JPH10236412A - トレー包装装置 - Google Patents

トレー包装装置

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JPH10236412A
JPH10236412A JP4228197A JP4228197A JPH10236412A JP H10236412 A JPH10236412 A JP H10236412A JP 4228197 A JP4228197 A JP 4228197A JP 4228197 A JP4228197 A JP 4228197A JP H10236412 A JPH10236412 A JP H10236412A
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tray
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Yuji Takahashi
雄次 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装処理能力の低下を極力少なくしつつトレー
内の物品がトレー外にこぼれ落ちることを防止して包装
できるトレー包装装置を得ることにある。 【解決手段】トレーを包装する包装部にトレーを搬入す
る搬入部の側部に設けられた垂直センサアレイでトレー
を検出するトレー包装装置を前提とする。搬入部および
包装部でのトレーの搬送速度を夫々複数段階に変更でき
るようにする。前記アレイで、トレーの高さと、トレー
上面からの物品の突出の有無および突出高さと、物品の
トレー上面からの突出部分の前記搬入部による搬送方向
に沿う寸法の変化とを検出する。制御手段において前記
各検出情報からトレーに対する物品の不安定度を判定し
て、搬入部および包装部でのトレーの移動を前記不安定
度に応じて定められた速度に自動制御することを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば百貨店やス
ーパーマーケットの食品売り場等で使用され、上面が開
放された皿状の容器(トレー)に入れられた食品等の物
品を、フィルムを用いて前記トレーごと自動的に包装す
るトレー包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トレー包装装置は、物品が入れられたト
レーが搬入部から搬入される包装部において、フィルム
供給部から繰り出された伸張し得る透明なフィルムを引
き伸ばすとともに、この伸張状態のフィルムを前記トレ
ーに対して前記フィルムの幅方向両側および長手方向両
側から夫々トレーの底部外面に折り込んで包装し、こう
して自動包装されたトレーを搬出部で搬出するようにな
っている。
【0003】このトレー包装装置には、トレーの大きさ
に合わせたフィルムの引き出し量および引き伸ばし量を
決定するデータを得るために、包装部に搬入されるトレ
ーを検出するトレー検出手段が搬入部に設けられてい
る。この検出手段は、搬入部を幅方向に横断するように
設けられて包装部に搬入されるトレーの幅をその下側か
ら検出する反射型の水平センサアレイと、搬入部の側部
に設けられてトレーの高さおよびトレー上面から突出す
る物品の高さをその側方から検出する透過型の垂直セン
サアレイとを備えている。
【0004】ところで、トレーに入れられる物品はその
高さが高いほど不安定であるが、図14(A)〜(D)
に例示されるようにトレーaの大きさが同じで、それに
入れられてトレー上面から突出される物品b〜eの高さ
が同じであっても、物品b〜eの形状によって、これら
物品b〜eの不安定度は異なる。つまり、トレーaに直
方体形状の物品bを入れた図14(A)の場合よりも山
形形状の物品cを入れた同図(B)の場合の方が不安定
度が高く、図14(B)の場合よりも上下方向に細長い
物品dを入れた同図(C)の場合の方が不安定度が高
く、さらに、図14(C)の場合よりも頭でっかちの物
品eを入れた同図(D)の場合の方が不安定度が高い。
また、図14(E)(F)に示されるように上下方向に
長く不安定度が高い山形形状等の物品fであっても、ト
レーの高さに応じて不安定度が異なる。図14(E)に
示すように高さが低いトレーgに物品fを入れた方が、
同図(F)に示すように高さが高いトレーhに物品fを
入れた場合よりも、不安定度は高い。このように物品の
高さおよび形状とトレーの高さ等との関係により、物品
のトレーに対する不安定度は異なる。
【0005】このようなトレーとそこに入れられる物品
との相関関係は、各種のトレーおよび物品が組み合わさ
れて、それらを包装するトレー包装の現場では実務的に
知られていても、従来のトレー包装装置は、その搬入部
等による包装部へのトレー搬送は、トレーと物品とのい
かなる組み合わせに対しても同じ速度で行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、特に、図1
