JP2001042241A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JP2001042241A
JP2001042241A JP21451399A JP21451399A JP2001042241A JP 2001042241 A JP2001042241 A JP 2001042241A JP 21451399 A JP21451399 A JP 21451399A JP 21451399 A JP21451399 A JP 21451399A JP 2001042241 A JP2001042241 A JP 2001042241A
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JP
Japan
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optical box
optical
scanning
elastic member
side wall
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JP21451399A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tomita
健一 冨田
Makoto Jitsukata
誠 実方
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学箱を密封する弾性部材によって光学箱が
変形するのを防ぐ。 【解決手段】 光学箱10は、光源ユニット1から発生
されたレーザ光L1 を偏向走査する回転多面鏡3や、結
像レンズ系4、折り返しミラー5等を内蔵し、光学箱1
0の開口はふた部材20によって閉じられる。ふた部材
20の裏面には、光学箱10の密閉性を向上させるため
の弾性部材21が貼り付けられており、光学箱10の側
壁11とふた部材20の間に弾性部材21を圧縮・挟持
したときに弾性部材21の押圧力で光学箱10が変形す
るおそれがあるため、光学箱10の側壁11の端面に段
差部12を設けることで、弾性部材21の圧縮部を縮小
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやデジタル複写機等の画像形成装置に用いられる走
査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやデジタル複写機
等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、回転多
面鏡の反射面にレーザ光等の光ビームを照射し、回転多
面鏡の高速回転によって偏向走査する。このようにして
得られた走査光を回転ドラム上の感光体に結像させて静
電潜像を形成し、次いで、感光体の静電潜像を現像装置
によってトナー像に顕像化し、これを記録紙等の記録媒
体に転写して定着装置へ送り、記録媒体上のトナーを加
熱定着させることで印刷(プリント)が行なわれる。
【0003】図3は一従来例による走査光学装置を示す
もので、これは、半導体レーザ101やコリメータレン
ズ101aをユニット化した光源ユニットと、これから
発生されたレーザ光を線状に集光するシリンドリカルレ
ンズ102と、線状に集光されたレーザ光を偏向走査す
る回転多面鏡103と、その走査光を回転ドラムD0
表面の感光体に結像させる結像レンズ104、105等
を有する。回転多面鏡103や結像レンズ104、10
5等は光学箱110に収容され、また、光源ユニットは
光学箱110の側壁等に組み付けられる。
【0004】光学箱110の上部開口は、光学箱110
内に必要部品をすべて組み込んだうえで図4に示すよう
にふた部材120によって閉じられる。
【0005】半導体レーザ101から発生されたレーザ
光はコリメータレンズ101aによって平行化され、シ
リンドリカルレンズ102によって回転多面鏡103の
反射面に線状に集光され、結像レンズ104、105等
を経て、光学箱110の窓から回転ドラムD0 に向かっ
て取り出される。このようにして回転ドラムD0 上の感
光体に結像する走査光は、回転多面鏡103による主走
査と回転ドラムD0 の回転による副走査に伴なって静電
潜像を形成する。
【0006】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電する帯電装置、感光体の表面に形成される静電潜像
をトナー像に顕像化するための顕像化装置、前記トナー
像を記録紙等の記録媒体に転写する転写装置等が配置さ
れており、これらの働きによって、半導体レーザ101
が発生する光束に対応する記録情報が記録紙等にプリン
トされる。
【0007】回転多面鏡103を回転させるモータ10
3aは、回転多面鏡103と一体であるロータを、モー
タ基板103b上のステータに対向させたものである。
【0008】回転多面鏡103の反射面の分割誤差があ
ると、繰り返して走査情報を書き込むタイミングがずれ
るため、回転多面鏡103の走査光を主走査方向の末端
においてBDミラー106によって反射させて分離し、
