JPH10240816A - 商品購入によって電子決済を行うシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して金融機関の引き落す口
座から振込先の口座へ電子的に資金の移動を行うととも
に、受取人が商品を受け取った後に電子決済処理を行
う。 【解決手段】 情報処理装置１から情報処理装置３へ購
入商品の情報、受取人の情報及び口座情報を送信する。
情報処理装置３は受信した情報を配送振込ファイル１６
に格納し、発注された商品に対応して発注者の口座情報
及び振込先の口座情報を受付装置４へ送信する。受付装
置４は受信した情報にユニークな受付番号を付加して振
込ファイル１８に格納し、この受付番号を情報処理装置
１に通知する。受取人が商品を受け取った後に情報処理
装置１、情報処理装置２又は携帯端末７から送信された
受付番号を受付装置４が受信し、振込ファイル１８を参
照して得た振込情報を基にして勘定系システム６によっ
て資金移動の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品購入によって
電子決済を行うシステム及び方法に係り、特に受取人が
商品を受け取った後に開始される電子決済処理に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】電子決済システムにおいては、銀行等の
金融機関へ引落しする口座の情報と振込先の口座の情報
を通知することによって前者の口座から後者の口座へ電
子的に資金の移動が行われる。一方通信販売によって商
品を購入する場合やインターネットを使用して電子ショ
ッピングをする場合、このような電子決済の方法をとる
と、購入した商品が顧客の元に届く前に商品代金の支払
いのための電子決済が済んで代金が顧客の指定口座から
引き落とされる場合がある。特開昭６３−２８５６６７
号公報によれば、あらかじめ銀行などで取引金額を顧客
の携帯可能記憶媒体に入力しておき、その取引金額の範
囲内で商品を購入する場合には、顧客の元に商品が納入
されたとき顧客の携帯可能記憶媒体と配送業者が携帯す
る端末装置を用いて決済処理を行う。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、携帯可能記憶媒体に記録された取引金額に基づいて
決済処理を行うために、実際に商品の代金が顧客の銀行
口座から引き落されるまでに人手が介入し、インターネ
ット等を利用する電子ショッピングシステムと連動させ
る電子決済システムとしては適用しにくい。また購入し
た商品の受取人が発注者である顧客以外の人間である場
合には上記従来技術を適用できない。

【０００４】本発明の目的は、ネットワークを介して電
子的に資金の移動を行うとともに受取人が商品を受け取
った後に電子決済処理を行うようなシステム及び方法を
提供することにある。

【０００５】本発明の他の目的は、受取人が発注者以外
の場合にも上記目的を達成することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、金融機関の受
付情報処理装置がネットワークを介して発注された商品
に対応して発注者の口座情報と振込先の口座情報を受け
取ったとき、発注された商品と受け取った口座情報に対
応してシステムでユニークな受付番号を採番して対応す
る受付番号と口座情報を記憶手段に格納するとともにネ
ットワークを介して発注者の情報処理装置へ受付番号を
通知し、受付情報処理装置が受付番号を受け取ったと
き、この記憶手段に格納された受け取った受付番号に対
応する口座情報を参照して資金移動の処理を開始する電
子決済システム及び方法を特徴とする。

【０００７】受取人が発注者本人でない場合には、商品
を受け取った後に受取人の情報処理装置、発注者の情報
処理装置又は配送業者の携帯端末装置から金融機関の受
付情報処理装置へ受付番号を送信することが可能であ
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を用いて詳細に説明する。

【０００９】図１は、本実施形態の電子決済システムの
構成図である。１は顧客（発注者）側に設置されたパソ
コン等の情報処理装置である。１１は情報処理装置１に
接続され、購入された商品の商品情報、商品の受取人情
報、顧客の口座情報等を入力するマウス、キーボード等
の入力装置である。１２は情報処理装置１に接続され、
商品情報等を表示する表示装置である。１７は注文情報
を格納する注文ファイルであり、情報処理装置１に接続
される記憶装置上に置かれる。２は発注者以外の商品の
受取人側に設置されたパソコン等の情報処理装置であ
る。

