31Dに示すように、「バッハ:主よ、
人の望みの喜」が表示され、それからスクロールされ
て、「びよ」の部分が表示される。したがって、図31
A〜図31Cに示すように、第1曲目、第2曲目、第3
曲目の表示は、全て同じ表示の「バッハ:フランス組曲
第3番」となり、ディスプレイの表示から、第1曲目、
第2曲目、第3曲目を区別することが難しくなる。
【0008】したがって、この発明の目的は、オーディ
オデータに付随して記録されている文字情報を表示する
際に、スクロール表示させずに、一見して表示を確認で
きるようにした再生装置を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、オーディオデータ
に付随して記録されている文字情報を表示する際に、同
様の文字列が含まれている場合の表示を改善するように
した再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録媒体に
プログラムとプログラムに対応する文字情報が予め記録
された記録媒体を再生する再生装置において、記録媒体
に記録されているプログラム及び文字情報を再生する再
生手段と、再生手段にて再生した文字情報をプログラム
と対応させて記憶する記憶手段と、再生手段にて再生し
た文字情報を記憶手段から読み出して表示する表示手段
と、隣接するプログラムの文字情報を比較する比較手段
と、隣接するプログラムの文字情報が所定文字数以上一
致した場合は、一致した文字列を短縮化した文字に置換
する置換手段と、置換手段にて置換した短縮文字を用い
て文字情報の表示を行なうように制御する表示制御手段
とを備えてなる再生装置である。
【0011】ディスプレイに表示する文字の文字数がデ
ィスプレイの最大表示桁数を超えるような場合には、前
回の表示と同じ文字列が含まれているかどうかが判断さ
れ、所定の文字数以上の同じ文字列が含まれている場合
には、その文字列の部分が、同一の文字であることを示
す文字(例えば「〃」)に置き換えられて表示される。
このため、前回の表示した文字と今回表示する文字との
間で同じ文字列が含まれている場合にも、一目して表示
の区別がつくようになると共に、スクロール表示がなく
なり、見やすい表示となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたシステムの一例を示すものである。
【0013】図1において、1はディスクチェンジャ付
きCDプレーヤである。ディスクチェンジャ付きCDプ
レーヤ1には、ディスク収納扉2が開閉自在に設けられ
る。このディスク収納扉2内に、TOC領域にテキスト
情報が記録された、所謂、CD−TEXTのコンパクト
ディスクが、最大で例えば200枚収納される。ディス
クチェンジャ付きCDプレーヤ1で、これらのディスク
の中から所望のディスクが選択され、再生される。この
再生出力は、スピーカ5a及び5bに供給され、スピー
カ5a及び5bからディスクの再生音が出力される。デ
ィスクチェンジャ付きCDプレーヤ1には、ディスプレ
イ4が設けられる。このディスプレイ4には、ディスク
チェンジャ付きCDプレーヤ1に収納されているCD−
TEXT情報に基づくテキスト、例えば、アルバムタイ
トル、アーチスト名、曲名等が表示される。
【0014】図2は、ディスクチェンジャ付きCDプレ
ーヤ1で再生されるコンパクトディスクの構成を示すも
のである。図2に示すように、コンパクトディスク10
1は中央に孔102が設けられ、その内周から外周に向
かって、TOCデータが記録されたプログラム管理領域
である、リードイン領域103と、プログラムデータが
記録されたプログラム領域104と、プログラム終了領
域、いわゆるリードアウト領域105とが形成されてい
る。オーディオ情報を記録したオーディオ再生用コンパ
クトディスクにおいては、プログラム領域104にオー
ディオデータが記録され、このオーディオデータの時間
情報等がリードイン領域103で管理される。
【0015】コンパクトディスクには、メインデータと
してのオーディオデータの他にサブコードが記録されて
いる。コンパクトディスクに記録されるオーディオ信号
は、1サンプルあるいは1ワードが16ビットで、4
4.1kHzのサンプリング周波数でサンプリングされ
る。このサンプリングされたデータは、1サンプルある
いは1ワード16ビットが上位8ビットと下位8ビット
に分割されてそれぞれシンボルとされ、このシンボル単
位で誤り訂正符号化処理やインターリーブ処理が施さ
れ、オーディオデータの24シンボル毎に1つのフレー
ムにまとめられる。1フレームは、ステレオ左右チャン
ネルの各6サンプル分に相当する。
【0016】EFM変調により、各シンボルの8ビット
が14ビットへ変換される。EFM変調後の1フレーム
のデータ構造を図3に示す。1フレーム135は、24
チャンネルビットの同期パターンデータ領域131と、
14チャンネルビットのサブコード領域132と、12
シンボルのプログラムデータD1からD12を含むプロ
グラムデータ領域133と、4シンボルのパリティデー
タP1からP4から成るパリティデータ領域134と、
別のプログラムデータ領域133およびパリティデータ
領域134とからなる。また、各領域、あるいはデータ
