JPH10241059A - クレジット処理装置 - Google Patents

クレジット処理装置

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JPH10241059A
JPH10241059A JP4547297A JP4547297A JPH10241059A JP H10241059 A JPH10241059 A JP H10241059A JP 4547297 A JP4547297 A JP 4547297A JP 4547297 A JP4547297 A JP 4547297A JP H10241059 A JPH10241059 A JP H10241059A
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JP
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credit
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JP4547297A
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English (en)
Inventor
Tsugiharu Uematsu
嗣晴 植松
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クレジット処理に必須の支払方法の選択および
支払データの入力を迅速かつ正確に行えるようにする。 【解決手段】履歴記憶手段(13T,33T)と履歴抽
出手段〔11,12(31,32)〕と履歴表示制御手
段(11,12)と採用宣言手段14Dとを設け、前回
までのクレジット処理を抽出かつ表示させるとともに前
回までのクレジット処理履歴中の支払方法および支払デ
ータの全部または一部をそのまま再利用(採用)して今
回のクレジット処理を実行可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支払方法の選択お
よび選択された支払方法に対応する支払データの入力を
必須としてクレジットカード利用者についてのクレジッ
ト処理を実行可能に形成されたクレジット処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】クレジット処理装置は、顧客の商品購入
金額等についてクレジットカードを利用して決済(クレ
ジット処理)を実行するものである。したがって、専用
装置のみならず例えばPOSシステム(端末)に一体的
に形成される場合もある。
【0003】クレジット売上宣言をすると、クレジット
処理プログラム(例えば、図7)が起動される。クレジ
ットカードから記憶データを読取る(ST40)とガイ
ダンスが表示され、オペレータは次のように操作する。
【0004】暗証番号を入力(図7のST41のYE
S)し、商品区分を入力(ST42のYES)する。引
続き、金額,税額,送料を入力(ST43のYES,S
T44のYES,ST45のYES)する。POSシス
テムと一体的に形成されたものでは、金額等々は商品登
録後の1取引終了宣言を条件に自動的に読込まれる場合
が多い。
【0005】以上のいわばクレジット処理対象データ特
定入力をした後に、必須の支払方法の選択と選択された
支払方法に対応する支払データの入力を行う(ST4
5)。しかる後に、実行宣言(ST47のYES)をす
ることにより、クレジット処理(ST48)が実行され
る。クレジット処理結果データは、POSシステムの上
位機を介しまたは直接にクレジット会社のホストへ送信
(ST49)される。なお、途中にホストへ与信照会等
を行う。しかし、クレジット会社や金額によっては、省
略される場合もある。
【0006】ここに、図7のST46で選択入力する支
払区分には、例えば図8に示す一括払い,リボルビング
払い,ボーナス払い,分割払いやボーナス併用分割払い
がある。したがって、オペレータは、顧客の申出を確認
した後に、いずれかの支払方法を選択する。
【0007】選択された支払方法が、例えば分割・ボー
ナス払いの場合、オペレータは例えば図9に示す手続に
より支払データの入力をする。すなわち、ボーナス払い
のみを選択した場合(図9のST50のYES)は、分
割(支払)回数と支払開始月とをキー入力する(ST5
8のYES,ST59のYES)。これにより、ボーナ
ス月毎の支払額が計算される(ST60)。
