JPH10246904A - シャッター装置およびシャッター装置を有するカメラ - Google Patents

シャッター装置およびシャッター装置を有するカメラ

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JPH10246904A
JPH10246904A JP5172597A JP5172597A JPH10246904A JP H10246904 A JPH10246904 A JP H10246904A JP 5172597 A JP5172597 A JP 5172597A JP 5172597 A JP5172597 A JP 5172597A JP H10246904 A JPH10246904 A JP H10246904A
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JP
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shutter
pulse width
width modulation
modulation control
closed state
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JP5172597A
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Inventor
Shuichi Takenouchi
修一 竹之内
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモータ
を駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッター
装置において、シャッター羽根の開閉動作時のモーター
の発生トルクを一定にして、切りムラの発生を防止す
る。 【解決手段】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
ター装置において、少なくとも前記シャッター羽根を閉
鎖状態から開放状態へ変位させるとき、および前記シャ
ッター羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときに
は、前記パルス幅変調制御のデューティー比を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調制御
にて駆動制御されるモータを駆動源に用いるシャッター
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の衝撃シャッターの構成を
示す正面図である。図16は説明のためギア地板及び羽
根押さえを省略している。図17は従来の衝撃シャッタ
ーの構成を示す側面図である。
【0003】図18は従来の衝撃シャッターのモーター
301の電圧と開口波形及び回動部材302の位相の関
係を説明する図である。
【0004】図18の例1、例2は回動部材302のの
位相とモータのPWM通電サイクルの同期していない例
を示している。
【0005】図16および図17において、モータ30
1は、モータドライバ回路308からの信号により駆動
される。モータ301が駆動されると、その駆動力はギ
ア列309を介して回動部材302を回転させる。回動
部材302にはカム溝302aが形成され、このカム溝
302aに駆動部材303の一方端に設けられたピン3
03aが嵌入している。駆動部材303は回動中心30
3cを中心に回動し、駆動部材303の他方端にはシャ
ッター羽根304の係合穴304aに係合するピン30
3bが設けられている。したがって、回動部材302の
カム溝302aを駆動部材303のピン303aがトレ
ースすることで、駆動部材303が回動し、シャッター
羽根304が開閉動作を行うことになる。
【0006】また、回動部材302と同軸上に配置され
たパルス板305と、パルス検出回路306により回動
部材302の回転位相を検出して、CPU37はモータ
ドライバ回路308を制御していた。
【0007】このときのモーターの制御をPWM(パル
ス幅変調)によって行う場合、電圧のかかっている状態
とかかっていない状態でモーターの発生するトルクにバ
ラツキが発生する。衝突する側を衝突側、衝突される側
を従動側とするとモーターとギア列と回動部材が衝突
側、駆動部材は従動側である。従動側からみると減速ギ
ア列を介しているためにモーターの負荷変動は十分に大
きいものとなる。
【0008】回動部材の停止位置誤差、摩擦力の違い、
モーターの発生トルクのばらつき、回動部材の慣性質量
の個体差などによって、図18の例1、例2のように衝
撃側と従動側の衝突の際にモータのPWM通電がONの
場合とOFFの場合が発生してしまう。この為、衝撃側
の運動量がレリーズ毎に変動し従動側の挙動が安定せ
ず、これがシャッターの切りムラの原因となっていた。
【0009】また、モーターのトルクムラによるシャッ
ターの切りムラの対策としてはPWMのサイクルを衝撃
側と従動側の衝突時間に対して十分短くする方法があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、PWMのサイクルを短くするとモーターの
発生トルクが小さくなってしまい、その結果シャッター
速度が遅くなってしまうといった問題点があった。ま
た、短いPWMのサイクルで十分なトルクを発生させる
には、モータを大型化しなくてならず、シャッターを大
型化してしまい、カメラの小型化を妨げてしまうという
問題点もあった。
【0011】このような問題点に鑑み、本発明はモータ
ーの発生トルクを低下させることなく、衝突時、すなわ
ちシャッター羽根の開閉動作時のモータ発生トルクを一
定にすることでシャッターの切りムラを抑えることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載し
た発明は、パルス幅変調制御にて駆動制御されるモータ
を駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッター
装置において、少なくとも前記シャッター羽根を閉鎖状
態から開放状態へ変位させるとき、および前記シャッタ
ー羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときには、