部分を接続するために、各部分に対して3チャンネルビ
ットの結合ビットが配される。従って、1フレーム13
5は、合計588チャンネルビットのデータを含む。
【0017】さらに、98個のフレームを集めて、この
フレーム135の各領域およびデータ部分が縦方向に連
続するように並べ換えたものを図4に示す。この図4に
示される98フレームの周期は、サブコードが完結する
単位であって、サブコードフレームと称される。このサ
ブコードフレームは、フレーム同期パターン部136
と、サブコード部137と、データおよびパリティ部1
38とから成る。なお、この1サブコードフレームは、
コンパクトディスクの再生時間の1/75秒に相当す
る。
【0018】ここで、PチャンネルおよびQチャンネル
のデータを含むサブコードデータは、図4中のサブコー
ド部137に記録されているデータである。また、この
サブコード部137のサブコードフレームのデータの構
成の詳細を図5に示す。先頭のフレームF01、フレー
ムF02は、サブコードフレームの同期パターンS0、
S1である。この同期パターンは、フレーム同期パター
ンと同様に、EFM変調方式(eight to fourteen modu
lation: EFM)のアウトオブルール(out ofrule )
のパターンである。さらに、1シンボルの8ビットの各
ビットは、それぞれサブコードのPチャンネルからWチ
ャンネルを構成する。例えば、Pチャンネルは、S0、
S1のそれぞれ一部と、P01からP96とで構成され
る。
【0019】サブコードのPチャンネルは、プログラム
の有無に対応した情報を有し、Qチャンネルには、コン
パクトディスク上の絶対時間情報、各プログラムの時間
情報、プログラム番号(トラック番号とも称される)、
楽章番号(インデックスとも称される)等の情報が含ま
れる。従って、Qチャンネルに含まれる情報によって、
プログラムの頭だし等の再生動作の制御が可能であり、
また、Qチャンネルの情報を表示することによって、演
奏中のプログラムが光ディスク上の何番目のプログラム
であるのか、演奏の経過時間や始めからの絶対時間等を
視覚的に確認できる。
【0020】さらに、サブコードのRチャンネルからW
チャンネルまでの6チャンネル分のデータが用意されて
いる。このリードイン領域のR〜Wチャンネルを使用し
て、コンパクトディスクに付加的な文字情報を記録する
方式がCD−TEXTである。CD−TEXTの場合、
6500字程度の文字情報を記録することが可能とさ
れ、また、コンパクトディスクの付加文字情報として
は、800文字以下であるとし、8カ国の言語に対応で
きるようにされている。
【0021】図6Aは、コンパクトディスク上に記録さ
れているデータを示す。図2についても説明したよう
に、内周側から順にリードイン領域103に記録されて
いるTOCデータ、プログラム領域104に記録されて
いるプログラム No.1〜 No.n、リードアウトエリア1
05のデータが記録されている。
【0022】既存のコンパクトディスクに記録されてい
るTOCデータは、図6Bに示すように、サブコードの
Qチャンネルを使用している。サブコードは、98ビッ
トを1フレームとするデータ構造を有している。この9
8ビット中の72ビットがデータである。TOCデータ
の場合では、図6Bに示すフォーマットを有している。
【0023】TOC中のデータ構造は、図7に示すもの
とされる。POINTが00〜99の場合では、PMI
N、PSEC、PFRAMEが各プログラムのスタート
アドレス(絶対時間)を示す。POINTがA0の場合
では、PMINがディスクの最初のプログラムのプログ
ラム番号を示し、PSEC、PFRAMEが00とされ
る。POINTがA1の場合では、PMINが最後のプ
ログラムのプログラム番号を示し、PSEC、PFRA
MEが00とされる。POINTがA2の場合では、P
MIN、PSEC、PFRAMEがリードアウトが開始
するアドレスを示す。そして、これらの内容は、図8に
示すように、3回ずつ繰り返される。さらに、リードイ
ン領域に繰り返して記録される。このようなTOCデー
タは、コンパクトディスクの装着時に再生装置により読
み取られ、装置内部のメモリに記憶される。
【0024】図9は、CD−TEXTの場合のTOCデ
ータの構成を示すものである。既存のコンパクトディス
クの場合では、上述したように、Qチャンネルのサブコ
ードの1フレーム内の72ビットのデータを使用して、
総プログラム(曲)数と、各プログラムの記録位置とが
管理される。より具体的には、00〜99までの値をと
りうるプログラム番号と各プログラムに対応する開始ア
ドレス(絶対時間)と、最初のプログラム番号と、最後
のプログラム番号と、リードアウトが始まるアドレスと
が記録されている。このQチャンネルのサブコードに加
えて、図9に示すようなRチャンネル〜Wチャンネルで
構成されるデータがTOCデータとして記録されてい
る。
【0025】R〜Wチャンネルからなるデータの先頭の
2フレームは、同期パターンS0、S1である。残りの
96フレームには、それぞれが6ビットのシンボルが9
6シンボル含まれる。この96シンボルが24シンボル
ずつに4分割される。この24シンボルを1パックと称
し、4パックを1パケットと称する。
【0026】各パックの先頭位置にそのパックに記録さ
