JPH10239196A - 容量型センサインターフェース回路 - Google Patents

容量型センサインターフェース回路

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JPH10239196A
JPH10239196A JP9039320A JP3932097A JPH10239196A JP H10239196 A JPH10239196 A JP H10239196A JP 9039320 A JP9039320 A JP 9039320A JP 3932097 A JP3932097 A JP 3932097A JP H10239196 A JPH10239196 A JP H10239196A
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/02Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
    • G01R27/26Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
    • G01R27/2605Measuring capacitance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単で低コストのインターフェース回
路を得る。 【解決手段】 値の変動する2つの容量C1,C2を有する
容量型センサに接続されるインターフェース回路におい
て、出力端子と反転入力端子間にフィードバック兼サン
プリング容量C3を接続されたOPアンプA1と、アンプA1の
非反転入力端子と基準電圧源との間に接続されたホール
ド用容量C4を備え、容量C1,C2,C3の各一端をアンプA1の
反転入力端子に接続し、φ1で容量C1,C2の他端を電源に
接続すると共に容量C3を短絡し、φ2で容量C1,C2の他端
とアンプA1の出力端子とを各々アンプA1の非反転入力端
子に接続する。φ1,φ2より長い第2のスイッチングサ
イクルで複数のセンサを順にインターフェース回路に接
続するマルチプレクサと、センサと同数設けられ、第2
のスイッチングサイクルでセンサの接続に対応しインタ
ーフェース回路に順に接続される複数のサンプルホール
ド回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動計測や車両制
御や運動制御に利用される圧力センサ、加速度センサや
角速度センサなどの容量検出型センサの容量検出回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体の圧力や運動する物体にかかる圧
力、加速度または角速度などを検出する慣性力センサに
おいて、近年、特に半導体のマイクロマシニング技術を
応用したものとして、コンデンサの容量の変化を検出す
ることにより、これらの信号を検出するものが注目を集
めている。これらは、装置の小型化、量産性、高精度化
および高信頼性などの長所をもつ。
【0003】図13は、半導体のマイクロマシニングプ
ロセスを用いて作成された典型的な容量型加速度センサ
を示す断面構成図である。シリコン質量体1が梁3を介
してアンカー部2で支持された構造となっている。その
質量体1の上下には、固定電極4、5がガラスまたはシ
リコン6上に形成されており、質量体1と固定電極4、
5で、図14に示すコンデンサ7、8を形成している。
このコンデンサ7、8がセンサエレメント9を構成して
いる。
【0004】加速度による慣性力が質量体1のx方向に
作用すると、質量体1はx方向に変位する。この変位に
よって、質量体1と固定電極4、5間の容量値が一方で
増加(C+ΔC)、他方で減少(C−ΔC)する。この
容量値の変化を電圧出力に変換する。質量体1の変位に
応じた容量値の変化を電圧出力に変換する方法としては
例えば、スイッチトキャパシタ回路を応用したインター
フェース回路の例が文献(H.LEUTHOLD and F.RUDOLF,An
ASIC for High-resolution Capacitive Microaccelero
meters, Sensors and Actuators,A21-A23,1990, 第27
