JPH10244492A - 食肉スライサーの運転切換え装置 - Google Patents
食肉スライサーの運転切換え装置Info
- Publication number
- JPH10244492A JPH10244492A JP6214097A JP6214097A JPH10244492A JP H10244492 A JPH10244492 A JP H10244492A JP 6214097 A JP6214097 A JP 6214097A JP 6214097 A JP6214097 A JP 6214097A JP H10244492 A JPH10244492 A JP H10244492A
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- box
- long hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機台の側面にボックスを取り付けて、ボック
スの上面の横長孔から、スライサーの運転と停止を切り
換える操作レバーを突出させた運転切換え装置におい
て、停止位置に操作レバーをロックする機構を改善して
使いやすくする。また、横長孔からボックス内へ細かな
肉片等の異物が入り込むことを防止する。 【解決手段】 操作レバー4に、下向きにコイルばね11
に付勢されるロックスリーブ10を嵌装して、該スリーブ
を停止位置となる横長孔5の一端の大径部8内に下降さ
せて停止位置に操作レバーをロックし、ボックス3の上
面に、ロックスリーブと共に操作レバーを嵌合して互い
に一体に移動するカバー12を取り付け、該カバーによ
り、ボックス上面に開口する横長孔を常時覆わせるよう
にした。
スの上面の横長孔から、スライサーの運転と停止を切り
換える操作レバーを突出させた運転切換え装置におい
て、停止位置に操作レバーをロックする機構を改善して
使いやすくする。また、横長孔からボックス内へ細かな
肉片等の異物が入り込むことを防止する。 【解決手段】 操作レバー4に、下向きにコイルばね11
に付勢されるロックスリーブ10を嵌装して、該スリーブ
を停止位置となる横長孔5の一端の大径部8内に下降さ
せて停止位置に操作レバーをロックし、ボックス3の上
面に、ロックスリーブと共に操作レバーを嵌合して互い
に一体に移動するカバー12を取り付け、該カバーによ
り、ボックス上面に開口する横長孔を常時覆わせるよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば肉箱往復
型の食肉スライサーに用いられ、スライサーの機台の手
前側側面に上面に横長孔を具えたボックスを取り付け、
この横長孔から突出させた操作レバーの左右動によりス
ライサーの運転・停止を行わせるようにした食肉スライ
サーの運転切換え装置に関し、停止位置における操作レ
バーのロックを自動的に行わせるとともに、スライサー
の使用中などに上記横長孔からボックス内へ細かい肉片
とか肉汁とか水とかが侵入することを防止するようにし
たことを特長とするものである。
型の食肉スライサーに用いられ、スライサーの機台の手
前側側面に上面に横長孔を具えたボックスを取り付け、
この横長孔から突出させた操作レバーの左右動によりス
ライサーの運転・停止を行わせるようにした食肉スライ
サーの運転切換え装置に関し、停止位置における操作レ
バーのロックを自動的に行わせるとともに、スライサー
の使用中などに上記横長孔からボックス内へ細かい肉片
とか肉汁とか水とかが侵入することを防止するようにし
たことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】スライサーの操作勝手となる機台の手前
側側面にボックスを取り付け、上面の横長孔から突出さ
せた操作レバーを左右に移動させることにより、スライ
サーの運転と停止を切り換えるようにした食肉スライサ
ーには、例えば実公昭62ー40794号公報と、実公
昭63ー15035号公報がある。
側側面にボックスを取り付け、上面の横長孔から突出さ
せた操作レバーを左右に移動させることにより、スライ
サーの運転と停止を切り換えるようにした食肉スライサ
ーには、例えば実公昭62ー40794号公報と、実公
昭63ー15035号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公昭62ー4079
4号公報、実公昭63ー15035号公報のスライサー
は共に、ボックスの上面に設けた横長孔の一端(図示左
端)をスライサーの運転停止位置とし、他端を運転位置
としている。実公昭63ー15035号公報のスライサ
ーは、操作レバーを停止位置に置くと横長孔の右側が開
口し、反対側にある運転位置に置くと左側が開口して、
ボックス内へ細かい肉片とか肉汁とか水とかの異物が侵
入し易い。
4号公報、実公昭63ー15035号公報のスライサー
