JP2006218535A - レーザ加工方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザ加工による穴加工時に切抜かれる切抜き片に損傷を与えることなく穴加工を行うことのできるレーザ加工方法及び装置を提供する。
【解決手段】 レーザ加工ヘッド15からワークWへレーザ光LBを照射すると共にワークに対して前記レーザ加工ヘッド15を相対的に移動して、閉曲線41によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法であって、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置Sから前記閉曲線41に沿ってのレーザ加工を行い、前記到達位置Sに前記レーザ加工ヘッド15が再び到達し前記閉曲線に沿って前記到達位置Sを前記レーザ加工ヘッド15が僅かに通過したときにレーザ出力をほぼ零又は零にすると共に、ワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度を非停止状態で制御するレーザ加工方法及び装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば板状のワークに、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法及び上記レーザ加工方法に使用するレーザ加工装置に係り、さらに詳細には、ワークに穴加工を行うことによりワークから切り抜かれた切抜き片が落下するとき、前記穴内で傾斜したような場合であっても、前記切抜き片及び穴の内周面への悪影響のないレーザ加工方法及び装置に関する。
従来、図4に示すように、ワークテーブル1上の複数のスキッド又は針山3によって支持されているワークWに、レーザ加工ヘッド5からレーザ光を照射して穴加工を行うと、ワークWから切り抜かれた切抜き片Bが穴7内において落下するとき、傾斜して落下することになる。上述のように、切抜き片Bが穴7から落下するとき、前記切抜き片Bと前記穴7の内周面との接触位置付近へレーザ光が照射されると、切抜き片Bの照射された部分が溶融されると共に、溶融物が穴7の内周面に付着することがあるなどの問題がある。
上記問題を解消することを目的とした先行例として特許文献1がある。
特開2004−122217号公報
上記特許文献1に記載の発明においては、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工する場合、上記閉曲線に沿ってのレーザ加工時に微小な突起部を形成して切抜き片の分離を行い、その後に前記突起部の加工を行うものである。
特許文献1に記載の発明によれば、穴の内周面に対する溶融物の付着は軽減されるものの、閉曲線に沿ってレーザ加工を行った後に微小な突起部を除去するためのレーザ加工を行う必要があり、レーザ加工の能率向上を図る上においてさらなる改善が求められている。
本発明は前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、レーザ加工ヘッドからワークへレーザ光を照射すると共にワークに対して前記レーザ加工ヘッドを相対的に移動して、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法であって、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置から前記閉曲線に沿ってのレーザ加工を行い、前記到達位置に前記レーザ加工ヘッドが再び到達し前記閉曲線に沿って前記到達位置を前記レーザ加工ヘッドが僅かに通過したときにレーザ出力をほぼ零又は零にすることを特徴とするものである。
また、レーザ加工ヘッドからワークへレーザ光を照射すると共にワークに対して前記レーザ加工ヘッドを相対的に移動して、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法であって、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置から前記閉曲線に沿ってレーザ加工を行い、前記到達位置に前記レーザ加工ヘッドが再び到達し前記閉曲線に沿って前記到達位置を前記レーザ加工ヘッドが通過した後、前記レーザ加工ヘッドに備えたギャップセンサによって検出していたワークとレーザ加工ヘッドとのギャップの検出値が大きく変化したときに、レーザ出力をほぼ零又は零に制御すると共にワークに対するレーザ加工ヘッドの相対的な移動速度を非停止状態で制御することを特徴とするものである。
