JP2002024667A - ポイント制ショッピングシステム及び商品配送システム - Google Patents

ポイント制ショッピングシステム及び商品配送システム

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JP2002024667A
JP2002024667A JP2000223248A JP2000223248A JP2002024667A JP 2002024667 A JP2002024667 A JP 2002024667A JP 2000223248 A JP2000223248 A JP 2000223248A JP 2000223248 A JP2000223248 A JP 2000223248A JP 2002024667 A JP2002024667 A JP 2002024667A
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JP2000223248A
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English (en)
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Takashi Watanabe
崇 渡邊
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YAMADA DENKI CO Ltd
Original Assignee
YAMADA DENKI CO Ltd
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 現実店舗またはネット上の仮想商店街を参加
店舗とするポイント制ショッピングシステムとネットシ
ョッピングでの配送システムを提供する。 【解決手段】 管轄者5と参加店舗A店、B店、・・か
らなるネット上の仮想商店街VMで、予め支払代金Yに
対するポイントの割合を一律に定めておき(ステップ
1)、ユーザー1がA店の商品m1を購入するとその支
払代金Y1の所定割合の金額に相当するポイントP1を管
轄者5が当該ユーザー1の手持ちポイントPD1に加算
し(ステップ2)、次にB店で自己の手持ちポイントP
D1のPs分を商品m3の購入代金X3の一部として利用
した場合に(支払代金Y3=X3−Ps)、利用したポイ
ントPsを管轄者5がユーザー1の手持ちポイントPD
1から減算し(ステップ3)、ユーザー1は商品m1、m
3の支払代金Y1、Y3を管轄者5に払い込む(ステップ
4)ポイント制ショッピングシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、参加店舗にポイン
ト制を導入するとともに決済代行を一括処理するポイン
ト制ショッピングシステム及びインターネットを典型と
する通信ネットワークを利用した仮想商店街(バーチャ
ルモール)でのポイント制ショッピングシステムとその
商品配送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の仮想店舗が集合したインターネッ
ト上の仮想商店街(バーチャルモール)を利用したイン
ターネットショッピングが急速に普及して来ている。そ
の仕組みは、インターネット上の仮想商店街のホームペ
ージ上において、ユーザーが商品を選んで仮想店舗を出
店した現実店舗と売買契約を締結し、前記現実店舗がユ
ーザーの電子決済または現実の振込等による代金支払い
を確認の後、商品を配送業者を介してユーザーに配送す
る構成となっている。
【0003】上記仮想商店街には主催者と称すべき管理
者が存在するが、管理者は単にネット上の「市場」の提
供とユーザーの管理をしているだけであり、ユーザーと
参加店舗との商品売買の決済には関与せず、また商品配
送についても特段関与していない。
【0004】また、現実店舗での商品売買において、商
店が発行するカード等に買い物代金に応じてまたは商品
に応じてその都度ポイントが加算されて、所定ポイント
になれば金券、割引券やプレゼントがもらえるという、
所謂ポイント制を実施している店舗が多数ある。
