JPH09218112A - 温度センサとその製造方法 - Google Patents

温度センサとその製造方法

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Publication number
JPH09218112A
JPH09218112A JP2357696A JP2357696A JPH09218112A JP H09218112 A JPH09218112 A JP H09218112A JP 2357696 A JP2357696 A JP 2357696A JP 2357696 A JP2357696 A JP 2357696A JP H09218112 A JPH09218112 A JP H09218112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor element
lead wire
insulating resin
temperature sensor
lead wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP2357696A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Otsuki
淳 大槻
Kikuo Kaino
喜久雄 戒能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形の際、サーミスタ素子の位置決めを
容易に行うことのできる温度センサを提供することを目
的とする。 【解決手段】 この目的を達成するために本発明は、ケ
ース4と、ケース4内に収納したサーミスタ素子1と、
サーミスタ素子1に接続した一対のリード線3a,3b
と、サーミスタ素子1とリード線3a,3bの少なくと
も一部を被覆した絶縁樹脂2とを備え、リード線3a,
3bは、サーミスタ素子1に接続する側を、他端側より
も細くし、絶縁樹脂2は、リード線3a,3bの少なく
とも細くした部分を被覆したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装用に使用され
る温度センサとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、温度センサは、サーミスタ素子に
一対のリード線を接続し、サーミスタ素子の周囲を絶縁
樹脂で被覆した後、射出成形により全体を樹脂でモール
ドしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この構成では、リード
線はサーミスタ素子と接続した部分しか絶縁樹脂で被覆
されていないので、リード線の強度が低く、射出成形の
際、サーミスタ素子の位置決めが困難であるという問題
点を有していた。
【0004】そこで本発明は射出成形の際、サーミスタ
素子の位置決めを容易に行うことのできる温度センサを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の温度センサは、ケースと、このケース内に収
納した少なくとも一つのサーミスタ素子と、このサーミ
スタ素子に接続した少なくとも一対のリード線と、この
サーミスタ素子とこのリード線の少なくとも一部を被覆
した絶縁樹脂とを備え、前記リード線は、前記サーミス
タ素子に接続する側の方が、他端側よりも細くなってお
り、前記絶縁樹脂は、前記リード線の少なくとも細くな
っている部分を被覆したものであり、この構成による
と、サーミスタ素子と共にリード線の少なくとも強度の
低い部分を絶縁樹脂で被覆しているので、射出成形の
際、サーミスタ素子の位置決めを容易に行うことができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ケースと、このケース内に収納した少なくとも一つ
のサーミスタ素子と、このサーミスタ素子に接続した少
なくとも一対のリード線と、このサーミスタ素子とこの
リード線の少なくとも一部を被覆した絶縁樹脂とを備
え、前記リード線は、前記サーミスタ素子に接続する側
の方が、他端側よりも細くなっており、前記絶縁樹脂
は、前記リード線の少なくとも細くなっている部分を被
覆した温度センサであり、射出成形の際、サーミスタ素
子の位置決めを容易に行うことができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、リード線の細く
なった部分に少なくとも一つの突起を設けたものであ
り、この突起によりリード線周辺に絶縁樹脂を設けるこ
とを容易にすることができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、突起を向かい合
うリード線の内側に設けたものであり、リード線間に絶
縁樹脂を設けやすく少量で粘度の低い絶縁樹脂でもリー
ド線間の絶縁を容易にすることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、サーミスタ素子
に少なくとも一対のリード線を接続し、次に前記サーミ
スタ素子と前記リード線の一部を少なくとも絶縁樹脂で
被覆し、次に前記サーミスタ素子と前記リード線とを射
出成形により樹脂で被覆する温度センサの製造方法にお
いて、前記リード線は、前記サーミスタ素子に接続する
側を他端側よりも細くすると共に、前記リード線の少な
くとも細くした部分を前記絶縁樹脂で覆う温度センサの
製造方法であり、射出成形の際、サーミスタ素子の位置
決めを容易に行うことができる。
【0010】以下本発明の一実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態)図1は、本実施の形態における温度セン
サの断面を示し、ケース4と、このケース4内に収納し
たサーミスタ素子1と、このサーミスタ素子1に接続し
た一対のリード線3a,3bと、このサーミスタ素子1
とこのリード線3a,3bの一部を被覆した絶縁樹脂2
とを有している。
【0011】リード線3a,3bは、十分な応答性を確
保できるように、サーミスタ素子1の収納部分が細くな
っているケース4内に収納できるよう、サーミスタ素子
1に接続する側の方が、他端側よりも細くなっており、
絶縁樹脂2は、リード線3a,3bの細くした部分を被
覆している。
【0012】絶縁樹脂2はケース4を射出成形により形
成する際、サーミスタ素子1の位置決めを容易に行うこ
とができ、十分な強度が得られ、組み立て時間を短縮で
きるよう熱硬化速度の速い樹脂を使用している。
【0013】絶縁樹脂2の粘度が低く、リード線3a,
3b間の絶縁樹脂2を設けにくい場合は、リード線3
a,3bの細くなった部分の互いに向かい合う側に、少
なくとも一つの突起5を設けることで、絶縁樹脂2をリ
ード線3a,3b間に設けやすくなる。
【0014】突起5は図2に示すようにリード線3a,
3b間にサーミスタ素子1と反対側に少なくとも90°
以上の角度を持つ面を有するように形成し、組み立て時
の絶縁樹脂2の流れを妨げる働きをするものとする。
【0015】
【発明の効果】以上、本発明によると、サーミスタ素子
と共にリード線の少なくとも強度の低い部分を絶縁樹脂
で被覆しているので、射出成形の際、サーミスタ素子の
位置決めを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における温度センサの断
面図
【図2】本発明の一実施の形態における突起部の拡大断
面図
【符号の説明】
1 サーミスタ素子 2 絶縁樹脂 3a リード線 3b リード線 4 ケース 5 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に収納した少な
    くとも一つのサーミスタ素子と、このサーミスタ素子に
    接続した少なくとも一対のリード線と、このサーミスタ
    素子とこのリード線の少なくとも一部を被覆した絶縁樹
    脂とを備え、前記リード線は、前記サーミスタ素子に接
    続する側を、他端側よりも細くし、前記絶縁樹脂は、前
    記リード線の少なくとも細くした部分を被覆した温度セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 リード線の細くした部分に少なくとも一
    つの突起を有する請求項1に記載の温度センサ。
  3. 【請求項3】 突起は、向かい合うリード線の内側にあ
    る請求項2に記載の温度センサ。
  4. 【請求項4】 サーミスタ素子に少なくとも一対のリー
    ド線を接続し、次に前記サーミスタ素子と前記リード線
    の一部を少なくとも第1の絶縁樹脂で被覆し、次に前記
    サーミスタ素子と前記リード線とを射出成形により第2
    の樹脂で被覆する温度センサの製造方法において、前記
    リード線は、前記サーミスタ素子に接続する側を他端側
    よりも細くすると共に、前記リード線の少なくとも細く
    した部分を前記第1の絶縁樹脂で覆う温度センサの製造
    方法。
JP2357696A 1996-02-09 1996-02-09 温度センサとその製造方法 Pending JPH09218112A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278804A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Denso Corp 温度センサ及び温度センサの製造方法
CN105705924A (zh) * 2013-10-15 2016-06-22 松下知识产权经营株式会社 温度传感器及其制造方法

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US10126179B2 (en) 2013-10-15 2018-11-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Temperature sensor and manufacturing method therefor

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