JPH10239168A - 温度センサ及びその製造方法 - Google Patents
温度センサ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH10239168A JPH10239168A JP3871197A JP3871197A JPH10239168A JP H10239168 A JPH10239168 A JP H10239168A JP 3871197 A JP3871197 A JP 3871197A JP 3871197 A JP3871197 A JP 3871197A JP H10239168 A JPH10239168 A JP H10239168A
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- JP
- Japan
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- sensor
- lead wire
- main body
- temperature sensor
- resin mold
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- Pending
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- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐久性や信頼性を損なわずに応答性を向上さ
せることができる温度センサを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 センサ本体2と、このセンサ本体2に電
気的に接続したリード線3と、このリード線3に接続し
た端子4と、前記センサ本体2と前記リード線3と前記
リード線3と前記端子4との接続部を覆うように設けた
樹脂モールド5とを備え、この樹脂モールド5は、少な
くとも前記センサ本体2に対応する部分に凹部6a,6
bを有する。
せることができる温度センサを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 センサ本体2と、このセンサ本体2に電
気的に接続したリード線3と、このリード線3に接続し
た端子4と、前記センサ本体2と前記リード線3と前記
リード線3と前記端子4との接続部を覆うように設けた
樹脂モールド5とを備え、この樹脂モールド5は、少な
くとも前記センサ本体2に対応する部分に凹部6a,6
bを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーミスタ素子等
を用いた温度センサ及びその製造方法に関するものであ
る。
を用いた温度センサ及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーミスタ素子等を用いて温
度変化を検知する温度センサが広く用いられている。
度変化を検知する温度センサが広く用いられている。
【0003】図5、図6に示すように従来の温度センサ
1はセンサ本体2から伸びるリード線3を端子4に半田
付けするとともに、端子4の先端部4aのみが外部に露
出するよう全体を樹脂モールド5で覆うよう成形するよ
うな構成であった。
1はセンサ本体2から伸びるリード線3を端子4に半田
付けするとともに、端子4の先端部4aのみが外部に露
出するよう全体を樹脂モールド5で覆うよう成形するよ
うな構成であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、高い
精度や応答性が要求されるような使用方法では、センサ
本体2とリード線3及び端子4が樹脂モールド5で覆わ
れているため、センサ本体2に外雰囲気温度の変化が伝
わりにくく、外雰囲気温度変化に迅速に追従できないと
いう問題点を有していた。
精度や応答性が要求されるような使用方法では、センサ
本体2とリード線3及び端子4が樹脂モールド5で覆わ
れているため、センサ本体2に外雰囲気温度の変化が伝
わりにくく、外雰囲気温度変化に迅速に追従できないと
いう問題点を有していた。
【0005】そこで本発明は、耐久性や信頼性を損なわ
ずに応答性を向上させることができる温度センサを提供
することを目的とするものである。
ずに応答性を向上させることができる温度センサを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の温度センサは、センサ本体と、このセンサ本
体に電気的に接続したリード線と、このリード線に接続
した端子と、前記センサ本体と前記リード線と前記リー
ド線と前記端子との接続部を覆うように設けた樹脂モー
ルドとを備え、この樹脂モールドは、少なくとも前記セ
ンサ本体に対応する部分に凹部を有することを特徴とす
るものであり、センサ本体が外雰囲気温度変化を迅速に
とらえることができるので、上記目的を達成することが
出来る。
に本発明の温度センサは、センサ本体と、このセンサ本
体に電気的に接続したリード線と、このリード線に接続
した端子と、前記センサ本体と前記リード線と前記リー
ド線と前記端子との接続部を覆うように設けた樹脂モー
ルドとを備え、この樹脂モールドは、少なくとも前記セ
ンサ本体に対応する部分に凹部を有することを特徴とす
るものであり、センサ本体が外雰囲気温度変化を迅速に
とらえることができるので、上記目的を達成することが
出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、センサ本体と、このセンサ本体に電気的に接続した
リード線と、このリード線に接続した端子と、前記セン