8頁〜第281頁)に記載されている。
【0005】図15は、上記の従来のスイッチトキャパ
シタ回路を応用した容量型センサインターフェース回路
の一例を示す回路図である。図16には、図15に示さ
れる各スイッチのクロック信号φ1,φ2のタイミング
を示す。φ1とφ2は交互にオン(ハイ)となるが、共
にオンとはならないように、共通のオフ(ロウ)期間を
設けてある。φ1のタイミングにてセンサエレメント9
の両端子にそれぞれ電源電圧Vsとグランド(Gnd)
を接続し、このときにコンデンサC1とコンデンサC2
の容量差に応じたエラーチャージΔQを後続のスイッチ
トキャパシタ回路10によってサンプリングする。これ
によって、エラーチャージΔQに応じたエラー電圧Vm
(=Vout −Vr)が発生し、これを後続の電圧ホール
ド兼フィードバック回路11を通じてφ2のタイミング
でコンデンサC5でホールドし、さらにこのエラー電圧
VmをコンデンサC6にフィードバックする。この結
果、スイッチトキャパシタ回路10を構成する初段OP
アンプの非反転入力の電位が、エラーチャージΔQの符
号に応じて、基準電圧Vrに対して上下する。このエラ
ー電圧Vmはスイッチングサイクル毎に階段状に変化
し、エラーチャージΔQがゼロになった時点、つまりコ
ンデンサC1とコンデンサC2に毎回同じチャージが蓄
積される状態になった時、次式(1)で表される一定値
となる。
【0006】便宜上、初段、二段目のOPアンプの入力
オフセット電圧を共通としてVosとし、Vr=Vs/2
とすると、 Vout ={C1/(C1+C2)}・Vs+{C3/(C1+C2)}・Vos ={1+(C1ーC2)/(C1+C2)}・Vs/2 +{C3/(C1+C2)}・Vos ={1+S}・Vs/2+C3/(C1+C2)・Vos ・・・(1) となる。S=(C1ーC2)/(C1+C2)はセンサ
感度の指標であり、実質的な感度はS/2となってい
る。ここでは、単一電源Vsで駆動することを前提とし
たが、±Vs/2の正負2電源を前提とし、Vrを零電
位として式(1)を書き直すと、次式(2)となる。 Vout ={(C1ーC2)/(C1+C2)}・Vs/2 +{C3/(C1+C2)}・Vos =S・Vs/2+C3/(C1+C2)・Vos ・・・(2) 式(1)または(2)で示されるように出力電圧Vout
は、加速度による質量体1の変位にもとづく容量差C1
−C2に応じた出力電圧とOPアンプの入力オフセット
電圧Vosに応じたDCオフセット電圧の和で表される。
【0007】一方、エラー電圧Vmをフィードバックす
るため、安定性の条件として式(3)を満足する必要が
ある。ここでCo は、加速度に応じた質量体1の変位に
もとづく容量差C1−C2がゼロの時のコンデンサC1
およびC2の初期容量(C1=C2=Co )である。
【0008】
【数1】
【0009】このように上記従来方式では、DCオフセ
ット電圧を低減するためにC3を小さくかつCo を大き
く設定する必要がある。ところが、C3を小さく設定す
ると式(3)が示す安定性(収束性)が悪くなってしま
うといった欠点がある。また、OPアンプのオフセット
出力電圧Vosは、OPアンプ毎にばらつき、温度ととも
に変動するため、式(1)で表されるDCオフセット電
圧も同様にばらつきと温度依存性を呈することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の容量検出回路は
以上のように構成されているため、図15に示す容量型
センサインターフェース回路構成では、受動素子として
4つのコンデンサ(C3〜C6)を必要とし、能動素子
として少なくとも2個のOPアンプを必要とするため、
半導体ICの回路面積が大きくなってICチップが大き
くなり、回路ICのコストアップとなってしまうという
問題点があった。
【0011】また、センサエレメントが複数ある場合
は、容量型センサ個々に同一の検出回路を1対1で設け
る必要があり、センサの個数分の検出回路が必要であっ
た。このため、小型化が困難になるという問題点があっ
た。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、構成が簡単でASI