【００１０】３は販売店側に設置されたパソコン等の情
報処理装置である。１６は購入された商品の受取人情
報、振込情報等を格納する配送振込ファイルであり、情
報処理装置３に接続される記憶装置上に置かれる。

【００１１】４は金融機関側に設置される振込情報を受
け付けるための受付装置であり、ワークステーション、
パソコン等の情報処理装置によって構成される。１８は
引落しをする顧客の口座情報と振込先販売店の口座情報
を格納する振込ファイルであり、受付装置４に接続され
る記憶装置上に置かれる。５は受付装置４に接続される
ワークステーション、パソコン等の情報処理装置であ
る。６は金融機関に設置される通常の勘定系システムで
ある。情報処理装置５は、受付装置４から受け取った資
金移動取引の指定を勘定系システム６に送出するための
装置であり、本実施形態では既存の装置とみなしてい
る。受付装置４及び情報処理装置５を１台の情報処理装
置によって構成することが可能である。

【００１２】７は配送業者が所有し、受取人が購入した
商品を受け取ったことを示す情報（受付番号）を入力す
るための携帯端末である。８は携帯端末７及びネットワ
ーク１９に接続される携帯電話など可搬型の通信制御装
置である。

【００１３】ネットワーク１９は、情報処理装置１，
２，３、受付装置４及び通信制御装置８を接続する例え
ばインターネットのようなネットワークであり、これら
装置の間の通信に使用される。

【００１４】以下図１に示す電子決済システムの動作の
概略について説明する。顧客側情報処理装置１の利用者
は、ネットワーク１９を介して電子ショッピングを行
い、購入する商品が決まったとき、入力装置１１を介し
て商品情報及び受取人情報を入力すると、情報処理装置
１はこれらの注文情報を情報処理装置３へ送信する。販
売店側の情報処理装置３は、この注文情報に注文番号を
採番して配送振込ファイル１６に登録するとともに、情
報処理装置１へ注文番号を通知する。情報処理装置１
は、この注文番号を注文ファイル１７に格納し、顧客の
口座情報と支払い金額を情報処理装置３へ送信する。情
報処理装置３は、受信した情報を配送振込ファイル１６
に格納するとともに、振込情報を金融機関の受付装置４
へ送信する。受付装置４は、情報処理装置５と勘定系シ
ステム６を介してこの振込情報をチェックした後、この
振込情報に受付番号を採番して振込ファイル１８に登録
するとともに、情報処理装置１へ受付番号を通知する。

【００１５】顧客すなわち商品の発注者が受取人でない
場合には、発注者から受取人へ商品の配送を通知する。
また販売店から商品の配送業者へ配送のための情報が通
知される。配送業者によって商品が顧客又は他の受取人
に届けられたとき、受け取り確認の印として入力装置１
１又は携帯端末７を介して受付番号が入力され、顧客側
の情報処理装置１、受取人側の情報処理装置２又は携帯
端末７は、この受付番号を金融機関側の受付装置４へ送
信する。受付装置４は、振込ファイル１８を検索して該
当する振込情報を取り出し、情報処理装置５を介して勘
定系システム６へ送り、振込に伴う資金移動の処理を行
う。

【００１６】図２は、配送振込ファイル１６のデータ構
成を示す図である。顧客識別コードは顧客を識別するた
めのコードである。注文番号は注文された商品に対応し
て採番された番号であり、システムでユニークな番号と
するため例えば地域コード、販売店の識別コード、販売
店内の通し番号のように階層化された番号である。商品
コードは商品を特定するコードである。受取人名と受取
人住所は、受取人についての情報である。顧客口座情報
は金融機関に登録された顧客の口座の番号及び暗証番号
を含み、暗号化された情報である。振込先口座番号は当
該販売店など振込先の口座番号である。金額は注文され
た商品の支払い金額である。