前記パルス幅変調制御のデューティー比を変更すること
によって上記の問題を解決した。
【0013】本願の請求項2に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、少
なくとも前記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態へ
の変位を開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サ
イクル分以上前から前記シャッター羽根が開放状態にな
るまでの間、および前記シャッター羽根を開放状態から
閉鎖状態へ変位を開始する時点より前記パルス幅変調制
御の1サイクル分以上前から前記シャッター羽根が閉鎖
状態になるまでの間は、前記パルス幅変調制御のデュー
ティー比を変更することによって上記の問題を解決し
た。
【0014】本願の請求項3に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、少
なくとも前記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ
変位させるとき、および前記シャッター羽根を開放状態
から閉鎖状態へ変位させるときには、前記パルス幅変調
制御の通電パターンを変更することによって上記の問題
を解決した。
【0015】本願の請求項4に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始するよりも前、および前記シャッター羽根が開放状態
から閉鎖状態への変位を開始するよりも前に、前記パル
ス幅変調制御の通電サイクルをリフレッシュすることに
よって上記の問題を解決した。
【0016】本願の請求項5に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始するよりも前、および前記シャッター羽根が開放状態
から閉鎖状態への変位を開始するよりも前に、前記パル
ス幅変調制御の通電パターンを変更することによって上
記の問題を解決した。
【0017】本願の請求項8に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用いる
シャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも前
記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ変位させる
とき、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖状
態へ変位させるときには、前記パルス幅変調制御のデュ
ーティー比を変更することによって上記の問題を解決し
た。
【0018】本願の請求項9に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用いる
シャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始する時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル分以
上前から前記シャッター羽根が開放状態になるまでの
間、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖状態
へ変位を開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サ
イクル分以上前から前記シャッター羽根が閉鎖状態にな
るまでの間は、前記パルス幅変調制御のデューティー比
を変更することによって上記の問題を解決した。
【0019】本願の請求項10に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも
前記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ変位させ
るとき、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖
状態へ変位させるときには、前記パルス幅変調制御の通
電パターンを変更することによって上記の問題を解決し
た。
【0020】本願の請求項11に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、前記シャッ
ター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開始するよ
りも前、および前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖
状態への変位を開始するよりも前に、前記パルス幅変調
制御の通電サイクルをリフレッシュすることによって上
記の問題を解決した。
【0021】本願の請求項13に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、前記シャッ
ター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開始するよ
りも前、および前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖
状態への変位を開始するよりも前に、前記パルス幅変調
制御の通電パターンを変更することによって上記の問題
を解決した。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1から図10は本発明の第1の実
施形態を説明する図面である。
【0023】図1は本発明の第1の実施形態の構成を示
す正面図で、図1では説明のためギア地板及び羽根押さ
えを省略している。
【0024】図2は本発明の第1の実施形態の構成を示
す側面図である。
【0025】図1、図2において、1はモーター。2は
減速ギア列9を介しモーター1によって回転され、カム
溝2aを有する回動部材。3は回動部材のカム溝2aを
トレースするピン部3aと、シャッター羽根4の長穴4
aと係合するピン部3bを有し、軸穴3cを中心に回動
する駆動部材。4はベース部材10に回転可能に取付け
られるシヤッター羽根で、駆動部材のピン部3bが係合
する長穴4a設けられる。5は回動部材2と同軸上に配
置されるパルス板。6はパルス板5の回転によって発生