【0005】上記ポイント制は商店が御得意顧客を獲得
するための有効な手法であり、ユーザー(消費者)側か
らは買得感が高まり、ポイントを集めるのがショッピン
グの楽しみにもなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の通信ネットワー
ク上の仮想商店街でのショッピングでは、各店舗共通に
利用できるポイント制というものが実施されていない。
【0007】また、上述の従来の現実店舗でのポイント
制は各店舗に独自のシステムであることが殆どであっ
て、複数の参加店舗から構成される商店街で共通に使用
できるポイント制は管理が難しい面がある。且つここに
いうポイントは金銭と同一視され得るものではなく、ユ
ーザーが手持ちのポイントを参加店舗で自由に代金支払
いに代えて使用できるものではない。
【0008】また、多数の仮想店舗が集合した通信ネッ
トワーク上の仮想商店街での売買では、決済や商品の発
送が未だ不確実の感が否めず、「代金は支払ったが、購
入した商品が未だ届かない。」といったトラブルが多発
しているのが現状である。店舗側では商品の出荷、配送
の逐次確認が煩雑であるという問題も生じている。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ユーザーが金銭と同じように利用できるポイント
制を導入するとともにポイントを含めた代金決済の代行
を行うポイント制ショッピングシステム、及び通信ネッ
トワーク上の仮想商店街でのポイント制ショッピングシ
ステムを実現し、またネットショッピングの効率的で確
実な商品配送システムを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、 (1) ポイント管理及び決済を代行する管轄者と通信
ネットワークで結ばれた複数の参加店舗とからなり、ユ
ーザーが前記参加店舗で商品を購入すると当該商品に予
め定められたポイントまたは支払代金に対する所定割合
のポイントが前記管轄者のポイント管理の下にユーザー
の手持ちポイントとして蓄積され、ユーザーは前記自己
の手持ちポイントを参加店舗での商品購入代金の全部ま
たは一部として利用でき、前記管轄者は前記参加店舗に
対してユーザーのポイント利用を含む代金決済を代行す
ることを特徴とするポイント制ショッピングシステムを
提供する。 (2) 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネットワ
ーク上の仮想商店街でユーザーが自己の手持ちポイント
を商品購入代金の全部または一部として利用できるポイ
ント制ショッピングシステムであって、予め仮想商店街
の参加店舗の商品のポイントを定めるステップと、ユー
ザーが参加店舗の商品を購入するとその商品のポイント
を管轄者が当該ユーザーの手持ちポイントに加算するス
テップと、ユーザーが参加店舗で自己の手持ちポイント
を商品購入代金の全部または一部として利用して商品を
購入した場合に、利用したポイントを管轄者が当該ユー
ザーの手持ちポイントから減算するステップと、ユーザ
ーが購入商品の支払代金を管轄者に払い込むステップ
と、ユーザーが購入した商品の販売額から当該商品のポ
イント分の額を差し引いた金額相当が管轄者から参加店
舗に支払われるステップと、を含むことを特徴とする通
信ネットワーク上の仮想商店街のポイント制ショッピン
グシステムを提供する。 (3) 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネットワ
ーク上の仮想商店街でユーザーが自己の手持ちポイント
を商品購入代金の全部または一部として利用できるポイ
ント制ショッピングシステムであって、予め仮想商店街
の各参加店舗におけるユーザーの支払代金に対するポイ
ントの割合を定めるステップと、ユーザーが参加店舗の
商品を購入するとその支払代金の所定割合の金額に相当
するポイントを管轄者が当該ユーザーの手持ちポイント
に加算するステップと、ユーザーが参加店舗で自己の手
持ちポイントを商品購入代金の全部または一部として利
用して商品を購入した場合に、利用したポイントを管轄