また、レーザ発振器からのレーザ光をワークへ照射するレーザ加工ヘッドと、このレーザ加工ヘッドからワークへ照射されるレーザ光の出力を制御自在のレーザ出力制御手段と、レーザ加工されるワークを支持して前記レーザ加工ヘッドに対し相対的に移動自在のワークテーブルと、閉曲線によって囲繞された穴を前記ワークにレーザ加工する際、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置を、前記閉曲線に沿っての前記レーザ加工ヘッドの相対的な移動時に、当該レーザ加工ヘッドが通過したか否かを検出する通過検知手段と、この通過検知手段の通過検知により前記レーザ出力制御手段を制御する動作制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記レーザ加工装置において、前記動作制御手段は、前記通過検知手段の通過検知により前記レーザ加工ヘッドに対する前記ワークテーブルの相対的な移動速度を制御する機能を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工して、ワークから切抜き片を分離するとき、前記切抜き片がワークから分離されて落下するのとほぼ同時的にレーザ出力をほぼ零にすることができ、分離された後の切抜き片にレーザ光が照射されるようなことがなく、切抜き片の一部が溶融されることを防止できるものである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、本実施形態に係るレーザ加工装置11は、図1に概念的、概略的に示すように、一般的なレーザ加工装置と同様に、レーザ発振器13から発振されたレーザ光LBをワークWへ照射するレーザ加工ヘッド15を備えている。このレーザ加工ヘッド15に備えたノズル先端部17には、ワークWの表面とノズル先端部17との間のギャップを検出するためのギャップセンサ(図示省略)が備えられており、このギャップセンサの検出に基いてZ軸モータ19の制御を行うことにより、ワークWのレーザ加工時にはワークWとノズル先端部17との間のギャップは常に一定に制御されるものである。
さらに、前記レーザ加工装置11には、前記レーザ発振器13から発振されて前記レーザ加工ヘッド15からワークWへ照射されるレーザ光LBの出力を制御自在なレーザ出力制御手段14が備えられている。このレーザ出力制御手段14は、例えばレーザ光を絞り自在かつ遮断自在なシャッター機構よりなるものである。しかし、レーザ出力制御手段としては、レーザ発振器13へ供給する電力を制御する構成とすることも可能である。
前記ワークWは、針山3等を備えたワークテーブル1上に支持されている。上記ワークテーブル1は、X軸サーボモータ、Y軸サーボモータ等のサーボモータ21の駆動により、前記レーザ加工ヘッド15に対して相対的にX,Y軸方向へ移動自在に構成してある。そして、レーザ加工ヘッド15に対するワークWのX,Y軸方向への相対的な移動位置は、例えばサーボモータ21に備えたパルスエンコーダ等のごとき位置検出手段23によって常に検出されているものである。
なお、レーザ加工ヘッド15とワークWとのX,Y軸方向への移動は相対的なものであり、レーザ加工ヘッド15又はワークWの一方をX,Y軸方向へ移動する構成としてもよく、またレーザ加工ヘッド15又はワークWの一方をX軸方向へ、他方をY軸方向へ移動する構成としてもよいものである。ところで、この種のレーザ加工装置は周知であるから、より詳細な説明は省略する。
さらに前記レーザ加工装置11には、当該レーザ加工装置11の制御を行うためのCNCなどのごとき制御装置25を備えている。この制御装置25には、入力手段27から入力されたレーザ加工用の加工プログラムを解析するプログラム解析手段29が備えられていると共に、上記プログラム解析手段29の解析に基いて前記レーザ発振器13、レーザ出力制御手段14、Z軸モータ19、サーボモータ21などの動作を制御するための動作制御手段31が備えられている。
さらに、前記制御装置25には、通過検出手段(比較検出手段)33が備えられている。この通過検出手段33は、閉曲線によって囲繞された穴をワークWにレーザ加工するとき、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外の位置をスタート位置としてレーザ加工を開始して、相対的な移動により前記閉曲線位置へレーザ加工ヘッド5が到達した到達位置を、前記閉曲線に沿っての前記レーザ加工ヘッド15の相対的な移動時に、レーザ加工ヘッド15が通過したか否かを検知するものである。そして、前記通過を検知してから僅かな時間経過後又は前記到達位置から僅かな距離移動した後に、前記通過検出手段33は、前記動作制御手段31に対して指令信号を出力するものである。
前記動作制御手段31は、前記指令信号が入力されると、前記レーザ出力制御手段14の動作を制御してレーザ出力をほぼ零又は零にすると共に、前記サーボモータ21の動作を制御して、閉曲線に沿ってのレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度を非停止状態で制御するものである。すなわち、相対的な移動速度を、減速又は増速するように、或は等速を保持するように制御する。