C化しても低コスト化が可能で、しかも複数の容量型セ
ンサを備えている場合にも、複数のセンサに対して、イ
ンピーダンス変換回路を1つに共通化して、小型化が可
能な低コストの容量型センサインターフェース回路を提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る容量型センサインターフェース回路は、少なくともい
ずれか一方の値の変動する2つの容量C1,C2を有す
る容量型センサに接続されるスイッチトキャパシタ型イ
ンターフェース回路において、出力端子と反転入力端子
間にフィードバック兼サンプリング容量C3を接続され
たOPアンプA1と、該OPアンプA1の非反転入力端
子と基準電圧源との間に接続されたホールド用容量C4
とを備え、容量C1,C2,C3のそれぞれの一端はO
PアンプA1の反転入力端子に接続され、スイッチング
サイクルのタイミングφ1において、容量C1,C2の
それぞれの他端は電源に接続されると共に容量C3は短
絡され、タイミングφ2において、容量C1,C2の他
端およびOPアンプA1の出力端子はそれぞれOPアン
プA1の非反転入力端子に接続され、前記φ1,φ2の
スイッチングサイクルより長い周期の第2のスイッチン
グサイクルにより、複数の前記容量型センサを順次に前
記容量型センサインターフェース回路に接続するマルチ
プレクサと、前記複数の容量型センサと同数設けられ、
前記第2のスイッチングサイクルにより、前記複数の容
量型センサの接続に対応して前記容量型センサインター
フェース回路に順次に接続される複数のサンプルホール
ド回路とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の第2の構成による容量型セ
ンサインターフェース回路は、第1の構成において、前
記容量型センサは、フルブリッジ接続で使用される2個
の容量型センサであり、2個の容量型センサに対応して
設けられた前記2個のサンプルホールド回路の出力電圧
の差を出力する差動増幅回路をさらに備えたことを特徴
とするものである。
【0015】また、本発明の第3の構成による容量型セ
ンサインターフェース回路は、第2の構成において、1
個の容量型センサに接続され、前記マルチプレクサは、
1個の前記容量型センサに対して、前記第2のスイッチ
ングサイクルにより、電源の接続を交互に逆転するもの
であることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1による容量
型センサインターフェース回路について説明する。図1
は、実施の形態1に係る容量検出回路の一例を示す回路
図である。この回路は、センサエレメント9、OPアン
プA1、フィードバック兼サンプリング用コンデンサC
3、およびホールド用コンデンサC4を有する。1個の
OPアンプA1、フィードバック兼サンプリング用コン
デンサC3、およびホールド用コンデンサC4でスイッ
チトキャパシタ回路および電圧ホールド兼フィードバッ
ク回路12を構成している。
【0017】この回路において、基準電圧は従来と同じ
くVr(=Vs/2)であり、エラー電圧Vmはしだい
に出力電圧Vout に漸近する。クロックφ1のタイミン
グにて、センサエレメント9の各コンデンサC1、C2
に電荷を蓄積させ、クロックφ2のタイミングにて、コ
ンデンサC1とコンデンサC2に蓄積された電荷の差△
QをOPアンプのフィードバックコンデンサC3とC1
+C2の和としてのコンデンサにて電位差ΔVに変換す
る。この時、OPアンプ出力端はクロックφ2と同時タ
イミングにてOPアンプ非反転入力端子に接続されるた
め、この電位差ΔVは反転、非反転間の電位差としてO
Pアンプに与えられる。この結果、OPアンプ出力は、
電位差ΔVの符号(V+とV−の大小)に応じて上下す
ることになる。そしてコンデンサC4には、Vout の電
位に応じてOPアンプから電荷が流入あるいは流出し、
クロックφ1では、コンデンサC4の端子間電圧は、ク
ロックφ2がロウに切り替わる直前の電位を保持するこ
となる。このような動作が繰り返され、OPアンプの反
転、非反転入力端子の電圧は、式(1)または式(2)
と同様にコンデンサC1とコンデンサC2が同電荷を蓄