するパルスを検出するパルス検出回路。7は各回路を制
御するCPU。8はモーター1を制御するためのモータ
ードライバー回路。9はモータ1の駆動力を回動部材2
に減速伝達する減速ギア列。10はシャッター羽根4を
支持するベース部材。11はモータ1、減速ギア列9、
回動部材2及び駆動部材3を支持する地板、12はシャ
ッター羽根4を支持する羽根押さえ板である。
【0026】図3から図8は本発明の第1の実施形態の
回動部材2、駆動部材3およびシャッター羽根4の位置
関係(位相)を示す図である。
【0027】図9は第1の実施形態において、衝突時に
モーターへの通電をOFFにする場合のモーター電圧と
開口波形及び回動部材の位相の関係図である。
【0028】図10は第1の実施形態において、衝突時
にモーターへの通電を直通電(デューティー比100%の通
電)にする場合のモーター電圧と開口波形及び回動部材
の位相の関係図である。また、図9および図10に示し
た例1、例2は衝突前の回動部材2の位相とモータのP
WM通電サイクルが同期していない例である。
【0029】上記構成において、衝突する側を衝突側、
衝突される側を従動側とするとモーター1と減速ギア列
9と回動部材2が衝突側、駆動部材3とシャッタ羽根4
は従動側となる。
【0030】回動部材2が図3に示される第1の位相に
ある状態から、CPU7がレリーズ信号を受けると、測
光結果に見合ったシャッター速度を決定し所定のPWM
(パルス幅変調)のパターンをモータードライバー回路
8にセットする。CPU7はさらにモータードライバー
回路8に対して通電許可の信号を出し、モーター1とそ
れにつながる駆動部材2とパルス板5を回転する。パル
ス検出回路6によってパルス板5の明暗パターンを読み
取り回動部材2の位相を検出する。回動部材2が図4に
示される第2の位相まで回転したことをパルス検出回路
6からの信号に基づいてCPU7が判断する。図4に示
される回転部材の第2の位相はPWM(パルス幅変調)
のサイクルで1サイクル以上時間が経過して回動部材2
のカム溝2aの外側の壁面2bが駆動部材のピン部3a
に衝突する位相である。
【0031】回転部材2が第2の位相まで回転すると、
CPUはモータードライバー回路8の通電をPWMによ
る通電を止め、直通電(デューティー比100%の通電)も
しくは通電OFFにする。モータに対する通電を切り替え
てから衝突するまでにPWMの1サイクル以上の時間が
あるので、回動部材2のカム溝2aの外側の壁面2bが
駆動部材のピン部3aに衝突する前にモータへの通電は
直通電(デューティー比100%の通電)もしくは通電OFF
に切り替えられる。
【0032】図9及び図10の例1、例2に示されるよ
うにモーター1が直通電(デューティー比100%の通電)
もしくは通電OFFの状態のときに、回動部材2のカム溝
2aの外側の壁面2bと駆動部材3のピン部3aとが衝
突するので、衝突した時点のモーター1の出力がPWM
のサイクルに関わらず一定の状態となり、衝突時の衝突
側の運動量が一定の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従
動側の動きが安定する。
【0033】衝突によって駆動部材3が反時計方向に回
転するので、シャッター羽根4を開かせ図6の状態にな
る。パルス検出回路6によって回動部材2の位相を検出
し、図6に示される第4の位相まで回動部材2が回転し
たら、モータ1への通電を再びPWMによって行う。さ
らに回動部材2が回転し図7に示される第5の位相まで
回転したことをパルス検出回路6からの信号に基づいて
CPU7が判断する。図7に示される回転部材2の第5
の位相はPWM1サイクル分以上時間が経過して回動部
材2のカム溝2aの内側の壁面2cが駆動部材3のピン
部3aに衝突する位相である。
【0034】回転部材2が図7に示される第5の位相ま
で回転すると、CPU7はモータードライバー回路8の
通電をPWMによる通電を止め、直通電(デューティー
比100%の通電)もしくは通電OFFにする。モータ1への
通電を切り替えてから衝突するまでにPWMの1サイク
ル以上の時間があるので、回動部材2のカム溝2aの第
1の壁面の凸部2bが駆動部材3のピン部3aに衝突す
る前にモータ1への通電は直通電(デューティー比100%
の通電)もしくは通電OFFに切り替えられる。
【0035】したがって、モーター1に対して直通電
(デューティー比100%の通電)もしくは通電OFFの状態
で回動部材2のカム溝2aの内側の壁面2cと駆動部材
3のピン部3aが衝突することで衝突した時点のモータ
ー1の出力がPWMのサイクルに関わらず一定の状態と
なり、衝突時の衝突側の運動量が一定の範囲に収まり衝
突後の衝突側及び従動側の動きが安定する。
【0036】衝突によって駆動部材3が時計方向に回転
するのでシャッター羽根4は閉じる。さらに回動部材2
が回転し、イナーシャを考慮して図3に示される第1の
位相よりも手前でモータ1への通電を止め、回動部材2
が第1の位相で停止させてシャッター動作の終了とな
る。第1の実施形態において、回動部材2のカム溝2a
の外側の壁面2bが駆動部材3のピン部3aに衝突する
位相よりもPWM1サイクル分以上手前の位相でモータ
ードライバー回路8の通電をPWM制御から直通電(デ
ューティー比100%の通電)もしくは通電OFFにすること
で、衝突した時点のモーター1の出力がPWMのサイク
ルに関わらず一定の状態となり衝突時の衝突側の運動量
が一定の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従動側の動き
が安定し、PWM制御を用いた衝撃式シャッターにおい
て切りムラの小さい安定したシャッターが実現される。
【0037】(第2の実施形態)図11から図13は本
発明の第2の実施形態を説明する図である。
【0038】図11は第2の実施形態の構成を示す正面
図で、図11では説明のためギア地板及び羽根押さえを
省略している。
【0039】図12は第2の実施形態の構成を示す側面
図である。
【0040】図3から図8は第1の実施形態と同様に第
2の実施形態の回動部材102と駆動部材103、シャ
ッター羽根104の位置関係(位相)を示す図である。
【0041】図13は第2の実施形態のモーター101
の入力電圧と開口波形及び回動部材102の位相の関係
図である。
【0042】図13の例1、例2は衝突前の回動部材1