BDセンサ107に導入する。BDセンサ107によっ
て検知された走査光は、図示しない処理回路においてト
リガ信号に変換されて半導体レーザ101に導入され
る。半導体レーザ101は、トリガ信号を受信したうえ
で、ホストコンピュータから送信される画像情報に基づ
いた書き込み変調を開始する。
【0009】結像レンズ104、105は、上記のよう
に回転多面鏡103の走査光を感光体に結像させて得ら
れる点像の走査速度を均一にするいわゆるfθ機能を有
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、図4に示すようにふた部材120に反
り等があると、光学箱110とふた部材120との間の
隙間Cから外気が侵入し、回転多面鏡103や結像レン
ズ104、105のレンズ面が塵埃等によって汚染され
る。そこで、図5に示すように、ふた部材120を光学
箱110に取り付けるときにウレタンフォーム等の弾性
部材121を挟むことで、光学箱110の密閉性を高め
ているが、このように光学箱110とふた部材120の
間に弾性部材121を圧縮して挟み込むと、弾性部材1
21の弾性による押圧力のために光学箱110に微小な
歪みが発生し、その結果、走査光学装置の光学性能が劣
化するという未解決の課題があった。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、光学箱を密封するた
めの弾性部材による光学箱の歪みを回避して、光学箱の
密閉性が高く、高画質である走査光学装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の走査光学装置は、光ビームを発生させる光
源と、前記光ビームを偏向走査する偏向走査手段と、該
偏向走査手段を経て前記光ビームを結像面に結像させる
結像光学系と、該結像光学系および前記偏向走査手段を
収容する光学箱と、該光学箱を閉じるふた部材と、該ふ
た部材と前記光学箱の側壁との間に挟持される弾性部材
を有し、前記光学箱の前記側壁の端面に、前記弾性部材
の厚みより浅い段差部が設けられていることを特徴とす
る。
【0013】光学箱の側壁の段差部が、一対のリブ形状
部の間に配設されているとよい。
【0014】
【作用】光学箱の側壁の端面に段差部を設けることで、
ふた部材との間で弾性部材を挟持したときの弾性部材の
圧縮部の面積を縮小する。このようにして、弾性部材の
圧縮によって光学箱にかかる押圧力を低減し、弾性部材
による密閉性を損うことなく弾性部材による光学箱の歪
みを回避する。
【0015】光学箱の密閉性が高く、しかも光学箱の歪
みによる画質劣化のない高画質な走査光学装置を実現で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0017】図1は一実施の形態を示すもので、これ
は、光源である半導体レーザやコリメータレンズをユニ
ット化した光源ユニット1と、これから発生された平行
光束の光ビームであるレーザ光L1 を線状に集光するシ
リンドリカルレンズ2と、線状に集光されたレーザ光L
1 を偏向走査する偏向走査手段である回転多面鏡3と、
その走査光を回転ドラム上の結像面である感光体に結像
させる結像光学系である結像レンズ系4および折り返し
ミラー5等を有する。回転多面鏡3や結像レンズ系4等
は筐体である光学箱10に収容され、また、光源ユニッ
ト1は光学箱10の側壁に組み付けられる。
【0018】光学箱10の上部開口は、光学箱10内に
必要部品をすべて組み込んだうえでふた部材20によっ
て閉じられる。
【0019】光源ユニット1の半導体レーザから発生さ
れたレーザ光L1 はコリメータレンズによって平行化さ
れ、シリンドリカルレンズ2によって回転多面鏡3の反
射面に線状に集光され、結像レンズ系4と折り返しミラ
ー5を経て、光学箱10の底壁の窓から回転ドラムに向
かって取り出される。このようにして回転ドラム上の感
光体に結像する走査光は、回転多面鏡3による主走査と
回転ドラムの回転による副走査に伴なって静電潜像を形
成する。
【0020】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電する帯電装置、感光体の表面に形成される静電潜像
をトナー像に顕像化するための顕像化装置、前記トナー
像を記録紙等の記録媒体に転写する転写装置等が配置さ
れており、これらの働きによって、半導体レーザが発生
する光束に対応する記録情報が記録紙等にプリントされ
る。
【0021】回転多面鏡3を回転させるモータは、回転
多面鏡3と一体であるロータを、モータ基板3aに固定
されたステータに対向させたものである。
【0022】回転多面鏡3の反射面の分割誤差がある
と、繰り返して走査情報を書き込むタイミングがずれる
ため、回転多面鏡3の走査光を主走査方向の末端におい
て図示しないBDミラーによって反射させて分離し、B
Dセンサに導入する。BDセンサによって検知された走
査光は、処理回路においてトリガ信号に変換されて光源
ユニット1の半導体レーザに導入される。半導体レーザ
は、トリガ信号を受信したうえで、ホストコンピュータ
から送信される画像情報に基づいた書き込み変調を開始
する。
