JPH10240613A - メモリアクセス制御方法および装置 - Google Patents

メモリアクセス制御方法および装置

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JPH10240613A
JPH10240613A JP9048238A JP4823897A JPH10240613A JP H10240613 A JPH10240613 A JP H10240613A JP 9048238 A JP9048238 A JP 9048238A JP 4823897 A JP4823897 A JP 4823897A JP H10240613 A JPH10240613 A JP H10240613A
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JP
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memory
address
speed
access control
dot
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JP9048238A
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Isamitsu Majima
勇光 間島
Mitsuhiro Amari
光博 天利
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/39Control of the bit-mapped memory
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元アドレスで管理されるメモリにビット
マップデータを展開する時の展開方向に起因する展開速
度低下を抑止する。 【解決手段】 2次元アドレスのフルドットメモリ23
0を備えたプリンタ制御装置200において、フルドッ
トメモリ230を、xアドレス方向のアクセスが高速な
縦横方向高速メモリ234(1) と、x,yアドレスの
双方でほぼ等しいアクセス速度を有する斜め方向高速メ
モリ235と、yアドレス方向のアクセス速度が高速な
縦横方向高速メモリ236(2) で構成し、データ加工
部221にて印刷データから展開され、フルドットメモ
リ230に書き込まれるドットパターンの方向性をメモ
リ制御部224にて判別し、判別結果に応じてドットパ
ターンの展開先を、縦横方向高速メモリ234(1) 、
斜め方向高速メモリ235、縦横方向高速メモリ236
(2) 、の一つから選択することで展開所要時間を短縮
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリアクセス制
御技術に関し、特に、2次元アドレスによって管理され
るメモリに対するアクセス制御等に適用して有効な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリアクセス制御方式として、
たとえば特開昭61−80339号公報には、2次元ア
ドレスによって管理されるメモリを複数のメモリバンク
に分割し、XアドレスとYアドレスのそれぞれが切り替
わる毎に、バンクが切り替わる構成とし、バンクのアク
セス集中化を回避することで、アクセスを高速化するメ
モリアクセス制御方式が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図形等の2
次元データの印刷を行うプリンタでは、印刷データは出
力する順番に与えられるのではなく、たとえば送られて
きたデータにて指定された用紙内の任意の場所へ出力す
る。従って、このようなプリンタの制御装置は、用紙対
応の全画素(ドット)データを保持するメモリを備え、
このメモリにおける出力ページと対応する任意の位置に
ドットパターンを展開する構成をとる。この用紙対応の
メモリは、用紙上の物理的座標と対応させるため2次元
のアドレス(X,Yアドレス)によって管理される。
【0004】このような、印刷制御装置においては、複
数ページの連続印刷を可能にすべく、あるページの出力
中に次のページを作成する方式を一般に採用するのが普
通である。このような場合、任意の1ページの出力中に
次のページの作成を完了していないと、データ待ちのた
めにプリンタを停止させてしまうことになるため、高速
のメモリアクセスを実行できるようにする必要がある。
