JPH10237803A - レール加工装置及びレール切断装置及びレールクランプ装置 - Google Patents

レール加工装置及びレール切断装置及びレールクランプ装置

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JPH10237803A
JPH10237803A JP4520297A JP4520297A JPH10237803A JP H10237803 A JPH10237803 A JP H10237803A JP 4520297 A JP4520297 A JP 4520297A JP 4520297 A JP4520297 A JP 4520297A JP H10237803 A JPH10237803 A JP H10237803A
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hole
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重六 茂木
Junichi Furuya
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Mi Ne Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス溶断機のトーチ先端部がレール母線(表
面)形状に追従して移動可能な機構を有することによ
り、高精度な切断面が得られるレール切断装置を得る。 【解決手段】レールに対して直交して固定される側板を
備えるレールクランプ装置と、このレールクランプ装置
に装着されるガス溶断機2とを備え、ガス溶断機は、前
記側板に対して固定される固定盤と、固定盤に対して回
動可能に軸着された回動板と、回動板の反固定盤表面側
に往復運動可能に装着されたガイド体とを有し、前記ガ
イド体の裏面側に誘導ピンを設け、前記回動板に回動軸
の直径方向に細長い長孔を形成し、前記固定盤の前記回
動軸を囲む上方及び側方に誘導孔を形成し、前記誘導ピ
ンが前記長孔を介して誘導孔に嵌合するように装着され
ることにより、回動板の回動により前記ガイド体に装着
されたガス溶断機のトーチ先端部がレール面に追従動作
し、レール面との間隔を略一定に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工もしくは敷設
された鉄道レールを切断したり研磨するレール加工装置
に係り、特に、鉄道線路のレール溶接を行うに適したレ
ール切断装置及びレール切断に際して使用するレールク
ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路においては、新しい線路を敷設
したり、又は既に敷設されたレールを保守点検し新しい
レールに取り替え等を行うために、敷設しようとするレ
ール又は敷設されたレールを切断し溶接する作業がレー
ル敷設現場で行われている。レール溶接工法としては、
テルミット溶接法,エンクローズアーク溶接法,ガス圧
接法等が存在するが、動力源を要せず短時間で且つ簡便
に施工できるテルミット溶接法が広く行われている。
【0003】溶接開先確保のためのレール切断方法とし
ては、短時間で切断でき、またレールに軸力があっても
切断可能なガス切断が用いられている。ガス切断は、図
17に示すように、レール100に対して直交する平面
を直角片101で規定するレールクランプ機103と、
柄部201に対してトーチヘッド202が直交して装着
され、トーチヘッド先端側にガイド片203を設け、ト
ーチヘッド202を挟むように一対の案内ローラ204
をガイド片203に装着したガス溶断機200を使用し
て行なわれる。
【0004】すなわち、レール100に対してレールク
ランプ機103を固定し、直角片101の平面(レール
頭部と直交する面)から一定距離を置く位置のレール表
面周囲に切断線を罫書き、ガイド片203を直角片10
1に当てながら切断線に沿ってトーチヘッド202が移
動するように柄部201をフリーハンドで動かしてレー
ル100を切断(トーチ先端から噴射される火炎により
溶断)する。この際、図16に示すように、レール断面
の三方向から切断線上をトーチヘッド202がトレース
することによりレールを切断する。これは、レール断面
形状は、頭部及びフランジ付け根部の肉厚が厚いため、
一方向からのみの切断では切断することができないから
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た切断作業の方法によると、トーチヘッド202をフリ
ーハンドで操作するため、火力の強弱,トーチ先端のレ
ール面に対する角度や距離,溶断前に行なうレールの予
熱の度合い,火炎の入れ方などに個人の技量差が大きく
