JPH09245424A - フロッピーディスク駆動用モータ - Google Patents

フロッピーディスク駆動用モータ

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JPH09245424A
JPH09245424A JP8048512A JP4851296A JPH09245424A JP H09245424 A JPH09245424 A JP H09245424A JP 8048512 A JP8048512 A JP 8048512A JP 4851296 A JP4851296 A JP 4851296A JP H09245424 A JPH09245424 A JP H09245424A
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magnet
washer
rotor case
floppy disk
rotor
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真 藤島
Shigeru Kasai
河西  繁
Tokuyuki Kawahara
徳幸 河原
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Nidec Sankyo Corp
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K5/173Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
    • H02K5/1735Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • HELECTRICITY
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    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくすると共に、高い回転精度
を有するフロッピーディスク駆動用モータを得る。 【解決手段】 スラストボールベアリング1と、回転自
在に支持されたシャフト2、シャフト2と一体に回転す
るロータケース3、ロータケース3に装着されディスク
ハブが載置されるハブ台4a、ディスクハブを磁気吸引
するチャッキングマグネット4、位置検出に用いられる
インデックスマグネット4bを具備したフロッピーディ
スク駆動用モータ。チャッキングマグネット4と、ロー
タケース3を貫通してスラストボールベアリング1のワ
ッシャ1aに当接すると共にワッシャ1aの平面度を規
制する平面度規制部4cと、ロータケース3を貫通して
スラストボールベアリング1のワッシャ1aの内周面と
当接すると共にワッシャ1aのラジアル方向の規制をす
る位置規制部4dとを樹脂マグネットで一体成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
クを回転駆動するのに用いられるフロッピーディスク駆
動用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ハブ台にフロッピーディスクを載置し、
ハブ台とともにフロッピーディスクを、回転駆動するフ
ロッピーディスク駆動用モータとして、特開平4−09
5609号公報に記載のものが知られている。このよう
なフロッピーディスク駆動用モータの例を図4に示す。
図4において、フレーム33には孔33aが形成されて
おり、この孔33aにはメタル軸受35が嵌合固定され
ている。フレーム33上で、かつ、メタル軸受35の外
周、即ち、孔33aの縁部には環状プレート43が取り
付けられている。環状プレート43の上面にはスラスト
ボールベアリング40が載置されている。スラストボー
ルベアリング40は、中央の鋼球40aと、鋼球40a
を保持する指示部材(リテーナ)40bとから構成され
ている。鋼球40aと支持部材40bの間には若干のス
ペースが設けられており、この若干のスペースに潤滑油
が充填されて、フレーム33に対し支持部材40bが回
転できるようになっている。また、フレーム33上で、
かつ、環状プレート43より外周側にはコイル34が、
孔33の同心円上に複数個、しかも均等な間隔で設けら
れている。さらに、フレーム33上で、孔33a同心円
上に設けられた複数のコイル34より外周側には、略矩
形波状の周波数発電パターン44が設けられている。な
お、以上のようなフレーム33、コイル34、環状プレ
ート43等の部材からモータのステータが構成されてい
る。
【0003】メタル軸受35は中央に孔を有しており、
この孔にはスピンドル軸31が挿通されている。スピン
ドル軸31の、メタル軸受35より上側の外周面には、
ハブ台45が取り付けられている。ハブ台45は中央に
円筒状のボス部を有し、このボス部の内周面がスピンド
