JP2001249969A - 取引決済システム、サーバ、取引決済方法および記憶媒体 - Google Patents

取引決済システム、サーバ、取引決済方法および記憶媒体

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JP2001249969A
JP2001249969A JP2000059017A JP2000059017A JP2001249969A JP 2001249969 A JP2001249969 A JP 2001249969A JP 2000059017 A JP2000059017 A JP 2000059017A JP 2000059017 A JP2000059017 A JP 2000059017A JP 2001249969 A JP2001249969 A JP 2001249969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客情報の内容を第三者に不正使用されるこ
とがなく、顧客が取引の際に取引金額等を即座に知るこ
とができるようにすることである。 【解決手段】 商品購入の際に、販売端末6から購入商
品リストおよび顧客IDを受信した取引決済コンピュー
タ2は、その顧客IDの所有者が所有する携帯端末3に
直接、購入商品リストの確認とパスワードとを求め、承
認が得られればその取引の決済を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
端末を用いた商取引システムに好適な取引決済システ
ム、サーバ、取引決済方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、小売店舗等における顧客の認証お
よび商品代金の決済システムとして、磁気カードを用い
るクレジットカードやデビットカード等を使用する商取
引システムが実用化されている。また、携帯電話等の携
帯端末を顧客側の端末として使用する商取引システムと
しては、「自動販売機システム」(特開平8−2495
30号広報)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気カードを使用した商取引システムにおいては、顧客
が所有する磁気カードのみで顧客の認証および商品代金
の決済を行っているので、磁気カードに記録された顧客
情報の内容が、店舗側の不正等により契約者以外の第三
者に渡った場合、その第三者は、磁気カードのデータを
用いて契約者になりきり、不正使用ができてしまうとい
う問題点がある。
【0004】また、顧客側にとっては、直接支払い代行
会社と通信を行っていないので、今回の取引での金額を
信用できる形で即座に得ることができないという問題も
ある。
【0005】本発明の課題は、顧客情報が不正に第三者
に渡ることがなく、顧客側にとって取引金額等を即座に
知ることができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、販売端末(例えば、図1の
販売端末6)と取引決済サーバ(例えば図1の取引決済
コンピュータ2)とがネットワークを介して接続され、
取引決済サーバが顧客端末(例えば図1の携帯端末3)
と通信して取引を決済する取引決済システムであって、
前記販売端末は、取引情報および顧客IDを前記取引決
済サーバに送信すると共に、前記取引決済サーバから送
信される取引成立の通知を受信する通信手段(例えば図
5のインターネット伝送制御部64)と、この通信手段
により前記取引決済サーバから取引成立の通知が受信さ
れた場合は、前記取引情報に対応する取引を実行する取
引処理手段(例えば図5のCPU61)と、を備え、前
記取引決済サーバは、顧客毎に顧客情報を記憶する記憶
手段(例えば図3の記憶媒体27)と、前記販売端末か
ら送信される前記取引情報および顧客IDを受信し、当
該顧客IDに対応する前記顧客端末に前記取引情報を送
信する通信手段(例えば図3のインターネット伝送制御
部24)と、前記顧客端末から送信される照合情報が前
記通信手段により受信し、当該照合情報を前記記憶手段
の顧客情報に基づいて照合し、当該顧客を確認した場合
は、前記取引情報に応じた取引決済を行う共に、前記通
信手段により取引成立の通知を前記販売端末に送信する
取引処理手段(例えば図3のCPU21)と、を備え、
前記顧客端末は、前記取引決済サーバから送信された前
記取引情報を受信すると共に、ユーザ指示に応じた照合
情報を前記取引決済サーバに送信する通信手段(例えば
図4の無線通信制御部34)と、この通信手段により受
信された前記取引情報を表示する表示手段(例えば図4
の表示部32)と、を備えることを特徴としている。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、販売端
末と取引決済サーバとがネットワークを介して接続さ
れ、取引決済サーバが顧客端末と通信して取引を決済す
る取引決済システムであって、前記販売端末は、取引情
報および顧客IDを前記取引決済サーバに送信すると共
に、前記取引決済サーバから送信される取引成立の通知
を受信し、前記取引決済サーバから取引成立の通知を受
信した場合は、前記取引情報に対応する取引を実行し、
前記取引決済サーバは、顧客毎に顧客情報を記憶し、前
記販売端末から送信される前記取引情報および顧客ID
を受信し、当該顧客IDに対応する前記顧客端末に前記
取引情報を送信し、前記顧客端末から送信される照合情
報を受信し、当該照合情報を前記顧客情報に基づいて照
合し、当該顧客を確認した場合は、前記取引情報に応じ
た取引決済を行うと共に、取引成立の通知を前記販売端
末に送信し、前記顧客端末は、前記取引決済サーバから
送信された前記取引情報を受信すると共に、ユーザ指示
に応じた照合情報を前記取引決済サーバに送信し、受信
された前記取引情報を表示する。
【0008】また、請求項8記載の発明は、ネットワー
クを介して接続された販売端末(例えば、図1の販売端
