JPH11218710A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JPH11218710A
JPH11218710A JP2325398A JP2325398A JPH11218710A JP H11218710 A JPH11218710 A JP H11218710A JP 2325398 A JP2325398 A JP 2325398A JP 2325398 A JP2325398 A JP 2325398A JP H11218710 A JPH11218710 A JP H11218710A
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JP
Japan
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optical device
scanning optical
lens
deflecting mirror
mirror
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JP2325398A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tomita
健一 冨田
Hideyuki Miyamoto
英幸 宮本
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光束を偏向走査させる偏向ミラーが帯電する
ことを防止する。 【解決手段】 走査光学装置16の光学箱10には、線
状の光束を出射する光源装置(不図示)と、側壁面に偏
向反射面が設けられた偏向ミラー4とが収容されてい
る。偏向ミラー4は、スキャナモータ5によって中心軸
回りに回転されることにより、偏向反射面でその光束を
反射し、光源装置から出射された光束を偏向走査する。
光学箱10の上面を覆う蓋13の裏面には、回転により
偏向ミラー4に帯電する静電気を吸収する除電不織布1
4が、偏向ミラー4の上面4bに接触された状態で設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ等に備えられる走査光学装置に関する。さらに詳し
くは、ボールベアリング等の軸受により支持された回転
多面鏡等の、レーザビーム偏向用に使用される偏向ミラ
ーを回転する機構を有する走査光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の代表的な走査光学装置
の光学系の構成を示す斜視図である。以下に、従来の走
査光学装置114について、レーザ光の進行方向に従っ
て説明する。
【0003】レーザ光は、単一の点光源である半導体レ
ーザ光源101から発散しながら射出される。発散され
たレーザ光は、コリメータレンズ102を透過すること
で、発散光束から平行光束ヘと変換される。
【0004】コリメータレンズ102の近傍には、開口
絞り103が設けられ、その絞り形状に従ってレーザ光
のビーム形が決められる。レーザ光が開口絞り103を
通過することにより形成されたレーザビームは、シリン
ドリカルレンズ104を透過することによって、その一
方向だけ収束作用をうけて、六角柱状に形成された偏向
ミラー105の側壁面に設けられた偏向反射面105a
上に線状に集光される。この偏向ミラー105は、スキ
ャナモータ106に固定されており、図示の矢印a方向
に高速に回転している。偏向ミラー105の偏向反射面
105aで反射されたレーザビームは、スキャナモータ
106の回転に伴って、高速に偏向走査される。
【0005】さらに、レーザビームはfθレンズと呼ば
れる球面レンズ107、トーリックレンズ108を透過
することにより、感光体ドラム109上における微小な
スポットに結像される。また、偏向ミラー105で等角
速度で偏向走査されたレーザビームは、fθレンズを透
過することにより、感光体ドラム109上で光スポット
が等速度で走査されるように変換される。
【0006】光スポットは、感光体ドラム109上を図
示矢印b方向に繰り返し走査されるが、偏向ミラー10
5の偏向反射面105aの分割誤差があると、繰り返し
て記録情報を書き込むタイミングがずれる。そのため、
本走査光学装置114では、各偏向反射面105aで偏
向走査された先頭部のレーザビームを検知している。画
像非有効部に照射された水平同期信号光としてのレーザ
ビーム110は、固定ミラー111で反射され、集光レ
ンズ112を介してタイミング検知用センサ113に導
かれる。光学箱(不図示)は、以上示した走査光学装置
114の要素を収納しており、光学箱に蓋(不図示)が
取り付けられて走査光学装置114が完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、より高精細でかつ高速なプリンタが要求されてきて
おり、これに対応するために偏向ミラーをより高速回転
させると、上記従来の走査光学装置では、偏向ミラーと
空気との摩擦によって偏向ミラーが帯電するため、偏向
ミラーの偏向反射面における有効反射面に塵埃が付着
