JPH06173509A - 用心錠 - Google Patents
用心錠Info
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- JPH06173509A JPH06173509A JP32658192A JP32658192A JPH06173509A JP H06173509 A JPH06173509 A JP H06173509A JP 32658192 A JP32658192 A JP 32658192A JP 32658192 A JP32658192 A JP 32658192A JP H06173509 A JPH06173509 A JP H06173509A
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- JP
- Japan
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- lever
- lock body
- joint pin
- hub
- stopper
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】用心レバーの軸支点にこぜ等の無理な力が掛か
らず、フロント板を摺擦することのない旋回状態が得ら
れ、さらには別途デットボルトを組み込み本締り機能を
付与すると共に用心レバーとデッドボルトの操作を単一
の室内側操作部材で使用勝手良く行わせる用心錠を提供
する。 【構成】一端部にジョイントピン２を設け、他端部にレ
バー軸３を固着した用心レバー１の旋回に伴うレバー軸
の回転時レバー軸に錠本体前面側への推力を付与するカ
ム面をレバー軸と錠本体内部材とに設け、また、デッド
ボルト作動アーム２５の係合部２６を有するデッドボル
ト２４を錠本体前面部から出没可能に設け、一方室内側
操作部材の回動時プッシュプレート１４を作動してジョ
イントピンを錠本体の前面部から突出可能に連動させる
とともに、プッシュプレートを作動させるに足るハブ１
５の回動後デッドボルト作動アームとその係合部が係合
を開始する位置関係を持たせた。
らず、フロント板を摺擦することのない旋回状態が得ら
れ、さらには別途デットボルトを組み込み本締り機能を
付与すると共に用心レバーとデッドボルトの操作を単一
の室内側操作部材で使用勝手良く行わせる用心錠を提供
する。 【構成】一端部にジョイントピン２を設け、他端部にレ
バー軸３を固着した用心レバー１の旋回に伴うレバー軸
の回転時レバー軸に錠本体前面側への推力を付与するカ
ム面をレバー軸と錠本体内部材とに設け、また、デッド
ボルト作動アーム２５の係合部２６を有するデッドボル
ト２４を錠本体前面部から出没可能に設け、一方室内側
操作部材の回動時プッシュプレート１４を作動してジョ
イントピンを錠本体の前面部から突出可能に連動させる
とともに、プッシュプレートを作動させるに足るハブ１
５の回動後デッドボルト作動アームとその係合部が係合
を開始する位置関係を持たせた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、扉の開放を規制し得
る用心レバーを有する用心錠の改良に関するものであ
る。
る用心レバーを有する用心錠の改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】このような用心錠はすでに公知であり、
特公平４−１２３５２号、実開昭５７−２２１５７号、
実開平２−７１７７６号、実開平２−９５７７４号、実
開平２−１０５４６８号、実開平２−１２５１６３号、
実開平３−２５７７６号、実開平３−１４２７０号、実
開昭５７−２２１５７号等において提供されている。
特公平４−１２３５２号、実開昭５７−２２１５７号、
実開平２−７１７７６号、実開平２−９５７７４号、実
開平２−１０５４６８号、実開平２−１２５１６３号、
実開平３−２５７７６号、実開平３−１４２７０号、実
開昭５７−２２１５７号等において提供されている。
【０００３】概略構成としては、室内側操作部材の回動
に連動して錠本体前面より出没する用心レバーを有する
錠本体と、突出した用心レバー端部に設けられたジョイ
ントピンが嵌入して摺動移動可能な嵌合摺動孔を形成し
たストライクとからなっており、扉の閉塞時、室内側操
作部材を回動すれば用心レバーの一端部に設けたジョイ
ントピンがストライクの嵌合摺動孔に嵌入する構造とな
っている。しかして、この状態で扉を開放すると、ジョ
イントピンを嵌合摺動孔に沿って移動させながら用心レ
バーが他端部の軸支点を中心に回動し、用心レバーの長
さ分だけ扉の開放を可能とするものである。
に連動して錠本体前面より出没する用心レバーを有する
錠本体と、突出した用心レバー端部に設けられたジョイ
ントピンが嵌入して摺動移動可能な嵌合摺動孔を形成し
たストライクとからなっており、扉の閉塞時、室内側操
作部材を回動すれば用心レバーの一端部に設けたジョイ
ントピンがストライクの嵌合摺動孔に嵌入する構造とな
っている。しかして、この状態で扉を開放すると、ジョ
イントピンを嵌合摺動孔に沿って移動させながら用心レ
バーが他端部の軸支点を中心に回動し、用心レバーの長
さ分だけ扉の開放を可能とするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
用心錠の用心レバーは、ジョイントピンを錠本体前面か
ら出没可能に設けているが、軸支点は概ね錠本体前面に
設けられるフロント板の長孔上端部に納った状態であ
り、ジョイントピンを突出させてストライクの嵌合摺動
孔に嵌入させ扉を開放すると嵌合摺動孔に沿って移動す
るジョイントピンに引っ張られて旋回する用心レバーが
