JPH10244394A - レーザ加工機におけるスクラップ排出方法およびその装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるスクラップ排出方法およびその装置

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JPH10244394A
JPH10244394A JP9048164A JP4816497A JPH10244394A JP H10244394 A JPH10244394 A JP H10244394A JP 9048164 A JP9048164 A JP 9048164A JP 4816497 A JP4816497 A JP 4816497A JP H10244394 A JPH10244394 A JP H10244394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工機において自動による連続運転を
行う際に加工により発生したスクラップを確実に取出す
ことのできるレーザ加工機におけるスクラップ排出方法
およびその装置を提供する。 【解決手段】 加工プログラムに従って加工を行う際に
発生するスクラップの形状および大きさを、分割判断部
37が固定テーブル5に設けられているカッティングプ
レート23の径Dと比較して、スクラップSの方が小さ
くなくて排出できないと判断した場合には、分割プログ
ラムメモリ35に記憶されている典型的な形状に対する
分割切断プログラムに従ってスクラップSを分割するよ
うに指令部39を介してレーザ加工機1に指令する。ま
た、スクラップSの形状が分割プログラムメモリ35に
記憶されている典型的な形状に含まれていない場合に
は、分割判断部37は種々の典型的な形状の組合わせに
よりスクラップSの切断プログラムを作成し、指令部3
9を介して分割切断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザ加工機にお
けるスクラップ排出方法およびその装置に係り、さらに
詳しくは、レーザ加工機の自動による連続運転に必要な
スクラップの処理を行うレーザ加工機におけるスクラッ
プ排出方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テーブルタイプのレーザ加工
機により穴明け加工する場合には、加工に伴って生じた
スクラップを取出す方法として、以下のものが一般的で
ある。
【0003】(1) ミクロジョイントによりスクラップを
製品にくっつけておく。
【0004】(2) テーブルに設けられているカッティン
グプレートから落下させて除去する。
【0005】(3) ワークシュータから落下させて除去す
る。
【0006】(4) レーザ加工機を停止させて作業者がス
クラップを除去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の技術にあっては、以下のような問題があ
る。すなわち、 (1) ミクロジョイントによりスクラップを製品にくっつ
けている場合には、製品を排出した後にミクロジョイン
トを切離して仕上げをしなければならないため、後工数
が大きい。
【0008】(2) カッティングプレートから落下させる
場合には、スクラップの形状や大きさにより落下した
り、しなかったりするため、後の工程に影響する。
【0009】(3) ワークシュータから落下させる場合に
は、ワークシュータの上にうまく位置決めする必要があ
る。
【0010】(4) レーザ加工機を停止させて作業者がス
クラップを除去する場合には、オペレータが常にレーザ
加工機を監視していなければならない。
【0011】以上のようなスクラップの取出し方法のう
ち、レーザ加工機を自動で運転する場合には、カッティ
ングプレートから落下させるか、あるいはワークシュー
タから落下させるのが好ましいと考えられるが、前述の
ような問題点がある。
【0012】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、レーザ加工機におい
て自動による連続運転を行う際に加工により発生したス
クラップを確実に取出すことのできるレーザ加工機にお
けるスクラップ排出方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のレーザ加工機におけるスク
ラップ排出方法は、固定テーブル上を移動・位置決めさ
れるワークに対してレーザ加工ヘッドからレーザビーム
を照射してレーザ加工する際に発生するスクラップを排
出するレーザ加工機におけるスクラップ排出方法におい