サ本体と前記リード線と前記リード線と前記端子との接
続部を覆うように設けた樹脂モールドとを備え、この樹
脂モールドは、少なくとも前記センサ本体に対応する部
分に凹部を有することを特徴とする温度センサであり、
センサ本体付近の樹脂モールド部に凹部を有するため、
センサ本体が外雰囲気温度変化を迅速にとらえることが
でき、応答性を向上させることができる。
は、センサ本体と、このセンサ本体に電気的に接続した
リード線と、このリード線に接続した端子と、前記セン
サ本体と前記リード線と前記リード線と前記端子との接
続部を覆うように設けた樹脂モールドとを備え、この樹
脂モールドは、少なくとも前記センサ本体に対応する部
分に凹部を有することを特徴とする温度センサであり、
センサ本体付近の樹脂モールド部に凹部を有するため、
センサ本体が外雰囲気温度変化を迅速にとらえることが
でき、応答性を向上させることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、一対のリード線
を接続したセンサ本体に端子を接続する第1の工程と、
次に前記センサ本体を金型に固定し樹脂モールド成形を
行う第2の工程とを有し、前記金型は、少なくとも前記
センサ本体に対応する部分に凸部を有するものを用いる
温度センサの製造方法であり、第2の工程において、成
形圧にてセンサ本体の位置ずれやリード線のよじれ等が
防止でき、且つセンサ本体付近の樹脂モールド部に凹部
が形成される。つまり、センサ本体を金型で固定するこ
とで、凹部が形成されるため、樹脂モールド成形後、凹
部を設ける加工が不要であり容易に組み立てを行うこと
ができる。
を接続したセンサ本体に端子を接続する第1の工程と、
次に前記センサ本体を金型に固定し樹脂モールド成形を
行う第2の工程とを有し、前記金型は、少なくとも前記
センサ本体に対応する部分に凸部を有するものを用いる
温度センサの製造方法であり、第2の工程において、成
形圧にてセンサ本体の位置ずれやリード線のよじれ等が
防止でき、且つセンサ本体付近の樹脂モールド部に凹部
が形成される。つまり、センサ本体を金型で固定するこ
とで、凹部が形成されるため、樹脂モールド成形後、凹
部を設ける加工が不要であり容易に組み立てを行うこと
ができる。
【0009】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。 (実施の形態)図1は、本実施の形態における温度セン
サの斜視図、図2は同平面図、図3は同断面図である。
を用いて説明する。 (実施の形態)図1は、本実施の形態における温度セン
サの斜視図、図2は同平面図、図3は同断面図である。
【0010】図1、2、3において、2はセンサ本体
で、3はセンサ本体2から伸びる一対のリード線、4は
リード線3にそれぞれ半田付けにより接続される一対の
端子、5はセンサ本体2とリード線3と端子4との接続
部分とを被覆した樹脂モールドである。
で、3はセンサ本体2から伸びる一対のリード線、4は
リード線3にそれぞれ半田付けにより接続される一対の
端子、5はセンサ本体2とリード線3と端子4との接続
部分とを被覆した樹脂モールドである。
【0011】まずセンサ本体2として円柱状のサーミス
タ素子を用い、このサーミスタ素子両端部より伸びた一
対のリード線3に半田により一対の端子4を導通接続す
る。この端子4により温度センサが装着相手に挟持され
るよう設置されている。次にセンサ本体2を金型に設置
し、センサ本体2、リード線3、リード線3と端子4と
の接続部を樹脂モールド成形を行う。このとき成形圧に
てセンサ本体2の位置ずれやリード線のよじれ等が防止
できる。また、金型のセンサ本体2に対応する部分に凸
部を設けることで、センサ本体2を固定することがで
き、センサ本体2付近の樹脂モールド5部に凹部6a,
6bが形成される。つまり樹脂モールド5成形後、わざ
わざ凹部6a,6bを設ける工程が不要であり、容易に
組み立てを行うことができる。センサ本体2付近に樹脂
モールド5の凹部6a,6bが設けられているので、外
雰囲気温度が変化しても迅速にセンサ本体2が温度変化
をとらえることができる。
タ素子を用い、このサーミスタ素子両端部より伸びた一
対のリード線3に半田により一対の端子4を導通接続す
る。この端子4により温度センサが装着相手に挟持され
るよう設置されている。次にセンサ本体2を金型に設置
し、センサ本体2、リード線3、リード線3と端子4と
の接続部を樹脂モールド成形を行う。このとき成形圧に
てセンサ本体2の位置ずれやリード線のよじれ等が防止
できる。また、金型のセンサ本体2に対応する部分に凸
部を設けることで、センサ本体2を固定することがで
き、センサ本体2付近の樹脂モールド5部に凹部6a,
6bが形成される。つまり樹脂モールド5成形後、わざ
わざ凹部6a,6bを設ける工程が不要であり、容易に
組み立てを行うことができる。センサ本体2付近に樹脂
モールド5の凹部6a,6bが設けられているので、外
雰囲気温度が変化しても迅速にセンサ本体2が温度変化
をとらえることができる。
【0012】また、樹脂モールド5により外部からの振
動等によるリード線3の折損や、リード線3と端子4と
の半田付け部が剥離したりすることがなく、信頼性を確
保することができる。
動等によるリード線3の折損や、リード線3と端子4と
の半田付け部が剥離したりすることがなく、信頼性を確
保することができる。
【0013】更に、リード線3と端子4との接続部分が
樹脂モールド5内にあること、センサ本体2が樹脂モー
ルド5部より露出していないことから、外雰囲気の影響
を受けにくく耐久性を確保することができる。
樹脂モールド5内にあること、センサ本体2が樹脂モー
ルド5部より露出していないことから、外雰囲気の影響
を受けにくく耐久性を確保することができる。
【0014】また図4は樹脂モールド5に設けた凹部6
a,6bの形状を変えたものである。
a,6bの形状を変えたものである。
【0015】凸部を有する金型を用いる上記の製造方法
により、金型の構成を簡素化することができ、安価な温
度センサを製造することができる。
により、金型の構成を簡素化することができ、安価な温
度センサを製造することができる。
【0016】なお、リード線3と端子4の接続は、半田
付けの他、溶接によって行っても良い。
付けの他、溶接によって行っても良い。
【0017】また、凹部6a,6bは同形である必要は
なく、センサ本体2付近に位置していれば、大きさには
制限がない。ただし、樹脂モールド5の抗折強度確保の
ため、凹部6a,6bが樹脂モールド5の面全体に無い
ことが望ましい。
なく、センサ本体2付近に位置していれば、大きさには
制限がない。ただし、樹脂モールド5の抗折強度確保の
ため、凹部6a,6bが樹脂モールド5の面全体に無い
ことが望ましい。
【0018】
【発明の効果】以上本発明によると、外雰囲気温度の変
化に対し、高い応答性を確保すると共に、従来の信頼
性、耐久性を確保した温度センサを提供することがで
き、その工業的効果は極めて大きい。
化に対し、高い応答性を確保すると共に、従来の信頼
性、耐久性を確保した温度センサを提供することがで
き、その工業的効果は極めて大きい。
【図1】本発明の一実施の形態における温度センサの斜
視図
視図
【図2】同平面図
【図3】同断面図
【図4】本発明の他の実施の形態における温度センサの
斜視図
斜視図
【図5】従来の温度センサの斜視図
【図6】同断面図
2 センサ本体 3 リード線 4 端子 5 樹脂モールド 6a 凹部 6b 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 センサ本体と、このセンサ本体に電気的
に接続したリード線と、このリード線に接続した端子
と、前記センサ本体と前記リード線と前記リード線と前
記端子との接続部を覆うように設けた樹脂モールドとを
備え、この樹脂モールドは、少なくとも前記センサ本体
に対応する部分に凹部を有することを特徴とする温度セ
ンサ。 - 【請求項2】 一対のリード線を接続したセンサ本体に
端子を接続する第1の工程と、次に前記センサ本体を金
型に固定し樹脂モールド成形を行う第2の工程とを有
し、前記金型は少なくとも前記センサ本体に対応する部
分に凸部を有するものを用いる温度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3871197A JPH10239168A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 温度センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3871197A JPH10239168A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 温度センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10239168A true JPH10239168A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12532917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3871197A Pending JPH10239168A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 温度センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10239168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007165418A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Tdk Corp | サーミスタ装置、及び、サーミスタ装置の製造方法 |
US9631853B2 (en) | 2010-09-20 | 2017-04-25 | Daewoo Electronics Corporation | Method for controlling icemaker for refrigerator |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP3871197A patent/JPH10239168A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007165418A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Tdk Corp | サーミスタ装置、及び、サーミスタ装置の製造方法 |
JP4530169B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2010-08-25 | Tdk株式会社 | サーミスタ装置、及び、サーミスタ装置の製造方法 |
US9631853B2 (en) | 2010-09-20 | 2017-04-25 | Daewoo Electronics Corporation | Method for controlling icemaker for refrigerator |
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