JPH11317054A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH11317054A
JPH11317054A JP12105298A JP12105298A JPH11317054A JP H11317054 A JPH11317054 A JP H11317054A JP 12105298 A JP12105298 A JP 12105298A JP 12105298 A JP12105298 A JP 12105298A JP H11317054 A JPH11317054 A JP H11317054A
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JP
Japan
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program
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text
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recorded
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Application number
JP12105298A
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English (en)
Inventor
Shuichi Nagano
秀一 長野
Hideko Kimura
秀子 木村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク上に予め記録されている文字情報を
メモリに読み込む時に、記録されている文字情報の量と
メモリの容量とに適応して、文字数の制限を加える。 【解決手段】 ディスクのリードイン領域から再生さ
れ、復号された文字情報の1パックがメモリ部76のバ
ッファ91に格納される。サイズパックの情報からテキ
スト情報の記録されているパック数Pttと、トラック数
Ntrとが分かる。搭載しているメモリ容量Cmeと1パッ
クの文字数から、最大格納パック数Pmaxが求められ
る。(Ptt>Pmax )であれば、字数制限処理がなされ
る。そして、(Lji=Cme÷(Ntr+2))により、制
限字数が計算される。CD−TEXT情報の内で、制限
字数に達するまでは、読み込み処理がなされる。制限字
数に達すると、区切りを示すコードを付加して、データ
の読み込みを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオデー
タ、ビジュアルデータ等のメインデータに付属してサブ
コードが記録されている記録媒体例えばディジタルオー
ディオ用CD(コンパクトディスク)の再生装置に適用
して好適な再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ情報が記録されたCD(Compa
ct Disc)を再生するCD再生装置において、使用上の便
宜を図るため、ディスク再生情報に基づく各種表示がな
されている。周知のものとして、Qチャンネルサブコー
ドにモード1として記録されているプログラム番号であ
るトラック番号や各トラック番号に割り当てられた時間
情報を再生して表示することがなされている。
【0003】さらに、最近、リードインエリアに記録さ
れたサブコードのR〜Wチャンネル領域に、ディスクに
収録された曲に関連したアルバムタイトル等の文字情報
を記録することが提案されている。このようなディスク
をCD−TEXTディスク(商標)と称している。CD
−TEXTのフォーマットとしては、リードイン情報
(モード4)とプログラムエリア情報(モード2)とが
規定されている。リードイン情報は、TOC読取り時に
再生装置のメモリ(RAM)に記憶し、ユーザが必要な
時に表示できる。一方、プログラムエリアの情報は、メ
モリを使用せずに、CDの製作者が決めたタイミングで
表示できる。この明細書では、CD−TEXTのモード
4を中心として説明する。
【0004】CD−TEXTディスクを再生する場合、
CDの装着時にサブコードのR〜Wチャンネル領域から
アルバムタイトル等の文字情報が読み取られる。読み取
られた文字情報が復号され、メモリに記憶され、さら
に、必要に応じて表示される。従って、再生しようとす
るCDのアルバムタイトル、演奏者名等が表示され、ユ
ーザは、CDの内容を直ちに把握することができる。
【0005】CD−TEXTのフォーマットにおいて
は、最大6500文字程度の情報を記録できる。CDの
アルバムタイトル等の情報が800文字以下であるの
で、上記記録容量があれば、8カ国の言語の文字情報が
記録可能である。後述するように、CD−TEXTのフ
ォーマットでは、最大8カ国の言語に対応してブロック
0〜ブロック7によりテキスト群が構成される。一つの
ブロックの中では、一つの文字コードが使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CD−TEXTディス
クの再生可能な再生装置の一構成としては、記録されて
いる全ての言語の文字情報を読み込むことができる構成
が考えられる。この場合には、記憶容量が大きなメモリ
を装備する必要があり、再生装置のコストが上昇する。
他の構成は、より少ない容量のメモリを使用したもので
ある。容量の制約があるので、CD−TEXT情報を復
号順に記憶して、メモリの容量以上になった後の情報は
記憶しないようになされる。さらに、各言語に関して予
め固定値(文字数)を設定し、設定値以上の情報を記憶
しないような構成も考えられる。
【0007】CD−TEXT情報を先頭から順番にメモ
リに記憶し、メモリ容量以上になった部分を捨てる方法
は、一つのブロックでも、全ての情報をメモリに格納で
きず、CD−TEXT情報がないトラック(曲)も存在
する問題がある。記憶できる文字数を予め設定値で区切
る方法は、アルバムタイトル、曲名等の文字数の長さの
違い、並びに曲数の違いに対応できない。例えば10文
字に設定した時に、長いタイトルを表示できない問題が
生じる。さらに、曲数が少ない時には、メモリの余って
いる容量が発生する問題が生じる。
【0008】従って、この発明の目的は、CD−TEX
Tのように、予めディスク上に文字情報が記録される場
合に、限られたメモリの容量を有効に使用することがで
きる再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、記録されているプログラムに関連す
るテキスト情報が記録されている記録媒体を再生する再
生装置において、記録媒体に記録されているプログラム
に関連するテキスト情報と、管理情報とを記録媒体の管
理領域に記録されている開始プログラム番号と終端プロ
グラム番号とを再生する再生手段と、記録媒体に記録さ
れているプログラムに関連するテキスト情報を蓄積する
メモリと、再生手段にて再生された開始プログラム番号
と終端プログラム番号に基づいて総プログラム数を演算
する第1の演算手段と、メモリの記憶可能容量と総プロ
グラム数に基づいてプログラム毎の平均記憶容量を演算
する第2の演算手段と、第2の演算手段にて演算した平
均記憶容量に基づいてプログラムに関連するテキスト情
報のメモリへの格納を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする再生装置である。
【0010】記録媒体上のプログラムの総数と、再生装
置が搭載しているメモリの容量とから、一つのプログラ
ムに割り当て可能な平均記憶容量が計算される。そし
て、記録媒体からテキスト情報を読み込む時に、平均記
憶容量が最大記憶容量を越えていると判断されると、メ
モリに格納するテキスト情報に対して制限を加える処理
がなされる。
【0011】テキスト情報の格納を制限した場合には、
メモリ上でテキスト情報の区切りを識別可能とするため
