JPH0737323A - インデクス信号発生装置 - Google Patents

インデクス信号発生装置

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JPH0737323A
JPH0737323A JP18253493A JP18253493A JPH0737323A JP H0737323 A JPH0737323 A JP H0737323A JP 18253493 A JP18253493 A JP 18253493A JP 18253493 A JP18253493 A JP 18253493A JP H0737323 A JPH0737323 A JP H0737323A
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JP
Japan
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magnet
magnet piece
rotor
pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP18253493A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Kikuchi
紀彦 菊地
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0737323A publication Critical patent/JPH0737323A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスク装置などにおけるモータ
の駆動用磁石による漏れ磁界の影響を排除し、高精度の
インデクス信号を生成させる。 【構成】 コイルに対向し、円周方向に分割着磁された
駆動用磁石12を内面に有するロータ11の外周部にイ
ンデクス用磁石片15を固定する。ロータ11の回転に
伴い、インデクス用磁石片15が通過する対向部にパル
ス状の電圧を得る磁気検出素子を設ける。磁気検出素子
からのパルス電圧を波形整形回路で整形してインデクス
信号を得る。インデクス用磁石片15の取付位置と駆動
用磁石12の着磁極との相対位置を規制することによ
り、駆動用磁石12の漏れ磁界によるスピンドルモータ
3の個体間で生じるインデクス信号の時間的な不揃いを
抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク装
置などで用いるモータの回転位置を検出するインデクス
信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインデクス信号発生装置を
スピンドルモータに備えた状態を示す一部破断斜視図で
ある。
【0003】図6において、1は基台、2は基台1上に
設けられたプリント配線板、3はスピンドルモータであ
る。
【0004】スピンドルモータ3について説明すると、
基台1にハウジング4(図1参照)が一体に設けられ、
ハウジング4にボールベアリング5と含油メタル6(図
1参照)を介して駆動軸7が回転可能に支持されてい
る。ハウジング4の外周にはステータ8が固定され、ス
テータ8には駆動用コイル9が設けられている。駆動軸
7の先端部にはハブ10を介してロータ11が固定さ
れ、ロータ11の外周部内面には駆動コイル9に対向
し、円周方向で内面に分割着磁された駆動用磁石12が
取り付けられている。ハブ10上にはディスク吸引用の
磁石13が取り付けられ、磁石13の外周部に位置して
フロッピーディスクの係合穴に係合し得る駆動ピン14
が取り付けられている。そして、駆動用コイル9に電流
を流すことにより、駆動用磁石12、ロータ11、駆動
軸7等を回転させ、これに伴い、駆動軸7、駆動ピン1
4に装着されているフロッピーディスクを回転させるこ
とができる。
【0005】上記スピンドルモータ3の回転位置を検出
するインデクス信号発生装置として、インデクス用磁石
片15と、ホール素子16と、波形整形回路17とが用
いられる。インデクス用磁石片15はフロッピーディス
クの回転中心に対し、駆動軸7と一定の角度を成すよう
にロータ11の外周部に固定されている。ホール素子1
6はロータ11の回転に伴い、インデクス用磁石片15
が通過する近傍で、インデクス用磁石片15と空間を介
して対向するようにプリント配線板2上に実装され、波
形整形回路17もプリント配線板2上に実装されてい
る。
【0006】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。スピンドルモータ3のロータ11が矢印
方向に回転するのに伴い、インデクス用磁石片15がホ
ール素子16の近傍を通過する。このとき、インデクス
用磁石片15の磁界によりホール素子16はパルス状の
ホール電圧を発生する。この電圧信号を波形整形回路1
7で波形整形することにより、インデクス信号を発生す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインデクス信号発生装置では、駆動用磁石12の着
磁極の裏側には着磁極と逆の磁極が生じているため、ロ
ータ11の外側にこの磁極による磁束の一部が漏れ磁界
として存在し、インデクス信号生成時のS/N比を低下
させる原因になっている。このため、駆動用磁石12の
着磁極の位置がインデクス用磁石片15の取付位置に対
して任意である上記従来例では、インデクス用磁石片1
5の取付位置の近傍における駆動用磁石12による漏れ
磁界の極性と強さが不定となり、漏れ磁界がインデクス
