JPH10235967A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH10235967A
JPH10235967A JP9045509A JP4550997A JPH10235967A JP H10235967 A JPH10235967 A JP H10235967A JP 9045509 A JP9045509 A JP 9045509A JP 4550997 A JP4550997 A JP 4550997A JP H10235967 A JPH10235967 A JP H10235967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
cover
drum
unit
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9045509A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Shiida
栄 椎田
Masaaki Koyaizu
正明 小柳出
Hiroaki Watanabe
広昭 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP9045509A priority Critical patent/JPH10235967A/ja
Publication of JPH10235967A publication Critical patent/JPH10235967A/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字部やドラムを傷つけることなく容易にジャ
ム処理やメンテナンスが行えるようにする。 【解決手段】カバー2の開閉を検出するカバー開閉検出
手段(100)と、印字部(200)をドラム10に対
して進退移動させて印字位置と該印字位置より後退した
退避位置とのいずれかに選択的に位置決め可能な位置決
め手段110と、カバー開閉検出手段(100)がカバ
ー開放を検出したことを条件として印字部(200)が
印字位置から移動して退避位置に位置決めされるように
位置決め手段110を制御する切換制御手段120とを
設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定周速度で回転
可能なドラムと、回転中のドラムの外周面に保持された
印字媒体にインクを吹付けて印字可能な印字部と、ドラ
ムおよび印字部を含む構成部品を内部に収容するととも
に開閉可能なカバーを有する筐体とを備えたインクジェ
ットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較し
て大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出
願人から提案(例えば、特願平8−296957号)さ
れている。
【0003】すなわち、図5において、ドラム10は軸
線を中心に一定の周速度で回転可能であり、ドラム駆動
手段12(ベルト伝動機構10C,駆動モータ10M)
によって矢印Y方向に回転される。ドラム10の外周面
11に、媒体保持手段(例えば、帯電手段51)を用い
て印字媒体Mを保持可能である(なお、図5で、53は
補充用帯電手段,55は除電手段である。)。このドラ
ム10の回転(Y)方向には各色(C,M,Y,B)用
ノズルユニット(印字部)200が配設されている。
【0004】したがって、行方向(紙面に垂直方向)の
全長に一体型の各色用ノズルユニット200あるいは行
方向に複数のノズルユニット要素を並べた一体的な各色
用ノズルユニット200を、例えばインクジェットノズ
ル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体M
に各色用インクジェットノズル207のインク吐出口か
らインクを吐出させて行方向印字させるとともに、イン
クジェットノズル間ピッチの往動中にドラム10の回転
を利用しつつ列方向印字させることができる。つまり、
行方向印字と列方向印字とを同時的に進行可能であるか
ら大幅な印字高速化を図れる。
【0005】また、各色用ノズルユニット200と当該
各色用インクタンク(インクカセット)213が離れた
位置に配設されているので、各色用ノズルユニット20
0を軽くでき行方向の往復移動速度をより大幅に高めら
れる点も一層の印字高速化を助長するとともに、各色用
インクタンク(インクカセット)213の容量を大幅に
拡大できるので、例えば500枚以上の連続印字運転が
できるわけである。
【0006】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図5で右)側には媒体給送手段60と媒体供給手
段90とが設けられ、他方(図5で左)側には媒体剥離
手段140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段1
90とが設けられている。
【0007】媒体給送手段60は、カセット給送手段7
1および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に
1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90
は、供給ローラ(91,92),供給ガイド93を含
み、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでド
ラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印
字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段160は剥離された印字媒体Mを図5で左方向に排出
搬送する。方向切換手段190は排出トレイ192およ
