JPH10235976A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH10235976A
JPH10235976A JP9045511A JP4551197A JPH10235976A JP H10235976 A JPH10235976 A JP H10235976A JP 9045511 A JP9045511 A JP 9045511A JP 4551197 A JP4551197 A JP 4551197A JP H10235976 A JPH10235976 A JP H10235976A
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JP
Japan
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opening
drum
cover
closing member
housing
Prior art date
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Application number
JP9045511A
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English (en)
Inventor
Izumi Araki
泉 荒木
Kyoichi Shibata
協一 柴田
Hiroaki Watanabe
広昭 渡辺
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Priority to DE69720205T priority patent/DE69720205T2/de
Priority to EP97949149A priority patent/EP0897806B1/en
Priority to US09/132,926 priority patent/US6309063B1/en
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安全かつ容易にジャム処理やメンテナンスを行
えるようにする。 【解決手段】筐体1のカバー2の開閉を検出するカバー
開閉検出手段(100)と、開閉部材(161,16
5)の開放を禁止可能かつ禁止解除可能なロック手段2
30と、カバー開閉検出手段(100)がカバー開放を
検出した場合にドラム10の駆動を停止させる停止信号
を出力するとともに該停止信号出力時から所定時間経過
後にロック手段230に禁止解除動作させる制御手段
(240)とを設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転中のドラムの
外周面に保持された印字媒体を印字可能な印字部と、ド
ラムおよび印字部を含む各種構成部品を内部に収容する
とともに開閉可能なカバーを有する筐体と、この筐体内
部を開閉可能な開閉部材とを備えたインクジェットプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較し
て大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出
願人から提案(例えば、特願平8−296957号)さ
れている。
【0003】すなわち、図7において、ドラム10は軸
線を中心に一定の周速度で回転可能であり、ドラム駆動
手段12(ベルト伝動機構10C,駆動モータ10M)
によって矢印Y方向に回転される。ドラム10の外周面
11に、媒体保持手段(例えば、帯電手段51)を用い
て印字媒体Mを保持可能である(なお、図7で、53は
補充用帯電手段,55は除電手段である。)。このドラ
ム10の回転(Y)方向には各色(C,M,Y,B)用
ノズルユニット(印字部)200が配設されている。
【0004】したがって、行方向(紙面に垂直方向)の
全長に一体型の各色用ノズルユニット200あるいは行
方向に複数のノズルユニット要素を並べた一体的な各色
用ノズルユニット200を、例えばインクジェットノズ
ル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体M
に各色用インクジェットノズル207のインク吐出口か
らインクを吐出させて行方向印字させるとともに、イン
クジェットノズル間ピッチの往動中にドラム10の回転
を利用しつつ列方向印字させることができる。つまり、
行方向印字と列方向印字とを同時的に進行可能であるか
ら大幅な印字高速化を図れる。
【0005】また、各色用ノズルユニット200と当該
各色用インクタンク(インクカセット)213が離れた
位置に配設されているので、各色用ノズルユニット20
0を軽くでき行方向の往復移動速度をより大幅に高めら
れる点も一層の印字高速化を助長するとともに、各色用
インクタンク(インクカセット)213の容量を大幅に
拡大できるので、例えば500枚以上の連続印字運転が
できるわけである。
【0006】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図7で右)側には媒体給送手段60と媒体供給手
段90とが設けられ、他方(図7で左)側には媒体剥離