は共に、ボックスの上面に設けた横長孔の一端(図示左
端)をスライサーの運転停止位置とし、他端を運転位置
としている。実公昭63ー15035号公報のスライサ
ーは、操作レバーを停止位置に置くと横長孔の右側が開
口し、反対側にある運転位置に置くと左側が開口して、
ボックス内へ細かい肉片とか肉汁とか水とかの異物が侵
入し易い。
【0004】実公昭62ー40794号公報のスライサ
ーは、操作レバーと一体に左右動する横長孔塞ぎのカバ
ーを備えているので前者の欠点を除去し、また、操作レ
バーにロックスリーブを嵌装して停止位置におけるレバ
ーのロックを行うようにしているが、ロックスリーブの
ロック解除がレバー押し込み型のために操作性に問題が
あった。本発明は上記従来の欠点を除去し、防塵性と安
全性を備えて、かつ、操作性に優れた食肉スライサーの
運転切換え装置を提供しようとするものである。
ーは、操作レバーと一体に左右動する横長孔塞ぎのカバ
ーを備えているので前者の欠点を除去し、また、操作レ
バーにロックスリーブを嵌装して停止位置におけるレバ
ーのロックを行うようにしているが、ロックスリーブの
ロック解除がレバー押し込み型のために操作性に問題が
あった。本発明は上記従来の欠点を除去し、防塵性と安
全性を備えて、かつ、操作性に優れた食肉スライサーの
運転切換え装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記課題
を解決するために、機台の手前側側面に、上面に横長孔
を具えたボックスを取り付け、上記横長孔を挿通した操
作レバーの内端を該ボックス内に回転自在に設けたスイ
ッチカム軸に固定し、ボックス外に突出する操作レバー
の左右の切換え操作により、スライサーの運転・停止を
行うようにした食肉スライサーの運転切換え装置におい
て、前記横長孔は、一端にスライサーの停止位置となる
大径部を具え、他端を運転位置とし、前記操作レバー
は、上記大径部に略等しい外径を具えて上部に手掛かり
部を具えたロックスリーブを昇降自在に嵌合し、該ロッ
クスリーブと操作レバーとの間に該スリーブを常時下降
方向に付勢するコイルばねを嵌装して、該操作レバーを
運転位置から運転停止位置へ切り換えると、上記ばねに
付勢されるロックスリーブが自動的に上記大径部内に下
降して操作レバーの揺動をロックするように構成すると
ともに、前記ボックスの上面に摺動自在に重ね合わされ
て上記ロックスリーブと共に操作レバーを嵌合して互い
に一体に左右動するカバーを設けて、該カバーにより操
作レバーがスライサーの運転位置・停止位置のいずれに
置かれる場合にも常時横長孔を上面から閉鎖するように
構成したことを特徴とする運転切換え装置を提供するも
のである。
を解決するために、機台の手前側側面に、上面に横長孔
を具えたボックスを取り付け、上記横長孔を挿通した操
作レバーの内端を該ボックス内に回転自在に設けたスイ
ッチカム軸に固定し、ボックス外に突出する操作レバー
の左右の切換え操作により、スライサーの運転・停止を
行うようにした食肉スライサーの運転切換え装置におい
て、前記横長孔は、一端にスライサーの停止位置となる
大径部を具え、他端を運転位置とし、前記操作レバー
は、上記大径部に略等しい外径を具えて上部に手掛かり
部を具えたロックスリーブを昇降自在に嵌合し、該ロッ
クスリーブと操作レバーとの間に該スリーブを常時下降
方向に付勢するコイルばねを嵌装して、該操作レバーを
運転位置から運転停止位置へ切り換えると、上記ばねに
付勢されるロックスリーブが自動的に上記大径部内に下
降して操作レバーの揺動をロックするように構成すると
ともに、前記ボックスの上面に摺動自在に重ね合わされ
て上記ロックスリーブと共に操作レバーを嵌合して互い
に一体に左右動するカバーを設けて、該カバーにより操
作レバーがスライサーの運転位置・停止位置のいずれに
置かれる場合にも常時横長孔を上面から閉鎖するように
構成したことを特徴とする運転切換え装置を提供するも
のである。
【0006】本発明切換え装置は、操作レバーの左右の
切換え操作と共に、ボックスの上面に重ね合わされてい
るカバーが左右に移動し、操作レバーが停止位置にある
ときは、該カバーが横長孔の右側を閉鎖し、運転位置に
切り換えられたときは横長孔の左側をカバーが覆うの
で、ボックスの上面に落ちる肉片とか肉汁とか水とかの
異物がボックス内へ侵入することが常時防止される。
切換え操作と共に、ボックスの上面に重ね合わされてい
るカバーが左右に移動し、操作レバーが停止位置にある
ときは、該カバーが横長孔の右側を閉鎖し、運転位置に
切り換えられたときは横長孔の左側をカバーが覆うの
で、ボックスの上面に落ちる肉片とか肉汁とか水とかの
異物がボックス内へ侵入することが常時防止される。
【0007】また本発明は、操作レバーの運転停止位置
への切り換えと共に、操作レバーに嵌装したロックスリ
ーブがコイルばねに付勢されて自動的に横長孔の大径部
