JPH0644551Y2 - 溶接機 - Google Patents

溶接機

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JPH0644551Y2
JPH0644551Y2 JP1989003527U JP352789U JPH0644551Y2 JP H0644551 Y2 JPH0644551 Y2 JP H0644551Y2 JP 1989003527 U JP1989003527 U JP 1989003527U JP 352789 U JP352789 U JP 352789U JP H0644551 Y2 JPH0644551 Y2 JP H0644551Y2
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JP
Japan
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abutting
clamp plate
welding machine
abutting members
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JP1989003527U
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JPH0297994U (ja
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優二 荒木
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は溶接機に係り、更に詳細には、ワークの突合
せ面に溶接を行なう際、ワークを突当てる突当て装置を
改良した溶接機に関する。
(従来の技術) 従来、溶接機としての例えば縦型溶接機において、ワー
クの突合せ面に溶接を行なう際、ワークを突当て装置に
突当てられ、しかもクランプ装置でクランプされる。
上記突当合せ装置は突当てベースと左右の突当て部材と
から構成されており、しかも、左右の突当て部材は突当
てベースにボルトなどで固定されている。また、左右の
突当て部材は突当てベースに形成された長穴に沿ってワ
ークの形状に応じてそれぞれ45度ずつ回転できるように
なっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、左右の突当て部材同志がワークの形状に応じ
て例えば90度あるいは180度となるように位置を変えて
いる。その手順として、まず作業者が左右の固定用ボル
トをゆるめ、左右の突当て部材を所定の位置までずら
し、固定用ボルトを締め込み固定させている。また、固
定用ボルトをゆるめたり、締める為の工具が必要であっ
た。このように、左右の突当て部材を突当てベースに所
定の角度でクランプする手段では、作業者が工具を用い
ていちいち固定用ボルトをゆるめたり、締め付けたりし
なければならず、大変面倒であると共にクランプ、アン
クランプに時間ががかかるという問題があった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、左右の
突当て部材を同時的にクランプ、アンクランプできるよ
うにして、クランプ、アンクランプの操作を容易にする
と共に短時間で行ない得ることを可能にした溶接機を提
供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、溶接機のフレー
ム上に設けたベース上に、溶接すべきワークの位置決め
を行う左右の突当て部材を個別に水平に回動調節可能に
備えてなる溶接機にして、前記ベースの下側に備えたク
ランププレートを上下動自在に設け、前記ベースに設け
た穴を上下に貫通した連結部材を介して左右の突当て部
材をそれぞれ前記クランププレートに連結してなり、上
記クランププレートを上下動することにより上記左右の
突当て部材を前記ベースに対して同時に固定、解放自在
の構成としてなるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図を参照するに、溶接機としての縦型自動溶接機1
における箱型形状のフレーム3の前部上面には被溶接物
(以下、ワークという。)を載置するためのテーブル5
が設けられている。そのテーブル5の後側にあって、前
記フレーム3に形成された溝部7には、ワークを溶接す
る際、ワークを突当てる突当て装置9が設けられてい
る。この突当て装置9は突当てベース11と左右の突当て
部材13R,13Lとで構成されている。
すなわち、ワークに例えばコーナ溶接加工を行なう場合
には、左右の突当て部材13R,13Lが相対的に回動して、
右の突当て部材13Rと左の突当て部材13Lの角度が90度に
位置決めされる。また、ワークに平突合せ溶接加工を行
なう場合には、右の突当て部材13Rと左の突当て部材13L
が相対的に回動して、右の突当て部材13Rと左の突当て
部材13Lの角度が180度に位置決めされる。
前記フレーム3の後部上には支持コラム15が立設されて
おり、その支持コラム15の左部にはブラケット17を介し
て縦型自動溶接機1を制御するための制御盤19が取付け
られている。
前記支持コラム15の前部には、X軸方向(左右方向)、
Y軸方向(前後方向)およびZ軸方向(上下方向)へ移
動自在なX,Y,Z軸用ユニット21が取付けられており、そ
のX,Y,Z軸用ユニット21の前部にはワークに溶接加工を
行なうためのトーチ23が装着されている。
前記支持コラム15における左側前部には、L字形状の支
持フレーム25が取付けられており、その支承フレーム25
の先端部にはY軸方向およびZ軸方向へ移動自在なクラ
ンプ装置27が設けられている。
上記構成により、ワークに例えばコーナ溶接加工を行な
う場合には、右の突当て部材13Rと左の突当て部材13Lを
90度に位置決めする。ワークをテーブル5に載置し、か
つその左右の突当て部材13R,13Lに手動にて当接させ
る。次に、クランプ装置27をY軸,Z軸方向へ移動させて
ワークをクランプ装置27でクランプする。而して、X,Y,
Z軸用ユニット21をX,Y,Z軸方向へ制御してトーチ23をワ
ークの溶接線に位置決めする。然る後、トーチ23をZ軸
方向へ移動制御せしめることによって、ワークの溶接線
に沿って溶接されることとなる。
前記突当て装置9は突当てベース11と左右の突当て部13
R,13Lとで構成されている。より詳細には第1図および
第2図に示されているように突当て装置9には突当てベ
ース11に左右の突当て部材13R,13Lを同時的にクラン
プ、アンクランプせしめるクランプ装置29が備えられて
いる。
第1図および第2図において、突当てベース11の下方部
には平板状のクランププレート31が設けられており、こ
のクランププレート31は連結部材としてのボルト33で下
方から前記突当てベース11に形成されたバカ穴35を挿通
して前記左右の突当て部材13R,13Lの下部に取付けられ
ていて、前記左右の突当て部材13R,13Lを突当てベース1
1に押付けるためのものである。
前記ベース11にはノブ37Nの付いたクランプボルト37が
下方へ突出して取付けられていて、クランプボルト37の
先端は前記クランププレート31の上面に当接してクラン
ププレート31を押すようになっている。
前記クランププレート31における右側中央部の下方から
上方へ向けて突出して支持ボルト39が取付けられてお
り、支持ボルト39の先端が前記突当てベース11の下面に
当接している。而して、支持ボルト39がクランププレー
ト31の支点となっている。
前記クランププレート31に取付けられた支持ボルト39の