【0008】月毎の分割払いを選択した場合(ST50
のNO)には、分割(支払)回数と支払開始月とを入力
(ST51のYES,ST52のYES)する。さら
に、ボーナス払い併用が選択(ST53のYES)され
ると、支払回数と支払開始月とをキー入力する(ST5
4のYES,ST55のYES)。これにより、ボーナ
ス月毎支払額が計算(ST56)される。しかる後にま
たはボーナス払い併用が選択されない場合(ST53の
NO)に、月毎支払額が計算(ST57)される。以
下、図7のST47へ進む。
【0009】このように、クレジット処理には、定めら
れた手続をその順序にしたがって正確に行うことが求め
られる。しかも、選択可能な支払方法と入力すべき選択
支払方法別の支払データとは、クレジット会社ごとにも
異なる場合が多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かくして、例えばPO
Sシステムの端末オペレータにしてみると、現金払いの
場合と比較して非常に手間が掛りかつ慎重性が求められ
る。この点に関して、大幅な業務能率の改善が強く求め
られている。このことは、常連とするクレジットカード
利用者にとっても、毎回に同一的事項の確認があるので
煩わしくかつ待ち時間が長いという問題があると指摘さ
れている。
【0011】本発明の目的は、クレジット処理に必須の
支払方法の選択および支払データの入力を迅速かつ正確
に行えるとともに業務能率を大幅に向上し得るクレジッ
ト処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】クレジットカード利用者
のほとんどは、例えば同一店舗においては同一のクレジ
ットカードを利用しかつ同一の支払方法および支払デー
タを選択している。さらに、カード利用者の中には、支
払方法とその支払データについてオペレータの大声確認
の下にその都度に申告しなければならないことに抵抗を
持つ者も多い。本発明は、この運用の実際に着目し、先
のクレジット処理の履歴を再利用可能とし、前記目的を
構成するものである。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、支払方法の
選択および選択された支払方法に対応する支払データの
入力を必須としてクレジットカード利用者についてのク
レジット処理を実行可能に形成されたクレジット処理装
置において、前記クレジットカード利用者ごとのクレジ
ット処理履歴を記憶可能かつ今回のクレジット処理実行
以前に前回までのクレジット処理履歴を抽出可能に形成
し、抽出されたクレジット処理履歴に含まれる前回まで
の前記支払方法および前記支払データの全部または一部
を今回のクレジット処理のための支払方法および支払デ
ータの全部または一部として再利用可能に形成し、今回
のクレジット処理に際する支払方法の選択および支払デ
ータの入力の全部または一部を省略可能に形成した、こ
とを特徴とする。
【0014】かかる発明では、クレジット処理が終了す
ると、当該クレジット処理履歴は記憶される。次のクレ
ジット処理の実行に際しては、当該クレジットカード利
用者に関しての前回までのクレジット処理履歴を抽出で
きかつその支払方法および支払データの全部または一部
を今回クレジット処理のための支払方法および支払デー
タの全部または一部として再利用することができる。し
たがって、クレジット処理に必須の支払方法の選択およ
び支払データの入力を迅速かつ正確に行えるとともに業
務能率を大幅に向上し得る。
【0015】また、請求項2の発明は、支払方法の選択
および選択された支払方法に対応する支払データの入力
を必須としてクレジットカード利用者についてのクレジ
ット処理を実行可能に形成されたクレジット処理装置に
おいて、前記クレジットカード利用者ごとのクレジット
処理履歴を記憶可能な履歴記憶手段と,この履歴記憶手
段から当該クレジットカード利用者の前回までのクレジ
ット処理履歴の全部または一部を抽出する履歴抽出手段
と,抽出されたクレジット処理履歴を表示器に表示する
履歴表示制御手段と,表示されたクレジット処理履歴を
採用する旨の宣言を行う採用宣言手段とを設け、採用さ
れたクレジット処理履歴中の支払方法および支払データ
を再利用して今回のクレジット処理を実行可能に形成し
た、ことを特徴とする。
【0016】かかる発明では、クレジット処理が終了す
ると、当該クレジット処理履歴は履歴記憶手段に記憶さ
れる。次のクレジット処理の実行に際しては、履歴抽出
