JPH10245880A - 衛生器昇降ユニット - Google Patents

衛生器昇降ユニット

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Publication number
JPH10245880A
JPH10245880A JP6545697A JP6545697A JPH10245880A JP H10245880 A JPH10245880 A JP H10245880A JP 6545697 A JP6545697 A JP 6545697A JP 6545697 A JP6545697 A JP 6545697A JP H10245880 A JPH10245880 A JP H10245880A
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JP
Japan
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frame
elevating
frame member
sanitary device
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Application number
JP6545697A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Shirai
康裕 白井
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/026Armrests mounted on or around the toilet

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で製作が容易であり、従って製作費
が安価であるとともに、施工現場において少ない施工手
間で簡単に設置施工できる便器昇降ユニットを提供す
る。 【解決手段】箱体状をなすケース10の内側において、
そのケース内空間前端部に上下方向の一対の金属角パイ
プからなるガイドフレーム材26を配置するとともに、
壁面12Aから前方に突き出す前後フレーム材28を設
け、それらにて支持フレーム24を構成する。そしてそ
れら一対のガイドフレーム材26に対して、金属角パイ
プからなる昇降フレーム材38を上下に摺動可能に外嵌
する。そしてその昇降フレーム材38と便器48とでケ
ース10の前面板20を内外から挟み込む状態で便器4
8を固定し、油圧シリンダ44によって昇降フレーム材
38及び便器48を前面板20と一体に昇降駆動するよ
うになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器,洗面器等の
衛生器を備え、その衛生器が昇降可能な衛生器昇降ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
便器は位置固定状態に設けられているのが普通であり、
この場合、老人や身体障害者等の足腰の弱い人が便器に
腰を掛ける際或いは便器から立ち上がる際に困難を伴う
ことがあり、また男子の小便時には便器が比較的低い位
置にあるために、跳ね水が多く飛んで床を濡らしたりす
る不具合があった。
【0003】更に便器の下の床を掃除する際に便器が障
害となって掃除がし辛かったり、或いはまた便器自体を
洗うときにも便器が低い位置にあることから清掃作業も
し辛いといった問題があった。
【0004】そこで便器を昇降可能とすることによって
この問題を解決することが提案されている。図5及び図
6はその便器を昇降可能となした便器昇降ユニットの従
来の例を示している(特開平1−235739)。
【0005】同図において200は排水配管202等を
収容するケースであって、204はその上面板、206
は前面板である。ケース200の内部には水平な支持板
208が配置されており、その支持板208に対して、
昇降駆動装置としての油圧シリンダ210のロッドが連
結され、その油圧シリンダ210によって支持板208
が昇降駆動されるようになっている。
【0006】この支持板208の上面には洗浄水タンク
212が載置されており、また下面側にはアーム214
を介して板状の昇降プレート216が連結されており、
この昇降プレート216が支持板208とともに昇降駆
動されるようになっている。
【0007】この昇降プレート216には、更に連結部
材218を介してケース200の外側に配置された板状
の便器取付ブラケット220が固定されており、その便
器取付ブラケット220に対して壁掛式の洋風便器22
2がボルト223にて固定されている。
【0008】即ち、油圧シリンダ210の昇降駆動力が
支持板208,アーム214,昇降プレート216,連
結部材218,便器取付ブラケット220を介して洋風
便器222に伝えられ、かかる洋風便器222がそれら
とともに昇降させられるようになっている。
【0009】尚、225は前面板206に形成された、
連結部材218の昇降移動のための移動用空所であり、