て、レーザ加工機を制御する制御装置に予め加工プログ
ラムと、典型的な形状のスクラップに対する分割切断プ
ログラムを記憶しておき、前記加工プログラムに基いて
連続加工で生じるスクラップの形状および大きさを前記
固定テーブルに設けられてスクラップの排出を行うカッ
ティングプレートの径と比較して、スクラップの大きさ
がカッティングプレートの径よりも小さい場合には直接
カッティングプレートからスクラップを排出し、スクラ
ップの大きさがカッティングプレートの径よりも小さく
ない場合には発生したスクラップの形状を前記分割切断
プログラムにしたがって分割切断を行い、切断されたス
クラップをカッティングプレートの径よりも小さくして
からカッティングプレートから排出すること、を特徴と
するものである。
【0014】従って、レーザ加工に伴って発生したスク
ラップの形状および大きさを固定テーブルに設けられて
いるスクラップ排出に用いられるカッティングプレート
の径と比較して、スクラップがカッティングプレートか
ら排出されないと判断された場合には、制御装置に予め
記憶されている典型的な形状に対する分割切断プログラ
ムを用いてスクラップを分割切断した後に、カッティン
グプレートから排出する。
【0015】請求項2による発明のレーザ加工機におけ
るスクラップ排出方法は、請求項1記載の発生したスク
ラップの形状が、前記記憶されている典型的な形状に含
まれているものでない場合には、この典型的な形状を組
合わせて前記発生したスクラップを分割切断すること、
を特徴とするものである。
【0016】従って、加工に伴って発生したスクラップ
の形状が制御装置に記憶されている典型的な形状に含ま
れていない場合には、記憶されている典型的な形状を組
合わせてスクラップを分割切断した後に、カッティング
プレートから排出する。
【0017】請求項3による発明のレーザ加工機におけ
るスクラップ排出装置は、固定テーブル上を移動・位置
決めされるワークに対してレーザ加工ヘッドからレーザ
ビームを照射してレーザ加工する際に発生するスクラッ
プを排出するレーザ加工機におけるスクラップ排出装置
であって、前記レーザ加工機を制御して自動運転せしめ
る制御装置と、この制御装置に設けられて加工プログラ
ムを記憶する加工プログラムメモリと、典型的な形状の
スクラップを分割切断する分割切断プログラムを記憶す
る分割切断プログラムメモリと、加工により発生するス
クラップの形状および大きさを前記固定テーブルに設け
られてスクラップの排出を行うカッティングプレートの
大きさと比較すると共に前記スクラップの方が小さくな
いと判断された場合には分割切断することにより前記カ
ッティングプレートの径よりも小さくすべく前記典型的
な形状に対する切断プログラムを組合わせる分割判断部
と、この組み合わされた切断プログラムに従ってレーザ
加工機に指令する指令部と、を備えてなることを特徴と
するのである。
【0018】従って、制御装置の加工プログラムメモリ
に記憶されている加工プログラムに従ってレーザ加工機
が加工を行う際に発生するスクラップの形状および大き
さを、分割判断部が固定テーブルに設けられているカッ
ティングプレートの径と比較して、スクラップの方が小
さくなくて排出できないと判断した場合には、分割切断
プログラムメモリに記憶されている典型的な形状に対す
る分割切断プログラムに従ってスクラップを分割するよ
うに指令部を介してレーザ加工機に指令する。この時、
スクラップの形状が分割切断プログラムメモリに記憶さ
れている典型的な形状に含まれていない場合には、分割
判断部は種々の典型的な形状の組合わせによりスクラッ
プの分割切断プログラムを作成し、指令部を介してレー
ザ加工機を制御する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図2には、この発明に係るスクラップ排出
方法を適用するレーザ加工機1の全体が示されている。
このレーザ加工機1は、基台3の上に固定テーブル5を
備え、この固定テーブル5の左右両側にはY軸方向へ移
動自在の可動テーブル5R,5Lを備えている。左右の
可動テーブル5R,5LにまたがってY軸方向へ移動自
在のY軸キャレッジ7が設けられており、このY軸キャ
レッジ7に沿ってX軸方向へ移動自在のX軸キャレッジ
9を有している。X軸キャレッジ9にはワークWを把持
するワーククランパ11が設けられている。
【0021】前記基台3の後端には柱13が立設され、
この柱13の上端から前方に梁15が突設されている。
この梁15の前端にはZ軸方向に昇降自在の加工ヘッド
17が設けられている。また、柱13の後側にはレーザ
発振器19が取付けられている。このレーザ発振器19
