JPH1024336A - 金型のノックアウト装置 - Google Patents

金型のノックアウト装置

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JPH1024336A
JPH1024336A JP20126596A JP20126596A JPH1024336A JP H1024336 A JPH1024336 A JP H1024336A JP 20126596 A JP20126596 A JP 20126596A JP 20126596 A JP20126596 A JP 20126596A JP H1024336 A JPH1024336 A JP H1024336A
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JP20126596A
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Akira Matsumura
松村明
Nobuyuki Ishinaga
石永信行
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1個の駆動源で複数のノックアウトを駆動出
来、しかも金型の剛性が損なわれることのないノックア
ウト装置を提供する。 【解決手段】金型23に設けた揺動回転自在のシャフト
13に複数のレバー11を固設し、それぞれのレバー1
1の先端部と、金型23内の複数のノックアウトピン9
のそれぞれのノックアウトピン9の端面とを当設すると
ともに、少なくとも1個のレバー11の先端部とプレス
機械のノックアウトピン18の端面とが直接、あるいは
間接的に当接する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械で成形
されたワークを金型から取り出す装置に関するものであ
る。本発明は、下型に残ったワークを上方に向けてノッ
クアウトする場合と、上型に残ったワークを下方に向け
てノックアウトする場合の両方を含んでいる。
【0002】ワークは半加工品、あるいは完成品を意味
している。すなわち、本発明は、例えば、トランスファ
プレスに適用されるものであるため、工程毎にワークの
形状は異なっている。
【0003】
【従来の技術】実公平7−19644は、複数工程のノ
ックアウトを1個の駆動源でまとめて駆動可能であり、
さらにノックアウトバーが存在するため、ノックアウト
バーがある所ならどこでもノックアウトピンを立てるこ
とが出来る。
【0004】しかし、ノックアウトバーを可動とするた
めに、金型に空間を設ける必要があり、この空間によっ
て金型の剛性が損なわれるおそれがある。換言すれば、
従来の装置においては、金型の剛性を上げる工夫が必要
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1個
の駆動源で複数のノックアウトを駆動出来、しかも金型
の剛性が損なわれることのないノックアウト装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】金型23に設けた揺動回
転自在のシャフト13に複数のレバー11を固設し、そ
れぞれのレバー11の先端部と、金型23内の複数のノ
ックアウトピン9のそれぞれのノックアウトピン9の端
面とを当設するとともに、少なくとも1個のレバー11
の先端部とプレス機械のノックアウトピン18の端面と
が直接、あるいは間接的に当接する構成にする。
【0007】
【作用】プレス機械のノックアウトピン18が上下動す
ると、レバー11を介してシャフト13が揺動回転す
る。シャフト13が揺動回動すると、レバー11も揺動
回転する。レバー11の揺動回転によって、ノックアウ
トピン9は昇降する。金型24内に残ったワーク7は、
カウンタパンチ8を介して、ノックアウトピン9により
金型24からノックアウトされる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1から図4に示す本発明の実施
例において、プレス機械のスライド1には上型22が固
設され、ボルスタ2には下型23が固設されている。上
型22の上ダイセットプレート3にはパンチ5が、下型
23の下ダイセットプレート4にはダイホルダ21に取
り付けられたダイス6が、それぞれ対向して設けられて
いる。
【0009】ダイス6には、カウンタパンチ8が昇降自
在に組み込まれ、カウンタパンチ8の下には、ノックア
ウトピン9が昇降自在に配備されている。
【0010】ワーク7は、ダイス6に供給され、パンチ
5とダイス6によりプレス加工される。ワーク7は、ト
ランスファのフィンガ(図示せず)によって、隣接する
金型へ順次送られることになっている。
【0011】図2、図3に示すように、シャフト13
は、ブロック14によって揺動回転自在に保持されてい
る。ブロック14は2分割されていて、シャフト13を
包み込み、ボルトでダイホルダ21に固設されている。
【0012】シャフト13には、回り止め部15、16
が複数設けられている。この回り止め部15、16は、
多角形形状になっていて、レバー11の多角形形状の穴
と嵌合している。
【0013】レバー11の多角形形状の穴とシャフト1
3の多角形形状部とは、回り止め部15において嵌合し
ているから、レバー11はシャフト13に対して回転す
ることはなく、さらに、レバー11は、ボルト17でシ
ャフト13に固設されている。そして、図3に示すよう
に、レバー11の側面は、ブロック14及び切り欠き穴
20で規制されているので、シャフト13は左右に移動
しない。
【0014】レバー11の先端部は、ノックアウトピー
ス10の切り欠き部に係合している。図5に示すよう