末6)からの取引情報を取引決済サーバ(例えば、図1
の取引決済コンピュータ2)に受信させ、該取引決済サ
ーバに顧客端末(例えば、図1の携帯端末3)との通信
を行わせて取引を決済させる取引決済方法であって、前
記販売端末に、取引情報および顧客IDを前記取引決済
サーバに送信させると共に、前記取引決済サーバから送
信される取引成立の通知を受信させ、前記販売端末に、
前記取引決済サーバから送信された取引成立の通知を受
信した場合は、前記取引情報に対応する取引を実行さ
せ、前記取引決済サーバに、顧客毎に顧客情報を記憶さ
せ、前記取引決済サーバに、前記販売端末から送信され
る前記取引情報および顧客IDを受信させると共に、当
該顧客IDに対応する前記顧客端末に前記取引情報を送
信させ、前記取引決済サーバに、前記顧客端末から送信
される照合情報を受信させ、当該照合情報を前記顧客情
報に基づいて照合させ、当該顧客を確認した場合は、前
記取引情報に応じた取引決済処理を行わせると共に、取
引成立の通知を前記販売端末に送信させ、前記顧客端末
に、前記取引決済サーバから送信された前記取引情報を
受信させると共に、ユーザ指示に応じた照合情報を前記
取引決済サーバに送信させ、前記顧客端末に、受信され
た取引情報を表示させることを特徴とする。
【0009】この請求項8記載の発明によれば、ネット
ワークを介して接続された販売端末からの取引情報を取
引決済サーバに受信させ、該取引決済サーバに顧客端末
との通信を行わせて取引を決済させる取引決済方法であ
って、前記販売端末に、取引情報および顧客IDを前記
取引決済サーバに送信させると共に、前記取引決済サー
バから送信される取引成立の通知を受信させ、前記販売
端末に、前記取引決済サーバから送信された取引成立の
通知を受信した場合は、前記取引情報に対応する取引を
実行させ、前記取引決済サーバに、顧客毎に顧客情報を
記憶させ、前記取引決済サーバに、前記販売端末から送
信される前記取引情報および顧客IDを受信させると共
に、当該顧客IDに対応する前記顧客端末に前記取引情
報を送信させ、前記取引決済サーバに、前記顧客端末か
ら送信される照合情報を受信させ、当該照合情報を前記
顧客情報に基づいて照合させ、当該顧客を確認した場合
は、前記取引情報に応じた取引決済処理を行わせると共
に、取引成立の通知を前記販売端末に送信させ、前記顧
客端末に、前記取引決済サーバから送信された前記取引
情報を受信させると共に、ユーザ指示に応じた照合情報
を前記取引決済サーバに送信させ、前記顧客端末に、受
信された取引情報を表示させる。
【0010】したがって、取引決済サーバは、販売端末
を通さず直接顧客端末に顧客認証を行うことができるの
で、店舗等における顧客情報の不正使用を防止すること
ができる。また、顧客は取引の際に、必ず取引決済サー
バから顧客端末に取引情報の確認が求められるので、販
売端末において不正に商品や代金等の請求が行われてい
ないか、即座に確認することができる。
【0011】さらに、顧客情報は第三者に知られても、
取引時には必ず顧客端末に取引情報の承認が求められる
ので、第三者による顧客情報の不正使用を防止すること
ができる。
【0012】また、顧客が顧客端末を紛失した場合にお
いて、第三者はパスワードを知らないので、その顧客端
末を取得した第三者による不正使用を防止することがで
きる。
【0013】また、請求項7記載の発明は、ネットワー
クを介して販売端末(例えば、図1の販売端末6)に接
続するサーバであって、顧客毎に顧客情報(例えば、図
2の顧客情報ファイル82)を記憶する記憶手段(例え
ば、図2の記憶媒体27)と、前記販売端末から送信さ
れる取引情報および顧客IDを受信し、当該顧客IDに
対応する顧客端末に前記取引情報を送信する通信手段
(例えば、図3のインターネット伝送制御部24)と、
前記顧客端末から送信される照合情報を受信し、当該照
合情報を前記顧客情報に基づいて照合し、当該顧客を確
認した場合は、前記取引情報に応じた取引決済を行うと
共に、取引成立の通信を販売端末に送信させる取引処理
手段(例えば、図3のCPU21)と、を備えることを
特徴としている。
【0014】この請求項7記載の発明によれば、ネット
ワークを介して販売端末に接続するサーバであって、顧
客毎に顧客情報を記憶手段に記憶し、通信手段が前記販
売端末から送信される取引情報および顧客IDを受信
し、当該顧客IDに対応する顧客端末に前記取引情報を
送信し、前記顧客端末から送信される照合情報が受信さ
れると、取引処理手段が、当該照合情報を前記顧客情報
に基づいて照合し、当該顧客を確認した場合は、前記取
引情報に応じた取引決済処理を行うと共に、取引成立の
通信を販売端末に送信する。
【0015】また、請求項9記載の発明は、ネットワー
クを介して販売端末(例えば、図1の販売端末6)に接
続されたサーバ(例えば、図1の取引決済コンピュータ
2)に顧客端末(例えば、図1の携帯端末3)との通信
を行わせて取引を決済させる取引決済方法であって、顧
客毎に顧客情報を記憶させ、前記販売端末から送信され
る取引情報および顧客IDを受信させると共に、当該顧
客IDに対応する顧客端末に前記取引情報を送信させ、
前記顧客端末から送信される照合情報を受信させ、当該
照合情報を前記顧客情報に基づいて照合させ、当該顧客
を確認した場合は、前記取引情報に応じた取引決済処理
を行わせると共に、取引成立の通信を前記販売端末に送
信させることを特徴とする。
【0016】この請求項9記載の発明によれば、ネット
ワークを介して販売端末に接続されたサーバに顧客端末
との通信を行わせて取引を決済させる取引決済方法であ
って、顧客毎に顧客情報を記憶させ、前記販売端末から
送信される取引情報および顧客IDを受信させると共
に、当該顧客IDに対応する顧客端末に前記取引情報を
送信させ、前記顧客端末から送信される照合情報を受信
させ、当該照合情報を前記顧客情報に基づいて照合さ
せ、当該顧客を確認した場合は、前記取引情報に応じた
取引決済処理を行わせると共に、取引成立の通信を前記