02のの位相とモータのPWM通電サイクルが同期して
いない例である。
【0043】図11、図12において、101はモータ
ー。102は減速ギア列109を介しモーター101に
よって回転されカム溝102aを有する回動部材。10
3は回動部材102のカム溝102aをトレースするピ
ン部103aと、シャッター羽根104の長穴104a
と係合するピン部103bを有し、軸穴103cを中心
に回動する駆動部材。104はベース部材110に回転
可能に取付けられるシヤッター羽根で、駆動部材のピン
部103bが係合する長穴104a設けられる。105
は回動部材102と同軸上に配置されるパルス板。10
6はパルス板105の回転によって発生するパルスを検
出するパルス検出回路。107は各回路を制御するCP
U。108はモーター1を制御するためのモータードラ
イバー回路。109はモータ101の駆動力を回動部材
102に減速伝達する減速ギア列。110はシャッター
羽根104を支持するベース部材。111はモータ10
1、減速ギア列109、回動部材102及び駆動部材1
03を支持する地板、112はシャッター羽根104を
支持する羽根押さえ板である。113はモータードライ
バー回路108のサイクルをリフレッシュするためにC
PU107からモータードライバー回路108へ出るリ
フレッシュ信号線である。
【0044】上記構成において、衝突する側を衝突側、
衝突される側を従動側とするとモーター101と減速ギ
ア列109と回動部材102が衝突側、駆動部材103
とシャッタ羽根104は従動側である。
【0045】図3に示される第1の位相において、CP
U107がレリーズ信号を受けると、測光結果に見合っ
たシャッター速度を決定し所定のPWMのパターンをモ
ータードライバー回路108にセットする。CPU10
7はさらにモータードライバー回路108に対して通電
許可の信号を出し、モーター101とそれにつながる駆
動部材102とパルス板105を回転する。パルス検出
回路106によってパルス板105の明暗パターンを読
み取り回動部材102の位相を検出する。回動部材10
2が図4に示される第2の位相まで回転したことを前出
のパルス検出回路106からの信号を元にCPU107
が判断する。図4に示される回転部材102の第2の位
相はモータードライバー回路108のPWMサイクルを
リフレッシュするのに必要な時間が経過してから回動部
材102のカム溝102aの外側の壁面102bが駆動
部材のピン部103aに衝突する位相である。
【0046】回動部材102が第2の位相まで回転する
と、CPU107はリフレッシュ信号を出してモーター
ドライバー回路108のサイクルをリフレッシュし、回
動部材102の位相とモータードライバー回路108の
PWMサイクルを同期させる。
【0047】図13の例1、例2に示されるように回動
部材102のカム溝102aの外側の壁面102bと駆
動部材103のピン部103aが衝突する時点におい
て、回動部材102の位相とモータードライバー回路1
08のPWMサイクルとが同期しているので、モータ1
01の発生トルクが一定になり、衝突時の衝突側の運動
量が一定の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従動側の動
きが安定する。
【0048】衝突によって駆動部材103が反時計方向
に回転するので、シャッター羽根104を開かせ図6の
状態になる。回動部材102が回転し図7に示される第
5の位相まで回転したことをパルス検出回路108から
の信号に基づいてCPU107が判断する。図7に示さ
れる回転部材102の第5の位相はモータードライバー
回路108のPWMサイクルをリフレッシュするのに必
要な時間が経過してから回動部材102のカム溝102
aの内側の壁面102cが駆動部材103のピン部10
3aに衝突する位相である。
【0049】回動部材102が第5の位相まで回転した
ところで、モータードライバー回路108のPWMサイ
クルをリフレッシュすることで回動部材102の位相と
モータードライバー回路108のPWMサイクルを再度
同期させることができる。
【0050】したがって、回動部材102のカム溝10
2aの内側の壁面102cと駆動部材103のピン部1
03aが衝突する時点における、回動部材102の位相
とモータードライバー回路108のPWMサイクルとが
同期しているので、モータ101の発生トルクが一定に
なり、衝突時の衝突側の運動量が一定の範囲に収まり衝
突後の衝突側及び従動側の動きが安定する。
【0051】衝突によって駆動部材103が時計方向に
回転するので、シャッター羽根104は閉じる。さらに
回動部材102が回転し、イナーシャを考慮して図3に
示される第1の位相より手前でモータへの通電を止め、
回動部材102が第1の位相に停止しシャッター動作の
終了となる。
【0052】第2の実施形態において、PWM通電サイ
クルをリフレッシュするタイミングはPWMのリフレッ
シュ動作中に回動部材102が回転する量を考慮して、
回動部材102のカム溝102aの外側の壁面102b
が駆動部材103のピン部103aに衝突する位相より
も手前でモータードライバー回路108のPWM通電サ
イクルをリフレッシュする。このようなタイミングでP
WM通電サイクルをリフレッシュすることで、衝突した
時点の回動部材102の位相とモータ101への通電サ
イクルが同期し、衝突した時点のモーター101の出力
が一定の範囲に収まるので、衝突時の衝突側の運動量が
一定の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従動側の動きが
安定し、PWM制御を用いた衝撃式シャッターにおいて
切りムラの小さい安定したシャッターが実現される。
【0053】(第3の実施形態)図14から図16は本
発明の第3の実施形態を説明する図面である。
【0054】図14は本発明の第3の実施形態の構成を
示す正面図で、図14では説明のためギア地板及び羽根
押さえを省略している。
【0055】図15は本発明の第3の実施形態の構成を
示す側面図である。
【0056】図3から図8は第1の実施形態と同様に本
発明の第3の実施形態の回動部材202と駆動部材20
3、シャッター羽根204の位置関係(位相)を示す図
である。
【0057】図16は本発明の第3の実施形態のモータ
ー201への入力電圧と開口波形及び回動部材202の