により発せられたレーザビームLBは梁15の内部を通
って複数のベンドミラーBMにより前記加工ヘッド17
に導かれて、加工ヘッド17の先端に取付けられている
ノズル21からワークWに照射される。
【0022】前記固定テーブル5における加工ヘッド1
7の下方位置には、加工時にレーザビームLBが通過す
ると共にスクラップSを落下させるための穴であるカッ
ティングプレート23(直径をDとする)が設けられて
いる。一方、前記X軸キャレッジ9およびY軸キャレッ
ジ7の移動・位置決めや、前記レーザ発振器19の制御
を行う制御装置であるNC装置25が設けられている。
【0023】従って、ワークWにレーザ加工を行う場合
には、NC装置25の制御により、ワークWを把持して
いるワーククランパ11を備えたX軸キャレッジ9をX
軸方向へ移動・位置決めし、Y軸キャレッジ7をY軸方
向へ移動・位置決めすることによりワークWを加工位置
である加工ヘッド17の下方へ移動・位置決めする。次
いで、レーザ発振器19を制御して加工ヘッド17のノ
ズル21からワークWに向けてレーザビームLBを照射
してレーザ加工を行う。
【0024】次に、図1を参照して、前述のようにして
レーザ加工を行う際に発生するスクラップSを前記カッ
ティングプレート23から落下させて排出すべく制御す
るNC装置25の構成および制御内容について説明す
る。
【0025】NC装置25は中央処理装置であるCPU
27を有しており、種々のデータを入力するためのキー
ボードのごとき入力手段29と、種々のデータを表示す
るためのCRTのごとき出力手段31を備えている。
【0026】前記CPU27には、ワークWに対して行
うレーザ加工の加工プログラムを記憶してある加工プロ
グラムメモリ33と、後述する典型的な形状のスクラッ
プSを分割する分割切断プログラムを記憶してある分割
切断プログラムメモリ35が接続されている。また、C
PU27には、加工プログラムメモリ33に記憶されて
いるレーザ加工を行うことにより発生するスクラップS
の形状および大きさをカッティングプレート23と比較
判断して、どのような典型的な形状を組合わせてどのよ
うな大きさにスクラップSを分割しなければならないか
を判断する分割判断部37が接続されている。
【0027】さらに、加工プログラムメモリ33に記憶
されている加工プログラムおよび前述の分割判断部37
により決定されたスクラップSの分割切断プログラムに
従ってX軸キャレッジ9、Y軸キャレッジ7、レーザ発
振器19を制御する指令部39が接続されている。
【0028】以上のようなNC装置25による具体的な
スクラップSの分割動作について説明する。
【0029】ここで、スクラップSの直径DSとカッテ
ィングプレート23の直径Dを比較して、 (1) DS<Dの場合には、スクラップSをカッティング
プレート23から落下させることができる。
【0030】(2) DS≒Dの場合には、スクラップSが
落下したり、落下しなかったりする。
【0031】(3) DS>Dの場合には、カッティングプ
レート23から落下させるのが不可能であるため、ワー
クシュータによりスクラップを取出す。
【0032】従って、NC装置25の制御によりレーザ
加工機1を自動で連続運転する場合においては、前述の
(2) の場合、あるいは(3) の場合においてスクラップS
をカッティングプレート23から確実に落下させるため
に、前述の(1) の場合に該当するようにスクラップSを
自動的に分割するようにする。
【0033】すなわち、NC装置25の分割切断プログ
ラムメモリ35には、いくつかの典型的な形状に対する
分割切断プログラムが記憶されており、分割判断部37
はこの典型的な形状に対する分割方法を組合わせること
により種々のスクラップの分割を自動で行うよう自動プ
ログラミング機能を有している。
【0034】例えば、図3を参照するに、加工形状が典
型的な形状の一例である円形の場合において、スクラッ
プSAの直径DSがカッティングプレート23の直径D
に近い場合について説明する。この場合には、指令部3
9はX軸キャレッジ9、Y軸キャレッジ7、レーザ発振
器19を制御して、まず点PAにおいてピアシングし、
図3中上方へ直線的に切断し、反時計方向(あるいは時
計方向でもよい)に円形に切断する。これにより、ワー
クWに円形の穴を明けると共に、スクラップSAを半円
形状に分割切断することができるので、スクラップSA
を確実にカッティングプレート23から落下させること
ができる。
【0035】また、図4を参照するに、加工形状が典型
的な形状の一例であるカッティングプレート23の直径
Dよりも長い長丸穴の場合には、スクラップSBが大き