用磁石片15の発生磁界に重畳すると、ホール素子16
の出力電圧が変化し、インデクス信号の発生時間がスピ
ンドルモータ3の個体間で差を生じるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、駆動用磁石の漏れ磁界の影響を受けるこ
となく、モータ個体間で生じるインデクス信号の時間的
ずれを抑えることができ、したがって、高精度のインデ
クス信号を生成することができるようにしたインデクス
信号発生装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、駆動用コイルに対向し、円周
方向に分割着磁された駆動用磁石を内面に有するロータ
の外周部に取り付けられたインデクス用磁石片と、上記
ロータの回転に伴い、上記インデクス用磁石片の磁界に
より検出信号を出力する磁気検出素子とを備え、上記イ
ンデクス用磁石片の固定位置と上記駆動用磁石の着磁極
との相対角度が上記ロータの回転中心を基準として一定
となるように規制したものである。
【0010】そして、上記技術的手段において、駆動用
磁石におけるN極とS極の境界部、N極、S極のいずれ
かがインデクス用磁石片に対応するように規制すること
ができる。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、駆動用磁石の着
磁角度とインデクス用磁石片の固定位置がロータの回転
中心を基準として常に一定の角度をなすように規制する
ことにより、インデクス用磁石片の近傍における駆動用
磁石による漏れ磁界を調整し、モータ個体間で生じるイ
ンデクス信号の発生タイミングのずれを抑え、安定させ
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1および図2は本発明の一実施例におけ
るインデクス信号発生装置をスピンドルモータに備えた
状態を示す縦断面図および斜視図、図3は同スピンドル
モータの駆動用磁石に着磁する一例を示す説明用斜視
図、図4(a)、(b)はそれぞれ同インデクス信号発
生装置を構成するインデクス用磁石片の固定位置とスピ
ンドルモータの駆動用磁石の着磁極との位置関係の例を
示す説明図である。
【0014】スピンドルモータ3等の構成については上
記従来例と同様であるので、同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0015】本実施例においても、図1および図2に示
すように、スピンドルモータ3の回転位置を検出するイ
ンデクス信号発生装置として、インデクス用磁石片15
と、ホール素子16と、波形整形回路17とが用いられ
ている。そして、インデクス用磁石片15はロータ11
の外周部に固定され、ホール素子16はロータ11の回
転に伴い、インデクス用磁石片15が通過する近傍で、
インデクス用磁石片15と空間を介して対向するように
プリント配線板2上に実装され、波形整形回路17もプ
リント配線板2上に実装されている。
【0016】ロータ11には位置決め孔18が複数箇所
(図示例では2箇所)に形成され、この位置決め孔18
はインデクス用磁石片15の固定位置に対し、回転軸7
の中心を基準として一定の角度を保っている。そして、
ロータ11の外周部内面に取り付けられた駆動用磁石1
2を駆動用コイル9に対向し、円周方向で内面に分割着
磁する際、ロータ11の位置決め孔18を着磁ヨーク1
9に対応して突設した位置決めピン20と係合し、駆動
用磁石12のインデクス用磁石片15に対する回転方向
の着磁角度を規制する。その例として、図4(a)に示
すように、駆動用磁石12におけるN極とS極の境界部
がインデクス用磁石片15に対応するように規制し、若
しくは図4(b)に示すように、駆動用磁石12におけ
るN極、またはS極(図示例ではN極)がインデクス用
磁石片15に対応するように規制する。
【0017】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。スピンドルモータ3のロータ11が矢印
方向に回転するのに伴い、インデクス用磁石15がホー
ル素子16の近傍を通過する。このとき、インデクス用
磁石片15の磁界によりホール素子16はパルス信号を
出力する。このパルス信号を波形整形回路17で波形整
形することにより、インデクス信号を生成することがで
きる。
【0018】図5はロータ11が回転し、インデクス用
磁石片15がホール素子16の近くを通過する際、ホー
ル素子16が受ける磁束密度の変化、すなわち、出力電
圧と、これに基づき生成されるインデクス信号の説明図
である。図5のAは駆動用磁石12による漏れ磁界がな
い場合の磁束密度の変化を示す。ロータ11が回転する
際、ホール素子16が受ける駆動用磁石12による漏れ
磁界は交番磁界であるが、インデクス用磁石片15によ
るパルス状の磁界の変化に比べて周期が長いので、バイ
アス磁界がインデクス用磁石片15の磁界に重畳された
状態となり、インデクス信号発生タイミングを図5にδ
Tで示すように変化させる。その結果、スピンドルモー
タ3の個体間でインデクス信号の発生タイミングが不均
一になる。図5のBは駆動磁石12によりS極側に重畳
された場合に磁束密度の変化を示す。図5のCは上記A
の場合に波形整形の結果、生成されるインデクス信号を
示し、同様に図5のDは上記Bの漏れ磁束が重畳された
場合のインデクス信号を示す。
【0019】そこで、駆動用磁石12の着磁角度をイン
デクス用磁石片15の固定角度に対し、前述の方法によ
り規制することにより、インデクス信号の発生タイミン
グの個体差を排除することができる。
【0020】このように上記実施例によれば、スピンド