位相の関係図である。
【0058】図16の例1、例2は衝突前の回動部材2
02の位相とモータのPWM通電サイクルが同期してい
ない例である。
【0059】図14、図15において、201はモータ
ー。202は減速ギア列209を介しモーター201に
よって回転されカム溝202aを有する回動部材。20
3は回動部材202のカム溝202aをトレースするピ
ン部203aと、シャッター羽根204の長穴204a
と係合するピン部203bを有し、軸穴203cを中心
に回動する駆動部材。204はベース部材210に回転
可能に取付けられるシヤッター羽根で、駆動部材のピン
部203bが係合する長穴204a設けられる。205
は回動部材202と同軸上に配置されるパルス板。20
6はパルス板205の回転によって発生するパルスを検
出するパルス検出回路。207は各回路を制御するCP
U。208はモーター201を制御するためのモーター
ドライバー回路でPWMの通電パターンをサイクル途中
で切り換えることができる。209はモータ201の駆
動力を回動部材202に減速伝達する減速ギア列。21
0はシャッター羽根4を支持するベース部材。211は
モータ201、減速ギア列209、回動部材202及び
駆動部材203を支持する地板、212はシャッター羽
根4を支持する羽根押さえ板である。上記構成におい
て、衝突する側を衝突側、衝突する側を従動側とすると
モーター201と減速ギア列209と回動部材202が
衝突側、駆動部材203とシャッタ羽根204は従動側
である。
【0060】図3に示される第1の位相において、CP
U207がレリーズ信号を受けると、測光結果に見合っ
たシャッター速度を決定し所定のPWMのパターンをモ
ータードライバー回路208にセットする。CPU20
7はさらにモータードライバー回路208に対して通電
許可の信号を出し、モーター201とそれにつながる駆
動部材202とパルス板205を回転する。パルス検出
回路206によってパルス板205の明暗パターンを読
み取り回動部材202の位相を検出する。回動部材20
2が図4に示される第2の所定の位相まで回転したこと
を前出のパルス検出回路206からの信号に基づいてC
PU207が判断する。
【0061】図4に示される回転部材202の第2の位
相はモータードライバー回路208のPWMパターンを
サイクル途中で切り替えるのに必要な時間が経過してか
ら回動部材202のカム溝202aの外側の壁面202
bが駆動部材203のピン部203aに衝突する位相で
ある。
【0062】回転部材202が第3の位相まで回転する
と、CPU207は開口時間の制御に適したパターンへ
PWMの通電パターン切り換えを行う。モータードライ
バー回路208はサイクルの終わりを待たずにPWMの
通電パターンを切り換えることで回動部材202の位相
とモータードライバー回路208のPWMサイクルを同
期させる。
【0063】図16の例1、例2に示されるように、回
動部材202のカム溝202aの外側の壁面202bと
駆動部材203のピン部203aが衝突する時点におい
て、回動部材202の位相とモータードライバー回路2
08のPWMサイクルが同期しているので、モーター2
01の発生トルクが回動部材202の位相と同期するの
で、衝突時の衝突側の運動量が一定の範囲に収まり衝突
後の衝突側及び従動側の動きが安定する。
【0064】衝突によって駆動部材203が反時計方向
に回転するので、シャッター羽根204を開かせ図6の
状態になる。回転部材202が第2の位相で開口時間の
制御に適したパターンへPWMの通電パターン切り換え
を行うことで、たとえば通電の割合の小さい通電パター
ンをに切り替えて長秒時などの制御が容易に行える様に
なる。回動部材202が回転し図7に示される第5の位
相まで回転したことをパルス検出回路208からの信号
に基づいてCPU207が判断する。図7に示される回
転部材の第5の位相はモータードライバー回路208の
PWMパターンをサイクル途中で切り替えるのに必要な
時間が経過してから回動部材202のカム溝202aの
内側の壁面202cが駆動部材203のピン部203a
に衝突する位相である。
【0065】回動部材202が第5の位相まで回転した
ところで、モータードライバー回路208のサイクルの
終わりを待たずにPWMの通電パターンをシャッター閉
動作に必要な通電パターンに切り換えることで回動部材
202の位相とモータードライバー回路208のPWM
サイクルを再度同期させることができる。
【0066】したがって、回動部材202のカム溝20
2aの内側の壁面202cと駆動部材203のピン部2
03aが衝突する時点の回動部材202の位相とモータ
ードライバー回路208のPWMサイクルが同期させる
ことができ、モーター201の発生トルクが回動部材2
02の位相と同期するので、衝突時の衝突側の運動量が
一定の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従動側の動きが
安定する。
【0067】衝突によって駆動部材203が時計方向に
回転するので、シャッター羽根204は閉じる。さらに
回動部材202が回転し図3に示される第1の位相から
停止に必要な位相分手前でモータ201への通電を止
め、回動部材202が第1の位相に停止しシャッター動
作の終了となる。
【0068】第3の実施形態において、回動部材202
のカム溝202aの外側の壁面202bが駆動部材20
3のピン部203aに衝突する位相より回動部材202
がPWMの通電パターン切り換中に回転する位相以上手
前でモータードライバー回路208のPWM通電のパタ
ーンをサイクル途中で切り替えることで、衝突した時点
の回動部材202の位相とモータ201への通電サイク
ルが同期し、衝突した時点のモーター201の出力が一
定の範囲に収まるため、衝突時の衝突側の運動量が一定
の範囲に収まり衝突後の衝突側及び従動側の動きが安定
し、PWM制御を用いた衝撃式シャッターにおいて切り
ムラの小さい安定したシャッターが実現される。さらに
通電途中のPWMパターンをシャッター制御に適したパ
ターンにすることでより安定したシャッターを実現する
ことができる。
【0069】なお、本発明はシャッタの機械的な構造に
は限定されない。すなわち、一般的なレンズシャッタ装
置もしくは絞り装置においても上述した3つの実施形態
と同様の効果を奏するものである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1に