【0005】図11は、4バイトのデータ幅を持つメモ
リを用紙対応にアドレスを割り当てた図を示す。このよ
うに割り当てされたメモリを使い、図形の横線をX方向
に128dot分展開した場合と縦線をY方向に128
dot展開した場合、展開処理時間が全く異なる。その
理由は、X方向は一度に32dot分データが処理可能
でかつDRAMを使用した場合、ページ境界内は、カラ
ムアドレスのみの切り替えによるページモードアクセス
が可能なため、高速化できるのに対して、Y方向は1d
ot毎にメモリアドレスを切り替えるアクセスとなるた
め、展開処理は遅くなる。
【0006】図12は、前述の特開昭61−80339
号公報のメモリアクセス制御方式を例示した概念図であ
る。これは、前述のようにX,Yアドレスが変化する度
に、バンクが切り替わる方式である。この方式では、縦
線を展開する時、毎回バンク切り替えするため、バンク
が無い図11の方式と比較すると高速展開ができる。
X,Yアドレスが変化する度にバンクが切り替わるた
め、X方向とY方向の展開性能差は、データ幅の効果に
依存する。データ幅を仮に4バイトとすると、X方向は
1度に32dot展開処理が可能であるのに対して、Y
方向は1dotであるため、Y方向(縦線)の展開処理
はX方向(横線)の展開処理の1/32倍となる。
【0007】すなわち、前述の特開昭61−80339
号公報に開示されたメモリアクセス制御方式を用いたと
しても、縦線を描画するような図形展開処理の速度改善
が技術的課題として依然として存在する。
【0008】本発明の目的は、2次元アドレスによって
管理されるメモリにおいて、アクセス時のアドレス変化
の方向性に影響されることなく高速に、ビットマップ等
のデータ集合の連続したアクセスを実現することが可能
なメモリアクセス制御技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、2次元アドレスによ
って管理されるフルドットメモリにおいて、任意の図形
のビットマップ展開を高速に行うことが可能なメモリア
クセス制御技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアクセス
制御方法は、論理的または物理的にアドレスマッピング
が異なる複数のメモリを持ち、メモリにアクセスされる
ビットマップデータ等のデータ集合におけるアドレス変
化の方向性に応じて、アクセス所要時間がより短いアド
レスマッピングを備えたメモリを選択してアクセスする
ものである。
【0011】また、本発明のメモリアクセス制御装置
は、第1および第2のアドレスからなる2次元アドレス
によって管理され、論理的または物理的にアドレスマッ
ピングが異なる複数のメモリと、第1および第2のアド
レスを相互に交換するアドレス交換手段と、メモリに連
続してアクセスされるビットマップデータ等のデータ集
合におけるアドレス変化の方向性を判別する判別手段
と、この方向性の種別毎にアクセスすべきメモリを選択
する選択手段とを備えたものである。
【0012】この複数のメモリと、アドレス交換手段お
よび判別手段および選択手段の少なくとも一つを実現す
る制御論理とを同一チップ内に実装したメモリ・ロジッ
ク混載LSIを用いてメモリアクセス制御装置を構成す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態であるメモ
リアクセス制御方法および装置を適用したプリンタ制御
装置を含む印刷システムの構成の一例を示す概念図であ
る。
【0015】なお、以下の実施の形態の説明では、メモ
リ素子の一例としてDRAMを例に採って説明するが、
メモリ素子としてはDRAMに限らず、SRAMを始め
他の任意のメモリ素子を用いてもよいことは言うまでも
ない。
【0016】この図1に例示されるように、本実施の形
態の印刷システムは、ホスト側チャネル装置100と、
プリンタ制御装置200と、プリンタ300とで構成さ
れている。プリンタ制御装置200は、中間バッファ2
10、データ加工プロセッサ220、フルドットメモリ
230、セレクタ240等で構成されている。
【0017】なお、中間バッファ210、データ加工プ
ロセッサ220、フルドットメモリ230、セレクタ2
40等からなる本実施の形態のプリンタ制御装置200
は、たとえば、中間バッファ210およびフルドットメ
モリ230等を構成するメモリ素子と、後述のような制
御機能を持つデータ加工プロセッサ220およびセレク
タ240等を実現する制御論理とが同一のLSIチップ