手段が履歴記憶手段に記憶されているクレジット処理履
歴の中から当該クレジットカード利用者の前回までのク
レジット処理履歴を抽出すると、履歴表示制御手段がそ
れを表示器に表示する。採用宣言手段を用いて表示され
たクレジット処理履歴を採用する旨を宣言すると、当該
クレジット処理履歴中の支払方法および支払データを採
用して今回のクレジット処理を実行する。
【0017】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらに表示されたクレジット
処理履歴を採用する旨の宣言をするだけでよいので取扱
いが一段と容易である。
【0018】また、請求項3の発明は、前記表示器に表
示された複数のクレジット処理履歴中から前記採用をし
ようとする1つを選択可能な履歴選択手段が設けられて
いるクレジット処理装置である。
【0019】かかる発明では、表示器に複数のクレジッ
ト処理履歴が表示された場合には、履歴選択手段を用い
てその1つを選択することができる。したがって、請求
項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができ
る他、さらに履歴記憶手段を当該クレジット会社のホス
ト等に設ければ、クレジットカード利用者が先にどこで
利用した場合でも当該支払方法と支払データとを選択で
きるので適用性が一段と広い。
【0020】さらに、請求項4の発明は、前記クレジッ
ト処理履歴を形成する前記支払データの全部または一部
を書替え可能に形成されているクレジット処理装置であ
る。
【0021】かかる発明では、採用しようとするクレジ
ット処理履歴の中の支払データの全部または一部を書替
えることができる。したがって、請求項2および請求項
3の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに
クレジットカード利用者の都合に対する選択性が広い。
【0022】さらにまた、請求項5の発明は、前記履歴
表示制御手段が、抽出されたクレジット処理履歴中の前
記支払データを形成する具体的数値の全部または一部に
ついては非表示とするように選択切替え可能に形成され
ているクレジット処理装置である。
【0023】かかる発明では、履歴表示制御手段は、選
択切替えによって抽出されたクレジット処理履歴中の支
払データを形成する具体的数値(例えば、分割回数,ボ
ーナス月毎支払額等)の全部または一部については非表
示とする。したがって、請求項2から請求項4までの発
明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらにカード
利用者のプライバシーも保護し得る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本クレジット処理装置は、図1に示
す如くPOSシステム(10,30)と一体的に形成さ
れるとともに、履歴記憶手段(13T,33T)と履歴
抽出手段〔11,12(31,32)〕と履歴表示制御
手段(11,12)と採用宣言手段14Dとを設け、前
回までのクレジット処理履歴中の支払方法および支払デ
ータの全部または一部をそのまま再利用(採用)して今
回のクレジット処理を実行可能に形成されている。
【0025】また、履歴抽出選択手段14A,履歴選択
手段14S,データ書替選択手段14Cおよび非表示選
択手段14Iを設け、具体的運用上の取扱いを一段と容
易にかつ適用性を拡大してある。
【0026】POSシステムのターミナル機(端末)を
形成する電子キャッシュレジスタ10は、CPU11,
ROM12,RAM13,キーボード14,スキャナ1
5,表示器16,プリンタ17,自動開放式のドロワ1
8およびクレジットカード用のカードリーダライタ20
を含み、商品登録,会計処理等を含む商品販売データ処
理機能とクレジット処理機能等を有する。
【0027】RAM13には、売上ファイル13R,個
別履歴記憶手段13Tが形成されている。商品ファイル
は、上位機(ファイルプロセッサ)30のマスター商品
ファイル33Fを、各ターミナル機(10A〜10N)
で共用する。
【0028】キーボード14には、通常処理遂行用の図
2に示す各種キーの他に、上記した履歴抽出選択手段1
4A,採用宣言手段14D,履歴選択手段14S,デー
タ書替選択手段14Cおよび非表示選択手段14Iが設
けられている。但し、これら各手段14A,14D,1
4S,14Cおよび14Iは、この実施形態では図2に
示すキーボード14上の置数キーから形成され、表示器