し、偏向ミラーの反射率が低下して記録画像に不良を生
じるという間題が発生してしまう。この問題は、樹脂製
の偏向ミラーを用いる場合に特に顕著となる。
【0008】また、上記のような従来の走査光学装置で
は、プリンタの低価格化を図るため、fθレンズおよび
水平同期信号光を集光するための集光レンズが樹脂によ
って形成されている。しかしながら、樹脂性のレンズは
容易に帯電するため、塵埃がレンズに付着し、良好な記
録画像が得られなくなるといった問題がある。
【0009】そこで本発明は、偏向ミラー、fθレン
ズ、集光レンズが帯電することを防止することができる
走査光学装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の走査光学装置は、線状の光束を出射する光
源装置と、柱状に形成され、前記光束を反射させる偏向
反射面が側壁面に設けられた偏向ミラーとを有し、前記
偏向ミラーが該偏向ミラーの中心軸回りに回転されるこ
とにより前記光束を偏向走査する走査光学装置におい
て、前記偏向ミラーに発生する静電気を除電するための
除電不織布が、前記偏向ミラーの前記偏向反射面を除く
部分の少なくとも一部に接触された状態で設けられてい
ることを特徴とする。
【0011】これにより、偏向ミラーが回転することに
より偏向ミラーに発生する静電気は除電不織布によって
吸収され、偏向ミラーの除電が行われる。従って、偏向
ミラーが帯電することを防止することができ、偏向ミラ
ーに塵埃が付着することが防がれる。
【0012】さらに、前記除電不織布は、該除電不織布
の幅広の面が、前記偏向ミラーが回転されることにより
発生する風の風向に正対して設けられている構成とする
ことにより、偏向ミラーが静止しているときには、除電
不織布が偏向ミラーに接触した状態となる。一方、偏向
ミラーが回転されて風が発生すると、除電不織布はその
風を受けてまくり上げられ、除電不織布と偏向ミラーと
の間に隙間が設けられた状態となる。そのため、偏向ミ
ラーが回転しているときには、偏向ミラーの帯電してい
る部分と除電不織布との間に発生するコロナ放電によっ
て偏向ミラーの除電が行われ、偏向ミラーが静止してい
るときには、除電不織布が偏向ミラーに接触することに
より偏向ミラーの除電が行われる。その結果、回転する
偏向ミラーに除電不織布が擦られて摩耗粉が発生するこ
とが防止されるとともに、コロナ放電では除去できない
微弱な残留静電気が除去される。
【0013】また、本発明の走査光学装置は、線状の光
束を出射する光源装置と、柱状に形成され、前記光束を
反射させる偏向反射面が側壁面に設けられた偏向ミラー
とを有し、前記偏向ミラーが該偏向ミラーの中心軸回り
に回転されることにより前記光束を偏向走査する走査光
学装置において、前記偏向ミラーに発生する静電気を除
電するための除電不織布が、前記偏向ミラーとの間に隙
間をもって設けられていることを特徴とする構成として
もよい。
【0014】これにより、偏向ミラーの帯電している部
分と除電不織布との間に発生するコロナ放電によって偏
向ミラーの除電が行われ、回転する偏向ミラーに除電不
織布が擦られて摩耗粉が発生することが防止される。
【0015】さらに、前記隙間の間隔は3mm以下であ
る構成とすることが望ましい。
【0016】さらには、前記偏向ミラーは樹脂によって
形成されている構成であってもよい。
【0017】また、前記除電不織布を囲う円筒部材が、
該円筒部材の中心軸と前記偏向ミラーの中心軸とが一致
した状態で前記偏向ミラーに設けられている構成とする
ことにより、偏向ミラーの回転によって発生する風から
除電不織布が隔離され、偏向ミラーの回転時においても
除電不織布の位置が安定される。
【0018】また、前記偏向ミラーで偏向走査された光
束を所定面上に集光して光スポットを形成しかつ該光ス
ポットの走査速度を等速に保持するfθレンズがさらに
備えられ、前記fθレンズに発生する静電気を除電する
ための除電不織布が、前記fθレンズの有効レンズ面を
除く部分の少なくとも一部に接触された状態で設けられ
ている構成とすることにより、fθレンズに帯電する静
電気は除電不織布によって吸収され、fθレンズの除電
が行われる。従って、fθレンズが帯電することを防止
することができ、fθレンズに塵埃が付着することが防
がれる。
【0019】さらに、前記fθレンズは樹脂で形成され
ている構成であってもよい。
【0020】また、前記偏向ミラーで偏向走査された光
束の一部が水平同期信号光として用いられ、記録情報を
所定面上に書き込むタイミングのずれを前記水平同期信
号光に基づいて検出する検知センサ部と、前記水平同期
信号光を前記検知センサ部上に集光させる集光レンズと
がさらに備えられ、前記集光レンズに発生する静電気を
除電するための除電不織布が、前記集光レンズの有効レ
ンズ面を除く部分の少なくとも一部に接触された状態で
設けられている構成とすることにより、集光レンズに帯
電する静電気は除電不織布によって吸収され、集光レン
ズの除電が行われる。従って、集光レンズが帯電するこ
とを防止することができ、集光レンズに塵埃が付着する
ことが防がれる。