左右し、良好な切断面を得るためには相当な熟練技術を
要する。
【0006】また、レール切断に際しては、三方向から
切り込んで行なうので、熟練技術を有する作業者が行な
った場合においても、三方向のそれぞれの切断痕跡が互
に接する面で凹凸や段差が生じるため、切断後にハンド
グラインダー等を用いて切断面を研削し、溶接可能な精
度を得ることが行われていた。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、レール切断手段(トーチヘッド)等のレール加工手
段がレール母線(表面)形状に追従して移動可能な機構
を有することにより、レール表面の加工を容易とするレ
ール加工装置及びレール切断装置を提供することを目的
とする。
【0008】また、レール加工装置やレール切断装置に
おける加工手段や切断手段をレール表面に対して固定す
るためのレールクランプ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係るレール加工装置は、レールクランプ手段
と、レール面追従手段と、レール加工手段とを具備して
いる。レールクランプ手段は、レールが挿入可能な凹部
を有する側板を備えるとともに、この側板を前記レール
に対して固定可能とするクランプ機構を備えている。レ
ール面追従手段は、前記側板に対して固定される固定盤
と、固定盤に対して回動可能に軸着された回動板と、回
動板の反固定盤表面側に往復運動可能に装着されたガイ
ド体とを有し、前記ガイド体の裏面側に誘導ピンを設
け、前記回動板に回動軸の直径方向に細長い長孔を形成
し、前記固定盤の前記回動軸を囲む上方及び側方に誘導
孔を形成し、前記誘導ピンが前記長孔を介して誘導孔に
嵌合するように装着し、前記ガイド体のレール面対向側
がレール面に追従して動作するように構成されている。
レール加工手段は、レール面に対向するように前記ガイ
ド体に装着されている。
【0010】このレール加工装置によれば、クランプ機
構によりレールに対する直角面を容易に得ることがで
き、レール面追従手段によりレール表面に追従してガイ
ド体を動作させることができるので、ガイド体に装着さ
れたレール加工手段をレール面に沿って移動させること
ができる。
【0011】本発明のレール切断装置は、前記レール加
工装置におけるレール加工手段として、レール面にトー
チ先端部が対向するようにトーチ本体を前記ガイド体に
装着して成るガス溶断手段を有している。
【0012】このレール切断装置によれば、レール表面
に追従して移動するガイド体にトーチ本体が設けられて
いるので、レール面から略一定の間隔を保持してトーチ
先端部を移動させることができる。
【0013】上記構成において、固定盤に設けた誘導孔
は、三つの円弧状孔を連結して構成することが好まし
い。また、クランプ機構によりレールに対して固定され
た側板において、凹部を挟む両側及び凹部上方の三方位
置に、固定盤を固定するための固定部を形成することに
より、三方向からレールを切断することができる。この
場合、レールを三方向から切断しても、クランプ機構に
よりレールに対する直角面が得られているので、各切断
面を同一面に位置させることができ、切断面の連結部分
に大きな段差が生じることがなく、切断面を溶接を行う
のに適する程度の平坦面とすることができる。
【0014】また、調整機構を介してトーチ本体をガイ
ド体に装着することにより、トーチ先端部と側板との距
離を調整可能とすることができる。
【0015】本発明のレールクランプ装置は、一対の側
板と、これら側板間に架設されるロッドと、このロッド
に装着されレールを締結するレール締結器とを有するク
ランプ装置であって、次の構成を含むことを特徴として
いる。レール頭部に当接可能な辺を有する溝部と、該溝
部を挟む一対の脚部とを前記各側板に形成して側板下方
よりレールを挿入可能とする。各側板の一方側の脚部の
内側に、レール側面下側に当接する当接片,レール顎部
を係止する係止片,レール腹部を支持する支持片をそれ
ぞれ突設形成する。少なくとも一方の側板において、レ
ール頭部の上方に対応する側板位置に凸部を形成し、側
板の各脚部及びレール頭部の上方位置に対応する側板に
孔部をそれぞれ形成し、前記各孔部の上方位置におい
て、前記側板の各外側面又は凸部の側面から切り込まれ
る曲線溝をそれぞれ形成する。
【0016】このレールクランプ装置によれば、ロッド
で結合された側板が敷設レールに対して直交するように
確実にクランプでき、敷設レールに対する直角面を容易
に得ることができる。
【0017】そして、孔部及びこれに対応する曲線溝を
両方の側板に形成し、各凸部に形成された曲線溝が互に
反対方向から切り込まれるように構成すれば、各側板に
レール切断手段等のレール加工手段を装着することがで