記載した発明は、パルス幅変調制御にて駆動制御される
モータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャ
ッター装置において、少なくとも前記シャッター羽根を
閉鎖状態から開放状態へ変位させるとき、および前記シ
ャッター羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるとき
には、前記パルス幅変調制御のデューティー比を変更す
ることによってシャッター羽根が開閉動作を行う際のモ
ーターの発生トルクを一定にすることができ、常に正確
な露光動作が可能なシャッター装置を提供できる。
【0071】本願の請求項2に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、少
なくとも前記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態へ
の変位を開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サ
イクル分以上前から前記シャッター羽根が開放状態にな
るまでの間、および前記シャッター羽根を開放状態から
閉鎖状態へ変位を開始する時点より前記パルス幅変調制
御の1サイクル分以上前から前記シャッター羽根が閉鎖
状態になるまでの間は、前記パルス幅変調制御のデュー
ティー比を変更することによってシャッター羽根が開閉
動作を行う際のモーターの発生トルクを一定にすること
ができ、常に正確な露光動作が可能なシャッター装置を
提供できる。また、シャッター羽根が開閉動作を始める
よりもパルス幅変調制御の1サイクル分以上前からパル
ス幅変調制御のデューティー比を変更するので、シャッ
ター羽根が開閉動作を開始する際には確実にパルス幅変
調制御のデューティー比を変更することができる。
【0072】本願の請求項3に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、少
なくとも前記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ
変位させるとき、および前記シャッター羽根を開放状態
から閉鎖状態へ変位させるときには、前記パルス幅変調
制御の通電パターンを変更することによって上記の問題
を解決した。
【0073】本願の請求項4に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始するよりも前、および前記シャッター羽根が開放状態
から閉鎖状態への変位を開始するよりも前に、前記パル
ス幅変調制御の通電サイクルをリフレッシュすることに
よってシャッター羽根が開閉動作を行う際のモーターの
発生トルクを一定にすることができ、常に正確な露光動
作が可能なシャッター装置を提供できる。
【0074】本願の請求項6に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源としてシ
ャッター羽根を開閉させるシャッター装置において、前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始するよりも前、および前記シャッター羽根が開放状態
から閉鎖状態への変位を開始するよりも前に、前記パル
ス幅変調制御の通電パターンを変更することによってシ
ャッター羽根が開閉動作を行う際のモーターの発生トル
クを一定にすることができ、常に正確な露光動作が可能
なシャッター装置を提供できる。
【0075】本願の請求項8に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用いる
シャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも前
記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ変位させる
とき、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖状
態へ変位させるときには、前記パルス幅変調制御のデュ
ーティー比を変更することによってシャッター羽根が開
閉動作を行う際のモーターの発生トルクを一定にするこ
とができ、常に正確な露光動作が可能なシャッター装置
を有するカメラを提供できる。
【0076】本願の請求項9に記載した発明は、パルス
幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用いる
シャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも前
記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開
始する時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル分以
上前から前記シャッター羽根が開放状態になるまでの
間、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖状態
へ変位を開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サ
イクル分以上前から前記シャッター羽根が閉鎖状態にな
るまでの間は、前記パルス幅変調制御のデューティー比
を変更することによってシャッター羽根が開閉動作を行
う際のモーターの発生トルクを一定にすることができ、
常に正確な露光動作が可能なシャッター装置を有するカ
メラを提供できる。また、シャッター羽根が開閉動作を
始めるよりもパルス幅変調制御の1サイクル分以上前か
らパルス幅変調制御のデューティー比を変更するので、
シャッター羽根が開閉動作を開始する際には確実にパル
ス幅変調制御のデューティー比を変更することができ
る。
【0077】本願の請求項10に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、少なくとも
前記シャッター羽根を閉鎖状態から開放状態へ変位させ
るとき、および前記シャッター羽根を開放状態から閉鎖
状態へ変位させるときには、前記パルス幅変調制御の通
電パターンを変更することによってシャッター羽根が開
閉動作を行う際のモーターの発生トルクを一定にするこ