4(D)のような低いトレーaと頭でっかちの物品eと
の組み合わせ、実例としてはりんごのような形状の物品
をトレーに入れて包装する場合や、形状的に転がり易い
茄のような物品をトレーに入れて包装する場合等に、包
装部への搬入に伴って、物品が転倒するだけではなく、
トレー外にこぼれ落ちることがある。このような事態
は、トレー包装装置の包装処理能力を高めるために包装
部等へのトレー搬送速度を高めた最近のトレー包装装置
ほど著しい。
【0007】そして、トレー外に食品などの物品がこぼ
れれ落ちて放置されることは、トレー包装装置の故障原
因となる他、衛生環境の悪化を招くので好ましくない。
しかも、トレー包装装置がその搬入部に計量器を備える
とともに搬出部側に値付け用ラベル発行装置を備える場
合には、前記物品のこぼれ落ちにより、包装された商品
の実際の内容と値付けされたラベルの表示内容とが異な
ってしまうので、この点からも好ましくない。
【0008】このような事態へのもっとも簡易な対策と
しては、いかなる種類の包装についてもトレー搬送速度
を低く抑制すればよいが、その場合には、高速処理がで
きるトレー包装装置の包装処理能力を平均して低下させ
てしまうから、トレー包装装置の包装処理能力を十分に
発揮させて使用することができない。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、包装処理能力の低下を極力少なくしつつトレー内
の物品が転倒してトレー外にこぼれ落ちることを防止し
て包装できるトレー包装装置を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム供給
部から繰り出されたフィルムを物品が入ったトレーに対
して前記フィルムの幅方向両側および長手方向両側から
夫々前記トレーの底部外面に折り込んで前記トレーを包
装する包装部と、この包装部に前記トレーを搬入する搬
入部と、この搬入部の側部に設けられて搬入される前記
トレーをその側方から検出する垂直センサアレイと、前
記包装部で包装された前記トレーを搬出する搬出部とを
備えるトレー包装装置を前提とする。
【0011】そして、前記課題を解決するために請求項
1の発明は、前記搬入部および前記包装部での前記トレ
ーの搬送速度を夫々複数段階に変更できるようにすると
ともに、前記垂直センサアレイで、前記トレーの高さ
と、このトレーの上面に対する前記物品の突出の有無お
よび突出高さと、前記物品の前記トレー上面からの突出
部分の前記搬入部による搬送方向の寸法の変化とを検出
して、これらの検出情報から前記トレーに対する前記物
品の不安定度を判定し、前記搬入部および前記包装部に
おいて前記不安定度に応じて定められた速度で前記トレ
ーを移動させることを特徴とするものである。
【0012】この請求項1の発明においては、搬入部に
設けられた垂直センサアレイが、搬入部から包装部に搬
入されるトレーの高さ、およびこのトレーから物品が突
出する場合に、トレーから突出した物品の突出部分の高
さとともにトレー搬送方向の前記突出部分の寸法変化に
ついての情報を検出するので、これらの検出情報からト
レーに対する物品の不安定度を判定する。そして、この
不安定度に応じて定められた速度でトレーを搬入部およ
び包装部において移動させるから、トレーに対して予測
される物品の不安定度に対応してトレーの移動速度を細
かく制御できる。
【0013】それにより、不安定度が低い物品が入れら
れたトレーについては、不安定度が高い物品が入れられ
たトレーについての低い搬送速度と同様な低速度で搬送
する必要がなく、それよりも高速度で搬送できる。ま
た、不安定度が高い物品が入れられたトレーについて
は、それに応じた低い速度で搬送して、前記不安定度が
高い物品が倒れてトレー外にこぼれ落ちることを防止で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。
【0015】図1の斜視図に示す第1の実施の形態に係
るトレー包装装置1は、図2から図5に示されるように
トレー搬入手段をなす搬入部11と、トレー包装手段を
なす包装部12と、トレー搬出手段をなす搬出部13
と、フィルム供給部14と、水平センサアレイ31と、
第1、第2の垂直センサアレイ32、33とを備えてい
る。
【0016】トレー搬入部11は、図1に示す包装装置
1の前フレーム1aに形成されたトレー搬入口1bを前
後方向に貫通して水平に配置されている。この搬入部1
1は、図2、図3、および図5に示されるように左右方
向(幅方向)に間隔を存して配置されモータ15の動力
により同期回転される複数のベルト16aを有した搬入
ベルトコンベア16を備え、その前部は前フレーム1a
の前側外方に位置され、後部は前フレーム1aと包装装
置の後フレーム1c(図3参照)との間に位置されてい
る。
【0017】この搬入部11での搬送速度は例えばモー
タ15の回転速度を図示しない駆動回路で制御すること
などにより段階的に変更でき、この第1の実施の形態で
は超高速、高速、中速、および低速の四段階に変更でき