者が当該ユーザーの手持ちポイントから減算するステッ
プと、ユーザーが購入商品の支払代金を管轄者に払い込
むステップと、ユーザーが購入した商品の販売額から当
該商品のポイント分の額を差し引いた金額相当が管轄者
から参加店舗に支払われるステップと、を含むことを特
徴とする通信ネットワーク上の仮想商店街のポイント制
ショッピングシステムを提供する。 (4) 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネットワ
ーク上の仮想商店街の商品配送システムであって、ユー
ザーが仮想商店街の参加店舗にて商品を購入するステッ
プと、ユーザーがその商品代金を指定金融機関に払い込
むステップと、購入商品が参加店舗の現実店舗に発注明
細とともに発注されるステップと、前記指定金融機関が
代金を一括回収して管轄者に払い込むステップと、前記
現実店舗が発注明細に基づき配送業者に商品を出荷する
ステップと、商品出荷後に前記現実店舗が出荷処理完了
を前記管轄者の管理する流通状況確認データベースに通
知し記録するステップと、前記流通状況確認データベー
スからユーザーへ出荷完了報告を行うステップと、前記
現実店舗から管轄者に商品代金を請求するステップと、
前記配送業者が前記流通状況確認データベースに商品集
荷確認報告を通知し記録するステップと、前記配送業者
が商品をユーザーに配送するステップと、前記ユーザー
が購入商品の着荷確認を配送業者に通知するステップ
と、前記配送業者が商品配送完了を前記流通状況確認デ
ータベースに通知し記録するステップと、管轄者が前記
流通状況確認データベースによってユーザーへの商品着
荷確認後、前記現実店舗からの代金請求に対して支払う
ステップと、を含むことを特徴とする商品配送システム
を提供する。
【0011】なお、上記(2)、(3)、(4)におけ
る「管轄者」とは、通信ネットワーク上の仮想商店街の
運営母体であり、通信ネットワーク上の仮想商店街のサ
ーバーである。また「ユーザー」とは前記管轄者と参加
店舗でのショッピングの代金決済の代行を契約した顧客
もしくは仮想商店街の利用について管轄者と代金決済の
代行等を契約した顧客である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る通信ネットワーク上
の仮想商店街のポイント制ショッピングのシステムとそ
の配送システムを、現在急速に普及している通信ネット
ワークの典型であるインターネットを利用した場合につ
いて図面を基に詳述する。
【0013】図1は本発明に係るポイント制ショッピン
グの第1の実施の形態の構成を説明する概念図である。
図2は本発明に係るポイント制ショッピングの第2の実
施の形態の構成を説明する概念図である。図3は本発明
に係る商品配送システムの一例を説明する概念図であ
る。
【0014】先ず、本発明に係る通信ネットワーク上の
仮想商店街のポイント制ショッピングの第1の実施の形
態のシステム構成を図1で説明すると、管轄者5と複数
の参加店舗A店、B店、・・からなる通信ネットワーク
上の仮想商店街VMでユーザー1が自己の手持ちポイン
トPD1(管轄者5がポイント管理室6で管理してい
る。)を商品購入代金Xの全部または一部として利用で
きるポイント制ショッピングであって、予め仮想商店街
VMの参加店舗A店、B店、・・の商品m1、m2、m3
・・に付帯するポイントP1、P2、P3・・を定めて管
轄者5(サーバー)のデータベースに記録しておき(ス
テップ1)、ユーザー1が参加店舗のA店で商品m1
(販売額X1)を購入するとその商品m1のポイントP1
を管轄者5が当該ユーザー1の手持ちポイントPD1に
加算する(ステップ2)。即ち、PD1+P1→PD1と
する。また、ユーザー1が参加店舗のB店で自己の手持
ちポイントPD1の一部Ps(または全部)を商品m3の
商品購入代金(=販売額X3)の全部または一部として
利用して購入した場合に、利用したポイントPsを管轄
者5が当該ユーザー1の手持ちポイントPD1から減算
する(ステップ3)。即ち、PD1−P1→PD1とす
る。また、同時に商品m3を購入したので、そのポイン
トP3を手持ちポイントPD1に加算する(ステップ