に、テキスト情報で使用されるコードと区別可能な特異
なコードが使用される。さらに、テキスト情報が制限文
字数に達する前に、タイトル等のテキスト情報の終端を
示すコードがある時には、そのコードをメモリに格納す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。この実施の一形
態では、ディスク状記録媒体としてCDを使用している
が、これに限らず、他の種類の光ディスク(例えばDV
D(ディジタル・ビデオ・ディスク)、磁気テープ、光
テープ、半導体メモリ等に対してもこの発明を適用する
ことができる。また、記録媒体に記録されているディジ
タルメイン情報は、オーディオデータに限らず、ビデオ
データ等であっても良い。
【0013】この発明の理解を容易とするために、オー
ディオ再生用のCDのデータ構成について説明する。図
1に示すように、CD101は中央に孔102を有し、
その内周から外周に向かって、TOC(table Of conte
nts) データが記録されたプログラム管理領域であるリ
ードイン(lead in )領域103と、プログラムデータ
が記録されたプログラム領域104と、プログラム終了
領域であるリードアウト(lead out)領域105とが形
成されている。オーディオ情報を記録したオーディオ再
生用CDにおいては、プログラム領域104にオーディ
オデータが記録され、このオーディオデータの時間情報
等がリードイン領域103で管理される。また、CD再
生装置によるプログラム領域104内のオーディオデー
タの読み出しが終了して、リードアウト領域105にピ
ックアップが到達したときに、CD再生装置がCDの再
生動作を終了する。
【0014】CDには、メインデータとしてのオーディ
オデータの他にサブコードが記録されている。以下、サ
ブコードのPチャンネルおよびQチャンネルのデータに
ついて説明する。CDに記録されるオーディオ信号は、
1サンプルあるいは1ワードが16ビットで、44.1
kHzのサンプリング周波数でサンプリングされる。こ
のサンプリングされたデータは、1サンプルあるいは1
ワード16ビットが上位8ビットと下位8ビットに分割
されてそれぞれシンボルとされ、このシンボル単位で誤
り訂正符号化処理やインターリーブ処理が施され、オー
ディオデータの24シンボル毎に1つのフレームにまと
められる。1フレームは、ステレオ左右チャンネルの各
6サンプル分に相当する。
【0015】EFM変調により、各シンボルの8ビット
が14ビットへ変換される。EFM変調後の1フレーム
のデータ構造を図2に示す。1フレーム135は、24
チャンネルビットの同期パターンデータ領域131と、
14チャンネルビットのサブコード領域132と、12
シンボルのプログラムデータD1からD12を含むプロ
グラムデータ領域133と、4シンボルのパリティデー
タP1からP4から成るパリティデータ領域134と、
別のプログラムデータ領域133およびパリティデータ
領域134とからなる。また、各領域、あるいはデータ
部分を接続するために、各部分に対して3チャンネルビ
ットの結合ビットが配される。従って、1フレーム13
5は、合計588チャンネルビットのデータを含む。
【0016】さらに、98個のフレームを集めて、この
フレーム135の各領域およびデータ部分が縦方向に連
続するように並べ換えたものを図3に示す。この図3に
示される98フレームの周期は、サブコードが完結する
単位であって、サブコードフレームと称される。このサ
ブコードフレームは、フレーム同期パターン部136
と、サブコード部137と、データおよびパリティ部1
38とから成る。なお、この1サブコードフレームは、
CDの再生時間の1/75秒に相当する。
【0017】ここで、PチャンネルおよびQチャンネル
のデータを含むサブコードデータは、図3中のサブコー
ド部137に記録されているデータである。また、この
サブコード部137のサブコードフレームのデータの構
成の詳細を図4に示す。先頭のフレームF01、フレー
ムF02は、サブコードフレームの同期パターンS0、
S1である。この同期パターンは、フレーム同期パター
ンと同様に、EFM変調方式(eight to fourteen modu
lation: EFM)のアウトオブルール(out ofrule )
のパターンである。さらに、1シンボルの8ビットの各
ビットは、それぞれサブコードのPチャンネルからWチ
ャンネルを構成する。例えば、Pチャンネルは、S0、
S1のそれぞれ一部と、P01からP96とで構成され
る。
【0018】サブコードのPチャンネルは、プログラム
の有無に対応した情報を有し、Qチャンネルには、CD
上の絶対時間情報、各プログラムの時間情報、プログラ
ム番号(トラック番号とも称される)、楽章番号(イン
デックスとも称される)等の情報が含まれる。従って、
Qチャンネルに含まれる情報によって、プログラムの頭
だし等の再生動作の制御が可能であり、また、Qチャン
ネルの情報を表示することによって、演奏中のプログラ
ムが光ディスク上の何番目のプログラムであるのか、演
奏の経過時間や始めからの絶対時間等を視覚的に確認で
きる。
【0019】さらに、サブコードのRチャンネルからW
チャンネルまでの6チャンネル分のデータは、例えば静
止画や、曲の歌詞の表示等に用いることが可能である。
このようなRチャンネルからWチャンネルを静止画や曲
の歌詞表示に用いた再生装置は、CD−グラフィックス
プレーヤと呼ばれている。さらに、最近では、リードイ
ン領域のR〜Wチャンネルを使用して、CDに付加的な
文字情報を記録するCD−TEXTが提案されている。
このCD−TEXTの場合、リードイン領域を用いて約
6500字程度の文字情報を記録することが可能とされ
ている。また、CDの付加文字情報としては、1ヵ国語
当たり800文字程度を最大値とすると、8カ国の言語
に対応できるようにされている。従って、1枚のCDの
中に英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語、ハ
ングル語等に対応してタイトルを記録することができ
る。
【0020】図5Aは、CD上に記録されているデータ
を示す。図1についても説明したように、内周側から順
にリードイン領域103に記録されているTOCデー
タ、プログラム領域104に記録されているプログラム
No.1〜 No.n、リードアウトエリア105のデータが
記録されている。
【0021】既存のCDに記録されているTOCデータ
は、図5Bに示すように、サブコードのQチャンネルを
使用している。サブコードは、98ビットを1フレーム
とするデータ構造を有している。この98ビット中の7
2ビットがデータである。TOCデータの場合では、図
5Bに示すフォーマットを有している。
【0022】プログラム数が6の場合では、TOC中の
データ構造は、図6に示すものとされる。POINTが
00〜99の場合では、PMIN、PSEC、PFRA
MEが各プログラムのスタートアドレス(絶対時間)を
示す。POINTがA0の場合では、PMINがディス
クの最初のプログラムのプログラム番号を示し、PSE
C、PFRAMEが00とされる。POINTがA1の
場合では、PMINが最後のプログラムのプログラム番
号を示し、PSEC、PFRAMEが00とされる。P
OINTがA2の場合では、PMIN、PSEC、PF
RAMEがリードアウトが開始するアドレスを示す。そ
して、これらの内容は、図6に示すように、3回ずつ繰
り返される。さらに、リードイン領域に繰り返して記録
される。このようなTOCデータは、CDの装着時に再
生装置により読み取られ、装置内部のメモリに記憶され
る。
【0023】図7は、この発明の実施の一形態における
CD−TEXT(モード4)の場合のデータの構成を示
すものである。既存のCDの場合では、上述したよう
に、Qチャンネルのサブコードの1フレーム内の72ビ
ットのデータを使用して、総プログラム(曲)数と、各
プログラムの記録位置とが管理される。より具体的に