ル軸31の外周面に対して嵌合固定されている。また、
ボス部の下側の外周面は、スラストボールベアリング4
0の内周側の支持部材40bに対して取り付けられてい
る。また、ハブ台45のフランジ状に広がった部分の天
井面は、スラストボールベアリング40の鋼球40aの
上部と当接している。従って、スピンドル軸31とハブ
台45は、スラストボールベアリング40によってスラ
スト方向に支持されると共に、スラストボールベアリン
グ40及びメタル軸受35によってラジアル方向に支持
され、回転自在となっている。
【0004】ハブ台45のフランジ状に広がった部分の
外周にはロータケース36が取り付けられている。ロー
タケース36は皿状で、フレーム33に取り付けられた
コイル34等の部材を上側から覆うような形態となって
いる。ロータケース36は、スピンドル軸31側の上段
部36a、上段部36aの外周側の中段部36b、中段
部36bの外周側の下段部36cとから構成されてい
る。上段部36aのフレーム33側の面、即ち、上段部
36aの天井面には板ばね49が取り付けられており、
板ばね49には駆動ピン38が設けられている。駆動ピ
ン38は板ばね49に取り付けられることにより、ロー
タケース36のフレーム33側の面から上方に突出した
ような形態となっている。さらに、駆動ピン38は、板
ばね49の弾性力によって下方に沈み込んだり、原位置
に復帰することができるようになっている。この駆動ピ
ン38は、ハブ台45上にフロッピーディスクが搭載さ
れた際に、フロッピーディスクのディスクハブに設けら
れた駆動孔と係合し、フロッピーディスクを回転駆動す
る役割を果たす。さらに、ロータケース36の中段部3
6bの上面で、しかも、上段部36aとの境の部分に
は、図示しないフロッピーディスクのディスクハブを磁
気的に吸引し、フロッピーディスクをハブ台45上に固
着するための、チャッキングマグネット39が取り付け
られている。
【0005】ロータケース36の中段部36bのフレー
ム33側の面には円環状の駆動用マグネット37が取り
付けられている。駆動マグネット37の下面はフレーム
33に取り付けられたコイル34の上面と一定の間隙を
おいて向かい合っている。従って、コイル34を通電制
御することによって、駆動マグネット37は付勢され、
ロータケース36とハブ台45が回転駆動されるように
なっている。このように、回転駆動されるロータケース
36、ハブ台45、駆動マグネット37等の部材からフ
ロッピーディスク駆動用モータのロータが構成されてい
る。
【0006】ロータケース36の下段部36cのフレー
ム33側の面には周波数発電用マグネット42が取り付
けられている。周波数発電用マグネット42は円環状
で、周方向に均一な間隔で着磁が施されている。また、
周波数発電用マグネット42の着磁が施されたフレーム
33側の面は、フレーム33上に形成された矩形波状の
周波数発電パターン44と一定の間隙をおいて向かい合
っている。このため、ロータが回転することにより、周
波数発電用マグネット42によって周波数発電パターン
44では周波数信号が発電され、かつ、出力される。こ
の周波数信号を用いることにより、フロッピーディスク
駆動用モータの回転制御がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成のフ
ロッピーディスク駆動用モータでは、スラストボールベ
アリング40を取り付けるには、支持部材40bの内周
をハブ台45のボス部の外周に嵌め合わせている。この
嵌め合わせ部分は、フロッピーディスク駆動用モータの
回転精度に関わる部分であるが、上記支持部材40bと
ハブ台45のボス部との嵌め合わせによる取付けが困難
であるし、また、スラストボールベアリング40をハブ
台45のボス部に対して取り付けた場合の上記支持部材
40bとハブ台のボス部との接触面積を充分に確保でき
ないことから、高い回転精度を得ることが難しかった。
【0008】また、スラストボールベアリング40の支
持部材40b、チャッキングマグネット39、図示しな
いインデックスマグネット等が、ロータケース36に対
して取り付けられる構成となっているため、部品点数が
多くなり、部品コスト、組立コスト等が高騰する要因と
なっていた。
【0009】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、部品点数を少なくする
と共に、高い回転精度を有するフロッピーディスク駆動
用モータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転自在に支持されたシャフト、シャフトと一体に回転
するロータケース、ロータケースに装着されディスクハ
ブが載置されるハブ台、ディスクハブを磁気吸引するチ
ャッキングマグネット、ワッシャとボールからなりロー
タのスラスト方向の荷重を支持するスラストボールベア
リング、位置検出に用いられるインデックスマグネット