【００１７】図３は、注文ファイル１７のデータ構成を
示す図である。注文番号は情報処理装置３によって採番
された上記注文番号である。商品コードは上記商品コー
ドである。受付番号は受付装置４が採番する番号であ
り、システムでユニークな番号とするため例えば金融機
関コード、受付装置４の識別コード、受付装置４内の通
し番号のように階層化された番号である。

【００１８】図４は、振込ファイル１８のデータ構成を
示す図である。受付番号は上記の受付番号である。注文
番号は上記注文番号、商品コードは上記商品コードであ
る。顧客口座情報は上記の顧客口座情報、振込先口座番
号は上記振込先口座番号である。金額は上記の金額であ
る。顧客アドレスは顧客のメールアドレス等ネットワー
ク１９上のアドレスである。

【００１９】図５は、顧客の情報処理装置１から販売店
の情報処理装置３に送信する電文のデータ構成を示す図
である。図５（ａ）は購入する商品の情報と商品の受取
人情報、図５（ｂ）は顧客の口座情報と支払い金額を示
す。

【００２０】図６は、販売店の情報処理装置３から顧客
の情報処理装置１へ通知する注文番号を含む電文のデー
タ構成を示す図である。

【００２１】図７は、販売店の情報処理装置３から金融
機関の受付装置４へ通知する振込情報を含む電文のデー
タ構成を示す図である。

【００２２】図８は、受付装置４から情報処理装置１へ
通知する受付番号を含む電文のデータ構成を示す図であ
る。

【００２３】図９は、情報処理装置１が商品を発注して
から受付番号を受け取るまでの関連する装置の処理の流
れを示す図である。これらの処理は、各情報処理装置の
主記憶装置に格納されるプログラムを実行することによ
って実現される。入力装置１１を介して顧客識別コー
ド、商品コード、受取人名及び受取人住所が入力された
とき、情報処理装置１はこれらの情報を情報処理装置３
へ送信する（ステップ２１）。情報処理装置３はこれら
の情報を受信し（ステップ２２）、注文番号を採番して
（ステップ２３）、受信した情報とともに配送振込ファ
イル１６に登録する（ステップ２４）。次に情報処理装
置３は、注文番号と商品コードを情報処理装置１へ送信
する（ステップ２５）。情報処理装置１は、これらの情
報を受信して注文ファイル１７に格納する（ステップ２
６）。次に情報処理装置１は、入力装置１１を介して口
座情報と金額が入力されたとき、注文番号、商品コー
ド、顧客口座情報及び金額から成る電文を作成して情報
処理装置３へ送信する（ステップ２７）。情報処理装置
３は、これらの情報を受信し、金額をチェックした後、
該当する注文番号をもつ配送振込ファイル１６内のレコ
ードに格納する（ステップ２８）。次に情報処理装置３
は、注文番号、商品コード、顧客口座情報、振込先口座
番号、金額及び顧客アドレスから成る電文を作成して、
受付装置４へ送信する（ステップ２９）。これら振込情
報を受信した受付装置４は、情報処理装置５を介して勘
定系システム６にアクセスし、暗号化された顧客口座情
報を復号した後の顧客口座情報及び振込先口座番号が存
在するか否かのチェックを行う（ステップ３０）。これ
らの口座情報が存在すれば、受付番号を採番し（ステッ
プ３１）、受信した情報とともに振込ファイル１８に登
録する（ステップ３２）。次に受付装置４は、注文番号
と受付番号から成る電文を作成し、登録されている顧客
アドレスの情報処理装置１へ通知する（ステップ３
３）。この電文を受信した情報処理装置１は、該当する
注文ファイル１７中の注文番号に対応して受付番号を格
納し、表示装置１２に表示する（ステップ３４）。