は、00〜99までの値をとりうるプログラム番号と各
プログラムに対応する開始アドレス(絶対時間)と、最
初のプログラム番号と、最後のプログラム番号と、リー
ドアウトが始まるアドレスとが記録されている。このQ
チャンネルのサブコードに加えて、図7に示すようなR
チャンネル〜Wチャンネルで構成されるCD−TEXT
のデータがリードイン領域に記録される。
【0024】R〜Wチャンネルからなるデータの先頭の
2フレームは、同期パターンS0、S1である。残りの
96フレームには、それぞれが6ビットのシンボルが9
6シンボル含まれる。この96シンボルが24シンボル
ずつに4分割される。この24シンボルを1パックと称
し、4パックを1パケットと称する。
【0025】各パックの先頭位置にそのパックに記録さ
れる情報の記録モードを設定するモード情報と、テキス
ト情報の種類を示す識別情報を有するID1とその他の
識別情報を有するIDコード(ID2、ID3およびI
D4)を含む計24ビットのIDコードが記録されるI
D領域1が配置される。このID領域1の後に、8ビッ
ト単位で主データに付随するテキスト情報が記録される
テキスト領域2が配される。さらに、各パックに、誤り
検出符号として、巡回符号(CRC:cyclic redundanc
y code)による誤り検出を行うための16ビットのデー
タが記録されるCRC領域3が配される。
【0026】図8は、CD−TEXTフォーマットの概
略を示すものである。全ての文字情報は、テキスト群の
中に記録される。テキスト群は、リードイン領域では、
同じテキスト群が繰り返して記録される。一つのテキス
ト群が最大で8個のブロックにより構成される。図8で
は、一つのテキスト群が2個のブロック(ブロック0お
よびブロック1)により構成される例が示されている。
【0027】ブロック0は、英語の文字情報を含み、英
語の場合の文字コードが8859−1によるものとされ
る。ブロック1は、日本語の文字情報を含み、日本語の
場合の文字コードがMS−JIS(Microsoft-Japanese
Industry Standard)とされる。各ブロックは、パック0
〜パックnにより構成される。
【0028】図9Aは、図7で示したデータフォーマッ
トをシリアルデータとして示した図である。図9Aに示
すように、先頭から32ビットのデータ(図9Aでは、
24ビットのみ示す)をバイト毎のデータに区切り、こ
れらのバイトを識別用のID1、ID2、ID3、ID
4に対して割り付け、ID(またはヘッダ)領域1を形
成する。その後のテキスト領域2もバイト単位のデータ
に区切られる。テキスト領域2は、12バイトの長さで
あり、最後に2バイトのCRC領域3が設けられる。こ
れらのID領域1、テキスト領域2およびCRC領域3
からなる18バイトの長さがパックと称される。このよ
うなバイト単位の処理によって、Qチャンネルの信号の
処理方法で処理することが可能になり、簡単な処理回路
の構成とできる。
【0029】また、CD−TEXTのデータフォーマッ
トでは、CRCによる誤り検出符号を用いて誤りを検出
するのにとどめ、誤りが検出されると再度データを読み
出すようにしている。このため、データは、TOC内
で、パック毎に例えば4重書きされ、さらに、一連のデ
ータ列がパケット単位で繰り返し記録されている。すな
わち、1/75秒の周期を有するサブコードシンクに同
期した1パケットに4パックが含まれる。このような多
重記録によって、誤り訂正のための複雑な回路を省略す
ることができる。
【0030】なお、パック単位の多重書きは、4重書き
に限らないし、また、多重書きの単位もパック単位に限
らず、例えばパケット単位、あるいは数パケットを周期
としてこの周期単位で多重書きしてもよい。
【0031】また、ID領域1の先頭のID1は、図9
Bに示すように、従来の1シンボルより2ビット多い8
ビットで扱うことになる。さらに、既存のR乃至Wチャ
ンネルのサブコードを復号化する機能を有するCD再生
装置に装着してもこの再生装置が誤動作を起こさないよ
うに、MSBから3ビットは、モードを識別するための
データを書き込む。リードイン領域に記録されるCD−
TEXTフォーマットの場合では、この3ビットで示さ
れるモードとして、CD−TEXTフォーマットが提案
される前では、未定義であったモード4(“100”)
を割り付ける。こうすることで、既存の再生装置に装着
しても認識不可能なモードが検出されるだけなので、再
生装置は動作を停止するだけであり誤動作するおそれが
ない。また、未定義のモードは、モード4の他に、モー
ド5およびモード6がありうるので、モード4の代わり
にこれらのモードを用いることもできる。
【0032】また、ID1によりモード4が指示される
この例では、1パックは、図10に示すように、8ビッ
ト(1バイト)毎に区切られたID1、ID2、ID
3、ID4と、テキストバイトtext1 〜text12と、16
ビットのCRCコードとを含むものである。
【0033】ID1は、8ビットの構造を有し、ID1
とパックで扱われるデータの内容が図11に示すように
規定されている。ID1は、上述したように、モード4
を上位側のビットで指示するために、(8×h)(hは
16進数を意味し、×が下位側の4ビットの値を意味す
る)。
【0034】ID1は、text1 以降に続く文字列の内容
を示している。(80h)はアルバム名/プログラム
名、(81h)は演奏者/指揮者/オーケストラ名(ア
ーチスト名と総称する)、(82h)は作詩者、(83
h)は作曲者、(84h)は編曲者、(85h)はメッ
セージ、(86h)はdiscID、(87h)はジャ
ンルIDおよびジャンル情報、(88h)はTOC情
報、(89h)は2ndTOC情報、(8ah)、(8
bh)および(8ch)は予約、(8dH)はクローズ
ド情報、(8eh)はアルバムのUPC/EAN(PO
Sコード)および各トラックのISRC(International
Standard Recording Code) 、(8fh)はブロックの
サイズ情報である。なお、予約は、現在は未定義であ
り、将来、定義されることを意味する。
【0035】ID2は、1ビットの拡張フラグと7ビッ
トのトラックナンバーまたはパックエレメントナンバー
を含む。トラックナンバーは、そのパックのテキストデ
ータの最初の文字が属するトラックナンバーを示すもの
である。図12に示すように、ID2には、1から99
までのトラックナンバーが記録される。トラックナンバ
ーは1から99であるので、これ以外の数値「0」や
「100」(64h)以上は特別な意味を持つ。「0
0」はディスク全体を代表する情報を意味する。MSB
は常に0とされて、1は拡張用のフラグとなる。パック
エレメントナンバーは、ID1により示されるパックの
種類に依存して使用される。
【0036】ID3は、パックに付された連続番号(シ
ーケンスナンバー)である。図13に示すように、ブロ
ック内のパックの連続番号は、0から255(00hか
らFFh)までである。ID3=0は、常にID1=8
0hの先頭パックである。
【0037】ID4は、図14に示すように、1ビット
(MSB)のDBCC(Double ByteCharacter Code)識
別ビットと、3ビットのブロックナンバーと、そのパッ
クの文字位置を示す4ビットとからなる。若し、ブロッ
クがDBCC文字列を含む場合では、DBCC識別ビッ
トが「1」とされる。S(Single)BCC文字列の場合で
は、これが「0」とされる。ブロックナンバーは、その
パックが属するブロックのナンバーを示す。文字位置を
示す4ビットは、現パックのtext1 の文字が何文字目か
を示している。「0000」が最初の文字、「000
1」が2番目の文字、「0010」が3番目の文字、以
下、「0011」、「0100」、・・・は、4番目、
5番目、・・・の文字である。
【0038】テキストデータは、上述したように12バ
イトからなり、ID1により示されるパックの種類に依
存した文字列あるいはバイナリー情報を含む。(ID1