手段140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段1
90とが設けられている。
【0007】媒体給送手段60は、カセット給送手段7
1および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に
1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90
は、供給ローラ(91,92),供給ガイド93を含
み、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでド
ラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印
字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段160は剥離された印字媒体Mを図7で左方向に排出
搬送する。方向切換手段190は排出トレイ192およ
び上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0008】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0009】なお、上記したドラム10および各色用ノ
ズルユニット200を含む各種構成部品は筐体1内に収
容されており、当該筐体1は開閉可能なカバー2を有し
ている。カバー2は、筐体1の上部開口部に支軸3を介
して回動可能に設けられている。ジャム処理やメンテナ
ンスを行う場合には、カバー2を図7で実線で示す閉鎖
位置から図中2点鎖線で示す開放位置まで回動させる。
このように、カバー2は回動操作することにより開閉す
ることができる。
【0010】また、筐体1には、各色用ノズルユニット
200等の保護を図るために,当該筐体1内部を開閉可
能な開閉部材(例えば、筐体1内で印字媒体排出搬送方
向に長く伸延する媒体排出搬送手段160)が設けられ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案イン
クジェットプリンタでは、印字運転中は筐体1内でドラ
ム10が高速回転している。ここにおいて、ドラム10
の回転を停止させる停止信号が出力され駆動モータ10
Mへの通電が停止されたとしても、当該ドラム10は惰
性によってしばらくの間回転し続ける。
【0012】そのため、停止信号出力後、カバー2およ
び開閉部材(160)を開放してジャム処理やメンテナ
ンスを行う場合、惰性回転するドラム10に妨げられて
ジャム処理等がしにくいとともに、当該ドラム10に手
が触れてしまい思わぬ怪我を負うおそれがある。
【0013】本発明の目的は、安全かつ容易にジャム処
理やメンテナンスを行えるインクジェットプリンタを提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一定
の周速度で回転可能なドラムと、回転中のドラムの外周
面に保持された印字媒体を印字可能な印字部と、ドラム
および印字部を含む各種構成部品を内部に収容するとと
もに開閉可能なカバーを有する筐体と、この筐体内部を
開閉可能な開閉部材とを備えたインクジェットプリンタ
であって、カバーの開閉を検出するカバー開閉検出手段
と、開閉部材の開放を禁止可能かつ禁止解除可能なロッ
ク手段と、カバー開閉検出手段がカバー開放を検出した
場合にドラムの駆動を停止させる停止信号を出力すると
ともに該停止信号出力時から所定時間経過後にロック手
段に禁止解除動作させる制御手段とを設けたことを特徴
とする。
【0015】かかる発明の場合、ジャム処理等のために
カバーが開放されたことがカバー開閉検出手段によって
検出されると、制御手段はドラムの駆動を停止させる停
止信号を出力するとともに該停止信号出力時から所定時
間経過後にロック手段に禁止解除動作させる。
【0016】このように、カバーが開放されてから所定
時間経過後に開閉部材の開放が許可されるので、上記所
定時間を適宜選定することにより、ユーザーが開閉部材
を開放する時にはドラムは完全に回転を停止している。
したがって、安全かつ容易にジャム処理やメンテナンス
を行える。
【0017】請求項2の発明は、一定の周速度で回転可
能なドラムと、回転中のドラムの外周面に保持された印
字媒体を印字可能な印字部と、ドラムおよび印字部を含
む各種構成部品を内部に収容する筐体と、この筐体内部
を開閉可能な開閉部材とを備えたインクジェットプリン
タであって、開閉部材の開放を禁止可能かつ禁止解除可
能なロック手段と、開閉部材の開放を宣言する開放宣言
手段と、この開放宣言手段によって開放宣言がなされた
場合にドラムの駆動を停止させる停止信号を出力すると
ともに該停止信号出力時から所定時間経過後にロック手
段に禁止解除動作させる制御手段とを設けたことを特徴
とする。
【0018】かかる発明の場合、ジャム処理等を行うた
めに開閉部材の開放が開放宣言手段によって宣言される
と、制御手段はドラムの駆動を停止させる停止信号を出
力するとともに該停止信号出力時から所定時間経過後に
ロック手段に禁止解除動作させる。
【0019】したがって、上記所定時間を適宜選定する
ことにより、ユーザーが開閉部材を開放する時にはドラ
ムは完全に回転を停止しており、安全かつ容易にジャム
