JP2836280B2 - 回転ヘッドシリンダー装置 - Google Patents

回転ヘッドシリンダー装置

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JP2836280B2
JP2836280B2 JP8387891A JP8387891A JP2836280B2 JP 2836280 B2 JP2836280 B2 JP 2836280B2 JP 8387891 A JP8387891 A JP 8387891A JP 8387891 A JP8387891 A JP 8387891A JP 2836280 B2 JP2836280 B2 JP 2836280B2
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洋詞 寒竹
淳 今井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に用い
て有効な回転ヘッドシリンダー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、回転ヘッドシリンダー装置は小型
化,軽量化,高画質化が望まれている。
【0003】以下に従来のブラシレスモータを使用した
回転ヘッドシリンダー装置について説明する。
【0004】図3は従来のブラシレスモータを回転ヘッ
ドシリンダー装置に用いた例の構造を示す断面図であ
る。
【0005】図3において10は下ドラムであり、回転
軸14を回転自在に支持した2個の玉軸受け12を有
し、モータのハウジングに相当する。前記回転軸14に
はモータのロータ20を構成するマグネット16がバッ
クヨーク17に接着され、前記マグネット16との間に
磁気回路を構成するための強磁性材より成るサブロータ
18が、カラー19によって所定のギャップを有して対
向して構成される。
【0006】前記ロータ20のマグネット16とサブロ
ータ18の間にはステータ22が所定のギャップを保っ
て支持される。
【0007】ステータ22はコイル(図示せず)がエッ
チングまたはメッキ等の化学処理によって形成され、ス
テータ22と同形状の部分を接着したフレキシブル回路
基板24に接続され、駆動回路へと引き出される。
【0008】前記ステータ22およびフレキシブル回路
基板24は、下ドラム10へビス28で固定する際、前
記ビス28によってステータ22が変形しないように樹
脂製でリング状の押さえ部材30を挟んでいる。
【0009】前記ロータ20は、前記ステータ22の軸
方向位置が前記ロータ20のマグネット16とサブロー
タ18からほぼ等距離になるよう、スペーサ26を介し
てボス32へビス34によって固定される。
【0010】前記スペーサ26は厚みの異なったものを
何種類か用意しておき、前記ステータ22とボス32の
高さを測定し、その高さばらつきに応じて厚みを選択
し、調整している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、以下のような問題点を有している。
【0012】(1)スペーサ26を必要以上に数多く作
っておく必要があり、無駄になる数の方が多い。
【0013】(2)組立時に1台ごとに、ステータ22
とボス32の高さを測定しなければならない。
【0014】(3)マグネット16を保持するバックヨ
ーク17は、スペーサ26を介してボス32に固定され
るので前記マグネット16の面振れが発生し易い。
【0015】(4)サブロータ19は、カラー19を介
して磁気吸引力でバックヨーク17側へ吸引されるので
前記バックヨーク17の面振れによってバックヨーク1
7も面振れが発生する。
【0016】といった多くの問題点を有していた。本発
明は上記従来の問題点を解決するもので、組立性の優れ
たステータユニットを有する回転ヘッドシリンダー装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、磁気ヘッドを具備し、
モータのロータ手段によって回転駆動される回転ドラム
手段と、同一面上に複数極に着磁された永久磁石と、永
久磁石のステータと面対向する第1の面と反対面に密着
し、回転ドラム手段に接する第2の面に複数の凸部を有
する樹脂製のスペーサ部材を一体成形した強磁性材のヨ
ークとからなるロータ手段とから成り、永久磁石の第1
の面を基準にスペーサの第2の面の凸部を所定の高さ寸
法に加工するといった構成を有している。
【0018】
【作用】この構成によって、ロータの面振れ精度,ギャ
ップ精度を向上することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の回転ヘッドシリンダー装置
の構造を示す断面図、図2は同装置の要部斜視図であ
る。
【0021】図1,図2において50は下ドラムであ
り、回転軸54を回転自在に支持した2個の玉軸受け5
2を有し、モータのハウジングに相当する。
【0022】前記下ドラム50には、内周にモータのス
テータユニット82が固定されている。
【0023】前記ステータユニット82は、複数のコイ
ル(図示せず)がエッチングまたはメッキ等の化学処理
によって形成されたステータ80、コイルの配線を前記
下ドラム50の外へ引き出すための端子84を有した樹
脂製のターミナル86、樹脂製の押さえリング92,マ
グネット66からの磁束漏れを遮断するためのシールド
リンク94で構成されている。
【0024】前記回転軸54にはディスク56が固定さ
れており、前記ディスク56には磁気ヘッド60を有し
た上ドラム58が固定されている。
【0025】前記上ドラム58の下面62には、上ドラ
ム58を回転駆動するためのロータ64が、位置決めピ
ン63によって回転方向の位相を決められて固定されて
いる。
【0026】前記ロータ64はマグネット66、磁気回
路を構成するためのバックヨーク68、前記バックヨー
ク68に一体成形され、前記マグネット66の軸方向高
さを一定に保つための樹脂製のロータホルダー70およ
び前記マグネット66と所定のギャップを有して対向す
るように構成されたサブロータ72で構成されている。
【0027】前記サブロータ72は鉄板74にアウトサ
ート成形されたスペーサ部76の端面が前記バックヨー
ク68に当接して所定のギャップを得ると同時にスペー
サ部の内周が、前記磁気ヘッド60からの信号を非接触
で伝送するための回転側ロータリートランス78の外周
にかん合して芯出しされている。
【0028】前記ロータ64を組み立てる際は、マグネ
ット16の端面65基準に、前記ロータホルダー70の
端面に形成された凸部71の高さがTの寸法になるよう
に組加工する。これによって前記マグネット66の端面
65は前記ステータ80とのギャップが一定になるばか
りでなく、面振れも吸収される。
【0029】また、前記ロータホルダー70の凸部71
は部分的に複数カ所(本実施例では4カ所)設けてお
り、これによって次のような効果が得られる。
【0030】(1)加工面積が少なくて済む。 (2)位置決めピン63が突出していてもフライス等で
避けて加工できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、バックヨークに
ロータホルダーを一体成形し、前記ロータホルダーの端
面に設けた凸部をマグネット基準で組加工することによ
って前記マグネットの面振れが除去され、組立誤差をな
くし前記ステータからのギャップが一定となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転ヘッドシリンダ
ー装置を示す断面図
【図2】本発明の一実施例におけるロータを示す要部斜
視図
【図3】従来の回転ヘッドシリンダー装置を示す断面図
【符号の説明】
64 ロータ 66 マグネット 68 バックヨーク 70 ロータホルダー 71 凸部 80 ステータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを具備しモータのロータ手段に
    よって回転駆動される回転ドラム手段と、同一面上に複
    数極に着磁された永久磁石と、前記永久磁石のステータ
    と面対向する第1の面と反対面に密着し、前記回転ドラ
    ム手段に接する第2の面に複数の凸部を有する樹脂製の
    スペーサ部材を一体成形した強磁性材のヨークとからな
    るロータ手段とから成り、前記永久磁石の第1の面を基
    準にスペーサの第2の面の凸部を所定の高さ寸法に加工
    するように構成した回転ヘッドシリンダー装置。
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