=88h)、(ID1=89h)、(ID1=8fh)
を除くパックは、テキストデータが文字列で構成され
る。文字列は、文字の系列と終端子としてのヌルコード
とからなる。ヌルコードは、SBCCの場合では、1個
のヌルコードが使用され、DBCCの場合では、2個の
ヌルコードが使用される。ヌルコードとしては、(00
h)が使用され、文字列のサイズは、160バイトより
少ないことが推奨されている。
【0039】図15は、ブロック0(英語)のCD−T
EXTデータであって、(ID1=80h)である文字
列の情報の一例を示す。この場合では、(ID2=00
h)がアルバム名の文字列であり、(ID2=01h・
・・63h)が曲名の文字列である。最初のパックが
(ID1=00h、ID2=00h、ID3=SN(ブ
ロック内の連番)、ID4=×0h)である。ID4の
下位4ビットによって、その文字列の最初の文字から数
えてテキストデータフィールドの最初の文字(text1) の
文字位置が示される。この例では、最初の文字の「S」
が0番目であることが示される。そして、(text1・・・
text7)までで、「STRIN 1」(図中、SPがスペー
スを表す)のアルバム名が記録され、text8 が終端子で
あるヌルコード00hとされる。
【0040】次のtext9 ・・・text12には、「STR
I」の4文字が記録される。そして、次のパックでは、
(ID1=80h、ID2=01h(曲名を意味す
る)、ID3=SN+1、ID4=×4h)とされる。
そして、text1 ・・・text4 として、「NG 2」が記
録され、text5 として00hが記録される。ID4=×
4hによって、text1 の文字「N」が5番目の文字であ
ることが示される。以下同様にして、曲名が順次記録さ
れている。
【0041】次に、サイズ情報の場合のパック(ID1
=8fh)の構成の一例を図16、図17および図18
に示す。図16は、ID2により示されるパックエレメ
ントナンバーが(00h)のパックのデータ構成であ
り、図17は、パックエレメントナンバーが(01h)
のパックのデータ構成であり、図18は、パックエレメ
ントナンバーが(02h)のパックのデータ構成であ
る。
【0042】(ID2=00h)のパック(図16)
は、ID3により連番が示され、ID4によりブロック
ナンバーが示される。そして、その後のtext1 がそのブ
ロックの文字(キャラクタ)コードを表す。この文字コ
ードは、(ID1=80h〜85h)のパックの文字列
に使用される文字コードである。他のパックの文字コー
ドは、(00h)とされる。ブロック0に対しては文字
コードが(00h)と適用されるものとされる。文字コ
ードの規定の一例を下記に示す。
【0043】 00h =ISO(International Standard Organization) 8859−1 01h =ISO 646,ASCII 02h〜7F=予約 80h =MS−JIS 81h =韓国キャラクタコード 82h =マンダリン(標準的)中国語キャラクタ コード 83h〜FFh=予約 例えばISO 8859−1は、数字、アルファベッ
ト、記号等を1バイトで表現するものであり、ISO
8859−1が標準的文字コードとして使用される。
【0044】次のtext2 が最初のトラックナンバーとさ
れ、text3 が最後のトラックナンバーとされ、text4 が
モード2およびコピー防止フラグとされる。このtext4
の1ビット(MSB)は、モード2のCD−TEXTパ
ケットがプログラム領域にエンコードされているか否か
を示すフラグである。残りの7ビットがコピー防止フラ
グとして使用される。text5 〜text12は、(ID1=8
0h)〜(ID1=87h)を有するパックのそれぞれ
の個数を表す。
【0045】(ID1=8fh、ID2=01h)のパ
ック(図17)では、図16に示すパックと同様に、I
D3およびID4により連番およびブロックナンバーが
それぞれ示される。そして、text1 〜text8 が(ID1
=88h)〜(ID1=8fh)をそれぞれ有するパッ
クの個数を表す。text9 〜text12は、ブロック0〜ブロ
ック3のそれぞれの最後の連番を示す。
【0046】(ID1=8fh、ID2=02h)のパ
ック(図18)では、図16および図17に示すパック
と同様に、ID3およびID4により連番およびブロッ
クナンバーがそれぞれ示される。そして、text1 〜text
4 は、ブロック4〜ブロック7のそれぞれの最後の連番
を示す。この最後の連番が(00h)の場合では、その
ブロックが存在しないことを示す。このような存在しな
いブロックをデータ無しブロックと称する。次のtext5
〜text12は、ブロック0〜ブロック7のそれぞれの言語
コードを示す。文字コードが文字列の各文字を表すデー
タのフォーマットの種類を示すのに対して、言語コード
は、各ブロックの文字情報がどこの国の言語で記述され
ているかを示す。
【0047】図19および図20は、上述した言語コー
ド(1バイト)と言語の対応関係の一例を示す表であ
る。図19の表は、ヨーロッパで使用される言語の言語
コードを示し、図20の表は、それ以外の地域で使用さ
れる言語の言語コードを示す。この言語コードは、一例
であって、他の規定によるものを使用しても良い。
【0048】上述したCD−TEXTのフォーマット
で、リードイン領域に文字(付加)情報が記録されたC
Dを再生することが可能な再生装置の一例を図21に示
す。図21において、61が再生されるディスクであ
る。ディスク61は、スピンドルモータ63により回転
駆動され、光学ピックアップ62により記録内容が読み
出される。
【0049】この光学ピックアップ62からの信号は、
RFアンプ64に供給される。RFアンプ64は、RF
信号の処理回路の機能を有し、RF信号の2値化、トラ
ッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEの
生成等の処理を行う。これらのエラー信号TE、FEが
サーボ信号処理回路65に供給される。サーボ信号処理
回路65によって、フォーカスコントロールおよびトラ
ッキングコントロールの処理がなされる。光学ピックア
ップ62内のフォーカスアクチュエータおよびトラッキ
ングアクチュエータがドライブ回路66および67を介
された信号によってドライブされる。図示しないが、ピ
ックアップ62をディスク径方向に送る装置もサーボ信
号処理回路65によって制御される。サーボ信号処理回
路65には、コントローラ70からの制御コマンドを受
け取るインターフェースが設けられている。
【0050】RFアンプ64からの2値化された再生信
号がPLL(Phase Lock Loop) 68、ディジタル信号処
理部69およびタイミング生成回路71に供給される。
PLL68は、再生信号と同期したクロックを生成す
る。ディジタル信号処理部69では、EFM復調、エラ
ー訂正等のディジタル信号処理がなされる。ディジタル
信号処理部69からのディジタルオーディオ信号は、D
/A変換器72でアナログのオーディオ信号に変換され
る。このオーディオ信号がボリューム・トーンコントロ
ール部78に供給される。操作部81をユーザが操作す
ることによって、コントローラ70から出力されるコン
トロール信号によって、ボリューム・トーンコントロー
ル部78が制御される。ボリューム・トーンコントロー
ル部78に対してオーディオ出力アンプ79を介してス
ピーカ80が接続される。
【0051】また、RFアンプ64の出力信号がタイミ
ング生成回路71に供給され、再生信号と同期したタイ
ミング信号が生成される。タイミング生成回路71の出
力信号がCLV(Constant linear Velocity)プロセッサ
73に供給される。CLVプロセッサ73によってスピ
ンドルモータ63がCLV駆動される。
【0052】また、図21に示すディスク再生装置は、
ディジタル信号処理部69で分離されたサブコードがサ
ブコードプロセッサ74に供給される。サブコードプロ