を具備したフロッピーディスク駆動用モータであって、
チャッキングマグネットと、ロータケースを貫通して上
記スラストボールベアリングのワッシャに当接すると共
にワッシャの平面度を規制する平面度規制部と、ロータ
ケースを貫通してスラストボールベアリングのワッシャ
の内周面と当接すると共にワッシャのラジアル方向の規
制をする位置規制部とを樹脂マグネットで一体成形した
ことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、チャッキングマグ
ネットにはロータケースを貫通してモータ内部に突出す
るようにインデックスマグネットが一体成形されてお
り、しかも、インデックスマグネットと対向する位置に
は磁気センサが設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、チャッキングマグ
ネットにはハブ台が一体成形されていることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるフロッピー
ディスク駆動用モータの実施の形態について図面を参照
しながら説明する。図1は断面図、図2はロータ上面か
ら見た部分拡大平面図、図3はロータ下面から見た部分
拡大平面図である。図1ないし図3において、基板11
は中央部に孔11aを有しており、この孔11aにはメ
タル軸受5の下端部が嵌められている。メタル軸受5は
下側にかしめ部を有しており、このかしめ部を基板11
の孔11aの縁部に対してかしめることにより、メタル
軸受5は基板11上に固定されている。基板11上で、
かつ、メタル軸受5の外周にはスラストボールベアリン
グ1が設けられている。スラストボールベアリング1
は、ボール1bと、ボールを間に挟んで上下に配置さ
れ、互いに相対回転することが可能なワッシャ1a、ワ
ッシャ1a’とから構成されている。スラストボールベ
アリング1は、下側のワッシャ1a’が基板11上に取
り付けられている。このため、上側のワッシャ1aは、
基板11に対して回転可能となっている。
【0014】基板11上で、かつ、スラストボールベア
リング1よりも外周側にはステータコア8が取り付けら
れている。ステータコア8は外周側に均等な間隔で放射
状の突極を有している。突極は、先端部に形成され周方
向両側に広がった傘部と、傘部とステータコア8の基部
とをつなぐ腕部とから構成されており、この腕部に対し
てコイル9が巻回されている。さらに、ステータコア8
は、磁性板からなるコア板を複数枚積層することによっ
て形成されている。複数枚積層されたコア板のうち、最
も下側、即ち、基板11上に載置されるコア板は、突極
となる部分を有しておらず、かわりに、内周側に突出し
た複数の舌片8aを有している。このように、ステータ
コア8の最も下側に突極となる部分を有さないコア板を
配置することにより、突極の部分と基板11の間に、最
も下側のコア板の厚さ分、スペースが生ずることにな
り、コイルを巻き回すのに充分なスペースが確保されて
いる。また、全てのコア板が積層された部分には、基板
11の下面側から挿入されたねじ10の先端部が、ねじ
込まれており、このねじ10によってステータコア8が
基板11上に固定されている。また、基板11上で、し
かも、ステータコア8よりも外周側に対向する部分に
は、図示しないが、略矩形波状の周波数発電パターンが
形成されている。このような、基板11、ステータコア
8等の部品からフロッピーディスク駆動用モータのステ
ータが構成されている。さらに、基板11上で舌片8a
と舌片8aの間には、磁気センサー12が取り付けられ
ている。
【0015】一方、メタル軸受5は、中央に孔を有して
おり、この孔にはシャフト2が挿通されている。シャフ
ト2には、メタル軸受5の孔に挿通された部分よりも上
側の外周面にカップ状のロータケース3が取り付けられ
ている。ロータケース3は、中央にメタル軸受5側に突
出した円筒状のボス部3aを有しており、この円筒部3
aの内周面がシャフト2の外周面に対して取り付けられ
ている。
【0016】ロータケース3の上端面上で、かつ、ボス
部3aから上方に突出したシャフト2よりも外周側に
は、アウトサートモールドなどの射出成形により、チャ
ッキングマグネット4が設けられている。チャッキング
マグネット4は樹脂マグネットを一体成形することによ
って形成されている。かかる樹脂マグネットは、磁性粉
と樹脂バインダーを混練することによって得ることがで
きる。
【0017】このようなチャッキングマグネット4の内
周側の部分は、上方に突出してハブ台4aとなってい
る。また、チャッキングマグネット4は、上方に突出し
たハブ台4aと軸方向反対側の部分が、ロータケース3
の透孔3fを貫通して下側に突出し、しかも、この突出
した部分が平面度規制部4cとなっている。この平面度
規制部4cの下端面が、スラストボールベアリング1の
ワッシャ1aの上端面に当接し、ロータケース3が所定