るようになっている。なお、本発明において、前記速度
変更は任意段階に設定できるとともに、モータ15の回
転数制御ではなく、モータ15からベルトコンベア16
への伝動経路に歯車切り替え部を有する場合にはその歯
車列の選択により搬入部の搬送速度をを変更する構成と
してもよい。
【0018】搬入部11の前部はトレー供給部として使
用され、そこには図2、図5に示されるように生鮮食品
等の包装すべき物品Aを入れたトレー17がオペレータ
により供給される。トレー17は、図10および図11
等に示されるように上面が開放されるとともに上広がり
となった四角な皿状のものであり、主として各種の非透
光性のものが使用される。
【0019】搬入部11がその幅方向一端に有する壁例
えば正面から見て右側の垂直壁35は、トレー17を供
給する際の基準となる壁であり、その内面には図5に示
されるように供給スイッチ36が設けられている。この
スイッチ36は押圧式のものであって、かなり広い面積
を有しており、そこにトレー17の側面を押し当てて供
給スイッチ36をオンすることにより、前記モータ15
が駆動されて搬入ベルトコンベア16が搬送動作を開始
し、トレー17が包装部12に向けて搬送されるように
なっている。
【0020】搬入部11の後部は前後両フレーム1a、
1c間に設けられた包装部12に位置されており、この
包装部12には搬入部11により搬入されるトレー17
が供給される。
【0021】包装部12は、搬入部11の後部を上下方
向に過できる図示しないリフト機構を有している。包装
部12は、その下部に搬入されたトレー17を前記リフ
ト機構により搬入部11上方のトレー包装位置に持ち上
げた状態で、後述の搬出部13の下方に設けられたフィ
ルム供給部14(図4参照)から繰り出される伸縮し得
る透明なストレーッチフィルムFを、計測されたトレー
17の大きさに応じて引き出すとともにその幅方向に伸
張させてから、トレー17に対してフィルムFの幅方向
両側および長手方向両側から夫々トレー17の底部外面
に折り込んで物品Aごとトレー17を包装するものであ
る。なお、こうした包装動作をする包装部12は公知で
あるので、その具体的な構成の説明は省略するが、その
包装動作による包装完了に伴って包装されたトレー17
a(図4参照)は搬出部13上に押し出されるようにな
っている。また、前記リフト機構によるトレー包装位置
へのトレー17の搬送速度は、前記搬入部11でのトレ
ー搬送速度と同様に、超高速、高速、中速、および低速
の四段階に変更できるようになっている。
【0022】図4に示されるようにフィルム供給部14
は、ストレーッチフィルムFが巻かれたロール18と、
このロール18から繰り出されたフィルムFをガイドす
るガイドローラ19の一端を支持し、他端が枢支された
回動されたレバー20と、これらの上方に配置されたフ
ィルムガイド機構21とを備えている。ロール18から
引き出されたフィルムFは、ガイドローラ19を経由し
てフィルムガイド機構21にこれを挿通するようにセッ
トされて、包装部12の図示しない引き出し用フィルム
グリッパの移動によって包装部12上に引き出されるよ
うになっている。また、フィルムガイド機構21はカッ
タ22を有しており、その上昇動作により包装部12上
を覆うように引き出されたフィルムFを切断するように
なっている。
【0023】搬出部13は、図3に示されるように前後
両フレーム1a、1c間において搬入部11に対して包
装部12を介して直角に連続されるように包装部12に
連続して設けられている。この搬出部13は、互いに平
行な一対の支持フレーム25と、これらの間に回転自在
に支持された搬出コンベア26と、このコンベア26の
包装部12側に位置して支持フレーム25間に回転自在
に支持された複数本の搬出ローラ27と、これら搬出コ
ンベア26および各搬出ローラ27を回転させるモータ
28と、平板状の電気ヒータ29とを備えている。
【0024】図3および図4に示されるように搬出コン
ベア26は、支持フレーム25の中間位置に架設された
駆動ローラ26aと、包装部12から最も離れた支持フ
レーム25の端部に架設された被動ローラ26bと、こ
れら両ローラ26a、26bにわたって掛け渡され耐熱
性の無端状搬出ベルト26cとで形成され、その駆動ロ
ーラ26aにはモータ28の出力軸28aが連結されて
いる。また、出力軸28aと各搬出ローラ27とは夫々
チェン伝動機構30を介して連結されている。したがっ
て、ベルト式の搬出コンベア26と各搬出ローラ27と
は同期して駆動される。この搬出部13は、その搬出ロ
ーラ27を包装装置1の内部に位置させるとともに、水
平ベルト式搬出コンベア26を包装装置1の外部に突出
させて設けられる。
【0025】モータ28にはステッピングモータが使用
され、これは、包装済みトレー17aが搬出コンベア2
6の中央部もしくはそれより搬出端側に搬送された時
に、一時的に運転を中断し、その後一定時間後に運転を
再開するようになっている。それにより、トレー17の
