JPH10246862A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JPH10246862A
JPH10246862A JP9069054A JP6905497A JPH10246862A JP H10246862 A JPH10246862 A JP H10246862A JP 9069054 A JP9069054 A JP 9069054A JP 6905497 A JP6905497 A JP 6905497A JP H10246862 A JPH10246862 A JP H10246862A
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JP
Japan
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scanning
lens
optical box
box
grounding
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JP9069054A
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Shizuka Saikawa
静 齋川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学箱のふた部材を接地して、放電等による
トラブルを防ぐ。 【解決手段】 回転多面鏡R1 の走査光は、レンズF1
と折り返しミラーM1 を経て光学箱10の窓11から取
り出されて回転ドラムの感光体に結像する。レンズF1
を光学箱10に組み付ける金属製のレンズ押えバネ12
に、第1、第2の接地部材12c,12dを一体的に配
設し、第1の接地部材12cをふた部材20に接触さ
せ、第2の接地部材12dを光学箱10の外へ引き出し
て本体フレーム30に接触させる。すなわち、レンズ押
えバネ12を介してふた部材20を接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る走査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、一
般的に図5に示すように、半導体レーザやコリメータレ
ンズをユニット化した光源ユニットから発生された平行
光束のレーザ光を偏向走査する回転多面鏡R0 と、偏向
走査されたレーザ光を折り返しミラーM0 を経て図示し
ない回転ドラムの表面の感光体に結像させるレンズF0
等を有し、回転多面鏡R0 やレンズF0 は光学箱110
に収容され、また、光源ユニットは光学箱110の側壁
110a等に組み付けられる。
【0003】光学箱110の上部開口は、光学箱110
内に必要部品をすべて組み込んだうえで、ふた部材12
0によって閉塞される。ふた部材120は、光学箱11
0の側壁110aの上端に当接される平板であり、ビス
止め等の公知の方法で光学箱110に固着される。な
お、光学箱110の底壁には回転多面鏡R0 によって偏
向走査されたレーザ光を外部の回転ドラムに向かって取
り出すための窓111が設けられる。
【0004】光源ユニットから発生されたレーザ光はそ
の内部のコリメータレンズによって平行化され、シリン
ドリカルレンズによって回転多面鏡R0 の反射面に線状
に集光され、レンズF0 と折り返しミラーM0 を経て光
学箱110の窓111から回転ドラムに向かって取り出
される。このようにして回転ドラム上の感光体に結像す
るレーザ光は、回転多面鏡R0 による主走査と回転ドラ
ムの回転による副走査に伴なって静電潜像を形成する。
【0005】回転多面鏡R0 を回転駆動するモータH0
は、回転多面鏡R0 と一体であるロータと、モータ基板
0 上に実装されたステータからなり、該ステータはモ
ータ基板G0 上の駆動回路から供給される駆動電流によ
って励磁されてロータを回転させる。
【0006】モータ基板G0 はモータH0 の軸受部に固
定され、該軸受部は、レンズF0 や折り返しミラーM0
とともに光学箱110の底壁に固定される。光学箱11
0の底壁は四隅に設けられた図示しない支持部材を介し
て画像形成装置の本体フレーム130にビス止め等の公
知の方法で締結される。なお、光学箱110は一般的に
樹脂材料によって一体成形されたものであり、他方、ふ
た部材120の材料には、コスト削減のために、比較的
安価である鋼板を用いる。
【0007】前述のように回転ドラムの感光体に形成さ
れた静電潜像は、図示しない現像装置によってトナー像
に顕像化され、このトナー像が記録紙に転写され、加熱
定着されることによって記録(プリント)が行なわれ
る。
【0008】光学箱110に対するレンズF0 の組み付
けは、レンズF0 の長さ方向の両端を一対のレンズ押え