きる。
【0018】また、一対の側板において、互に対称に位
置する孔部の側板下端からの高さが異なるように構成す
れば、各側板で異なる形状のレールについて切断等の加
工を行うことができる。
【0019】また、レールクランプ装置のレール締結器
において、レール頭部に対して進退可能な調整ロッド
と、調整ロッドの先端に装着され調整ロッドに対して傾
斜可能なアジャスト機構とを有することにより、アジャ
スト機構の下面がレール頭部を確実に押圧することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るレール切断装置の実
施の形態の一例について、図面を参照しながら説明す
る。図1はレールに装着されたレール切断装置の斜視説
明図、図2は一部を切り欠き断面としたレール切断装置
の正面説明図、図3はレールに装着されたレールクラン
プ装置の斜視説明図である。
【0021】レール切断装置は、図1及び図2に示すよ
うに、レール3に確実に固定されるレールクランプ装置
1と、このレールクランプ装置1の適宜箇所に装着され
るガス溶断機2とから構成されている。適宜箇所とは、
レール3に対して上面及び両側面に位置する部分であ
り、レール3を三方向から切断可能にするためである。
図1は、レール3の側面に対応するレールクランプ装置
1にガス溶断機2を装着した場合を、図2は、レール3
の上面に対応するレールクランプ装置1にガス溶断機2
を装着した場合をそれぞれ示している。
【0022】レールクランプ装置1は、図2及び図3に
示すように、対向するように配置される一対の側板1
1,12と、これら側板間に架設されるクランプロッド
13及びロッド14,15,16と、クランプロッド1
3の中央位置に装着されるレール締結器17とを有して
いる。各ロッドは円柱形状をなし、クランプロッド13
はレール締結器17の固定カラーを内蔵しているので他
のロッドより太く形成されている。
【0023】各側板11(12)には、図4及び図5に
示すように、レール頭部に当接可能な辺11a(12
a)を有する溝部(凹部)11b(12b)と、該溝部
を挟む一対の脚部11c,11d(12c,12d)と
が形成され、側板下方よりレールが挿入可能とされるよ
うに、換言すれば敷設レール上に装着配置できるように
形成されている。各側板の一方側の脚部11c(12
c)の内側には、レール側面下側に当接する当接片11
e(12e),レール顎部を係止する係止片11f(1
2f),レール腹部を支持する支持片11g(12g)
がそれぞれ突設形成されている。また、各側板11(1
2)の上面において、前記溝部11b(12b)にレー
ル3′(3″)が装着された場合に、レール頭部に対応
する位置に略レール幅に等しい凸部11h(12h)が
形成されている。尚、図4及び図5において、レール
3′は60Kレールであり、レール3″は50Nレール
である。
【0024】側板11の各脚部11c,11dには、ガ
ス溶断機2を装着するための孔部(固定部)11i,1
1jがそれぞれ穿孔されている。これら孔部は、溝部1
1bにレール3′が配置された場合に、レール3′の基
部からの高さh1や腹部からの距離d1が同一となる位
置に形成されている。また、側板11の上方中央位置に
は、溝部11bに配置されるレール3′の頭部に対応す
るように、前記孔部11c、11dと同様にガス溶断機
2を装着するための孔部11kが穿孔されている。孔部
11i,11jの上方位置においては、各孔部の中心か
ら一定の半径r1を有して側板11の各外側面から円弧
状に切り込まれる曲線溝11l,11mが形成されてい
る。同様に、孔部11kの上方位置においては、孔部の
中心から一定の半径r1を有して凸部の側面から円弧状
に切り込まれる曲線溝11nが形成されている。
【0025】また、側板12の各脚部12c,12d及
び側板上方中央部においても、孔部12i,12j,1
2k及びこれらに対応する曲線溝12l,12m,12
nがそれぞれ形成されている。各凸部11h,12hに
形成された曲線溝11n,12nは、互に反対方向から
切り込まれ、各凸部に形成された曲線溝11n,12n
がレールクランプ装置の中央部(レール締結器17装着
位置)に対して点対称に位置するようになっている。
【0026】側板11と側板12とは、全体形状は同じ
であるが、それぞれ異なる形状のレール(60Kと50
N)の切断に対応しているので、側板11の脚部11c
における孔部11iの位置(側板下片からの距離t1)
と、側板12の脚部12cにおける孔部12iの位置
(側板下片からの距離t2)とは異なるように設定され
ている(t1<t2)。また、側板11の上方中央部に
おける孔部11kの位置(辺11aからの距離t3)
と、側板12の上方中央部における孔部12kの位置