底部外面に折り込まれたフィルム相互を接着させるよう
になっている。また、電気ヒータ29は駆動ローラ26
aと被動ローラ26bとの間に配置されて、熱を放出し
て搬出ベルト26cの上面側を加熱するようになってい
る。
【0026】前記トレー搬入口1bには、これを開閉す
る扉5が防塵および安全のために取付けられている。こ
の扉5は、その上端部を図示しないステッピングモータ
の動力で回転される枢軸6に支持されている。そして、
扉5は前記供給スイッチ36がオンされることに伴って
駆動されるステッピングモータの動力で、図2中実線で
示す垂れ下がり姿勢から2点鎖線で示す前記後フレーム
1c側へ回動変位されてトレー搬入口1bを開放し、こ
の開放状態を一定時間保持した後に、閉められるもので
ある。
【0027】前記搬入部11には例えば閉じ状態の扉5
の後側近傍に位置して搬入されるトレー17を検出する
が前記各センサアレイ31〜33が設けられている。
【0028】水平センサアレイ31は、発光素子と受光
素子とを一組とする複数の反射型センサ31aを前記幅
方向に所定間隔で並設して形成されていて、図5に示さ
れるように搬入ベルトコンベア16の内側を通って搬入
部11をその幅方向に横断して配置されている。各セン
サ31aは、搬入ベルトコンベア16の各ベルト16a
間に露出されて、これらベルト16aに遮られることな
くトレー17の底面と対向し得るようになっている。前
記各発光素子には発光ダイオードが使用され、受光素子
にはフォトトランジスタが夫々使用される。
【0029】水平センサアレイ31は、トレー17の奥
行き寸法、言い換えれば、搬入部11でのトレー搬送方
向に沿うトレー17の底面の寸法を下側から検出するも
のである。詳しくは、図10中矢印Bは搬入部11によ
るトレー搬送方向を示し、また、各奥行き寸法C1〜C4は
例えば4つの反射型センサ31aで検出される前記底面
各部の奥行き寸法を示している。水平センサアレイ31
は、その上にトレー17の底面が対向していて、反射型
センサ31aの発光素子から発光されて前記底面で反射
された反射光を、トレー搬送方向奥側(包装部12側)
にある反射型センサ31aの受光素子で検出するもので
ある。各奥行き寸法C1〜C4は、前記のようにして検出さ
れた受光の継続時間にトレー搬送速度を乗じる演算を後
述の制御手段において行うことにより求められる。そし
て、前記制御手段で各奥行き寸法C1〜C4相互を比較する
ことにより判定した最大長さをもって、トレー17の最
大奥行き寸法を計測するようになっている。
【0030】図5に示されるように第1、第2の垂直セ
ンサアレイ32、33は互いに協動して透過型センサを
なすものであって、搬入部11の幅方向両端部に相対向
して設けられ、下端は水平センサアレイ31の長手方向
の端部に連結されている。一方例えば第1垂直センサア
レイ31は、上下方向に一列に所定間隔で並設された複
数の発光素子32a〜32hを有し、他方の第2垂直セ
ンサアレイ33は、上下方向に一列に所定間隔で並設さ
れた複数の受光素子33a〜33hを有している。各発
光素子32a〜32hと各受光素子33a〜33hとは
夫々個別に対向する高さ位置に配置されている。各発光
素子32a〜32hには、例えば発光ダイオードが夫々
使用され、各受光素子33a〜33hには例えばフォト
トランジスタが夫々使用される。
【0031】両垂直センサアレイ32、33は、トレー
17の高さHa(図11〜図13参照)と、トレー17
の上面に対する物品Aの突出の有無および突出高さHb
(図12、図13参照)と、トレー17上面からの物品
Aの突出部分の搬入部11での搬送方向(トレー17の
奥行き方向)の寸法変化とを検出するために使用されて
いる。そして、これらの検出情報に基づいて後述の制御
手段において、トレー17に対する物品Aの不安定度が
判定されるようになっている。
【0032】図6中符号41は包装装置1の制御装置で
あり、これは、CPU等からなる制御部42と、ROM
およびRAMを有した記憶部43とを備えている。制御
部42と記憶部43とは双方向バスを介して接続されて
いる。制御装置41、その制御部42に双方向バスを介
して接続された搬入部11、包装部12、搬出部13、
フィルム供給部14等の動作を制御して、包装装置1全
体の制御をつかさどるようになっている。制御部42に
は前記水平センサアレイ31および両垂直センサアレイ
32、33とが夫々双方向バスを介して接続されてい
る。
【0033】制御部42を介して実行される包装装置1
全般の動作についての制御プログラムを記憶した記憶部
43のROMには、前記検出情報に基づいて搬入部11
のモータ15および包装部12の図示しないリフタ等に
よるトレー17の移動速度を、必要に応じて通常の高速
包装動作をする際のトレー移動速度に対して変更させる
搬送速度制御プログラムも記憶されている。
【0034】このプログラムを図7〜図9を参照して以
下説明する。
【0035】搬入部11上にオペレータにより供給され