前記レーザ加工ヘッド15が前記到達位置を通過してからの前記僅かな時間又は僅かな移動距離は、ワークWのレーザ加工を開始する前に予め行った試しレーザ加工に基づき記憶手段35に予め格納してあるデータを利用するものである。なお、記憶手段35に予め格納する僅かな時間又は僅かな移動距離は、ワークWの材質、板厚、加工条件等に基いて予め試験を行ったデータや過去の加工実績に基づくデータであることが望ましいものである。
以上のごとき構成において、例えば、図2(A)に示されるように、ワークWに対して適宜形状の閉曲線41に沿ってレーザ加工を行う場合、閉曲線41によって囲繞された領域の部分(切抜き片)43をスクラップにする場合には、切抜き片43にレーザ加工のスタート位置Pが設定される。なお、前記切抜き片43を製品にする場合には、スタート位置Pは前記閉曲線41によって囲繞された領域外に設定されるものである。
さて、前記閉曲線41に沿ってワークWのレーザ加工を行うための加工プログラムが入力手段27から制御装置25に入力されると、当該制御装置25に備えたプログラム解析手段29によって加工プログラムの解析が行われ、動作制御手段31の制御の下にレーザ加工装置11の各動作部が制御され、予め設定された加工条件でもってスタート位置Pからレーザ加工が開始される。そして、レーザ加工が進行し、ワークWに対する相対的な移動によってレーザ加工ヘッド15が前記閉曲線41の位置に到達すると、この到達位置Sから閉曲線41に沿ってレーザ加工が矢印方向に行われるものである。
予め設定された適正加工条件でもって前記閉曲線41に沿ってのレーザ加工が行われると(前記到達位置Sから到達位置Sに再び達するまでの途中位置T)、通過検出手段(比較検出手段)33によってレーザ加工ヘッド15が再び前記到達位置Sに到達したか否かの検出(検知)が行われる。この検出は、例えば、ワークWに対してレーザ加工ヘッド15を相対的に移動するときの加工プログラムに同一の座標値が含まれているか否かを判別し、指令値が前記到達位置Sの座標値と同一の場合に、到達位置Sにレーザ加工ヘッド15が再び到達したこととして検出できるものである。
そして、前記通過検出手段33によってレーザ加工ヘッド15が前記到達位置Sに到達したことが検出されると、記憶手段35に予め格納してある僅かな時間又は僅かな移動距離を経過した位置Uにおいて加工条件が変更される。すなわち、上記経過位置Uにおいて、図2(B)に示すように、レーザ出力がほぼ零又は零に制御される。すなわちシャッター機構などよりなるレーザ出力制御手段14が作動されると、レーザ発振器13から発振されるレーザビームLBを遮断する。
また、レーザ加工ヘッド15が到達位置Sから僅かに移動した経過位置Uにおいてはサーボモータ21の回転が非停止状態で適宜に制御されて、ワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度が所定速度に制御される。さらにアシストガス圧制御手段(図示省略)が制御されて、レーザ加工ヘッド15からワークWへ噴出されるアシストガスの圧力が低下される。その後、位置Vにおいて相対的な移動速度が減速され、位置Eにおいて停止される。
前述したように、前記経過位置Uにおいての非停止状態での制御は、経過位置Uで停止することなく適宜速度で通過するように制御するものである。この場合、図2(B)に示すように、僅かに増速することが望ましいものである。すなわち、経過位置Uにおいてレーザ出力がほぼ零又は零に制御されるとしても、例えばシャッター機構等によってレーザビームを遮断するとき、レーザ出力が零になるまで微小時間を要するものである。この微小時間においてワークWにレーザ光が照射される部分は、既にレーザ加工が行われた部分であって2度切りを行うことになる。
この場合、ワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動が停止されると、前記微小時間にレーザ光が一点に集中して照射されることになるので、停止することは望ましいものではない。したがって、ワークに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度を増速して一点に集中することを回避することが望ましいものである。
ところで、ワークWのレーザ加工を行う場合、図3に示すように、レーザ加工の進行方向が矢印方向である場合、ワークWの上面WUの溶融位置(加工位置)P1に対して下面WLの溶融位置(加工位置)P2が遅れる傾向にある。したがって、ワークWの上面WUの加工位置P1と下面WLの加工位置P2との間には、レーザ加工の進行方向に差Hを生じることになる。
よって、前記閉曲線41に沿ってレーザ加工を行うとき、レーザ加工ヘッド15が到達位置Sに到達した場合であっても、ワークWと切抜き片43はワークWの下側部分において僅かに連結した状態にあり、経過位置Uに達したときにワークWから切抜き片43の切断分離が行われるものである。すなわち、前記到達位置Sから経過位置Uまでの距離は前記差Hにほぼ等しいものである。