軸支点において一端フロント板表面に乗り上げた後、フ
ロント板表面を摺擦しながら旋回する状態となり、フロ
ント板に擦過傷が入る難点があり、また、用心レバーに
も軸支点においてこぜ等の無理な力が掛かり、さらに
は、用心レバーの旋回がフロント面に対して非平行状態
で行われる点からも軸支点に無理な力が作用するため、
長期の使用においては作動不良を起こす懸念があった。
用心錠の用心レバーは、ジョイントピンを錠本体前面か
ら出没可能に設けているが、軸支点は概ね錠本体前面に
設けられるフロント板の長孔上端部に納った状態であ
り、ジョイントピンを突出させてストライクの嵌合摺動
孔に嵌入させ扉を開放すると嵌合摺動孔に沿って移動す
るジョイントピンに引っ張られて旋回する用心レバーが
軸支点において一端フロント板表面に乗り上げた後、フ
ロント板表面を摺擦しながら旋回する状態となり、フロ
ント板に擦過傷が入る難点があり、また、用心レバーに
も軸支点においてこぜ等の無理な力が掛かり、さらに
は、用心レバーの旋回がフロント面に対して非平行状態
で行われる点からも軸支点に無理な力が作用するため、
長期の使用においては作動不良を起こす懸念があった。
【０００５】そこでこの発明の目的とするところは、軸
支点においてこぜ等の無理な力が掛からず、また、フロ
ント板を摺擦することのない旋回状態が得られる用心レ
バーを有する用心錠を提供するところにある。
支点においてこぜ等の無理な力が掛からず、また、フロ
ント板を摺擦することのない旋回状態が得られる用心レ
バーを有する用心錠を提供するところにある。
【０００６】また、このような用心レバーを有する用心
錠において別途デットボルトを組み込み本締り機能を付
与すると共に、用心レバーの操作とデッドボルトの操作
を単一の室内側操作部材で使用勝手良く行わせることが
できる用心錠を提供するところにある。
錠において別途デットボルトを組み込み本締り機能を付
与すると共に、用心レバーの操作とデッドボルトの操作
を単一の室内側操作部材で使用勝手良く行わせることが
できる用心錠を提供するところにある。
【０００７】さらにまた、このような室内側操作部材の
操作つまみを改良し、２本の取付ビスの少なくとも一方
を常に隠蔽状態に保つことができ、不正な取り外しを防
止するとともに、露出した他方において操作状態の表示
を兼ねさせ得る用心錠を提供するところにある。
操作つまみを改良し、２本の取付ビスの少なくとも一方
を常に隠蔽状態に保つことができ、不正な取り外しを防
止するとともに、露出した他方において操作状態の表示
を兼ねさせ得る用心錠を提供するところにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、こ
の発明においては、まず用心レバーのレバー軸を軸方向
に可動に設け、用心レバーの旋回時、用心レバーの軸支
点が錠本体前面側に移動するように構成している。
の発明においては、まず用心レバーのレバー軸を軸方向
に可動に設け、用心レバーの旋回時、用心レバーの軸支
点が錠本体前面側に移動するように構成している。
【０００９】すなわち、この発明に係る用心錠は、一端
部にジョイントピンを設け、他端部にレバー軸を固着し
た用心レバーを、レバー軸において錠本体内部に設けた
軸受で支承してジョイントピンを錠本体前面から出没可
能で用心レバーとともに旋回可能に設け、室内側操作部
材の操作時、これに連動して用心レバーを押圧し、ジョ
イントピンを錠本体の前面部から突出させてストライク
の嵌合摺動孔に嵌入させるプッシュプレートを設けた用
心錠において、用心レバーの旋回に伴うレバー軸の回転
時、レバー軸に錠本体前面側への推力を付与するカム面
をレバー軸と錠本体内部材とに設けたことを特徴として
いる。
部にジョイントピンを設け、他端部にレバー軸を固着し
た用心レバーを、レバー軸において錠本体内部に設けた
軸受で支承してジョイントピンを錠本体前面から出没可
能で用心レバーとともに旋回可能に設け、室内側操作部
材の操作時、これに連動して用心レバーを押圧し、ジョ
イントピンを錠本体の前面部から突出させてストライク
の嵌合摺動孔に嵌入させるプッシュプレートを設けた用
心錠において、用心レバーの旋回に伴うレバー軸の回転
時、レバー軸に錠本体前面側への推力を付与するカム面
をレバー軸と錠本体内部材とに設けたことを特徴として
いる。
【００１０】また、このような用心錠に本締り機能を持
たせるため用心レバーの操作と協調動作するデッドボル
トを組み込んだ用心錠は次のように構成される。すなわ
ち、室内側操作部材の回動に連動するハブにデッドボル
ト作動アームとカム穴を有する円板部を設け、プッシュ
プレートに立設したピンをカム穴に嵌入して室内側操作
部材の回動時プッシュプレートを作動してジョイントピ
ンを錠本体の前面部から突出可能となし、一方デッドボ
ルト作動アームの係合部を有するデッドボルトを錠本体
前面部から出没可能に設け、上記プッシュプレートを作
動させるに足るハブの回動後デッドボルト作動アームと
係合部が係合を開始する位置関係を持たせたことを特徴
とする用心錠である。
たせるため用心レバーの操作と協調動作するデッドボル
トを組み込んだ用心錠は次のように構成される。すなわ
ち、室内側操作部材の回動に連動するハブにデッドボル
ト作動アームとカム穴を有する円板部を設け、プッシュ
プレートに立設したピンをカム穴に嵌入して室内側操作
部材の回動時プッシュプレートを作動してジョイントピ
ンを錠本体の前面部から突出可能となし、一方デッドボ
ルト作動アームの係合部を有するデッドボルトを錠本体
前面部から出没可能に設け、上記プッシュプレートを作
動させるに足るハブの回動後デッドボルト作動アームと