び上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0008】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0009】なお、上記したドラム10および各色用ノ
ズルユニット200を含む各種構成部品は筐体1内に収
容されており、当該筐体1は開閉可能なカバー2を有し
ている。カバー2は、筐体1の上部開口部に支軸3を介
して回動可能に設けられている。ジャム処理やメンテナ
ンスを行う場合には、カバー2を図5で実線で示す閉鎖
位置から図中2点鎖線で示す開放位置まで回動させる。
このように、カバー2は回動操作することにより開閉す
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案イン
クジェットプリンタにおいて、印字部(200)近傍で
ジャムが発生した場合〔例えば、印字媒体Mが印字部
(200)とドラム外周面11との間に挟まった状態で
詰まってしまった場合〕、印字部(200)とドラム外
周面11との間は極微少な間隙(例えば、0.5〜1m
m)しかないためジャム処理が難しい。
【0011】また、印字媒体Mを除去するときに当該媒
体Mでインクジェットノズル207やドラム外周面11
を強く擦るなどして印字部(200)やドラム10を傷
つけてしまうおそれがある。
【0012】かかる問題は、印字部(200)やドラム
10等をメンテナンスする場合にも生じる。
【0013】本発明の目的は、印字部やドラムを傷つけ
ることなく容易にジャム処理やメンテナンスを行えるイ
ンクジェットプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定の周速度
で回転可能なドラムと、回転中のドラムの外周面に保持
された印字媒体にインクを吹付けて印字可能な印字部
と、ドラムおよび印字部を含む各種構成部品を内部に収
容するとともに開閉可能なカバーを有する筐体とを備え
たインクジェットプリンタであって、カバーの開閉を検
出するカバー開閉検出手段と、印字部をドラムに対して
進退移動させて印字位置と該印字位置より後退した退避
位置とのいずれかに選択的に位置決め可能な位置決め手
段と、カバー開閉検出手段がカバー開放を検出したこと
を条件として印字部が印字位置から移動して退避位置に
位置決めされるように位置決め手段を制御する切換制御
手段とを設けたことを特徴とする。
【0015】かかる発明では、ジャム処理やメンテナン
スを行うために、筐体のカバーが開放されたことがカバ
ー開閉検出手段によって検出されると、印字部が印字位
置から移動されて退避位置へ位置決めされる。これによ
り、ドラムと印字部との間が大きく開放されることにな
り、印字部やドラムを傷つけることなくジャム処理やメ
ンテナンスを容易に行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図4に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ(図5)の場合と同様とされているが、カバー
開閉検出手段(100)と,位置決め手段110と,切
換制御手段(120)とを設け、ジャム処理やメンテナ
ンスを行うために筐体1のカバー2が開放された場合に
は印字部(200)を退避位置まで後退させて該印字部
(200)とドラム(10)との間隙を拡大可能に構成
されている。
【0017】なお、先提案インクジェットプリンタ(図
5)の構成要素と共通するものについては同一の符号を
付し、その説明を簡略化または省略する。
【0018】カバー開閉検出手段(100)は、カバー
2が開放されたことを検出する手段である。この実施形
態では、カバー開閉検出手段は、カバー2の支軸3の近
傍に配設されて当該カバー2の開閉状態を検出するカバ
ー検出器100から形成されている。
【0019】位置決め手段110は、各色用ノズルユニ
ット200を支持するテーブル201に設けられたラッ
ク111と,このラック111と噛合うピニオン112
と,このピニオン112を回転駆動するための進退移動
用モータ113とを含み、印字部(200)をドラム1
0に対して進退移動させて印字位置と該印字位置より後
退した退避位置とのいずれかに選択的に位置決め可能に
形成されている。進退移動用モータ113は、例えば正
逆回転可能なステッピングモータから形成されている。
【0020】ここにおいて、印字位置とは、各色用ノズ
ルユニット200が印字を行う位置であり、当該各色用
ノズルユニット200が印字位置に位置決めされた場合
のインクジェットノズル207とドラム外周面11との
間の間隙は0.5〜1mmとされている。
【0021】上記進退移動用モータ113を所定ステッ
プ逆回転させると、各色用ノズルユニット200は図2
(A)に示す印字位置から移動(退動)して,同図
(B)に示す退避位置に位置決めされる。また、進退移
動用モータ113を所定ステップ正回転させると、各色
用ノズルユニット200は退避位置から移動(進動)し
て印字位置に位置決めされる。
【0022】切換制御手段(120)は、カバー開閉検
出手段(100)がカバー開放を検出したことを条件と
して印字部(200)が印字位置から移動(退動)して
退避位置に位置決めされるように位置決め手段110を
制御する手段である。この実施形態では、切換制御手段
は、本インクジェットプリンタ全体を駆動制御する制御
ユニット120から形成されている。
【0023】制御ユニット120は、図3に示す如く、
CPU,ROM,RAM等を含むコンピュータから形成
されており、上記した切換制御はもとより印字部(20
0),媒体給送手段60,媒体供給手段90,媒体剥離
手段140,媒体排出搬送手段160等を制御するもの
とされている。
【0024】この制御ユニット120には、位置決め手
段110の進退移動用モータ113がドライバ113D
を介して接続されるとともに、カバー検出器100や印
字部(200)等が接続されている。
【0025】次に、この実施形態の作用・動作を図4に
示すフローチャートに基き説明する。ジャム処理やメン
テナンスを行うためにカバー2が開放されたことがカバ