【0021】また、前記走査光学装置が収容され、接地
された光学ステーの上に取り付けられる光学箱がさらに
備えられ、該光学箱の底面には、前記fθレンズに接触
された除電不織布が通される開口部が設けられている構
成とすることにより、走査光学装置を光学ステーに取り
付けるだけで、fθレンズに接触された除電不織布が光
学ステーに接触して接地されるため、その除電不織布を
接地させるための部品点数が削減され、作業工程が簡素
化される。
【0022】さらに、前記走査光学装置が収容され、接
地された光学ステーの上に取り付けられる光学箱がさら
に備えられ、前記光学箱の底面には、前記集光レンズに
接触された除電不織布が通される開口部が設けられてい
る構成とすることにより、走査光学装置を光学ステーに
取り付けるだけで、集光レンズに接触された除電不織布
が光学ステーに接触して接地されるため、その除電不織
布を接地させるための部品点数が削減され、作業工程が
簡素化される。
【0023】さらには、前記集光レンズは樹脂で形成さ
れている構成であってもよい。
【0024】また、上面が開口されて設けられ前記走査
光学装置が収容される光学箱と、該光学箱の上面を覆う
蓋部とがさらに備えられ、前記除電不織布が前記蓋部の
裏面に取り付けられている構成としてもよい。
【0025】さらに、前記蓋部は金属で形成されかつ接
地されている構成とすることにより、除電不織布による
除電効果が向上されるとともに、蓋部を通過するノイズ
が低減される。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0027】(第1の実施形態)図1は、本発明の走査
光学装置の第1の実施形態を、その蓋を取り除いた状態
で示す平面図である。
【0028】本実施形態の走査光学装置16は、レーザ
光を射出する半導体レーザ光源1、半導体レーザ光源1
から射出されたレーザ光を平行光束にするコリメータレ
ンズ2、およびコリメータレンズ2を透過したレーザ光
を線状に集光するシリンドリカルレンズ3と、柱状に形
成され、シリンドリカルレンズ3によって集光されてで
きるレーザビームを反射させる偏向反射面4aが側壁面
に設けられた偏向ミラー4とを有する。
【0029】さらに、走査光学装置16は、偏向ミラー
4を回転させるためのスキャナモータ5、球面レンズ6
aとトーリックレンズ6bとの2つのレンズで構成され
るfθレンズ6、fθレンズ6を介して入射されたレー
ザビームを不図示の感光体ドラムの表面に反射させる反
射鏡7、画像情報の書き込みタイミングのずれを検出す
るタイミング検知用センサ(不図示)、タイミング検知
用センサに入射される水平同期信号光を集光する集光レ
ンズ(不図示)、およびこれらを収容する光学箱10等
を含んで構成されている。
【0030】上記のように構成された走査光学装置16
では、半導体レーザ光源1からレーザ光が射出される
と、そのレーザ光はコリメータレンズ2によって平行光
束ヘと変換され、さらにシリンドリカルレンズ3によっ
て線状に集光された後に、偏向ミラー4の偏向反射面4
aに照射される。偏向ミラー4はスキャナモータ5によ
って図示の矢印a方向に高速に回転されており、偏向ミ
ラー4の偏向反射面4aで反射されたレーザビームは、
スキャナモータ5の回転に伴って、高速に偏向走査され
る。
【0031】偏向ミラー4の偏向反射面4aによって偏
向走査された光束は、fθレンズ6を介して反射鏡7に
入射し、反射鏡7によって反射されて、不図示の感光体
ドラムを照射する。なお、fθレンズ6は、偏向ミラー
4で反射されるレーザビームが感光体ドラムの表面上等
の所定面上においてスポットを形成し、かつそのスポッ
トの走査速度が等速に保たれるように設けられている。
【0032】このように、偏向ミラー4の回転によっ
て、感光体ドラムにおいてはレーザビームによる主走査
が行われ、また感光体ドラムがその円筒の軸線まわりに
回転駆動することによって副走査が行われる。以上によ
り、感光体ドラムの表面には静電潜像が形成される。
【0033】感光体ドラムの周辺には、感光体ドラムの
表面を一様に帯電させるコロナ放電器、感光体ドラムの
表面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化するため
の顕像化装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写用
コロナ放電器(いずれも不図示)等が配置されており、
これらの働きによって、半導体レーザ光源1が発生する
レーザ光に対応する記録情報が、記録紙(不図示)にプ
リントされる。以上のことは、電子写真式記録技術とし
て良く知られているものである。
【0034】また、走査光学装置16のレーザビーム照
射位置調整は、図1に示す光学箱10の箱枠の外側に設
けられた位置決めピン8,9と、各位置決めピン8,9
が嵌挿されるガイド孔11,12とによって行われてい
る。
【0035】走査光学装置16の図示x方向の照射位置
調整は、各位置決めピン8,9を共にx方向に沿って同
じ向きに移動させ、走査光学装置16をx方向に直線移