係合部が係合を開始する位置関係を持たせたことを特徴
とする用心錠である。
【００１１】また、常時は用心レバーの突出を阻止し、
室内側操作部材の操作時にその阻止状態を解放するレバ
ーストッパーを有する用心錠を提供するため、次のよう
な構成を採用している。すなわち、ジョイントピンが錠
本体前面部から没入した位置において、用心レバーの端
部に一端部が係合してその突出を阻止するレバーストッ
パーを回転可能に設け、支軸を挾んだ他端部が常時円板
部の外周面に当接すべくばね力を付与し、室内側操作部
材の回動によるハブの回動時他端部を押圧回動して上記
用心レバー端部との係合を解除するカム面を円板外周面
に形成した構成である。
室内側操作部材の操作時にその阻止状態を解放するレバ
ーストッパーを有する用心錠を提供するため、次のよう
な構成を採用している。すなわち、ジョイントピンが錠
本体前面部から没入した位置において、用心レバーの端
部に一端部が係合してその突出を阻止するレバーストッ
パーを回転可能に設け、支軸を挾んだ他端部が常時円板
部の外周面に当接すべくばね力を付与し、室内側操作部
材の回動によるハブの回動時他端部を押圧回動して上記
用心レバー端部との係合を解除するカム面を円板外周面
に形成した構成である。
【００１２】さらにまた、ジョイントピンが錠本体前面
から突出し、扉が開放された状態においてデッドボルト
の操作を不能にする構成を有する用心錠として、用心レ
バーの旋回に伴うレバー軸の回転時、レバー軸のカム面
に応動するストッパーを錠本体内部に設け、一方ジョイ
ントピンを突出させ、デッドボルトが非動作位置にある
ハブの回動位置において、上記ストッパー端部が嵌入可
能な切欠部を円板部に形成した用心錠を提供している。
から突出し、扉が開放された状態においてデッドボルト
の操作を不能にする構成を有する用心錠として、用心レ
バーの旋回に伴うレバー軸の回転時、レバー軸のカム面
に応動するストッパーを錠本体内部に設け、一方ジョイ
ントピンを突出させ、デッドボルトが非動作位置にある
ハブの回動位置において、上記ストッパー端部が嵌入可
能な切欠部を円板部に形成した用心錠を提供している。
【００１３】またさらに、扉の開放状態においてジョイ
ントピンの突出操作を阻止する構成として、扉の開閉状
態をストライクとの当接により検知するトリガーボルト
を錠本体前面部から出没可能に設け、このトリガーボル
トの一端部に常時一端部が当接するようにばね力を付与
して回転可能に設けたハブストッパーの他端部に掛止部
を設け、この掛止部に係合してハブの回転を阻止するピ
ンを円板部に立設した構成を採用している。
ントピンの突出操作を阻止する構成として、扉の開閉状
態をストライクとの当接により検知するトリガーボルト
を錠本体前面部から出没可能に設け、このトリガーボル
トの一端部に常時一端部が当接するようにばね力を付与
して回転可能に設けたハブストッパーの他端部に掛止部
を設け、この掛止部に係合してハブの回転を阻止するピ
ンを円板部に立設した構成を採用している。
【００１４】
【作用】上記のように、用心レバーの旋回時、用心レバ
ーの軸支点が錠本体前面側に移動するように構成した用
心錠は、用心レバーの旋回時、軸支点においてフロント
板表面に乗り上げることなく、フロント板表面を摺擦し
ないためフロント板に擦過傷が入ることがない。また、
軸支点において用心レバーにこぜ等の無理な力が掛から
ず、用心レバーの旋回がフロント面に対して平行状態で
行われるので、用心レバーの旋回が円滑であり、長期の
使用においても作動不良を起こす懸念がない。
ーの軸支点が錠本体前面側に移動するように構成した用
心錠は、用心レバーの旋回時、軸支点においてフロント
板表面に乗り上げることなく、フロント板表面を摺擦し
ないためフロント板に擦過傷が入ることがない。また、
軸支点において用心レバーにこぜ等の無理な力が掛から
ず、用心レバーの旋回がフロント面に対して平行状態で
行われるので、用心レバーの旋回が円滑であり、長期の
使用においても作動不良を起こす懸念がない。
【００１５】また、デッドボルトを組み込み、ジョイン
トピンを突出させる室内側操作部材によって操作可能と
なし、しかもジョイントピンを突出後にデッドボルトを
突出可能としておけば、ジョイントピンを突出させた用
心レバーの作動待機状態と、デッドボルトを突出させた
本締り状態の選択が単一の操作部材によって好適に行う
ことができる。
トピンを突出させる室内側操作部材によって操作可能と
なし、しかもジョイントピンを突出後にデッドボルトを
突出可能としておけば、ジョイントピンを突出させた用
心レバーの作動待機状態と、デッドボルトを突出させた
本締り状態の選択が単一の操作部材によって好適に行う
ことができる。
【００１６】また、常時は用心レバーの突出を阻止する
レバーストッパーを設け、室内側操作部材を操作した時
のみ、このレバーストッパーによる規制を解いて用心レ
バーの突出を可能としておけば、扉開放時に用心レバー
を引っ張り出されたりすることがない。
レバーストッパーを設け、室内側操作部材を操作した時
のみ、このレバーストッパーによる規制を解いて用心レ
バーの突出を可能としておけば、扉開放時に用心レバー
を引っ張り出されたりすることがない。
【００１７】さらにまた、ジョイントピンがストライク
の嵌合摺動孔に嵌入し、扉が開放されて用心レバーが動
作状態にあるとき、レバー軸の回転に応動して室内側操
作部材の円板部に形成した切欠部に嵌入するストッパー
を設けた構成では、扉の開放状態においてさらに室内側
操作部材を操作してデッドボルトを突出させる操作を不
能としており、扉閉鎖時にデッドボルトが受けかまちに
衝突したりする操作状態の発生を阻止している。
の嵌合摺動孔に嵌入し、扉が開放されて用心レバーが動