内に実装されたメモリ・ロジック混載LSIにて構成す
ることができる。
【0018】データ加工プロセッサ220は、データ加
工部221、メモリ制御部224、ドットパターン用バ
ス225、後述のようなメモリ制御部224の動作の制
御に用いられる閾値等のパラメータ情報が設定されるパ
ラメータ設定部222およびパラメータ設定部223を
含んでいる。このパラメータ設定部222および223
は、たとえば上位のホスト側チャネル装置100からの
設定コマンドや、プリンタ制御装置200に接続された
図示しない制御パネル等を介して外部から内容が随意に
設定され、メモリ制御部224によってアクセスされる
レジスタ等として構成されている。
【0019】フルドットメモリ230は、2次元アドレ
スで管理される縦横方向高速メモリ234(1) 、斜め
方向高速メモリ235、縦横方向高速メモリ236
(2) という専用メモリを持っている。また、このよう
な構成のフルドットメモリ230は、たとえばメモリプ
レーン230Aおよびメモリプレーン230Bの2面構
成となっている。そして、一方のメモリプレーン230
A(B)からのプリンタ300への先行ページ分のデー
タ読み出しと、データ加工プロセッサ220からの、他
方のメモリプレーン230B(A)への後続ページ分の
データ書き込みと、を交互に並行して行わせることで、
フルドットメモリ230へのデータ書き込み完了待ち等
に起因するプリンタ300の印刷動作の停滞を発生させ
ることなく、複数ページの連続印刷が可能になってい
る。
【0020】縦横方向高速メモリ234(1) および縦
横方向高速メモリ236(2) は、たとえば図2に例示
されるように、複数バンク構成のメモリ媒体234a
(メモリ媒体236a)と、xアドレスおよびyアドレ
スのメモリ媒体234a(メモリ媒体236a)におけ
るローアドレスおよびカラムアドレスに対する対応関係
を相互に交換する動作を行う複数のセレクタ234b
(セレクタ236b)およびセレクタ234c(セレク
タ236c)と、このセレクタ234b(セレクタ23
6b)およびセレクタ234c(セレクタ236c)の
動作を共通の論理信号である縦横選択信号Sによって互
いに逆の切り換え動作を行わせるためのインバータ23
4d(インバータ236d)とで構成される共通な構成
となっている。
【0021】なお、図2に例示された複数バンク構成の
メモリ媒体234a(メモリ媒体236a)では、簡単
のため、カラムアドレス方向に2バンク構成の場合を例
示してあるが、nバンク(nは3以上の自然数)構成と
してもよいことは言うまでもない。
【0022】そして、図3に例示されるように、インバ
ータ234d(インバータ236d)に入力される縦横
選択信号Sの論理状態に応じて、xアドレスおよびyア
ドレスを相互に交換することにより、図4および図5に
例示されるように、同一の物理的な構成のメモリに異な
るアドレスマッピングの動作を行わせる。
【0023】一方、斜め方向高速メモリ235は、図6
に例示されるように、xアドレスの方向に当該xアドレ
スが変化する毎に異なるバンクの4バイト(32ビッ
ト)をアクセスし、yアドレスの方向には、同一バンク
内の1ビットをアクセスする構成となっている。
【0024】なお、図6に例示された斜め方向高速メモ
リ235では、簡単のため、xアドレス(ローアドレ
ス)方向に2バンク構成の場合を例示してあるが、nバ
ンク(nは3以上の自然数)構成としてもよいことは言
うまでもない。
【0025】ここで、印刷データの流れを説明すると、
ホスト側チャネル装置100からプリンタ制御装置20
0に送られた印刷データは、プリンタ制御装置200内
の中間バッファ210に取り込まれる。この印刷データ
は、データ加工プロセッサ220内のデータ加工部22
1によりドットパターン(ビットパターン)に展開さ
れ、フルドットメモリ230へ書き込まれる。前述のよ
うに、フルドットメモリ230は、データ加工部221
で展開されたドットデータを高速にアクセスできるよう
に、2次元アドレスで管理される縦横方向高速メモリ2
34(1) 、斜め方向高速メモリ235、縦横方向高速
メモリ236(2) という専用メモリで構成されてい
る。縦横方向高速メモリ234(1) と縦横方向高速メ
モリ236(2) の構成は、前述の図2で示すような全
く同じ構成であり、縦横選択信号Sによって互いに異な
る動作をする。
【0026】メモリ制御部224は、データ加工部22
1から送られるドットパターンの座標情報、およびパラ
メータ設定部222およびパラメータ設定部223にそ