バネ112によってそれぞれレンズ支持部材113に押
圧することによって行なわれる。各レンズ押えバネ11
2は、レンズF0 のレンズ面の端部に係合する第1のア
ーム112aと、レンズF0 の上面の端部に係合する第
2のアーム112bを有し、第1のアーム112aはレ
ンズF0 をレンズ支持部材113の光軸方向の基準面1
13aに弾力的に付勢し、第2のアーム112bはレン
ズF0 をレンズ支持部材113の高さ方向の基準面11
3bに弾力的に付勢する。このようにして、レンズF0
を光学箱110の所定の位置に高精度で位置決めし、回
転多面鏡R0 の回転中の振動等によってずれたりしない
ように堅固に固定する。
【0009】光学箱110に対する折り返しミラーM0
の組み付けも、上記と同様に、折り返しミラーM0 の長
さ方向の両端を一対のミラー押えバネ114によってそ
れぞれミラー支持部材115に押圧することによって行
なわれる。各ミラー押えバネ114は、折り返しミラー
0 の背面の端部に係合する第1のアーム114aと、
折り返しミラーM0 の上端の角に係合する第2のアーム
114bを有し、第1のアーム114aは折り返しミラ
ーM0 をその反射面に平行であるミラー支持部材115
の第1の基準面115aに弾力的に付勢し、第2のアー
ム114bは折り返しミラーM0 をその反射面に垂直で
あるミラー支持部材115の第2の基準面115bに弾
力的に付勢する。このようにして、折り返しミラーM0
を所定の位置に高精度で位置決めし、振動、脱落等のお
それがないように堅固に固定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、ふた部材に鋼板等の金
属板のプレス部品を用いれば走査光学装置の部品コスト
の低減に大きく役立つものの、光学箱の材質が樹脂等で
あるため、ふた部材が充分に接地されないという未解決
の課題がある。金属製のふた部材の接地が不充分であれ
ば、外部から、例えば帯電した人体の接触等によって高
圧の静電気が蓄積され、その放電によって半導体レーザ
やICを用いた駆動部等が損傷したり、誤動作を引き起
こすおそれがある。
【0011】近年では、画像形成装置の小型が進み、装
置の外装の極く近傍に走査光学装置が収容される傾向が
あるため、排紙口等からオペレータの手が走査光学装置
に届くような設計になることも多い。従って、光学箱の
ふた部材の接地を充分に行なうことが極めて重要な課題
になっている。
【0012】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、新たな部品を付加
することなく、光学箱のふた部材を充分に接地して、放
電等によるトラブルを回避できる安価でしかも高性能な
走査光学装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の走査光学装置は、光学箱に収容された偏向
走査手段と、これによって偏向走査された光ビームを感
光体に結像させる結像手段と、該結像手段を前記光学箱
に組み付ける組み付け部材と、前記光学箱の開口を閉塞
するふた部材と、前記組み付け部材を介して前記ふた部
材を接地させる接地手段を有することを特徴とする。
【0014】光学箱に収容された偏向走査手段と、これ
によって偏向走査された光ビームを感光体に向かって折
り返す反射手段と、該反射手段を前記光学箱に組み付け
る組み付け部材と、前記光学箱の開口を閉塞するふた部
材と、前記組み付け部材を介して前記ふた部材を接地さ
せる接地手段を有するものでもよい。
【0015】接地手段が、組み付け部材に設けられた少
なくとも2つの導電部によって構成されているとよい。
【0016】組み付け部材の2つの導電部のうちの一方
を、光学箱を設置するフレームグランドに締結するため
の締結手段が設けられているとよい。
【0017】
【作用】偏向走査手段によって偏向走査された光ビーム
を感光体に結像させるレンズや、折り返しミラー等は、
押えバネ等の組み付け部材によって光学箱に固定され
る。そこで、これらの組み付け部材に、ふた部材に接触
する第1の導電部と、光学箱の外部へ突出する第2の導
電部からなる接地手段を設けて、組み付け部材を介して
ふた部材が光学箱のフレームグランド等に接地されるよ
うに構成する。
【0018】光学箱が樹脂製であっても、金属製のふた
部材を充分に接地して、放電によるトラブルを回避でき
る。また、ふた部材を放射電磁波ノイズのシールドとし
て充分に活用することもできる。
【0019】組み付け部材の第2の導電部を、光学箱を
設置するフレームグランドに締結するための締結手段が
設けられていれば、ビス等の締結手段によって組み付け
部材の第2の導電部をフレームグランドの内部に接続す
ることができる。これは、フレームグランドに防錆処理