内に下降し、操作レバーの揺動をロックして停止位置に
おける安全確保を行う。また、運転開始時には、手掛か
り部を介してロックスリーブをでコイルばねに抗して引
き上げるようにしているので、ロック機構の付設による
操作レバーの操作性の低下がなく、従来装置に比べてよ
り一層安全で使い易い食肉スライサーの運転ができる。
本発明は以上のようにして前記の課題を解決したもので
ある。
への切り換えと共に、操作レバーに嵌装したロックスリ
ーブがコイルばねに付勢されて自動的に横長孔の大径部
内に下降し、操作レバーの揺動をロックして停止位置に
おける安全確保を行う。また、運転開始時には、手掛か
り部を介してロックスリーブをでコイルばねに抗して引
き上げるようにしているので、ロック機構の付設による
操作レバーの操作性の低下がなく、従来装置に比べてよ
り一層安全で使い易い食肉スライサーの運転ができる。
本発明は以上のようにして前記の課題を解決したもので
ある。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1に示すように、本装置を付設したスライサーS
は、機台Fの一側に垂直に回転する丸刃Aを備え、機台
F上で回転するクランク1と前後を支承するレール2を
備えて前端面を丸刃Aの回転面に沿わせて機台F上を往
復する肉箱Bを有する。
る。図1に示すように、本装置を付設したスライサーS
は、機台Fの一側に垂直に回転する丸刃Aを備え、機台
F上で回転するクランク1と前後を支承するレール2を
備えて前端面を丸刃Aの回転面に沿わせて機台F上を往
復する肉箱Bを有する。
【0009】機台Fの手前側側面には、運転切換え装置
のボックス3が取り付けられ、該ボックス3の上面に突
出する操作レバー4を右または左に移動させることによ
り、スライサーSの運転と停止が切り換わるように構成
されている。
のボックス3が取り付けられ、該ボックス3の上面に突
出する操作レバー4を右または左に移動させることによ
り、スライサーSの運転と停止が切り換わるように構成
されている。
【0010】操作レバー4は、図4に示すように機台F
の側面F’に沿ってボックス3の上面に設けた横長孔5
を挿通し、図2,3に示すように、内端をボックス3内
に軸受させたスイッチカム軸6に固定し、左右への揺動
によって該スイッチカム軸6の内端の運転カム7を作動
位置に置いたり回避位置に置き、運転カム7に係合する
ように備えられたスライサーSの運転スイッチ〔図示省
略)をON・OFFする。
の側面F’に沿ってボックス3の上面に設けた横長孔5
を挿通し、図2,3に示すように、内端をボックス3内
に軸受させたスイッチカム軸6に固定し、左右への揺動
によって該スイッチカム軸6の内端の運転カム7を作動
位置に置いたり回避位置に置き、運転カム7に係合する
ように備えられたスライサーSの運転スイッチ〔図示省
略)をON・OFFする。
【0011】この実施例において、ボックス3は、図
2,3に示すように、略円筒形をなし、横長孔5は円筒
周面に沿って開口し、スライサーSの運転停止位置とな
る一端(図1,4左側)に大径部8を有し、小径の他端
部を運転位置としている。
2,3に示すように、略円筒形をなし、横長孔5は円筒
周面に沿って開口し、スライサーSの運転停止位置とな
る一端(図1,4左側)に大径部8を有し、小径の他端
部を運転位置としている。
【0012】また、操作レバー4は、運転停止位置とな
る横長孔5の大径部8に略等しい外径を具えて、上部の
側面に手掛かり部9を形成したロックスリーブ10を昇
降自在に嵌合し、このロックスリーブ10との間に、該
スリーブ10を常時下降方向に付勢するコイルばね11
を嵌装して、操作レバーの停止位置への切り換えと共
に、ロックスリーブ10を自動的に大径部8内に下降さ
せ、該停止位置おいて揺動をロックされるように構成さ
れている。
る横長孔5の大径部8に略等しい外径を具えて、上部の
側面に手掛かり部9を形成したロックスリーブ10を昇
降自在に嵌合し、このロックスリーブ10との間に、該
スリーブ10を常時下降方向に付勢するコイルばね11
を嵌装して、操作レバーの停止位置への切り換えと共
に、ロックスリーブ10を自動的に大径部8内に下降さ
せ、該停止位置おいて揺動をロックされるように構成さ
れている。
【0013】また、ボックス3は、外周面に重ね合わさ
れて操作レバー4の揺動と一体に回動するように嵌着し
た薄い円筒状のカバー12を備え、操作レバー4の運転
位置への揺動と共に回動する該カバー12により、大径
部8を含む横長孔5の左側を閉鎖され、操作レバー4が
停止位置へ切り換えられたときは、横長孔5の右側を閉
鎖される。何れの場合にも、カバー12に横長孔5の開
口部分を閉鎖されて、ボックス3の上面に落下する細か
い肉片とか肉汁とか水等の異物は横長孔5を介してボッ
クス内に入り込むことを常に防止される。