2)。次に、ユーザー1が購入商品m1、m3の支払代金
Y1(Y1=X1)及びY3(Y3=X3−Ps;但し1ポイ
ントを1円と換算した場合。)を管轄者5に払い込み
(ステップ4)、ユーザー1が購入した商品m1、m3の
販売額X1、X3から当該商品のポイント分P1、P3の額
を差し引いた金額(X1−P1)、(X3−P3)相当が管
轄者5から当該参加店舗のA店、B店に各々支払われる
(ステップ5)。以上のステップ1〜ステップ5を含む
ことで、ユーザー1はネット上の仮想商店街VMで手持
ちポイントPDが増えるのを楽しみながらショッピング
ができ、買得感が得られるのである。
【0015】上記システムのポイント制ショッピングで
は、購入した商品mに付帯するポイントPが後で全く現
金と同じように使用できるもので、例えば商品購入代金
Xを全て手持ちポイントPDで支払った場合でも、その
商品に付帯するポイントPが手持ちポイントPDに加算
される(ステップ2)。例えばポイントPが商品の販売
額の一律10%の額に相当する値に定められている場合
には、結果的に100円の商品が90円で買えるのであ
る。勿論、ポイントの販売額に対する割合は各店舗で異
なっていてもよいし、同一店舗内の各商品で異なってい
てもよい。このシステムの利点は各参加店舗が任意に商
品に付帯するポイントの割合を設定でき、また各商品毎
にも任意にポイントを設定できる点にある。
【0016】次に、図2に示される第2の実施の形態で
は、前記第1の実施の形態と同じように管轄者5と複数
の参加店舗A店、B店、・・からなる通信ネットワーク
上の仮想商店街VMでユーザー1が自己の手持ちポイン
トPD1を商品購入代金Xの全部または一部として利用
できるポイント制ショッピングである点は共通するもの
の、そのポイントの設定方法が異なっている。即ち、予
め仮想商店街VMの各参加店舗A店、B店、・・におけ
るユーザー1の支払代金Yに対するポイントの割合を例
えば支払い額100円につき10ポイント(10%)と
いうように一律に定めて管轄者5(サーバー)に記録し
ておき(ステップ1)、ユーザー1が参加店舗A店の商
品m1(販売額X1)を購入するとその支払代金Y1(Y1
=X1)の所定割合(10%)の金額に相当するポイン
トP1(=Y1/10)を管轄者5が当該ユーザー1の手
持ちポイントPD1に加算する。即ち、PD1+P1→P
D1とする(ステップ2)。また、ユーザー1が参加店
舗のB店で自己の手持ちポイントPD1のPs分を商品
m3の購入代金X3の全部または一部として利用して購入
した場合に(支払代金Y3=X3−Ps)、利用したポイ
ントPsを管轄者5がユーザー1の手持ちポイントPD
1から減算する。即ち、PD1−Ps→PD1とする(ス
テップ3)。同時に支払代金Y3の所定割合(10%)
の金額に相当するポイントP3(=Y3/10)を手持ち
ポイントPD1に加算する(ステップ2)。次に、ユー
ザー1が購入した商品m1の支払代金Y1、商品m3の支
払代金Y3を管轄者5に払い込む(ステップ4)。次
に、ユーザー1が購入した商品m1、m3の販売額X1、
X3からポイント分の割合の額を差し引いた金額(X1−
0.1X1=0.9X1)、(X3−0.1X3=0.9X
3)相当が管轄者5から参加店舗A店、B店に各々支払
われる(ステップ5)。
【0017】以上のステップ1〜ステップ5を含むポイ
ント制ショッピングのシステムは、第1の実施の形態と
似ているが、ポイントの設定が商品に付帯するものでな
く、仮想商店街VM内または各参加店舗内でユーザー1
の支払代金Yに対する一律の割合(例えば上記例では1
0%)に相当する値で定めている点で異なる。したがっ
て、商品mの販売額Xを全て手持ちポイントPDで支払
って、支払代金Yが0円の場合はポイントは加算されな
い。結果的に例えば支払代金Yの10%をポイントPに
設定した場合は、100円で110円の買い物ができる
ことになる。このポイント制ショッピングの利点はポイ
ントの設定が仮想商店街VM全体または各参加店舗で支
払代金に対して一律に決められるので設定・変更が容易
であり、コンピュータ処理ソフトウェア、メンテナンス
が簡単になる点である。
【0018】なお、上記第1、第2の実施の形態におけ