第1図において中央部寄りには、バカ穴41が形成されて
おり、このバカ穴41には、下方から上方へ向けてスプリ
ング43を介在してスプリング押えボルト45が挿通され、
しかもスプリング押えボルト45の先端は前記突当てベー
ス11に取付けられている。スプリング43の付勢力により
クランププレート31は常時上方へ押されている。
上記構成により、左右の突当て部材13R,13Lを突当てベ
ース11にクランプする場合には、まず左右の突当て部材
13Rと13Lの角度を所定の角度例えば90度あるいは180度
に位置決めし、次に、作業者がクランプボルト37のノブ
37Nを廻し、クランプボルト37を突当てベース11に対し
締込んでいく。その結果、クランププレート31が支持ボ
ルト39を支点として下方に押し下げられていくと同時
に、左右の突当て固定用ボルト33もクランププレート31
を介して押し下げられる。そうすると、左右の突当て部
材13R,13Lはほぼ同時的に突当てベース11に押し付けら
れてクランプされることになる。
また、左右の突当て部材13R,13Lを突当てベース11にア
ンクランプする場合には、クランプボルト37のノブ37N
を作業者がクランプ方向と逆方向に廻すことにより、ク
ランプボルト37が緩む。その結果、スプリング43の付勢
力によりクランププレート31は押し上げられ、突当て固
定ボルト33を介しての左右の突当て部材13R,13Lの固定
が解除されるから左右の突当て部材13R,13Lと突当てベ
ース11との間に隙間が出来て、左右の突当て部材13R,13
Lはほぼ同時的に突当てベース11に対して動かすことが
できるからアンクランプされることになる。
したがって、1本のクランプボルト37を締めたり、緩め
たりすることによっててこの原理でクランプボルト37の
締付力以上の力で左右の突当て部材13R,13Lを突当てベ
ース11に対してほぼ同時的にクランプ、アンクランプす
ることができる。しかも、1本のクランプボルト37のノ
ブ37Nが予め取付けてあるから、工具が不要であると共
に、作業者はこのノブ37Nを単に廻すだけでよいから、
クランプ、アンクランプの操作が容易で、かつ短時間で
行なうことができる。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、要
するに本考案は、溶接機のベース上に、溶接すべきワー
クの位置決めを行う左右の突当て部材を個別に水平に回
動調節可能に備えてなる溶接機にして、前記ベースの下
側に備えたクランププレートを上下動自在に設け、前記
ベースに設けた穴を上下に貫通した連結部材を介して左
右の突当て部材をそれぞれ前記クランププレートに連結
してなり、上記クランププレートを上下動することによ
り上記左右の突当て部材を前記ベースに対して同時に固
定、解放自在の構成としてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、ワー
クの位置決めを行う左右の突当て部材13R,13Lはベース1
1上に個別に水平に回動調節可能に設けてある。そし
て、前記ベース11の下側に上下動自在に備えたクランプ
プレート31と各突当て部材13R,13Lとはそれぞれ連結部
材33を介して連結してあって、前記クランププレート31
を上下動することにより左右の突当て部材13R,13Lをベ
ース11に対して同時的に固定、解放する構成である。
すなわち本考案においては、左右の突当て部材13R,13L
を個別に水平に回動して角度の調節を行った後、クラン
ププレート31を下降せしめることにより、左右の突当て
部材13R,13Lをベース11に同時に押圧し固定することが
できるものである。逆に、クランププレート31を上昇せ
しめることにより、ベース11に対する左右の突当て部材
13R,13Lの押圧固定を同時に解除し得るものであって、
作業能率向上に効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を示し、第2図におけるI矢
視図、第2図はこの考案の主要部である突当て装置の一
実施例の正面図、第3図はこの考案を実施する一実施例
の縦型自動溶接機の斜視図である。 1……縦型自動溶接機、3……フレーム 9……突当て装置、11……突当てベース 13R,13L……突当て部材 29……クランプ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接機のベース(11)上に、溶接すべきワ
    ークの位置決めを行う左右の突当て部材(13R,13L)を
    個別に水平に回動調節可能に備えてなる溶接機にして、
    前記ベース(11)の下側に備えたクランププレート(3
    1)を上下動自在に設け、前記ベース(11)に設けた穴
    (35)を上下に貫通した連結部材(33)を介して左右の
    突当て部材(13R,13L)をそれぞれ前記クランププレー
    ト(31)に連結してなり、上記クランププレート(31)
    を上下動することにより上記左右の突当て部材(13R,13
    L)を前記ベース(11)に対して同時に固定、解放自在
    の構成としてなることを特徴とする溶接機。
JP1989003527U 1989-01-18 1989-01-18 溶接機 Expired - Lifetime JPH0644551Y2 (ja)

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JP1989003527U JPH0644551Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 溶接機

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JP1989003527U JPH0644551Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 溶接機

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JPH0297994U JPH0297994U (ja) 1990-08-03
JPH0644551Y2 true JPH0644551Y2 (ja) 1994-11-16

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ID=31205239

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JP1989003527U Expired - Lifetime JPH0644551Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 溶接機

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433417B2 (ja) * 1975-02-26 1979-10-20
JPS613665A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd アングルコ−ナ溶接装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433417U (ja) * 1977-08-05 1979-03-05

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JPH0297994U (ja) 1990-08-03

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