くてカッティングプレート23から落下することができ
ない。そこで、まず点PBにおいてピアシングして、図
4中上方へ直線的に切断し、反時計方向(あるいは時計
方向でもよい)に長円形に切断する。これにより、ワー
クWに長丸形の穴を明けると共に、スクラップSBをカ
ッティングプレート23の直径Dよりも小さなものに分
割切断することができるので、スクラップSBを確実に
カッティングプレート23から落下させることができ
る。
【0036】さらに、図5を参照するに、加工形状が典
型的な形状の一例であるカッティングプレート23の直
径Dよりも長い矩形穴の場合には、スクラップSCが大
きくてカッティングプレート23から落下することがで
きない。そこで、まず点PCにおいてピアシングして、
図5中上方へ直線的に切断し、反時計方向(あるいは時
計方向でもよい)に矩形に切断する。これにより、ワー
クWに矩形の穴を明けると共に、スクラップSCをカッ
ティングプレート23の直径Dよりも小さな矩形に分割
切断することができるので、スクラップSCを確実にカ
ッティングプレート23から落下させることができる。
【0037】また、例えば図6(A)に示されるような
異形穴の加工を行う場合には、スクラップSDはカッテ
ィングプレート23の径Dよりも大きく、排出すること
ができないので例えば前述した図3から図5に示される
例の組合わせにより分割処理を行う。すなわち、まず図
6(B)に示されるように2個の縦長の矩形穴41、4
1を前述の図5の場合と同様にして穴明け加工する。次
いで、図6(C)に示されるように前述の2個の矩形穴
41、41を連結すべく2本の直線43、43を切断す
る。これにより、カッティングプレート23の直径Dよ
りも大きな異形穴についても、確実にカッティングプレ
ート23から落下させることができる。
【0038】以上の結果から、カッティングプレート2
3の直径Dに近い大きさのスクラップS、あるいは直径
Dよりも大きなスクラップSについても、自動によりカ
ッティングプレート23の直径Dよりも小さなスクラッ
プに分割切断して、確実にカッティングプレート23か
ら落下させて排出することができる。これにより、レー
ザ加工機1の自動による連続運転が可能になる。
【0039】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。すなわち、
前述の発明の実施の形態においては、丸穴、長丸穴、矩
形穴を典型的な形状としたが、これに限らず種々の形状
を分割切断プログラムメモリ35に記憶させておくこと
が好ましい。
【0040】また、コ字形状の矩形穴のレーザ加工に関
して説明したが、これ以外の形状の穴明け加工について
も、前述の考え方を組合わせることによりカッティング
プレート23の直径Dよりも小さなスクラップに分割し
て、除去することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるレーザ加工機におけるスクラップ排出方法では、レ
ーザ加工に伴って発生したスクラップの形状および大き
さを固定テーブルに設けられてスクラップの排出を行う
カッティングプレートの径と比較して、スクラップがカ
ッティングプレートから排出されないと判断された場合
には、制御装置に予め記憶されている典型的な形状に対
する分割切断プログラムを用いてスクラップをカッティ
ングプレートの径よりも小さく分割切断した後に排出す
るので、スクラップがカッティングプレートの径よりも
大きい場合でも自動で確実に排出することができる。こ
れに伴い、レーザ加工機による自動的・連続的な加工が
可能になる。
【0042】請求項2の発明によるレーザ加工機におけ
るスクラップ排出方法では、加工に伴って発生したスク
ラップの形状が制御装置に記憶されている典型的な形状
に含まれていない場合には、記憶されている典型的な形
状を組合わせてスクラップを分割切断した後にカッティ
ングプレートから排出するので、発生するスクラップの
形状にかかわらず確実に排出することができる。
【0043】請求項3の発明によるレーザ加工機におけ
るスクラップ排出装置では、制御装置の加工プログラム
メモリに記憶されている加工プログラムに従ってレーザ
加工機が加工を行う際に発生するスクラップの形状およ
び大きさを、分割判断部が固定テーブルに設けられてス
クラップの排出を行うカッティングプレートの径と比較
して、スクラップの方が小さくなくて排出できないと判
断した場合には、分割切断プログラムメモリに記憶され
ている典型的な形状に対する分割切断プログラムに従っ
てスクラップを分割するように指令部を介してレーザ加
工機に指令するので、確実にスクラップの排出を行うこ