とができ、常に正確な露光動作が可能なシャッター装置
を有するカメラを提供できる。
【0078】本願の請求項11に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、前記シャッ
ター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開始するよ
りも前、および前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖
状態への変位を開始するよりも前に、前記パルス幅変調
制御の通電サイクルをリフレッシュすることによってシ
ャッター羽根が開閉動作を行う際のモーターの発生トル
クを一定にすることができ、常に正確な露光動作が可能
なシャッター装置を有するカメラを提供できる。
【0079】本願の請求項13に記載した発明は、パル
ス幅変調制御にて駆動制御されるモータを駆動源に用い
るシャッター装置を有するカメラにおいて、前記シャッ
ター羽根が閉鎖状態から開放状態への変位を開始するよ
りも前、および前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖
状態への変位を開始するよりも前に、前記パルス幅変調
制御の通電パターンを変更することによってシャッター
羽根が開閉動作を行う際のモーターの発生トルクを一定
にすることができ、常に正確な露光動作が可能なシャッ
ター装置を有するカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す正面図
【図2】本発明の第1の実施形態を示す側面図
【図3】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図4】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図5】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図6】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図7】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図8】本発明の実施形態において回動部材と駆動部材
とシャッター羽根の位置関係(位相)を説明する図
【図9】本発明の第1の実施形態のモーター電圧、開口
波形および回動部材の位相を説明する図
【図10】本発明の第1の実施形態のモーター電圧、開
口波形および回動部材の位相を説明する図
【図11】本発明の第2の実施形態を示す正面図
【図12】本発明の第2の実施形態を示す側面図
【図13】本発明の第2の実施形態のモーター電圧、開
口波形および回動部材の位相を説明する図
【図14】本発明の第3の実施形態を示す正面図
【図15】本発明の第3の実施形態を示す側面図
【図16】本発明の第1の実施形態のモーター電圧、開
口波形および回動部材の位相を説明する図
【図17】従来例を示す正面図
【図18】従来例を示す側面図
【図19】従来例のモーター電圧、開口波形および回動
部材の位相を説明する図
【符号の説明】
1 モーター 2 回動部材 3 駆動部材 4 シヤッター羽根 5 パルス板 6 パルス検出回路 8 モータードライバー回路 101 モーター 102 回動部材 103 駆動部材 104 シヤッター羽根 105 パルス板 106 パルス検出回路 108 モータードライバー回路 113 リフレッシュ信号線 201 モーター 202 回動部材 203 駆動部材 204 シヤッター羽根 205 パルス板 206 パルス検出回路 208 モータードライバー回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
    ター装置において、少なくとも前記シャッター羽根を閉
    鎖状態から開放状態へ変位させるとき、および前記シャ
    ッター羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときに
    は、前記パルス幅変調制御のデューティー比を変更する
    ことを特徴とするシャッター装置。
  2. 【請求項2】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
    ター装置において、少なくとも前記シャッター羽根が閉
    鎖状態から開放状態への変位を開始する時点より前記パ
    ルス幅変調制御の1サイクル分以上前から前記シャッタ
    ー羽根が開放状態になるまでの間、および前記シャッタ
    ー羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位を開始する時点よ
    り前記パルス幅変調制御の1サイクル分以上前から前記
    シャッター羽根が閉鎖状態になるまでの間は、前記パル
    ス幅変調制御のデューティー比を変更することを特徴と
    するシャッター装置。
  3. 【請求項3】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
    ター装置において、少なくとも前記シャッター羽根を閉
    鎖状態から開放状態へ変位させるとき、および前記シャ
    ッター羽根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときに
    は、前記パルス幅変調制御の通電パターンを変更するこ
    とを特徴とするシャッター装置。
  4. 【請求項4】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
    ター装置において、前記シャッター羽根が閉鎖状態から
    開放状態への変位を開始するよりも前、および前記シャ
    ッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始する
    よりも前に、前記パルス幅変調制御の通電サイクルをリ
    フレッシュすることを特徴とするシャッター装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス幅変調制御の通電サイクルを
    リフレッシュするタイミングは、前記シャッター羽根が