(辺12aからの距離t4)とについても、異なるよう
に設定されている(t3>t4)。
【0027】レールクランプ装置1のクランプロッド1
3に装着されるレール締結器17は、図6に示すよう
に、二箇所の折曲部を有するコ字型のクランプ片18
と、調整ロッド19と、調整ロッド19の下端に装着さ
れたアジャスト機構20と、調整ロッド19の上端に装
着されたハンドル部21と、から構成されている。クラ
ンプ片18の上側の折曲部には貫通孔22が形成され、
クランプロッド13に貫通装着されてクランプロッド1
3に対してクランプ片18が回動可能となっている。ク
ランプ片18のレール上面に対応する部分には円筒部2
3が形成され、この円筒部23の内周面及び調整ロッド
19の外周面にねじ山が形成されて両者が螺着され、ハ
ンドル21による回転によりクランプ片18に対して調
整ロッド19が上下方向に進退するようになっている。
また、コ字型のクランプ片18の下側先端部24は、レ
ール腹部を支持するように構成されている。すなわち、
このクランプ片18の下側先端部24は、レール3にレ
ールクランプ装置1を装着した場合に、側板11,12
の支持片11g,12gより上方に位置してレール腹部
を支持するようになっている。
【0028】アジャスト機構20は、小径円側が調整ロ
ッド19の下面に接触するようにボルト26で固定され
た円錐台形状のジョイント25部と、ジョイント部25
を被冠する円柱状のアジャスト部27とから構成され、
ジョイント部25の斜辺の勾配よりアジャスト部27の
穴の勾配が緩やかに形成されることにより、アジャスト
部27が調整ロッド19に対して傾斜可能となり、アジ
ャスト部27の下面がレール頭部を確実に押圧可能なよ
うに構成されている。
【0029】次に、上述のレールクランプ装置1に装着
されるガス溶断機2について説明する。ガス溶断機2
は、図1,図2,図7及び図8に示すように、レールク
ランプ装置1に固定されるワークガイド固定盤31と、
ワークガイド固定盤31に対して回動可能に軸着された
ワークガイド回動板32と、ワークガイド回動板32の
表面に装着されたトーチガイド33と、トーチガイド3
3に固定されるトーチ本体部34と、から構成されてい
る。尚、図1及び図2ではワークガイド固定盤31はレ
ールクランプ装置1の側板11の孔部11jに装着さ
れ、図8ではワークガイド固定盤31はレールクランプ
装置1の側板11の孔部11kに装着されている。
【0030】ワークガイド固定盤31は、図8の装着状
態に対応する図9に示すように、円形部35と、円形部
35に連設される方形状のパイロット部36と、パイロ
ット部36の上端部に取り付けた長尺状のロック板37
とを有し、パイロット部36の中央に設けられた穴38
に、後面側に突出する軸部39が固定され(図2)、こ
の軸部39表面にはねじ山が形成され、その先端側に蝶
ネジ40が螺着されている。また、円形部35の中心位
置に孔部41が設けられ、この孔部41の上方及び側方
に誘導孔42が形成されている。ワークガイド固定盤3
1に設けた誘導孔42は、側方円弧状孔42a,上方円
弧状孔42c,側方円弧状孔42bを連結して構成され
ている。側方円弧状孔42aと側方円弧状孔42bとは
円形部35の直径に対して線対称に形成されている。ま
た、ロック板37の先端側には、ロック板37の長手方
向に沿った位置から前面側水平位置まで、先端周囲が回
動自在となるロック片43が装着されている。
【0031】ワークガイド回動板32は、図10に示す
ように、ワークガイド固定盤31の円形部35とパイロ
ット部36と同一形状の円形部44とトーチパイロット
部45を有して構成され、トーチパイロット部45の上
端にロック板37より長い長尺状のワークグリップ46
が取り付けられている。ワークグリップ46のロック片
43に対応する位置には方形孔47が形成され、この方
形孔47内に上述したロック片43が挿入されることに
より、ロック板37に対してワークグリップ46が固定
(ロック)されるようになっている。
【0032】ワークガイド回動板32の円形部44に
は、その中心位置に孔部48が形成され、後面側に突出
する回動軸49が固定されている(図2)。この回動軸
49は、ガス溶断機2をレールクランプ装置1に装着す
る場合に、ワークガイド固定盤31の孔部41を貫通
し、レールクランプ装置1の側板11に形成された各孔
部11i,11j,11kに挿入させるものである。ま
た、ワークガイド回動板32において、前記孔部48か
ら適宜距離を存在させてワークグリップの長手方向に沿
った長孔50が形成されている(図7)。
【0033】ワークガイド回動板32の表面に装着され
たトーチガイド33は、長孔50を挟んで回動板表面に
固定される一対の支持枠52,52と、支持枠52間に