16に表示されたガイダンスとの関係において宣言およ
び選択するものと形成されている。
【0029】また、上位機30は、CPU31,ROM
32,RAM33,キーボード34,表示器36,プリ
ンタ37,ホスト100とのデータ通信回線(例えば、
ISDN)2用のインターフェイス(I/F)38およ
び各ターミナル機(10)とのデータ通信回線(例え
ば、LAN)1用のインターフェイス(I/F)39と
を含み、各ターミナル機(10A〜10N)の全体管理
を行うとともにホスト100への中継も行う。なお、各
ターミナル機(10)からホスト100に直接にデータ
通信可能に形成してもよい。
【0030】ここに、履歴記憶手段は、クレジットカー
ド利用者ごとのクレジット処理履歴を記憶するもので、
この実施形態ではターミナル機(例えば、10A)側の
個別履歴記憶手段13Tと上位機30側のマスター履歴
記憶手段33Tとから形成されている。要するに、上位
機30側に設ければ、各ターミナル機(10)や当該チ
ェーン店内の各ターミナル機(10)においても共通利
用することができる。この意味において、図1に示すク
レジット会社内のホスト100にホスト履歴記憶手段1
03Tを設けて、これを履歴記憶手段としてもよい。
【0031】かくして、この実施形態における履歴記憶
制御手段(11,12、31,32)は、クレジット処
理(図4のST25)後に当該クレジット処理データ
(履歴)を個別履歴記憶手段13Tに記憶(ST26)
しかつ上位機30側へ送信(ST27)するとともに、
上位機30側では受信(図6のST34のYES)した
クレジット処理データ(履歴)をマスター履歴記憶手段
33Tに記憶(ST35)するものとされている。
【0032】また、履歴抽出手段(11,12、31,
32)は、カード読取り(図3のST10)後に履歴抽
出選択手段14Aを用いてその選択がされた場合(ST
11のYES)に、当該クレジットカード利用者を特定
しつつ上位機30へ問合せる(ST12)。これを受信
(図6のST30のYES)した上位機30内では、マ
スター履歴記憶手段33Tを検索(ST31)して当該
クレジット処理履歴を抽出(ST32)して当該ターミ
ナル機(10)へ応答(ST33)する。したがって、
ターミナル機(10)は、これを受信(図3のST13
のYES)したことにより、履歴抽出が終了する。
【0033】履歴表示制御手段は、抽出されたクレジッ
ト処理履歴を表示器16に表示する手段で、履歴表示制
御プログラムを格納させたROM12とCPU11とか
ら形成され、図3のST15で実行される。さらに、非
表示選択手段14Iを用いて非表示選択が成されている
場合(ST14のYES)には、支払データを形成する
具体的数値(例えば、支払開始日,ボーナス月毎支払
額)の全部または一部については非表示(ST16)に
切替え可能とされている。
【0034】さらに、複数の抽出されたクレジット処理
履歴がある場合には、履歴選択手段14Sを用いて選択
されたクレジット処理履歴のみを表示するように切替え
可能に形成されている(図3のST17のYES,ST
18)。
【0035】さらにまた、履歴表示制御手段(11,1
2)は、書替選択手段14Cを用いてデータ書替えが選
択された場合(図4のST19のYES)でかつ置数キ
ーを用いてデータが書替えられた場合(ST20のYE
S)には、選択クレジット処理履歴中の支払データ(数
値)を書替え後のデータとして表示切替え可能(ST2
1)に形成されている。
【0036】採用宣言手段14Dを用いて表示器16に
表示(図3のST15またはST16、さらにST1
8,図4のST21)されたクレジット処理履歴を採用
する旨の宣言を行う(図4のST23のYES)と、当
該クレジット処理履歴データが今回のクレジット処理用
の支払方法およびその支払データとして確定される。な
お、採用宣言は、図4のST23よりも依然のステップ
(ST)で実行するように形成してもよい。例えば、図
3のST15またはST16の後でST17の前であ
る。
【0037】この採用宣言がされない場合(ST23の
NO)は、図5のST28,ST29において従来例
(図7のST41〜ST46および図9のST50〜S
T60)の場合と同様に支払方法を選択しかつその支払
データを入力することになる。以下、実行キーのON
(実行宣言)によりクレジット処理(ST25)が実行
される。採用宣言を成した場合(ST23のYES)に
は、データ再利用処理実行手段(CPU11,ROM1