れる情報の記録モードを設定するモード情報と、テキス
ト情報の種類を示す識別情報を有するID1とその他の
識別情報を有するIDコード(ID2、ID3およびI
D4)を含む計24ビットのIDコードが記録されるI
D領域が配置される。このID領域の後に、8ビット単
位で主データに付随するテキスト情報が記録されるテキ
スト領域が配される。さらに、各パックに、誤り検出符
号として、巡回符号(CRC:cyclic redundancy cod
e)による誤り検出を行うための16ビットのデータが
記録されるCRC領域が配される。
【0027】CD−TEXTフォーマットでは、図9A
に示すように、先頭から32ビットのデータ(図9Aで
は、24ビットのみ示す)がバイト毎のデータに区切ら
れ、これらのバイトが識別用のID1、ID2、ID
3、ID4に対して割り付けられ、ID領域が形成され
る。
【0028】また、ID領域の先頭のID1は、図9B
に示すように、8ビットで扱われる。既存のR乃至Wチ
ャンネルのサブコードを復号化する機能を有するCD再
生装置に装着してもこの再生装置が誤動作を起こさない
ように、モードとしては、未定義のコード例えばモード
4(“100”)が割り付けられる。
【0029】パック内のデータフォーマットは、図10
に示すように、8ビット(1バイト)毎に区切られたI
D1、ID2、ID3、ID4と、テキストバイトtext
1〜text12と、12ビットのCRCコードとを含むも
のである。
【0030】ID1は、text1以降に続く文字列の内容
を示している。図11に示すように、(80h(hは1
6進数を意味する))はアルバム名/プログラム名、
(81h)は演奏者/指揮者/オーケストラ名、(82
h)は作詩者、(83h)は作曲者、(84h)は編曲
者、(85h)はメッセージ、(86h)はdiscI
D、(87h)は検索用キーワード、(88h)はTO
C、(89h)は2ndTOC、(8ah)はユーザ、
(8bh)は歌詞、(8ch)は歌詞2、(8dH)は
予約、(8eh)は予約、(8fh)はサイズである。
【0031】ID2は、パックのtext位置から書かれて
いる文字列がどのトラックに所属するかを示すものであ
る。図12に示すように、ID2には、1から99まで
のトラックナンバが記録される。トラックナンバは1か
ら99であるので、これ以外の数値「0」や「100」
(64h)以上は特別な意味を持つ。「00」はディス
ク全体を代表することを意味する。MSBは常に0とさ
れて、1は拡張用のフラグとなる。
【0032】ID3はブロックに付された連続番号であ
る。図13に示すように、ブロック内の連続番号は、0
0から255(0からFFh)までである。ID3=0
は、常にID1=80hの先頭パックであり、以降80
が終了すれば、81、82とに戻って繰り返される。付
加情報により無いID1は次のID1に置き換えられる
が、必ず小さい番号順に記録される。
【0033】ID4は、現パックの文字コードと、その
文字列の文字位置を示している。図14に示すように、
最初の4ビットはキャラクタコードで、「0000」は
ASCIIコード、「0001」、「0010」、「0
011」、「0100」は、ISO規格に準拠の885
9−1(a) 、8859−1(b) 、8859−1(c) 、8
859−1(d) コード、「0101」は予約、「011
0」はJISカナコード、「0111」はMS−JIS
コードであることを示している。なお、「1000」以
降は予約されている。LSBの4ビットは、現パックの
text1の文字が何文字目かを示している。「0000」
が最初の文字、「0001」が2番目の文字、「001
0」が3番目の文字、以下、「0011」、「010
0」、・・・は、4番目、5番目、・・・の文字であ
る。
【0034】図15は、(ID1=80h)のパックの
構成例を示すものである。(ID1=80h)は、アル
バム名(ディスクタイトルとも称される)と最大99曲
の全プログラム名を記録するために用いられる。各々の
文字情報の最後の文字は必ずヌル(00h)で終端され
る。次のプログラム名はそのヌルの続きに、連続して書
かれていく。図16Aから図16Dは、アルバムタイト
ルが「BEATLESスペース(図中ではSPと表され
ている)THEスペースBEST」、第1曲目の曲名が
「LOVEスペースMEスペースDO」、第2曲目の曲
名が「THEスペースWAVE」、第3曲目の曲名が
「PLEASEスペースHELP」が記録されている例
を示す。
【0035】図16Aに示すように、アルバムタイトル
を示すので、ID1には、(80h)が記録され、ID
2には、アルバムタイトルがディスク全体を示すので、
(00h)が記録されている。さらに、ID3には、1
番目のパックを意味する(00h)が記録され、ID4
には、ASCIIコードを意味し、且つ前のパックで表
示済みの文字数0である(00h)が記録されている。
text1 からtext12には、“BEATLESスペースTH
Eスペース”で示される12文字が入り、このパックに
入りきれない文字、すなわち、“BESTスペースLO
VE”の9文字は2番目のパックに入る。
【0036】図16Bに2番目のパックの内容を示す。
ID1には、アルバムタイトルを示すので、(80h)
