JP3480388B2 - 幅寄せ搬送装置 - Google Patents

幅寄せ搬送装置

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JP3480388B2 JP27735599A JP27735599A JP3480388B2 JP 3480388 B2 JP3480388 B2 JP 3480388B2 JP 27735599 A JP27735599 A JP 27735599A JP 27735599 A JP27735599 A JP 27735599A JP 3480388 B2 JP3480388 B2 JP 3480388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は幅寄せ搬送装置、詳
しくは、ストレッチ包装機などの包装機や商品仕分け装
置のコンベアに接続されて、該コンベアによる物品の搬
入方向と直交する方向へ物品を搬送しながら幅寄せする
幅寄せ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幅寄せ搬送装置として、一側部に
設けた側面ガイド部材に物品を沿わせるべく複数のロー
ラを傾斜状に配列させ、該物品を斜め前方へ搬送するよ
うにした構造が知られている(実開昭61−49728
号公報参照)。斯る従来装置は、搬送装置の前段に配設
された搬入コンベアが搬送装置と直列に配列された構造
であるので、その搬入コンベアから搬送装置へ物品を搬
送移行させることにさほどの困難性はない。
【0003】しかるに、配置スペースの都合で、搬入コ
ンベアと搬送装置を直交状に配列させる場合がある。例
えば、従来、ストレッチ包装機において、ヒートシール
機能を備えたコンベアに90度向きを変える幅寄せ搬送
装置を接続し、ヒートシールにより包装が完了した商品
を、前記コンベアすなわち搬送装置への搬入コンベアに
より搬送装置へ搬入させ、該搬送装置により商品を搬送
しながら幅寄せする場合がある。斯る場合に、幅寄せ搬
送装置として、複数のローラを搬入コンベアの搬入方向
と平行に配列する通常のローラコンベアを採用した場合
には、搬入コンベアが駆動により搬入動作をしていても
商品の前部に重心が偏っていたときには、商品後端の底
部をいくら送り出そうとしてもローラコンベアとの間に
滑りを生じ、該ローラコンベア上への移行ができないと
いう不具合があった。仮にローラコンベアの駆動回転に
より商品が該コンベアへ搬入される場合では、商品の姿
勢が傾く結果となって不具合が生ずる。上記不具合は、
前述の傾斜状ローラを採用して該ローラを搬送方向へ回
転(正回転)させる場合には、より顕著、すなわち、商
品を搬入コンベア側へ押し戻そうとする力が作用するた
めにローラ上へ搬入し難くなり、搬入されたとしても商
品姿勢の傾きが大きくなる現象を生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みその従来不具合を解消せんとするもので、搬入コン
ベアによる物品の搬入方向と直交する方向へ物品を搬送
しながら幅寄せする幅寄せ搬送装置において、その搬入
コンベアから搬送装置への物品の搬入動作を確実にする
とともに、搬入された物品の幅寄せ動作を迅速かつ確実
ならしめることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る本発明の幅寄せ搬送
装置は、複数のローラを、搬入側が他方側より上流に位
置する傾斜状に配列して搬送路を形成し、それらローラ
を正逆回転可能に構成するとともに前記搬送路の搬入側
面に、搬送される物品の幅方向位置を一定にする側面ガ
イド部材を配設し、前記搬送路へ物品が搬入されるとき
に前記ローラを逆回転させ、搬入が終了すると前記ロー
ラを正回転させて搬送するようにしたことを特徴とする
(請求項1)。すなわち、搬入側に対して、傾斜状のロ
ーラコンベアで構成される搬送路を直交状に配置し、か
つローラコンベアを正逆回転可能にし、該ローラコンベ
アの逆回転により物品の搬入動作を助成するとともに、