とができる。また、スクラップの形状が分割切断プログ
ラムメモリに記憶されている典型的な形状に含まれてい
ない場合には、分割判断部は種々の典型的な形状の組合
わせによりスクラップの切断プログラムを作成し、指令
部を介して分割切断を行うので、スクラップの形状にか
かわらず確実にスクラップの排出を行うことができる。
これに伴い、レーザ加工機による自動的・連続的な加工
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ加工機におけるスクラッ
プ回収装置である制御装置の内部構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明に係るレーザ加工機におけるスクラッ
プ回収装置を適用するレーザ加工機の全体を示す斜視図
である。
【図3】典型的な形状である丸穴の分割切断を示す説明
図である。
【図4】典型的な形状である長穴の分割切断を示す説明
図である。
【図5】典型的な形状である矩形穴の分割切断を示す説
明図である。
【図6】異形状の分割切断を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 5 固定テーブル 17 加工ヘッド 23 カッティングプレート 25 NC装置(制御装置) 33 加工プログラムメモリ 35 分割切断プログラムメモリ 37 分割判断部 39 指令部 W ワーク S スクラップ LB レーザビーム D 径
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23Q 11/00 B23Q 11/00 T K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定テーブル上を移動・位置決めされる
    ワークに対してレーザ加工ヘッドからレーザビームを照
    射してレーザ加工する際に発生するスクラップを排出す
    るレーザ加工機におけるスクラップ排出方法において、
    レーザ加工機を制御する制御装置に予め加工プログラム
    と、典型的な形状のスクラップに対する分割切断プログ
    ラムを記憶しておき、前記加工プログラムに基いて連続
    加工で生じるスクラップの形状および大きさを前記固定
    テーブルに設けられてスクラップの排出を行うカッティ
    ングプレートの径と比較して、スクラップの大きさがカ
    ッティングプレートの径よりも小さい場合には直接カッ
    ティングプレートからスクラップを排出し、スクラップ
    の大きさがカッティングプレートの径よりも小さくない
    場合には発生したスクラップの形状を前記分割切断プロ
    グラムにしたがって分割切断を行い、切断されたスクラ
    ップをカッティングプレートの径よりも小さくしてから
    カッティングプレートから排出すること、を特徴とする
    レーザ加工機におけるスクラップ排出方法。
  2. 【請求項2】 前記発生したスクラップの形状が、前記
    記憶されている典型的な形状に含まれているものでない
    場合には、この典型的な形状を組合わせて前記発生した
    スクラップを分割切断すること、を特徴とする請求項1
    記載のレーザ加工機におけるスクラップ排出方法。
  3. 【請求項3】 固定テーブル上を移動・位置決めされる
    ワークに対してレーザ加工ヘッドからレーザビームを照
    射してレーザ加工する際に発生するスクラップを排出す
    るレーザ加工機におけるスクラップ排出装置であって、
    前記レーザ加工機を制御して自動運転せしめる制御装置
    と、この制御装置に設けられて加工プログラムを記憶す
    る加工プログラムメモリと、典型的な形状のスクラップ
    を分割切断する分割切断プログラムを記憶する分割切断
    プログラムメモリと、加工により発生するスクラップの
    形状および大きさを前記固定テーブルに設けられている
    スクラップの排出に用いられるカッティングプレートの
    大きさと比較すると共に前記スクラップの方が小さくな
    いと判断された場合には分割切断することにより前記カ
    ッティングプレートの径よりも小さくすべく前記典型的
    な形状に対する分割切断プログラムを組合わせる分割判
    断部と、この組み合わされた切断プログラムに従ってレ
    ーザ加工機に指令する指令部と、を備えてなることを特
    徴とするレーザ加工機におけるスクラップ排出装置。
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