ー検出器100によって検出(ST10のYES)され
ると、制御ユニット120は、進退移動用モータ113
を所定ステップ逆回転させて(ST11)、各色用ノズ
ルユニット200を退動させる。これにより、各色用ノ
ズルユニット200は、図2(B)に示す退避位置に位
置決めされる。そのため、各色用ノズルユニット200
のインクジェットノズル207とドラム外周面11との
間が大きく開き、インクジェットノズル207やドラム
外周面11を傷つけることなくジャム処理やメンテナン
スを簡単に行うことができる。
【0026】ジャム処理等が完了して、ユーザーによっ
てカバー2が閉鎖されたことがカバー検出器100によ
って検出された場合(ST12のYES)には、制御ユ
ニット120は進退移動用モータ113を所定ステップ
正回転させて各色用ノズルユニット200を図2(A)
に示す印字位置に復帰させる。
【0027】このように、ユーザーはカバー2を開放す
るだけでジャム処理またはメンテナンスを容易に行うこ
とができ印字部(200)やドラム外周面11を傷つけ
ることはない。さらに、この実施の形態ではカバー2を
閉じると各色用ノズルユニット200が進動して印字位
置に復帰されるので、直ちに印字を開始することができ
る。
【0028】しかして、この実施形態によれば、カバー
開閉検出手段(100)と、位置決め手段110と、切
換制御手段(120)とを設け、ジャム処理やメンテナ
ンスを行うために筐体1のカバー2が開放された場合に
は印字部(200)を退避位置まで後退させて該印字部
(200)とドラム(10)との間隙を拡大可能に構成
されているので、印字部(200)とドラム外周面11
との間を大きく開くことができ、印字部(200)やド
ラム10を傷つけることなくジャム処理やメンテナンス
を簡単に行える。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、カバー開閉検出手段
と、印字部をドラムに対して進退移動させて印字位置と
該印字位置より後退した退避位置とのいずれかに選択的
に位置決め可能な位置決め手段と、カバー開閉検出手段
がカバー開放を検出したことを条件として印字部が印字
位置から移動して退避位置に位置決めされるように位置
決め手段を制御する切換制御手段とを設けたので、カバ
ーを開放すると印字部とドラムとの間隙が拡大する。し
たがって、印字部やドラム外周面を傷つけることなくジ
ャム処理やメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、各色用ノズルユニットの進退移動動作
を説明するための図である。
【図3】同じく、全体構成を説明するためのブロック図
である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ドラム 11 外周面 100 カバー検出器(カバー開閉検出手段) 110 位置決め手段 120 制御ユニット(切換制御手段) 200 各色用ノズルユニット(印字部) 207 インクジェットノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の周速度で回転可能なドラムと、回
    転中のドラムの外周面に保持された印字媒体にインクを
    吹付けて印字可能な印字部と、ドラムおよび印字部を含
    む各種構成部品を内部に収容するとともに開閉可能なカ
    バーを有する筐体とを備えたインクジェットプリンタで
    あって、 カバーの開閉を検出するカバー開閉検出手段と、印字部
    をドラムに対して進退移動させて印字位置と該印字位置
    より後退した退避位置とのいずれかに選択的に位置決め
    可能な位置決め手段と、カバー開閉検出手段がカバー開
    放を検出したことを条件として印字部が印字位置から移
    動して退避位置に位置決めされるように位置決め手段を
    制御する切換制御手段とを設けたことを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
JP9045509A 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ Pending JPH10235967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9045509A JPH10235967A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9045509A JPH10235967A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ

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JPH10235967A true JPH10235967A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12721387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9045509A Pending JPH10235967A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ

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JP (1) JPH10235967A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017114078A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 東芝テック株式会社 プリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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