動させることにより行われる。また、走査光学装置16
の図示θ方向の照射位置調整は、位置決めピン8と位置
決めピン9とを、x方向に沿って互いに逆の向きに移動
させ、走査光学装置16をθ方向に回転させることによ
り行われる。
【0036】図2は、図1に示した走査光学装置の、ス
キャナモータ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破
断断面図である。
【0037】図2に示すように、本実施形態の走査光学
装置16では、光学箱10の上を覆う蓋13の裏面に、
偏向ミラー4に発生する静電気を除電するための除電不
織布14が設けられている。除電不織布14は蓋13に
接着、ねじ等によって取付けられており、除電不織布1
4の下端部は偏向ミラー4の上面4bに接触している。
これにより、偏向ミラー4に発生する静電気は除電不織
布14によって吸収され、偏向ミラー4の除電が行われ
る。これにより、偏向ミラー4の帯電が防がれ、偏向ミ
ラー4に塵埃が付着することが防止される。
【0038】蓋13が樹脂によって形成されている場合
には、接着材を用いて除電不織布14と蓋13とを絶縁
させた状態で、蓋13に除電不織布14を固定すること
が望ましい。これは、除電不織布14と蓋13とが接触
していると、除電不織布14が蓋13の持つ静電気を吸
収し、偏向ミラー4の静電気を除電する効果が低下する
ためである。これとは逆に、蓋13が板金等の金属で形
成されている場合には、除電不織布14はねじ等を用い
て蓋13に電気的に導通された状態で固定することが好
ましい。これによって、偏向ミラー4に発生した静電気
を蓄積する除電不織布14の能力を大きくすることがで
き、除電不織布14の除電効果を向上させることができ
る。
【0039】なお、除電不織布14の素材としては、例
えば日本バイリーン(株)製のVLS-6209Fを用
いることが好ましい。
【0040】図3は、図2に示した走査光学装置の偏向
ミラーおよび除電不織布を、走査光学装置の蓋を透視し
て示す透視平面図である。
【0041】偏向ミラー4が回転されると、偏向ミラー
4の周囲に図示するような風が発生する。この風によっ
て除電不織布14がまくれ上がると、除電効果が低下す
る。そのため、除電不織布14のまくれ上がりを防止す
るため、図2に示すように、蓋13の裏面にはガイド部
材15が取付けられている。
【0042】(第2の実施形態)図4は、本発明の走査
光学装置の第2の実施形態の、スキャナモータ、偏向ミ
ラーおよび除電不織布等を示す破断断面図である。ただ
し、図4に示す走査光学装置20のうち、図1から図3
に示した走査光学装置1と同じ構成にはそれらと同一の
符号を付して示す。また、走査光学装置20の不図示の
構成は、図1から図3に示した走査光学装置16と同じ
であるので、詳しい説明は省略する。
【0043】本実施形態の走査光学装置20では、蓋2
1が板金によって形成されており、さらにその蓋21は
接地されている。そのため、除電不織布14による偏向
ミラー4の除電効果を向上させることができる。
【0044】また、蓋21を板金で形成されているた
め、蓋21を通過するノイズを低減することができるの
で、走査光学装置20のノイズ対策にも有効である。
【0045】(第3の実施形態)図5は、本発明の走査
光学装置の第3の実施形態の、スキャナモータ、偏向ミ
ラーおよび除電不織布等を示す破断断面図である。ただ
し、図5に示す走査光学装置30のうち、図1から図3
に示した走査光学装置1と同じ構成にはそれらと同一の
符号を付して示す。また、走査光学装置30の不図示の
構成は、図1から図3に示した走査光学装置16と同じ
であるので、詳しい説明は省略する。
【0046】本実施形態の走査光学装置30では、偏向
ミラー31の上部に、円筒部材32が偏向ミラー31の
中心軸と円筒部材32の中心軸とが一致された状態で設
けられている。また、除電不織布33は、円筒部材32
に囲まれた内側で、偏向ミラー31の上面に接触するよ
うに配置されている。なお、本実施形態における偏向ミ
ラー31は、樹脂によって形成されている。
【0047】このように、偏向ミラー31の上部に円筒
部材32を設けることにより、偏向ミラー31の回転に
よって発生する風から除電不織布33を隔離することが
でき、偏向ミラー31の回転時においても除電不織布3
3の位置を安定させることができる。そのため、除電不
織布33による偏向ミラー31の除電効果を安定させる
ことができる。
【0048】また、偏向ミラー31は樹脂製であるた
め、回転時に空気との摩擦により帯電する静電気の量
が、金属製の偏向ミラーに比べて大幅に多くなる。その
ため、本実施形態のように円筒部材32を設け、安定し
て偏向ミラー31の除電を行うことは、特に有効であ
る。
【0049】(第4の実施形態)図6は、本発明の走査
光学装置の第4の実施形態の、スキャナモータ、偏向ミ
ラーおよび除電不織布等を示す破断断面図である。ただ
し、図5に示す走査光学装置40のうち、図1から図3
に示した走査光学装置1と同じ構成にはそれらと同一の
符号を付して示す。また、走査光学装置40の不図示の
