JPS6343725Y2 - - Google Patents

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JPS6343725Y2
JPS6343725Y2 JP6549384U JP6549384U JPS6343725Y2 JP S6343725 Y2 JPS6343725 Y2 JP S6343725Y2 JP 6549384 U JP6549384 U JP 6549384U JP 6549384 U JP6549384 U JP 6549384U JP S6343725 Y2 JPS6343725 Y2 JP S6343725Y2
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JP
Japan
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switch
temperature
temperature switch
resin layer
reed switch
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JP6549384U
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JPS60177435U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリードスイツチと、このリードスイツ
チの周囲に配置された感温磁性体及び永久磁石と
によつて構成された温度スイツチを熱可塑性ある
いは熱硬化性樹脂層でモールドした封止成形型温
度スイツチに関する。
〔従来技術〕
リードスイツチの周囲に感温磁性体及び永久磁
石を配置した所謂温度スイツチとして、リードス
イツチを保護するため熱可塑性あるいは熱硬化性
樹脂層でモールドされた型のものが知られてい
る。このような樹脂層によつてモールドされた温
度スイツチを以下、封止成形型温度スイツチと呼
ぶ。
ところが、温度スイツチ自体の熱膨張係数とモ
ールド樹脂層の熱膨張係数とに相違があると、樹
脂層にひび割れが生じたり、またリードスイツチ
のリードとガラス封着部とを損傷する場合があ
る。また後述するように従来の封止成形型温度ス
イツチは外部リード線との接続が面倒であるとい
う問題点もある。
ここで、第1図a及びbを参照して従来の封止
成形型温度スイツチについて説明する。
第1図aにはリードスイツチ1、感温磁性体2
及び永久磁石3によつて構成された温度スイツチ
6をエポキシ樹脂層5で直方体状にモールドした
場合が示されている。この封止成形型温度スイツ
チ7の構造では外部リード線(図示せず)を接続
するための端子板(図示せず)をリードスイツチ
のリード端1a,1bに接続するとともに、封止
成形型温度スイツチ7に固定することが困難であ
る。
同様に、第1図bには予じめリードスイツチ1
のリード端と外部リード線を接続するための端子
板4とを接続しておき、この端子板4をわずかに
残すようにしてエポキシ樹脂層5により直方体状
にモールドした場合が示されている。ところがこ
の封止成形型温度スイツチ7の場合は、リードス
イツチ1のリード端がモールド固定されていない
状態で、直接リード端と端子板4との接続を行つ
ているため、接続が難かしく、またモールドが困
難であるという問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的はモールド樹脂層にひび割れが生
じることなく、またリードスイツチを損傷するこ
とのない封止成形型温度スイツチを提供すること
である。
本考案の他の目的は端子板を接続、支持するこ
との容易な構造を有する封止成形型温度スイツチ
を提供することである。
〔考案の構成〕
本考案はリードスイツチと、このリードスイツ
チの周囲に配置された感温磁性体及び永久磁石と
を有し、予じめ定められた温度で、リードスイツ
チを開閉するようにした温度スイツチに適用さ
れ、この温度スイツチは温度スイツチの構成部品
の熱膨張係数に近似する熱膨張係数を有する熱可
塑性あるいは熱硬化性樹脂層によつて、封止形成
されるとともに、この樹脂層は上記の温度スイツ
チの両端において、リードスイツチのリード端と
接続される端子板を挿入、支持するための係合部
が形成されていることを特徴とする封止成形型温
度スイツチが得られる。
〔考案の実施例〕
以下本考案について図面に示す実施例によつて
説明する。
まず第2図a及びbを参照して本考案の第1の
実施例を説明する。
リードスイツチ1の開閉接点部(図示せず)に
対応して環状の感温磁性体2が配置固定され、こ
の環状の感温磁性体2を挟むようにして一対の環
状の永久磁石3が配置固定されて、温度スイツチ
6となる。この温度スイツチ6は図示のように、
リードスイツチ1のリード端1a,1bを残して
熱可塑性あるいは熱硬化性樹脂層8で略直方体状
にモールドされる。なお、この樹脂層8は温度ス
イツチ6の熱膨張率に近似する熱膨張率を持つて
いる。このモールド樹脂層8の両端にはリードス
イツチ1のリード1a,1bより下側に図示のよ
うに、直方体の両側面に達する予じめ定められた
幅及び深さを持つ横溝部91が設けられ、この横
溝部91から直方体の上面に達する予じめ定めら
れた幅を有するとともに横溝部91の深さと同一
の深さを持つ縦溝部92が設けられている。そし
てこの横溝部91及び縦溝部92によつて係止部
9が形成される。
上記の係止部9には図示の逆T字型の端子板1
0が配置、固定される。この端子板10は係止部
9の深さと同一の厚さを持つ薄板で成形され、逆
T字型端子板10の水平部101は横溝部91に
対応し、垂直部102は縦溝部92に対応してい
る。さらに図示のように逆T字型端子板10の垂
直部102の予じめ定められた位置には、一対の
小孔103,104が設けられている。
第2図bも参照して、上記の逆T字型端子板1
0は水平部101と係合部9の横溝部91、垂直
部102と係合部9の縦溝部92とを対応させ
て、係合部9に挿入される。この時端子板10の
垂直部102に設けられている一対の小孔10
3,104のうち下側の小孔103にはリードス
イツチ1のリード1a,1bが挿入される。そし
てこの端子板10はモールド樹脂層8と接着剤な