積するような電圧で一定値を示すことになる。
【0018】即ち、従来例と同様の機能が、1個のOP
アンプA1とセンサエレメント9、フィードバック兼サ
ンプリングコンデンサC3およびホールド用コンデンサ
C4の簡単な構成で実現される。ただし、OPアンプの
入力端子間に入力オフセット電圧Vosを有する場合は、
式(1)であらわされるオフセット出力電圧を生じる。
【0019】図2は、本発明の実施の形態1に係る容量
型センサインターフェース回路の他の例を示す回路図
で、基本的な構成は図1と共通ではあるが、13のスイ
ッチトキャパシタ兼フィードバック回路はOPアンプの
入力オフセット電圧Vosを補償する機能を有した回路で
ある。クロックφ1のタイミングにてOPアンプのフィ
ードバックコンデンサ兼サンプリングコンデンサC3
は、Vosによって電荷Q3が蓄積される。
【0020】一方、センサエレメント9を構成するコン
デンサC1、C2にはそれぞれQ1、Q2の電荷が蓄積
される。 Q1 =[Vs −(Vos+Vm)]・C1 Q2 =[Vos+Vm]・C2 ・・・(4) Q3 = Vos・C3 ここで、Vmはあるサンプリング時のクロックφ1にお
けるOPアンプ反転入力端子の電位を意味し、Vsは入
力電源電圧を示す。
【0021】クロックφ2においては、コンデンサC3
とコンデンサC1,C2は結合され、総合の容量はC1
+C2+C3となり、ここに蓄積される電荷量がOPア
ンプ反転、非反転間電圧としてVosとなった時、OPア
ンプ出力は一定値Vout となる。このため、 Vos = (Q1−Q2+Q3)/(C1+C2+C3) ・・・(5) が成立し、式(5)を式(6)に代入し整理すると、 Vout = [C1/(C1+C2)]・Vs ・・・(6) となる。この結果、原理的にOPアンプ出力電圧Vout
は、Vosの影響を受けなくなる。
【0022】以上のように図2に示す回路構成では、出
力電圧にOPアンプの入力オフセット電圧Vos依存項を
含まないため、温度変化によるVosの変動に応じた出力
の変動をなくすことができ、DCオフセット出力の非常
に安定な容量検出型センサのインターフェース回路を提
供することができる。即ち、必要なエラーチャージのみ
サンプリングコンデンサに蓄積させ、その結果が反映さ
れる形で、非反転入力端子の電圧が決定されるため、出
力へのOPアンプの非反転、反転入力端子間の入力オフ
セット電圧Vosの影響をなくすことができる。
【0023】図3には、質量体を静電力により駆動し、
質量体の正常な変位を確認するための自己診断機能を付
加した検出回路の一例を示す。14は自己診断用駆動回
路である。図4に示す自己診断のタイミングチャートを
もとにこれを説明する。自己診断のパルスΦtがハイ
(オン)になるとコンデンサC1を形成する固定電極と
質量体間に駆動電圧Vtが付加される。これによって質
量体は固定電極に静電力により吸引され変位する。この
時Φt* に対応するスイッチはオフ状態のため、13の
スイッチトキャパシタ兼フィードバック回路はセンサエ
レメント9と切り離され、検出回路の出力は、基準電圧
Vrとなる。
【0024】一方、Φtがオフになり、Φt* がオンの
状態で、通常の検出フェーズ(変位検出モード)に切り
替わり、コンデンサC1およびC2の荷電状態に応じた
出力電圧Vout を出力する。ただし、検出回路のサンプ
リングクロックの周期Tsは、質量体およびスイッチト
キャパシタ回路の応答時定数に比べて非常に小さく設定
してあるため、質量体が駆動電圧による静電力から開放
され中立点に戻るまでの変位は、検出回路の出力電圧の
過渡的波形としモニターされる。この結果、この出力波
形を自己診断出力として用いることにより、質量体の正
常な動作を確認することができる。図1に示すスイッチ
トキャパシタ回路および電圧ホールド兼フィードバック
回路12に、この自己診断用駆動回路14を付加して、
同様に質量体が正常に変位するかどうかを自己診断でき
る。即ち、固定電極を自己診断用電極として利用でき、
駆動電位そのものを固定電極と質量体との電位差として
与えることができる。
【0025】図5は、本発明の実施の形態1による容量
型センサのインターフェース回路を示す回路図で、以下
に説明するようにa,b、2つの容量型センサエレメン