処理やメンテナンスを行える。
【0020】請求項3の発明は、前記開閉部材を前記筐
体の側面に設けるとともに、少くとも前記ドラムとドラ
ム駆動部とを含んでなるドラムユニットを該開閉部材を
開放して前記筐体外部へ引出し可能に構成したことを特
徴とする。
【0021】かかる発明の場合、開閉部材の開放禁止が
解除された後に開閉部材を開放してドラムユニットを筐
体外部へ引出すことができる。なお、上記した如く、開
閉部材の開放禁止が解除されるまでには、ドラムは完全
に回転を停止している。
【0022】このように、ドラムを回転停止した状態で
ドラムユニットを筐体外部へ引出すことができるので、
一段と安全にかつ容易にジャム処理やメンテナンスを行
える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本インクジェットプリンタは、図1
〜図4に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プインタ(図7)の場合と同様とされているが、カバー
開閉検出手段(100)と,開閉部材(161,16
5)と,ロック手段230と,制御手段(240)とを
設け、カバー2が開放されてから所定時間経過後に開閉
部材(161,165)の開放を許可する構成とされて
いる。
【0024】なお、先提案インクジェットプリンタ(図
7)の構成要素と共通するものについては同一の符号を
付し、その説明を簡略化または省略する。
【0025】カバー開閉検出手段(100)は、カバー
2の開閉を検出する手段である。この実施形態では、カ
バー開閉検出手段は、カバー2の支軸3の近傍に配設さ
れ当該カバー2の開閉を検出するカバー検出器100か
ら形成されている。
【0026】開閉部材(161,165)は、筐体1の
内部を開閉する手段である。この実施形態では、開閉部
材は、媒体排出搬送手段160の上部搬送部161と下
部搬送部165とを利用して形成されている。
【0027】上部搬送部161は、印字媒体排出搬送方
向に離隔配設された上部ローラ(162A,162B)
と,この上部ローラ(162A,162B)に掛け渡さ
れた上部ベルト163と,この上部ベルト163を駆動
するための駆動部(図示省略)とから形成されている。
また、下部搬送部165は、印字媒体排出搬送方向に離
隔配設された下部ローラ(166A,166B)と,こ
の下部ローラ(166A,166B)に掛け渡された下
部ベルト167と,この下部ベルト167を駆動するた
めの駆動部(図示省略)とから形成されている。
【0028】例えば、印字媒体Mが上部搬送部161と
下部搬送部165との間に挟まった状態でジャムが発生
した場合には、上部搬送部161を開方向に回動(図1
では上方に回動)することにより、ジャムした印字媒体
Mを容易に除去することができる。
【0029】また、印字部(200)とドラム10との
間に印字媒体Mが挟まった状態でジャムが発生した場合
には、両搬送部(161.165)を開方向に回動する
ことによりジャムした印字媒体Mを簡単に取り除くこと
ができる。
【0030】ロック手段230は、図2に示す如く、ロ
ックレバー231,付勢ばね232,ソレノイド233
とを含み、開閉部材(161,165)の開放を禁止可
能かつ禁止解除可能に形成されている。
【0031】ロックレバー231は、支軸231Pを中
心として回動可能に設けられており,両搬送部(16
1,165)のローラ軸(162a,166a)と係合
・係合解除可能なフック部231Hを有している。付勢
ばね232は、ロックレバー231を弾性力を利用して
図2中時計回り方向に付勢してフック部231Hと上記
軸(162a,166a)との係合状態を維持可能に形
成されている。
【0032】ソレノイド233は、付勢バネ232の弾
性力に抗してロックレバー231を図2中反時計回り方
向に回動してフック部231Hと上記ローラ軸(162
a,166a)との係合関係を解除可能に形成されてい
る。
【0033】したがって、ソレノイド233を駆動する
と、ロックレバー231と両搬送部(161,165)
のローラ軸(162a,166a)との係合関係が解除
される。これにより、開閉部材(161,165)を個
別に上方へ回動して開放することができる。すなわち、
開閉部材(161,165)の開放が許可される。
【0034】制御手段(240)は、カバー開閉検出手
段(100)がカバー開放を検出した場合にドラム10
の駆動を停止させる停止信号を出力するとともに該停止
信号出力時から所定時間経過後にロック手段230に禁
止解除動作させる手段である。この実施形態では、制御
手段は、本インクジェットプリンタ全体を駆動制御する
制御ユニット240から形成されている。
【0035】制御ユニット240は、図3に示す如く、
CPU,ROM,RAMを含んでなり、当該制御ユニッ
ト240には各色用ノズルユニット200,カバー検出
器100,タイマー245,ロック手段230のソレノ
イド233等が接続されている。
【0036】次に、この実施形態の作用・動作を図4に
示すフローチャートに基き説明する。ジャム処理やメン
テナンスを行うために、ユーザーがカバー2を開放した
ことがカバー検出器100によって検出(ST10のY
ES)されると、制御ユニット240はドラム10の駆