る上記ユーザー1から管轄者5への代金支払い、管轄者
5から参加店舗A店、B店・・への支払いはネット上で
の電子決済または別途に金融機関への振込等で行われ
る。また、実際の管轄者5から参加店舗A店、B店・・
への支払いは正確に販売額Xからポイント分の割合の額
を差し引いた金額でなくともよく、契約によって売上に
応じたロイヤリティを差し引いてもよい(請求項におけ
る「相当」とはこの意味で用いている。)。
【0019】現時点で利用できる上記通信ネットワーク
としては、インターネット、パソコン通信が考えられる
が、将来的にはギガビットクラスの伝送速度を持つ次世
代インターネットも適用され得ることは勿論であって、
本発明における通信ネットワークに制限はない。
【0020】以上の第1、第2の実施の形態におけるポ
イント制ショッピングシステムは仮想商店街VMでのネ
ットショッピングを前提にしているが、現実店舗を参加
店舗とする場合においても管轄者による上記と同様のポ
イント制を含む決済代行の一括処理が実現できる。即
ち、図2の例を便宜的に借用して参照すると、ポイント
管理及び決済を代行する管轄者5(サーバ)と通信ネッ
トワークで結ばれた仮想商店街VMでない現実店舗のA
店、B店・・・(クライアント)を参加店舗とし、ユー
ザー1がA店で商品m1を購入すると支払代金Yに対す
る所定割合のポイントP1(または当該商品に予め定め
られたポイント)が前記管轄者5のポイント管理室6で
の管理の下にユーザー1の手持ちポイントPD1として
蓄積され、ユーザー1は前記自己の手持ちポイントPD
1を参加店舗A店、B店・・・での商品購入代金X3の
全部または一部として利用でき、前記管轄者5は前記参
加店舗A店、B店・・・に対してユーザー1のポイント
利用を含む代金決済を代行するのである。換言すれば、
前述の第1、第2の実施の形態におけるステップ1〜ス
テップ5がそのまま現実店舗を参加店舗とするポイント
制ショッピングシステムに適用することができる訳であ
る。ユーザー1は所持するポイントカード(磁気カード
やICカード)を参加店舗でのショッピングの際に提出
し、店舗側は該ポイントカードをカードリーダー等で読
み取って通信ネットワークを介して管轄者5とリンク
し、管轄者5は当該ユーザーの手持ちポイントPDの増
減の管理と決済代行の管理を行うのである。
【0021】次に、上記通信ネットワーク上の仮想商店
街VMのポイント制ショッピングシステムをユーザー1
が利用して商品を購入した後に、実際の商品をユーザー
1に配送するシステムが機能しなければならない。この
点、図3に示した本発明の商品配送システム10では、
ユーザー1が仮想商店街VMの参加店舗C店にて商品m
を購入して(ステップ1)、その支払代金Yを指定金融
機関9に払い込む(ネットバンキングまたはコンビニエ
ンスストア等での現実の振込、クレジットカード、デビ
ットカード等での決済等)と(ステップ2)、購入商品
mが参加店舗C店の現実店舗C′に発注明細とともに発
注される(ステップ3)。次に、前記指定金融機関9が
代金を一括回収して管轄者5に払い込み(ステップ
4)、前記現実店舗C′が前記発注明細に基づき配送業
者7に商品mを出荷し(ステップ5)、商品出荷後に前
記現実店舗C′が出荷処理完了を前記管轄者5の管理す
る流通状況確認データベース8に通知し記録する(ステ
ップ6)。次に、前記管轄者5は流通状況確認データベ
ース8からユーザー1へ出荷完了報告を行う(ステップ
7)。一方、前記現実店舗C′は管轄者5に商品代金を
請求する(ステップ8)。次に、配送業者7が前記管轄
者5の流通状況確認データベース8に商品集荷確認報告
を通知して記録し(ステップ9)、配送業者7が商品m
をユーザー1に配送する(ステップ10)とともにユー
ザー1が購入商品mの着荷確認を配送業者7に通知する
(ステップ11)。次に、配送業者7が商品配送完了を
前記管轄者5の流通状況確認データベース8に通知して
記録し(ステップ12)、管轄者5が前記流通状況確認
データベース8によってユーザー1への商品着荷確認
後、前記現実店舗C′からの代金請求に対して商品代金
を支払う(ステップ13)、というステップを含む構成