ト9a,9bが接続されている場合を想定している。図
6はこの容量型センサのインターフェース回路における
スイッチを駆動するクロックタイミングを示す波形図で
ある。20はインピーダンス変換回路であり、(1)式
で表される電圧値を、低インピーダンスで出力する機能
を有する。ただし、このインピーダンス変換回路20の
数は1つである。21のMUXは基準電源Vsと9a,
9bで示される個々のセンサエレメントに対して図7の
回路図に示すSW1〜SW4の4つのスイッチを有し、
さらに、各センサエレントを選択するための新たなスイ
ッチをセンサエレメントの個数分有するマルチプレクサ
の役割を有するスイッチ及び基準電源である。22は、
図6に示すスイッチの切換タイミングを規定する発振回
路でありクロック源である。23は、各センサエレメン
トの測定タイミングでサンプリングされたインピーダン
ス変換回路20の電圧をサンプルし、その値をホールド
用コンデンサChでホールドするサンプルホールド(S
&H)回路、及び不要な周波数範囲をカットするSCF
(スイッチトキャパシタフィルタ)を有するサンプルホ
ールド/フィルタ回路である。24は、S&H,フィル
タ回路23から出力される各センサ毎のセンサ出力の感
度とオフセット値を調整するデジタルトリミング回路で
あり、それぞれに、シリアルパラレル変換器やD/Aコ
ンバータ、EEPROMを有する。これらサンプルホー
ルド/フィルタ回路23、及びトリミング回路24はセ
ンサエレメントに固有のため、センサエレメント毎に必
要とされる。MUX21は図6に示すφ1,φ2の測定
タイミングで個々のセンサに対するインピーダンス変換
回路20の出力電圧を収束させ、インピーダンス変換回
路20の出力が十分安定する(収束)時間より大きく取
った時間Tのタイミングφ3,φ4でそれぞれセンサを
切換え、φ5,φ6のタイミングで、それぞれのセンサ
に対するインピーダンス変換回路20の出力電圧をサン
プルホールドする。
【0026】この実施の形態1では、基本となるセンサ
信号のインピーダンス変換を行うインピーダンス変換回
路20を1つに集約し、すべてのセンサエレメントに共
通とすることにより、従来センサ毎に必要とされてい
た、インピーダンス変換回路の個数を大幅に低減するこ
とが可能となる。この結果、容量型センサエレメントが
2個以上存在する場合に、回路規模を縮小することが可
能となり、高信頼性で、低コストの容量検出回路インタ
ーフェースを実現できる。例えば、多軸検出型の加速度
センサや感度や出力線形性向上させた容量型センサへ適
用が可能で、回路をASIC化しても低コスト化が可能
となる。
【0027】実施の形態2.図8,9は、それぞれセン
サエレメント9a,9bをフルブリッジ構成で使用する
本発明の実施の形態2によるフル容量ブリッジ型センサ
エレメント25の一例を示す回路図で、図10は本実施
の形態による容量型センサのインターフェース回路を示
す回路図である。この実施の形態2は、図8に示すよう
に2個の差動容量検出型センサ9aと9bとをフル容量
ブリッジに構成した例である。個々のセンサ出力は、上
記実施の形態1の場合と同様に以下のように表される。 Vout1=C1a/(C1a+C2a)・Vs Vout2=C2b/(C1b+C2b)・Vs 図10に示すインピーダンス変換回路20によって異な
った時間に検出され、サンプルホールド/フィルター回
路23でホールドされ整形された上記出力Vout1、Vo
ut 2は、後続の差動増幅,トリミング回路26で差演
算及びゲインとオフセットがデジタルトリミングされ
る。便宜上、C1a=C1b(=C1)、C2a=C2
b(=C2)とすると、 Vout1−Vout2=(C1−C2)/(C1+C2)・Vs =S・Vs ・・・ (8) が成立する。前述のハーフ容量ブリッジの場合の式
(1)または(2)において感度がS/2であったのと
比較して、フル容量ブリッジの場合は感度がSとなり、
2倍になることが判る。以上のように、センサ感度を向
上させるために容量型センサをフルブリッッジ構成にす
る場合においても、インピーダンス変換回路20を1つ
に集約することにより、従来に較べて回路規模を縮小す
ることが可能となる。差動容量型センサが複数個あって