セッサ74では、サブコードのエラー検出等の処理がな
され、サブコードのQチャンネル、R〜Wチャンネルと
が分離されて出力される。サブコードQがコントローラ
70に供給され、R〜WがCD−TEXTデコーダ75
に供給される。
【0053】CD−TEXTデコーダ75は、R〜Wチ
ャンネルのサブコードを復号する。CD−TEXTデコ
ーダ75には、小容量のRAMを有しており、コントロ
ーラ70の要求に応じてデータを出力する。出力された
CD−TEXTデータは、コントローラ70において、
システムにとって必要なデータが選択され、メモリ部7
6に格納される。メモリ部76には、CDのリードイン
領域から再生され、復号により発生した文字情報の他
に、ID情報、ダイジェスト情報、サイズ情報等も格納
される。メモリ部76は、RAMおよびROMで構成さ
れる。
【0054】また、CD−TEXTデータのエラー検出
がCD−TEXTデコーダ75においてなされる。上述
したように、CD−TEXTデータは、1パック毎にエ
ラー検出符号(CRC)によってエラー検出が可能とさ
れている。1パック毎にエラーの有無が検出される。多
重記録がなされているフォーマットでは、多重記録され
ている複数のパックの内の全てのパックのCRCのチェ
ックの結果がエラーの場合において、このパックがエラ
ーであることを示すエラーフラグが形成される。このエ
ラー検出フラグがCD−TEXTデータと共に、コント
ローラ70に供給される。コントローラ70は、エラー
検出フラグを参照して、CD−TEXTデータによる文
字情報の表示が可能かどうかを判断し、CDに付着した
汚れ、CDの傷等によって、CD−TEXTデータの正
しい読み取り、あるいは復号が不可能な時に、警告を発
生する処理を行う。
【0055】コントローラ70は、サーボ信号処理回路
65にコマンドを出してサーボ系および復号の制御を行
う。コントローラ70は、再生装置の動作状態を制御す
る。コントローラ70に対して表示用ドライバを含む表
示部82が接続されている。表示部82は、例えば液晶
表示装置である。表示部82は、再生装置の外部に接続
されたテレビジョンモニタ等の表示デバイスであっても
良い。表示部82によってCD−TEXT等の文字情報
の表示がなされ、また、CD−TEXTを読み取ること
ができない場合の警告の表示がなされる。さらに、ユー
ザが言語を選択したい時には、装着したCDに記録され
ているCD−TEXTデータの言語の種類が表示部82
に表示される。
【0056】コントローラ70には、操作部81からの
操作信号が与えられる。操作部81は、ディスクを再生
するためのキー、プログラムの選択、サーチのためのキ
ー等を含み、また、表示部82の画面上のカーソルを移
動させ、再生装置に所望の動作を行わせるマウスが操作
部81に含まれている。
【0057】上述した実施の一形態において、この発明
と関連する部分を機能的に表したブロック図を図22に
示す。CD−TEXTデコーダ75により復号されたC
D−TEXT情報がコントローラ70によりメモリ部7
6に対して入力される。メモリ部76のバッファ91
は、入力されるCD−TEXT情報の1パック分のデー
タを格納するもので、ID1〜text12のラベルが付け
られる。バッファ91に対して、CD−TEXT格納領
域92、パラメータ領域93および94、並びにフラグ
領域95が結合されている。
【0058】CD−TEXT格納領域92から読出され
た文字情報がコントローラ70に対して出力され、文字
情報が表示部82に表示される。パラメータ領域93、
94およびフラグ領域95がコントローラ70によって
アクセス可能な作業用メモリであって、コントローラ7
0の制御に使用される。さらに、コントローラ70が他
の再生装置と通信を行い、文字情報を他の再生装置が表
示することも可能である。
【0059】この発明の一実施形態におけるパラメータ
およびフラグの記号とその意味を以下に説明する。最初
にパラメータについて説明する。
【0060】 Crnb:ブロックの連番順(ID3で示される)にCD−
TEXTデータを格納するためのカウンタ Ntr :CD−TEXT情報が記録されている全トラック
数 Ptt :ディスクタイトル、トラックタイトル、アーチス
ト名が入ったパック数(タイトルパック数と称する) Cme :再生装置に搭載されているCD−TEXTデータ
格納用のメモリ(図21のCD−TEXT格納領域9
2)の容量 Pmax:再生装置に搭載されているCD−TEXTデータ
格納用のメモリ(図21のCD−TEXT格納領域9
2)に格納できるパックの最大数(最大パック数と称す
る) Lji :制限文字数(CD−TEXT格納領域92の総容
量とタイトル(ディスクタイトル、トラックタイトル、
アーチスト名(無い場合もある))のあるトラック数か
ら定まる文字数 Cji :現在文字数カウンタ(ID4のキャラクタポジシ
ョンの情報を使用しても良い。その場合には、15文字
までに制限を受ける。) Ctt :現在タイトル数カウンタ これらのカウンタCrnb 、Cji、Cttの初期値は、0で
ある。
【0061】TXTOVR:TXTOVR=0は、通常
のCD−TEXT格納処理を行うことを指示し、TXT
OVR=1は、CD−TEXT OVER格納処理を行
うことを指示する。
【0062】ARTN :ARTN=0は、アーチス
ト名が記録されていないことを示し、ARTN=1は、
アーチスト名が記録されていることを示す。
【0063】NULD :NULD=0は、文字列ポ
インタXで示されるtextXが文字であることを示し、N
ULD=0は、これが文字であることを示す。
【0064】SPPE :SPPE=0は、サイズパ
ック処理が未了であることを意味し、理を行うことを指
示し、SPPE=1は、サイズパック処理が終了したこ
とを意味する。これらのフラグの初期値は、クリアした
状態である。
【0065】さらに、 FTNO:最初のトラックナンバー LTNO:最後のトラックナンバー がサイズパックのパックエレメントナンバーを示すID
2が(00h)のパックから読み取られ、そのCDの全
トラック数を演算するために使用される。
【0066】図22に示す機能的なブロック図に示され
るメモリを使用してコントローラ70が行う処理につい
て、以下フローチャートを参照して説明する。最初に、
図23および図24を参照して、CD−TEXTデータ
の読み込み処理について説明する。これらの図23およ
び図24は、本来、一連の処理であるが、作図スペース
の関係で分割されたものである。
【0067】図23の最初のステップS1において、C
D−TEXTデータが復号済みかどうかが調べられる。
より具体的には、CDがディスク回転部に装填される
と、ディスクが回転駆動され、光学ピックアップにより
記録内容が読出される。すなわち、リードイン領域から
TOCデータが読出され、その中のサブコードR〜Wチ
ャンネルに含まれるCD−TEXT情報の読出しがなさ
れる。読出されたCD−TEXT情報がCD−TEXT
デコーダ75で復号されると共に、パック毎に付加され
ているCRCコードによりエラー検出がなされる。さら
に、多重記録されているパックの全てがエラーかどうか
が調べられ、全てのパックがエラーの場合では、そのパ
ックに対するエラー検出フラグがエラー有りを示すもの
とされる。エラーでないパックが有効なCD−TEXT
情報として取り扱われる。
【0068】復号されたCD−TEXT情報がコントロ
ーラ70によってメモリ部76に入力され、1パックの
データがバッファ91に取り込まれる(ステップS
2)。バッファ91に取り込まれた1パックのデータの
ID1が調べられ、サイズパックかどうかが決定される
(ステップS3)。(ID1=8fh)であれば、サイ
ズパックであると決定され、ステップS4(図24)の
サイズパックの処理がなされる。サイズパックの処理
は、テキスト情報の読み込み処理として、通常のCD−
TEXT格納処理と字数制限を伴うCD−TEXT O
VER格納処理の何れを選択するかを決定するために必