洋風便器222の上側において目隠し板224によりそ
の空所225が塞がれている。
【0010】226は、ケース200の内側において床
227に固定された基台であって、この基台226から
同じくケース200内部においてガイドロッド228が
立ち上がっており、そのガイドロッド228を、図6に
詳しく示しているように昇降プレート216から後向き
に突出する突出部230に取付保持されたガイドローラ
232が前後から挾み込んでおり、それらガイドロッド
228及びガイドローラ232の案内の下に、洋風便器
222が昇降運動させられるようになっている。
【0011】しかしながらこの便器昇降ユニットの場
合、洋風便器222の昇降案内のためのガイド機構が複
雑であり、製造コスト及び施工現場での施工の手間が多
大となる外、洋風便器222及びその支持部材が床22
7に対してのみ固定されているに過ぎず、洋風便器22
2の支持強度が弱いといった問題がある。
【0012】そこで本発明者等は、便器及びその支持構
造体を床面及び壁面の両方とで支持可能な便器昇降ユニ
ットを案出した。図7及び図8はその具体例を示してい
る。
【0013】これらの図において234は矩形枠状の支
持フレームであって、壁面236に接する状態で床22
7上に立設されたC型チャンネル材から成る左右一対の
ガイドフレーム材238と、それらを左右方向に連結す
る連結フレーム材240とから成っており、壁面236
に取付固定されている。この支持フレーム234におい
ては、ガイドフレーム材238の内側に縦のガイド溝2
42が形成されている。
【0014】244は、多数のフレーム材を箱体状に組
み付けてなる昇降フレームであって、この昇降フレーム
244は、前側の一対の縦フレーム材246と、後側の
一対の縦フレーム材248、及び前側の縦フレーム材2
46を上端部と下端部とで左右方向に連結する横フレー
ム材250,前側の縦フレーム材246と後側の縦フレ
ーム材248を上下方向の複数個所で前後に連結する前
後フレーム材252、更に後側の縦フレーム材248同
士を左右方向に連結する横フレーム材254とを互いに
組み付けて構成してある。
【0015】後側の横フレーム材254は、左右長さが
他の横フレーム材250よりも長く形成されており、そ
れぞれの先端部に円形の摺動部材256が取り付けてあ
る。そしてこの摺動部材256が、上記ガイドフレーム
材238の内側のガイド溝242に摺動可能に嵌合され
ている。
【0016】図7(A)に示しているように、昇降フレ
ーム244と床227との間には、昇降駆動装置として
のジャッキ258が配設されており、このジャッキ25
8によって昇降フレーム244が、上記ガイド溝242
と摺動部材256との案内作用の下で上下に昇降案内さ
れるようになっている。
【0017】この昇降フレーム244の前面には、ケー
ス260の前面板を挾んで洋風便器222が、プレート
状の取付ブラケット262(図8)を介して取付固定さ
れており、洋風便器222が昇降フレーム244及びケ
ース260とともに昇降運動させられるようになってい
る。
【0018】上記昇降フレーム244は、その内側且つ
下部に排水配管202の収容空間を形成しており、そこ
に配置収容された排水配管202の一端部が、取付ブラ
ケット262の貫通孔264を介して洋風便器222の
後面の排水口に連結されている。
【0019】この昇降ユニットの場合、便器支持のため
の支持構造が強固であって便器を安定的に支持できるも
のの、一方で便器支持のための支持構造ないし昇降機構
部が複雑な構造となっており、従って製作のためのコス
トが高くなるとともに、施工現場での施工に多大の手間
を要する問題が残る。
【0020】また支持フレーム及び昇降機構部全体の奥
行寸法が大きくなることから、ユニットの設置に際して
大きな設置スペースを必要とし、従ってスペースの狭い
場所への設置が困難であるといった問題も有している。
【0021】また便器取付けのための取付ブラケット2
62及びフレーム構造が障害となって、排水配管202
を含む排水機構部のメンテナンス作業が行いにくいとい
った問題がある。
【0022】この便器取付ブラケット262によるメン
テナンス作業上の問題は、上記図5,図6に示す便器昇
降ユニットにおいても同様であり、更にこの図5,図6
に示す便器昇降ユニットの場合、洋風便器222が上昇
するとその後側に隙間が生じてしまって、そこからケー
ス200内部に埃等が入り込む問題があり、更に便器周
辺の見栄えが悪いといった問題を内包している。
【0023】以上便器昇降ユニットを例として説明した
が、便器に代えて洗面器を衛生器として取り付け、これ
を昇降可能となすことも可能であって、この場合におい
ても同様の問題が生ずる。即ち洗面器を昇降可能とした
場合、使用者の背の高さに合わせて洗面器を適正な位置
に位置させることが可能となり、洗面器の使い勝手が良
好となるが、この洗面器を上記と同様の構成にて昇降可
能とした場合同じような問題が生ずるのである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願の衛生器昇降ユニッ
