JP2016078063A - レーザ加工機、レーザ加工方法、加工データ作成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
30 NC装置(制御装置)
40〜45 外周線
70 フレーム(移動機構)
80 キャリッジ(移動機構)
81 レーザヘッド
100 レーザ加工機
201 対象穴データ取得部
202 分割数・外周切断方向設定部(分割数設定部,外周切断方向設定部)
203 外周切断アプローチ位置・分割点決定部(外周切断アプローチ位置決定部,分割点決定部)
204 加工順決定部
205 NCデータ生成部(加工データ生成部)
W 板材
Wop 穴
Claims (14)
- 板材に対して、前記板材を切断するレーザを照射するレーザヘッドと、
前記レーザヘッドを前記板材に対して所定距離離間させた状態で、前記レーザヘッドを前記板材に対して相対的に前記板材の面に沿った第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向とに移動させる移動機構と、
前記移動機構によって前記レーザヘッドを前記板材に対して相対的に前記第1及び第2の方向に移動させて、所定の外周線で囲まれた穴形成領域をレーザで切断して前記板材に穴を形成するように制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記穴形成領域に0または1以上の第1の方向の分割線を設定し、前記穴形成領域に1または複数の前記第1の方向と直交する第2の方向の分割線を設定することによって、前記穴形成領域を複数の区画に分割するよう設定したとき、角に位置する区画における前記外周線上の第1の位置を、前記外周線の切断を開始する切断開始点とし、
前記外周線と、前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線との2つの交点のうち、前記切断開始点に近い側の交点を第1の交点、前記切断開始点と離れた側の交点を第2の交点とし、前記外周線を、前記外周線と前記分割線との交点をより多く通過する方向に、前記切断開始点から前記第2の交点に向かって切断したときに、前記第2の交点または前記第2の交点を過ぎた最初の区画における前記外周線上の第2の位置を、前記外周線の切断を分割する分割点とし、
前記外周線における前記切断開始点から前記分割点までを初期切断線として切断し、
前記外周線における前記分割点から前記切断開始点までを最終切断線としたとき、前記穴形成領域を、前記最終切断線を含む区画以外の区画が1つずつの区画として落下するように切断し、
前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線と、前記最終切断線とを切断することによって、前記最終切断線を含む区画が最後に落下するように切断するよう制御する
ことを特徴とするレーザ加工機。 - 前記制御装置は、
前記第2の交点を前記分割点とし、
前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線と前記最終切断線とを一連の切断線として切断するよう制御する
ことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。 - 前記制御装置は、前記第1の方向の分割線が1以上設定されているとき、前記穴形成領域における前記初期切断線を切断した後に、前記第2の方向の分割線を切断する前に、前記第1の方向の分割線を切断するよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工機。
- 前記制御装置は、前記第2の方向の分割線が複数設定されているとき、前記切断開始点とは最も離れた側の前記第2の方向の分割線より前記切断開始点に近い側の前記第2の方向の分割線へと順に切断するよう制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工機。
- 板材における所定の外周線で囲まれた穴形成領域における第1の方向に0または1以上の第1の方向の分割線が設定され、前記穴形成領域における前記第1の方向と直交する第2の方向に1または複数の第2の方向の分割線が設定されることによって、前記穴形成領域を複数の区画に分割するよう設定されているとき、角に位置する区画における前記外周線上の第1の位置に、前記外周線の切断を開始する切断開始点が設定され、
前記外周線と、前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線との2つの交点のうち、前記切断開始点に近い側の交点を第1の交点、前記切断開始点と離れた側の交点を第2の交点とし、前記外周線を、前記外周線と前記分割線との交点をより多く通過する方向に、前記切断開始点から前記第2の交点に向かって切断したときに、前記第2の交点または前記第2の交点を過ぎた最初の区画における前記外周線上の第2の位置に、前記外周線の切断を分割する分割点が設定され、
前記外周線における前記切断開始点から前記分割点までを初期切断線として切断し、