である。
【0022】上記配送システム10では、仮想商店街V
Mの運営母体である管轄者5が商品mの配送状況を流通
状況確認データベース8で逐次把握しているので、現実
店舗C′や配送業者7に対する商品mの発送状況がフォ
ローし易くなっていてユーザー1からの問い合わせに迅
速に対応できる。また、ユーザー1からの代金回収が金
融機関9を介して行われるので確実であり、ユーザー1
は運営母体の管轄者5に代金を支払う形態(管轄者5は
責任ある決済代行者となり、商品代金の回収を代行す
る。)なので、管轄者5の信用が得られ、安心してショ
ッピングができることになる。一方、参加店舗は商品代
金の回収や商品の配送確認、ユーザーからの問い合わせ
の応対等の手間から開放される。
【0023】念の為に付言すれば、ユーザー1は管轄者
5と仮想商店街VMの利用についての契約を結び、ユー
ザー名とパスワード等でネット上の売買の安全性が確保
されなれればならないことは勿論である。
【0024】上述の実施の形態から判るように、本発明
が仮想商店街の普及に有用であり、且つ具体的構成であ
って、通信ネットワーク上の仮想商店街でのポイント制
ショッピングシステムの実現とその実際の商品の確実な
配送システムの実現によってユーザーにとっては安全且
つ便利で魅力的なネットショッピングが楽しめるのであ
る。勿論、現実店舗を参加店舗に加えてもよいし、現実
店舗のみを参加店舗として構成してもよく、ユーザーは
蓄積した手持ちポイントが金銭と同様に参加店舗の何処
でも使える点で便利であって割安感が得られ、参加店舗
では管轄者による代金決済の代行が行われるので確実な
支払いを受けられる点で安心であって御得意顧客の獲得
にもつながるのである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るポイント制ショッピングシ
ステム及び商品配送システムは、上記のように構成され
ているため、以下に記載するような効果を有する。
【0026】(1)現実店舗または通信ネットワーク上
の仮想商店街を参加店舗とするショッピングにユーザー
にとって買得感のある参加店舗共通の金銭同様に自由に
ポイントが使えるポイント制が実現されるので、ユーザ
ー(顧客)の新規獲得が図れるという優れた効果を有す
る。
【0027】(2)参加店舗はポイントの管理から開放
され、代金が確実に回収できるという優れた効果を有す
る。
【0028】(3)仮想商店街でのショッピングによる
商品の配送が仮想商店街の管轄者の管理下の元で効率的
で安全に行える。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るポイント制ショッピングシステ
ムの第1の実施の形態の構成を説明する概念図である。
【図2】 本発明に係るポイント制ショッピングシステ
ムの第2の実施の形態の構成を説明する概念図である。
【図3】 本発明に係る商品配送システムの一例を説明
する概念図である。
【符号の説明】
1 ユーザー(登録顧客) 5 管轄者 6 ポイント管理室 7 配送業者 8 流通状況確認データベース 9 指定金融機関 10 商品配送システム m、m1、m2、m3・・ 商品 P、P1、P2、P3・・ ポイント PD 手持ちポイント PD1 ユーザー1の手持ちポイント Ps 手持ちポイントの一部 VM 仮想商店街 X 商品購入代金(販売額) Y 支払代金 A、B、C 参加店舗 C′ 現実店舗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポイント管理及び決済を代行する管轄者
    と通信ネットワークで結ばれた複数の参加店舗とからな
    り、ユーザーが前記参加店舗で商品を購入すると当該商
    品に予め定められたポイントまたは支払代金に対する所
    定割合のポイントが前記管轄者のポイント管理の下にユ
    ーザーの手持ちポイントとして蓄積され、ユーザーは前
    記自己の手持ちポイントを参加店舗での商品購入代金の
    全部または一部として利用でき、前記管轄者は前記参加
    店舗に対してユーザーのポイント利用を含む代金決済を
    代行することを特徴とするポイント制ショッピングシス