架設される2本の軸部53,53と、この軸部53に対
して往復運動可能に装着された方形状のガイド体54と
から構成されている。ガイド体54は、各軸部53が貫
通する貫通孔を有するとともに、貫通孔内にベアリング
筒体54aが装着され、支持枠52間をガイド体54が
スムーズに移動可能なようになっている。ガイド体54
の裏面中央部には後面側に突出する誘導ピン55が固定
されている(図2)。
【0034】したがって、ワークガイド回動板32の回
動軸49をワークガイド固定盤31の孔部41に貫通さ
せてワークガイド回動板32とワークガイド固定盤31
とを一体化させ、ワークガイド固定盤31をレールクラ
ンプ装置1に対して固定するとともに、ガイド体54の
裏面に固定された誘導ピン55がワークガイド回動板3
2の長孔50を介してワークガイド固定盤31の誘導孔
42に嵌合するように装着すれば、ワークガイド固定盤
31に対して回動軸49を中心にワークガイド回動板3
2を回動させると、この回動に応じて誘導ピン55が誘
導孔42内を動き、その動作によりガイド体54が支持
枠52間で移動し、ガイド体54の下面側(レール面対
向側)がレール面に追従して動作するレール面追従手段
を構成することができる。ワークガイド固定盤31は、
レールクランプ装置1の側板11に設けられた孔部11
i,11j,11k及び対応する曲線溝11l,11
m,11nを介して固定することにより、ガイド体54
の下面側(レール面対向側)がレール面の三方向からレ
ール周囲に沿って略一定間隔を保持して移動するように
なっている。
【0035】ガイド体54にはトーチ支持部56を設
け、このトーチ支持部56にトーチ本体部34が装着さ
れてレール加工手段を構成している。すなわち、ガイド
体54の表面側に、支持部57とホルダー部58から成
るトーチ支持部56が固定され、ガイド体54の移動方
向にトーチ先端部59が沿うように前記ホルダー部58
にトーチ本体34が装着されている(図11)。トーチ
本体部34の反トーチ先端部側には三本のホース60
a,60b,60cが連結され、トーチ本体部34内に
高圧酸素,予熱用酸素,ガスがそれぞれ送り込まれるよ
うになっている。また、支持部57に立設される一対の
調整片61間にホルダー部58の固定片62が嵌合し、
調整片61間の適宜位置で固定片62を固定可能とする
調整機構を有することにより、ガイド体54からトーチ
本体部34までの距離を調整することができ、ガス溶断
機2がレールクランプ装置1に装着された場合のトーチ
本体部34の中心と側板11(12)の距離Lを調整す
ることができる(図2)。
【0036】トーチ先端部59には、図12に示すよう
に、中央部にホース60aからの高圧酸素とホース60
bからのガスとが混合した火炎が噴射される切断火炎噴
射口63と、その周囲にホース60cからの予熱用酸素
とホース60bからのガスとが混合した火炎が噴射され
る予熱火炎噴射口64とが形成されている。
【0037】したがって、トーチ先端部59は、前記し
たレール面追従手段により、レール面との間に略一定間
隔を保持しながら動作するように構成されている。そし
て、トーチ先端部59の移動軌跡は、ワークガイド固定
盤31に形成された誘導孔42の形状により決まる。誘
導孔42の形状を、図13に示すように、回動軸49の
中心から水平方向に距離a1だけ離れたA点を中心にし
て半径a2で溝幅dで形成された側方円弧状孔42a
と、この側方円弧状孔42aと反対側に位置し回動軸4
9から距離a1だけ離れたC点を中心にして半径a2で
溝幅dで形成された側方円弧状孔42bと、回動軸49
から鉛直方向に距離b1だけ離れたB点を中心にして半
径b2で溝幅dで形成され前記側方円弧状孔42a及び
側方円弧状孔42bと連結する上方円弧状孔42cとす
ることにより、回動軸49を側板11の各孔部11i,
11j,11kの順で挿入し、各孔部に回転軸49が装
着された状態で、誘導ピン55が図14の軌跡X(実
線),軌跡Y(一点鎖線),軌跡Z(点線)の順で動作
するようにワークガイド固定盤31に対してワークガイ
ド回動板32を回動させれば、それに応じて誘導ピン5
5がワーク回動板32の長孔50内を移動してガイド体
54をレール面(レール母線)に追従させ、トーチ先端
部59は図15の軌跡X′,軌跡Y′,軌跡Z′の順で
レール3の周囲を移動し、レール面とトーチ先端部59
との間隔を略一定間隔に保持することができる。
【0038】次に、レールクランプ装置1とガス溶断機
2とから構成されるレール切断装置の使用方法について
説明する。先ず、レール3(60Kレール)の切断予定
位置の近傍にレールクランプ装置1を固定する(図
3)。すなわち、側板11の溝部(凹部)11bがレー
ル頭部上に位置するようにレール3上にレールクランプ