正回転により物品の幅寄せ動作を促進させるものであ
る。なお、上記ローラの正回転は、搬入された物品を搬
送路の所定の方向(下流方向)へ搬送する方向の回転を
いい、逆回転とは物品を搬送路の上流方向へ移行させる
方向の回転をいう。
【0006】そして、上記搬送路の上流端には、搬入物
品の上流側への移動を規制するストッパーを設け(請求
項2)、それにより、前記ローラが逆回転する物品搬入
時に該物品の姿勢(向き)が傾くことを防止するように
する。また、上記ローラの逆回転量、換言すればローラ
の逆回転タイミングは物品の幅寸法(搬入方向の長さ)
に対応して設定するようにし(請求項3)、それによ
り、搬入動作が迅速かつ確実に行なわれるようにする。
【0007】上記搬送路へ搬入された物品は、傾斜状の
ローラコンベアで搬送される間に一側面が側面ガイド部
材に当接されて幅寄せされるが、その側面ガイド部材
を、搬送路の搬送方向と同方向へ駆動される無端状ベル
トにより構成することが好ましい(請求項4)。それに
より、搬送路における物品の幅寄せ搬送動作を円滑なら
しめる。上記幅寄せ搬送装置を使用する一態様としてス
トレッチ包装機に組み付ける場合には、コンパクトで機
能的な構成とするために、ストレッチ包装機の包装終端
部に配置されヒートシール機能を備えたコンベアを前記
搬入コンベアとし、さらに上記搬送路の下流端近傍にラ
ベル貼付器を配設する(請求項5)。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1及び2はストレッチ包装機に組み付
けた幅寄せ搬送装置の概要を示し、図において符号Aは
ストレッチ包装機、Bは幅寄せ搬送装置である。ストレ
ッチ包装機Aは、スーパーマーケットや小売店のバック
ヤード等に設置して使用され、生鮮食品等の商品などの
物品(被包装物)をストレッチフィルムで包装するもの
で、従来知られた構造である。
【0009】すなわち、ストレッチ包装機Aは、機枠15
の前方に被包装物である商品G’を載置する商品載置部
14が配置され、該商品載置部14に載せた商品G’をプッ
シャコンベア1により機枠内部に設けたエレベータ2ま
で搬送する。なお、商品G’は容器であるトレイG1に
収容された状態で搬送される場合を例示し、また、商品
載置部14は計量部18の計量皿として構成されている。上
記エレベータ2の上方には包装部3が設けられ、その包
装部3の側方(プッシャコンベアと直角に交差した方
向)にフィルムロール4をセットし、該フィルムロール
4から繰り出されるフィルム4’をフィルムフィード機
構5により引き出し、所定長さにカットした後に包装部
3まで移送する。上記包装部3には、フィルムフィード
機構5の上方に,商品G’の上面を覆うフィルム4’の
端部を商品側に折り込む左右折り込み板6,6’と後折
り込み板7、後折り込み板7の上方に位置して包装済み
の商品を排出する排出プッシャ8、及び前折り込みロー
ラ9が配設されている。
【0010】また、前折り込みローラ9の前方には、受
渡し部10とその前部に位置するヒータコンベア11が配設
されるとともに、機枠15上にはラベル貼付器12及び貼付
アーム13を設置する。貼付アーム13は、ラベル貼付器12
で発行されたラベルを吸着して前記受渡し部10上の商品
に貼付するものである。なお、商品に関する各種のデー
タ、例えば、商品名、単価、トレイ情報、POPラベル
情報、バーコードデータ等は、操作表示部16等を用い入
力操作して制御部中の記憶部(RAM)の商品ファイル
(図示せず)に予め記憶させておき、上記商品載置部14
へ商品G’を載せる際に、前記操作表示部16を操作して
該当商品G’の商品データを呼び出しておく。そして、
呼び出した商品データの単価データと、載置部14に載せ
ることにより前記計量部18で計量された商品G’の重量
とにより値段が算出され、その値段及び、POPラベル
データを除く他の商品データがラベル貼付器12により印
字して値付けラベルが発行される。
【0011】上記ストレッチ包装機においては、エレベ
ータ2上に搬送された商品G’がエレベータ2の上昇に