が記録され、ID2には、アルバムタイトルがディスク
全体を示すので、(00h)が記録されている。さら
に、ID3には、2番目のパックを意味する(01h)
が記録され、ID4には、ASCIIコードを意味し、
且つ前のパックで表示済みの文字数12の16進表示の
(0Ch)が記録されている。text1 からtext12には、
“BESTスペースLOVE”で示される9文字が入る
とともに、アルバムタイトルの終端を示すヌルコード
と、1曲目のプログラム名である“LOVEスペースM
E”の7文字がパック2に入り、入りきれない“スペー
スDO”の3文字は、3番目のパックに入る。
【0037】同様に、図16Cに3番目のパックの内容
を示す。ID1には、プログラム名を示すので、(80
h)が記録され、ID2には、パック3に記録される先
頭文字は1曲目のもであることを示す(01h)が記録
されている。さらに、ID3には、3番目のパックを意
味する(02h)が記録され、ID4には、ASCII
コードを意味し、且つ前の2番目のパックで表示済み
の、1曲目のタイトル文字数7文字の16進表示の(0
7h)が記録されている。text1 からtext12には、“ス
ペースDO”で示される3文字が入るとともに、1曲目
のタイトルの終端を示すヌルコードと、2曲目のプログ
ラム名である“THEスペースWAVE”の8文字がパ
ック3に入る。
【0038】同様に、図16Dに4番目のパックの内容
を示す。ID1には、プログラム名を示すので、(80
h)が記録され、ID2には、パック4に記録される先
頭文字は3曲目のもであることを示す(03h)が記録
されている。さらに、ID3には、4番目のパックを意
味する(03h)が記録され、ID4には、ASCII
コードを意味し、且つ前の3番目のパックで表示済みの
タイトル文字数がないので、16進表示の(00h)が
記録されている。text1 からtext12には、“PLEAS
EスペースHELP”で示される11文字が入るととも
に、1曲目のタイトルの終端を示すヌルコードが記録さ
れる。
【0039】図17は、(ID1=81h)のパックの
構成例を示すものである。(ID1=81h)は、演奏
者/指揮者/オーケストラ名等、アルバム名や各プログ
ラム名に対応する人物名(アーチスト名)を記録するの
に用いられる。図18Aから図18Cに示すように、各
々の名前は、上述の図16Aから図16Dに説明したの
と同様に、ヌル(00h)で終端とされた後、次々と連
続して書かれていく。図18Aから図18Cは、アルバ
ムを代表する演奏者が「MICHEALスペースJAC
KSON」、1曲目の演奏者が「JANETスペースJ
ACKSON」、2曲目の演奏者が「M.JACK・・
・」である場合の例である。
【0040】図19は、(ID=85h)のパックの構
成例を示すものである。(ID=85h)は、アルバム
名や各プログラム名を記録するのと同じ要領で、各プロ
グラム毎のメッセージを記録するのに用いられる。図2
0Aから図20Dに示すように、メッセージはヌル(0
0h)で終端された後、次々と連続して書かれていく。
ID2は、1から63まではメッセージに同期するトラ
ックナンバを意味し、それ以外の数値は夫々特別な意味
をもつ。
【0041】「00」はアルバムを代表するメッセージ
になる。「70」から「7f」は、例外的に特性の国の
言葉でメッセージを記録した場合に用いられる。「7
0」はドイツ語、「71」はフランス語、「72」はス
ペイン語、「73」はイタリア語、「74」はオランダ
語、「75」はロシア語、「78」は中国語、「79」
は日本語、「7A」は韓国語等である。図20A、図2
0B、図20Cに示すように、ディスクに「Thank
スペースYouスペースVeryスペースmuchスペ
ースPleaseスペースEnjoy!」というメッセ
ージが記録されている例を示す。図20Dには、15曲
目に「SeeスペースYouスペースBye」というメ
ッセージがある場合を示している。この15曲目は、
(ID2=0Fh)を復号することで判別できる。
【0042】図21は、(ID1=86h)のパックの
構成例である。(ID1=1)はディスクIDを示して
おり、ここには、IDコードの他に、発売元の名前やP
OS(Point Of Sale) コード、発売年等を記録するよ
うにしても良い。
【0043】図22は、(ID1=87h)のパックの
構成例である。(ID1=87h)は検索用キーワード
で、検索IDは2バイトのジャンルコードとディスク全
体を代表する人物名ないしキーワードで決められる。こ
こで表現できないジャンルコードの場合には、text3以
降で/文字列/で捕捉することが可能である。図23A
から図23Cに示すように、ジャンルコード「00」
「17」、ジャンル捕捉文字列「JapaneseRo
ck’80」、検索用キーワードが「Y.Ozaki」
の場合を示している。
【0044】図24Aおよび図24Bは、(ID1=8
8h)のパックの構成例である。(ID2=00h)の
場合の構成を図24Aに示す。(ID1=88h)はT
OC(Table Of Contents )で、通常のTOC情報をR
からWの情報を記録するために設けられている。(ID
2=01h〜63h)の場合の構成を図24Bに示す。
