JPH1023726A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH1023726A
JPH1023726A JP8174690A JP17469096A JPH1023726A JP H1023726 A JPH1023726 A JP H1023726A JP 8174690 A JP8174690 A JP 8174690A JP 17469096 A JP17469096 A JP 17469096A JP H1023726 A JPH1023726 A JP H1023726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
rotor
pole
magnet
spindle motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8174690A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Saitou
郁明 斉藤
Yoshifumi Shimogaki
好文 下垣
Naruhiro Goto
成宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8174690A priority Critical patent/JPH1023726A/ja
Publication of JPH1023726A publication Critical patent/JPH1023726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロッピーディスク駆動用スピンドルモータ
において、モータ外周上部への漏れ磁束を低減し、磁気
ヘッドへのノイズ飛び込みの少ない、薄型のスピンドル
モータを提供する。 【解決手段】 フロッピーディスク駆動用スビンドルモ
ータのロータ部4の外周部に単極に着磁された突設部2
を設け、この突設部2を嵌挿させる穴6をロータ部4の
フランジ部5に穿設し、突設部2に近接して平面型の強
磁性体直交型磁気抵抗変化素子8を配置することによ
り、モータ外周上部への漏れ磁束が少なく、磁気ヘッド
へのノイズ飛び込みの少ない薄型のスピンドルモータが
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型フロッピーデ
ィスクのスピンドルモータのインデックスパルス発生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のスピンドルモータにおける
インデックスパルス発生部分を示し、ロータ部21の外
周には着磁極を有するPGマグネット22が固着され、
このPGマグネット22に近接対向してステータ部23
の上に、磁気検出手段として磁気センサ24がハンダ2
5により取り付けられている。
【0003】例えば、磁気センサ24がホールICの場
合、PGマグネット22は単極に着磁され、また磁気セ
ンサ24がホール素子の場合、PGマグネット22は、
N,Sの2極に着磁されている。
【0004】このような構成によるインデックスパルス
発生装置は、例えば実開平1−32209号公報に開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、フロッピーディ
スク装置は薄型化が進みスピンドルモータにとりつけら
れるインデックスパルス発生装置も薄型化が求められて
いる。
【0006】従来のインデックスパルス発生装置にあっ
ては、ホールICや、ホール素子等の磁気センサの高さ
寸法上の制約があり、また薄型化に伴いPGマグネット
と磁気ヘッドが接近するため、PGマグネットからの漏
れ磁束が磁気ヘッドへ飛び込みノイズ発生源となる等の
理由により容易に薄型化できないという課題があった。
【0007】本発明では、これらの課題を解決し、薄型
のフロッピーディスクに適した、インデックスパルス発
生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ロータ部のロータマグネットの外周部に単
極(S極またはN極)の着磁極を有する突設部(PGマ
グネット)を備え、ロータの外側に、平面型の強磁性体
直交型磁気抵抗変化素子を近接配置したものである。ま
た、この突設部(PGマグネット)をロータ部のフラン
ジ部により漏れ磁束からシールドすることにより、磁気
ヘッドへの飛び込みノイズを減少させ、これにより薄型
のフロッピーディスクに適したインデックスパルス発生
装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、ディスクを回転駆動す
るロータ部と、ロータ部を回転駆動するステータ部と、
上記ロータ部のロータマグネット外周部に設けた単極
(S極またはN極)の着磁極を有する突設部と、前記ロ
ータ部の外側に近接して配置された磁気検出手段とを有
し、前記磁気検出手段が、平面型の強磁性体直交型磁気
抵抗変化素子であることを特徴とするスピンドルモータ
であり、この構成により、薄型のスピンドルモータが可
能となる。
【0010】またロータ部の外周にフランジ部を形成
し、このフランジ部に突設部を嵌挿させる穴を穿設した
ことを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータであ
り、この構成により、ロータ部のフランジ部により突設
部の漏れ磁束をシールドできるため、薄型で磁気ヘッド
への飛び込みノイズの少ないスピンドルモータを提供で
きる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1から図5
を用いて説明する。
【0012】(実施例1)図はフロッピーディスク駆動
用スピンドルモータのインデックスパルス発生部を示
し、ロータマグネット1の外周部には突設部2が設けら
れ、その外周面3には単極(NまたはS極)の着磁が施
され、PGマグネットとして機能している。ロータ部4
の外周側にはフランジ部5が設けられ、またこのフラン
ジ部5には穴6が設けられている。前記ロータマグネッ
ト1の突設部2は穴6に嵌挿されてロータ部4の内側に
固着されている。
【0013】また、ステータ部7には前記突設部2の外
周面の着磁極と近接して強磁性体直交型磁気抵抗変化素
子8(以下MR素子と記す)が配置してある。
【0014】MR素子8はステータ部7の回路基板にリ
