JPH05284711A - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH05284711A
JPH05284711A JP7699792A JP7699792A JPH05284711A JP H05284711 A JPH05284711 A JP H05284711A JP 7699792 A JP7699792 A JP 7699792A JP 7699792 A JP7699792 A JP 7699792A JP H05284711 A JPH05284711 A JP H05284711A
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JP
Japan
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frame
rotor
iron core
stator
electric motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7699792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tanaka
哲也 田中
Yuji Serizawa
祐司 芹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7699792A priority Critical patent/JPH05284711A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録装置の薄型化に寄与できる電動機の
回転精度を向上させる。 【構成】 フレーム4に対して回転自在に保持された回
転軸1に構成された回転子10の外側に、フレーム4に
対して取り付けられたリング状の鉄心3aと、この鉄心
3aの内側に形成された複数の鉄心歯3bにそれぞれコ
イル6を巻装して構成した固定子3を配設してなり、そ
の鉄心3aの外周部側と鉄心歯3bに対応する内周部側
の位置の双方に、絶縁性のある樹脂突起5,5aをフレ
ーム側に突出させ、この樹脂突起5,5aのフレーム4
への当接によりフレーム4に対する固定子3の位置を規
定する。 【効果】 固定子の内端部の位置精度が上がり、回転精
度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機、特に磁気ディ
スク等の記録媒体に磁気記録信号を読み書きする磁気ヘ
ッドを有する磁気記録装置の記録媒体を回転させる電動
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来における電動機は、例
えば実開昭60ー135863号公報に示されているよ
うな構成である。即ち、図5と図6に示すように磁気記
録媒体11を保持する保持機構7を備えた回転軸1が保
持機構側と反保持機構側の二個の軸受を介してフレーム
20に固定された筒状の軸受ホルダ21に回転可能に保
持されている。軸受ホルダ21の外側にはドーナツ形の
鉄心を有する固定子22がねじによりフレーム20を挟
んで固定され、鉄心にはコイル23が巻装されている。
回転軸1の反保持機構側端には内周面に固定子22に対
向する永久磁石24を固着したヨーク25がねじ固定さ
れ、回転子26が構成されている。永久磁石24は半径
方向に磁力を生じ、固定子22の鉄心に巻装されたコイ
ル23に通電される電流により回転トルクを発生する。
なお、図において符合27はインデックス検出機構を構
成するインデックス検出素子、28は同じくインデック
ス検出機構を構成するインデックス検出用磁石で、イン
デックス検出機構は一回転に一パルスの信号を発生す
る。また、15,16は磁気ヘッドでフレーム20に取
付け部材を介して固定された支持軸に摺動部材により直
線運動が可能に構成されている。
【0003】上記この種の電動機は、固定子22の外側
に回転子26が位置するアウターロータ型と称されるも
ので、図示されていない磁気検出素子による磁気の検出
に基づいて固定子22の鉄心に巻かれたコイル23への
通電制御が行なわれ回転駆動する。
【0004】上記した電動機は、回転子26が外側にあ
り、磁気記録媒体11に対して半径方向へ直線動する磁
気ヘッド15,16を回転子26の平面位置に配置する
ことはできず、磁気記録装置の薄型化が計りにくいた
め、回転子の外側に固定子を配置したインナーロータ型
の電動機が採用される傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録装置の薄型化
に寄与できるインナーロータ型の電動機においては、固
定子を回路基板ないしはフレームに固定する時に位置決
め手段がないと位置合せが難しいので、別部品や絶縁被
膜に一体成形したスペーサの係合により位置決めされて
いるものがあるが、固定子の内周部側のコイルを巻着し
た鉄心歯側は自由状態であるため、鉄心の回転子側の端
部の精度が維持できにくいため回転精度に不満が残るも
のである。
【0006】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、磁気記録装置の薄型化に寄与でき
る電動機の回転精度の向上を計ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電動機
は、フレームに対して垂直に回転自在に保持された回転
軸と、半径方向に磁力を発生する永久磁石を有し、回転
軸と一体に回転する回転子と、この回転子の外側におい
て上記フレームに対して取り付けられ、半径方向に磁束
を通すことができるリング状の鉄心の内側に形成された
複数の鉄心歯にそれぞれコイルが巻装され、永久磁石と
の磁気的作用で回転子に回転力を発生させる固定子とを
備えた電動機において、鉄心の外周部側と上記鉄心歯に
対応する内周部側の位置の双方に、絶縁性のある樹脂突
起を固定相手であるフレーム側に突出させ、この突起の
当接によりフレームに対する固定子の位置を規定したも
のである。
【0008】
【作用】この発明における電動機においては、固定子が
外側にあるので、磁気ヘッドと干渉しないようにできる
ので、磁気記録装置の薄型化に寄与できるうえ、回転精
度に関与する固定子の回転子側の端部が樹脂突起により
フレームに対して保持され、端部の精度が維持できるの
で、回転精度が向上する。
【0009】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例を示す電
動機の断面図、図2は同じく電動機の平面図である。
【0010】図において、回転軸1を回転可能に中心に
支承している軸受部品2は固定子3の取付けられたフレ
ーム4(駆動回路を構成した回路基板であるものもあ
る)に垂立状態に固定されている。固定子3は内周側と
外周側の二位置に設けられたスペーサを兼ねる樹脂突起
5,5aを介してフレーム4上の軸受部品2と同心位置
にねじ固定され、そのリング状の鉄心3aの内側にはそ
れぞれコイル6が巻装された複数の鉄心歯3bが放射状