も、それぞれのセンサの容量変化を検出する根本部分の
回路を共通化することにより、回路を単純化できるとと
もに、構成される能動素子の数も低減できるため、IC
チップ面積を小さくできるという効果がある。また、差
動容量型センサをふたつ並べて、フルブリッジ回路に構
成することにより感度を従来の差動容量型センサ1個の
場合に比較して2倍にすることができる。
【0028】また、図9に示すように、容量型センサエ
レメントが差動容量(センサ9aと9bのそれぞれの容
量のいずれか一方が減少し、他方が増加する構成)で形
成されていない場合には、式(1)または(2)は、原
理的に電極の相対変位量に比例せず、非線形性を呈する
ことになる。このような場合でも、同じ容量型センサエ
レメントを図9に示すようにフルブリッジ構成にするこ
とにより、図8に示す差動型センサエレメントをフルブ
リッジ構成する場合に比較して感度は1/2に低減する
が、電極間隔の相対変位量に比例した線形な出力を得る
ことが可能となる。なお、この場合にも、図10と同様
な回路に構成することにより、従来に比較して回路規模
を縮小することが可能となる。
【0029】実施の形態3.図11は本発明の実施の形
態3による容量型センサのインターフェース回路のフル
容量ブリッジ型センサエレメント9cの一例を示す回路
図で、図11に示すように2つの差動容量型センサエレ
メントの端子3が共通に接続されているような場合があ
る。これは例えば、図13に示す加速度センサ等で、慣
性力を受ける質量体1が1軸(X軸)にのみ変位感度を
有するのではなく、他の軸(y,z軸)への変位感度を
有し、これらの変位を検出する固定電極を付加した多軸
加速度センサ等の場合に見られる構造であり、図11は
2軸検出型加速度センサの場合の回路接続を示してい
る。このような場合は、図5に示した回路構成を利用
し、スイッチ及び基準電源21のブロック回路MUXで
各軸測定のタイミングを調整することにより、各軸に対
応した出力を得ることが可能となる。従って、この場合
もインピーダンス変換回路20を共通化することによ
り、回路規模を縮小することが可能となる。
【0030】実施の形態4.図12は本発明の実施の形
態4による容量型センサのインターフェース回路の構成
を示す回路図で、1個の差動容量型センサ、OPアンプ
1個を利用したインピーダンス変換器31に、電源切換
器30とサンプルホールド32及び差動増幅器33を追
加することにより、センサ感度を倍増させるようにした
ものである。図6に示すφ3,4でC1側に電源Vsを
つなげるか、C2側に電源をつなげるかを制御し、φ
5,6では、それぞれの電源接続構成に於けるインピー
ダンス変換器31の出力をサンプル&ホールドする。そ
して差動増幅器33でホールドされた出力の差を演算す
る。 φ5のサンプル値 V5={C1/(C1+C2)}Vs φ6のサンプル値 V6={C2/(C1+C2)}Vs 差動出力 Vd=V5―V6 ={(C1−C2)/(C1+C2)}Vs =S・Vs が成立し、従来方式(インピーダンス変換器1個のみ)
に較べて、感度が2倍となる。本実施の形態4において
は、感度が倍増されるため、センサエレメント、OPア
ンプ等に起因する出力のDC温度オフセットドリフト
(感度あたりで表示)が半減される。
【0031】なお、本発明では、上記実施の形態に限定
されることなく、例えば、検出回路の出力としてより安
定なOPアンプ反転入力端子の電位を利用することも可
能であり、さらに、スイッチングの際に発生するノイズ
除去およびゲイン調整のために、後段にローパスフィル
タや増幅器を設けてもよい。さらに、低周波の信号をカ
ットするハイパスフィルタを設けてもよい。また、これ
らフィルタとしてはスイッチトキャパシタフィルタを利
用してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
れば、少なくともいずれか一方の値の変動する2つの容
量C1,C2を有する容量型センサに接続されるスイッ
チトキャパシタ型インターフェース回路において、出力
端子と反転入力端子間にフィードバック兼サンプリング
容量C3を接続されたOPアンプA1と、該OPアンプ
A1の非反転入力端子と基準電圧源との間に接続された