た物品A入りのトレー17は、搬入ベルトコンベア16
の搬送動作に伴って水平センサアレイ31および第1、
第2の垂直センサアレイ32、33があるトレー検出部
を通過して包装部12に供給される。この搬送途中にお
いて各センサ31〜33によりトレー情報が検出され、
そのうち第1、第2の垂直センサアレイ32、33は物
品Aを含んだトレー17の高さ情報を検出する。この検
出に基づき搬送速度制御プログラムのステップ51が実
行される。
【0036】ステップ51では物品Aの突出高さを含ん
だトレー17全体の高さ(図12および図13中Ha+
Hbの合計値であって、以下トレー全体高さと略称す
る。)がある最高高さ基準を超えるかどうかを判断す
る。最高高さ基準となる高さ位置は任意に設定でき、例
えば上から2番目の高さ位置の発光素子32gおよび受
光素子33gの検出信号が利用される。つまり、ステッ
プ51は、発光素子32gとこれから発された光を受光
する受光素子33gとの間の光路が遮られる場合に、前
記トレー全体高さに達していると判断し、そうでない場
合には達していないと判断する。(物品の突出高さを含
むトレー高さ検出手段)。
【0037】この判断がYESの場合に制御装置41
は、搬入部11および包装部12の図示しないリフタ等
によるトレー17の移動速度を、通常の高速包装動作を
する際のトレー移動速度に比較して低速となるように制
御する。そのため、トレー17の上面から高く突出して
不安定度が非常に高い物品が入れられたトレー17は低
速で搬送されるので、前記不安定度が高い物品の転倒お
よびこの物品がトレー17からこぼれ落ちることを防止
できる。
【0038】そして、不安定度が高過ぎるもの以外のト
レーは、それに収容された物品Aの不安定度に応じて実
行される制御装置41での速度制御によって、超高速
(言い換えれば通常の搬送速度)、高速、中速、または
低速のいずれかの搬送速度で搬送される。以下説明す
る。
【0039】ステップ51での判断がNOの場合にはス
テップ52に進んで、トレー17の高さHaを検出する
処理を行う。この処理のフローチャートは図8に示され
ている。まず、ステップ61において任意の数値n、例
えば数値「 1」 を設定する。この数値nは、制御装置4
1が有する図示しないカウンタにおいて垂直センサアレ
イ33の各受光素子33a〜33hの遮光時間をカウン
ト処理する上で初期設定されるカウント値である。
【0040】ところで、第1垂直センサアレイ32の各
発光素子32a〜32hは連続発光されているととも
に、トレー17の搬送速度は前記トレー検出部でトレー
が検出されるまではある段階の搬送速度で行われている
ので、この速度とトレー17で遮られて光が入射されな
い受光素子の遮光時間とを制御装置41において乗算す
ることで、受光素子の高さ位置に対応する高さ位置での
トレー17の奥行き寸法を求めることができる。図11
中の符号L1 〜L3 は例えば下側から1番目〜3番目の
高さ位置に設置された受光素子33a〜33cの高さ位
置に対応する高さ位置でのトレー17の奥行き寸法を夫
々示している。なお、図11中矢印Bは搬入部11によ
るトレー搬送方向を示している。また、トレー17は上
広がりの形状であるので、その上部側ほど計測される奥
行き寸法Lは大きい。
【0041】こうした条件を踏まえて前記ステップ61
に引き続いてステップ62が実行されて、Ln+1≧L
nの式にしたがった判断をし、その判断がYESの場合
にはステップ63を実行する。つまり、カウント値が「
1」 の場合は図11の奥行き寸法L1 とL2 とが比較さ
れ、その結果がNOの場合にはカウント値がステップ6
3で「1」加算されてから、再びステップ62に戻って
図11の奥行き寸法L2 とL3とが比較され、以下ステ
ップ62でNOの判断が下されるたびにトレー17の上
部側の奥行き寸法相互の比較へと移行する。
【0042】トレー17は既述のように上広がりである
から、トレー17が発光素子の光を遮っている間は、必
ずステップ62での判断はNOとなる。しかし、発光素
子の高さがトレー17の高さHbよりも高い位置にある
ものは、この高さ位置の発光素子の光路をトレー17が
遮らないから、奥行き寸法の値は「0」となるのでステ
ップ62での判断はYESとなる。同様に、トレー17
の上面から物品Aが突出していてこの突出部分が前記高
さ位置の光路を遮る場合にも、前記突出部分はトレー1
7の最大奥行き寸法より大幅に小さいから、ステップ6
2での判断はYESとなる。このようなYESの判断に
よりステップ64では、その判断を下すに当たって遮光
時間を計測するのに使われた最上位置の受光素子の高さ
位置hnとトレー17の高さHaとが略等しいとする処
理を行う。すなわち、以上説明した図8に示す手順によ
りトレー17の高さHaを計測できる。(トレー高さ検
出手段) こうしてトレー17の高さHaが求められると次ぎのス
テップ53に進んで、トレー17上面に対する物品Aの
突出の有無を判断する。つまり、トレー17の上面から