要である。
【0069】若し、ステップS3において、サイズパッ
クでないと決定されると、サイズパック処理が終了した
かどうかが決定される(ステップS5)。処理が終了し
ていないと決定されると、ステップS1(CD−TEX
T復号済)に戻る。サイズパックの処理が終了している
と決定されると、アーチスト名以外かどうかが決定され
る(ステップS6)。(ID1=81h)であれば、ア
ーチスト名と決定され、ステップS7に処理が移る。ス
テップS7では、(ID2=00h)かどうかが決定さ
れる。ID2は、トラックナンバーを示すものである
が、(ID2=00h)は、ディスク全体を代表する情
報であることを意味する。この場合では、アーチスト名
が代表アーチスト名かどうかが決定される。代表アーチ
スト名でないと決定されると、ステップS8(図24)
のCD−TEXT格納終了判定に処理が移る。
【0070】ステップS7で代表アーチスト名と決定さ
れると、ステップS9において、ディスク/トラックタ
イトルかどうかが決定される。(ID1=80h)の場
合では、ディスク/トラックタイトルである。ステップ
S9において、ディスク/トラックタイトルでないと決
定されると、ステップS1(CD−TEXTデータの復
号待ち)に戻る。
【0071】ステップS9において、ディスク/トラッ
クタイトルである(すなわち、ID1=80h)と決定
されると、ステップS10でフラグTXTOVRが1か
どうかが決定される。ステップS6でアーチスト名と決
定され、ステップS7において、代表であると決定され
る場合(すなわち、ID1=81h且つID2=00)
もステップS10に処理が移る。ステップS10で、
(TXTOVR=0)と決定されると、通常のCD−T
EXT格納処理S11がなされる。一方、(TXTOV
R=1)と決定されると、CD−TEXT OVER格
納処理S12がなされる。CD−TEXT格納処理(ス
テップS11)では、サイズパック以外のパックの必要
なデータがCD−TEXT格納領域92に転記される。
【0072】図24に示すように、ステップS8では、
CD−TEXTデータの格納が終了したか否かが決定さ
れる。終了していない時には、ステップS1のCD−T
EXTデータの復号待ちに戻る。終了したかどうかは、
必要とするCD−TEXT情報がCD−TEXT格納領
域92にそろっているかどうかにより判断される。
【0073】次に、サイズパックの処理(ステップS
4)の詳細を図25のフローチャートを参照して説明す
る。最初のステップS21においては、バッファ91に
格納されているパックのデータのID2、すなわち、パ
ックエレメントナンバーが(00h)かどうかが決定さ
れる。ID2が(00h)でなければ、サイズパック処
理が終わる。
【0074】ステップS22では、ID4内のブロック
ナンバーから取り込むブロックか否かが決定される。ブ
ロック0〜ブロック7の中で、ユーザが設定したもの、
または予め再生装置で指定されているものが取り込まれ
る。例えばブロック0が指定されているとすれば、英語
のCD−TEXT情報が表示される。取り込むブロック
でなければ、処理が終了する。ユーザがブロック(言
語)を指定する時に、そのCDに記録されているブロッ
クおよび言語の対応関係の表示がなされることが好まし
い。
【0075】ステップS23では、1回目のサイズパッ
ク処理かどうかが決定される。サイズパックは、CD上
では、繰り返し記録されているので、1回の処理を行え
ば良い。2回目以降の処理であれば、処理が終了する。
1回目の処理であれば、ステップS24の処理がなされ
る。ステップS24では、1パックの文字数が12文字
であり、再生装置が搭載しているメモリ(RAM)の総
容量Cmeから最大格納パック数Pmax を求める。総容量
Cmeは、図22のCD−TEXT格納領域92の容量
(バイト数)である。また、ディスク/トラックタイト
ルが記録されているパック(ID1=80h)の数(サ
イズパックのtext5 に記録されている)と、代表アーチ
スト名またはアーチスト名の記録されているパック(I
D1=81h)の数(サイズパックのtext6 に記録され
ている)数の合計からタイトルパック数Pttを求める。
【0076】すなわち、 Pmax =Cme÷12 Ptt =(80h)のパック数+(81h)のパック数 が演算される。
【0077】次のステップS25では、(タイトルパッ
ク数Ptt >最大格納パック数Pmax )かどうかが決定
される。最大格納パック数がタイトルパック数以上であ
れば、ディスク/トラックタイトルと、代表アーチスト
名またはアーチスト名をメモリに格納することができる
ので、字数制限を伴うCD−TEXT OVER格納処
理が必要とされない。従って、フラグTXTOVがクリ
アされ(ステップS26)、そして、サイズパック処理
終了フラグSPPEが終了を意味する1にセットされ
る。
【0078】ステップS25で、最大格納パック数がタ
イトルパック数より小であれば、CD−TEXT OV
ER格納処理が必要とされるので、この処理に使用する
パラメータ、フラグの処理がなされる。まず、ステップ
S28では、CD−TEXT情報が記録された全トラッ
ク数Ntrが計算される。サイズパックから取り出された
最初のトラックナンバーFTNOと最後のトラックナン
バーLTNOから、(LTNO−FTNO+1)の演算
によってNtrが求められる。
【0079】そして、ステップS29で、アーチスト名
が記録されていない場合もあるので、サイズパックのte
xt6 を調べて、(ID1=81h)のパック数からアー
チスト名の有無を決定する。アーチスト名が無い時は、
ステップS30において、 Lji=Cme÷(Ntr+1) の演算によって制限文字数Ljiが求められる。また、フ
ラグARTNが1にセットされる。制限文字数Ljiは、
バイト数の単位を持つ。
【0080】一方、アーチスト名がある時は、ステップ
S31において、 Lji=Cme÷(Ntr+2) の演算によって制限文字数Ljiが求められる。また、フ
ラグARTNが0にクリアされる。この式における+2
は、ディスクタイトルと代表アーチスト名の両者が記録
されていることに対応している。ステップS30では、
ディスクタイトルのみが記録されているので、+1とさ
れる。
【0081】そして、ステップS32において、CD−
TEXT OVER格納処理が必要であるので、フラグ
TXTOVが1にセットされ、現在タイトル数カウンタ
Cttおよび連番カウンタCrnb が初期値0とされる。そ
して、ステップS33において、サイズパック処理終了
フラグSPPEが終了を意味する1にセットされ、サイ
ズパックの処理が終了する。サイズパックの処理が終了
すると、図24のステップS8に戻る。
【0082】次に、図26および図27を参照して、フ
ラグTXTOVがセットされている時になされるCD−
TEXT OVER格納処理について説明する。これら
の図26および図27は、本来、一連の処理であるが、
作図スペースの関係で分割されたものである。最初のス
テップS41では、ID4内のブロックナンバーから取
り込むブロックか否かが決定される。取り込むブロック
でなければ、CD−TEXT OVER格納処理がなさ
れない。
【0083】取り込むブロックであれば、カウンタCrn
b とバッファ91に取り込まれたパックのID3とを比
較する。一致していなければ、処理をぬける。一致して
いるならば、ステップS42において、カウンタCrnb
を+1し、文字列ポインタXをクリアする。
【0084】そして、バッファ91の文字列text1 〜te
xt12の中の1文字textX(例えばX=0のときは、text
1 )が取り出され、これがヌルデータ(00h)か否か
が決定される(ステップS44)。ヌルデータは、文字
列の終端、例えばディスクタイトルの終わりを示す。ヌ
ルデータのときは、図26および図27においてで示
すように、図27のフローチャートの処理にとぶ。ヌル
データでないとき、すなわち、文字列の場合では、ステ
ップS45に処理が移る。