ホールド用容量C4とを備え、容量C1,C2,C3の
それぞれの一端はOPアンプA1の反転入力端子に接続
され、スイッチングサイクルのタイミングφ1におい
て、容量C1,C2のそれぞれの他端は電源に接続され
ると共に容量C3は短絡され、タイミングφ2におい
て、容量C1,C2の他端およびOPアンプA1の出力
端子はそれぞれOPアンプA1の非反転入力端子に接続
され、前記φ1,φ2のスイッチングサイクルより長い
周期の第2のスイッチングサイクルにより、複数の前記
容量型センサを順次に前記容量型センサインターフェー
ス回路に接続するマルチプレクサと、前記複数の容量型
センサと同数設けられ、前記第2のスイッチングサイク
ルにより、前記複数の容量型センサの接続に対応して前
記容量型センサインターフェース回路に順次に接続され
る複数のサンプルホールド回路とをさらに備えたものと
することにより、能動素子としてはOPアンプ1個で構
成可能で、他の受動要素として、センサエレメントを構
成するコンデンサC1およびC2以外に2個のコンデン
サC3およびC4で構成するので、非常に簡単な構成で
インターフェース回路を構成することができ、回路をA
SIC化しても低コスト化できるとともに、従来センサ
毎に必要とされていたインピーダンス変換回路を1つに
集約し、すべてのセンサエレメントに共通とすることに
より、構成が簡単で小型化が可能な低コストの容量型セ
ンサインターフェース回路が得られる効果がある。
【0033】また、本発明の第2の構成による容量型セ
ンサインターフェース回路は、第1の構成において、前
記容量型センサは、フルブリッジ接続で使用される2個
の容量型センサであり、2個の容量型センサに対応して
設けられた前記2個のサンプルホールド回路の出力電圧
の差を出力する差動増幅回路をさらに備えたものとする
ことにより、センサ感度を向上できることができるとと
もに、構成が簡単で小型化が可能な低コストの容量型セ
ンサインターフェース回路が得られる効果がある。
【0034】また、本発明の第3の構成による容量型セ
ンサインターフェース回路は、第2の構成において、1
個の容量型センサに接続され、前記マルチプレクサは、
1個の前記容量型センサに対して、前記第2のスイッチ
ングサイクルにより、電源の接続を交互に逆転するもの
としたことにより、センサ感度を向上させることができ
るとともに、構成が簡単で小型化が可能な低コストの容
量型センサインターフェース回路が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る容量型センサイ
ンターフェース回路の一例を示す回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る容量型センサイ
ンターフェース回路の他の例を示す回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る容量型センサイ
ンターフェース回路のさらに他の例を示す回路図であ。
【図4】 図3の容量型センサインターフェース回路に
係る自己診断用にスイッチを駆動するクロックタイミン
グとこれに同期して出力される自己診断波形を示す説明
図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の容量型センサのイン
ターフェース回路を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係るスイッチを駆動
するクロックタイミングを示す説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る容量型センサ用
インターフェース回路の他の例を示す回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の容量型センサのイン
ターフェース回路のフル容量ブリッジ型センサエレメン
トの一例を示す回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態2の容量型センサのイン
ターフェース回路のフル容量ブリッジ型センサエレメン
トの他の例を示す回路図である。
【図10】 本発明の実施の形態2の容量型センサのイ
