JP3314145B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JP3314145B2
JP3314145B2 JP07476897A JP7476897A JP3314145B2 JP 3314145 B2 JP3314145 B2 JP 3314145B2 JP 07476897 A JP07476897 A JP 07476897A JP 7476897 A JP7476897 A JP 7476897A JP 3314145 B2 JP3314145 B2 JP 3314145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転磁気ヘッドド
ラムを有するビデオムービー等の小型の回転磁気ヘッド
ドラム装置に関し、特に、上ドラム駆動用モータの回転
ヨークの固定方法およびヨーク形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転磁気記録再生装置における代
表的なドラム構造を図6を用いて、以下に説明する。回
転磁気ヘッド1は、回転磁気ヘッド1に接続されたリー
ド線2とロータリートランスロータ3のコイルと接続さ
れており、ロータリートランスロータ3は、僅少な隙間
をもってロータリートランスステータ4と対向してい
る。そして、ロータリートランスステータ4のコイル4
aが、下ドラム5より導出され、ドラム外部に設けられ
たヘッドアンプ回路に接続される。そして、回転磁気ヘ
ッド1とヘッドアンプ回路間で電気信号が授受される。
【0003】次に、上ドラム回転駆動モータ6(以下、
ドラムモータと称す)について、説明する。ドラムモー
タ6は、上ドラムに、モータ駆動ローターマグネット
(以下、ローターマグネットと称す)6aと、モータス
テータコイル6bと、回転ヨーク6cが配設されること
により構成される。そして、ローターマグネット6a
は、上ドラム開口部7にネジ8で上ドラム9に固定さ
れ、モータステータコイル6bは、下ドラム5に植立さ
れた固定軸10に固着されたフランジ部材11に配設さ
れ、上ドラム9の上端段部9aに、回転ヨーク6cが配
設される。
【0004】ここで、ドラムモータ6を構成する各々の
部分について、説明する。回転ヨーク6cはローターマ
グネット6aから発生する磁束が、モーターステータコ
イル6bを有効に通過するように鉄系材料で構成され、
ローターマグネット6aの吸引力にて保持される。上記
に示すような回転ドラムやドラムモータ構造は、特に小
型薄型化を要求される回転磁気記録再生装置に採用され
ている。
【0005】また、回転ヨーク6c上には、回転不釣り
合い修正用の錘12が不釣り合い部に配設されている。
この錘は、図7に示すように、裏面に具備された粘着テ
ープ12aにより貼付するか、もしくは接着剤により接
着するなどの方法により、回転ヨーク6c上に貼付す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように、上ドラム9の上端段部9aは、旋盤加工に
よって形成されるが、モータ体格寸法をかせぐために、
もともと薄肉になっている部分をさらに切削して形成さ
れる。その結果、加工による変形を励起させやすく、上
ドラム外周部9bの形状精度、例えば、円筒度などを悪
化させる原因となり、さらには上ドラム加工時間のアッ
プにもつながり、製造原価を押し上げる要因ともなって
いる。
【0007】また、回転不釣り合い修正用の錘12は、
回転ヨーク6cの平坦面に安定に固定するため、図7の
ようなの平面的な形状をしている。このため、錘の重心
位置が判別しにくくなり、さらに、回転ヨーク6cに角
度位相を示す目印がないため、回転不釣り合い修正装置
で指示された不釣り合い位置に、正確に錘を固定しにく
い等の問題があり、作業者間での精度のバラツキが大き
いなどの問題を生じていた。
【0008】そこで、上記の課題を解決するため、上ド
ラムの形状精度を悪化させる事なく、かつ回転不釣り合
い修正時の修正精度の向上をはかり、角度位相の目印を
も備えた回転ドラム装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の回転ドラム装置は、回
転磁気記録ヘッドを有する回転上ドラムに、上ドラム駆
動用モータローターマグネットと上ドラム駆動用モータ
ステータコイルと回転ヨークが配設されたドラムモータ
と、磁気記録テープをガイドする段部を有する固定下ド
ラムと、固定下ドラムに固着された固定軸と、固定下ド
ラムに固着されたロータリートランスと、を有する回転
ドラム装置において、回転ヨークから下ドラム側へ同一
円周状に複数の凸片及び凸部を有し、該凸片及び凸部の
外接円部が上ドラム開口部内径に嵌まり合い、回転ヨー
ク外周円部縁が上ドラム外周上端部に圧接されることを
特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項2記載の回転ドラム装
置は、請求項1記載の回転ドラム装置において、回転ヨ
ークに円周状に等配された凹部に、回転不釣り合い修正
用錘を配置することを特徴とする。このように構成する
ことにより、重心位置の比較的分かりやすい球状の錘等
を、安定に設置することが可能となるため、回転不釣り
合い修正が容易となり、角度位相の目印も得られること
となる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例
を、図面に基づいて説明する。図1は、軸一体型ベアリ
ング13を用いた回転ドラム装置の構造断面図である。
軸10は下ドラム5に埴立した固定軸である。上ドラム