ルモータ3の個体間で生じるインデクス信号の時間的ず
れを抑えることができるので、高精度のインデクス信号
を生成することができる。また、インデクス用磁石片1
5に単極磁石を用いたインデクス信号検出方式では、駆
動用磁石12の着磁角度を規制することにより、インデ
クス用磁石片15の取付部の近傍における駆動用磁石1
2による漏れ磁界をインデクス用磁石片15の極性と一
致させることができるので、インデクス用磁石片15の
磁力を補うことができる。また、上記実施例によれば、
従来例に新たな部品を付加することなく、高精度のイン
デクス信号を生成することができる。
【0021】なお、上記実施例では、検出素子としてホ
ール素子16を用いているが、例えば、ホール素子16
に替えてホールICを用いてもよい。この場合には、ホ
ールICの出力信号を直接的にインデクス信号として利
用することができるので、電気回路を簡素化することが
できる。また、上記実施例では、駆動用磁石12の着磁
極の位置を規制する際、ロータ11に形成した位置決め
孔18と着磁ヨーク19の位置決めピン20とを係合さ
せているが、駆動用磁石12にガイドを設け、このガイ
ドにより着磁ヨーク19に対する位置決めと、ロータ1
1に対する位置決めを行うようにしてもよく、この場
合、駆動用磁石単独で着磁位置規制を行うことができ
る。また、駆動用磁石12の着磁極を位置規制するた
め、駆動ローラを直接的に係合ガイドとして使用するこ
ともでき、更にはインデクス用磁石片15の外形をガイ
ドとして用いることもできる。本発明は、このほか、そ
の基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ータ回転中心を基準にしてインデクス用磁石片と駆動用
磁石の着磁極との角度を一定の範囲内に規制しているの
で、インデクス用磁石片に対する駆動用磁石による漏れ
磁界を制限し、モータ個体間で生じるインデクス信号の
時間的ずれを抑えることができる。したがって、高精度
のインデクス信号を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインデクス信号発生
装置をスピンドルモータに備えた状態を示す縦断面図
【図2】同状態の全体斜視図
【図3】同スピンドルモータの駆動用磁石に着磁する一
例を示す説明用斜視図
【図4】(a)は同インデクス信号発生装置を構成する
インデクス用磁石片の固定位置とスピンドルモータの駆
動用磁石の着磁極との位置関係の一例を示す説明図 (b)は同インデクス信号発生装置を構成するインデク
ス用磁石片の固定位置とスピンドルモータの駆動用磁石
の着磁極との位置関係の他の例を示す説明図
【図5】インデクス用磁石片の通過に伴うホール素子の
出力電圧と、これに基づき生成されるインデクス信号の
説明図
【図6】従来のインデクス信号発生装置をスピンドルモ
ータに備えた状態を示す一部破断斜視図
【符号の説明】
2 プリント配線板 3 スピンドルモータ 7 回転軸 9 駆動用コイル 11 ロータ 12 駆動用磁石 15 インデクス用磁石片 16 ホール素子 17 波形整形回路 18 位置決め孔 19 駆動磁石用着磁ヨーク 20 位置決めピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用コイルに対向し、円周方向に分割
    着磁された駆動用磁石を内面に有するロータの外周部に
    取り付けられたインデクス用磁石片と、上記ロータの回
    転に伴い、上記インデクス用磁石片の磁界により検出信
    号を出力する磁気検出素子とを備え、上記インデクス用
    磁石片の固定位置と上記駆動用磁石の着磁極との相対角
    度が上記ロータの回転中心を基準として一定となるよう
    に規制されたインデクス信号発生装置。
  2. 【請求項2】 駆動用磁石におけるN極とS極の境界
    部、N極、S極のいずれかがインデクス用磁石片に対応
    するように規制された請求項1記載のインデクス信号発
    生装置。
JP18253493A 1993-07-23 1993-07-23 インデクス信号発生装置 Pending JPH0737323A (ja)

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JP18253493A Pending JPH0737323A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 インデクス信号発生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8390276B2 (en) 2010-09-27 2013-03-05 Bourns Incorporated Target magnet assembly for a sensor used with a steering gear
US8448528B2 (en) 2010-09-27 2013-05-28 Bourns Incorporated Three-piece torque sensor assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8390276B2 (en) 2010-09-27 2013-03-05 Bourns Incorporated Target magnet assembly for a sensor used with a steering gear
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