【００２４】なお上記実施形態によれば、顧客の口座情
報が一旦情報処理装置３へ送信され、配送振込ファイル
１６に格納された後、受付装置４へ送信されるので、顧
客の口座情報が不正に利用される余地が生じ得る。この
危険を防ぐために、ステップ２７では情報処理装置１は
注文番号、商品コード及び金額のみを情報処理装置３へ
送信し、ステップ２８で金額をチェックして妥当であれ
ば情報処理装置１へその旨通知し、情報処理装置１から
受付装置４へ注文番号、商品コード、顧客口座情報及び
金額を送信するようにしてもよい。この場合には情報処
理装置３は、ステップ２９で注文番号、商品コード、振
込先口座番号及び金額を含む電文を受付装置４へ送信す
る。受付装置４は、情報処理装置１から受信した引落し
情報と情報処理装置３から受信した振込情報とについ
て、口座情報のチェックの後、注文番号、商品コード及
び金額でマッチングをとり、これらのデータ項目値が一
致したものについてステップ３１の受付番号の採番、ス
テップ３２の振込ファイル１８への登録及びステップ３
３の受付番号の情報処理装置１への送信を行う。

【００２５】購入した商品の受取人が発注者本人でない
場合には、発注者から受取人へ電話、ファクシミリまた
はネットワーク１９を介する情報処理装置１から情報処
理装置２への電子メールなどの手段によって商品が配送
される旨の通知を行う。このときこの商品に対応する受
付番号を受取人に通知してもよいし、通知しなくともよ
い。配送振込ファイル１６を基にして販売店から配送業
者へ注文番号、商品コード、受取人名及び受取人住所を
通知し、商品の配送が委託される。

【００２６】図１０は、商品が受取人に配送された後の
関連する装置の処理の流れを示す図である。受取人が発
注者本人である場合には、入力装置１１からの指示によ
って情報処理装置１は表示装置１２上に注文ファイル１
７の内容を表示し（ステップ４１）、入力装置１１を介
して配送された商品についての行を指示することによっ
てその受付番号を受付装置４へ送信する（ステップ４
２）。あるいは配送業者の携帯端末７に受付番号を入力
し（ステップ４３）、通信制御装置８を介して受付装置
４へ送信する（ステップ４４）ことが可能である。

【００２７】商品の受取人が発注者本人でない場合に
は、次のいずれかの手順によって受付番号を受付装置４
へ送信する。 （ａ）受取人が発注者へ電話、ファクシミリ又は電子メ
ールなどの手段によって商品が到着した旨通知し、発注
者が上記ステップ４１及びステップ４２の手順によって
その受付番号を受付装置４に通知する。 （ｂ）受取人が受付番号の通知を受けている場合には、
受取人の操作によって情報処理装置２が受付番号を受付
装置４に通知することができる。特に電子メールによっ
て受付番号の通知を受けている場合には、入力装置１１
を介して受付番号を切り出すことによって受付装置４へ
送信することが可能である。 （ｃ）受取人が受付番号の通知を受けている場合、上記
ステップ４３及びステップ４４の手順によって受付番号
を受付装置４へ送信する。

【００２８】金融機関の受付装置４は、上記のような手
順によつて送信された受付番号を受信し（ステップ４
５）、受付番号をキーにして振込ファイル１８を検索す
る（ステップ４６）。該当する振込情報が見つかったと
き、情報処理装置５へ顧客口座情報、振込先口座番号及
び金額を伴って資金移動取引の指示を送信する（ステッ
プ４７）。情報処理装置５はこの指示を受信し、通常の
資金移動取引として専用回線を介して勘定系システム６
へ送信する（ステップ４８）。勘定系システム６は通常
の資金移動取引の処理を実行する（ステップ４９）。受
付装置４は、情報処理装置５を介して勘定系システム６
から資金移動取引完了の通知を受けて振込ファイル１８
上の当該振込情報を消し込む。

【００２９】上記実施形態で用いる受付番号は、商品を
注文した発注者本人又は発注者及び受取人と、金融機関
の受付装置４のみが知り得る番号であり、これによって
販売店による不正な取引の発生を防ぐことができる。

【００３０】

【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、受取
人が商品を受け取った後に金融機関へ受付番号を通知す
ることが可能であり、購入した商品の確認後に電子決済
を実行することができ、利用者は商品の到着以前に代金
を徴収されることがなく、安心して電子ショッピングを
することができる。また受取人が発注者本人でない場合
にも同じ効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の電子決済システムの構成図である。