2)が実行(ST25)する。
【0038】但し、いずれの場合でも、履歴記憶制御手
段(11,12)による履歴記憶手段(13T,33
T)への記憶対象となる。
【0039】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。ターミナル機(例えば、10A)において顧客Aか
ら受取ったクレジットカードからカードリーダライタ2
0を用いてカード記憶データを読取る(図3のST1
0)。次いで、履歴抽出選択手段14Aを用いて履歴抽
出を選択(ST11のYES)すると、履歴抽出手段
(11,12、31,32)が働く。
【0040】すなわち、当該カード利用者(A)を特定
して上位機30へ問合せる(ST12)。上位機30側
では、問合せを受ける(図6のST30のYES)と、
マスター履歴記憶手段33Tを検索(ST31)して当
該顧客Aについての前回までのクレジット処理履歴を抽
出(ST32)し当該ターミナル機10Aへ応答(ST
33)する。なお、自機10A内の個別履歴記憶手段1
3Tやホスト履歴記憶手段103Tから抽出するように
してもよい。
【0041】ターミナル機(10A)側では、この応答
を受ける(図3のST13のYES)と、履歴表示制御
手段(11,12)が当該クレジット処理履歴を表示器
16に表示する(ST15)。非表示選択手段14Iを
用いて非表示選択されていた場合(ST14のYES)
には、クレジット処理履歴中の選択された数値(例え
ば、ボーナス月毎支払額等)は表示されない(ST1
6)。支払方法と数値を除く支払データ項目が表示され
る。
【0042】さらに、顧客Aについてのクレジット処理
履歴が複数ある場合には、当該顧客Aの意見を取入れつ
つ履歴選択手段14Sを用いて1つのクレジット処理履
歴を選択(ST17のYES)する。すると、履歴表示
制御手段(11,12)は、選択されたクレジット処理
履歴のみを入力便宜な大きさとして表示切替えする(S
T18)。
【0043】さらに、支払データのうちの一部または全
部(例えば分割(支払)回数や支払開始月)を書替えた
い場合には、書替選択手段14Cを用いて書替選択(宣
言)した後に置数キーを用いてデータ書替えする(図4
のST19のYES,ST20のYES)する。この場
合も履歴表示制御手段(11,12)が、書替えられた
データについては書替え後の数値として表示切替えする
(ST21)。そして、確認キー等を用いて書替え終了
する(ST22のYES)。
【0044】かくして、表示器16に表示されているク
レジット処理履歴を用いて処理可能である場合は、採用
宣言手段14Dを用いてその旨を宣言(図4のST23
のYES)する。すなわち、今回のクレジット処理用の
支払方法および支払データを、前回までのクレジット処
理データの全部または一部を再利用可能にデータ確定す
る。したがって、支払方法の選択および支払データの入
力の全部または一部と省略できる。
【0045】そして、実行キーをON(ST24のYE
S)すると、データ再利用処理実行手段(11,12)
が、確定された支払方法およびその支払データを再利用
して今回のクレジット処理を実行(ST25)する。な
お、採用宣言をしない場合(ST23のNO)には、従
来例(図5)の通りに選択かつ入力する。
【0046】クレジット処理(ST25)が済むと、履
歴記憶制御手段(11,12)が当該クレジット処理デ
ータを当該カード利用者(A)の履歴として個別履歴記
憶手段13Tに記憶(ST26)するとともに、上位機
30へ送信(ST27)する。
【0047】上位機30側のマスター履歴記憶制御手段
(CPU31,ROM32)は、各ターミナル(10)
から受信(図6のST34のYES)したクレジット処
理履歴を各顧客ごとに分けてマスター履歴記憶手段33
Tに記憶(ST35)する。なお、ホスト100のホス
ト履歴記憶手段103Tにも記憶可能とすることができ
る。
【0048】しかして、この実施形態によれば、履歴記
憶手段(13T,33T)と履歴抽出手段〔11,12
(31,32)〕と履歴表示制御手段(11,12)と
採用宣言手段14Dとを設け、前回までのクレジット処
理履歴中の支払方法および支払データの全部または一部
をそのまま再利用(採用)して今回のクレジット処理を
実行可能に形成されているので、クレジット処理に必須
の支払方法の選択および支払データの入力を迅速かつ正
確に行えるとともに業務能率を大幅に向上できる。取扱
いも容易である。
【0049】また、表示器16に表示された複数のクレ