したがって、ワークWから切抜き片43が切断分離されて落下するのとほぼ同時にレーザ出力がほぼ零又は零に制御され、かつワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度が非停止状態で適宜に制御されるものであるから、ワークWから落下する切抜き片43に対してレーザ光LBが照射されるようなことがなく、落下した切抜き片43の一部を溶融することが抑制されるものである。また、ワークWからの切抜き片43の切抜きは一工程のレーザ加工によって行われるもので、閉曲線によって囲繞された穴の加工を能率良く行うことができるものである。
ところで、前述の説明においては、ワークWに対してレーザ加工ヘッド15が相対的に移動し、閉曲線41に沿ってのレーザ加工時に、到達位置Sに到達してこの到達位置Sを僅かに通過した後にレーザ出力をほぼ零又は零にすると共に、ワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度を非停止状態で適宜に制御する旨説明した。
しかし、次のごとき構成とすることも可能である。すなわち、レーザ加工ヘッド15のノズル先端部17に備えたギャップセンサによってワークWと上記ノズル先端部17とのギャップを常に検出し、ワークWに穴加工を行うべく閉曲線41に沿ってレーザ加工を行っているときに、切抜き片43が落下を開始することにより、ギャップセンサの検出値が通常の検出値の変化範囲に比較して所定値以上に大きく変化したときに、レーザ出力をほぼ零又は零に制御すると共に、ワークWに対するレーザ加工ヘッド15の相対的な移動速度を制御することも可能である。このような方法においても前述と同様の効果を奏し得るものである。
本発明の実施形態に係るレーザ加工装置の概念的、概略的な説明図である。 穴加工を行う場合の作用説明図である。 レーザ加工時のワークの上面、下面の加工位置のずれ状態を示す説明図である。 従来のレーザ加工による穴加工時の問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 ワークテーブル
11 レーザ加工装置
14 レーザ出力制御手段
15 レーザ加工ヘッド
W ワーク
LB レーザ光

Claims (5)

  1. レーザ加工ヘッドからワークへレーザ光を照射すると共にワークに対して前記レーザ加工ヘッドを相対的に移動して、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法であって、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置から前記閉曲線に沿ってのレーザ加工を行い、前記到達位置に前記レーザ加工ヘッドが再び到達し前記閉曲線に沿って前記到達位置を前記レーザ加工ヘッドが僅かに通過したときにレーザ出力をほぼ零又は零にすることを特徴とするレーザ加工方法。
  2. レーザ加工ヘッドからワークへレーザ光を照射すると共にワークに対して前記レーザ加工ヘッドを相対的に移動して、閉曲線によって囲繞された穴をレーザ加工するレーザ加工方法であって、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置から前記閉曲線に沿ってレーザ加工を行い、前記到達位置に前記レーザ加工ヘッドが再び到達し前記閉曲線に沿って前記到達位置を前記レーザ加工ヘッドが通過した後、前記レーザ加工ヘッドに備えたギャップセンサによって検出していたワークとレーザ加工ヘッドとのギャップの検出値が大きく変化したときに、レーザ出力をほぼ零又は零に制御することを特徴とするレーザ加工方法。
  3. 請求項1又は2に記載のレーザ加工方法において、レーザ出力をほぼ零又は零にするのとほぼ同時にワークに対するレーザ加工ヘッドの相対的な移動速度を非停止状態で制御することを特徴とするレーザ加工方法。
  4. レーザ発振器からのレーザ光をワークへ照射するレーザ加工ヘッドと、このレーザ加工ヘッドからワークへ照射されるレーザ光の出力を制御自在のレーザ出力制御手段と、レーザ加工されるワークを支持して前記レーザ加工ヘッドに対し相対的に移動自在のワークテーブルと、閉曲線によって囲繞された穴を前記ワークにレーザ加工する際、前記閉曲線によって囲繞された領域内又は領域外からレーザ加工を開始して前記閉曲線位置へ前記レーザ加工ヘッドが到達した到達位置を、前記閉曲線に沿っての前記レーザ加工ヘッドの相対的な移動時に、当該レーザ加工ヘッドが通過したか否かを検出する通過検知手段と、この通過検知手段の通過検知により前記レーザ出力制御手段を制御する動作制御手段とを備えていることを特徴とするレーザ加工装置。
  5. 請求項4に記載のレーザ加工装置において、前記動作制御手段は、前記通過検知手段の通過検知により前記レーザ加工ヘッドに対する前記ワークテーブルの相対的な移動速度を制御する機能を備えていることを特徴とするレーザ加工装置。
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