に、レバー11の先端部とノックアウトピース10との
間に、ライナ12を介在させてもよい。
【0015】各部材が、レバー11の先端部とノックア
ウトピン9の端面が大幅にずれることがないようなプロ
ポーション及び精度になっている場合は、ノックアウト
ピース10、ライナ12は、無くてもよい。その場合、
図6と図7に示すように、レバー11の先端部に、ノッ
クアウトピン9及びノックアウトピン18の端面が、直
接当接する構成となる。
【0016】図1において、ノックアウトピース10の
下には、プレス機械に設けた1個の駆動源、すなわち、
ノックアウトピン18が昇降自在に配備され、その下に
はノックアウト駆動ピン19が設けられている。
【0017】ノックアウト駆動ピン19は、機械的に、
あるいは液圧を用いて上下動する構成になっている。
【0018】ノックアウト駆動ピン19は、本実施例の
場合は、中央のノックアウトピン18の下に設けてある
が、中央以外にノックアウトピン18を設け、その下に
設けてもよい。さらに、ノックアウト駆動ピン19を用
いずに、プレス機械にシャフト13を直接揺動回転させ
るための駆動装置を組み込んでもよい。
【0019】他の実施例としては、図8に示すように、
1個の駆動源により作動させる場合でも、ノックアウト
力をより強力なものとし、ノックアウト作業をより確実
なものにするため、シャフト13、レバー11を対にし
て用いてもよい。
【0020】さらに、他の実施例としては、図9に示す
ように、プレス機械のスライド1側にも設けて、上型に
残ったワーク7をノックアウトする構成にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、1個の駆動源で複数の工程に
おけるノックアウト作業を行うことが出来、ノックアウ
トバーがないから金型の剛性が損なわれる事がないと言
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のノックアウト装置の正面断面
【図2】同じく、第1図におけるA−A断面図
【図3】同じく、第2図におけるB−B断面図
【図4】同じく、主要部材を含むイメージ図
【図5】レバーの先端部にライナを設けた場合の説明図
【図6】レバーの先端部にノックアウトピンが直接当接
する場合のノックアウト装置の正面断面図
【図7】同じく、第6図におけるC−C断面図
【図8】レバーを対向して設けた場合の説明図
【図9】ノックアウト装置をスライドに組み込んだ場合
の説明図
【符号の説明】
1はスライド、2はボルスタ、3は上ダイセットプレー
ト、4は下ダイセットプレート、5はパンチ、6はダイ
ス、7はワーク、8はカウンタパンチ、9はノックアウ
トピン、10はノックアウトピース、11はレバー、1
2はライナ、13はシャフト、14はブロック、15、
16は回り止め部、17はボルト、18はノックアウト
ピン、19はノックアウト駆動ピン、20は切り欠き
穴、21はダイホルダ、22は上型、23は下型、24
は金型、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個の駆動源で複数の工程におけるノック
    アウト作業をさせるプレス機械のノックアウト装置にお
    いて、金型に設けた揺動回転自在のシャフト(13)に
    複数のレバー(11)を固設し、それぞれのレバー(1
    1)の先端部と、金型内の複数のノックアウトピン
    (9)のそれぞれの端面とを当設するとともに、少なく
    とも1個のレバー(11)の先端部とプレス機械のノッ
    クアウトピン(18)の端面とを当接する構成にしたこ
    とを特徴とする金型のノックアウト装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、レバー(11)の先端
    部にノックアウトピース(10)を係合させ、金型のノ
    ックアウトピン(9)の端面とプレス機械のノックアウ
    トピン(18)の端面との間に設けたことを特徴とする
    金型のノックアウト装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記レバー(11)の
    先端部と前記ノックアウトピース(10)との間に、ラ
    イナ(12)を介在させたことを特徴とする金型のノッ
    クアウト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106862318A (zh) * 2017-03-09 2017-06-20 广州市坎恩眼镜有限公司 一种改进型工件弯曲装置
CN106862341A (zh) * 2017-03-09 2017-06-20 广州市坎恩眼镜有限公司 一种新型工件弯曲装置
CN106914526A (zh) * 2017-03-09 2017-07-04 广州市坎恩眼镜有限公司 一种工件弯曲装置
CN108273935A (zh) * 2018-03-18 2018-07-13 黄素兰 具有出料结构的冲压装置

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CN106914526B (zh) * 2017-03-09 2018-08-07 范翠贞 一种工件弯曲装置
CN108273935A (zh) * 2018-03-18 2018-07-13 黄素兰 具有出料结构的冲压装置
CN108273935B (zh) * 2018-03-18 2019-05-03 丰顺国友电声元件有限公司 具有出料结构的冲压装置

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