ジット処理履歴中から採用をしようとする1つを選択可
能な履歴選択手段14Sが設けられているので、クレジ
ットカード利用者が先にどこで利用した場合でも当該支
払方法と支払データとを選択できるので適用性が一段と
広い。
【0050】また、書替選択手段14Cを設けて、クレ
ジット処理履歴を形成する支払データの全部または一部
を書替え可能に形成されているので、クレジットカード
利用者の都合に対する選択性が広い。
【0051】また、履歴表示制御手段(11,12)が
抽出されたクレジット処理履歴中の支払データを形成す
る具体的数値の全部または一部については非表示とする
ように選択切替え可能に形成されているので、カード利
用者のプライバシーも保護し得る。
【0052】さらに、履歴記憶手段が上位機30側のマ
スター履歴記憶手段33Tと各ターミナル機(10)の
個別履歴記憶手段13Tとから形成されているので、自
機(10)内でも、各ターミナル機10に共通の上位機
30からもクレジット処理履歴を抽出できる。ホスト履
歴記憶手段103Tを設ける場合には、さらに適用性を
拡大できる。
【0053】さらにまた、履歴抽出選択手段14Aを設
けてクレジット処理履歴を抽出するか否かを選択可能と
されているので、一見(顧客)等についての取扱いも簡
単である。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、クレジットカ
ード利用者ごとのクレジット処理履歴を記憶可能かつ今
回のクレジット処理実行以前に前回までのクレジット処
理履歴を抽出可能に形成し、抽出されたクレジット処理
履歴に含まれる前回までの支払方法および支払データの
全部または一部を今回のクレジット処理のための支払方
法および支払データの全部または一部として再利用可能
に形成し、今回のクレジット処理に際する支払方法の選
択および支払データの入力の全部または一部を省略可能
に形成されているので、クレジット処理に必須の支払方
法の選択および支払データの入力を迅速かつ正確に行え
るとともに業務能率を大幅に向上できる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、クレジッ
トカード利用者ごとのクレジット処理履歴を記憶可能な
履歴記憶手段と,この履歴記憶手段から当該クレジット
カード利用者の前回までのクレジット処理履歴の全部ま
たは一部を抽出する履歴抽出手段と,抽出されたクレジ
ット処理履歴を表示器に表示する履歴表示制御手段と,
表示されたクレジット処理履歴を採用する旨の宣言を行
う採用宣言手段とを設け、採用されたクレジット処理履
歴中の支払方法および支払データを再利用して今回のク
レジット処理を実行可能に形成されているので、請求項
1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに表示
されたクレジット処理履歴を採用する旨の宣言をするだ
けでよいので取扱いが一段と容易である。
【0056】また、請求項3の発明によれば、表示器に
表示された複数のクレジット処理履歴中から採用をしよ
うとする1つを選択可能な履歴選択手段が設けられてい
るので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏するこ
とができる他、さらに履歴記憶手段を当該クレジット会
社の上位機,ホスト等に設ければ、クレジットカード利
用者が先にどこで利用した場合でも当該支払方法と支払
データとを選択できるので適用性が一段と広い。
【0057】さらに、請求項4の発明によれば、クレジ
ット処理履歴を形成する支払データの全部または一部を
書替え可能に形成されているので、請求項2および請求
項3の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらにク
レジットカード利用者の都合に対する選択性が広い。
【0058】さらにまた、請求項5の発明によれば、履
歴表示制御手段が抽出されたクレジット処理履歴中の支
払データを形成する具体的数値の全部または一部につい
ては非表示とするように選択切替え可能に形成されてい
るので、請求項2から請求項4までの発明の場合と同様
な効果を奏し得る他、さらにカード利用者のプライバシ
ーも保護し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、キーボードを説明するための図であ
る。
【図3】同じく、ターミナル機側の動作を説明するため