一つ上の高さ位置にある発光素子と受光素子との間の光
路が遮られるかどうかによって、トレー17内の物品の
一部がトレー17上面から突出しているかどうかの判断
を行う。(トレーからの物品の突出の有無検出手段) トレー17の上面から物品Aが突出していない場合に
は、ステップ53の判断はNOとなるから、ステップ5
4に進んでトレー17が設定値以下の低いトレーである
かどうかを判断する。前記設定値は任意に決められるが
例えば「30mm」と設定され、この値とトレー17の
高さHaとが比較される。その結果がYESの場合に
は、低いトレーであると判定されるが、その中の物品A
は突出していないから、この物品Aの不安定度は極小で
あると予想できる。それにより、制御装置41は、搬入
部11および包装部12の図示しないリフタ等によるト
レー17の移動が、超高速で移動されるように制御す
る。この超高速搬送にしたがってトレー包装装置1は通
常のトレー包装を行う。また、ステップ54での判断が
NOの場合には、前記設定値「30mm」よりも高いト
レー17であると判定されるが、その中の物品Aは突出
していないから、この物品Aの不安定度は小さいと予想
できる。それにより、制御装置41は、搬入部11およ
び包装部12の図示しないリフタ等によるトレー17の
移動が、高速で行われるように制御する。
【0043】前記ステップ53での判断においてトレー
17上面から物品Aが突出している場合には、その判断
はYESとなり、次のステップ55に進む。このステッ
プ55では、トレー17の上面から二つ以上上の任意な
高さ位置、例えば3つ上の高さ位置にある発光素子と受
光素子との間の光路が物品Aの突出部分で遮られるかど
うかによって、トレー17上面からの突出高さが小程度
であるかどうかどうかの判断を行う。(トレーからの突
出高さ検出手段) トレー17上面に対する物品Aの突出高さが光路を遮ら
ない場合、言い換えれば、物品Aの突出高さが小程度以
下である場合にはステップ55の判断はNOとなるか
ら、ステップ56に進んでトレー17が設定値以下の低
いトレーであるかどうかを判断する。前記設定値は任意
に決められるが例えば前記ステップ54と同じく例えば
「30mm」と設定され、この値とトレー17の高さH
aとが比較される。その結果がYESの場合には、低い
トレーであると判定されるが、その中の物品Aは少しし
か突出していないから、この物品Aの不安定度は小さい
と予想できる。それにより、制御装置41は、搬入部1
1および包装部12の図示しないリフタ等によるトレー
17の移動が、高速で行われるように制御する。また、
ステップ56での判断がNOの場合には、前記設定値
「30mm」よりも高いトレー17であると判定される
一方で、その中の物品Aは少し突出しているから、この
物品Aのいくらか不安定度が大きいと予想できる。それ
により、制御装置41は、搬入部11および包装部12
の図示しないリフタ等によるトレー17の移動が、中速
度で行われるように制御する。
【0044】前記ステップ55での判断において物品A
がトレー17の上面から前記小程度以上に大きく突出し
ている場合には、その判断はYESとなり、次のステッ
プ57に進む。このステップ57ではトレー上面から大
きく出過ぎている物品Aの不安定度が判定される(不安
定度検出手段)。この判定手順は図9のフローチャート
に示されている。
【0045】ステップ71ではトレー上面の奥行き寸法
Ln を設定する。この寸法Ln には、既述のようにトレ
ー17の高さHaを検出するに当たって遮光時間を計測
するために使用された最上位置の受光素子の遮光時間に
基づいて求められた計測された前記奥行き寸法L(図1
1の例では寸法L3 が相当する。)。
【0046】次のステップ72では、トレー17の上面
に対する物品Aの突出部分について、トレー17の搬送
方向の寸法、つまり、前記奥行き寸法を複数の高さ位置
で検出し、その夫々の寸法と前記奥行き寸法Lnとを比
較して物品Aの細さを判断する。この判断において例え
ば[(Ln+1)/Ln]<60%の算式が使用され
る。この算式における%の値は任意に設定できる。な
お、Lnおよび(Ln+1)で示される奥行き寸法は図
12参照。このステップ72での判断結果がYESの場
合には、図12に示されるようにトレー12内の物品A
は細長いものであって、トレー17上面から大きく突出
しているので、そのトレー17に対する不安定度は大で
あると予想できる。このような判断が下された場合に制
御装置41は、搬入部11および包装部12の図示しな
いリフタ等によるトレー17の移動が、低速で行われる
ように制御する。
【0047】ステップ72での判断がNOの場合には、
トレー17内の物品Aの不安定度は大ではないと予想さ
れて次のステップ73に進み、このステップ73におい
て任意の数値n、例えば数値「 1」 を設定する。この数
値nは、制御装置41が有する図示しないカウンタにお
いて垂直センサアレイ33の各受光素子33a〜33h
の遮光時間をカウント処理する上で初期設定されるカウ