の平面度を保った状態でスラスト方向に支持されてい
る。この平面度規制部によって所定の平面度が保たれな
いと、フロッピーディスクの記録再生に悪影響を与える
面振れが発生する。また、チャッキングマグネット4
の、ハブ台4aよりさらに内周側の複数箇所(図3では
3箇所)も、ロータケース3を貫通して下側に突出し、
この突出した部分は外周側に延びて位置規制部4dとな
っている。位置規制部4dは、その外周面がスラストボ
ールベアリング1のワッシャ1a(図3で中央部に一点
鎖線で示した部材)の内周面と当接可能に突設されてお
り、ワッシャ1aがラジアル方向に移動してしまうのが
防止される。従って、ロータをスラストに載置した際
に、チャッキングマグネット4の平面度規制部4cによ
って、ロータは高い精度で回転できるようになってい
る。また、位置規制部4dによってワッシャ1aのラジ
アル方向の位置決めを確実に行うことができる。
【0018】さらに、チャッキングマグネット4の下側
の特定の一箇所も、ロータケース3を貫通して下側に突
出し、しかも、着磁が施されて、位置検出用のインデッ
クスマグネット4bとなっている。ロータケース3の回
転によって生ずるインデックスマグネット4bの軌道に
対向して、前述した磁気センサ12が位置している。ロ
ータケース3の回転により、磁気センサ12上をインデ
ックスマグネット4bの磁束が横切ることにより、上記
フロッピーディスク駆動用モータは、回転駆動時の位置
検出ができるようになっている。
【0019】さらに、ロータケース3の上側に位置する
チャッキングマグネット4には、ハブ台4aの外周に沿
うようにして、部分円弧状の長孔4eが設けられてい
る。長孔4eから露出するローターケース3の上面には
孔3aが形成されている。孔3aには、孔3aの一縁か
ら孔3aの内方に延びた舌片3eが設けられている。ま
た、同じく、ロータケース3の長孔4eから露出した部
分には、ハブ台4aの外周に沿うようにして部分円弧状
の孔3bが設けられている。孔3bの一端部には舌片3
cが設けられている。
【0020】長孔4e内には図示しないレバーが取り付
けられている。レバーの一端部は、孔3aの舌片3eに
対して取り付けられている。また、レバーの他端部には
駆動ピン10が取り付けられている。駆動ピン10の外
周部には溝10aが形成されており、溝10aは舌片3
cを噛んだような形態となっている。したがって、図示
しないレバーは舌片3eの部分を支点として、舌片3c
の範囲でスイングできるようになっている。図示しない
レバーにとりつけられた駆動ピン10は、ハブ台4aに
対してフロッピーディスクのディスクハブが載置された
場合に、ディスクハブに設けられた駆動孔と係合し、フ
ロッピーディスクが回転駆動される。
【0021】ロータケース3は外周側に周壁を有してお
り、周壁の内面にはヨーク7を介して駆動マグネット5
が取り付けられている。駆動マグネット5はリング状
で、内周面は、基板11に取り付けられたステータコア
8の突極の先端面と一定の間隙をおいて向かい合ってい
る。従って、ステータコア8の突極に巻回されたコイル
9を通電制御することにより、駆動マグネット5は周方
向に磁気的に付勢され、ロータケース3、チャッキング
マグネット4、ハブ台4a、シャフト2などは一体に回
転駆動される。これら一体に回転駆動される、駆動マグ
ネット5、ロータケース3、チャッキングマグネット
4、ハブ台4a、シャフト2等の部材からロータが構成
されている。
【0022】一方、ロータケース3の周壁の外周面には
周波数発電用マグネット6が取り付けられている。基板
11上で、周波数発電用マグネット6の着磁面と向かい
合う位置には、図示しない略矩形波状の周波数発電用パ
ターンが設けられている。ロータケース3の回転に伴っ
て、周波数発電用パターンと向かい合う周波数発電用マ
グネット6が回転することにより、周波数発電用パター
ンによって周波数信号が発電される。周波数信号は、制
御装置等に対して出力され、この制御装置によって上記
フロッピーディスク駆動用モータの回転制御がなされ
る。
【0023】上記構成のフロッピーディスク駆動用モー
タによれば、磁性粉と樹脂バインダーの混練物などから
なる樹脂マグネットをロータケース3上に射出成形する
ことによりチャッキングマグネット4を形成し、しか
も、チャッキングマグネット4と、ハブ台4a、スラス
トボールベアリング1のワッシャ1aに当接すると共に
ワッシャ1aの平面度を規制する平面度規制部4cと、
ワッシャ1aの内周面と当接すると共にワッシャ1aの
ラジアル方向の規制をする位置規制部4dを一体成形し
たため、平面度を規制する部材、ラジアル方向の規制を
する位置規制部材などを個別に用意する必要がないか
ら、部品点数を減少させることができ、部品コストと製
造コストを低減することができる。また、チャッキング
マグネット4は、ワッシャ1aを位置規制する平面度規
制部4cと位置規制部4dを有しているため、スラスト