【0085】ステップS45では、フラグNULDがク
リアされ、現在文字数カウンタCjiを+1する。そし
て、ステップS46、S47において、現在文字数カウ
ンタCjiと制限文字数Ljiとが比較される。現在文字数
カウンタCjiと制限文字数Ljiとが一致せず、(Cji≦
Lji)であれば、その文字が制限字数以内のものである
ので、RAMのCD−TEXT格納領域92(図26で
は、単にRAM92と表記する)に対して、textXの内
容を転送する。そして、文字列ポインタXを+1する
(ステップS50)。
【0086】現在文字数カウンタCjiと制限文字数Lji
とが一致せず、(Cji≦Lji)でなければ、その文字が
制限文字数を越えているので、textXの内容を転送せず
に、文字列ポインタXを+1する(ステップS50)。
現在文字数カウンタCjiと制限文字数Ljiとが一致する
ならば、ステップS49において、制限字数まで達した
ことの目印をCD−TEXT格納領域92に転送する。
この目印は、文字コードとして使用されない固定値デー
タである。例えば文字コードが英語用の8859−1の
場合では、(80h)が目印として使用できる。
【0087】ステップS50で文字列ポインタXが+1
された後に、ステップS51において、(X=12?)
が決定される。つまり、そのパックの文字数の処理が終
了したかどうかが決定される。(X=12?)であれ
ば、CD−TEXT OVER格納処理を終了し、図2
4のステップS8に戻る。12文字まで処理が終わって
いないときは、ステップS44のヌルデータかどうかの
判定処理に戻る。
【0088】ステップS44において、処理の対象のte
xtXがヌルデータ(00h)のときの処理について、図
27のフローチャートを参照して説明する。textXがヌ
ルデータの場合では、ステップS61において、フラグ
NULDがクリアされているか否かが決定される。フラ
グNULDがセットされているならば、ヌルデータが続
いていると判断して、文字列ポインタXを+1するステ
ップS50(図26)にとぶ。フラグNULDがクリア
されているならば、ステップS62でフラグNULDが
セットされる。
【0089】次に、ステップS63で、現在文字数カウ
ンタCjiと制限文字数Ljiとが比較される。(Cji<L
ji)であれば、RAMのCD−TEXT格納領域92に
各タイトルの終端の目印であるヌルデータ(00h)を
転送する(ステップS64)。つまり、制限文字数まで
に達しないない場合では、ヌルデータ(00h)を転送
する。そして、ステップS65において、現在文字数カ
ウンタCjiをクリアする。若し、ステップS63で、
(Cji≧Lji)と決定されると、(00h)の転送をせ
ずにステップS65にとぶ。
【0090】そして、ステップS66では、現在タイト
ル数カウンタCttがタイトルありのトラック数Ntrと一
致しているか否かが決定される。一致しているならば、
ステップS67において、フラグARTNがクリアされ
ているかどうかが決定される。(ARTN=1)であれ
ば、代表アーチスト名を格納するために、ステップS6
8で現在タイトル数カウンタCttを+1してCD−TE
XT OVER格納処理を終了する。
【0091】そして、ステップS66で、現在タイトル
数カウンタCttがタイトルありのトラック数Ntrと一致
していないときには、ステップS69において、現在タ
イトル数カウンタCttとトラック数Ntrとが比較され
る。(Ctt<Ntr)であれば、トラックタイトルの格納
を続けるために、ステップS68(現在タイトル数カウ
ンタのインクリメント)にとぶ。(Ctt<Ntr)でない
ならば、代表アーチスト名の格納も終了したので、ステ
ップS70で、CD−TEXT格納処理を終了する。
【0092】この一実施形態について、より具体的な例
を用いて説明する。まず、搭載RAMの容量(CD−T
EXT格納領域92)を850バイト、最初のトラック
ナンバーFTNO:1,最後のトラックナンバーLTN
O:99、(80h)のパック数:105、(81h)
のパック数:20の例を設定する。また、ブロック0の
英語のCD−TEXTデータを取り込むものとしている
ので、1文字が1バイトである。
【0093】サイズパック処理(図25)によって、 最大格納パック数Pmax =70パック タイトルパック数Ptt =125パック が分かる(ステップS24)。(Ptt>Pmax )(ステ
ップS25)であるので、 タイトル情報があるトラック数Ntr=99−1+1=9
9 が計算される(ステップS28)。
【0094】(81h)のパック数が20、すなわち、
アーチスト名があるので、 制限文字数Lji=850÷(99+2)=8(切り捨
て) が計算される(ステップS31)。
【0095】CD−TEXTデコーダによりデコードさ
れたCD−TEXTデータの一例を図28Aに示す。図
28Aにおいて上から下に向かって順に1パックずつの
デコードデータが発生する。ここでは、制限文字数Lji
が8であるので、図29Aに示すように、データの最初
のパックの8文字(CD TEXT )が格納領域92
に格納される。文字コードと対応する文字が各データの
上に示されている。そして、(現在文字数カウンタCji
=制限文字数Lji)となると、目印の固定値(80h)
が格納領域92へ転送される。これらの処理は、図26
のフローチャートと対応している。
【0096】この時、バッファ91には、図29Bに示
すように、第2番目のパックが取り込まれている。(C
ji>Lji)では、データの転送がとばされて、文字列カ
ウンタXがインクリメントされ、textXがヌルデータと
なることが検出される。図29Cに示すように、第3番
目のパックでヌルデータ(00h)が発見される。
【0097】ヌルデータの後は、最初のトラックのトラ
ックタイトルであるので、現在文字数カウンタCjiがク
リアされて、第3番目のヌルデータの後のtext9 以降、
文字が格納領域92へ転送される。以下、同様の動作が
繰り返される。従って、図29Dに示すように、格納領
域92には、最初にディスクタイトルの8文字が格納さ
れ、次に目印(80h)を介在させて、最初のトラック
のトラックタイトルが格納される。図28Bは、デコー
ドデータ(図28A)の内で、格納領域92に格納され
たCD−TEXTデータを示す。図28Aのデコードデ
ータ中の枠で囲んだものが格納領域92へ転送され、格
納されることが分かる。
【0098】そして、タイトルの終端(00h)毎にタ
イトル数をカウントし、99曲分のタイトルを格納し、
さらに、代表アーチスト名を格納すると、CD−TEX
Tデータの読み込み処理を終了する。
【0099】このように格納領域92へ格納されたCD
−TEXTデータを表示する時には、終端コード(00
h)と同じように、目印のコード(80h)をタイトル
の終端として扱う処理を行う。それによって、字数制限
をする、しないにかかわらず、同じ処理でCD−TEX
Tデータを表示することができる。図28Cは、上述し
たように、文字数を8文字に制限した場合のディスクタ
イトルの表示と、文字数の制限がない場合のディスクタ
イトルの表示とを示す。
【0100】上述したこの発明の一実施形態において、
制限字数に達しないタイトルが存在する場合、その残り
の字数(=Lji−Cji)を記憶しておき、次のタイトル
に関して、その字数の分、制限文字数を多くするように
しても良い。それによって、長さの違うタイトル情報が
記録されている時に、メモリに格納できるテキスト情報
を増加させることができる。また、CD−TEXTの記
録されているトラック数をサイズパックの情報から得る
のに限らず、通常のTOC情報から得ることも可能であ
る。
【0101】さらに、この発明は、CD−TEXTディ
スク以外の媒体に対しても適用することができる。例え
ばMD(ミニディスク)、DVDなどにも適用できる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、CD−TEXTのようなディスクに予め記録されて