販売端末に送信させる。
【0017】したがって、サーバは、受信した顧客ID
に対応する顧客端末に受信した取引情報を送信すること
ができる。また、この送信に応じて顧客端末から送信さ
れるパスワードを照合することができ、この照合により
顧客の確認および取引情報の承認を行うことができる。
そして、この取引情報に応じた代金を顧客の銀行口座か
ら引き落とすことで、取引の決済を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0019】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における取引決済システム100の構成を示す図であ
る。同図において、取引決済システム100は、通信事
業者1、取引決済コンピュータ2、携帯端末3、販売端
末6、通信ネットワーク4およびインターネット5によ
り構成される。
【0020】通信事業者1は、専有の通信ネットワーク
4を有しており、この通信ネットワーク4を介して、複
数の携帯端末3と通信を行う。また、通信事業者1は、
接続するインターネット5を介して取引決済コンピュー
タ2と通信を行う。
【0021】取引決済コンピュータ2は、インターネッ
ト5に接続し、このインターネット5を介して複数の販
売端末6と、また、通信ネットワーク4およびインター
ネット5を介して複数の携帯端末3と、通信を行う。
【0022】販売端末6は、小売店舗等におかれ、イン
ターネット5を介して取引決済コンピュータ2と、ま
た、インターネット5および通信ネットワーク4を介し
て複数の携帯端末3と、通信を行う。
【0023】図2は、本発明における取引決済の流れの
例を示す図であり、その取引手順を()内の番号と矢印
の方向により示す。同図において、取引決済は、顧客
7、店舗8、支払い代行会社9および顧客7の加入して
いる銀行10により実行される。
【0024】顧客7は、携帯端末6を有しており、支払
い代行会社9は、取引決済コンピュータ2および顧客I
D等のデータを格納した顧客情報ファイル82を有す
る。また、店舗8は、販売端末6、および、複数の商品
コードとその商品コードに該当する商品名および価格を
格納した商品名ファイル81を有し、顧客7の加入して
いる銀行10は、顧客7の銀行口座83を有する。
【0025】顧客7が店舗8に商品の請求および顧客I
Dの通知を行うと(同図(1))、店舗8は支払い代行
会社9に、顧客IDおよび商品名ファイル81を参照し
て作成した購入商品リストを送信し(同図(2))、支
払い代行会社9は顧客7の携帯端末6により購入品目の
確認を求める(同図(3))。
【0026】そして、顧客7が携帯端末6により支払い
代行会社9に購入品目の承認を通知すると(同図
(4))、支払い代行会社9は店舗8に取引成立を通知
し(同図(5))、店舗8は顧客7に商品の受け渡しを
行う(同図(6))。
【0027】また、支払い代行会社9は、店舗8に取引
成立を通知すると共に、顧客7の加入している銀行10
に商品代金を請求し(同図(7))、銀行10は銀行口
座83から支払い代行会社9に商品代金を送付し(同図
(8))、支払い代行会社9は店舗8にその商品代金を
送付する(同図(9))。
【0028】図3は、取引決済コンピュータ2の内部構
成を示す図である。同図において、取引決済コンピュー
タ2は、CPU21、表示部22、入力部23、インタ
ーネット伝送制御部24、RAM25、記憶装置26お
よび記憶媒体27により構成される。記憶媒体27をの
ぞく各部はバス28に接続されている。
【0029】表示部22は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等のディスプレイ等で構成され、販売端末6または
携帯端末3等から受信した情報等を表示する。
【0030】入力部23は、キーボードおよびマウス等
で構成されており、キーボードは、カーソルキー、数字
入力キーおよび各種機能キーを備え、キーボードで押下
されたキーの押下信号をCPU21に出力する。
【0031】インターネット伝送制御部24は、モデム
(MODEM:MOdulator/DEModulator)またはターミ
ナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)等によって構
成され、電話回線、ISDN回線等の通信回線を介して
外部機器との通信を行うための制御を行う。モデムは、
電話回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器
との通信を行うために、CPU21によって処理された
デジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナロ
グ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたア
ナログ信号をデジタル信号に復調する装置であり、ター
ミナルアダプタは、ISDN回線を介してパーソナルコ
ンピュータ等の外部機器との通信を行うために、既存の
インターフェースをISDNに対応するインターフェー
スに変換する装置である。
【0032】RAM25は、記憶媒体27内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から、CPU21により指定さ
れたアプリケーションプログラムや、入力部23により
入力される各種入力データおよび処理結果を格納するワ
ークメモリエリアを有する。
【0033】記憶装置26は、プログラムやデータ等が
あらかじめ記憶されている独立した記憶媒体27を有し
ており、この記憶媒体27は、磁気的または光学的記憶
媒体、もしくは、半導体メモリで構成されている。この
記憶媒体27は、記憶装置26に固定的に設けたもの、
もしくは、着脱自在に装着するものであり、取引決済シ
ステム100に対応する各種アプリケーションプログラ
ムとして取引決済処理プログラム、および各種処理プロ