動を停止させる停止信号を出力するとともに,タイマー
245を作動させる(ST11)。この際、ロック手段
230のロックレバー231が、開閉部材(161,1
65)を係止しているので、当該開閉部材(161,1
65)を開放することはできない。
【0037】続いて、制御ユニット240は、タイマー
245に基き停止信号出力時から所定時間(ドラム10
が完全に停止するのに要する時間)経過したと判断する
と(ST12のYES)、ソレノイド233に通電(S
T13)する。これにより、ロックレバー231は、付
勢ばね232の弾性力に抗して反時計回り方向に回動
し、開閉部材(161,165)との係合関係が解除さ
れる。すなわち、開閉部材(161,165)の開放が
許可される。
【0038】したがって、ユーザーは、開閉部材(16
1,165)を開放することができる。この際、ドラム
10は完全に回転を停止しているので、安全かつ容易に
ジャム処理やメンテナンスを行える。
【0039】しかして、この実施形態では、カバー開閉
検出手段(100)と,開閉部材(161,165)
と,ロック手段230と,制御手段(240)とを設
け、カバー2が開放されてから所定時間経過後に開閉部
材(161,165)の開放を許可するので、ユーザー
が開閉部材(161,165)を開放する時にはドラム
10は完全に停止しており、安全かつ容易にジャム処理
やメンテナンスを行うことができる。
【0040】(第2の実施形態)第2の実施形態は、図
5に示される。本インクジェットプリンタは、基本的構
成は第1の実施形態の場合と同様とされているが、カバ
ー開閉検出手段(100)の代りに開放宣言手段(25
0)を設け、カバー開放宣言がなされてから所定時間経
過後に開閉部材(161,165)の開放を許可する構
成とされている。
【0041】なお、第1の実施形態の構成要素と共通す
るものについては同一の符号を付し、その説明を簡略化
または省略する。
【0042】開放宣言手段(250)は、開閉部材(1
61,165)の開放を宣言する手段である。この実施
形態では、開放宣言手段は、制御ユニット240の各種
キーのうちから選定したキー250から形成されてい
る。このキー250が操作されると、制御手段としての
制御ユニット240はドラム10の駆動を停止させる停
止信号を出力するとともに該停止信号出力時から所定時
間(ドラム10が完全に停止するのに要する時間)経過
後にロック手段230に禁止解除動作させる構成とされ
ている。
【0043】したがって、ユーザーはキー250を操作
してから所定時間経過するまでは開閉部材(161,1
65)を開放することができない。このカバー開放禁止
時間内にドラム10の回転は完全に停止される。したが
って、安全かつ容易にジャム処理やメンテナンスを行う
ことができる。
【0044】なお、制御ユニット240に、表示部(例
えば、ランプ)を接続し、タイマー245が作動してか
ら所定時間経過したことをランプの点灯でユーザーに知
らせるように構成してもよい。また、時間経過を点灯す
るランプの色で順次表示(赤→オレンジ→青)するよう
に構成してもよい。これにより、ユーザーは、待ち時間
を正確に把握することができる。
【0045】(第3の実施形態)第3の実施形態は、図
6に示される。本インクジェットプリンタは、開閉部材
(5)を筐体1の側面に設け、ドラムユニット10Uを
開閉部材(5)を開放して筐体1外部へ引出し可能に構
成されている。
【0046】なお、第1の実施形態の構成要素と共通す
るものについては同一の符号を付し、その説明を簡略化
または省略する。
【0047】ドラムユニット10Uは、ドラム10,ド
ラム駆動手段12(駆動モータ10M,ベルト伝動機構
10C)およびその他の構成部品(例えば、帯電ローラ
51,補助帯電手段53,除電手段55,供給ローラ9
1,供給ガイド93,ヒーター33,ファン35)を含
み、ドラム10等をテーブル26上に支持し、このテー
ブル26をガイド27に沿って2点鎖線で示す如く開閉
部材(5)を開放後筐体1外部まで引出せるように形成
されている。
【0048】開閉部材は、筐体1の側面に支軸6を介し
て開閉自在に設けられた側面カバー5から形成されてい
る。この側面カバー5の自由端部は、上部および下部搬
送部(161,165)の搬送部カバー169の先端部
169aによって係止する構成とされている。
【0049】かかる構成により、側面カバー5は、上部
および搬送部(161,165)によって係止されてい
るので、当該側面カバー5単独での開放は行えず、上部
および下部搬送部(161,165)の開放が許可され
た後、すなわちカバー2を開放してから所定時間経過後
に開放が可能となる。
【0050】しかして、ジャム処理やメンテナンスを筐
体1の上部からだけでなく側面からも行うことができ、
またドラムユニット10Uを筐体1外部へ引出せるの
で、一段と容易にジャム処理やメンテナンスを行うこと
ができる。
【0051】さらに、ユーザーが側面カバー5を開放す
る時やドラムユニット10Uを引出す時は、ドラム10
は完全に停止しているので一段と安全を確保することが
できる。
【0052】上記実施形態では、側面カバー5を上部お
よび搬送部(161,165)の先端部169aで係止
したが、直接、側面カバー5をカバー2が開放されてか