    テム。
  2. 【請求項2】 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネ
    ットワーク上の仮想商店街でユーザーが自己の手持ちポ
    イントを商品購入代金の全部または一部として利用でき
    るポイント制ショッピングシステムであって、予め仮想
    商店街の参加店舗の商品のポイントを定めるステップ
    と、ユーザーが参加店舗の商品を購入するとその商品の
    ポイントを管轄者が当該ユーザーの手持ちポイントに加
    算するステップと、ユーザーが参加店舗で自己の手持ち
    ポイントを商品購入代金の全部または一部として利用し
    て商品を購入した場合に、利用したポイントを管轄者が
    当該ユーザーの手持ちポイントから減算するステップ
    と、ユーザーが購入商品の支払代金を管轄者に払い込む
    ステップと、ユーザーが購入した商品の販売額から当該
    商品のポイント分の額を差し引いた金額相当が管轄者か
    ら参加店舗に支払われるステップと、を含むことを特徴
    とする通信ネットワーク上の仮想商店街のポイント制シ
    ョッピングシステム。
  3. 【請求項3】 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネ
    ットワーク上の仮想商店街でユーザーが自己の手持ちポ
    イントを商品購入代金の全部または一部として利用でき
    るポイント制ショッピングシステムであって、予め仮想
    商店街の各参加店舗におけるユーザーの支払代金に対す
    るポイントの割合を定めるステップと、ユーザーが参加
    店舗の商品を購入するとその支払代金の所定割合の金額
    に相当するポイントを管轄者が当該ユーザーの手持ちポ
    イントに加算するステップと、ユーザーが参加店舗で自
    己の手持ちポイントを商品購入代金の全部または一部と
    して利用して商品を購入した場合に、利用したポイント
    を管轄者が当該ユーザーの手持ちポイントから減算する
    ステップと、ユーザーが購入商品の支払代金を管轄者に
    払い込むステップと、ユーザーが購入した商品の販売額
    から当該商品のポイント分の額を差し引いた金額相当が
    管轄者から参加店舗に支払われるステップと、を含むこ
    とを特徴とする通信ネットワーク上の仮想商店街のポイ
    ント制ショッピングシステム。
  4. 【請求項4】 管轄者と複数の参加店舗からなる通信ネ
    ットワーク上の仮想商店街の商品配送システムであっ
    て、ユーザーが仮想商店街の参加店舗にて商品を購入す
    るステップと、ユーザーがその商品代金を指定金融機関
    に払い込むステップと、購入商品が参加店舗の現実店舗
    に発注明細とともに発注されるステップと、前記指定金
    融機関が代金を一括回収して管轄者に払い込むステップ
    と、前記現実店舗が発注明細に基づき配送業者に商品を
    出荷するステップと、商品出荷後に前記現実店舗が出荷
    処理完了を前記管轄者の管理する流通状況確認データベ
    ースに通知し記録するステップと、前記流通状況確認デ
    ータベースからユーザーへ出荷完了報告を行うステップ
    と、前記現実店舗から管轄者に商品代金を請求するステ
    ップと、前記配送業者が前記流通状況確認データベース
    に商品集荷確認報告を通知し記録するステップと、前記
    配送業者が商品をユーザーに配送するステップと、前記
    ユーザーが購入商品の着荷確認を配送業者に通知するス
    テップと、前記配送業者が商品配送完了を前記流通状況
    確認データベースに通知し記録するステップと、管轄者
    が前記流通状況確認データベースによってユーザーへの
    商品着荷確認後、前記現実店舗からの代金請求に対して
    支払うステップと、を含むことを特徴とする商品配送シ
    ステム。
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