装置1を乗せ、レール締結器17を回動させてコ字形ク
ランプ片18がレール頭部とレール腹部とを挟むように
位置させ、ハンドル21を回転させてコ字形クランプ片
18に対して調整ロッド19を進退させ、側板11の係
止片11fがレール顎部に当接してクランプする(図
6)。このとき、レールクランプ装置1の上下方向は、
係止片11f及びレール3の頭部を確実に押圧するよう
調整ロッド19下端に装着されたアジャスト部27で動
きが規制され、左右方向の動きについては、レール側面
下側に当接する当接片11e及びレール腹部を支持する
支持片11gと、コ字形クランプ片18の下側先端部2
4とでレール3を挟持することで規制されている(図
4)。その結果、例えば60Kのレールに対して、図3
に示すように、レール側面から孔部11k中心までの距
離A,レール中心から孔部11k中心までの距離B(ク
ランプ時には距離Bは0となり、レール中心線と孔部1
1kの中心線は一致する),レール頭部から孔部11k
中心までの距離Cが、クランプ時において一定となるよ
うレール3に対してレールクランプ装置1を固定するこ
とができる。
【0039】そして次に、ガス溶断機2をレールクラン
プ装置1に装着する。ガス溶断機2は、レールクランプ
装置1の側板11に形成された孔部11i,11j,1
1kのいずれにも装着できるようになっているので、切
断順序にしたがって装着すればよい。例えば、図16の
ような順序でレール切断を行う場合には、孔部11i,
11j,11kの順でガス溶断機2を装着し、ガス溶断
機2のトーチ先端部59がレール面の周囲を移動するよ
うにしてレールを切断する。
【0040】各孔部にガス溶断機2を装着する場合に
は、ワークガイド回動板32の回動軸49をワークガイ
ド固定盤31の孔部41に貫通させてワークガイド回動
板32とワークガイド固定盤31とを一体化させ、この
回動軸49を側板11の孔部(例えば孔部11k)に挿
入する。そして、回動軸49を中心としてワークガイド
回動板32及びワークガイド固定盤31をレール側に回
転させ、ワークガイド固定盤31のパイロット部36に
固定された軸部39が曲線溝(例えば曲線溝11n)に
挿入され、軸部39の先端側に螺着された蝶ネジ40を
締めつけ、側板11に対してワークガイド固定盤31を
固定する(図2)。
【0041】次に、ワークガイド固定盤31のロック片
43をワークガイド回動板32の方形孔47から外し、
ワークガイド固定盤31に対してワークガイド回動板3
2が回動可能な状態とする。続いて、トーチ本体部34
のトーチ先端部59に点火を行い、予熱火炎噴射口64
(図12)から予熱用の火炎を噴射させるともに、人手
によりワークグリップ46を操作して回動軸49を中心
に回動させ、切断位置のレール面に予熱を与える。この
作業は、レール3の切断予定部分に予熱を与えることに
より、レールを切断しやすくするためのものである。
【0042】次に、トーチ先端部59の切断火炎噴射口
63からレール切断用の火炎を予熱用の火炎と同時に噴
射させる。そして、人手により再度ワークグリップ46
を操作して回動軸49を中心にワークガイド回動板32
をレール端部側から回動させ、誘導ピン55に固定され
るガイド体54が支持枠52間でレール面を追従するよ
うに移動し、トーチ先端部59とレール面との間隔を略
一定に保持しながらレール3の切断を行う。ワークガイ
ド固定盤31を孔部11i,11j,11kの順に装着
し、上述したようなワークガイド回動板32の動作を行
うことにより、誘導ピン55を誘導孔42内を軌跡X,
軌跡Y,軌跡Zの順で移動させると、レール面に対して
トーチ先端部59が軌跡X′,軌跡Y′,軌跡Z′の順
で移動し(図14及び図15)、レール周囲に略一定距
離から火炎を噴射させてレール3を切断することができ
る。
【0043】また、レールクランプ装置1の側板11,
12は、それぞれ60K用,50N用のレールを切断す
るのに適したトーチ先端部59の軌跡が得られるように
各孔部11i,11j,11k(12i,12j,12
k)を設けている。したがって、一つのレールクランプ
装置1で2種類の異なる形状のレールを切断することが
できる。
【0044】上記構造のレールクランプ装置1及びガス
溶断機2を用いてレール3を切断すると、レールクラン
プ装置1を用いることにより、4本のロッド13,1
4,15,16で結合された側板11,12がレール3
に対して直交するように確実にクランプでき、側板1
1,12に装着されるガス溶断機2のトーチ本体部34
がレール3の長手方向に対して直角に移動させることが
可能になる。そのため、作業者に熟練技術を必要とする
ことなく、均一な切断面を得ることができるとともに切
断面の精度の向上を図ることができる。
【0045】また、三方向からレール3を切断しても、