ント値である。この設定に引き続いてステップ74が実
行されて、Lupn+1≧Lupnの式にしたがった判
断をする。
【0048】つまり、図13に示されたトレー17から
の突出部分について高さ位置が異なる二個所の奥行き寸
法「Lupn+1」と「Lupn」とを比較する。な
お、図12の場合で言えば「 Ln+1」 と「 Ln+2」
とを比較する。上羽倍12の倍でいえばその結果がYES
の場合には、トレー17突出した物品Aは図13に代表
されるような頭でっかちの物品であって、トレー17上
面から大きく突出しているので、そのトレー17に対す
る不安定度は大であると予想できる。このような判断が
下された場合に制御装置41は、搬入部11および包装
部12の図示しないリフタ等によるトレー17の移動
が、低速で行われるように制御する。
【0049】また、ステップ74での判断がNOの場合
には更に次のステップ75が実行されて、Lupn+1
=0の式にしたがった判断をする。この判断がNOの場
合にはステップ73に戻って再びステップ74が繰り返
されるので、トレー17の上面から大きく突出された物
品Aの突出部分の前記奥行き方向についての形状を予想
できる。
【0050】そして、ステップ75での判断がYES、
トレー17から突出する物品Aの不安定度が大ではない
予想した場合、言い換えれば、ステップ75での判断が
NOになると、ステップ58に進んでトレー17が設定
値以下の低いトレーであるかどうかを判断する。前記設
定値は任意に決められるが例えば前記ステップ54と同
じく例えば「30mm」と設定され、この値とトレー1
7の高さHaとが比較される。その結果がYESの場合
には、低いトレーであると判定されるが、その中の物品
Aの不安定度は大きくはないから、この物品Aはある程
度トレー17に対する安定性があると予想できる。それ
により、制御装置41は、搬入部11および包装部12
の図示しないリフタ等によるトレー17の移動が、中速
で行われるように制御する。また、ステップ58での判
断がNOの場合には、前記設定値「30mm」よりも高
いトレー17であると判定されるため、その中の物品A
の不安定度は大きくないものの、この物品Aを含めたト
レー全体の不安定度は大きいと予想できる。それによ
り、制御装置41は、搬入部11および包装部12の図
示しないリフタ等によるトレー17の移動が、低速で行
われるように制御する。
【0051】前記のように物品Aの不安定度に応じた搬
送速度にトレー搬送速度が自動制御される前記構成のト
レー包装装置1は、その停止状態にある搬入部11上に
物品Aを入れたトレー17を壁35に位置決めして置く
とともに、このトレー17で供給スイッチ36を押圧す
ることにより使用される。そうすると、搬入部11が駆
動されるので、トレー17が包装部12に搬入されてフ
ィルムFにより包み込まれる。この包装部12では、そ
こに搬入されたトレー17に対して、このトレー17の
大きさに応じてフィルム供給部14から引き出されたフ
ィルムFを、トレー17の大きさに応じてフィルムFの
幅方向に伸張させてから、フィルムFをその幅方向両側
および長手方向両側から夫々トレー17の底部外面に折
り込んでトレー17を包装する。そして、こうして自動
包装されたトレー17は搬出部13に受け渡され、その
搬出ローラ27を経由して搬出コンベア26上に搬出さ
れる。それにより、搬出コンベア26に包装済みトレー
17aが載置されている間、トレー17を包んだフィル
ムFが電気ヒータ29で加熱されるから、トレー17の
底部外面に折り込まれたフィルム部分が密着されて適正
な包装状態が完成される。
【0052】そして、前記包装動作において、図7〜図
9に示すフローチャートに従う手順により、垂直センサ
アレイ32、33で検出したトレー17の高さHaと、
トレー17上面に対する物品Aの突出の有無と、物品A
のトレー17上面からの突出高さと、物品Aの突出部分
の奥行き寸法の変化との検出情報から、トレー17に対
する物品Aの不安定度を判定し、その不安定度に応じて
予め定めた移動速度、つまり、通常運転である超高速、
高速、中速、低速のいずれかの速度に変更して、トレー
17を搬入部11から包装部12へ、包装部12の下部
から上方の包装位置へ移動させることができる。
【0053】こうした搬送により移動されるトレー17
内の物品に対してへの大き過ぎる加減速を与えることを
少なくできるから、移動中にトレー17内の物品Aが転
倒したり、この転倒に伴ってトレー17外にこぼれ落ち
ることを防止して、確実に搬送することができる。その
ため、物品Aのトレー17からのこぼれ落ちを防止する
ために、各種のトレーに対していずれも低いトレー搬送
速度に設定して、包装処理能力を落とす必要がなく、し
たがって、包装処理能力の低下を極力少なくできる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】請求項1に記載の発明によれば、トレーに
入れられた物品の不安定度を判定し、判定された前記不