トはこのような課題を解決するために案出されたもので
ある。而して請求項1の昇降ユニットは、(イ)箱体状
をなして壁面に接し且つ該壁面から突き出す状態で設け
られ、内部に排水配管を隠蔽状態に収容するケースと、
(ロ)該ケースの前面側に配置された壁掛式の衛生器
と、(ハ)該ケース内において前記壁面から前方に突き
出す方向に延びる前後フレーム材及び該ケース内空間の
前端部であって、該ケースにおける前面板の裏面直近位
置に上下方向に配置され、該前後フレーム材の前端部に
固定連結されるとともに下端部が床面に固定されたガイ
ドフレーム材を有し、該ガイドフレーム材の後側に前記
排水配管の収容空間を形成する支持フレームと、(ニ)
該ケース内において前記ガイドフレーム材に対し上下に
摺動可能に外嵌されるとともに、該ケースの前記前面板
を挾んで前記衛生器を支持し、該衛生器とともに昇降運
動する昇降フレーム材と、(ホ)該昇降フレーム材及び
衛生器を一体に昇降駆動する昇降駆動装置とを含んでい
ることを特徴とする。
【0025】請求項2の昇降ユニットは、請求項1にお
いて、前記衛生器が便器であることを特徴とする。
【0026】請求項3の昇降ユニットは、請求項1,2
の何れかにおいて、前記前後フレーム材の後端部が前記
壁面に固定され、以て前記支持フレームが該壁面と前記
床面とに連結固定されていることを特徴とする。
【0027】請求項4の昇降ユニットは、請求項3にお
いて、前記前後フレーム材が前記ガイドフレーム材の上
端部の高さ位置に配置されており、且つ前記ガイドフレ
ーム材の下端部が直接床面に固定されていて、前記支持
フレームがそれらガイドフレーム材及び前後フレーム材
によりL字フレーム形態をなしており、該支持フレーム
が前記壁面及び床面とともにそれら内側に収容空間を形
成していることを特徴とする。
【0028】請求項5の昇降ユニットは、請求項1〜4
の何れかにおいて、前記ガイドフレーム材及び昇降フレ
ーム材がそれぞれ金属角パイプから成っていることを特
徴とする。
【0029】請求項6の昇降ユニットは、請求項1〜5
の何れかにおいて、前記ガイドフレーム材とこれに外嵌
された前記昇降フレーム材との間には、摺動を円滑にす
るための潤滑部材が介在されていることを特徴とする。
【0030】請求項7の昇降ユニットは、請求項1〜6
の何れかにおいて、前記ガイドフレーム材が前記壁面に
沿った左右方向に所定間隔を隔てて複数本配置されてい
るとともに、それぞれに対して前記昇降フレーム材が外
嵌されており、且つそれら複数の昇降フレーム材が左右
の連結フレーム材で互いに連結されて昇降フレームを構
成していることを特徴とする。
【0031】請求項8の昇降ユニットは、請求項1〜7
の何れかにおいて、前記ケースが位置固定の下ケースと
該下ケースに被さる形態の昇降可能な上ケースとに分か
れているとともに、前記昇降フレーム材が該上ケースに
おける前面板を前記衛生器とともに挾み込んでおり、該
上ケースが該昇降フレーム材及び衛生器とともに一体に
昇降するようになされていることを特徴とする。
【0032】請求項9の昇降ユニットは、請求項1〜8
の何れかにおいて、前記衛生器が前記昇降フレーム材に
対して該衛生器を該昇降フレーム材に対して取付固定す
るためのプレート状の取付ブラケットを介することなく
直接該昇降フレーム材に締結固定されていることを特徴
とする。
【0033】請求項10の昇降ユニットは、請求項1〜
9の何れかにおいて、前記ケースにおける前面板には前
記衛生器の後面に対応する部分に該衛生器の排水口より
大きな点検用開口が形成されていて、該衛生器が該点検
用開口を閉鎖する状態で設けられていることを特徴とす
る。
【0034】請求項11の昇降ユニットは、請求項2〜
10の何れかにおいて、前記昇降フレーム材には、その
後側に形成される空間内において便器洗浄水を蓄える洗
浄水タンクが固定されて保持されており、該洗浄水タン
クが前記ケース内部において該昇降フレーム材と一体に
昇降するようになされていることを特徴とする。
【0035】請求項12の昇降ユニットは、請求項1〜
11の何れかにおいて、前記昇降駆動装置が前記昇降フ
レーム材に連結された油圧シリンダとされているととも
に、前記支持フレームにおける前記前後フレーム材が台
部とされていて、前記ケース内において該前後フレーム
材からなる台部上に油圧供給用のポンプユニットが載置
状態に組み込まれていることを特徴とする。
【0036】請求項13の昇降ユニットは、請求項2〜
12の何れかにおいて、前記衛生器としての便器の上方
には手摺りが前記ケース側から前方に突き出す状態で設
けられているとともに、該手摺りが該ケースの前面板を
貫通して前記昇降フレーム材に連結固定されており、該
手摺りが該昇降フレーム材及び便器とともに一体に昇降
するようになされていることを特徴とする。
【0037】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の衛生器
昇降ユニットは、ケース内空間の前端部に上下方向のガ