等が施されており、第2の導電部をフレームグランドの
表面に接触するだけでは接地が不充分になる場合に特に
有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0021】図1は一実施例による走査光学装置を示す
もので、これは、偏向走査手段である回転多面鏡R1
と、これによって偏向走査された光ビームである走査光
を図示しない回転ドラム上の感光体に結像させる結像手
段であるレンズF1 および反射手段である折り返しミラ
ーM1 を有し、回転多面鏡R1 、レンズF1 および折り
返しミラーM1 等は光学箱10内に収容され、光学箱1
0の上部の開口は、光学箱10に各部品を組み付けたう
えでふた部材20によって閉塞される。
【0022】回転ドラムは光学箱10の外側に配設さ
れ、前記走査光は折り返しミラーM1によって反射さ
れ、光学箱10の底壁に設けられた窓11から回転ドラ
ムに向かって取り出される。
【0023】回転多面鏡R1 を回転させる駆動手段であ
るモータH1 は、回転多面鏡R1 と一体であるロータ
と、モータ基板G1 と一体であるステータを有し、モー
タ基板G1 上の駆動回路から供給される駆動電流によっ
てステータを励磁してモータH1 を回転させる。
【0024】回転ドラムの感光体に結像する走査光は、
回転多面鏡R1 の回転による主走査と回転ドラムの回転
による副走査に伴なって感光体上に静電潜像を形成す
る。
【0025】なお、光学箱10は図示しない支持部材を
有し、各支持部材を走査光学装置のフレームグランドで
ある本体フレーム30にビス止めすることでこれに締結
される。
【0026】また、光学箱10に対するレンズF1 の組
み付けは、レンズF1 の長さ方向の両端を一対の金属製
の組み付け部材であるレンズ押えバネ12によってそれ
ぞれレンズ支持部材13に押圧することによって行なわ
れる。各レンズ押えバネ12は、レンズF1 のレンズ面
の端部に係合する第1のアーム12aと、レンズF1
上面の端部に係合する第2のアーム12bを有し、第1
のアーム12aはレンズF1 をレンズ支持部材13の光
軸方向の基準面13aに弾力的に付勢し、第2のアーム
12bはレンズF1 をレンズ支持部材13の高さ方向の
基準面13bに弾力的に付勢する。このようにして、レ
ンズF1 を光学箱10の所定の位置に高精度で位置決め
し、回転多面鏡R1 の回転中の振動等によってずれたり
しないように堅固に固定する。
【0027】光学箱10に対する折り返しミラーM1
組み付けも、上記と同様に、折り返しミラーM1 の長さ
方向の両端を一対の金属製の組み付け部材であるミラー
押えバネ14によってそれぞれミラー支持部材15に押
圧することによって行なわれる。各ミラー押えバネ14
は、折り返しミラーM1 の背面の端部に係合する第1の
アーム14aと、折り返しミラーM1 の上端の角に係合
する第2のアーム14bを有し、第1のアーム14aは
折り返しミラーM1 を反射面に平行であるミラー支持部
材15の第1の基準面15aに弾力的に付勢し、第2の
アーム14bは折り返しミラーM1 をその反射面に垂直
であるミラー支持部材15の第2の基準面15bに弾力
的に付勢する。このようにして、折り返しミラーM1
高精度で位置決めし、安定保持する。
【0028】光学箱10は一般的に樹脂材料によって一
体成形されたものであり、ふた部材20は、コスト削減
のために鋼板等のプレス成形によって製作される。
【0029】ふた部材20は、前述のように比較的安価
な鋼板のプレス部品であり、光学箱10は樹脂製である
から、光学箱10の上部の開口をふた部材20によって
覆いこれをビス止めしただけではふた部材20を接地さ
せることができず、このために、静電気が蓄積されて放
電が起こり、半導体レーザやICを用いた駆動部が損傷
したり、誤動作を起こす等のトラブルが発生する。
【0030】そこで、レンズ押えバネ12の上端と下端
に第1、第2の導電部(接地手段)である接地部材12
c,12dをそれぞれ一体的に設けて、光学箱10にふ
た部材20を取り付けたときに、ふた部材20の内面が
第1の接地部材12cに弾力的に接触するように構成す
るとともに、第2の接地部材12dを光学箱10の底壁
から外へ引き出して、光学箱10を画像形成装置の本体
フレーム30に設置したときに、第2の接地部材12d
が本体フレーム30に接触するように構成する。すなわ
ち、レンズ押えバネ12を介して、ふた部材20とフレ
ームグランドである本体フレーム30との間に電気的な
導通を確保する。
【0031】このようにして、ふた部材20の接地を充
分に行ない、前述の放電によるトラブルを回避する。ま
た、ふた部材20を放射電磁波ノイズのシールドとして
効果的に活用する。
【0032】なお、第1、第2の接地部材12c,12
dの配設位置は、レンズ押えバネ12の第1、第2のア