れぞれ設定されるパラメータA、パラメータBを入力す
ることで、どの専用メモリに対するアクセスかを判断し
選択する。例えば、あるドットパターンがx成分と判断
したとき、縦横方向高速メモリ234(1) へ、あるド
ットパターンがxy成分(斜め成分)と判断したとき、
斜め方向高速メモリ235へ、またあるドットパターン
がy成分と判断したとき、縦横方向高速メモリ236
(2) へという具合に分類され格納される。
【0027】メモリ制御部224は、各専用メモリの
x,yアドレスを用紙に対応した座標で管理しており、
アドレス線231,アドレス線232,アドレス線23
3を介して当該x,yアドレスを各専用メモリに入力す
る。前述のように、それぞれの専用メモリ内はバンク化
してあり、DRAMのページ境界を越えるアクセスが発
生した場合に異なるバンクへの並行アクセスとすること
で高速化できるように工夫してある。また、専用メモリ
は、リードモディファイライトやリード&クリア等の機
能を持たせている。これら各々の専用メモリ内のドット
パターンはメモリ制御部224で、用紙に対応したxy
座標のアドレスで同時に読み出され、OR処理部237
を通り、1ページのデータとして合成されプリンタ30
0に送られ、たとえば、ドット“1”=黒画素、ドット
“0”=白画素として印刷される。また、各々の専用メ
モリ内のドットパターンを、直接にセレクタ240を介
してプリンタ300に送り印刷することも可能である。
【0028】図7は、用紙に印刷した表や罫線等の方向
性の異なる図形要素が混在する図形の例を示す説明図で
あり、図8は、この図7の図形(ドットパターン)をx
方向の成分とy方向の成分に分解した例を示す説明図で
ある。通常、図7に例示されるような表や罫線等の図形
は、たとえば両端の座標および太さ等が指定された複数
の線分のベクトルデータからなる印刷データとして上位
のホスト側チャネル装置100から与えられ、データ加
工部221では、個々の線分のベクトルデータから図8
に例示される横線や縦線を構成するドットパターンを個
別に生成してフルドットメモリ230に書き込む動作が
行われる。
【0029】このとき、図11に例示されるような特定
のアドレスマッピングのみのメモリアクセス制御を行う
従来のプリンタ制御装置では、x成分(横線)は高速に
展開処理ができるが、y成分(縦線)が頻発するとドッ
トパターンを展開する際のメモリアクセスに時間がかか
り、性能低下となり最悪の場合、連続印刷ができずプリ
ンタ300が各ページ毎にフルドットメモリ230への
データ書き込み完了待ち等のために停止して印刷速度が
低下することが懸念される。
【0030】これに対して、本実施の形態の場合には、
図4および図5に例示されるように、xアドレス、yア
ドレスを交換するか否かによって、アドレスマッピング
を異ならせた専用メモリを、x成分およびy成分等に応
じて使い分けることで、高速化を図る。
【0031】すなわち、図4は、用紙対応にアドレスマ
ッピングした4バイトのデータ幅を持つDRAMで構成
され、x方向成分の書き込みが高速化された縦横方向高
速メモリ234(1) を示している。
【0032】この縦横方向高速メモリ234(1) に、
図4に示すようにX方向に横線(ドットパターン)を1
28dot展開する場合、4バイトの単位でアクセスで
きるため、全体で4回のアクセスで展開処理が可能であ
る。また、yアドレスは、あるバンクのメモリをアクセ
ス中、別のバンクアクセスができるように複数バンク化
することで、高速化してある。このようなアドレスマッ
ピング方式の縦横方向高速メモリ234(1) を使え
ば、先に述べた図8のx成分(横線)の展開が高速にで
きる。
【0033】また、図5は、用紙対応にアドレスマッピ
ングした4バイトのデータ幅を持つDRAMで構成さ
れ、y方向成分の書き込みが高速化された縦横方向高速
メモリ236(2) を示している。
【0034】この縦横方向高速メモリ236(2) に、
図5に示すようにy方向に縦線(ドットパターン)を1
28dot展開する場合、4バイトの単位でアクセスで
きるため、全体で4回のアクセスで処理が可能である。
また、xアドレスは、あるバンクのメモリをアクセス
中、別のバンクアクセスができるようにバンク化するこ
とで、高速化してある。このようなアドレスマッピング
方式の縦横方向高速メモリ236(2) を使えば、先に
述べたy成分(縦線)の展開も高速にできる。
【0035】本実施の形態の場合、図4および図5のよ
うに異なるアドレスマッピング方式の縦横方向高速メモ