イドフレーム材を配置してこれに昇降フレーム材を摺動
可能に外嵌させ、そしてその昇降フレーム材に対して衛
生器を固定して、それら昇降フレーム材及び衛生器を一
体に昇降運動させるようになしたもので、この昇降ユニ
ットによれば、衛生器の支持ないし昇降のためのフレー
ム構造及び昇降案内のためのガイド機構を極めて簡素に
構成することができる。従ってその製作費を安価となす
ことができるとともに、施工現場における施工の手間を
簡単化することができる。
【0038】かかる昇降ユニットは、上記説明から明ら
かなように便器の昇降用として適用して特に効果が大き
い(請求項2)。勿論洗面器の昇降用に適用することも
可能である。
【0039】請求項3の昇降ユニットは、支持フレーム
における前後フレームの後端部を壁面に固定し、以て支
持フレームを壁面と床面との両方に連結固定したもの
で、この昇降ユニットの場合、支持フレームの構造強度
が強固となり、衛生器を安定的に且つ強固に支持するこ
とができる。
【0040】請求項4の昇降ユニットは、支持フレーム
の形態をL字フレーム形態、即ちケース内空間の後端部
と下端部とにフレーム材を有しないL字フレーム形態と
なし、その支持フレームと壁面及び床面とで協働してそ
れらの内側に収容空間を形成するようになしたもので、
このようにすれば、図7及び図8に示す例のようにケー
ス内部において多数のフレーム材を箱体状に組んでケー
ス内部に収容した場合と異なって、ケース内部に広い収
容空間を確保することができる。
【0041】また支持フレーム及び昇降フレーム材等か
らなるフレーム構造の奥行寸法(前後方向寸法)を小さ
くすることができ、従って狭い設置スペースでも容易に
昇降ユニットを設置することが可能となる。更に排水配
管等の排水機構部のために十分なスペースを確保するこ
とができる。
【0042】ここで上記ガイドフレーム材及び昇降フレ
ーム材は、それぞれ金属角パイプにて構成することがで
きる(請求項5)。このようにした場合、市販の材料を
そのまま用いて簡単にガイドフレーム材及び昇降フレー
ム材を構成することができるとともに、それらの強度を
高強度となすことができ、また昇降フレーム材が上下所
定長さに亘ってガイドフレーム材に嵌合し拘束状態とな
るため、ガイドフレーム材、ひいては支持フレームによ
る強固且つ安定した支持力を衛生器に対して与えること
ができる。
【0043】請求項6の昇降ユニットは、上記ガイドフ
レーム材とこれに外嵌された昇降フレーム材との間に摺
動性の高い潤滑部材を介在させたもので、このようにす
れば、昇降フレーム材をガイドフレーム材に対して外嵌
させただけの場合であっても、昇降時の摺動を、即ち昇
降運動を円滑に行わせることができる。
【0044】次に請求項7の昇降ユニットは、上記ガイ
ドフレーム材を壁面に沿った左右方向に所定間隔を隔て
て複数本配置するとともに、それぞれに対して昇降フレ
ーム材を外嵌させ、且つそれら複数の昇降フレーム材を
左右の連結フレーム材で互いに連結して昇降フレームを
構成したもので、この昇降ユニットの場合、昇降フレー
ムの構造強度を高めることができ、ひいては便器等衛生
器に対する支持を更に安定化することができるととも
に、各昇降フレーム材に対して嵌合状態にある複数のガ
イドフレーム材を左右方向に拘束することができ、ひい
ては支持フレームの強度を更に高強度化することができ
る。
【0045】また昇降フレーム材及びガイドフレーム材
の左右間隔が一定に規制された状態で昇降フレームが昇
降運動するため、昇降運動が円滑に行われる利点が得ら
れる。
【0046】請求項8の昇降ユニットは、上記ケースを
位置固定の下ケースと昇降可能な上ケースとに分割し
て、その上ケースにおける前面板を昇降フレーム材と衛
生器とで内外から挾み込むようにし、その上ケースを昇
降フレーム材及び衛生器とともに一体に昇降運動させる
ようにしたもので、この昇降ユニットの場合、図5に示
す昇降ユニットのようにケースの前面板に対して便器等
衛生器の昇降のための移動用空間を設けておく必要がな
く、衛生器周りの美観を良好となすことができるととも
に、その空間からケース内部に埃等が侵入するといった
ことを防止することができる。
【0047】次に請求項9の昇降ユニットは、上記衛生
器を、プレート状の取付ブラケットを介することなく直
接昇降フレーム材に締結固定するようになしたもので、
このようにすれば、ケース内の排水配管等の排水機構部
のメンテナンスの際に、そのプレート状の取付ブラケッ
トが邪魔になるといったことがなく、メンテナンス作業
を容易化することができる。
【0048】請求項10の昇降ユニットは、ケースの前
面板に衛生器の排水口より大きな点検用開口を形成し、
そしてその開口を閉鎖する状態で衛生器を設けたもの
で、このようにすれば、衛生器を取り外すことによって
その点検用開口を通じ、ケース内部のメンテナンス作業
を簡単に行うことができる。
【0049】請求項11の昇降ユニットは、上記昇降フ
レーム材の後側に形成される空間内に洗浄水タンクを配
置してこれを昇降フレーム材にて保持するようになした