より包装部3に張架されたフィルム4’に対して突き上
げられ、商品G1の上面を覆ったフィルム4’の端部
は、左右折り込み板6,6’と後折り込み板7とにより
商品の底面側に折り込まれる。次に、排出プッシャ8に
より商品G’を機枠15前側の受渡し部10へ向けて水平に
押動しながら前記フィルム4’の前側端部を前折り込み
ローラ9で商品G’の底面に折り込んで包装済みの商品
Gが得られる。受渡し部10へ押動された商品Gには、そ
の上面に前記貼付アーム13の動作によりラベルL1(値
付けラベル)が貼付され、その後に、商品Gは受渡し部
10に設けた作用アーム10aの起伏動作によりヒータコン
ベア11へ移送され、該コンベア11に設けたヒータ11aに
より底部に折り込まれたフィルム部分が熱シールされ
る。
【0012】なお、上記商品載置部14の前方には、商品
G’の幅方向(図1中において左右方向)に移動可能な
反射型光センサーからなる幅センサー17を設置し、この
センサー17により商品載置部14へ載せた商品G’の幅寸
法を包装前にあらかじめ検出するようにする。
【0013】幅寄せ搬送装置Bは、前記ヒータコンベア
11の一側部、詳しくは該コンベア11の搬送終端側に配置
する。ヒータコンベア11は、モータM1により駆動され
るベルトコンベアであり、図1において左側から右側へ
の搬送を有し、それにより、ヒータコンベア11上に移送
された商品Gを搬送装置Bへ搬入させる。すなわち、ヒ
ータコンベア11が搬送装置Bに対する搬入コンベアとし
て機能する。この搬送装置Bは、前記ヒータコンベア11
の搬入方向と直交する方向の搬送路20を構成するよう
に、機枠21をヒータコンベア11の搬送終了端側に隣接し
て配置し、その機枠21とヒータコンベア11との間に介在
する空間部には、ヒータコンベア11の搬送面を延長させ
る渡しロール22を配設する。なお、渡しロール22はヒー
タコンベア11と同期して回転するように丸ベルトで連繋
させる。
【0014】上記搬送路20は、略正方形状の水平面内に
複数のローラ23,23…を傾斜状に配列して構成、すなわ
ち、傾斜状ローラコンベアを配設して構成される。複数
のローラ23,23…は、商品の搬入方向に対して傾斜した
状態、詳しくはヒータコンベア11側すなわち商品の搬入
側を他側より後退させた状態(図1において左上り)に
配置するとともに、各ローラを等間隔かつ平行に配列し
て搬送路20を構成したものである(図1,5参照)。上
記ローラ23の傾斜角度は任意に設定できるが、狭いスペ
ースで機能性を高めるため好ましくは45度に設定し、
したがって正方形の対角線に位置するローラを中心にし
て長短対称なローラを用いて配列する。
【0015】上記ローラ23,23…の下面には、図6,7
に示すように、各ローラ23に交差する対角線上に複数の
ガイドローラ24,24…を回転自在に配設するとともに、
中央下部に駆動プーリー25を配設し、そのガイドローラ
24,24…及び駆動プーリー25にわたり無端状の駆動ベル
ト26を巻回する。この駆動ベルト26は、その上面を前記
ローラ23,23…の下面に当接させ、前記ガイドローラ2
4,24…の介在によって緊張状に当接させる。そして、
上記駆動プーリー25をモータM2に連繋させ該プーリー2
5の回転によって駆動ベルト26が回転するようにする。
上記モータM2は、正逆回転可能なモータを使用し、好
ましくはステッピングモータを使用する。また、駆動ベ
ルト26はタイミングベルトを使用する。
【0016】上記モータM2の回転制御は、モータM2を
正回転させたときに、前記ローラ23,23…が、商品Gを
搬送方向すなわち前方向(正確には斜め前方)へ搬送す
るように回転し、モータM2を逆回転させたときに、前
記ローラ23,23…が逆回転して、商品Gを搬入方向すな
わち後方向(正確には斜め後方であり、搬送方向とは逆
方向)へ移送させるように設定する。すなわち、ローラ
23,23…は、それを逆回転させたときに、商品Gを搬送
路20へ引き出す方向へ作用して商品の搬入動作を助成さ
せ、正回転させたときに、商品Gを下流側へ搬送させな