各切断面を同一面に位置させることがきるので、切断連
結部分に大きな段差が生じることがなく、切断面を溶接
可能な平坦面とすることができる。その結果、従来方法
のようにグラインダーで切断面を研磨する必要がなく、
レール切断及び溶接作業の時間短縮化を図ることができ
る。
【0046】また、レール3の切断予定位置(罫書線)
から距離Lだけ離れた位置に側板11(12)表面が位
置するように配置すれば、罫書線上をトーチ本体部34
の中心が移動するので、切断予定位置を確実に切断する
ことができる。
【0047】さらに、上記ガス溶断機2によれば、レー
ル面から略一定の間隔をトーチ先端部59が移動するの
で、レール面に対して火炎の火力を略一定に維持するこ
とがき、効率良く切断可能とするとともに、切断面の精
度の均一化を図ることができる。
【0048】上述した例では、レール加工装置としてガ
ス溶断機2を用いることによりレール切断装置とした
が、ガイド体54に例えばレール面を研磨する円盤体を
有するグラインダーを装着すれば、レール面の表面を研
磨するレール研磨装置とすることもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明のレール加工装置によれば、レー
ルに対する直角面を容易に得ることができ、レール表面
に追従してガイド体を動作させることができるので、作
業者に熟練技術を必要とすることなく、ガイド体に装着
されたレール加工手段によりレール表面の加工を行うこ
とが可能となる。
【0050】本発明のレール切断装置によれば、レール
面から略一定の間隔を保持してトーチ先端部が移動する
ので、レール面に対してトーチ先端部からの火力を略一
定に維持することがき、効率良く切断可能とするととも
に、切断面の精度の均一化を図ることができる。また、
レールに対する直角面を容易に得ることができ、切断位
置の精度の向上を図ることができる。また、レールを三
方向から切断しても、各切断面を同一面に位置させるこ
とができるので、切断面の連結部分に段差が生じること
がなく、切断面を平坦面とすることができる。
【0051】本発明のレールクランプ装置によれば、ロ
ッドで結合された各側板がレールに対して直交するよう
に確実にクランプでき、レールに対する直角面を容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の一例に係るレール切断
装置を示すもので、敷設レールに装着された状態の斜視
説明図である。
【図2】 一部を切り欠き断面で示したレール切断装置
の正面説明図である。
【図3】 レールに装着されたレールクランプ装置の斜
視説明図である。
【図4】 60Kレールに装着されたレールクランプ装
置の側面説明図である。
【図5】 50Nレールに装着されたレールクランプ装
置の側面説明図である。
【図6】 レールクランプ装置に装着されるレール締結
器の側面説明図である。
【図7】 ワークガイド固定盤、ワークガイド回動板、
ガイド体の連結状態を示す構造説明図である。
【図8】 ガス溶断機の側面説明図である。
【図9】 ワークガイド固定盤の側面説明図である。
【図10】ワークガイド回動板の側面説明図である。
【図11】ガイド体に対するトーチ本体部の装着状態を
示す構造説明図であり、(a)はガイド体及びトーチ本
体部上面説明図、(b)はガイド体及びトーチ本体部正
面説明図である。
【図12】トーチ先端部の構造を示す構造説明図であ
る。
【図13】ワークガイド固定盤の誘導孔の形状を説明す
るための構造説明図である。
【図14】誘導孔内での誘導ピンの動きを説明するため
の移動軌跡説明図である。
【図15】レール面に対するトーチ先端部の動きを説明
するための移動軌跡説明図である。
【図16】レールの切断手順を説明するためのレール断
面説明図である。
【図17】従来例によるレールクランプ機とガス溶断機
を使用してレール切断を行う場合を示す斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1…レールクランプ装置、 2…ガス溶断機、 3…レ
ール、 11,12…側板、 11b…溝部(凹部)、
11e…当接片、 11f…係止片、 11g…支持
片、 11i,11j,11k…孔部、 11l,11
m,11n…曲線溝、 12i,12j,12k…孔
部、 12l,12m,12n…曲線溝、13…クラン
プロッド、 14,15,16…ロッド、 17…レー
ル締結器、 18…クランプ片、 19…調整ロッド、
20…アジャスト機構、 21…ハンドル、 25…
ジョイント部、 27…アジャスト部、 31…ワーク
ガイド固定盤、 32…ワークガイド回動板、 33…
トーチガイド、 34…トーチ本体部、 39…軸部、