【図２】実施形態の配送振込ファイル１６のデータ構成
を示す図である。

【図３】実施形態の注文ファイル１７のデータ構成を示
す図である。

【図４】実施形態の振込ファイル１８のデータ構成を示
す図である。

【図５】実施形態の顧客から販売店へ送信する電文のデ
ータ構成を示す図である。

【図６】実施形態の販売店から顧客へ送信する電文のデ
ータ構成を示す図である。

【図７】実施形態の販売店から金融機関へ送信する電文
のデータ構成を示す図である。

【図８】実施形態の金融機関から顧客へ送信する電文の
データ構成を示す図である。

【図９】実施形態の商品を発注してから受付番号を受け
るまでの関連する装置の処理の流れを示す図である。

【図１０】実施形態の商品が受取人に配送された後の関
連する装置の処理の流れを示す図である。

【符号の説明】

１，２，３・・・情報処理装置、４・・・受付装置、１
８・・・振込ファイル

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】商品を発注した発注者の口座から商品の支
   払い金額を振り込む振込先の口座へ電子的に資金の移動
   を行う電子決済方法において、 金融機関の受付情報処理装置によって、ネットワークを
   介して発注された商品に対応して発注者の口座情報と振
   込先の口座情報を受け取ったとき、発注された商品と受
   け取った口座情報に対応してシステムでユニークな受付
   番号を採番して対応する受付番号と口座情報を記憶手段
   に格納するとともにネットワークを介して該発注者の情
   報処理装置に受付番号を通知し、 該受付情報処理装置によって、ネットワークを介して該
   受付番号を受け取ったとき、該記憶手段に格納された受
   け取った受付番号に対応する口座情報を参照して資金移
   動の処理を開始することを特徴とする電子決済方法。
2. 【請求項２】該受付情報処理装置は、配送業者の所有す
   る携帯端末から送信された該受付番号を受け取ることを
   特徴とする請求項１記載の電子決済方法。
3. 【請求項３】商品を発注した発注者の口座から商品の支
   払い金額を振り込む振込先の口座へ電子的に資金の移動
   を行う電子決済システムにおいて、 発注者の情報処理装置と、販売店の情報処理装置と、配
   送される商品の受取人の情報処理装置と、金融機関に設
   置され勘定系システムに接続される受付情報処理装置
   と、これら情報処理装置間を接続するネットワークとを
   有する電子決済システムであって、 販売店の情報処理装置へ購入商品の情報及び受取人の情
   報を送信し、金融機関の受付情報処理装置に向けて発注
   者の口座情報を送信する発注者側の情報処理装置と、 購入商品の情報及び受取人の情報を受信して記憶手段に
   格納するとともに発注された商品に対応して振込先の口
   座情報を受付情報処理装置へ送信する販売店側の情報処
   理装置と、 発注された商品に対応して発注者の口座情報と振込先の
   口座情報を受け取ったとき、発注された商品と受け取っ
   た口座情報に対応してシステムでユニークな受付番号を
   採番して対応する受付番号と口座情報を記憶手段に格納
   するとともにネットワークを介して該発注者の情報処理
   装置へ受付番号を通知する受付情報処理装置と、 商品の到着後に該受付番号を該受付情報処理装置へ送る
   受取人の情報処理装置とを有し、 金融機関の受付情報処理装置は、受取人の情報処理装置
   から該受付番号を受け取ったとき、該記憶手段に格納さ
   れた受け取った受付番号に対応する口座情報を参照して
   資金移動の処理を開始することを特徴とする電子決済シ
   ステム。
4. 【請求項４】該発注者の情報処理装置と該受取人の情報
   処理装置とが同一の情報処理装置であることを特徴とす
   る請求項３記載の電子決済システム。
5. 【請求項５】該受取人の情報処理装置から該受付番号を
   送信する代わりに、配送業者の携帯端末から該受付番号
   を該受付情報処理装置へ送ることを特徴とする請求項３
   記載の電子決済システム。