構成は、図1から図3に示した走査光学装置16と同じ
であるので、詳しい説明は省略する。
【0050】本実施形態の走査光学装置40では、蓋4
1に取り付けられた除電不織布42の下端部42aが偏
向ミラー4の上面4bに接触しておらず、除電不織布4
2の下端部42aと偏向ミラー4の上面4bとの間には
隙間Gが設けられている。また、蓋41は、図4に示し
た走査光学装置20と同様に接地されている。
【0051】このように構成された走査光学装置40で
は、偏向ミラー4の帯電している部分と除電不織布42
の下端部42aとの間にコロナ放電が得られるため、偏
向ミラー4と除電不織布42とが互いに接触していなく
ても、除電不織布42による偏向ミラー4の除電を行う
ことができる。さらに、偏向ミラー4と除電不織布42
とが互いに非接触であることから、除電不織布42が偏
向ミラー4に擦られて除電不織布32から摩耗粉が発生
することが防止される。
【0052】なお、上記の構成においては、例えば、除
電不織布42の素材として日本バイリーン(株)製のV
LS-6209Fを用い、前記の隙間Gを約3mm以下
とすることが好ましい。
【0053】(第5の実施形態)図7は、本発明の走査
光学装置の第5の実施形態の、スキャナモータ、偏向ミ
ラーおよび除電不織布等を示す破断断面図である。ただ
し、図7に示す走査光学装置50のうち、図1から図3
に示した走査光学装置1と同じ構成にはそれらと同一の
符号を付して示す。また、走査光学装置50の不図示の
構成は、図1から図3に示した走査光学装置16と同じ
であるので、詳しい説明は省略する。
【0054】図3を参照して説明したように、偏向ミラ
ー4が回転されると風が発生する。そこで、本実施形態
の走査光学装置50における除電不織布51は、図7に
示すように、除電不織布51の幅広面が偏向ミラー4の
回転により発生する風の風向に正対するようにして蓋1
3に設置されている。
【0055】これにより、偏向ミラー4が静止している
ときには、除電不織布51の下端部が偏向ミラー4の上
面4bに接触した状態となる。一方、偏向ミラー4が回
転されて風が発生すると、除電不織布51はその風を受
けて、図7の点線で示すようにまくり上げられる。従っ
て、除電不織布51の下端部と偏向ミラー4の上面4b
との間に隙間が設けられた状態となる。
【0056】偏向ミラー4が回転しているときには、図
6を参照して説明した走査光学装置40と同様に、偏向
ミラー4の帯電している部分と除電不織布51の下端部
との間にコロナ放電が得られるため、偏向ミラー4と除
電不織布51とが互いに非接触の状態で偏向ミラー4の
除電が行われる。つまり、除電不織布51が偏向ミラー
4に接触するのは、偏向ミラー4が静止しているときの
みである。
【0057】従って、除電不織布51が偏向ミラー4に
擦られて除電不織布51から摩耗粉が発生することを防
止できることに加え、偏向ミラー4が静止している時に
は、コロナ放電では除去できない微弱な残留静電気を除
電することが可能となる。
【0058】(第6の実施形態)図8は、本発明の走査
光学装置の第6の実施形態の、fθレンズおよび除電不
織布等を示す破断断面図である。ただし、図8に示す走
査光学装置60のうち、図1から図3に示した走査光学
装置1と同じ構成にはそれらと同一の符号を付して示
す。また、走査光学装置60の不図示の構成は、上記の
各実施形態中に説明した各々の走査光学装置と同じであ
るので、詳しい説明は省略する。
【0059】本実施形態の走査光学装置60では、蓋1
3の裏面に、fθレンズ6に帯電する静電気を除電する
ための除電不織布61が設けられている。除電不織布6
1は蓋13に接着、ねじ等によって取付けられており、
除電不織布61の下端部はfθレンズ6の上面に接触し
ている。これにより、fθレンズ6に帯電する静電気は
除電不織布61によって吸収され、fθレンズ6の除電
が行われる。
【0060】なお、蓋13が樹脂によって形成されてい
る場合には、接着材を用いて除電不織布61と蓋13と
を絶縁させた状態で、蓋13に除電不織布61を固定す
ることが望ましい。これは、除電不織布61と蓋13と
が接触していると、除電不織布61が蓋13の持つ静電
気を吸収し、fθレンズ6の静電気を除電する効果が低
下するためである。これとは逆に、蓋13が板金等の金
属で形成されている場合には、除電不織布61はねじ等
を用いて蓋13に電気的に導通された状態で固定するこ
とが好ましい。これによって、fθレンズ6に発生した
静電気を蓄積する除電不織布61の能力を大きくするこ
とができ、除電不織布61の除電効果を向上させること
ができる。
【0061】(第7の実施形態)図9は、本発明の走査
光学装置の第7の実施形態の、集光レンズおよび除電不
織布等を示す破断断面図である。ただし、図9に示す走
査光学装置70のうち、図1から図3に示した走査光学
装置1と同じ構成にはそれらと同一の符号を付して示
す。また、走査光学装置70の不図示の構成は、上記の
各実施形態中に説明した各々の走査光学装置と同じであ
るので、詳しい説明は省略する。
【0062】本実施形態の走査光学装置70では、図9