ボールベアリング1に対して精度良くロータを取り付け
ることができ、ロータの回転精度等を向上させることが
できる。さらに、ワッシャ1aの平面度を規制する平面
度規制部4cは、シャフト2と一体のロータケース3に
形成されるものであるから、メディア搭載面であるハブ
台1aの平面度を出しやすいといった効果を奏する。
【0024】なお、上記実施の形態では、チャッキング
マグネット4とハブ台4aが一体成形されているが、こ
れに限られたものではない。ハブ台4aをチャッキング
マグネット4とは独立した部材として構成するようにし
てもよい。さらに、ロータ3の周壁の外周面に設けられ
た周波数発電用マグネット6を、(チャッキング)マグ
ネット4と同一の材料で同時に成形するように構成して
もよい。このような構成にしても、部品点数を抑えて、
部品コストや製造コストを低減することができる。さら
に、位置検出用マグネット4bをチャッキングマグネッ
ト4とは独立した部材として構成するようにしてもよ
い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、チャッキングマグネッ
トと、ロータケースを貫通して上記スラストボールベア
リングのワッシャに当接すると共にワッシャの平面度を
規制する平面度規制部と、ロータケースを貫通して上記
スラストボールベアリングのワッシャの内周面と当接す
ると共にワッシャのラジアル方向の規制をする位置規制
部とを樹脂マグネットで一体成形したため、平面度を規
制する部材、ラジアル方向の規制をする位置規制部材な
どを個別に用意する必要がないから、部品点数を少なく
して部品コストや製造コストを低減することが可能とな
る。また、チャッキングマグネットにスラストボールベ
アリングのワッシャの平面度を規制する平面度規制部
と、ワッシャのラジアル方向の規制をする位置規制部を
設けたことにより、平面度規制部と位置規制部でスラス
トボールベアリングに対して精度良くロータを取り付け
ることができ、回転精度等を向上させることが可能とな
る。さらに、ワッシャの平面度を規制する平面度規制部
は、シャフトと一体のロータケースに形成されるもので
あるから、メディア搭載面であるハブ台の平面度を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフロッピーディスク駆動用モー
タの実施の形態を示す断面図。
【図2】同上フロッピーディスク駆動用モータに適用さ
れるシャフト付近を拡大して示す平面図。
【図3】同上フロッピーディスク駆動用モータに適用さ
れるシャフト付近を拡大して示す下面図。
【図4】従来のフロッピーディスク駆動用モータの例を
示す断面図。
【符号の説明】
1 スラストボールベアリング 1a ワッシャ 1a’ ワッシャ 1b ボール 2 シャフト 3 ロータケース 4 チャッキングマグネット 4a ハブ台 4b インデックスマグネット 4c 平面度規制部 4d 位置規制部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持されたシャフト、該シャ
    フトと一体に回転するロータケース、該ロータケースに
    装着されディスクハブが載置されるハブ台、上記ディス
    クハブを磁気吸引するチャッキングマグネットを備えた
    ロータと、ワッシャとボールからなり上記ロータのスラ
    スト方向の荷重を支持するスラストボールベアリング
    と、位置検出に用いられるインデックスマグネットとを
    具備したフロッピーディスク駆動用モータであって、 上記チャッキングマグネットと、上記ロータケースを貫
    通して上記スラストボールベアリングのワッシャに当接
    すると共に上記ワッシャの平面度を規制する平面度規制
    部と、上記ロータケースを貫通して上記スラストボール
    ベアリングのワッシャの内周面と当接すると共に上記ワ
    ッシャのラジアル方向の規制をする位置規制部とを樹脂
    マグネットで一体成形したことを特徴とするフロッピー
    ディスク駆動用モータ。
  2. 【請求項2】 上記チャッキングマグネットには、上記
    ロータケースを貫通してモータ内部に突出するように上
    記インデックスマグネットが一体成形されており、しか
    も、該インデックスマグネットと対向する位置には磁気
    センサが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のフロッピーディスク駆動用モータ。
  3. 【請求項3】 上記チャッキングマグネットには、上記
    ハブ台が一体成形されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のフロッピーディスク駆動用モータ。
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