もので、この昇降ユニットの場合、昇降フレーム材及び
支持フレーム材の構造強度が強いために洗浄水タンクを
良好に支持した状態でこれを一体に昇降させることが可
能となる。この場合において洗浄水タンクを支持フレー
ムの内側に形成された空間内に収容しておけば、ケース
の高さを低く抑えることができる。
【0050】上記前後フレーム材はこれを台部として用
い、その上に油圧供給用のポンプユニットを載置状態に
組み込んでおくことができる(請求項12)。このよう
にすればケース内空間を有効に活用することができ、ま
たそのポンプユニットを外部から隠蔽状態としておくこ
とができる。
【0051】本発明の昇降ユニットは、支持フレーム材
及び昇降フレーム材の構造強度の強いものであり、従っ
てかかる昇降フレーム材に対して手摺りを取り付けてこ
れを保持させることができる(請求項13)。而してこ
のように手摺りを設けてこれを衛生器と一体に昇降させ
るようにした場合、老人或いは身体障害者など身体の頑
健でない人にとって衛生器を楽に使えるようになる利点
が得られる。尚この場合において、手摺りは水平に寝た
状態と垂直に立った状態との間で起伏可能となしておく
ことが望ましい。
【0052】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10は壁面12A及
びこれと直角な壁面12Bに接する状態で設けられた、
便器昇降ユニットにおけるケースであって、このケース
10は、位置固定の下ケース14と、これに上側から被
さる状態で昇降可能に設けられた上ケース16とに分か
れている。
【0053】上ケース16は、上面板18と前面板20
及び側面板22とを有しており、後面が開口形状とされ
ていてその開口部が壁面12Aによって閉鎖されてい
る。
【0054】一方下ケース14も前面板20と側面板2
2とを有する形態をなしていて後面が開口形状とされて
おり、その開口部が壁面12Aにて閉鎖されている。こ
こで下ケース14及び上ケース16の高さは、上ケース
16が一杯まで上昇運動したときに上ケース16と下ケ
ース14との間に隙間が生じない高さとされている。
【0055】上記ケース10の内部には、図3に示す支
持フレーム24が設けられている。この支持フレーム2
4は、上下方向に延びる左右一対の金属角パイプから成
るガイドフレーム材26と、壁面12Aと直角方向に前
後方向に延びる前後フレーム材28とからなっていて、
全体としてL字フレーム状をなしている。
【0056】前後フレーム材28は、金属製のプレート
状の部材からなっていて、左右端部及び前端部が下向き
に折り曲げられて補強されており、また後端部が上向き
に折り曲げられていて、その折曲部分において締結具に
より壁面12Aに締結固定されている。
【0057】このプレート状の前後フレーム材28は台
部として機能しており、その上面に後述の油圧シリンダ
44に対して油圧を供給するためのポンプユニット30
が載置されている。ガイドフレーム材26は、上記ケー
ス10の内部空間の前端部、つまりケース10における
前面板20の裏面直近位置に位置させられており、その
上端部が前後フレーム材28に対して連結固定されると
ともに、下端部が金属製のアングル状の床固定フレーム
材32によって床面34に締結固定されている。ここで
床固定フレーム材32は、また、一対の金属角パイプか
らなるガイドフレーム材26を、その下端部において左
右方向に連結する連結部材も兼ねている。
【0058】図3において、36は昇降フレームであっ
てこの昇降フレーム36は、金属角パイプからなる左右
一対の昇降フレーム材38と、それらの上端部と下端部
とを互いに左右方向に連結する金属角パイプからなる連
結フレーム材39とからなっている。
【0059】一対の昇降フレーム材38は、拡大して示
しているように上記支持フレーム24における一対のガ
イドフレーム材26のそれぞれに対して、潤滑性能を有
するナイロン樹脂等の潤滑部材40を介して上下に摺動
可能、即ち昇降可能に外嵌されており、その昇降運動の
際にガイドフレーム材26によって昇降案内されるよう
になっている。
【0060】この昇降フレーム36においては、一対の
昇降フレーム材38のそれぞれに、側方に突出する状態
で固定片42が固設されており、それらに対して昇降駆
動装置としての油圧シリンダ44のロッドが固定されて
いる。そしてこの油圧シリンダ44の伸縮動作によっ
て、昇降フレーム36がガイドフレーム材26に沿って
昇降させられるようになっている。
【0061】上記L字フレーム形態の支持フレーム24
は、図2に示しているように壁面12A及び床面34と
ともにその内側に各種部材の収容空間を形成しており、
そしてその収容空間、即ちガイドフレーム材26の後側
空間の下部において排水配管46が収容されている。こ
の排水配管46の一端部は床下配管に接続され、また他
端部が壁掛式の便器(洋風便器)48の排水口に連結さ
れている。ここで排水配管46は蛇腹管にて構成されて
いる。
【0062】便器48は、上記上ケース16の前面板2
0を昇降フレーム36とともに内外から挟み込む状態で