に示すように、感光体ドラム(不図示)の表面上等の所
定面上に記録情報を書き込むタイミングのずれを水平同
期信号光に基づいて検出するタイミング検知用センサ7
1と、タイミング検知用センサ71に入射される水平同
期信号光を集光する集光レンズ72とが、光学箱10内
に設置されている。この水平同期信号光としては、一般
的に、偏向ミラーの偏向反射面で偏向走査された先頭部
のレーザビームが用いられる。なお、集光レンズ72
は、図9に示すレンズ枠73に収容されている。
【0063】さらに、蓋13の裏面には、集光レンズ7
2に帯電する静電気を除電するための除電不織布74が
設けられている。除電不織布74は蓋13に接着、ねじ
等によって取付けられており、除電不織布74の下端部
は集光レンズ72の上面に接触している。これにより、
集光レンズ72に帯電する静電気は除電不織布74によ
って吸収され、集光レンズ72の除電が行われる。
【0064】なお、第1および第6の実施形態において
した説明と同様の理由により、蓋13が樹脂によって形
成されている場合には、接着材を用いて除電不織布74
と蓋13とを絶縁させた状態で、蓋13に除電不織布7
4を固定することが望ましく、蓋13が板金等の金属で
形成されている場合には、除電不織布74はねじ等を用
いて蓋13に電気的に導通された状態で固定することが
好ましい。
【0065】(第8の実施形態)図10は、本発明の走
査光学装置の第8の実施形態の、fθレンズおよび除電
不織布等を示す破断断面図である。ただし、図10に示
す走査光学装置80のうち、図1から図3に示した走査
光学装置1と同じ構成にはそれらと同一の符号を付して
示す。また、走査光学装置80の不図示の構成は、上記
の各実施形態中に説明した各々の走査光学装置と同じで
あるので、詳しい説明は省略する。
【0066】本実施形態の走査光学装置80では、蓋8
1が板金によって形成されており、さらにその蓋81は
接地されている。そのため、除電不織布82によるfθ
レンズ6の除電効果を向上させることができる。また、
蓋21が板金で形成されていることにより、蓋81を通
過するノイズを低減することができるので、走査光学装
置80のノイズ対策にも有効である。
【0067】なお、図10にはfθレンズ6に接触する
除電不織布82が示されているが、走査光学装置80
に、図9を参照して説明したような、集光レンズに接触
する除電不織布が備えられている場合には、集光レンズ
の除電効果も併せて向上させることができる。
【0068】(第9の実施形態)図11は、本発明の走
査光学装置の第9の実施形態を、その蓋を取り除いた状
態で示す平面図であり、図12は、図11に示した走査
光学装置の、fθレンズおよび除電不織布等を示す破断
断面図である。
【0069】図11および図12に示す走査光学装置9
0のうち、図1から図3に示した走査光学装置1と同じ
構成にはそれらと同一の符号を付して示す。また、走査
光学装置90の不図示の構成は、図1から図3に示した
走査光学装置16と同じであるので、詳しい説明は省略
する。
【0070】本実施形態の走査光学装置90では、光学
箱92のfθレンズ6の近傍に、除電不織布91が通さ
れる開口部92aが設けられている。図12に示すよう
に、除電不織布91の一方の端部は、光学箱92の上に
設けられたゴムやスポンジ等の弾性部材93とfθレン
ズ6の下面との間に狭持されている。また、除電不織布
91の他方の端部は、走査光学装置90が取り付けられ
る光学ステー94に接触されている。なお、光学ステー
94は接地されている。
【0071】本実施形態によれば、走査光学装置90を
光学ステー94に取り付けるだけで、fθレンズ6に接
続された除電不織布91を接地させることができる。そ
のため、蓋13を板金等の金属で形成し、さらに蓋13
を接地させる構成等とする必要がないので、走査光学装
置の部品点数を削減し、作業工程を簡素化することがで
きる。
【0072】なお、図11および図12には、fθレン
ズ6に接続される除電不織布91が開口部92aに通さ
れて光学ステー94に接地される例を示したが、図9を
参照して説明したような集光レンズに対しても、当然に
同様の構成を適用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査光学
装置は、回転する偏向ミラーに発生する静電気を除電す
るための除電不織布が、偏向ミラーの偏向反射面を除く
部分の少なくとも一部に接触された状態で設けられてい
るので、偏向ミラーが帯電することが防止され、偏向ミ
ラーに塵埃が付着することを防ぐことができる。
【0074】さらに、偏向ミラーで偏向走査された光束
を所定面上に集光して光スポットを形成しかつ該光スポ
ットの走査速度を等速に保持するfθレンズを備え、そ
のfθレンズに発生する静電気を除電するための除電不
織布を、fθレンズの有効レンズ面を除く部分の少なく
とも一部に接触された状態で設けることにより、fθレ
ンズが帯電することが防止され、fθレンズに塵埃が付
着することを防ぐことができる。
【0075】さらには、記録情報を所定面上に書き込む
タイミングのずれを水平同期信号光に基づいて検出する