【0045】図25は、(ID1=89h)のパックの
構成例である。(ID1=89h)が2ndTOCで、
通常のTOCの中で表せない特殊な部分をポイントする
ために設けられている。この例では、2ndTOCは、
所謂サビの部分のような曲の中で最も印象深い部分(ジ
ャンル情報)を示すのに利用されている。text1は優先
度を示し、(00h)が最優先、(01h)が次とな
り、(FFh)が最低となる。text2は、ポイントの総
数を示し、1ディスクについて3ポイント程度が推奨さ
れる。text3〜text6は予約されている。text7、text
8、text9によりダイジェストのスタートアドレスが指
示され、その後の3個のテキストバイトtext10、text
11、text12により、ダイジェストのエンドアドレス
が指示される。このアドレスは、例えばコンパクトディ
スク上の絶対時間情報であり、テキストバイトの各バイ
トによって、分(00〜74の値)、秒(00〜59の
値)、フレーム(00〜74の値)の各桁の数字が記録
される。
【0046】図26Aに示すように、ID1には、ダイ
ジェストのためのパックを示す(89h)が記録され、
ID2には、ダイジェスト再生が指定されているプログ
ラム番号として(01h)が記録されている。さらに、
ID3には、連番を示す番号として例えば(11h)が
記録され、ID4には、現在のブロック番号として(0
0h)が記録されている。
【0047】text1 には、優先番号として(02h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中での優先度を示す。text2 には、1つのディ
スク中に設定されているダイジェストポイントが記録さ
れており、この場合では、(10h)が記録され、3箇
所が設定されていることを示す。text3 から、text6
は、予約されており、text7 から、text9 には、ダイジ
ェストポイントの起点アドレスとして1分2秒10フレ
ームが記録されている。text10から、text12には、ダイ
ジェストポイントの終点アドレスとして1分43秒20
フレームが記録されている。
【0048】次のパックを図26Bに示す。ID1に
は、ダイジェストのためのパックを示す(89h)が記
録され、ID2には、ダイジェスト再生が指定されてい
るプログラム番号として(02h)が記録されている。
さらに、ID3には、連番を示す番号として例えば(1
2h)が記録され、ID4には、現在のブロック番号と
して(01h)が記録されている。
【0049】text1 には、優先番号として(01h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中で2番目の優先度であることを示す。text2
には、1つのディスク中に設定されているダイジェスト
ポイントが記録されており、この場合では、(10h)
が記録され、3箇所が設定されていることを示す。text
3 から、text6 は、予約されており、text7 から、text
9 には、ダイジェストポイントの起点アドレスとして1
0分2秒20フレームが記録されている。text10から、
text12には、ダイジェストポイントの終点アドレスとし
て10分20秒10フレームが記録されている。
【0050】次に第3のパックを図26Cに示す。ID
1には、ダイジェストのためのパックを示す(89h)
が記録され、ID2には、ダイジェスト再生が指定され
ているプログラム番号として(03h)が記録されてい
る。さらに、ID3には、連番を示す番号として例えば
(13h)が記録され、ID4には、現在のブロック番
号として(02h)が記録されている。
【0051】text1 には、優先番号として(00h)が
記録され、ダイジェストポイントが指定されているプロ
グラムの中で優先度が一番高いことを示す。text2 に
は、1つのディスク中に設定されているダイジェストポ
イントが記録されており、この場合では、(10h)が
記録され、3箇所が設定されていることを示す。text3
から、text6 は、予約されており、text7 から、text9
には、ダイジェストポイントの起点アドレスとして12
分50秒40フレームが記録されている。text10から、
text12には、ダイジェストポイントの終点アドレスとし
て13分10秒20フレームが記録されている。
【0052】なお、上記起点アドレスおよび終点アドレ
スは、絶対時間であり、ディスクのプログラムの起点か
らの絶対番地である。
【0053】図27Aおよび図27Bは、(ID1=8
fh)のパックの構成例である。(ID1=8fh)は
サイズを示すもので、サイズは1ブロックにおける各項
目のパックの構成数をまとめたものであり、図27Aお
よび図27Bの2パックにより構成される。
【0054】図28は、図1におけるディスクチェンジ
ャ付きCDプレーヤ1の構成を示すものである。図28
において、61が再生されるディスクである。このディ
スク61は、オートチェンジャ機能により、ディスク収
納部60aに収納された多数のディスクから選択的に取
り出され、ディスク装着部60bによって装填されたも
のである。これらのディスク収納部60a及びディスク
装着部60bは、コントローラ(マイクロコンピュー