リ234(1) および縦横方向高速メモリ236(2)
は、前述のように、図2のような共通の構成のメモリに
て、縦横選択信号Sを変化させるだけで実現している。
【0036】すなわち、メモリ媒体234a(メモリ媒
体236a)のローアドレス、カラムアドレスとxアド
レス、yアドレスの間にセレクタ234b(236b)
およびセレクタ234c(236c)を設け、ドットパ
ターンの成分を判定したときに確定する‘縦横選択信号
S’をセレクタ234b(236b)およびセレクタ2
34c(236c)の切り換え動作の条件として与える
ことで、ローアドレス、カラムアドレスとxアドレス、
yアドレスを簡単に変換している。
【0037】図3は、縦横選択信号Sの論理状態と、メ
モリアドレス(ローアドレス、カラムアドレス)および
実アドレス(xアドレス、yアドレス)の変換の対応関
係の一例を示している。すなわち、本実施の形態の場
合、縦横選択信号Sが‘0’のとき、メモリのローアド
レスはyアドレス、カラムアドレスはxアドレスであ
る。縦横選択信号Sが‘1’のとき、メモリのローアド
レスはxアドレス、カラムアドレスはyアドレスであ
る。
【0038】図2のメモリ構成を図1に例示された本実
施の形態のプリンタ制御装置200に適用した場合、デ
ータ加工部221で展開したドットパターンがx成分な
のかy成分なのか判断する必要がある。
【0039】そこで、本実施の形態では、メモリ制御部
224にて、図9に例示されるような判定条件にてx成
分なのかy成分なのかの判断を行う。
【0040】すなわち、図1のデータ加工部221で展
開されたドットパターンの始点座標を(x1,y1)、
終点座標を(x2,y2)とすると、各座標要素の|x
2−x1|と|y2−y1|を比較し、変化量が大きい
方がドットパターンを構成する成分が大きいことが判
る。
【0041】この図9に例示される判定条件を数式にす
ると、始点座標を(x1,y1)、終点座標を(x2,
y2)とした場合、一例として次の数1および数2のよ
うになる。
【0042】
【数1】
【0043】
【数2】
【0044】数1によると、|x2−x1|−|y2−
y1|が0以上のとき、図形がx成分で構成されている
ことが判る。数2によると、|x2−x1|−|y2−
y1|が0より小さいとき、y成分で構成されているこ
とが判る。
【0045】以上のような手段を持つことで、x成分に
偏った展開とy成分に偏った展開の処理は、高速化でき
る。しかしながら、図2で示すようにx成分かy成分か
のみの判定とした場合、斜め線のように|X|と|Y|
の変化量が等しいときは、どちらの高速メモリを使用し
ても、処理性能は改善されない。
【0046】そこで、本実施の形態では、専用メモリと
して、さらに、図6に示すようなメモリ構成(アドレス
マッピング)の斜め方向高速メモリ235を斜め線専用
メモリとして用いる。この図6のメモリ構成にするとy
成分は、1dot毎のアクセスとなるため、DRAMの
ページモード(すなわちローアドレスを固定しカラムア
ドレスのみを切り替るアクセス)により高速化できる。
一方、x成分は、データ幅とメモリのバンク分けの効果
により高速化できる。要するにx方向に対しても、y方
向に対してもある程度高速アクセスができるように構成
しているため、x,yアドレスの両方が変化する斜め方
向のアクセスに対して効果がある。
【0047】図6のメモリ構成を図1のプリンタ制御装
置200に適用した場合、データ加工部221で展開し
たドットパターンがx成分なのか、y成分なのか、さら
に斜め成分なのか判断する必要がある。
【0048】そこで、本実施の形態では、メモリ制御部
224において、図10に例示される判定条件にて、判
断する。
【0049】図1のデータ加工部221で展開されたド
ットパターンの始点座標を(x1,y1)、終点座標を
(x2,y2)とする。縦横方向高速メモリ234
(1) 、斜め方向高速メモリ235、縦横方向高速メモ
リ236(2) のそれぞれの専用メモリは、それを構成
するメモリ素子の特性により、どの専用メモリを選択す
るか基準が異なるため、その基準を変更できるようにパ
ラメータ化しておき、外部からパラメータ設定部222
および223に随意に設定可能な構成とする。
【0050】データ加工部221から送られてきた始点
と終点座標情報をメモリ制御部224が演算し、パラメ
ータ設定部222および223に設定されたパラメータ
AおよびパラメータBと比較することで、そのドットパ
ターンがx成分か、y成分か、xy成分(斜め)か判断