がら後述する側面ガイド部材31へ向けて移送させ、商品
の幅寄せ動作を促進させるものである。上記ローラ23,
23…の逆回転量は、前述した幅センサー17により検出さ
れる商品Gの幅寸法に応じて決定する。具体的には、幅
寸法ごとにモータM2の逆回転時間を予めテーブルに記
憶しておき、検出された商品Gの幅寸法に対応する時間
データをテーブルから読み出し実行させる。
【0017】上記搬送路20は、前記ヒータコンベア11の
高さより一段低く配設し、その搬送路20の後端縁に搬送
路後方を塞ぐストッパー30を設けるとともに、搬送路20
の搬入側面には側面ガイド部材31を起立状に設け、他側
面にも包装機の機枠15を延長状に突出させた板状のスト
ッパー部32を起設する。ストッパー30は、微小間隔で細
いローラをそれぞれ回転自在に植設し、その搬入側端部
30aを前記渡しロール22側の後方へ屈曲させた形状に配
置して、ヒータコンベア11から商品Gを受け入れしやす
いようにする。
【0018】側面ガイド部材31は、商品Gの幅方向位置
を一定にするためのもので、固定面を形成する衝立であ
ってもよいが、商品搬送をスムーズならしめるために可
動面状とする。すなわち、複数のガイドローラ33を回転
自在に植設するとともに駆動プーリー34を配設し、それ
らガイドローラ33及び駆動プーリー34にわたりガイドベ
ルト35を巻回することにより側面ガイド部材31を構成す
る。上記側面ガイド部材31は、搬送路20の搬入側面に略
全長にわたり配設した場合を例示している。上記駆動プ
ーリー34は、前記搬送路20側のガイドローラ24の一つの
軸24aを駆動軸とし、該軸24aに傘歯車機構36を介して
駆動回転されるようにし(図参照)、それによりローラ
23,23…とガイドベルト35とが同期して回転するように
する。また、ローラ23,23…による搬送速度とガイドベ
ルト35の速度は等速度になるよう設定する。
【0019】また、上記搬送路20の上方には、前記スト
ッパー部32に固定してラベル貼付器40を架設するととも
に、搬送路20の下流端近傍、詳しくは前記ガイドベルト
35下に、前記ラベル貼付器40を貼付動作させる商品検出
センサー41を配置しておく(図5参照)。さらに、搬送
路20の下流側には、商品Gの溜め部50を配設する。この
溜め部50は、前記ローラ23,23…と異なる通常のローラ
コンベア、すなわち前記ヒータコンベア11による商品の
搬入方向と平行に複数のローラ51,51…を平行状かつ回
転自在に配列したものである。また、溜め部50は、下流
方向を下向きにした傾斜状に配設して、商品Gが自重に
よりローラ51,51…上を流下するようにするとともに、
下流端にストッパー52を設けてある。
【0020】而して、上記幅寄せ搬送装置Bの動作を図
8〜図10により説明すれば、搬送路20のローラ23,23…
は停止しており、ヒータコンベア11により商品Gが搬送
路20へ搬入される所定タイミングで前記ローラ23,23…
が逆回転する(図8参照)。詳しくは、搬送路20のロー
ラ23,23…は、ヒータコンベア11の回転開始より若干遅
れて逆回転を開始する、搬送路20の搬入端に載った商品
Gには、ローラ23,23…の逆回転により、搬送路20上を
搬入方向、すなわち斜め後方へ移送力がかかって搬入動
作が助成され、該商品Gは、その全体が搬送路20上へ引
き出される。この搬入動作において、商品Gは、その先
端部が先に斜め後方へ移送されるために姿勢(向き)が
変化しようとするが、すぐにストッパー30に当接しそれ
に沿って摺動するので所定の姿勢に維持される(図9参
照)。
【0021】上記ローラ23,23…の逆回転が終了するタ
イミングは、前述した幅センサー17により検出された当
該商品の幅寸法に対応した時間後であり、それにより、
商品Gの搬入方向後端(幅方向の一側端)が搬送路20へ
乗り移る最少時間で搬入動作を終了することができる。
上記設定されたタイミング後に、ローラ23,23…の回転
が切り替わり正回転を開始する。この正回転により商品
Gは、搬送路20上を前記ガイドベルト35方向へ向けて斜