【0023】結像レンズ系4は、2つのレンズ4a,4
bからなり、上記のように回転多面鏡3の走査光を感光
体に結像させ、その結果得られる点像の走査速度を均一
にするいわゆるfθ機能を有する。
【0024】ふた部材20の裏面には、ウレタンフォー
ム等の弾性部材21が貼り付けられており、ふた部材2
0をビス22によって光学箱10の側壁11にビス止め
するときに、弾性部材21が側壁11とふた部材20の
間に挟持されて、光学箱10の密閉性を向上させる。こ
のようにして外気の侵入を防ぎ、光学箱10内の回転多
面鏡3や結像レンズ系4のレンズ面が塵埃等によって汚
染されることによるトラブルを回避する。
【0025】光学箱10の側壁11の端面は、弾性部材
21に密着することで光学箱10内への外気の侵入を防
ぐ当接面を構成するものであり、また、光学箱10に対
する固定部でもあるため、できるだけ幅広であるのが望
ましいが、その反面で、前記当接面が幅広であれば弾性
部材21の圧縮部の面積が広くなり、弾性部材21の押
圧力による光学箱10の変形量(歪み)が増大する。
【0026】特に、ビス22を締結する締結部において
は光学箱10の変形量が大きくて、内蔵されるレンズ4
a,4b等の光学素子の位置ずれを起こすおそれがあ
る。このような光学素子の位置ずれ等は、走査光学装置
の光学性能を劣化させ、画像形成装置の画質低下を招
く。
【0027】そこで、光学箱10の側壁11の端面に段
差部12を設けることで、ふた部材20を光学箱10に
締結したときの弾性部材21の圧縮面積をできるだけ縮
小し、これによって光学箱10の変形を回避する。
【0028】なお、本実施の形態においては、光学箱1
0の側壁11の端面の中央に凹所を設けることで、段差
部12を形成しており、段差部12の両側の一対のリブ
形状部12aがふた部材20との間で弾性部材21を圧
縮して挟持するように構成されているが、段差部の片側
のみにリブ形状部を設けたものでもよい。
【0029】また、段差部12の高さtを、弾性部材2
1の厚みTより小さく(浅く)することで、段差部12
の底面においても弾性部材21が密着するように構成す
る。これによって、光学箱10の側壁11に対する弾性
部材21の密着面積を充分に確保できるため、光学箱1
0の密閉性を向上させる効果が損なわれることはない。
【0030】本実施の形態によれば、弾性部材による高
い密閉性を維持しながら光学箱の変形を回避して、走査
光学装置の光学性能を大幅に向上できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0032】光学箱を密封するための弾性部材による光
学箱の歪みを回避して、光学箱の密閉性が高く、しかも
高画質である走査光学装置を実現できる。このような走
査光学装置を搭載することで、画像形成装置の高品質化
に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態による走査光学装置を示す模式斜
視図である。
【図2】図1のふた部材を光学箱にビス止めした状態で
示す部分拡大断面図である。
【図3】一従来例を示す平面図である。
【図4】図3の装置をふた部材を取り付けた状態で示す
部分拡大断面図である。
【図5】別の従来例を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 光源ユニット 3 回転多面鏡 4 結像レンズ系 5 折り返しミラー 10 光学箱 11 側壁 12 段差部 12a リブ形状部 20 ふた部材 21 弾性部材 22 ビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発生させる光源と、前記光ビ
    ームを偏向走査する偏向走査手段と、該偏向走査手段を
    経て前記光ビームを結像面に結像させる結像光学系と、
    該結像光学系および前記偏向走査手段を収容する光学箱
    と、該光学箱を閉じるふた部材と、該ふた部材と前記光
    学箱の側壁との間に挟持される弾性部材を有し、前記光
    学箱の前記側壁の端面に、前記弾性部材の厚みより浅い
    段差部が設けられていることを特徴とする走査光学装
    置。
  2. 【請求項2】 光学箱の側壁の段差部が、一対のリブ形
    状部の間に配設されていることを特徴とする請求項1記
    載の走査光学装置。
JP21451399A 1999-07-29 1999-07-29 走査光学装置 Pending JP2001042241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015135418A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2016133603A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015135418A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
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