ーム12a,12bのレンズF1 に対する付勢力等に影
響を与えるおそれのないように考慮することが必要であ
るのはいうまでもない。
【0033】図2は第1の変形例を示す。これはレンズ
押えバネ12に接地部材12c,12dを設ける替わり
に、第1、第2のアーム44a,44bを有するミラー
押えバネ44の上端と下端に第1、第2の導電部(接地
手段)である接地部材44c,44dをそれぞれ一体的
に設けたものである。光学箱10にふた部材20を取り
付けたときに、ふた部材20の内面が第1の接地部材4
4cに弾力的に接触するように構成するとともに、第2
の接地部材44dを光学箱10の底壁から外へ引き出し
て、光学箱10を画像形成装置の本体フレーム30に設
置したときに第2の接地部材44dが本体フレーム30
に接触するように構成する。すなわち、ミラー押えバネ
14を介して、ふた部材20とフレームグランドである
本体フレーム30との間に電気的な導通を確保する。
【0034】このようにして、ふた部材20の接地を充
分に行ない、前述と同様に放電等によるトラブルを効果
的に回避する。
【0035】図3は第2の変形例を示す。これは、第1
の変形例と同様にミラー押えバネ54の上端と下端に第
1、第2の接地部材54c,54dをそれぞれ一体的に
設けて、光学箱10にふた部材20を取り付けたとき
に、ふた部材20の内面が第1の接地部材54cに弾力
的に接触するように構成するとともに、第2の接地部材
54dを光学箱10の外へ引き出したうえで、本体フレ
ーム30に設けられたビス穴に螺合する締結手段である
ビス60によって、第2の接地部材54dを光学箱10
の張出部とともに本体フレーム30に締結するように構
成したものである。
【0036】第2の接地部材54dと光学箱10をビス
60によって本体フレーム30に共締めすることによ
り、ミラー押えバネ54を介したふた部材20の接地を
より信頼性の高いものにすることができる。
【0037】特に、本体フレームの表面に防錆処理等の
不導電体が塗布されている場合は、第2の接地部材を本
体フレームに接触させるだけでは接地が不充分になりや
すい。そこで、このように本体フレームのねじ穴に締結
されるビスを介在させるのが望ましい。
【0038】図4は走査光学装置全体を示すもので、前
述のように、レーザ光等の光ビームL1 を発生する光源
1 と、前記光ビームL1 を回転多面鏡R1 の反射面に
線状に集光させるシリンドリカルレンズE1 とを有し、
前記光ビームL1 を回転多面鏡R1 の回転によって偏向
走査し、レンズF1 と折り返しミラーM1 を経て回転ド
ラム上の感光体に結像させる。レンズF1 は球面レンズ
部、トーリックレンズ部等を有し、感光体に結像する点
像の走査速度等を補正するいわゆるfθ機能を有する。
【0039】モータH1 によって回転多面鏡R1 が回転
すると、その反射面は、回転多面鏡R1 の軸線まわりに
等速で回転する。前述のように光源S1 から発生され、
シリンドリカルレンズE1 によって集光される光ビーム
1 の光路と回転多面鏡R1の反射面の法線とがなす
角、すなわち該反射面に対する光ビームL1 の入射角
は、回転多面鏡R1 の回転とともに経時的に変化し、同
様に反射角も変化するため、感光体上で光ビームが集光
されてできる点像は主走査方向に移動する。
【0040】レンズF1 は、回転多面鏡R1 において反
射された光ビーム(走査光)を感光体上で所定のスポッ
ト形状の点像に集光するとともに、該点像の主走査方向
への走査速度を等速に保つように設計された複合レンズ
である。
【0041】感光体に結像する点像は、回転多面鏡R1
の回転による主走査と、感光体を有する回転ドラムがそ
の軸まわりに回転することによる副走査に伴なって、静
電潜像を形成する。
【0042】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電するためのコロナ放電器、感光体の表面に形成され
る静電潜像をトナー像に顕像化するための現像装置、前
記トナー像を記録紙等に転写する転写用コロナ放電器
(いずれも不図示)等が配置されており、光源S1 から
発生する光ビームL1 による記録情報が記録紙等にプリ
ントされる。
【0043】検出ミラーD1 は、感光体に対する記録情
報の書き込み開始位置に入射する光ビームの光路よりも
主走査方向上流側において光ビームを反射し、フォトダ
イオード等を有する受光素子T1 の受光面に導入する。
受光素子T1 はその受光面が前記光ビームによって照射
されたときに、走査開始位置(書き出し位置)を検出す
るための走査開始信号を出力する。
【0044】光源S1 は、ホストコンピュータからの情
報を処理する処理回路から与えられる信号に対応した光
ビームL1 を発生する。光源S1 に与えられる信号は、