昇降フレーム材38に固定されており、昇降フレーム3
6及び上ケース16と一体に昇降運動させられるように
なっている。即ち本例では、便器48がプレート状の取
付ブラケットを介することなく直接的に(但し前面板2
0を間に挟み込んでいる)昇降フレーム材38に締結固
定されている(図4(A))。
【0063】尚、図4(B)に示しているように上ケー
ス16における前面板20には、便器48の排水口より
も大きな点検用開口50が形成されており、便器48は
この開口50を前面側から閉鎖する状態で取り付けられ
ている。
【0064】図2に示しているように上記ケース10内
部において、昇降フレーム材38からはアーム52がそ
れぞれ左右方向に延び出しており、これらアーム52に
対して、ケース10の外部において便器48の上方に配
置された一対の手摺り54のそれぞれが、各基端部にお
いて上下に回動可能、即ち寝た状態と起きた状態とで起
伏可能に連結されている(図1参照)。即ち一対の手摺
り54が、便器48を保持する昇降フレーム36に対し
て固定されており、これら手摺り54が便器48ととも
に一体に昇降可能とされている。
【0065】一対の昇降フレーム材38には、また、ケ
ース10内部において後向きに突き出す金属製アングル
状の支持フレーム55が片持ち状態で固設されており、
その支持フレーム55上に、便器48に対して洗浄水を
供給する洗浄水タンク56が支持されている。この洗浄
水タンク56は、壁面12A内部に埋込配管された給水
元管に対して導管58により連結されている。尚給水タ
ンク56からの水は、給水管60を通じて便器48に供
給される。一方壁面12Bには、便器昇降ユニットの操
作部としてのリモコン62が取り付けられている。
【0066】以上のような本例の衛生器昇降ユニットに
よれば、便器48の支持ないし昇降のためのフレーム構
造及び昇降案内のためのガイド機構を極めて簡素に構成
することができる。従ってその製作費を安価となすこと
ができるとともに、施工現場における施工の手間を簡単
化することができる。
【0067】また支持フレーム24における前後フレー
ム材28の後端部を壁面12Aに固定して、支持フレー
ム24を壁面12Aと床面34とに連結固定しているた
め、支持フレーム24の構造強度が強固となり、便器4
8を安定的に且つ強固に支持することができる。
【0068】更に支持フレーム24の形態をL字フレー
ム形態となし、その支持フレーム24と壁面12A及び
床面34とでそれらの内側に収容空間を形成しているた
め、ケース10内部に広い収容空間を確保することがで
きるとともに、支持フレーム24及び昇降フレーム材3
6等からなるフレーム構造の奥行寸法(前後方向寸法)
を小さくすることができ、狭い設置スペースでも容易に
昇降ユニットを設置することが可能となる。更に排水配
管46等の排水機構部のために十分なスペースを確保す
ることができる。
【0069】またガイドフレーム材26及び昇降フレー
ム材38はそれぞれ金属角パイプにて構成しているた
め、市販の材料をそのまま用いて簡単にガイドフレーム
材26及び昇降フレーム材38を構成することができる
とともに、それらの強度を高強度となすことができる。
【0070】また昇降フレーム材38が上下所定長さに
亘ってガイドフレーム材26に嵌合拘束状態となるた
め、ガイドフレーム材26、ひいては支持フレーム24
による強固且つ安定した支持力を便器48に対して与え
ることができる。
【0071】更に本例の昇降ユニットは、ガイドフレー
ム材26とこれに外嵌された昇降フレーム材38との間
に摺動性の高い潤滑部材40を介在させているため、昇
降フレーム材38をガイドフレーム材26に対して外嵌
させただけの場合であっても昇降運動を円滑に行わせる
ことができる。
【0072】本例の昇降ユニットでは、ガイドフレーム
材26を壁面12Aに沿った左右方向に所定間隔を隔て
て2本配置するとともに、それぞれに対して昇降フレー
ム材38を外嵌させ、且つそれら2本の昇降フレーム材
38を左右の連結フレーム材39で互いに連結して昇降
フレーム36を構成していることから、昇降フレーム3
6の構造強度を高強度とすることができ、ひいては便器
48に対する支持を更に安定化することができるととも
に、各昇降フレーム材38に対して嵌合状態にある一対
のガイドフレーム材26を左右方向に拘束することがで
き、ひいては支持フレーム24の強度を更に高強度化す
ることができる。
【0073】また昇降フレーム材38及びガイドフレー
ム材26の左右間隔が一定に規制された状態で昇降フレ
ーム36が昇降運動するため、昇降運動が円滑に行われ
る利点が得られる。
【0074】本例では、ケース10を位置固定の下ケー
ス14と、昇降可能な上ケース16とに分割して、その
上ケース16を昇降フレーム材38と便器48とで内外
から挾み込むようにし、その上ケース16を昇降フレー
ム材38及び便器48とともに一体に昇降運動させるよ
うにしているため、ケース10における前面板20に対
して、便器48の昇降移動のための移動用空間を設けて