グラムで処理されるデータとして顧客情報ファイル82
(図6参照)等を記憶する。
【0034】また、この記憶媒体27に記憶されるプロ
グラム、データ等は、その一部または全部を、サーバや
クライアントからインターネット等の通信回線を介して
インターネット伝送制御部24から受信する構成にして
もよく、さらに、記憶媒体27は、ネットワーク上に構
築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、プ
ログラムをインターネット等の通信回線を介してサーバ
やクライアントへ送信して、これらの機器にインストー
ルするように構成してもよい。
【0035】CPU21は、記憶媒体27内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から指定されたアプリケーショ
ンプログラム、および、入力部23から入力される各種
入力データを、RAM25内のワークメモリエリアに格
納する。そして、CPU21は、この各種入力データに
応じて、RAM25内に格納したアプリケーションプロ
グラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRA
M25内のワークメモリエリア内に格納するとともに、
表示部22に表示する。
【0036】また、CPU21は、後述する取引決済処
理(図9参照)を実行する。すなわち、販売端末6から
購入商品リスト、顧客IDおよび取引ID等の情報を受
信すると、受信した顧客IDに基づいて記憶媒体27内
に記憶された顧客情報ファイル82を検索し、顧客端末
3に取引確認メッセージを送信する。また、その送信に
応じて顧客端末3からパスワードを受信すると、顧客情
報ファイル82から読みだしたパスワードとの照合を行
い、一致した場合、その取引の成立を販売端末6に通知
する。また、一致しない場合、その取引の取消を販売端
末6に通知する。
【0037】図4は、携帯端末3の内部構成を示す図で
ある。同図において、携帯端末3は、CPU31、表示
部32、入力部33、無線通信伝送制御部34、RAM
35、記憶装置36および記憶媒体37により構成され
る。記憶媒体37をのぞく各部はバス38に接続されて
いる。
【0038】表示部32は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等のディスプレイ等で構成され、取引決済コンピュ
ータ2から受信する取引確認メッセージ(図7参照)等
を表示する。
【0039】入力部33は、キーボードおよびマウス等
で構成されており、キーボードは、カーソルキー、数字
入力キーおよび各種機能キーを備え、キーボードで押下
されたキーの押下信号をCPU31に出力する。
【0040】無線通信制御部34は、携帯端末と通信網
との通信の接続・切断の切替処理、待機中の位置登録等
の、通信網と通信を行うための制御を行う。
【0041】RAM35は、記憶媒体37内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から、CPU31により指定さ
れたアプリケーションプログラムや、入力部33により
入力される各種入力データおよび処理結果を格納するワ
ークメモリエリアを有する。
【0042】記憶装置36は、プログラムやデータ等が
あらかじめ記憶されている独立した記憶媒体37を有し
ており、この記憶媒体37は、磁気的または光学的記憶
媒体、もしくは、半導体メモリで構成されている。この
記憶媒体37は、記憶装置36に固定的に設けたもの、
もしくは、着脱自在に装着するものであり、取引決済シ
ステム100に対応する各種アプリケーションプログラ
ムとして取引確認処理プログラム、および各種処理プロ
グラムで処理されるデータ等を記憶する。
【0043】また、この記憶媒体37に記憶されるプロ
グラム、データ等は、その一部または全部を、サーバや
クライアントからインターネット等の通信回線を介して
無線通信制御部34から受信する構成にしてもよく、さ
らに、記憶媒体37は、ネットワーク上に構築されたサ
ーバの記憶媒体であってもよい。さらに、プログラムを
インターネット等の通信回線を介してサーバやクライア
ントへ送信して、これらの機器にインストールするよう
に構成してもよい。
【0044】CPU31は、記憶媒体37内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から指定されたアプリケーショ
ンプログラム、および、入力部33から入力される各種
入力データを、RAM35内のワークメモリエリアに格
納する。そして、CPU31は、この各種入力データに
応じて、RAM35内に格納したアプリケーションプロ
グラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRA
M35内のワークメモリエリア内に格納するとともに、
表示部32に表示する。
【0045】また、CPU31は、後述する取引確認処
理(図10参照)を実行する。すなわち、取引決済コン
ピュータ2から取引確認メッセージ(図7参照)を受信
すると、その受信した取引確認メッセージを表示部32
に表示し、その表示に応じて入力されるパスワードを暗
号化し、取引決済コンピュータ2に送信する。また、取
引確認メッセージに応じてその取引の取消が入力された
場合、取引決済コンピュータ2にその取引の取消を通知
する。
【0046】図5は、販売端末6の内部構成を示す図で
ある。同図において、販売端末6は、CPU61、表示
部62、入力部63、インターネット伝送制御部64、
RAM65、記憶装置66、記憶媒体67、印刷装置6
8およびバーコードスキャナ69により構成される。記
憶媒体67をのぞく各部はバス70に接続されている。
【0047】表示部62は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等のディスプレイ等で構成され、CPU61が作成
する購入商品リスト、取引決済コンピュータ2から受信