することができる。
【0051】この図10の判定条件を数式にすると、始
点座標を(x1,y1)、終点座標を(x2,y2)と
した場合、たとえば、次の数3、数4、数5に示すよう
になる。
【0052】
【数3】
【0053】
【数4】
【0054】
【数5】
【0055】数3によると、|x2−x1|−|y2−
y1|がパラメータB以上のとき、図形がx成分(横
線)で構成されていることが判る。数4によると、|x
2−x1|−|y2−y1|がパラメータA以上でパラ
メータBより小さいとき、xy成分(斜め線)で構成さ
れていることが判る。数5によると、|x2−x1|−
|y2−y1|がパラメータAより小さいとき、y成分
(縦線)で構成されていることが判る。
【0056】このように、本実施の形態によれば、2次
元のアドレスによって管理されるフルドットメモリ23
0を、縦横方向高速メモリ234(1) 、斜め方向高速
メモリ235、縦横方向高速メモリ236(2) の各専
用メモリで構成し、ドットパターンの書き込みに際し
て、当該ドットパターンの成分を判断し、当該成分の種
別に応じて、必要に応じて各専用メモリにアドレス線2
31,232,233を介して与えられるx,yアドレ
スの交換の有無を制御したり、各専用メモリの一つを選
択することで、ドットパターンの展開する方向がメモリ
のアドレスマッピングと異なることに起因する展開性能
(所要時間)差の発生が解消され、メモリアクセスの所
要時間短縮および一定時間内におけるメモリアクセス回
数の増加を図ることができる。
【0057】このため、本実施の形態のメモリアクセス
制御装置をプリンタ制御装置に適用した場合、ホスト側
チャネル装置100から受領した印刷データから展開さ
れたドットデータをフルドットメモリ230に展開する
に際して、当該ドットデータが、図8の左側に例示され
るようなx成分(横線)か、同図の右側に例示されるy
成分(縦線)か、それ以外のxy成分(斜め線)か、に
応じて、当該各ドットデータの書き込み所要時間が最も
短い、縦横方向高速メモリ234(1) 、縦横方向高速
メモリ236(2) 、斜め方向高速メモリ235の各々
を選択して書き込むので、印刷データからフルドットメ
モリ230へのドットデータの展開を高速に実行でき
る。
【0058】この結果、たとえば複数ページの連続印刷
において、プリンタ300が、フルドットメモリ230
へのドットデータの展開完了待ち等のために、停止する
等の印刷動作の遅延が回避され、高いスループットでの
印刷が可能になる。
【0059】また、中間バッファ210およびフルドッ
トメモリ230等を構成するメモリ素子と、後述のよう
な制御機能を持つデータ加工プロセッサ220およびセ
レクタ240等を実現する制御論理とを同一のLSIチ
ップ内に実装したメモリ・ロジック混載LSIにてプリ
ンタ制御装置200を構成することで、プリンタ制御装
置200を大幅に小型化,高速化,低消費電力化するこ
とが可能になる。
【0060】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】たとえば、適用対象のメモリとしては、印
刷制御装置におけるフルドットメモリ等に限らず、ディ
スプレイに出力されるグラフィックデータ等のビットマ
ップデータ等の展開の対象となる一般のメモリに広く適
用することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明のメモリアクセス制御方法によれ
ば、2次元アドレスによって管理されるメモリにおい
て、アクセス時のアドレス変化の方向性に影響されるこ
となく高速に、ビットマップ等のデータ集合の連続した
アクセスを実現することができる、という効果が得られ
る。
【0063】また、本発明のメモリアクセス制御方法に
よれば、2次元アドレスによって管理されるフルドット
メモリにおいて、任意の図形のビットマップ展開を高速
に行うことができる、という効果が得られる。
【0064】本発明のメモリアクセス制御装置によれ
ば、2次元アドレスによって管理されるメモリにおい
て、アクセス時のアドレス変化の方向性に影響されるこ
となく高速に、ビットマップ等のデータ集合の連続した
アクセスを実現することができる、という効果が得られ
る。
【0065】また、本発明のメモリアクセス制御装置に
よれば、2次元アドレスによって管理されるフルドット
メモリにおいて、任意の図形のビットマップ展開を高速