ら(または、開放宣言手段(250)による開放宣言が
なされてから)所定時間経過後に開放可能に形成しても
よい。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カバー開閉検
出手段と,ロック手段と,制御手段とを設け、カバー開
閉検出手段がカバー開放を検出した場合にドラムの駆動
を停止させる停止信号を出力するとともに該停止信号出
力時から所定時間経過後にロック手段に禁止解除動作さ
せるので、上記所定時間を適宜選定することによりユー
ザーが開閉部材を開放した時にはドラムは完全に回転停
止している。したがって、安全かつ容易にジャム処理や
メンテナンスを行える。
【0054】請求項2の発明によれば、開閉部材と、ロ
ック手段と,開放宣言手段と,制御手段とを設け、開放
宣言手段によって開放宣言がなされた場合にドラムの駆
動を停止させる停止信号を出力するとともに該停止信号
出力時から所定時間経過後にロック手段に禁止解除動作
させるので、上記所定時間を適宜選定することによりユ
ーザーが開閉部材を開放した時にはドラムは完全に回転
が停止しており、安全かつ容易にジャム処理やメンテナ
ンス作業を行える。
【0055】請求項3の発明によれば、開閉部材を筐体
の側面に設けるとともに、ドラムユニットを該開閉部材
を開放して筐体外部へ引出し可能に構成したので、開閉
部材の開放禁止が解除された後に開閉部材を開放してド
ラムユニットを筐体外部へ引出すことができる。したが
って、一段と安全かつ容易にジャム処理やメンテナンス
作業を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するための図で
ある。
【図2】同じく、ロック手段を説明するための図であ
る。
【図3】同じく、全体構成を説明するためのブロック図
である。
【図4】同じく、動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を説明するための図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施形態を説明するための図で
ある。
【図7】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【符号の説明】 1 筐体 2 カバー 5 側面カバー(開閉部材) 10 ドラム 11 外周面 161 上部搬送部(開閉部材) 165 下部搬送部(開閉部材) 200 各色用ノズルユニット(印字部) 230 ロック手段 240 制御ユニット(制御手段) 250 キー(開放宣言手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の周速度で回転可能なドラムと、回
    転中のドラムの外周面に保持された印字媒体を印字可能
    な印字部と、ドラムおよび印字部を含む各種構成部品を
    内部に収容するとともに開閉可能なカバーを有する筐体
    と、この筐体内部を開閉可能な開閉部材とを備えたイン
    クジェットプリンタであって、 カバーの開閉を検出するカバー開閉検出手段と、開閉部
    材の開放を禁止可能かつ禁止解除可能なロック手段と、
    カバー開閉検出手段がカバー開放を検出した場合にドラ
    ムの駆動を停止させる停止信号を出力するとともに該停
    止信号出力時から所定時間経過後にロック手段に禁止解
    除動作させる制御手段とを設けたことを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 一定の周速度で回転可能なドラムと、回
    転中のドラムの外周面に保持された印字媒体を印字可能
    な印字部と、ドラムおよび印字部を含む各種構成部品を
    内部に収容する筐体と、この筐体内部を開閉可能な開閉
    部材とを備えたインクジェットプリンタであって、 開閉部材の開放を禁止可能かつ禁止解除可能なロック手
    段と、開閉部材の開放を宣言する開放宣言手段と、この
    開放宣言手段によって開放宣言がなされた場合にドラム
    の駆動を停止させる停止信号を出力するとともに該停止
    信号出力時から所定時間経過後にロック手段に禁止解除
    動作させる制御手段とを設けたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記開閉部材を前記筐体の側面に設ける
    とともに、少くとも前記ドラムとドラム駆動部とを含ん
    でなるドラムユニットを該開閉部材を開放して筐体外部
    へ引出し可能に構成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のインクジェットプリンタ。
JP9045511A 1996-12-18 1997-02-28 インクジェットプリンタ Pending JPH10235976A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9045511A JPH10235976A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ
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