する取引の成立または取消の通知等を表示する。
【0048】入力部63は、キーボードおよびマウス等
で構成されており、キーボードは、カーソルキー、数字
入力キーおよび各種機能キーを備え、キーボードで押下
されたキーの押下信号をCPU21に出力する。
【0049】インターネット伝送制御部64は、モデム
(MODEM:MOdulator/DEModulator)またはターミ
ナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)等によって構
成され、電話回線、ISDN回線等の通信回線を介して
外部機器との通信を行うための制御を行う。モデムは、
電話回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器
との通信を行うために、CPU61によって処理された
デジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナロ
グ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたア
ナログ信号をデジタル信号に復調する装置であり、ター
ミナルアダプタは、ISDN回線を介してパーソナルコ
ンピュータ等の外部機器との通信を行うために、既存の
インターフェースをISDNに対応するインターフェー
スに変換する装置である。
【0050】RAM65は、記憶媒体67内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から、CPU61により指定さ
れたアプリケーションプログラムや、入力部63により
入力される各種入力データおよび処理結果を格納するワ
ークメモリエリアを有する。
【0051】記憶装置66は、プログラムやデータ等が
あらかじめ記憶されている独立した記憶媒体67を有し
ており、この記憶媒体67は、磁気的または光学的記憶
媒体もしくは半導体メモリで構成されている。この記憶
媒体67は、記憶装置66に固定的に設けたもの、もし
くは、着脱自在に装着するものであり、取引決済システ
ム100に対応する各種アプリケーションプログラムと
して取引情報送信処理プログラム、および各種処理プロ
グラムで処理されるデータとして商品名ファイル81等
を記憶する。
【0052】また、この記憶媒体87に記憶されるプロ
グラム、データ等は、その一部または全部を、サーバや
クライアントからインターネット等の通信回線を介して
インターネット伝送制御部84から受信する構成にして
もよく、さらに、記憶媒体87は、ネットワーク上に構
築されたサーバの記憶媒体であってもよい。さらに、プ
ログラムをインターネット等の通信回線を介してサーバ
やクライアントへ送信して、これらの機器にインストー
ルするように構成してもよい。
【0053】印刷装置68は、レーザプリンタやインク
ジェットプリンタ等のプリンタによって構成され、購入
商品に対応するレシート等を印刷・出力する。
【0054】バーコードスキャナ69は、商品等に表示
されているバーコードを読みとり、その読みとった商品
コードをCPU61に出力する。
【0055】CPU61は、記憶媒体67内に記憶され
ている取引決済システム100に対応する各種アプリケ
ーションプログラムの中から指定されたアプリケーショ
ンプログラム、および、入力部63から入力される各種
入力データを、RAM65内のワークメモリエリアに格
納する。そして、CPU61は、この各種入力データに
応じて、RAM65内に格納したアプリケーションプロ
グラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRA
M65内のワークメモリエリア内に格納するとともに、
表示部62に表示する。
【0056】また、CPU61は、後述する取引情報送
信処理(図8参照)を実行する。すなわち、バーコード
スキャナ69が読みとった商品コード、および、記憶媒
体67内に記憶されている商品名ファイル81を参照し
て購入商品リストを作成する。そして、その取引にのみ
有効な取引IDを作成し、購入商品リスト、顧客IDお
よび取引IDを取引決済コンピュータ2に送信する。次
いで、その送信に応じて取引決済コンピュータ2から通
知された内容を表示部62に表示する。
【0057】図6は、取引決済コンピュータ2の記憶媒
体27に記憶された顧客情報ファイル82の例を示す図
である。同図において、(a)は項目名称を、(b)は
その項目名称に対応する情報の例を示している。項目名
称として、顧客ID、携帯電話番号等があり、顧客7ご
とに対応する情報を格納する。また、この顧客情報ファ
イル82は、支払い代行会社9が有する取引決済コンピ
ュータ2の記憶媒体27に記憶され、支払い代行会社9
は、取引の際にこの顧客情報ファイル82を参照して決
済処理を行う。
【0058】図7は、取引確認メッセージの例を示す図
である。この取引確認メッセージは、支払い代行会社9
の取引決済コンピュータ2から顧客7の携帯端末3に送
信され、表示部32に表示される。
【0059】同図において、顧客7が商品を購入しよう
とする店舗名および購入品目が表示され、顧客7にパス
ワードの入力と購入品目の承認を求めるメッセージが表
示されている。この表示画面上で、顧客7は購入品目を
承認し、パスワードを入力する。また、顧客7はこの表
示画面上で、取引の取り消しを選択することもできる。
【0060】次に動作を説明する。
【0061】図8は、販売端末6の取引情報送信処理を
示すフローチャートである。同図において、顧客7によ
り購入する商品が選択されると、販売端末6のバーコー
ドスキャナ69は、その商品のバーコードを読みとり、
CPU61に出力する(ステップS61)。すると、C
PU61は、記憶媒体67内に記憶されている商品名フ
ァイル81を参照し、読みとった商品コードに対応する
商品名を読み出す(ステップS62)。そして、バーコ
ードスキャナ69は、次の選択された商品の商品バーコ