40…蝶ねじ、 41…孔部、 42…誘導孔、42
a,42b…側方円弧状孔、 42c…上方円弧状孔、
46…ワークグリップ、 48…孔部、 49…回動
軸、 50…長孔、 52…支持枠、 54…ガイド
体、 55…誘導ピン、 56…トーチ支持部、 5
9…トーチ先端部、 63…切断火炎噴射口、 64…
予熱火炎噴射口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 37/04 B23K 37/04 M B23P 23/04 B23P 23/04 B24B 27/00 B24B 27/00 E

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールが挿入可能な凹部を有する側板を備
    えるとともに、この側板を前記レールに対して固定可能
    とするクランプ機構を備えたレールクランプ手段と、 前記側板に対して固定される固定盤と、固定盤に対して
    回動可能に軸着された回動板と、回動板の反固定盤表面
    側に往復運動可能に装着されたガイド体とを有し、前記
    ガイド体の裏面側に誘導ピンを設け、前記回動板に回動
    軸の直径方向に細長い長孔を形成し、前記固定盤の前記
    回動軸を囲む上方及び側方に誘導孔を形成し、前記誘導
    ピンが前記長孔を介して誘導孔に嵌合するように装着
    し、前記ガイド体のレール面対向側がレール面に追従し
    て動作するレール面追従手段と、 レール面に対向するように前記ガイド体に装着されたレ
    ール加工手段と、を具備するレール加工装置。
  2. 【請求項2】レールが挿入可能な凹部を有する側板を備
    えるとともに、この側板を前記レールに対して固定可能
    とするクランプ機構を備えたレールクランプ手段と、 前記側板に対して固定される固定盤と、固定盤に対して
    回動可能に軸着された回動板と、回動板の反固定盤表面
    側に往復運動可能に装着されたガイド体とを有し、前記
    ガイド体の裏面側に誘導ピンを設け、前記回動板に回動
    軸の直径方向に細長い長孔を形成し、前記固定盤の前記
    回動軸を囲む上方及び側方に誘導孔を形成し、前記誘導
    ピンが前記長孔を介して誘導孔に嵌合するように装着
    し、前記ガイド体のレール面対向側がレール面に追従し
    て動作するレール面追従手段と、 レール面にトーチ先端部が対向するようにトーチ本体を
    前記ガイド体に装着して成るガス溶断手段と、を具備す
    るレール切断装置。
  3. 【請求項3】固定盤に設けた誘導孔は、三つの円弧状孔
    を連結して成る請求項2に記載のレール切断装置。
  4. 【請求項4】側板において、凹部を挟む両側及び凹部上
    方の三方位置に、固定盤を固定するための固定部を形成
    した請求項2又は請求項3に記載のレール切断装置。
  5. 【請求項5】トーチ本体は、トーチ先端部と側板との距
    離を調整可能とする調整機構を介してガイド体に装着さ
    れた請求項2に記載のレール切断装置。
  6. 【請求項6】一対の側板と、これら側板間に架設される
    ロッドと、このロッドに装着されレールを締結するレー
    ル締結器とを有するクランプ装置であって、 レール頭部に当接可能な辺を有する溝部と、該溝部を挟
    む一対の脚部とを前記各側板に形成して側板下方よりレ
    ールを挿入可能とする一方、 各側板の一方側の脚部の内側に、レール側面下側に当接
    する当接片,レール顎部を係止する係止片,レール腹部
    を支持する支持片をそれぞれ突設形成し、 少なくとも一方の側板において、レール頭部の上方に対
    応する側板位置に凸部を形成し、 側板の各脚部及びレール頭部の上方位置に対応する側板
    に孔部をそれぞれ形成し、 前記各孔部の上方位置において、前記側板の各外側面又
    は凸部の側面から切り込まれる曲線溝をそれぞれ形成す
    ることを特徴とするレールクランプ装置。
  7. 【請求項7】孔部及びこれに対応する曲線溝が両方の側
    板に形成され、各凸部に形成された曲線溝は互に反対方
    向から切り込まれた請求項6に記載のレールクランプ装
    置。
  8. 【請求項8】一対の側板において、互に対称に位置する
    孔部の側板下端からの高さが異なる請求項7に記載のレ
    ールクランプ装置。
  9. 【請求項9】レール締結器は、レール頭部に対して進退
    可能な調整ロッドを有し、その先端に調整ロッドに対し
    て傾斜可能なアジャスト機構を設けた請求項6に記載の
    レールクランプ装置。
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