安定度が高いほどトレーを低速度で搬送するとともに前
記不安定度が低いほど高速度でトレーを搬送するように
トレー搬送速度を自動制御する構成であるから、包装処
理能力の低下を極力少なくしつつトレー内の物品が転倒
してトレー外にこぼれ落ちることを防止して包装するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトレー包装装
置全体の構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係るトレー包装装置の搬入
部の構成を示す略断面図。
【図3】第1の実施の形態に係るトレー包装装置の搬入
部、包装部、搬出部の位置関係を示す平面図。
【図4】図3中Z−Z線に沿って示す搬出部とフィルム
供給部との位置関係を示す断面図。
【図5】第1の実施の形態に係るトレー包装装置の搬入
部の構成を示す斜視図。
【図6】第1の実施の形態に係るトレー包装装置の電気
的構成を示すブロック図。
【図7】第1の実施の形態に係るトレー包装装置のトレ
ー搬送速度制御手順を示すフローチャート。
【図8】図7に示されたフローチャートにおけるトレー
高さ判定手順を示すフローチャート。
【図9】図7に示されたフローチャートにおける物品の
不安定度判定手順を示すフローチャート。
【図10】第1の実施の形態に係るトレー包装装置にお
いてトレー底面の奥行き寸法の検出を説明するためのト
レーの斜視図。
【図11】第1の実施の形態に係るトレー包装装置にお
いてトレーの高さ検出を説明するためのトレーの断面
図。
【図12】トレーに対する不安定度が高い物品が入れら
れたトレーの断面図。
【図13】トレーに対する不安定度がさらに高い物品が
入れられたトレーの断面図。
【図14】(A)〜(D)は同じ高さのトレーに対して
形状が異なる各種の物品が入れられた状態を示すトレー
の断面図。(E)(F)は高さが異なるトレーに同じ高
さの物品が入れられた状態を示すトレーの断面図。
【符号の説明】
11…搬入部、 12…包装部、 13…搬出部、 14…フィルム供給部、 F…フィルム、 17…トレー、 Ha…トレーの高さ、 A…物品 Hb…物品のトレーからの突出高さ、 32…第1垂直センサアレイ、 32a…発光素子、 33…第2垂直センサアレイ、 33a…受光素子、 41…制御装置、 42…制御部、 43…記憶部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム供給部から繰り出されたフィルム
    を物品が入ったトレーに対して前記フィルムの幅方向両
    側および長手方向両側から夫々前記トレーの底部外面に
    折り込んで前記トレーを包装する包装部と、この包装部
    に前記トレーを搬入する搬入部と、この搬入部の側部に
    設けられて搬入される前記トレーをその側方から検出す
    る垂直センサアレイと、前記包装部で包装された前記ト
    レーを搬出する搬出部とを備えるトレー包装装置におい
    て、 前記搬入部および前記包装部での前記トレーの搬送速度
    を夫々複数段階に変更できるようにするとともに、 前記垂直センサアレイで、前記トレーの高さと、このト
    レーの上面に対する前記物品の突出の有無および突出高
    さと、前記物品の前記トレー上面からの突出部分の前記
    搬入部による搬送方向の寸法の変化とを検出して、これ
    らの検出情報から前記トレーに対する前記物品の不安定
    度を判定し、 前記搬入部および前記包装部において前記不安定度に応
    じて定められた速度で前記トレーを移動させることを特
    徴とするトレー包装装置。
JP4228197A 1997-02-26 1997-02-26 トレー包装装置 Pending JPH10236412A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4228197A JPH10236412A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 トレー包装装置

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JP4228197A JPH10236412A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 トレー包装装置

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ID=12631678

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JP4228197A Pending JPH10236412A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 トレー包装装置

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