ンターフェース回路を示す回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態3の容量型センサのイ
ンターフェース回路のセンサエレメントを示す回路図で
ある。
【図12】 本発明の実施の形態4の容量型センサのイ
ンターフェース回路を示す回路図である。
【図13】 従来の容量型加速度センサの一例を示す断
面構成図である。
【図14】 従来の容量型加速度センサの等価回路を示
す回路図である。
【図15】 従来の容量型センサインターフェース回路
の一例を示す回路図である。
【図16】 従来の容量型センサインターフェース回路
のスイッチを駆動するクロックタイミングを示す波形図
である。
【符号の説明】
1 質量体、2 アンカー部、3 梁、4 固定電極、
5 固定電極、6 シリコン、7 コンデンサC1、8
コンデンサC2、9 センサエレメント、9a 第1
の容量型センサエレメント、9b 第2の容量型センサ
エレメント、9c フル容量ブリッジ型センサエレメン
ト、10 スイッチトキャパシタ回路、11 電圧ホー
ルド兼フィードバック回路、12,13 スイッチトキ
ャパシタ回路および電圧ホールド兼フィードバック回
路、14 自己診断用駆動回路、20 インピーダンス
変換回路、21 スイッチ及び基準電源、22 クロッ
ク源、23 サンプルホールド/フィルター回路、24
トリミング回路、25 フル容量ブリッジ型センサエ
レメント、26 差動増幅トリミング回路、27 イン
ピーダンス変換回路、30 電源切換器、31 インピ
ーダンス変換器、32サンプルホールド、33 作動増
幅器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともいずれか一方の値の変動する
    2つの容量C1,C2を有する容量型センサに接続され
    るスイッチトキャパシタ型インターフェース回路におい
    て、出力端子と反転入力端子間にフィードバック兼サン
    プリング容量C3を接続されたOPアンプA1と、該O
    PアンプA1の非反転入力端子と基準電圧源との間に接
    続されたホールド用容量C4とを備え、前記容量C1,
    C2,C3のそれぞれの一端は前記OPアンプA1の反
    転入力端子に接続され、スイッチングサイクルのタイミ
    ングφ1において、前記容量C1,C2のそれぞれの他
    端は電源に接続されると共に前記容量C3は短絡され、
    タイミングφ2において、前記容量C1,C2の前記他
    端および前記OPアンプA1の出力端子はそれぞれ前記
    OPアンプA1の非反転入力端子に接続され、前記φ
    1,φ2のスイッチングサイクルより長い周期の第2の
    スイッチングサイクルにより、複数の前記容量型センサ
    を順次に前記容量型センサインターフェース回路に接続
    するマルチプレクサと、前記複数の容量型センサと同数
    設けられ、前記第2のスイッチングサイクルにより、前
    記複数の容量型センサの接続に対応して前記容量型セン
    サインターフェース回路に順次に接続される複数のサン
    プルホールド回路とをさらに備えたことを特徴とする容
    量型センサインターフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記容量型センサは、フルブリッジ接続
    で使用される2個の容量型センサであり、2個の容量型
    センサに対応して設けられた前記2個のサンプルホール
    ド回路の出力電圧の差を出力する差動増幅回路をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1記載の容量型センサイ
    ンターフェース回路。
  3. 【請求項3】 1個の容量型センサに接続され、前記マ
    ルチプレクサは、1個の前記容量型センサに対して、前
    記第2のスイッチングサイクルにより、電源の接続を交
    互に逆転するものであることを特徴とする請求項2記載
    の容量型センサインターフェース回路。
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