おく必要がなく、便器周りの美観を良好となすことがで
きるとともに、その空間からケース10内部に埃等が侵
入するといったことを防止することができる。
【0075】更に便器48をプレート状の取付ブラケッ
トを介することなく、直接昇降フレーム材38に締結固
定するようにしていることから、ケース10内の排水配
管46等の排水機構部のメンテナンスの際に、そのプレ
ート状の取付ブラケットが邪魔になるといったことがな
く、メンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0076】そしてケース10の前面板20に、便器4
8の排水口より大きな点検用開口50を形成し、そして
その点検用開口50を閉鎖する状態で便器48を設けて
いるため、便器48を取り外すだけでその点検用開口5
0を通じケース10内部のメンテナンス作業を簡単に行
うことができる。
【0077】本例の昇降ユニットは、上記昇降フレーム
材38の後側に形成される空間内に洗浄水タンク56を
配置して、これを昇降フレーム材38にて保持するよう
になしており、洗浄水タンク56を良好に支持した状態
でこれを一体に昇降させることができる。そしてこの洗
浄水タンク56は、支持フレーム55の内側に形成され
た空間内に収容されているため、ケース10の高さを低
く抑えることができる。
【0078】更に本例の昇降ユニットは、手摺り54を
設けて、これを便器48と一体に昇降させるようにして
いるため、老人或いは身体障害者など身体の頑健でない
人にとって便器48を楽に使えるようになる。
【0079】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においては、支持フ
レームを立体的な箱体状に組んで構成することも場合よ
り可能であるし、更にこの場合において支持フレームを
壁面に固定せず、床面に載置状態でかかる床面に対して
のみ固定するといったことも場合により可能である。ま
た上例では便器を昇降可能に保持する便器昇降ユニット
に対して本発明を適用した場合について説明したが、本
発明は上記便器の代わりに洗面器を昇降可能に保持する
洗面器昇降ユニットとして構成することも可能である。
その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々
変更を加えた形態で構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である便器昇降ユニットを外
観状態で示す図である。
【図2】図1における便器昇降ユニットをケース内部の
構造とともに示す図である。
【図3】図1及び図2に示す便器昇降ユニットの支持フ
レーム及び昇降フレームを示す図である。
【図4】図1及び図2における便器の取付部周りを拡大
して示す図である。
【図5】従来の便器昇降ユニットの一例を示す図であ
る。
【図6】図5に示す便器昇降ユニットの要部平面断面図
である。
【図7】本発明の特徴を明らかにすべく示した本発明者
等の案出による便器昇降ユニットを示す比較例図であ
る。
【図8】図7における便器昇降ユニットの支持フレーム
及び昇降フレームを具体的に示す図である。
【符号の説明】
10 ケース 12A 壁面 14 下ケース 16 上ケース 20 前面板 24 支持フレーム 26 ガイドフレーム材 28 前後フレーム材(台部) 30 ポンプユニット 32 床固定フレーム材 34 床面 36 昇降フレーム 38 昇降フレーム材 39 連結フレーム材 40 潤滑部材 44 油圧シリンダ(昇降駆動装置) 46 排水配管 48 便器(洋風便器) 50 点検用開口 52 アーム 54 手摺り 55 支持フレーム 56 洗浄水タンク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)箱体状をなして壁面に接し且つ該壁
    面から突き出す状態で設けられ、内部に排水配管を隠蔽
    状態に収容するケースと(ロ)該ケースの前面側に配置
    された壁掛式の衛生器と(ハ)該ケース内において前記
    壁面から前方に突き出す方向に延びる前後フレーム材及
    び該ケース内空間の前端部であって、該ケースにおける
    前面板の裏面直近位置に上下方向に配置され、該前後フ
    レーム材の前端部に固定連結されるとともに下端部が床
    面に固定されたガイドフレーム材を有し、該ガイドフレ
    ーム材の後側に前記排水配管の収容空間を形成する支持
    フレームと(ニ)該ケース内において前記ガイドフレー
    ム材に対し上下に摺動可能に外嵌されるとともに、該ケ
    ースの前記前面板を挾んで前記衛生器を支持し、該衛生
    器とともに昇降運動する昇降フレーム材と(ホ)該昇降
    フレーム材及び衛生器を一体に昇降駆動する昇降駆動装
    置とを含んでいることを特徴とする衛生器昇降ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記衛生器が便器で
    あることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記前
    後フレーム材の後端部が前記壁面に固定され、以て前記
    支持フレームが該壁面と前記床面とに連結固定されてい
    ることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記前後フレーム材
    が前記ガイドフレーム材の上端部の高さ位置に配置され
    ており、且つ前記ガイドフレーム材の下端部が直接床面
    に固定されていて、前記支持フレームがそれらガイドフ
    レーム材及び前後フレーム材によりL字フレーム形態を
    なしており、該支持フレームが前記壁面及び床面ととも
    にそれら内側に収容空間を形成していることを特徴とす
    る衛生器昇降ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ガ
    イドフレーム材及び昇降フレーム材がそれぞれ金属角パ
    イプから成っていることを特徴とする衛生器昇降ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ガ
    イドフレーム材とこれに外嵌された前記昇降フレーム材
    との間には、摺動を円滑にするための潤滑部材が介在さ
    れていることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記ガ
    イドフレーム材が前記壁面に沿った左右方向に所定間隔
    を隔てて複数本配置されているとともに、それぞれに対
    して前記昇降フレーム材が外嵌されており、且つそれら
    複数の昇降フレーム材が左右の連結フレーム材で互いに
    連結されて昇降フレームを構成していることを特徴とす
    る衛生器昇降ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記ケ
    ースが位置固定の下ケースと該下ケースに被さる形態の
    昇降可能な上ケースとに分かれているとともに、前記昇
    降フレーム材が該上ケースにおける前面板を前記衛生器
    とともに挾み込んでおり、該上ケースが該昇降フレーム
    材及び衛生器とともに一体に昇降するようになされてい
    ることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記衛
    生器が前記昇降フレーム材に対して該衛生器を該昇降フ
    レーム材に対して取付固定するためのプレート状の取付
    ブラケットを介することなく直接該昇降フレーム材に締
    結固定されていることを特徴とする衛生器昇降ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかにおいて、前記
    ケースにおける前面板には前記衛生器の後面に対応する
    部分に該衛生器の排水口より大きな点検用開口が形成さ
    れていて、該衛生器が該点検用開口を閉鎖する状態で設
    けられていることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  11. 【請求項11】 請求項2〜10の何れかにおいて、前
    記昇降フレーム材には、その後側に形成される空間内に
    おいて便器洗浄水を蓄える洗浄水タンクが固定されて保
    持されており、該洗浄水タンクが前記ケース内部におい
    て該昇降フレーム材と一体に昇降するようになされてい
    ることを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかにおいて、前
    記昇降駆動装置が前記昇降フレーム材に連結された油圧
    シリンダとされているとともに、前記支持フレームにお
    ける前記前後フレーム材が台部とされていて、前記ケー
    ス内において該前後フレーム材からなる台部上に油圧供
    給用のポンプユニットが載置状態に組み込まれているこ
    とを特徴とする衛生器昇降ユニット。
  13. 【請求項13】 請求項2〜12の何れかにおいて、前
    記衛生器としての便器の上方には手摺りが前記ケース側
    から前方に突き出す状態で設けられているとともに、該
    手摺りが該ケースの前面板を貫通して前記昇降フレーム
    材に連結固定されており、該手摺りが該昇降フレーム材
    及び便器とともに一体に昇降するようになされているこ
    とを特徴とする衛生器昇降ユニット。
JP6545697A 1997-03-03 1997-03-03 衛生器昇降ユニット Pending JPH10245880A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020046940A (ko) * 2000-12-09 2002-06-21 이용학 장애자용 좌변기
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