め前方に搬送されて幅寄せ動作が行なわれる(図10参
照)。すなわち、商品Gはその一側端がガイドベルト35
へ当接するまで斜め前方へ搬送され、ガイドベルト35に
当接した後は該ベルト35に案内位置決めされて下流方向
へ搬送される。
【0022】そして、上記商品Gが搬送路20の下流端に
至り、前記センサー41により商品位置が検出されたとき
に、前記ラベル貼付器40が第2のラベルL2を商品Gの
上面に自動貼付する。このラベルL2は、前記商品ファ
イルから読み出されたPOPラベル情報に基づいてラベ
ル貼付器40が印字発行したもので、商品の販売促進に関
する情報が印字されたいわゆるPOPラベルである。な
お、包装機A側にラベル貼付器12を配設しない場合に
は、ラベル貼付器40に代えて、値付けラベルを印字発行
するラベル貼付器とすることもよい。その後、商品Gは
溜め部50のローラ51,51…に乗り移り、該ローラ51,51
…上を流下してそこに溜められる。
【0023】なお、上記ガイドベルト35を、搬送路20の
搬入端を含む略全長にわたり配設した場合を例示した
が、それにより、ガイドベルトを商品の搬入端より下流
に配置した場合に比べ、搬送路20の長さを短くすること
ができ、換言すれば幅寄せ時間を短縮することが可能で
ある。また、上記ガイドベルト35を搬入路20の搬入端に
まで配置させた関係で、搬送路20を前記ヒータコンベア
11より一段低く配置させたものである。したがって、ガ
イドベルト35を商品の搬入端より下流に配置することも
任意であり、その場合には、搬送路20と前記ヒータコン
ベア11とを略同一面に配置してもよい。
【0024】上記実施の形態においては、搬送路20の長
さを短縮するためにローラ23,23…の傾斜角度を45度
に設定したが、その傾斜角度に限定されるものではな
い。すなわち、搬送路の長くするものであれば、傾斜角
度を45度より小さくすることも任意である。また、ロ
ーラ23の逆回転量は、例えば、幅寸法が最大な商品の対
応させて逆回転量を一定に設定しておくこともよく、ま
た、商品の搬入動作が完了したことをセンサーで検出す
るようにし、該センサーの検出時に逆回転させてもよ
い。
【0025】また、上記ヒータコンベアと搬送路との配
置は、実施の形態に限定されず、その配置を変更した場
合には、幅寄せ方向も搬送路の反対側に配置される。さ
らに、実施の形態において、側面ガイド部材としてガイ
ド面が可動状のガイドベルトを使用した場合を説明した
が、表面が滑りやすい部材であれば固定式の衝立構造と
することもよい。
【0026】上記実施の形態においては、ストレッチ包
装機に幅寄せ搬送装置を組み付けた態様を説明したが、
搬入側と幅寄せ側が同じ方向であれば、他の作業機に組
み付けることも自由である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、搬送路への物品搬入時
には、搬送路を構成するローラの逆回転により、物品が
搬送路へ引き出される方向へ作用して搬入動作が助成さ
れるので、物品を確実に搬送路へ搬入させることができ
る。そして、物品の搬入後に前記ローラが正回転するこ
とにより、ローラの傾斜状配列および側面ガイド部材の
協働作用で物品の幅寄せ動作が促進されるので、物品を
迅速かつ確実に幅寄せすることができる(請求項1)。
また、請求項2によれば、搬入される物品が傾斜状ロー
ラにより搬送路を斜め逆方向へ移動してもストッパーに
当接して平行度が維持されるので、その後の搬送時に最
短距離でもって幅寄せ動作が完了し、したがって、搬送
路の長さ寸法を短くしてコンパクトな構成にすることが
できる。
【0028】本発明の請求項3によれば、ローラの逆回
転量を物品の寸法に対応させるようにしたので、必要最
小限の搬入時間で搬入動作が迅速かつ確実に行なうこと
ができ、請求項4によれば、側面ガイド部材が物品の搬
送と共に移動するので、物品と側面ガイド部材との間の
摩擦が減殺され、物品の幅寄せ搬送動作をスムーズなら
しめることができる。また、請求項5によれば、ヒート
シール部が搬入コンベアを兼用することにより、ストレ