検知センサ部と、水平同期信号光を検知センサ部上に集
光させる集光レンズとを備え、その集光レンズに発生す
る静電気を除電するための除電不織布を、集光レンズの
有効レンズ面を除く部分の少なくとも一部に接触された
状態で設けることにより、集光レンズが帯電することが
防止され、集光レンズに塵埃が付着することを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査光学装置の第1の実施形態を、そ
の蓋を取り除いた状態で示す平面図である。
【図2】図1に示した走査光学装置の、スキャナモー
タ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破断断面図で
ある。
【図3】図2に示した走査光学装置の偏向ミラーおよび
除電不織布を、走査光学装置の蓋を透視して示す透視平
面図である。
【図4】本発明の走査光学装置の第2の実施形態の、ス
キャナモータ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破
断断面図である。
【図5】本発明の走査光学装置の第3の実施形態の、ス
キャナモータ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破
断断面図である。
【図6】本発明の走査光学装置の第4の実施形態の、ス
キャナモータ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破
断断面図である。
【図7】本発明の走査光学装置の第5の実施形態の、ス
キャナモータ、偏向ミラーおよび除電不織布等を示す破
断断面図である。
【図8】本発明の走査光学装置の第6の実施形態の、f
θレンズおよび除電不織布等を示す破断断面図である。
【図9】本発明の走査光学装置の第7の実施形態の、集
光レンズおよび除電不織布等を示す破断断面図である。
【図10】本発明の走査光学装置の第8の実施形態の、
fθレンズおよび除電不織布等を示す破断断面図であ
る。
【図11】本発明の走査光学装置の第9の実施形態を、
その蓋を取り除いた状態で示す平面図である。
【図12】図11に示した走査光学装置の、fθレンズ
および除電不織布等を示す破断断面図である。
【図13】従来の代表的な走査光学装置の光学系の構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ光源 2 コリメータレンズ 3 シリンドリカルレンズ 4,31 偏向ミラー 4a 偏向反射面 4b 上面 5 スキャナモータ 6 fθレンズ 6a 球面レンズ 6b トーリックレンズ 7 反射鏡 8,9 位置決めピン 10,92 光学箱 11,12 ガイド孔 13,21,41,81 蓋 14,33,42,51,61,74,82,91
除電不織布 15 ガイド部材 16,20,30,40,50,60,70,80,9
0 走査光学装置 42a 下端部 32 円筒部材 71 タイミング検知用センサ 72 集光レンズ 73 レンズ枠 92a 開口部 93 弾性部材 94 光学ステー

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状の光束を出射する光源装置と、柱状
    に形成され、前記光束を反射させる偏向反射面が側壁面
    に設けられた偏向ミラーとを有し、前記偏向ミラーが該
    偏向ミラーの中心軸回りに回転されることにより前記光
    束を偏向走査する走査光学装置において、 前記偏向ミラーに発生する静電気を除電するための除電
    不織布が、前記偏向ミラーの前記偏向反射面を除く部分
    の少なくとも一部に接触された状態で設けられているこ
    とを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記除電不織布は、該除電不織布の幅広
    の面が、前記偏向ミラーが回転されることにより発生す
    る風の風向に正対して設けられている請求項1に記載の
    走査光学装置。
  3. 【請求項3】 線状の光束を出射する光源装置と、柱状
    に形成され、前記光束を反射させる偏向反射面が側壁面
    に設けられた偏向ミラーとを有し、前記偏向ミラーが該
    偏向ミラーの中心軸回りに回転されることにより前記光
    束を偏向走査する走査光学装置において、 前記偏向ミラーに発生する静電気を除電するための除電
    不織布が、前記偏向ミラーとの間に隙間をもって設けら
    れていることを特徴とする走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記隙間の間隔は3mm以下である請求
    項3に記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記偏向ミラーは樹脂によって形成され
    ている請求項1から4のいずれか1項に記載の走査光学
    装置。
  6. 【請求項6】 前記除電不織布を囲う円筒部材が、該円
    筒部材の中心軸と前記偏向ミラーの中心軸とが一致した