のフローチャート(1)である。
【図4】同じく、ターミナル機側の動作を説明するため
のフローチャート(2)である。
【図5】同じく、ターミナル機側の動作を説明するため
のフローチャート(3)である。
【図6】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】従来例のクレジット処理動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】同じく、支払区分の一例を説明するための図で
ある。
【図9】同じく、支払区分の選択および支払データの入
力に関する動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ターミナル機(クレジット処理装置) 11 CPU(履歴抽出手段,履歴表示制御手段) 12 ROM(履歴抽出手段,履歴表示制御手段) 13 RAM 13R 売上ファイル 13T 個別履歴記憶手段(履歴記憶手段) 14 キーボード 14A 履歴抽出選択手段 14C 書替選択手段 14D 採用宣言手段 14I 非表示選択手段 14S 履歴選択手段 16 表示器 20 カードリーダーライタ 30 上位機(クレジット処理装置) 31 CPU(履歴抽出手段) 32 ROM(履歴抽出手段) 33 RAM 33F マスター商品ファイル 33R マスター売上ファイル 33T マスター履歴記憶手段(履歴記憶手段) 100 ホスト(クレジット処理装置) 103 ホスト履歴記憶手段(履歴記憶手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支払方法の選択および選択された支払方
    法に対応する支払データの入力を必須としてクレジット
    カード利用者についてのクレジット処理を実行可能に形
    成されたクレジット処理装置において、 前記クレジットカード利用者ごとのクレジット処理履歴
    を記憶可能かつ今回のクレジット処理実行以前に前回ま
    でのクレジット処理履歴を抽出可能に形成し、抽出され
    たクレジット処理履歴に含まれる前回までの前記支払方
    法および前記支払データの全部または一部を今回のクレ
    ジット処理のための支払方法および支払データの全部ま
    たは一部として再利用可能に形成し、今回のクレジット
    処理に際する支払方法の選択および支払データの入力の
    全部または一部を省略可能に形成した、ことを特徴とす
    るクレジット処理装置。
  2. 【請求項2】 支払方法の選択および選択された支払方
    法に対応する支払データの入力を必須としてクレジット
    カード利用者についてのクレジット処理を実行可能に形
    成されたクレジット処理装置において、 前記クレジットカード利用者ごとのクレジット処理履歴
    を記憶可能な履歴記憶手段と,この履歴記憶手段から当
    該クレジットカード利用者の前回までのクレジット処理
    履歴の全部または一部を抽出する履歴抽出手段と,抽出
    されたクレジット処理履歴を表示器に表示する履歴表示
    制御手段と,表示されたクレジット処理履歴を採用する
    旨の宣言を行う採用宣言手段とを設け、採用されたクレ
    ジット処理履歴中の支払方法および支払データを再利用
    して今回のクレジット処理を実行可能に形成した、こと
    を特徴とするクレジット処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示器に表示された複数のクレジッ
    ト処理履歴中から前記採用をしようとする1つを選択可
    能な履歴選択手段が設けられている請求項2記載のクレ
    ジット処理装置。
  4. 【請求項4】 前記クレジット処理履歴を形成する前記
    支払データの全部または一部を書替え可能に形成されて
    いる請求項2または請求項3記載のクレジット処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記履歴表示制御手段が、抽出されたク
    レジット処理履歴中の前記支払データを形成する具体的
    数値の全部または一部については非表示とするように選
    択切替え可能に形成されている請求項2から請求項4ま
    でのいずれか1項に記載されたクレジット処理装置。
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