JPH10238146A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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Publication number
JPH10238146A
JPH10238146A JP6245797A JP6245797A JPH10238146A JP H10238146 A JPH10238146 A JP H10238146A JP 6245797 A JP6245797 A JP 6245797A JP 6245797 A JP6245797 A JP 6245797A JP H10238146 A JPH10238146 A JP H10238146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
floor
ceiling space
open ceiling
house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6245797A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Murakami
元彦 村上
Naotoshi Komatsu
直利 小松
Kentaro Yagyu
研太郎 柳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP6245797A priority Critical patent/JPH10238146A/ja
Publication of JPH10238146A publication Critical patent/JPH10238146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複層階に跨がる吹き抜け空間を解放感を得る
に止まらず、吹き抜け空間を更に積極的に利用するよう
にした住宅を提供する。 【解決手段】 複層階に跨がる吹き抜け空間が設けられ
た住宅において、吹き抜け空間20内に複層階に跨がっ
て昇降するケージ201を備えたエレベーターが設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層階に跨がる吹
き抜け空間が設けられた住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−51971号
公報等に記載されているように、複層階に跨がる吹き抜
け空間が設けられた2階建て、もしくは3階建て住宅が
知られている。このような複層階に跨がる吹き抜け空間
は玄関ホール等に利用されており、住宅内に解放感を求
めることができて好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の、複層階に跨がる吹き抜け空間は、解放感がある
ものの変化に乏しく、解放感を得るに止まるものであっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の複層階に跨が
る吹き抜け空間が設けられた住宅における問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、従
来の問題点を解決し、複層階に跨がる吹き抜け空間を解
放感を得るに止まらず、吹き抜け空間を更に積極的に利
用するようにした住宅を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明住宅は、複層階に跨がる吹き
抜け空間が設けられた住宅において、吹き抜け空間内に
複層階に跨がって昇降するケージを備えたエレベーター
が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明住宅は、請求項
1記載の住宅において、ケージには透明壁が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0007】本発明は、2階建て住宅に適用されてもよ
く、3階建て以上の住宅に適用されてもよい。本発明が
2階建て住宅に適用される場合には、吹き抜け空間は1
階層と2階層に跨がって設けられればよく、本発明が3
階建て以上の住宅に適用される場合には、吹き抜け空間
は1階層と2階層に跨がって設けられるか、或いは、2
階層から3階層以上の全階層に跨がって設けられるか、
或いは、2階層から3階層以上の階層の途中の複層階に
跨がって設けられるか、或いは、1階層から3階層以上
の全階層に跨がって設けられていてもよい。
【0008】本発明が2階建て住宅に適用される場合に
は、1階層と2階層に跨がって設けられた吹き抜け空間
に、1階層と2階層に跨がって昇降するケージを備えた
エレベーターが設けられていればよい。
【0009】本発明が3階建て以上の住宅に適用される
場合であって、1階層と2階層に跨がって吹き抜け空間
が設けられている場合には、叙上のように、1階層と2
階層に跨がって設けられた吹き抜け空間に、1階層と2
階層に跨がって昇降するケージを備えたエレベーターが
設けられていればよい。
【0010】又、本発明が3階建て住宅に適用される場
合であって、2階層と3階層以上の全階層に跨がって吹
き抜け空間が設けられている場合や2階層から3階層以
上の階層の途中の複階層に跨がって吹き抜け空間が設け
られている場合には、経済的観点や使用頻度から考慮し
て適宜の複階層に跨がって昇降するケージを備えたエレ
ベーターが設けられていればよい。
【0011】本発明が3階建て住宅に適用される場合で
あって、1階層から3階層以上の全階層に跨がって吹き
抜け空間が設けられている場合にも、経済的観点や使用
頻度から考慮して適宜の複階層に跨がって昇降するケー
ジを備えたエレベーターが設けられていればよい。
【0012】請求項2記載の本発明において、エレベー
ターのケージはその全周壁が透明壁で構成されていても
よく、周壁の一部が透明壁で構成されていてもよい。透
明壁はガラス製でもよく、アクリル樹脂製でもよく、透
明壁は、着色されていてもよく、無着色でもよい。
【0013】〔作用〕本発明住宅においては、吹き抜け
空間内に複層階に跨がって昇降するケージを備えたエレ
ベーターが設けられているので、吹き抜け空間内にエレ
ベーター設置用スペースを設けることになり、吹き抜け
空間を有効利用することができる。
【0014】又、請求項2記載の本発明住宅において
は、ケージには透明壁が設けられているので、ケージ内
から透明壁を通じて吹き抜け空間内を見下ろすことがで
きると共にケージの外側からケージ内の人を眺めること
ができ、吹き抜け空間に一層変化を与えることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明を2階建て住
宅に実施した住宅の一例の1階のレイアウトを示す平面
図である。
【0016】図1において、Aは本発明住宅、11は本
発明住宅Aの1階に設けられた玄関ホール、111は玄
関ホール11に隣接して設けられた玄関土間、112は
玄関出入口、12は玄関ホール11の後方に設けられた
和室、13は和室12の後方に設けられた寝室、14は
台所、15は台所14に隣接して設けられた食堂、16
は食堂15の後方に設けられた居間、10は居間14と
和室12との間に設けられたホール、17は居間14の
後方に設けられた洗面室、18は洗面室17に隣接して