駆動モータ6は、軽薄短小化のために、従来のものと同
様にして、上ドラム上部の開口部7に配設されている。
【0013】図2は、本発明による回転ヨーク6cの形
状の一実施形態である。図2(a)に示す回転ヨークの
中心での断面図が、図2(b)である。図2(b)に示
すように、回転ヨークの段差立ち上がり部20は、上ド
ラム内周内径より略小径で、上ドラム開口部内周9c内
径に嵌まり会い、略同心を維持する。また、回転ヨーク
外周円部縁21が上ドラム外周上端部9dにローターマ
グネット6aの吸引力により圧接され、軸方向の位置決
めを行う。
【0014】その他の回転ヨーク6c形状の実施形態を
図3及び図4に示す。図3(a)及び図4(a)に示す
回転ヨークの中心での断面図が、図3(b)および図4
(b)であり、断面図の要部拡大図が、図3(c)及び
図4(c)である。各々プレス加工によって、所謂「半
抜き」、「切起し」加工と呼ばれる加工を行う。回転ヨ
ーク6cから下ドラム側への凸片及び凸部、各々の外接
円部22は上ドラム開口部内径に嵌まり合い、各々の面
23は上ドラム上端部9d面に接する。
【0015】次に、上記図3乃至図4による回転ヨーク
に円周状に等配された凹部に、回転不釣り合い修正用錘
を配置する方法について、図5を用い説明する。回転ヨ
ーク6cの外周近傍には、凹部14が円周状に等配して
形成されている。回転不釣り合い修正用錘15は、図5
に示すように、球状であっても凹部14に落とし込まれ
るかたちで、安定的に位置決めされるため、接着剤など
で容易に固定され得る。さらに、回転不釣り合いの位置
と錘の重心位置を合わせやすいため、修正のばらつきは
小さくなる。
【0016】また、凹部14が無い位置に不釣り合いが
あっても、その両側の凹部にベクトル計算した、適当な
質量の錘を配置することにより、不釣り合い修正は可能
である。凹部14に、ある程度比重を持つ不釣り合い修
正剤(例えば、日本化薬(株)製MBR−010、スリ
ーボンド(株)製スリーボンド3084)を盛ることに
よっても、前記と同様な効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の構成によれば、
上ドラム内周に段部を設けなくとも、回転ヨークの固定
が可能となり、上ドラム形状精度の維持向上を図ること
が可能となり、さらに凸片や凹部が同一円周状に等配さ
れているため、回転不釣り合い修正錘の位置の指示を明
確に行うことが可能となる。
【0018】本発明の請求項2記載の構成によれば、上
記効果に加え、球状の錘を使用して、回転ヨークの穴
部、または凹部に回転不釣り合い修正錘を安定的に配置
することが可能となる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】軸一体型ベアリング13を用いた回転ドラム装
置の構造断面図である。
【図2】回転ヨーク6cの形状の一実施形態を示す構造
図である。
【図3】凸部を有する回転ヨーク6c形状の一実施形態
を示す構造図である。
【図4】凸片を有する回転ヨーク6c形状の一実施形態
を示す構造図である。
【図5】回転不釣り合い修正用錘を配置する方法を示す
図である。
【図6】従来の回転磁気記録再生装置における代表的な
ドラム構造図である。
【図7】従来の不釣り合い修正用錘の概略図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 リード線 3 ロータリートランスロータ 4 ロータリートランスステータ 4a コイル 5 下ドラム 6 ドラムモータ 6a ロータマグネット 6b モーターステータコイル 6c 回転ヨーク 7 上ドラム開口部 8 ネジ 9 上ドラム 9a 上ドラム上端部 9b 上ドラム外周部 9c 上ドラム内周 9d 上ドラム外周上端部 10 固定軸 11 フランジ部材 12 錘 13 軸一体型ベアリング 14 凹部 15 回転不釣り合い修正錘 20 回転ヨークの段差立ち上がり部 21 回転ヨーク外周円部縁 22 凸片及び凸部、各々の外接円部 23 上ドラム上端部への接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−176331(JP,A) 特開 平7−93731(JP,A) 特開 平2−62709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/52 - 5/53

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁気記録ヘッドを有する回転上ドラ
    ムに、上ドラム駆動用モータローターマグネットと上ド
    ラム駆動用モータステータコイルと回転ヨークが配設さ
    れたドラムモータと、磁気記録テープをガイドする段部
    を有する固定下ドラムと、固定下ドラムに固着された固
    定軸と、固定下ドラムに固着されたロータリートランス
    と、を有する回転ドラム装置において、 回転ヨークから下ドラム側へ同一円周状に複数の凸片及
    び凸部を有し、該凸片及び凸部の外接円部が上ドラム開
    口部内径に嵌まり合い、回転ヨーク外周円部縁が上ドラ
    ム外周上端部に圧接されることを特徴とする回転ドラム
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転ドラム装置におい
    て、回転ヨークに円周状に等配された凹部に、回転不釣
    り合い修正用錘を配置することを特徴とする回転ドラム
    装置。
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