タ)70により制御される。ディスク61は、スピンド
ルモータ63により回転駆動され、光学ピックアップ6
2により記録内容が読み出される。
【0055】この光学ピックアップ62からの信号は、
RFアンプ64に供給される。RFアンプ64は、RF
信号の処理回路の機能を有し、RF信号の2値化、トラ
ッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEの
生成等の処理を行う。これらのエラー信号TE、FEが
サーボ信号処理回路65に供給される。サーボ信号処理
回路65によって、フォーカスコントロール及びトラッ
キングコントロールの処理がなされる。光学ピックアッ
プ62内のフォーカスアクチュエータ及びトラッキング
アクチュエータがドライブ回路66及び67を介された
信号によってドライブされる。図示しないが、ピックア
ップ62をディスク径方向に送る装置もサーボ信号処理
回路65によって制御される。サーボ信号処理回路65
には、コントローラ70からの制御コマンドを受け取る
インターフェースが設けられている。
【0056】RFアンプ64からの2値化された再生信
号がPLL68、EFM復調回路69及びタイミング生
成回路71に供給される。PLL68は、再生信号と同
期したクロックを生成する。EFM復調回路69からの
ディジタルオーディオ信号は、D/A変換器72でアナ
ログのオーディオ信号に変換される。このオーディオ信
号がボリューム・トーンコントロール部78に供給され
る。ボリューム・トーンコントロール部78は、コント
ローラ70から出力されるコントロール信号によって制
御される。ボリューム・トーンコントロール部78に対
してオーディオ出力アンプ79を介してスピーカ80
(スピーカ5a、5bに相当する)が接続される。
【0057】また、RFアンプ64の出力信号がタイミ
ング生成回路71に供給され、再生信号と同期したタイ
ミング信号が生成される。タイミング生成回路71の出
力信号がCLVプロセッサ73に供給される。CLVプ
ロセッサ73によってスピンドルモータ63がCLV駆
動される。
【0058】また、EFM復調回路69で分離されたサ
ブコードがサブコードプロセッサ74に供給される。サ
ブコードプロセッサ74では、サブコードのエラー検出
等の処理がなされ、サブコードのQチャンネル、R〜W
チャンネルとが分離されて出力される。サブコードQが
コントローラ70に供給され、R〜WがCDテキストデ
コーダ75に供給される。
【0059】CDテキストデコーダ75は、R〜Wチャ
ンネルのサブコードを復号する。CDテキストデコーダ
75でデコードされたCD−TEXTの文字情報は、コ
ントローラ70の制御の基に、CD−TEXTメモリ7
6に保存される。コントローラ70には、操作部81か
ら入力が与えられる。CD−TEXTメモリ76に保存
された文字情報が、必要に応じて、表示部82(ディス
プレイ4に対応する)に表示される。
【0060】このように、この発明が適用されたディス
クチェンジャ付きCDプレーヤ1には、CD−TEXT
のディスクが収納され、図1におけるディスプレイ4に
は、CD−TEXTのディスクから得られた文字情報が
表示される。ところで、このディスプレイ4は、ディス
クチェンジャ付きCDプレーヤ1の例えば前面パネルに
設けられており、表示文字数には限りがある。このた
め、ディスプレイ4に表示すべき文字の文字数がディス
プレイ4の最大表示桁数を超えるようなことがある。デ
ィスプレイ4に表示すべき文字の文字数がディスプレイ
4の最大表示桁数を超えるような場合には、スクロール
表示させることが考えられるが、スクロール表示では、
表示が一見して把握できないと共に、前回の表示した文
字と今回表示する文字との間で、同じ文字列が含まれて
いる場合に、表示が殆ど同じになり、区別し難くくな
る。
【0061】そこで、この例では、ディスプレイ4に表
示する文字の文字数がディスプレイ4の最大表示桁数を
超えるような場合には、前回の表示と同じ文字列が含ま
れているかどうかが判断され、所定の文字数以上の同じ
文字列が含まれている場合には、その文字列の部分が、
同一の文字であることを示す文字(例えば「〃」)に置
き換えられて表示される。
【0062】例えば、バッハの曲が集められてディスク
があり、1曲目に「バッハ:フランス組曲第3番アルマ
ンド」が記録され、2曲目に「バッハ:フランス組曲第
3番サラバンド」が記録され、3曲目に「バッハ:フラ
ンス組曲メヌエット」が記録され、4曲目に「バッハ:
主よ、人の望みの喜びよ」が記録されているとする。そ
して、ディスプレイの最大表示桁数が13文字であると
する。
【0063】このような場合、図29Aに示すように、
先ず、1曲目の表示では、「バッハ:フランス組曲第3
番」が表示され、それから「アルマンド」の部分がスク
ロール表示される。
【0064】2曲目は「バッハ:フランス組曲第3番サ
ラバンド」であり、2曲目と1曲目とは、「バッハ:フ
ランス組曲第3番」まで一致している。したがって、同
一の文字列である「バッハ:フランス組曲第3番」まで
の表示が、同一の文字列であることを示す文字「〃」に
置き換えられる。したがって、2曲目の表示は、図29
Bに示すように、「〃サラバンド」となる。