感光体に書き込むべき情報に対応しており、前記処理回
路は、感光体の表面において結像する点像が作る軌跡で
ある一走査線に対応する情報を表す信号を一単位として
光源S1 に与える。この情報信号は、受光素子T1 から
与えられる走査開始信号に同期して送信される。
【0045】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0046】新たな部品を付加することなく、光学箱の
ふた部材を充分に接地させて放電によるトラブルを回避
できる。また、走査光学装置の周囲に放射電波ノイズが
放出されて周辺の機器に悪影響を及ぼすのを防ぐことも
できる、。これによって、高性能でしかも安価な走査光
学装置を実現できる。このような走査光学装置を用いる
ことで、画像形成装置の高性能化と低価格化に大きく貢
献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による走査光学装置を示す模式断面図
である。
【図2】第1の変形例による走査光学装置を示す模式断
面図である。
【図3】第2の変形例による走査光学装置を示す模式断
面図である。
【図4】走査光学装置の全体を示す模式平面図である。
【図5】一従来例による走査光学装置を示す模式断面図
である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡 F1 レンズ M1 折り返しミラー 10 光学箱 11 窓 12 レンズ押えバネ 12c,12d,44c,44d,54c,54d
接地部材 14,44,54 ミラー押えバネ 20 ふた部材 30 本体フレーム 60 ビス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学箱に収容された偏向走査手段と、こ
    れによって偏向走査された光ビームを感光体に結像させ
    る結像手段と、該結像手段を前記光学箱に組み付ける組
    み付け部材と、前記光学箱の開口を閉塞するふた部材
    と、前記組み付け部材を介して前記ふた部材を接地させ
    る接地手段を有する走査光学装置。
  2. 【請求項2】 結像手段がレンズであることを特徴とす
    る請求項1記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 光学箱に収容された偏向走査手段と、こ
    れによって偏向走査された光ビームを感光体に向かって
    折り返す反射手段と、該反射手段を前記光学箱に組み付
    ける組み付け部材と、前記光学箱の開口を閉塞するふた
    部材と、前記組み付け部材を介して前記ふた部材を接地
    させる接地手段を有する走査光学装置。
  4. 【請求項4】 接地手段が、組み付け部材に設けられた
    少なくとも2つの導電部によって構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の走査光
    学装置。
  5. 【請求項5】 組み付け部材の2つの導電部のうちの一
    方が、ふた部材に弾力的に当接されていることを特徴と
    する請求項4記載の走査光学装置。
  6. 【請求項6】 組み付け部材の2つの導電部の一方が、
    光学箱の底壁を貫通して外部へ突出していることを特徴
    とする請求項4または5記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 組み付け部材の2つの導電部のうちの一
    方を、光学箱を設置するフレームグランドに締結するた
    めの締結手段が設けられていることを特徴とする請求項
    4ないし6いずれか1項記載の走査光学装置。
JP9069054A 1997-03-06 1997-03-06 走査光学装置 Pending JPH10246862A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004286819A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Canon Inc レーザ走査装置
JP2012252114A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 走査光学装置及び画像形成装置
US9411157B2 (en) 2013-01-30 2016-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning device, and image forming apparatus equipped with the same

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