ードを読みとる。
【0062】以上の処理を繰り返し、選択された全ての
商品についてバーコードの読み取りが終了すると(ステ
ップS63:YES)、CPU61は、選択された商品
の購入商品リストを生成する(ステップS64)。そし
て、この取引のみに有効な取引IDを生成する(ステッ
プS65)。
【0063】次に、CPU61は、顧客7の携帯端末3
に、顧客IDの入力を促すメッセージを送信する(ステ
ップS66)。
【0064】そして、CPU61は、顧客7の携帯端末
3から、顧客7が入力した顧客IDを受信すると(ステ
ップS67)、生成した購入商品リスト、受信した顧客
IDおよび生成した取引IDを、支払い代行会社9の取
引決済コンピュータ2に送信する(ステップS68)。
【0065】そして、取引決済コンピュータ2から取引
成立が通知された場合(ステップS70:YES)、店
舗8において顧客7に商品を引き渡し(ステップS7
1)、印刷部68は、購入品目に対応するレシートを発
行し(ステップS72)、取引情報送信処理を終了す
る。
【0066】また、取引決済コンピュータ2から取引取
消が通知された場合(ステップS70:NO)、この取
引を取り消し(ステップS73)、取引情報送信処理を
終了する。
【0067】図9は、取引決済コンピュータ2の取引決
済処理を示すフローチャートである。同図において、取
引決済コンピュータ2のCPU21は、販売端末6から
受信情報があるか否かを監視しており(ステップS2
1)、販売端末6から受信情報があると(ステップS2
1:YES)、受信した購入商品リスト、顧客IDおよ
び取引IDを取り込む(ステップS22)。
【0068】そして、CPU21は、受信した顧客ID
に基づいて、記憶媒体内27に記憶されている顧客情報
ファイル82を検索し(ステップS23)、顧客7の加
入している銀行10の銀行口座83の残高を読み出す。
銀行口座83の残高が購入商品リストに示された商品の
代金よりも少ない場合(ステップS24:NO)、CP
U21は顧客7の携帯端末3に取引取消を通知し(ステ
ップS34)、取引決済処理を終了する。
【0069】また、銀行口座83の残高が、購入商品リ
ストに示された商品の代金よりも多い場合(ステップS
24:YES)、CPU21は、顧客情報ファイル82
から顧客7の電子メールアドレスおよびパスワードを読
み出す(ステップS25)。そして、取引確認メッセー
ジを顧客7の携帯端末3に送信する(ステップS2
6)。
【0070】そして、顧客7の携帯端末3から取引の取
消が通知された場合(ステップS28:YES)、CP
U21は店舗8の販売端末6に取引取消を通知し(ステ
ップS34)、取引決済処理を終了する。
【0071】また、携帯端末3から、顧客7が入力した
パスワードを受信した場合(ステップS28:NO)、
CPU21は、顧客情報ファイル82から読みだしたパ
スワードを暗号化し(ステップS29)、顧客7の携帯
端末3から受信したパスワードとの照合を行う(ステッ
プS30)。この場合、顧客7の携帯端末3から受信し
たパスワードは暗号化されており、CPU21は、顧客
7の携帯端末3が行う暗号化と同様に読み出したパスワ
ードの暗号化を行い、照合を行う。
【0072】CPU21は、パスワードの照合を行った
結果、両者が一致しない場合(ステップ31:NO)、
顧客7の携帯端末3に取引取消を通知し(ステップS3
4)、取引決済処理を終了する。
【0073】また、両者が一致した場合(ステップS3
1:YES)、CPU21は、店舗8の販売端末6に取
引成立を通知する(ステップS32)。そして、顧客情
報ファイル82から、顧客7の加入している銀行コー
ド、支店コードおよび銀行口座番号を読み出す。そし
て、その銀行口座83から商品代金を引き落とし(ステ
ップS33)、取引決済処理を終了する。
【0074】図10は、顧客7の携帯端末3の取引確認
処理を示すフローチャートである。
【0075】携帯端末3のCPU31は、支払い代行会
社9の取引決済コンピュータ2から受信情報があるか否
かを監視している(ステップS61)。取引決済コンピ
ュータ2から受信情報があると(ステップS61:YE
S)、CPU31は、受信した情報を取り込む(ステッ
プS62)。
【0076】そして、表示部32に、取引決済コンピュ
ータ2から受信した取引確認メッセージを表示する(ス
テップS63)。
【0077】次いで、顧客7から取引取消が入力された
場合(ステップS65:YES)、CPU31は、店舗
8の販売端末6に取引取消を通知し(ステップS6
8)、取引確認処理を終了する。
【0078】また、顧客7からパスワードが入力された
場合(ステップS65:NO)、CPU31は、入力さ
れたパスワードを暗号化し(ステップS66)、取引決
済コンピュータ2に暗号化したパスワードを送信する
(ステップS67)。そして、取引確認処理を終了す
る。
【0079】以上のように、取引の決済処理を行う際
に、支払い代行会社から顧客に購入商品の承認およびパ
スワードの入力を求めることにより、店舗を通さずに顧
客認証を行うことができ、また、顧客IDが通知された
際は、必ずその顧客IDの所有者に連絡が入ることにな
るので、第三者による顧客IDの不正使用を防ぐことが
できる。また、顧客にとっては、購入商品および請求さ
れる代金を即座に確認することができる。
【0080】さらに、その取引のみに有効な取引IDを
生成することにより、店舗や支払い代行会社間のデータ
送信内容を傍受されることによる不正使用を防ぐことが
できる。
【0081】本発明の実施の形態において、顧客が日本
以外で商品購入を行う際、支払い代行会社がその国での
価格を日本円に換算して、取引確認メッセージと共に顧
客の携帯端末に送信するように構成してもよい。
【0082】また、支払い代行会社が顧客の携帯端末に
取引確認メッセージを送信する際、日付時間情報等の付
加情報もさらに付加して送信し、また、顧客の携帯端末
が支払い代行会社にパスワードを送信する際、受信した