【0065】3曲目は「バッハ:フランス組曲第3番メ
ヌエット」であり、3曲目と2曲目とは、「バッハ:フ
ランス組曲第3番」まで一致している。したがって、同
一の文字列である「バッハ:フランス組曲第3番」まで
の表示が、同一の文字列であることを示す文字「〃」に
置き換えられる。したがって、3曲目の表示は、図29
Cに示すように、「〃メヌエット」となる。
【0066】4曲目は「バッハ:フランス組曲第3番メ
ヌエット」であり、4曲目と3曲目とは、「バッハ:」
のみ一致している。この場合、一致している文字数が所
定の字数に満たないので、4曲目の表示は、図29Cに
示すように、「バッハ:主よ、人の望みの喜」となり、
「びよ」がスクロール表示される。
【0067】このように、1曲目では「バッハ:フラン
ス組曲第3番」が表示されてからスクロール表示により
「アルマンド」が表示され、2曲目及び3曲目では、前
の曲名と同一部分が「〃」の文字に置き換えられ、「〃
サラバンド」、「〃メヌエット」と表示される。したが
って、1曲目、2曲目、3曲目の区別が一目して分かる
ようになると共に、スクロール表示が不要になる。
【0068】図30は、このように表示を行なわせる場
合の処理を示すフローチャートである。
【0069】図30において、先ず、比較する文字の数
を示す変数nが「1」に初期設定される(ステップST
1)。そして、以前に表示した文字のn番目の文字と、
表示する文字のn番目の文字とが一致しているか否かが
判断される(ステップST2)。以前に表示した文字の
n番目と、表示する文字のn番目とが一致しているな
ら、最終文字であるかどうかが判断され(ステップST
3)、最終文字でなければ、変数nがインクリメントさ
れ(ステップST4)、ステップST2に戻される。
【0070】ステップST2〜ST4を繰り返していく
ことにより、以前に表示した文字列と、表示する文字列
とが、何文字目まで一致しているかが判断される。以前
に表示した文字列と、表示する文字列とが全く一致して
いなければ、ステップST2において、初期状態のn=
1のときに、一致しないと判断される。以前に表示した
文字列と、表示する文字列との間で、例えば最初から5
文字目までが一致しているなら、n=5文字になるま
で、ステップST2〜ST4が繰り返され、ステップS
T2において、一致しないと判断されたら、ステップS
T5に移される。
【0071】ステップST2〜ST4を繰り返してい
き、ステップST3で最終文字に達したと判断された場
合には、表示する文字列と、以前に表示した文字列と
は、最終文字まで一致しているので、同一の文字列であ
ることを示すことを示す文字、例えば「〃」が表される
(ステップST6)。
【0072】ステップST5では、nがディスプレイの
最大表示桁数より大きいか否かが判断される。nはステ
ップST1で初期設定され、ステップST2〜ST4を
繰り返す毎にインクリメントされているので、nは一致
している文字列の部分の長さを表すことになる。
【0073】ステップST5で、nがディスプレイの最
大表示桁数を超えていないと判断された場合には、ステ
ップST7に行き、表示する文字列がそのまま最初から
表示される。
【0074】ステップST5で、nがディスプレイの最
大表示桁数を超えていると判断された場合には、nが一
定字数より大きいかどうかが判断される(ステップST
8)。
【0075】ステップST8で、nが一定字数より大き
くないと判断された場合には、同一の文字列であること
を示すことを示す文字への置き換えは行なわず、ステッ
プST7に行き、表示する文字列がそのまま最初から表
示される。
【0076】ステップST8で、nが一定字数より大き
いと判断された場合には、n番目の文字列までは、同一
の文字列であることを示すことを示す文字若しくは文字
列、例えば「〃」に置き換えられて表示され(ステップ
ST9)、以降は、表示する文字列がそのまま表示され
る(ステップST10)。
【0077】なお、上述の例では、同様であることを示
す文字として、「〃」を用いているが、同様であること
を示す文字は、これに限るものではない。また、同様で
あることを、複数の文字からなる文字列、例えば「−
−」として表示するようにしても良い。
【0078】
【発明の効果】この発明によれば、ディスプレイに表示
する文字の文字数がディスプレイの最大表示桁数を超え
るような場合には、前回の表示と同じ文字列が含まれて
いるかどうかが判断され、所定の文字数以上の同じ文字
列が含まれている場合には、その文字列の部分が、同一
の文字であることを示す文字(例えば「〃」)に置き換
えられて表示される。このため、前回の表示した文字と
今回表示する文字との間で同じ文字列が含まれている場
合にも、一目して表示の区別がつくようになると共に、
スクロール表示がなくなり、見やすい表示となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる再生システムの一例の斜
視図である。
【図2】この発明を適用することができる従来の音楽再
生用CDの領域を示す略線図である。
【図3】1フレームのデータを示す略線図である。
【図4】サブコードフレーム全体のデータ構造を説明す
る略線図である。
【図5】サブコード信号の全チャンネルのデータを示す