設けられた浴室、19は浴室18に隣接して設けられた
トイレ、Sは2階への階段である。
【0017】図2は、本発明住宅Aの2階のレイアウト
を示す平面図である。図2において、20は1階のホー
ル10の上方に設けられた吹き抜け空間、21は子供部
屋、22は子供部屋21の後方に設けられた2階ホー
ル、23は2階ホール22の後方に設けられた他の子供
部屋、24は2階寝室、25は2階寝室24の後方に設
けられた2階居間、251は2階寝室24及び2階居間
25に隣接して設けられたバルコニー、26は2階居間
25に隣接して設けられトイレ兼用浴室である。
【0018】図3は本発明住宅Aの断面図であり、図3
に示すように、吹き抜け空間20は1階のホール10か
ら2階の屋根裏にまで通じている。201はエレベータ
ーのケージであり、ケージ201には半円筒形の透明ア
クリル樹脂製壁202が設けられている。ケージ201
は吹き抜け空間20内において昇降により2階の居間2
5と1階の寝室13との間を昇降往復できるようになっ
ている。図3において、27は吹き抜け空間20の上方
に設けられた天窓である。
【0019】図4に示すように、ケージ201はワイヤ
ーロープ203により吊り下げられ、ワイヤーロープ2
03はケージ201の上方に設けられたホイール204
に巻き付けられ、ホイール204はウインチ205によ
り正逆両方向に回転されることによりケージ201はレ
ール206に沿って昇降できるようになっている。20
7はレール206の下方に設けられた緩衝器である。
尚、208は透明壁202を支持する桟、131は1階
の寝室13に設けられたハッチドア、253は2階の居
間25に設けられたハッチドアである。エレベーターの
作動に必要なその他の装置は図示を省略してある。
【0020】図1〜3に示す本発明住宅Aにおいては、
吹き抜け空間20内に1階と2階に跨がって昇降するケ
ージ201を備えたエレベーターが設けられているの
で、高齢者等が1階と2階とを往復するのに便利であ
り、吹き抜け空間20内にエレベーター設置用スペース
を設けることになり、吹き抜け空間20を有効利用する
ことができる。
【0021】又、ケージ201には透明壁202が設け
られているので、ケージ201内から透明壁202を通
じて吹き抜け空間20内を見下ろすことができると共に
ケージ201の外側からケージ201内の人を眺めるこ
とができ、吹き抜け空間に一層変化を与えることができ
る。
【0022】図5に示すように、ケージ201の昇降
は、2階の居間25の窓252からも眺めることができ
る。
【0023】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更は本発明に含まれる。
【0024】例えば、図示の実施の形態のように、半円
筒状の透明壁202を設ける代わりに半角筒状の透明壁
を設けるようにしてもよい。
【0025】又、ケージはその外側に透明な防護壁を設
け、ケージを透明な防護壁内を昇降するようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明住宅においては、
吹き抜け空間内に複層階に跨がって昇降するケージを備
えたエレベーターが設けられてきるので、吹き抜け空間
内にエレベータ設置用スペースを設けることになり、吹
き抜け空間を有効利用することができる。
【0027】又、請求項2記載の本発明住宅において
は、ケージには透明壁が設けられているので、ケージ内
から透明壁を通じて吹き抜け空間内を見下ろすことがで
きると共にケージの外側からケージ内の人を眺めること
ができ、吹き抜け空間に一層変化を与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明住宅の一例の1階レイアウトを示す平面
図。
【図2】図1に示す本発明住宅の2階レイアウトを示す
平面図。
【図3】図1、2に示す本発明住宅の断面図。
【図4】図1〜3に示す本発明住宅に使用されるエレベ
ーターの説明図。
【図5】図1、2に示す本発明住宅の1階の中央ホール
から上方を見た透視図。
【符号の説明】
A 本発明住宅 S 階段 11 玄関ホール 12 和室 13 寝室 14 台所 15 食堂 16 居間 17 洗面室 18 浴室 19 トイレ 20 吹き抜け空間 201 ケージ 202 透明壁 203 ワイヤーロープ 204 ホイール 205 ウインチ 206 レール 207 緩衝器 208 桟 21、23 子供部屋 22 2階ホール 24 2階寝室 25 2階居間 251 バルコニー 252 窓 26 トイレ兼用浴室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複層階に跨がる吹き抜け空間が設けられ
    た住宅において、吹き抜け空間内に複層階に跨がって昇
    降するケージを備えたエレベーターが設けられているこ
    とを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 ケージには透明壁が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の住宅。
JP6245797A 1997-02-27 1997-02-27 住 宅 Pending JPH10238146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245797A JPH10238146A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 住 宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245797A JPH10238146A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 住 宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10238146A true JPH10238146A (ja) 1998-09-08

Family

ID=13200761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6245797A Pending JPH10238146A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 住 宅

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JP (1) JPH10238146A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004596A (ja) * 2000-06-22 2002-01-09 Misawa Homes Co Ltd 多層型収納付き建物
JP2008285825A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Misawa Homes Co Ltd 建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004596A (ja) * 2000-06-22 2002-01-09 Misawa Homes Co Ltd 多層型収納付き建物
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