に形成されている。コイル6は鉄心3aの内周を18等
分して得られた鉄心歯3bの連続した例えば15個に対
して巻装され、連続した例えば3個分の鉄心歯に相当す
る鉄心3aの内径部分は橋絡部として形成されている。
即ち、鉄心3aのコイル6の欠如した部分の外周は内周
に向かって後退した凹部3cとして形成されている。
【0011】コイル6の数は、3×m(mは2以上の正
の整数)で、欠如させたコイル数は3×n(nは1以上
の正の整数)となっている。この固定子3の内側には回
転軸1に圧入又は一体成形された保持機構7に一体化さ
れた強磁性材金属よりなるリング状のロータヨーク8の
外周に永久磁石9を固着した回転子10が回転自在に構
成されている。保持機構7は円盤状の磁気記録媒体11
を保持し、永久磁石9は半径方向に磁力を発生し、固定
子3の内周面に所定の間隙をもって対向している。上記
固定子3の複数のコイル6の上方には、これらのコイル
6及び鉄心3aの保持機構側端面を覆蓋する平面形状が
固定子3の鉄心3aの平面形状にほぼ等しいリング形の
金属製の磁気遮蔽板12が鉄心3aにねじ固定され、磁
気ヘッド15,16や保持機構7に保持させた磁気記録
媒体11への漏れ磁束を遮蔽している。
【0012】固定子3の鉄心3aは全体が絶縁樹脂被膜
13でコーティングされ、スペーサを兼ねる樹脂突起
5,5aは、この実施例では絶縁樹脂被膜13と一体成
形されている。内側の樹脂突起5は、鉄心3aの鉄心歯
3bに対応する内周部側の位置に鉄心歯3bごと、又は
いくつかの鉄心歯3bに対して設けられ、フレーム4に
その自由端が当たり支柱の機能を果している。外側の樹
脂突起5aは、鉄心3aの外周部側の数箇所に設けら
れ、その自由端の一部はフレーム4に当接し、一部は位
置決め突起5cとしてフレーム4に形成された係合孔1
4に嵌め込まれている。即ち、固定子3は樹脂突起5,
5aによりフレーム4の定位置に内周側と外周側の双方
において安定に保持されている。
【0013】この電動機では、鉄心3aの一部が凹部3
cとなっているので回転子10の永久磁石9との半径方
向に働く磁気力に不均衡な力が顕著に発生し、軸受部分
に予圧として一定方向の力となって常時作用することに
なり、回転軸1の軸振れがこれにより防止される。磁気
記録装置への適用では、図に示すようにフレーム4に取
付け部材を介して固定された支持軸に摺動部材により磁
気ヘッド15,16を直線動可能に設け、磁気ヘッド1
5,16の移動線を鉄心3aの凹部3cに一致させ、回
転子10,固定子3及び磁気ヘッド15,16をほぼ同
一面内に配置することができ、磁気記録装置の薄型化が
達成できる。電動機自体は、固定子3が軸方向にも半径
方向にも樹脂突起5,5aで位置決めされ、特に回転精
度に関与する固定子3の回転子側の端部が樹脂突起5に
よりフレーム4に対して保持され、端部の精度が維持さ
れるので、回転精度が向上する。
【0014】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示す要部についての断面図で、固定子3のフレーム4に
対する位置を規定する樹脂突起5,5aの双方の自由端
にフレーム4に設けた係合孔14に嵌め込む位置決め突
起5cを形成したものである。これにより、実施例1に
示したものより半径方向についての固定子3の位置がよ
り安定することになる。
【0015】なお、樹脂突起5,5aは別部品として構
成してもよく、さらには図4に示すようにフレーム4に
設ける係合孔14を逆テーパの孔として、係合させた樹
脂突起5,5aの位置決め突起5cを超音波溶着等によ
り溶着し、フレーム4に一体化することにより固定子3
の軸方向及び半径方向の位置を一層確実に規定すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によれば固定子が外側にあり、回転子と
磁気ヘッド等が干渉しないようにすることができ、磁気
記録装置の薄型化に寄与できるとともに、固定子が軸方
向にも半径方向にも樹脂突起で位置決めされ、特に回転
精度に関与する固定子の回転子側の端部が樹脂突起によ
りフレームに対して保持され、端部の精度が維持される
ので、回転精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電動機の断面図であ
る。
【図2】この発明の実施例を示す電動機の平面図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例を示す電動機の要部の拡
大断面図である。
【図4】この発明の更に他の実施例を示す電動機の要部
の拡大断面図である。
【図5】従来の電動機を示す断面図である。
【図6】従来の電動機を磁気記録装置に適用した状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 3 固定子 3a 鉄心 3b 鉄心歯 4 フレーム 5 樹脂突起 5a 樹脂突起 5c 位置決め突起 6 コイル 9 永久磁石 10 回転子 13 絶縁樹脂被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに対して垂直に回転自在に保持
    された回転軸と、半径方向に磁力を発生する永久磁石を
    有し、上記回転軸と一体に回転する回転子と、この回転
    子の外側において上記フレームに対して取り付けられ、
    半径方向に磁束を通すことができるリング状の鉄心の内
    側に形成された複数の鉄心歯にそれぞれコイルが巻装さ
    れ、上記永久磁石との磁気的作用で上記回転子に回転力
    を発生させる固定子とを備えた電動機において、鉄心の
    外周部側と上記鉄心歯に対応する内周部側の位置の双方
    に、絶縁性のある樹脂突起を上記フレーム側に突出さ
    せ、この樹脂突起のフレームへの当接によりフレームに
    対する固定子の位置を規定したことを特徴とする電動
    機。
JP7699792A 1992-03-31 1992-03-31 電動機 Pending JPH05284711A (ja)

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JP7699792A JPH05284711A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 電動機

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JP7699792A JPH05284711A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 電動機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015162819A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 株式会社日立産機システム アキシャルエアギャップ型回転電機

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