    閉鎖状態から開放状態への変位を開始する時点、および
    前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位を
    開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル分
    以上前であることを特徴とする請求項4記載のシャッタ
    ー装置。
  6. 【請求項6】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源としてシャッター羽根を開閉させるシャッ
    ター装置において、前記シャッター羽根が閉鎖状態から
    開放状態への変位を開始するよりも前、および前記シャ
    ッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始する
    よりも前に、前記パルス幅変調制御の通電パターンを変
    更することを特徴とするシャッター装置。
  7. 【請求項7】 前記パルス幅変調制御の通電パターンを
    変更するタイミングは、前記シャッター羽根が閉鎖状態
    から開放状態への変位を開始する時点、および前記シャ
    ッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始する
    時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル分以上前で
    あることを特徴とする請求項6記載のシャッター装置。
  8. 【請求項8】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源に用いるシャッター装置を有するカメラに
    おいて、少なくとも前記シャッター羽根を閉鎖状態から
    開放状態へ変位させるとき、および前記シャッター羽根
    を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときには、前記パ
    ルス幅変調制御のデューティー比を変更することを特徴
    とするシャッター装置を有するカメラ。
  9. 【請求項9】 パルス幅変調制御にて駆動制御されるモ
    ータを駆動源に用いるシャッター装置を有するカメラに
    おいて、少なくとも前記シャッター羽根が閉鎖状態から
    開放状態への変位を開始する時点より前記パルス幅変調
    制御の1サイクル分以上前から前記シャッター羽根が開
    放状態になるまでの間、および前記シャッター羽根を開
    放状態から閉鎖状態へ変位を開始する時点より前記パル
    ス幅変調制御の1サイクル分以上前から前記シャッター
    羽根が閉鎖状態になるまでの間は、前記パルス幅変調制
    御のデューティー比を変更することを特徴とするシャッ
    ター装置を有するカメラ。
  10. 【請求項10】 パルス幅変調制御にて駆動制御される
    モータを駆動源に用いるシャッター装置を有するカメラ
    において、少なくとも前記シャッター羽根を閉鎖状態か
    ら開放状態へ変位させるとき、および前記シャッター羽
    根を開放状態から閉鎖状態へ変位させるときには、前記
    パルス幅変調制御の通電パターンを変更することを特徴
    とするシャッター装置を有するカメラ。
  11. 【請求項11】 パルス幅変調制御にて駆動制御される
    モータを駆動源に用いるシャッター装置を有するカメラ
    において、前記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態
    への変位を開始するよりも前、および前記シャッター羽
    根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始するよりも前
    に、前記パルス幅変調制御の通電サイクルをリフレッシ
    ュすることを特徴とするシャッター装置を有するカメ
    ラ。
  12. 【請求項12】 前記パルス幅変調制御の通電サイクル
    をリフレッシュするタイミングは、前記シャッター羽根
    が閉鎖状態から開放状態への変位を開始する時点、およ
    び前記シャッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位
    を開始する時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル
    分以上前であることを特徴とする請求項11記載のシャ
    ッター装置を有するカメラ。
  13. 【請求項13】 パルス幅変調制御にて駆動制御される
    モータを駆動源に用いるシャッター装置を有するカメラ
    において、前記シャッター羽根が閉鎖状態から開放状態
    への変位を開始するよりも前、および前記シャッター羽
    根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始するよりも前
    に、前記パルス幅変調制御の通電パターンを変更するこ
    とを特徴とするシャッター装置を有するカメラ。
  14. 【請求項14】 前記パルス幅変調制御の通電パターン
    を変更するタイミングは、前記シャッター羽根が閉鎖状
    態から開放状態への変位を開始する時点、および前記シ
    ャッター羽根が開放状態から閉鎖状態への変位を開始す
    る時点より前記パルス幅変調制御の1サイクル分以上前
    であることを特徴とする請求項13記載のシャッター装
    置を有するカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197265A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nikon Corp シャッタ駆動ユニットおよびカメラ

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JP2011197265A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nikon Corp シャッタ駆動ユニットおよびカメラ

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