購入商品リストおよび日付時間情報等の付加情報も付加
して暗号化するように構成してもよい。
【0083】
【発明の効果】請求項1、8および10記載の発明によ
れば、取引決済サーバが販売端末を通さずに、直接顧客
端末に顧客認証を行うことができるので、店舗等におけ
る顧客情報の不正使用を防止することができる。また、
顧客は取引の際に、必ず取引決済サーバから顧客端末に
取引情報の確認が求められるので、販売端末において不
正に商品や代金の請求等が行われていないか、即座に確
認することができる。
【0084】さらに、顧客情報が第三者に知られても、
取引時には必ず顧客IDの所有者の顧客端末に取引情報
の承認が求められるので、第三者による顧客情報の不正
使用を防止することができる。
【0085】また、顧客端末を紛失した場合において、
第三者はパスワードを知らないので、その顧客端末を取
得した第三者による不正使用を防ぐことができる。
【0086】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、前記販売端末は、商品名ファイ
ルを参照することにより、商品コードから容易に購入商
品リストを作成することができる。
【0087】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加え、取引の際に人の介入を
必要としないので、店舗等における顧客情報の不正使用
を防ぐことができる。
【0088】請求項4記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加え、販売端末は、商品に表
示されたバーコードを容易に読みとることができ、その
商品コードから購入商品リストを作成することができ
る。
【0089】請求項5記載の発明によれば、請求項1か
ら4のいずれかに記載の発明の効果に加え、顧客端末は
照合情報を送信する際に復号不可能な暗号化方式により
暗号化を行うので、送信された暗号化列からその内容を
復元することは非常に困難となる。そのため、第三者の
傍受によってその送信内容が知られることを防止ことが
できる。
【0090】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加え、販売端末は照合情報を送信する
際に、購入商品リストの内容や、取引決済コンピュータ
の日付時間情報等の付加情報を一緒に送信することによ
り、その取引にのみ有効な暗号化列を生成することがで
きる。そのため、第三者の傍受によってその送信内容が
知られることを防止することができる。
【0091】請求項7および9記載の発明によれば、サ
ーバは、受信した顧客IDに対応する顧客端末に受信し
た取引情報を送信することができる。また、この送信に
応じて顧客端末から送信される照合情報を照合すること
ができ、この照合により顧客の確認および取引情報の承
認を行うことができる。そして、この取引情報に応じた
代金を顧客の銀行口座から引き落とすことで、取引の決
済を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における取引決済システム
100の構成図である。
【図2】取引決済の流れを示す図である。
【図3】取引決済コンピュータ2の内部構成を示す図で
ある。
【図4】携帯端末3の内部構成を示す図である。
【図5】販売端末6の内部構成を表示す図である。
【図6】顧客情報ファイル82の例を表す図である。
【図7】取引確認メッセージの表示例である。
【図8】販売端末6の取引情報送信処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】取引決済コンピュータ2の取引決済処理を示す
フローチャートである。
【図10】携帯端末3の取引確認処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 取引決済システム 1 通信業者 2 取引決済コンピュータ 3 携帯端末 6 販売端末 21、31、61 CPU 22、32、62 表示部 23、33、63 入力部 24、64 インターネット伝送制御部 34 無線通信制御部 25、35、65 RAM 26、36、66 記憶装置 27、37、67 記憶媒体 28、38、70 バス 68 印刷装置 69 バーコードスキャナ 4 通信ネットワーク 5 インターネット 7 顧客 8 店舗 9 支払い代行会社 10 顧客の加入している銀行 81 商品名ファイル 82 顧客情報ファイル 83 顧客の銀行口座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 CC01 CD04 CE07 EA01 3E044 AA01 CA04 CA10 DA06 DB02 DD02 DE01 5B049 AA05 BB11 BB46 CC05 CC36 DD02 DD05 EE05 GG01 GG03 GG04 GG06 GG07 GG10 9A001 JJ58 JJ67 KK57 LL03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売端末と取引決済サーバとがネットワー
    クを介して接続され、取引決済サーバが顧客端末と通信
    して取引を決済する取引決済システムであって、 前記販売端末は、 取引情報および顧客IDを前記取引決済サーバに送信す
    ると共に、前記取引決済サーバから送信される取引成立
    の通知を受信する通信手段と、 この通信手段により前記取引決済サーバから取引成立の
    通知が受信された場合は、前記取引情報に対応する取引
    を実行する取引処理手段と、を備え、 前記取引決済サーバは、 顧客毎に顧客情報を記憶する記憶手段と、 前記販売端末から送信される前記取引情報および顧客I
    Dを受信し、当該顧客IDに対応する前記顧客端末に前
    記取引情報を送信する通信手段と、 前記顧客端末から送信される照合情報を前記通信手段に
    より受信し、当該照合情報を前記記憶手段の顧客情報に