前記外周線における前記分割点から前記切断開始点までを最終切断線としたとき、前記穴形成領域を、前記最終切断線を含む区画以外の区画が1つずつの区画として落下するように切断し、
前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線と、前記最終切断線とを切断することによって、前記最終切断線を含む区画が最後に落下するように切断する
ことを特徴とするレーザ加工方法。 - 前記第2の交点に前記分割点が設定され、
前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線と前記最終切断線とを一連の切断線として切断する
ことを特徴とする請求項5記載のレーザ加工方法。 - 前記第1の方向の分割線が1以上設定されているとき、前記穴形成領域における前記初期切断線を切断した後に、前記第2の方向の分割線を切断する前に、前記第1の方向の分割線を切断することを特徴とする請求項5または6に記載のレーザ加工方法。
- 前記第2の方向の分割線が複数設定されているとき、前記切断開始点とは最も離れた側の前記第2の方向の分割線より前記切断開始点に近い側の前記第2の方向の分割線へと順に切断することを特徴とすることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のレーザ加工方法。
- 板材に対して所定の大きさ及び形状の穴を開ける穴形成領域が設定された図形データに基づき、前記穴形成領域を、0または1以上の第1の方向の分割線と1または複数の前記第1の方向と直交する第2の方向の分割線とによって、いくつの区画に分割するかを設定する分割数設定部と、
前記穴形成領域の外周線を切断する切断方向を設定する外周切断方向設定部と、
前記穴形成領域を複数の区画に分割したときの角に位置する区画における前記外周線上の第1の位置を、前記外周線の切断を開始する位置であるアプローチ位置と決定する外周切断アプローチ位置決定部と、
前記外周線と、前記アプローチ位置に最も近い前記第2の方向の分割線との2つの交点のうち、前記アプローチ位置に近い側の交点を第1の交点、前記アプローチ位置と離れた側の交点を第2の交点とし、前記外周線を、前記アプローチ位置から前記第2の交点に向かって前記切断方向に切断したときに、前記第2の交点または前記第2の交点を過ぎた最初の区画における前記外周線上の第2の位置を、前記外周線の切断を分割する位置である分割点と決定する分割点決定部と、
前記穴形成領域を加工する加工順を、
(1)前記外周線における前記アプローチ位置から前記分割点までを初期切断線として、前記外周切断方向設定部で設定された切断方向に切断;
(2)前記外周線における前記分割点から前記アプローチ位置までを最終切断線としたとき、記穴形成領域を、前記最終切断線を含む区画以外の区画が1つずつの区画として落下するように切断;
(3)前記穴形成領域を、前記切断開始点に最も近い前記第2の方向の分割線と、前記最終切断線とを切断することによって、前記最終切断線を含む区画が最後に落下するように切断;
よりなる(1)から(3)の順と決定する加工順決定部と、
前記加工順決定部が決定した加工順で前記板材を加工するようレーザ加工機を制御するための加工データを生成する加工データ生成部と、
を備えることを特徴とする加工データ作成装置。 - 前記外周切断アプローチ位置決定部は、
前記複数の区画におけるそれぞれの角に位置する区画における前記外周線上に位置する複数の候補点より、前記切断方向に応じて候補点を抽出し、
抽出した候補点から選択した候補点を前記第1の位置とする
ことを特徴とする請求項9記載の加工データ作成装置。 - 前記加工順決定部は、前記第1の方向の分割線が1以上設定されているとき、加工順(2)を、前記穴形成領域における前記初期切断線を切断した後に、前記第2の方向の分割線を切断する前に、前記第1の方向の分割線を切断する加工順と決定することを特徴とする請求項9または10に記載の加工データ作成装置。
- 前記加工順決定部は、前記第2の方向の分割線が複数設定されているとき、加工順(2)を、前記切断開始点とは最も離れた側の前記第2の方向の分割線より前記切断開始点に近い側の前記第2の方向の分割線へと順に切断する加工順と決定することを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の加工データ作成装置。
- 前記加工順決定部は、加工順(3)を、前記アプローチ位置に最も近い前記第2の方向の分割線と前記最終切断線とを一連の切断線として切断する加工順と決定することを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の加工データ作成装置。
- 前記分割数設定部、前記外周切断方向設定部、前記外周切断アプローチ位置決定部、前記分割点決定部、前記加工順決定部、前記加工データ生成部は、前記穴形成領域の形状が、角,長角,丸,長丸のいずれかの形状であるとき、それぞれの動作を行うことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の加工データ作成装置。
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