作状態にあるとき、レバー軸の回転に応動して室内側操
作部材の円板部に形成した切欠部に嵌入するストッパー
を設けた構成では、扉の開放状態においてさらに室内側
操作部材を操作してデッドボルトを突出させる操作を不
能としており、扉閉鎖時にデッドボルトが受けかまちに
衝突したりする操作状態の発生を阻止している。
【００１８】またさらに、扉の開閉状態を検知するトリ
ガーボルトとこれに応動するハブストッパーを設けた構
成においては、扉の開放状態においてジョイントピンを
突出させ扉の閉鎖復帰時にジョイントピンが受けかまち
に衝突したりすることのない用心錠となし得る。
ガーボルトとこれに応動するハブストッパーを設けた構
成においては、扉の開放状態においてジョイントピンを
突出させ扉の閉鎖復帰時にジョイントピンが受けかまち
に衝突したりすることのない用心錠となし得る。
【００１９】
【実施例】以下、添附図面に示した実施例について説明
する。
する。
【００２０】図１は、用心レバーおよびデッドボルトを
備えたこの発明に係る用心錠の錠本体の内部構造を示す
もので、１は、一端部にジョイントピン２を有し、他端
部にレバー軸３を固着した用心レバーであり、レバー軸
３が錠本体内において揺動可能に設けられた軸受４によ
って支持され、錠本体前面部からジョイントピン２を出
没可能で、用心レバー１を旋回可能としている。５は用
心レバー１を収納するレバーボックスである。レバー軸
３は、レバー軸３ａとレバー軸３ｂで構成され、両者を
ピン６で回動不能、屈曲可能に連結している。レバー軸
３ｂはガイド７で受けられ、後端部にカム面８を有する
カム部材９が固着されている。１０はこのカム部材９と
略同形のカム面１１を有し、常時はカム部材９と凹凸嵌
合状態に組み合わせられているカム部材で、錠本体側に
装備されている。１２は軸受４とばね座１３との間に装
着されたコイルスプリングで、軸受４およびレバー軸３
を常時図１の実線位置に付勢している。
備えたこの発明に係る用心錠の錠本体の内部構造を示す
もので、１は、一端部にジョイントピン２を有し、他端
部にレバー軸３を固着した用心レバーであり、レバー軸
３が錠本体内において揺動可能に設けられた軸受４によ
って支持され、錠本体前面部からジョイントピン２を出
没可能で、用心レバー１を旋回可能としている。５は用
心レバー１を収納するレバーボックスである。レバー軸
３は、レバー軸３ａとレバー軸３ｂで構成され、両者を
ピン６で回動不能、屈曲可能に連結している。レバー軸
３ｂはガイド７で受けられ、後端部にカム面８を有する
カム部材９が固着されている。１０はこのカム部材９と
略同形のカム面１１を有し、常時はカム部材９と凹凸嵌
合状態に組み合わせられているカム部材で、錠本体側に
装備されている。１２は軸受４とばね座１３との間に装
着されたコイルスプリングで、軸受４およびレバー軸３
を常時図１の実線位置に付勢している。
【００２１】１４は、レバー軸３を錠本体内側から押圧
してジョイントピン２を錠本体の前面部から突出させる
プッシュプレートで、室内側操作部材の回動に連動する
ハブ１５に設けた円板部１６にカム穴１７を形成し、プ
ッシュプレート１４に立設したピン１８をカム穴１７に
嵌入させている。従って、室内側操作部材の操作による
円板部１６の回動時、カム穴１７を移動するピン１８を
介してプッシュプレート１４が押圧され、押圧端１４ａ
でレバー軸３を押圧することにより、図１において一点
鎖線で示す通り、ジョイントピン２を錠本体の前面部か
ら突出させる。図２に示す通り、受けかまち側にはスト
ライクプレート１９とストライクボックス２０からなる
ストライク２１が設けられており、扉の閉鎖状態におい
ては、突出したジョイントピン２はストライクプレート
１９に形成した嵌合摺動孔２２の広幅部に嵌入し、用心
レバーの作動待機状態となる。この状態で扉を開放する
と図３に示す通り、用心レバー１の旋回を伴ってジョイ
ントピン２が嵌合摺動孔２２を狭小部に沿って移動す
る。すなわち、用心レバー１の長さ分のみ扉を開放し得
る状態となる。この用心レバーの旋回時、レバー軸３の
後端部に設けたカム部材９がレバー軸とともに回動する
ため、カム面８とカム部材１０のカム面１１との協動作
用によってレバー軸３は錠本体前面側への推力を受け
る。従って、用心レバー１の軸支点は錠本体のフロント
板２３から浮き上がった状態で回動するため軸支点にお
いてこぜ等の無理な力が掛からず、また、フロント板２
３を摺擦することなく旋回可能である。
してジョイントピン２を錠本体の前面部から突出させる
プッシュプレートで、室内側操作部材の回動に連動する
ハブ１５に設けた円板部１６にカム穴１７を形成し、プ
ッシュプレート１４に立設したピン１８をカム穴１７に
嵌入させている。従って、室内側操作部材の操作による
円板部１６の回動時、カム穴１７を移動するピン１８を
介してプッシュプレート１４が押圧され、押圧端１４ａ
でレバー軸３を押圧することにより、図１において一点
鎖線で示す通り、ジョイントピン２を錠本体の前面部か
ら突出させる。図２に示す通り、受けかまち側にはスト
ライクプレート１９とストライクボックス２０からなる
ストライク２１が設けられており、扉の閉鎖状態におい
ては、突出したジョイントピン２はストライクプレート
１９に形成した嵌合摺動孔２２の広幅部に嵌入し、用心
レバーの作動待機状態となる。この状態で扉を開放する
と図３に示す通り、用心レバー１の旋回を伴ってジョイ
ントピン２が嵌合摺動孔２２を狭小部に沿って移動す
る。すなわち、用心レバー１の長さ分のみ扉を開放し得
る状態となる。この用心レバーの旋回時、レバー軸３の
後端部に設けたカム部材９がレバー軸とともに回動する
ため、カム面８とカム部材１０のカム面１１との協動作