に行うことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置を含む印
刷システムの構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリを構成するメモリの一例を示す概念図
である。
【図3】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
制御信号の作用の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリを構成するメモリの一例を示す概念図
である。
【図5】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリを構成するメモリの一例を示す概念図
である。
【図6】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリを構成するメモリの一例を示す概念図
である。
【図7】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリに展開される印刷データの一例を示す
概念図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置を適用したプリンタ制御装置における
フルドットメモリに展開される印刷データから展開され
るドットパターンの一例を示す概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス制
御方法および装置におけるドットパターンの種別の判定
条件の一例を示す概念図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるメモリアクセス
制御方法および装置におけるドットパターンの種別の判
定条件の一例を示す概念図である。
【図11】2次元アドレスのメモリに対するドットパタ
ーンの展開の一例を示す概念図である。
【図12】従来のメモリアクセス制御方式の一例を示す
概念図である。
【符号の説明】
100…ホスト側チャネル装置、200…プリンタ制御
装置、210…中間バッファ、220…データ加工プロ
セッサ、221…データ加工部、222,223…パラ
メータ設定部、224…メモリ制御部(判別手段、選択
手段)、225…ドットパターン用バス、230…フル
ドットメモリ、230A,230B…メモリプレーン、
231,232,233…アドレス線、234…縦横方
向高速メモリ、234a…メモリ媒体、234b,23
4c…セレクタ(アドレス交換手段)、234d…イン
バータ(アドレス交換手段)、235…斜め方向高速メ
モリ、236…縦横方向高速メモリ、236a…メモリ
媒体、236b,236c…セレクタ(アドレス交換手
段)、236d…インバータ(アドレス交換手段)、2
37…OR処理部、240…セレクタ、300…プリン
タ、S…縦横選択信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理的または物理的にアドレスマッピン
    グが異なる複数のメモリを持ち、前記メモリに連続して
    アクセスされるデータ集合におけるアドレス変化の方向
    性に応じて前記アドレスマッピングの異なる前記メモリ
    を選択してアクセスすることを特徴とするメモリアクセ
    ス制御方法。
  2. 【請求項2】 第1および第2のアドレスからなる2次
    元アドレスによって管理され、論理的または物理的にア
    ドレスマッピングが異なる複数のメモリと、前記第1お
    よび第2のアドレスを相互に交換するアドレス交換手段
    と、前記メモリに連続してアクセスされるデータ集合に
    おけるアドレス変化の方向性を判別する判別手段と、前
    記方向性の種別毎にアクセスする前記メモリを選択する
    選択手段とを備えたことを特徴とするメモリアクセス制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のメモリアクセス制御装置
    において、前記メモリアクセス制御装置は、前記メモリ
    と、前記アドレス交換手段および前記判別手段および前
    記選択手段の少なくとも一つを実現する制御論理とが同
    一のLSIチップ内に実装されたメモリ・ロジック混載
    LSIからなることを特徴とするメモリアクセス制御装
    置。
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