    基づいて照合し、当該顧客を確認した場合は、前記取引
    情報に応じた取引決済を行うと共に、前記通信手段によ
    り取引成立の通知を前記販売端末に送信する取引処理手
    段と、を備え、 前記顧客端末は、 前記取引決済サーバから送信された前記取引情報を受信
    すると共に、ユーザ指示に応じた照合情報を前記取引決
    済サーバに送信する通信手段と、 この通信手段により受信された前記取引情報を表示する
    表示手段と、 を備えることを特徴とする取引決済システム。
  2. 【請求項2】前記取引情報は、商品コードと、商品名
    と、価格とを含むことを特徴とする請求項1記載の取引
    決済システム。
  3. 【請求項3】前記販売端末は、自動販売機であることを
    特徴とする請求項1または2記載の取引決済システム。
  4. 【請求項4】前記販売端末は、POS端末であることを
    特徴とする請求項1または2記載の取引決済システム。
  5. 【請求項5】前記顧客端末において、 前記通信手段は、前記照合情報を所定の暗号化方式によ
    り暗号化して前記取引決済サーバに送信し、 前記取引決済サーバにおいて、 前記取引処理手段は、前記顧客端末から暗号化された照
    合情報を受信した場合、前記記憶手段に記憶された当該
    顧客の照合情報を前記所定の暗号化方式により暗号化し
    て当該受信照合情報を照合することを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載の取引決済システム。
  6. 【請求項6】前記顧客端末において、 前記通信手段は、前記取引に関わる付加情報を前記照合
    情報に付加し、この付加情報付き照合情報を前記所定の
    暗号化方式により暗号化して前記取引決済サーバに送信
    することを特徴とする請求項5記載の取引決済システ
    ム。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して販売端末に接続する
    サーバであって、 顧客毎に顧客情報を記憶する記憶手段と 前記販売端末から送信される取引情報および顧客IDを
    受信し、当該顧客IDに対応する顧客端末に前記取引情
    報を送信する通信手段と、 前記顧客端末から送信される照合情報を受信し、当該照
    合情報を前記顧客情報に基づいて照合し、当該顧客を確
    認した場合は、前記取引情報に応じた取引決済処理を行
    うと共に、取引成立の通信を前記販売端末に送信させる
    取引処理手段と、 を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 【請求項8】ネットワークを介して接続された販売端末
    からの取引情報を取引決済サーバに受信させ、該取引決
    済サーバに顧客端末との通信を行わせて取引を決済させ
    る取引決済方法であって、 前記販売端末に、取引情報および顧客IDを前記取引決
    済サーバに送信させると共に、前記取引決済サーバから
    送信される取引成立の通知を受信させ、 前記販売端末に、前記取引決済サーバから送信された取
    引成立の通知を受信した場合は、前記取引情報に対応す
    る取引を実行させ、 前記取引決済サーバに、顧客毎に顧客情報を記憶させ、 前記取引決済サーバに、前記販売端末から送信される前
    記取引情報および顧客IDを受信させると共に、当該顧
    客IDに対応する前記顧客端末に前記取引情報を送信さ
    せ、 前記取引決済サーバに、前記顧客端末から送信される照
    合情報を受信させ、当該照合情報を前記顧客情報に基づ
    いて照合させ、当該顧客を確認した場合は、前記取引情
    報に応じた取引決済処理を行わせると共に、取引成立の
    通知を前記販売端末に送信させ、 前記顧客端末に、前記取引決済サーバから送信された前
    記取引情報を受信させると共に、ユーザ指示に応じた照
    合情報を前記取引決済サーバに送信させ、 前記顧客端末に、受信された取引情報を表示させること
    を特徴とする取引決済方法。
  9. 【請求項9】ネットワークを介して販売端末に接続され
    たサーバに顧客端末との通信を行わせて取引を決済させ
    る取引決済方法であって、 顧客毎に顧客情報を記憶させ、 前記販売端末から送信される取引情報および顧客IDを
    受信させると共に、当該顧客IDに対応する顧客端末に
    前記取引情報を送信させ、 前記顧客端末から送信される照合情報を受信させ、当該
    照合情報を前記顧客情報に基づいて照合させ、当該顧客
    を確認した場合は、前記取引情報に応じた取引決済処理
    を行わせると共に、取引成立の通信を前記販売端末に送
    信させることを特徴とする取引決済方法。
  10. 【請求項10】ネットワークを介して販売端末に接続さ
    れ、顧客端末との通信を行わせて取引を決済するサーバ
    を制御するためのコンピュータが実行可能なプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 顧客毎に顧客情報を記憶させるためのプログラムコード
    と、 前記販売端末から送信される取引情報および顧客IDを
    受信させると共に、当該顧客IDに対応する顧客端末に
    前記取引情報を送信させるためのプログラムコードと、 前記顧客端末から送信される照合情報を受信させ、当該
    照合情報を前記顧客情報に基づいて照合させ、当該顧客
    を確認した場合は、前記取引情報に応じた取引決済処理
    を行わせると共に、取引成立の通信を前記販売端末に送
    信させるためのプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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