用によってレバー軸３は錠本体前面側への推力を受け
る。従って、用心レバー１の軸支点は錠本体のフロント
板２３から浮き上がった状態で回動するため軸支点にお
いてこぜ等の無理な力が掛からず、また、フロント板２
３を摺擦することなく旋回可能である。
【００２２】２４は錠本体前面部から出没可能に設けた
デッドボルトで、室内側操作部材の回動に連動するハブ
１５に設けたデッドボルト作動アーム２５の係合部２６
を、前記プッシュプレート１４を作動させるに足るハブ
１５の回動後、デッドボルト作動アーム２５と係合を開
始する位置関係を持たせて設けている。従って、ジョイ
ントピン２を突出させた状態からさらにハブを回動させ
ることによってのみデッドボルトの突出が可能である。
図１において、デッドボルト作動アーム２５の二段階の
回動位置がともに二点鎖線で示されている。
デッドボルトで、室内側操作部材の回動に連動するハブ
１５に設けたデッドボルト作動アーム２５の係合部２６
を、前記プッシュプレート１４を作動させるに足るハブ
１５の回動後、デッドボルト作動アーム２５と係合を開
始する位置関係を持たせて設けている。従って、ジョイ
ントピン２を突出させた状態からさらにハブを回動させ
ることによってのみデッドボルトの突出が可能である。
図１において、デッドボルト作動アーム２５の二段階の
回動位置がともに二点鎖線で示されている。
【００２３】用心レバー１のレバー軸３において、レバ
ー軸３ｂにはカム面２７が形成され、常時このカム面２
７に一端部２８が当接すべくばね付勢されたストッパー
レバー２９が錠本体内において回動可能に設けられてい
る。３０はこのストッパーレバー２９の突出端３１を透
孔３２において受けるストッパーで、その下端部はばね
３３によって常時ハブ１５に設けた円板部１６方向に付
勢されている。カム面２７は、ジョイントピン２が錠本
体前面部から突出するに従って大径となる面構成として
いる。また、ハブ１５に設けた円板部１６には、ジョイ
ントピン２を突出させ、デッドボルト２４が非動作位置
にあるハブ１５の回動位置において、上記ストッパー端
部が嵌入可能に対向する切欠部３４が形成されている。
従って、用心レバー１の旋回時には、レバー軸３ｂのカ
ム面２７でストッパーレバー２９が押し下げられ、スト
ッパー３０がばね３３のばね力を受けて作動し、端部が
切欠部３４に嵌入してハブ１５の回動を阻止する構成と
なっている。従って、用心レバー１が作動した扉の開放
状態においてさらにデッドボルトを突出させる操作を不
能としている。用心レバー１が非旋回位置に復帰すれ
ば、ばね３５のばね力によりストッパーレバー２９が旧
状に復するため、その突出端３１でストッパー３０を旧
状に復帰させ、ストッパー端と切欠部３４の係合が外れ
るため、ハブ１５の回動は可能となる。
ー軸３ｂにはカム面２７が形成され、常時このカム面２
７に一端部２８が当接すべくばね付勢されたストッパー
レバー２９が錠本体内において回動可能に設けられてい
る。３０はこのストッパーレバー２９の突出端３１を透
孔３２において受けるストッパーで、その下端部はばね
３３によって常時ハブ１５に設けた円板部１６方向に付
勢されている。カム面２７は、ジョイントピン２が錠本
体前面部から突出するに従って大径となる面構成として
いる。また、ハブ１５に設けた円板部１６には、ジョイ
ントピン２を突出させ、デッドボルト２４が非動作位置
にあるハブ１５の回動位置において、上記ストッパー端
部が嵌入可能に対向する切欠部３４が形成されている。
従って、用心レバー１の旋回時には、レバー軸３ｂのカ
ム面２７でストッパーレバー２９が押し下げられ、スト
ッパー３０がばね３３のばね力を受けて作動し、端部が
切欠部３４に嵌入してハブ１５の回動を阻止する構成と
なっている。従って、用心レバー１が作動した扉の開放
状態においてさらにデッドボルトを突出させる操作を不
能としている。用心レバー１が非旋回位置に復帰すれ
ば、ばね３５のばね力によりストッパーレバー２９が旧
状に復するため、その突出端３１でストッパー３０を旧
状に復帰させ、ストッパー端と切欠部３４の係合が外れ
るため、ハブ１５の回動は可能となる。
【００２４】３６はジョイントピン２が錠本体前面部か
ら没入した位置において、用心レバー１の端部に一端部
が係合してその突出を阻止するレバーストッパーで、支
軸を挾んだ他端部が常時円板部１６の外周面に当接すべ
くばね力を付与して回転可能に設けられている。一方円
板部１６の外周面には、室内側操作部材の回動によるハ
ブ１５の回動時、レバーストッパー３６の他端部を押圧
回動して用心レバー端部との係合を解除するカム面３７
が形成されている。従って、用心レバー１は、室内側操
作部材の操作によってのみ作動可能であり、扉開放時に
用心レバーを引っ張り出されたりすることはない。
ら没入した位置において、用心レバー１の端部に一端部
が係合してその突出を阻止するレバーストッパーで、支
軸を挾んだ他端部が常時円板部１６の外周面に当接すべ
くばね力を付与して回転可能に設けられている。一方円
板部１６の外周面には、室内側操作部材の回動によるハ
ブ１５の回動時、レバーストッパー３６の他端部を押圧
回動して用心レバー端部との係合を解除するカム面３７
が形成されている。従って、用心レバー１は、室内側操
作部材の操作によってのみ作動可能であり、扉開放時に
用心レバーを引っ張り出されたりすることはない。
【００２５】３８は錠本体前面部から出没可能に設けら
れ、扉の開閉状態をストライク２１との当接により検知
するトリガーボルト、３９はトリガーボルトの一端部３
８ａに常時一端部３９ａが当接するようにばね力を付与
して回転可能に設けたハブストッパー、３９ｂはハブス
トッパーの他端部に設けた掛止部、４０は円板部１６に