略線図である。
【図6】CDの全体のデータ構成およびTOCデータの
構成を示す略線図である。
【図7】従来のCDのリードイン領域に記録されている
TOCデータの構成を示す略線図である。
【図8】サブコードのデータフォーマットを全体的に示
す略線図である。
【図9】CDテキストのデータフォーマットの1パック
および1シンボルを示す略線図である。
【図10】データフォーマットの割り付けを示す略線図
である。
【図11】ID1で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図12】ID2で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図13】ID3で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図14】ID4で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図15】曲名IDのデータの内容を示す図である。
【図16】曲名IDのデータの説明に用いる図である。
【図17】演奏者IDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図18】演奏者IDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図19】メッセージIDのデータの説明に用いる図で
ある。
【図20】メッセージIDのデータの説明に用いる図で
ある。
【図21】ディスクIDのデータの説明に用いる図であ
る。
【図22】検索IDのデータの説明に用いる図である。
【図23】検索IDのデータの説明に用いる図である。
【図24】TOCデータの説明に用いる図である。
【図25】2ndTOCのデータの説明に用いる図であ
る。
【図26】2ndTOCのデータの説明に用いる図であ
る。
【図27】サイズパックのデータの説明に用いる図であ
る。
【図28】この発明による再生装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図29】この発明による再生装置の一例における表示
の説明に用いる略線図である。
【図30】この発明による再生装置の一例における表示
の説明に用いるフローチャートである。
【図31】従来の再生装置の一例における表示の説明に
用いる略線図てある。
【符号の説明】
1・・・ディスクチェンジャ付きCDプレーヤ,4・・
・ディスプレイ,61・・・ディスク,62・・・光学
ピックアップ,74・・・サブコードプロセッサ,75
・・・CDテキストデコーダ,76・・・CDテキスト
メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にプログラムと上記プログラム
    に対応する文字情報が予め記録された記録媒体を再生す
    る再生装置において、 上記記録媒体に記録されている上記プログラム及び文字
    情報を再生する再生手段と、 上記再生手段にて再生した文字情報を上記プログラムと
    対応させて記憶する記憶手段と、 上記再生手段にて再生した文字情報を記憶手段から読み
    出して表示する表示手段と、 隣接するプログラムの文字情報を比較する比較手段と、 上記隣接するプログラムの文字情報が所定文字数以上一
    致した場合は、上記一致した文字列を短縮化した文字に
    置換する置換手段と、 上記置換手段にて置換した短縮文字を用いて文字情報の
    表示を行なうように制御する表示制御手段とを備えてな
    る再生装置。
  2. 【請求項2】 表示手段の表示可能範囲内に上記表示文
    字が収まる場合は、上記置換を禁止するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記表示制御手段は、上記比較手段にて
    一致したと判断された文字列と、不一致と判断された文
    字列とを識別可能に表示するようにした請求項1記載の
    再生装置。
JP5157197A 1997-03-06 1997-03-06 再生装置 Pending JPH10247357A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006035858A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録媒体再生装置
JP2007104366A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Sharp Corp 記録再生装置
US7483352B2 (en) 2003-08-12 2009-01-27 Fujitsu Ten Limited Recording medium reproduction device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006035858A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録媒体再生装置
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