フローハンダ付けで実装されている。
【0015】ロータ部4は、これと一体の軸(図示しな
い)とステータ部7に取り付けられた軸受(図示しな
い)により回転自在に支持されている。以上のように構
成されたフロッピーディスク駆動用スピンドルモータの
インデックスパルス発生装置について、次にその動作を
説明する。
【0016】モータが図2のA方向に回転し始めると、
突設部2に近接して、回路基板に実装されているMR素
子8が磁界12b成分により磁気抵抗の変化を起こす。
MR素子8は既に特公昭54一41335号公報に示さ
れているが、図3に示すような2相差動タイプの素子を
利用すれば、MR線素22aと22cが最大変化を示す
時にMR線素22bと22dは最小変化を示すことにな
り、図4(a)に示すMR素子の差動出力が得られ、波
形成形回路(図示しない)をへて、MR素子の差動出力
のゼロクロス点23を基準に図4(b)に示すインデッ
クスパルスが得られる。
【0017】従来のホールICやホール素子の高さ方向
寸法が、大略3mmないし4mmであるのに対して、平面型
MRは大略0.6mmであるため、薄型のインデックスパ
ルス発生装置を提供することができる。
【0018】また、従来よりPGマグネット部の高さ方
向の厚みは大略1mm程度必要であることが経験的に知ら
れているが、ロータ部4の外周部のフランジ部5に設け
られた穴6にロータマグネット1の外周部の突設部2を
挿入するため、ロータ部4の板厚分だけ突設部2の高さ
寸法を大きく確保できる。通常ロータ部4の板厚は0.
4mmから0.8mmが使用されることから、PGマグネッ
トとして機能する突設部2の必要な厚みを確保すること
ができる。
【0019】なお、突設部2の上側端面はフランジ部5
の上端面から飛び出さない寸法としてあり、ロータ部4
の上側に向かう磁界12aの量が低減できる。更に、図
5(a),図5(b)に示すような、ロータ部4のフラ
ンジ部5の突設部2の近傍を切り欠いた場合のヘッドシ
ークライン上での漏れ磁束は、50×0.0001テス
ラであるのに対して、本発明では20×0.0001テ
スラと改善されており、漏れ磁束の少ないインデックス
パルス発生装置が得られる。
【0020】なお、本実施例では突設部2はロータマグ
ネット1と一体としているが、それぞれ別体物を固着し
てもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディスクを回転
駆動するスピンドルモータのロータ部のロータマグネッ
ト外周部に、単極(S極またはN極)の着磁極を有する
突設部を設け、前記ロータ部の外部に近接配置された平
面型のMR素子で前記突設部の磁界を検出する構成にし
たこと、及びロータ部の外周にフランジ部を設け、その
フランジ部に穿設した穴に、前記突設部を嵌挿して、ロ
ータ部の板厚寸法を有効利用することにより、薄型で漏
れ磁束の少ないインデックスパルス発生装置が得られ、
以て薄型のスピンドルモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるインデックスパルス発
生装置の断面図
【図2】本発明の実施例1によるインデックスパルス発
生装置の平面図
【図3】直交型磁気抵抗変化素子の拡大平面図
【図4】(a)MR素子の差動出力を示す図 (b)インデックスパルスを示す図
【図5】(a)比較用漏れ磁束説明用平面図 (b)比較用漏れ磁束説明用断面図
【図6】従来の実施例を示す側面図
【符号の説明】
1 ロータマグネット 2 突設部 4 ロータ部 5 フランジ部 6 穴 7 ステータ部 8 強磁性体直交型磁気抵抗変化素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転駆動するロータ部と、この
    ロータ部を回転駆動するステータ部と、上記ロータ部の
    ロータマグネット外周部に設けた単極(S極またはN
    極)の着磁極を有する突設部と、前記ロータ部の外側に
    近接して配置された磁気検出手段とを具備し、前記磁気
    検出手段が、平面型の強磁性体直交型磁気抵抗変化素子
    であることを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】ロータ部の外周にフランジ部を形成し、こ
    のフランジ部に突設部を嵌挿させる穴を穿設した請求項
    1記載のスピンドルモータ。
JP8174690A 1996-07-04 1996-07-04 スピンドルモータ Pending JPH1023726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8174690A JPH1023726A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 スピンドルモータ

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JP8174690A JPH1023726A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 スピンドルモータ

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Publication Number Publication Date
JPH1023726A true JPH1023726A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15982985

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JP8174690A Pending JPH1023726A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 スピンドルモータ

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JP (1) JPH1023726A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016201949A1 (zh) * 2015-06-15 2016-12-22 徐占魁 盘式增磁直流发电机

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