ッチ包装機に幅寄せ搬送装置をコンパクトに組み付ける
ことが可能である。しかも、搬送路の下流端近傍にラベ
ル貼付器を配設することにより、ストレッチ包装機がラ
ベル貼付器を具備しない場合でも物品の所定位置にラベ
ルを貼付することができ、ストレッチ包装機がラベル貼
付器を具備する場合には、一つの物品に別種のラベルの
組み合せ、例えば、値付けラベルとPOPラベルとの組
み合せ貼付をさせて機能性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の幅寄せ搬送装置を組み付けたストレ
ッチ包装機の部分平面図である。
【図2】 図1の断面側面図であって、主として包装機
を示すものである。
【図3】 図1におけるヒータコンベア(搬入コンベ
ア)及び搬送路との連接部分を拡大した平面図である。
【図4】 図3の正面図である。
【図5】 図1における幅寄せ搬送装置を拡大した平面
図である。
【図6】 図5において駆動部分を示すために一部切欠
した平面図である。
【図7】 図6の(7)−(7)線に沿える断面図であ
る。
【図8】 商品を搬送路へ搬入した直後の平面図であ
る。
【図9】 搬送路における搬入動作を示す平面図であ
る。
【図10】 搬送路における幅寄せ動作を示す平面図であ
る。
【図11】 搬送路に配設した商品検出センサーを示す図
10の部分的に断面した正面図である。
【符号の説明】
A:ストレッチ包装機 B:幅寄せ搬送装置
G:商品 11:ヒータコンベア(搬入コンベア)
20:搬送路 23:ローラ M2:モータ(ステッピン
グモータ) 30:ストッパー 31:側面ガイド部材
35:ガイドベルト 40:ラベル貼付器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/22 - 47/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の搬入方向と直交する方向へ物品を
    搬送しながら幅寄せする幅寄せ搬送装置において、 複数のローラを、搬入側が他方側より上流に位置する傾
    斜状に配列して搬送路を形成し、それらローラを正逆回
    転可能に構成するとともに前記搬送路の搬入側面に、搬
    送される物品の幅方向位置を一定にする側面ガイド部材
    を配設し、前記搬送路へ物品が搬入されるときに前記ロ
    ーラを逆回転させ、搬入が終了すると前記ローラを正回
    転させて搬送するようにしたことを特徴とする幅寄せ搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送路の上流端に、搬入物品の上流
    側への移動を規制するストッパーを設けたことを特徴と
    する請求項1記載の幅寄せ搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記ローラは、搬入される物品の寸法に
    応じて逆回転量が設定されることを特徴とする請求項1
    又は2記載の幅寄せ搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記側面ガイド部材が、搬送路の搬送方
    向と同方向へ駆動される無端状ベルトであることを特徴
    とする請求項1〜3の何れか1項記載の幅寄せ搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 上記搬入は、ストレッチ包装機における
    ヒートシール機能を備えたコンベアにより行なわれるも
    のであり、搬送路の下流端近傍にラベル貼付器を配設し
    ていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載
    の幅寄せ搬送装置。
JP27735599A 1999-09-29 1999-09-29 幅寄せ搬送装置 Expired - Lifetime JP3480388B2 (ja)

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