いるテキスト情報を取り込む場合に、その装置が搭載し
ているメモリの容量と、ディスクに記録されているテキ
スト情報の量とに適応して、取り込むテキスト情報の量
を制限することができる。従って、大容量のメモリを装
備することによるコストアップを避けることができる。
また、先頭からテキスト情報を順に取り込む方法のよう
に、全くテキスト情報を読み込むことができないプログ
ラム(トラック)が発生することを防止できる。さら
に、取り込む文字数を一律に制限する方法と異なり、デ
ィスクに記録されているプログラム(トラック)数に適
応した制限文字数を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができる従来の音楽再
生用CDの領域を示す略線図である。
【図2】1フレームのデータを示す略線図である。
【図3】サブコードフレーム全体のデータ構造を説明す
る略線図である。
【図4】サブコード信号の全チャンネルのデータを示す
略線図である。
【図5】CDの全体のデータ構成およびTOCデータの
構成を示す略線図である。
【図6】CDのリードイン領域に記録されているTOC
データの構成を示す略線図である。
【図7】サブコード信号の全チャンネルのデータを示す
略線図である。
【図8】CD−TEXTデータのフォーマットを全体的
に示す略線図である。
【図9】CD−TEXTデータフォーマットの1パック
および1シンボルを示す略線図である。
【図10】CD−TEXTのデータフォーマットの割り
付けを示す略線図である。
【図11】ID1で示されるデータの内容を示す略線図
である。
【図12】ID2で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図13】ID3で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図14】ID4で示されるデータの内容を示す図であ
る。
【図15】CD−TEXTデータの一例を示す略線図で
ある。
【図16】サイズパックのパックエレメントが(00
h)のデータの内容を示す図である。
【図17】サイズパックのパックエレメントが(01
h)のデータの内容を示す図である。
【図18】サイズパックのパックエレメントが(02
h)のデータの内容を示す図である。
【図19】言語コードと言語名の対応関係を示す略線図
である。
【図20】言語コードと言語名の対応関係を示す略線図
である。
【図21】この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図22】この発明の一実施形態のメモリ部の機能的構
成を示すブロック図である。
【図23】この発明の一実施形態のCD−TEXTデー
タの読み込み処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図24】この発明の一実施形態のCD−TEXTデー
タの読み込み処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図25】この発明の一実施形態のサイズパックの処理
を説明するためのフローチャートである。
【図26】この発明の一実施形態の字数制限を伴うCD
−TEXT格納処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図27】この発明の一実施形態の字数制限を伴うCD
−TEXT格納処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図28】この発明の一実施形態におけるCD−TEX
Tデコードデータの一例を示す略線図である。
【図29】この発明の一実施形態におけるCD−TEX
Tデコードデータの内でメモリに格納されたデータを示
す略線図である。
【符号の説明】
1・・・ID領域、2・・・テキスト領域、3・・・C
RC領域、4・・・パック、5・・・パケット、61・
・・ディスク、62・・・光学ピックアップ、70・・
・コントローラ、74・・・サブコードプロセッサ、7
5・・・CD−TEXTデコーダ、76・・・メモリ
部、91・・・バッファ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録されているプログラムに関連するテ
    キスト情報が記録されている記録媒体を再生する再生装
    置において、 上記記録媒体に記録されているプログラムに関連するテ
    キスト情報と、管理情報とを上記記録媒体の管理領域に
    記録されている開始プログラム番号と終端プログラム番
    号とを再生する再生手段と、 上記記録媒体に記録されているプログラムに関連するテ
    キスト情報を蓄積するメモリと、 上記再生手段にて再生された開始プログラム番号と終端
    プログラム番号に基づいて総プログラム数を演算する第
    1の演算手段と、 上記メモリの記憶可能容量と上記総プログラム数に基づ
    いてプログラム毎の平均記憶容量を演算する第2の演算
    手段と、 上記第2の演算手段にて演算した平均記憶容量に基づい
    て上記プログラムに関連するテキスト情報の上記メモリ
    への格納を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記記録媒体に記録されているプログラムに関連するテ
    キスト情報は、プログラムを代表する第1のタイトル
    と、プログラムのそれぞれの第2のタイトルであること
    を特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 さらに、上記記録媒体に記録されているプログラムに関
    連するテキスト情報がプログラムを代表するアーチスト
    名を含むことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記制御手段は、プログラムに関連するテキスト情報が
    上記平均記憶容量を越える場合に、上記メモリに格納す
    るテキスト情報を制限し、上記平均記憶容量に達するま
    で上記テキスト情報を上記メモリへ格納し、その後に格
    納されたテキスト情報の区切りを示す特異なコードを上
    記メモリへ格納することを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記制御手段は、プログラムに関連するテキスト情報が
    上記平均記憶容量を越える場合に、上記メモリに格納す
    るテキスト情報を制限し、上記平均記憶容量に達するま
    で上記テキスト情報を上記メモリへ格納するようになさ
    れ、 上記平均記憶容量に達する前に、テキスト情報の終端コ
    ードが存在する場合には、上記終端コードを上記メモリ
    に格納してそのテキスト情報の格納処理を終了すること
    を特徴とする再生装置。
JP12105298A 1998-04-30 1998-04-30 再生装置 Pending JPH11317054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251719B2 (en) 2003-08-11 2007-07-31 Fujitsu Ten Limited Recording medium playback apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251719B2 (en) 2003-08-11 2007-07-31 Fujitsu Ten Limited Recording medium playback apparatus
US7962701B2 (en) 2003-08-11 2011-06-14 Fujitsu Ten Limited Recording meduim playback apparatus

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