立設したピンで、掛止部３９ｂに係合してハブ１５の回
転を阻止する。従って、扉が開放状態にあるときはトリ
ガーボルト３８が突出状態にあるためハブストッパー３
９の掛止部３９ｂがピン４０と係合状態にあり、ハブ１
５の回転は阻止されており、ジョイントピン２の突出操
作は不能である。円板部１６に設けられた第２のピン４
１は、用心レバー１の作動状態においてハブストッパー
３９の掛止部３９ｂが係合するピンで、この場合、一方
ではストッパー３０が切欠部３４に嵌入している状態で
もあり、ハブ１５の回動は二重に阻止されることにな
る。４２はデッドボルト２４に設けた略くの字形のデッ
ド復帰レバーで、デッドボルト２４の突出時、デッドボ
ルト作動アーム２５の復帰軌跡上で近接した位置に係当
部４２ａが位置するようにばね力を付与して回動可能に
設けられ、デッドボルト２４の没入時には支軸を挟んで
係当部４２ａと反対側の他端部４２ｂが錠ケースによっ
て押圧され係当部をデッドボルト作動アームの回動軌跡
外に位置させるようにしている。従って、突出したデッ
ドボルト２４を没入復帰させる際には近接した位置にあ
る係当部４２ａをデッドボルト作動アーム２５が押圧す
ることになりデッドボルトの復帰を迅速に行い得る。
れ、扉の開閉状態をストライク２１との当接により検知
するトリガーボルト、３９はトリガーボルトの一端部３
８ａに常時一端部３９ａが当接するようにばね力を付与
して回転可能に設けたハブストッパー、３９ｂはハブス
トッパーの他端部に設けた掛止部、４０は円板部１６に
立設したピンで、掛止部３９ｂに係合してハブ１５の回
転を阻止する。従って、扉が開放状態にあるときはトリ
ガーボルト３８が突出状態にあるためハブストッパー３
９の掛止部３９ｂがピン４０と係合状態にあり、ハブ１
５の回転は阻止されており、ジョイントピン２の突出操
作は不能である。円板部１６に設けられた第２のピン４
１は、用心レバー１の作動状態においてハブストッパー
３９の掛止部３９ｂが係合するピンで、この場合、一方
ではストッパー３０が切欠部３４に嵌入している状態で
もあり、ハブ１５の回動は二重に阻止されることにな
る。４２はデッドボルト２４に設けた略くの字形のデッ
ド復帰レバーで、デッドボルト２４の突出時、デッドボ
ルト作動アーム２５の復帰軌跡上で近接した位置に係当
部４２ａが位置するようにばね力を付与して回動可能に
設けられ、デッドボルト２４の没入時には支軸を挟んで
係当部４２ａと反対側の他端部４２ｂが錠ケースによっ
て押圧され係当部をデッドボルト作動アームの回動軌跡
外に位置させるようにしている。従って、突出したデッ
ドボルト２４を没入復帰させる際には近接した位置にあ
る係当部４２ａをデッドボルト作動アーム２５が押圧す
ることになりデッドボルトの復帰を迅速に行い得る。
【００２６】図５は室内側から見た錠本体の外観図で、
室内側操作部材は、操作つまみ４３がリテイナー４４に
対して偏心状態で所定角度回動可能に取り付けられてお
り、リテイナー４４に形成した取付穴に挿通する２本の
取付ビス４５を選択的に露出可能な括れ部４６を周縁部
に２か所形成した正面形状において略きのこ形をなす平
面部を有する形状に形成されている。すなわち、図示の
実線状態はジョイントピン２が没入状態にあるときを示
し、一方の取付ビスのみが見えている。二点鎖線で示す
ようにジョイントピン２を突出させた場合には、２本の
取付ビス４５とも操作つまみ４３によって隠蔽される。
また、デッドボルト２４を突出させれば、他方の取付ビ
スのみが見える状態となる。すなわち、取付ビスの見え
方によって動作状態の表示が可能であり、例えばビス頭
に着色を施しておけば、より容易に判別可能となる。ま
た、用心レバーの作動状態、すなわち、扉の開放状態に
おいては取付ビスは操作つまみ４３によって隠蔽されて
いるので、不正な取り外しを防止できる。
室内側操作部材は、操作つまみ４３がリテイナー４４に
対して偏心状態で所定角度回動可能に取り付けられてお
り、リテイナー４４に形成した取付穴に挿通する２本の
取付ビス４５を選択的に露出可能な括れ部４６を周縁部
に２か所形成した正面形状において略きのこ形をなす平
面部を有する形状に形成されている。すなわち、図示の
実線状態はジョイントピン２が没入状態にあるときを示
し、一方の取付ビスのみが見えている。二点鎖線で示す
ようにジョイントピン２を突出させた場合には、２本の
取付ビス４５とも操作つまみ４３によって隠蔽される。
また、デッドボルト２４を突出させれば、他方の取付ビ
スのみが見える状態となる。すなわち、取付ビスの見え
方によって動作状態の表示が可能であり、例えばビス頭
に着色を施しておけば、より容易に判別可能となる。ま
た、用心レバーの作動状態、すなわち、扉の開放状態に
おいては取付ビスは操作つまみ４３によって隠蔽されて
いるので、不正な取り外しを防止できる。
【００２７】なお、ストライクボックス２１の上端部に
は図２あるいは図３に示す通り、ジョイントピン２の当
り部４７が緩衝ばね４８をボックス端との間に装着して
摺動可能に設けられており、扉の開放力を吸収して衝撃
の緩和を図っている。
は図２あるいは図３に示す通り、ジョイントピン２の当
り部４７が緩衝ばね４８をボックス端との間に装着して
摺動可能に設けられており、扉の開放力を吸収して衝撃
の緩和を図っている。
【００２８】なおまた、上記説明においては室内側操作
部材による操作のみについて説明したが、シリンダーな
どの室外側操作部材による操作についても同様な作動状
態となる。
部材による操作のみについて説明したが、シリンダーな
どの室外側操作部材による操作についても同様な作動状
態となる。