れて操作レバー4の揺動と一体に回動するように嵌着し
た薄い円筒状のカバー12を備え、操作レバー4の運転
位置への揺動と共に回動する該カバー12により、大径
部8を含む横長孔5の左側を閉鎖され、操作レバー4が
停止位置へ切り換えられたときは、横長孔5の右側を閉
鎖される。何れの場合にも、カバー12に横長孔5の開
口部分を閉鎖されて、ボックス3の上面に落下する細か
い肉片とか肉汁とか水等の異物は横長孔5を介してボッ
クス内に入り込むことを常に防止される。
【0014】横長孔5は図4に示すように、大径部8
と、大径部8に連続して操作レバー4と略同等の径を具
えた小径部分とからなり、操作レバー4を停止位置から
運転位置へ移動させる場合は、手掛かり部9に指を掛け
て、下降しているロックスリーブ10を大径部8内から
引き上げてロックを解除し、運転位置では横長孔5の小
径部分の口縁によりロックスリーブ10の下降を阻止さ
せる。なお、操作レバー4の運転位置から停止位置への
移動は上記ロックスリーブ10の圧接によっても妨げら
れないことはいうまでもない。
と、大径部8に連続して操作レバー4と略同等の径を具
えた小径部分とからなり、操作レバー4を停止位置から
運転位置へ移動させる場合は、手掛かり部9に指を掛け
て、下降しているロックスリーブ10を大径部8内から
引き上げてロックを解除し、運転位置では横長孔5の小
径部分の口縁によりロックスリーブ10の下降を阻止さ
せる。なお、操作レバー4の運転位置から停止位置への
移動は上記ロックスリーブ10の圧接によっても妨げら
れないことはいうまでもない。
【0015】この実施例において、カバー12はボック
ス3の外径に合わせた円筒形をなし、操作レバー4に嵌
合するロックスリーブ10と略同径の嵌合孔12’を設
けて該スリーブを嵌合し、操作レバー4と互いに一体に
移動するように構成されているが、該カバーを取り付け
るボックス上面の形状に応じてその態様を変えたり、ロ
ックスリーブの外径に応じて嵌合孔の形状を変更するこ
となどは本発明の要旨に沿って任意である。
ス3の外径に合わせた円筒形をなし、操作レバー4に嵌
合するロックスリーブ10と略同径の嵌合孔12’を設
けて該スリーブを嵌合し、操作レバー4と互いに一体に
移動するように構成されているが、該カバーを取り付け
るボックス上面の形状に応じてその態様を変えたり、ロ
ックスリーブの外径に応じて嵌合孔の形状を変更するこ
となどは本発明の要旨に沿って任意である。
【0016】また、図2,3,4に示すように、操作レ
バー4の内端を固定する前記スイッチカム軸6は中空
で、軸心に、内端に停止カム13を固定し外端に摘み1
4を具えるとともに、内端から常時コイルばね15に付
勢される停止操作軸16を摺動と共に回転自在に貫通さ
せており、スライサーSを非使用状態に停止させておい
たり、緊急停止させる必要が生じた際などに、操作レバ
ー4を用いずにこの停止操作軸16を押し込んで停止カ
ム13を作動位置へ前進させ、図示省略のスライサーS
の停止スイッチを作動させるようにしている。また、停
止操作軸16は、図3,4に示すように、摘み14の周
面に設けたL字形の溝17を、ボックス3の端部のピン
19に嵌合させることにより、停止操作位置にロックさ
れるように構成されている。
バー4の内端を固定する前記スイッチカム軸6は中空
で、軸心に、内端に停止カム13を固定し外端に摘み1
4を具えるとともに、内端から常時コイルばね15に付
勢される停止操作軸16を摺動と共に回転自在に貫通さ
せており、スライサーSを非使用状態に停止させておい
たり、緊急停止させる必要が生じた際などに、操作レバ
ー4を用いずにこの停止操作軸16を押し込んで停止カ
ム13を作動位置へ前進させ、図示省略のスライサーS
の停止スイッチを作動させるようにしている。また、停
止操作軸16は、図3,4に示すように、摘み14の周
面に設けたL字形の溝17を、ボックス3の端部のピン
19に嵌合させることにより、停止操作位置にロックさ
れるように構成されている。
【0017】なお、図中18は、ボックス3の底部に基
端を取り付けられ、先端のピン21を、前記スイッチカ
ム軸6の外周に運転・停止の切換え角度に対応して設け
た2ヵ所のノッチ20a,20bに係合させて、操作レ
バー4の停止操作位置と運転操作位置を掛止するように
備えたクリックばねである。
端を取り付けられ、先端のピン21を、前記スイッチカ
ム軸6の外周に運転・停止の切換え角度に対応して設け
た2ヵ所のノッチ20a,20bに係合させて、操作レ
バー4の停止操作位置と運転操作位置を掛止するように
備えたクリックばねである。
【0018】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
操作レバーの切換え操作を許容するようにボックスの上
面に開口する横長孔が、該ボックスに重ね合わされて操
作レバーと一体に移動するカバーにより常時覆われるの
で、異物がボックス内へ入り込むことを防止される。ま
た、運転位置から停止位置に切り換えられた操作レバー
は、横長孔の大径部に下降するロックスリーブによりロ
ックされて安全に保持されるとともに、運転開始時に
は、コイルばねの付勢に抗する手掛かり部のあるロック
スリーブの引き上げにより運転位置への操作レバーの切
り換えができるので、使い勝手に適した切換え操作がで
きるなど、本発明には以上のような優れた効果がある。
操作レバーの切換え操作を許容するようにボックスの上
面に開口する横長孔が、該ボックスに重ね合わされて操
作レバーと一体に移動するカバーにより常時覆われるの
で、異物がボックス内へ入り込むことを防止される。ま
た、運転位置から停止位置に切り換えられた操作レバー
は、横長孔の大径部に下降するロックスリーブによりロ
ックされて安全に保持されるとともに、運転開始時に
は、コイルばねの付勢に抗する手掛かり部のあるロック
スリーブの引き上げにより運転位置への操作レバーの切
り換えができるので、使い勝手に適した切換え操作がで
きるなど、本発明には以上のような優れた効果がある。
【図1】図1は本発明の実施例をその付設状態とともに
示す一部切欠正面図
示す一部切欠正面図
【図2】図2は運転切換え装置部分の一部切欠拡大正面
図
図
【図3】図3は一部切欠側面図
【図4】図4は一部切欠分平面図である。
S スライサー F 機台 F’側面 A 刃物 B 肉箱 1 クランク 2 レール 4 操作レバー 5 横長孔 6 スイッチカム軸 7 運転カム 8 大径部 9 鍔部 10 ロックスリーブ 11 コイルばね 12 カバー 12’ 嵌合孔 13 停止カム 14 摘み 15 コイルばね 16 停止操作軸 17 溝 18 クリックばね 19 ピン 20a,20b ノッチ 21 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 機台の手前側側面に、上面に横長孔を具
えたボックスを取り付け、上記横長孔を挿通した操作レ
バーの内端を該ボックス内に回転自在に設けたスイッチ
カム軸に固定し、ボックス外に突出する操作レバーの左
右の切換え操作により、スライサーの運転・停止を行う
ようにした食肉スライサーの運転切換え装置において、
前記横長孔は、一端にスライサーの停止位置となる大径
部を具え、他端を運転位置とし、前記操作レバーは、上
記大径部に略等しい外径を具えて上部に手掛かり部を具
えたロックスリーブを昇降自在に嵌合し、該ロックスリ
ーブと操作レバーとの間に該スリーブを常時下降方向に
付勢するコイルばねを嵌装して、該操作レバーを運転位
置から運転停止位置へ切り換えると、上記ばねに付勢さ
れるロックスリーブが自動的に上記大径部内に下降して
操作レバーの揺動をロックするように構成するととも
に、前記ボックスの上面に摺動自在に重ね合わされて上
記ロックスリーブと共に操作レバーを嵌合して互いに一
体に左右動するカバーを設けて、該カバーにより操作レ
バーがスライサーの運転位置・停止位置のいずれに置か
れる場合にも常時横長孔を上面から閉鎖するように構成
したことを特徴とする運転切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214097A JPH10244492A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食肉スライサーの運転切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214097A JPH10244492A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食肉スライサーの運転切換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244492A true JPH10244492A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13191501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6214097A Pending JPH10244492A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食肉スライサーの運転切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10244492A (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP6214097A patent/JPH10244492A/ja active Pending
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