どで固着され、リードスイツチ1のリード1a,
1bは第2図bに示されるように、上方へ折り曲
げられる。なお、上方の小孔104は外部リード
線(図示せず)と封止形成型温度スイツチ7との
接続に用いられる。
また、考案者らによれば、リードスイツチ1の
リードとガラス管との封着部分に損傷を与えない
ためにはモールド樹脂層8の熱膨張係数が5×
10-5/℃乃至0.9×10-5/℃であればよく、さら
に信頼性を高めようとするなら、3×10-5/℃乃
至0.9×10-5/℃の範囲にあることが望ましいこ
とがわかつた。
次に第3図a及びbを参照して本考案の第2の
実施例について説明する。
第1の実施例で示した構造の温度スイツチ(図
示せず)が熱可塑性あるいは熱硬化性の樹脂層8
によつて直方体形状にモールドされている。この
直方体の両端は図示のように、リードスイツチの
リード1a,1bよりわずかに下方から直方体の
上面に一定の幅を持つて達する係合溝部11が設
けられている。この係合溝部11は互いに対向し
て凹状に形成されており、この凹部の下部は図示
のように凹部の上端よりも広くなつている。即ち
この凹部の下部は左右側面方向へ広がつている。
そしてこの係合溝部11には端子板12が挿入、
固定される。端子板12は薄板によつて略長方形
状に成形され、上端近傍には外部リード線を接続
するための小孔121が設けられ、下端にはリー
ドスイツチのリード1a,1bを挿入するための
切欠部122が設けられている。第3図aに矢印
で示すように、端子板12が係合溝部11に挿
入、固定される。この時リードスイツチのリード
1a,1bは上記の切欠部122に収納されると
ともに、端子板12に接触していることは言うま
でもない。端子板12をモールド樹脂層8に固定
したのち、リード1a,1bは所定の長さに切断
され、第3図bに示すように上方へ折り曲げられ
る。
第2の実施例では第1の実施例に比べて、端子
板12の固定がより確実になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、温度スイツチ自体の熱膨
張係数に近似する熱膨張係数を持つ熱可塑性ある
いは熱硬化性樹脂によつて温度スイツチをモール
ドしたことによつて、熱膨張係数の相違によるリ
ードスイツチのガラス封着部が破損することがな
い。またこの樹脂層にはリードスイツチのリード
に接続される端子板が取り付けられる係合部が形
成されているため、端子板とリードとの接続及び
端子板の温度スイツチへの取り付けが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは従来の封止成形型温度スイツ
チを内部が見える状態で示す斜視図、第2図aは
本考案の第1の実施例である封止成形型温度スイ
ツチを内部が見える状態において端子板取付け前
の状態で示す斜視図、第2図bは本考案の第1の
実施例である封止成形型温度スイツチを示す斜視
図、第3図aは本考案の第2の実施例である封止
成形型温度スイツチを端子板取付け前の状態で示
す斜視図、第3図bは本考案の第2の実施例であ
る封止成形型温度スイツチである。 1……リードスイツチ、2……感温磁性体、3
……永久磁石、4,10,12……端子板、5,
8……樹脂層、6……温度スイツチ、7……封止
成形型温度スイツチ、9……係合部、11……係
合溝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リードスイツチと、該リードスイツチの周囲
    に配置された感温磁性体及び永久磁石とを有
    し、予じめ定められた温度で前記リードスイツ
    チを開閉するようにした温度スイツチにおい
    て、該温度スイツチは温度スイツチ構成部品の
    熱膨張係数に近似する熱膨張係数を有する熱可
    塑性あるいは熱硬化性樹脂層によつて、封止成
    形されるとともに、前記樹脂層には前記温度ス
    イツチの両端において、前記リードスイツチの
    リード端と接続される端子板を挿入、支持する
    ための係合部が形成されていることを特徴とす
    る封止成形型温度スイツチ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
    て、前記樹脂層の熱膨張係数が5×10-5/℃乃
    至0.9×10-5/℃の範囲にあることを特徴とす
    る封止成形型温度スイツチ。
JP6549384U 1984-05-07 1984-05-07 封止成形型温度スイツチ Granted JPS60177435U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6549384U JPS60177435U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 封止成形型温度スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6549384U JPS60177435U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 封止成形型温度スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177435U JPS60177435U (ja) 1985-11-25
JPS6343725Y2 true JPS6343725Y2 (ja) 1988-11-15

Family

ID=30597537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6549384U Granted JPS60177435U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 封止成形型温度スイツチ

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JP (1) JPS60177435U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60177435U (ja) 1985-11-25

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