【００２９】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかな通り、
この発明に係る用心錠は用心レバーの動作状態に無理が
なく、フロント板を損傷する懸念もなく、また、デッド
ボルトを組み込んで本締り機能を持たせた場合にも用心
レバーの操作とデッドボルトの操作を単一の室内側操作
部材で使用勝手良く行わせることができるもので、耐久
性があり、しかも使用勝手の良好な用心錠を提供し得た
のである。
この発明に係る用心錠は用心レバーの動作状態に無理が
なく、フロント板を損傷する懸念もなく、また、デッド
ボルトを組み込んで本締り機能を持たせた場合にも用心
レバーの操作とデッドボルトの操作を単一の室内側操作
部材で使用勝手良く行わせることができるもので、耐久
性があり、しかも使用勝手の良好な用心錠を提供し得た
のである。
【図１】この発明に係る用心錠における錠本体の内部構
造の一実施例を示す側面図、
造の一実施例を示す側面図、
【図２】ジョイントピン及びデッドボルトを突出させた
状態における同側面図で、適宜断面にて示す。
状態における同側面図で、適宜断面にて示す。
【図３】用心レバーの作動状態を錠本体の背面側から示
したもので、錠本体のみ断面にて示す。
したもので、錠本体のみ断面にて示す。
【図４】用心レバーの作動状態においてレバー軸の受け
構造を示す部分図、
構造を示す部分図、
【図５】錠本体の側面図で、室内側操作部材の外観を示
す。
す。
【図６】ハブ、デッドボルト作動アーム、円板部からな
る回動部材の正面図。
る回動部材の正面図。
【図７】同側面図。
【図８】室内側操作部材における操作つまみの正面図。
【図９】同側面図。
【図１０】レバー軸後端部に固着されたカム部材の側面
図。
図。
【図１１】同正面図。
【図１２】錠本体側に設けられるカム部材の正面図。
【図１３】同側面図。
１……用心レバー ２……ジョイントピン ３……
レバー軸 ３ａ、３ｂ……レバー軸 ４……軸受 ５……
レバーボックス ６……ピン ７……ガイド ８……カム面 ９…
…カム部材 １０……カム部材 １１……カム面 １２……コイ
ルスプリング １３……ばね座 １４……プッシュプレート １４
ａ……押圧端 １５……ハブ １６……円板部 １７……カム穴 １８……ピン １９……ストライクプレート ２０……ストライクボックス ２１……ストライク ２２……嵌合摺動孔 ２３……フロント板 ２４…
…デッドボルト ２５……デッドボルト作動アーム ２６……係合部 ２７……カム面 ２８……一端部 ２９……ストッ
パーレバー ３０……ストッパー ３１……突出端 ３２……透
孔 ３３……ばね ３４……切欠部 ３５……ばね ３６……レバーストッパー ３７……カム面 ３８……トリガーボルト ３８ａ……一端部 ３９……ハブストッパー ３９ａ……一端部 ３９
ｂ……掛止部 ４０……ピン ４１……ピン ４２……デッド復帰
レバー ４２ａ……係当部 ４２ｂ……他端部 ４３……操
作つまみ ４４……リテイナー ４５……取付ビス ４６……
括れ部 ４７……当り部 ４８……緩衝ばね
レバー軸 ３ａ、３ｂ……レバー軸 ４……軸受 ５……
レバーボックス ６……ピン ７……ガイド ８……カム面 ９…
…カム部材 １０……カム部材 １１……カム面 １２……コイ
ルスプリング １３……ばね座 １４……プッシュプレート １４
ａ……押圧端 １５……ハブ １６……円板部 １７……カム穴 １８……ピン １９……ストライクプレート ２０……ストライクボックス ２１……ストライク ２２……嵌合摺動孔 ２３……フロント板 ２４…
…デッドボルト ２５……デッドボルト作動アーム ２６……係合部 ２７……カム面 ２８……一端部 ２９……ストッ
パーレバー ３０……ストッパー ３１……突出端 ３２……透
孔 ３３……ばね ３４……切欠部 ３５……ばね ３６……レバーストッパー ３７……カム面 ３８……トリガーボルト ３８ａ……一端部 ３９……ハブストッパー ３９ａ……一端部 ３９
ｂ……掛止部 ４０……ピン ４１……ピン ４２……デッド復帰
レバー ４２ａ……係当部 ４２ｂ……他端部 ４３……操
作つまみ ４４……リテイナー ４５……取付ビス ４６……
括れ部 ４７……当り部 ４８……緩衝ばね
Claims (8)
- 【請求項１】 一端部にジョイントピンを設け、他端部
にレバー軸を固着した用心レバーを、レバー軸において
錠本体内部に設けた軸受で支承してジョイントピンを錠
本体前面から出没可能で用心レバーとともに旋回可能に
設け、室内側操作部材の操作時、これに連動して用心レ
バーを押圧し、ジョイントピンを錠本体の前面部から突
出させてストライクの嵌合摺動孔に嵌入させるプッシュ
プレートを設けた用心錠において、用心レバーの旋回に
伴うレバー軸の回転時、レバー軸に錠本体前面側への推
力を付与するカム面をレバー軸と錠本体内部材とに設け
たことを特徴とする用心錠。 - 【請求項２】 室内側操作部材の回動に連動するハブに
デッドボルト作動アームとカム穴を有する円板部を設
け、プッシュプレートに立設したピンをカム穴に嵌入し
て室内側操作部材の回動時プッシュプレートを作動して
ジョイントピンを錠本体の前面部から突出可能となし、
一方デッドボルト作動アームの係合部を有するデッドボ
ルトを錠本体前面部から出没可能に設け、上記プッシュ
プレートを作動させるに足るハブの回動後デッドボルト
作動アームと係合部が係合を開始する位置関係を持たせ
たことを特徴とする請求項１記載の用心錠。 - 【請求項３】 ジョイントピンが錠本体前面部から没入
した位置において、用心レバーの端部に一端部が係合し
てその突出を阻止するレバーストッパーを回転可能に設
け、支軸を挾んだ他端部が常時円板部の外周面に当接す
べくばね力を付与し、室内側操作部材の回動によるハブ