    状態で前記偏向ミラーに設けられている請求項1、3、
    4、5のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記偏向ミラーで偏向走査された光束を
    所定面上に集光して光スポットを形成しかつ該光スポッ
    トの走査速度を等速に保持するfθレンズがさらに備え
    られ、前記fθレンズに発生する静電気を除電するため
    の除電不織布が、前記fθレンズの有効レンズ面を除く
    部分の少なくとも一部に接触された状態で設けられてい
    る請求項1から6のいずれか1項に記載の走査光学装
    置。
  8. 【請求項8】 前記fθレンズは樹脂で形成されている
    請求項7に記載の走査光学装置。
  9. 【請求項9】 前記偏向ミラーで偏向走査された光束の
    一部が水平同期信号光として用いられ、記録情報を所定
    面上に書き込むタイミングのずれを前記水平同期信号光
    に基づいて検出する検知センサ部と、前記水平同期信号
    光を前記検知センサ部上に集光させる集光レンズとがさ
    らに備えられ、前記集光レンズに発生する静電気を除電
    するための除電不織布が、前記集光レンズの有効レンズ
    面を除く部分の少なくとも一部に接触された状態で設け
    られている請求項1から6のいずれか1項に記載の走査
    光学装置。
  10. 【請求項10】 前記集光レンズは樹脂で形成されてい
    る請求項9に記載の走査光学装置。
  11. 【請求項11】 前記走査光学装置が収容され、接地さ
    れた光学ステーの上に取り付けられる光学箱がさらに備
    えられ、該光学箱の底面には、前記fθレンズに接触さ
    れた除電不織布が通される開口部が設けられている請求
    項7または8に記載の走査光学装置。
  12. 【請求項12】 前記走査光学装置が収容され、接地さ
    れた光学ステーの上に取り付けられる光学箱がさらに備
    えられ、前記光学箱の底面には、前記集光レンズに接触
    された除電不織布が通される開口部が設けられている請
    求項9または10に記載の走査光学装置。
  13. 【請求項13】 前記偏向ミラーで偏向走査された光束
    の一部が水平同期信号光として用いられ、記録情報を所
    定面上に書き込むタイミングのずれを前記水平同期信号
    光に基づいて検出する検知センサ部と、前記水平同期信
    号光を前記検知センサ部上に集光させる集光レンズとが
    さらに備えられ、前記集光レンズに発生する静電気を除
    電するための除電不織布が、前記集光レンズの有効レン
    ズ面を除く部分の少なくとも一部に接触された状態で設
    けられている請求項7または8に記載の走査光学装置。
  14. 【請求項14】 前記走査光学装置が収容され、接地さ
    れた光学ステーの上に取り付けられる光学箱がさらに備
    えられ、該光学箱の底面には、前記fθレンズに接触さ
    れた除電不織布が通される開口部が設けられているとと
    もに、前記集光レンズに接触された除電不織布が通され
    る開口部が設けられている請求項13に記載の走査光学
    装置。
  15. 【請求項15】 前記集光レンズは樹脂で形成されてい
    る請求項13または14に記載の走査光学装置。
  16. 【請求項16】 上面が開口されて設けられ前記走査光
    学装置が収容される光学箱と、該光学箱の上面を覆う蓋
    部とがさらに備えられ、前記除電不織布が前記蓋部の裏
    面に取り付けられている請求項1から10のいずれか1
    項に記載の走査光学装置。
  17. 【請求項17】 上面が開口されて設けられ前記走査光
    学装置が収容される光学箱と、該光学箱の上面を覆う蓋
    部とがさらに備えられ、前記偏向ミラーに接触される除
    電不織布が前記蓋部の裏面に取り付けられている請求項
    11から15のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  18. 【請求項18】 前記蓋部は金属で形成されかつ接地さ
    れている請求項16または17に記載の走査光学装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1849613A2 (en) 2006-04-27 2007-10-31 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2007293201A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
US7667726B2 (en) 2005-12-16 2010-02-23 Ricoh Co., Ltd. Optical writing unit and an image forming apparatus including the same

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