の回動時他端部を押圧回動して上記用心レバー端部との
係合を解除するカム面を円板外周面に形成してなる請求
項１または２記載の用心錠。 - 【請求項４】 用心レバーの旋回に伴うレバー軸の回転
時、レバー軸のカム面に応動するストッパーを錠本体内
部に設け、一方ジョイントピンを突出させ、デッドボル
トが非動作位置にあるハブの回動位置において、上記ス
トッパー端部が嵌入可能な切欠部を円板部に形成した請
求項１、２または３記載の用心錠。 - 【請求項５】 扉の開閉状態をストライクとの当接によ
り検知するトリガーボルトを錠本体前面部から出没可能
に設け、このトリガーボルトの一端部に常時一端部が当
接するようにばね力を付与して回転可能に設けたハブス
トッパーの他端部に掛止部を設け、この掛止部に係合し
てハブの回転を阻止するピンを円板部に立設してなる請
求項１、２、３または４記載の用心錠。 - 【請求項６】 デッドボルトの突出時、デッドボルト作
動アームの復帰軌跡上で近接した位置に係当部が位置す
るようにばね力を付与して略くの字形のデッド復帰レバ
ーを回動可能に設け、デッドボルトの没入時には支軸を
挟んで係当部と反対側の他端部が錠ケースによって押圧
され係当部をデッドボルト作動アームの回動軌跡外に位
置させるようにした請求項１、２、３、４または５記載
の用心錠。 - 【請求項７】 室内側操作部材の操作つまみが、リテイ
ナーに対して偏心状態で所定角度回動可能に取り付けら
れており、リテイナーに形成した取付穴に挿通する２本
の取付ビスを選択的に露出可能な括れ部を周縁部に２か
所形成した正面形状において略きのこ形をなす平面部を
有する請求項１、２、３、４、５または６記載の用心
錠。 - 【請求項８】 ストライクボックスの上端部に、ジョイ
ントピンの当り部を緩衝ばねを介して摺動可能に設けた
請求項１、２、３、４、５、６または７記載の用心錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326581A JPH0819798B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 用心錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326581A JPH0819798B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 用心錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173509A true JPH06173509A (ja) | 1994-06-21 |
| JPH0819798B2 JPH0819798B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=18189418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4326581A Expired - Fee Related JPH0819798B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 用心錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819798B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021123987A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 株式会社ホンダロック | ドア開閉システム |
| JP2021123986A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 株式会社ホンダロック | ドア開閉システム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3025776U (ja) * | 1995-12-13 | 1996-06-25 | 和江 今田 | 書見台 |
| JP3028282U (ja) * | 1996-02-22 | 1996-08-30 | 武史 藤田 | 車椅子用補助輪 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP4326581A patent/JPH0819798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3025776U (ja) * | 1995-12-13 | 1996-06-25 | 和江 今田 | 書見台 |
| JP3028282U (ja) * | 1996-02-22 | 1996-08-30 | 武史 藤田 | 車椅子用補助輪 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021123987A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 株式会社ホンダロック | ドア開閉システム |
| JP2021123986A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | 株式会社ホンダロック | ドア開閉システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0819798B2 (ja) | 1996-02-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |