JP2007331162A - 画像出力システム - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス時にユーザに応じてアクセス可能な部材を特定し、適切にメンテナンスを行うことを可能とする画像出力システムを提供する。
【解決手段】画像出力システム1は、ユーザを認証し、そのユーザの認証レベルを判定する認証判定手段10と、システム1を構成する部材12を施錠して部材12へのアクセスを禁止しまたは解錠して部材12へのアクセスを許容するロック手段8と、認証判定手段10で判定された認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材12を特定し、メンテナンスの際に、特定した部材12に対応するロック手段8を解錠し、その他の部材12に対応するロック手段8を施錠するようにアクセス制御を行うアクセス制御手段11とを備える。
【選択図】図4
【解決手段】画像出力システム1は、ユーザを認証し、そのユーザの認証レベルを判定する認証判定手段10と、システム1を構成する部材12を施錠して部材12へのアクセスを禁止しまたは解錠して部材12へのアクセスを許容するロック手段8と、認証判定手段10で判定された認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材12を特定し、メンテナンスの際に、特定した部材12に対応するロック手段8を解錠し、その他の部材12に対応するロック手段8を施錠するようにアクセス制御を行うアクセス制御手段11とを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像出力システムに係り、特に、メンテナンス時に部材の清掃や調整、交換等を行う画像出力システムに関する。
従来のプリンタや複写機等の画像出力装置では、通常、ユーザはトナー等の消耗品の交換等は行うが、主要な部材の清掃や調整、交換等のメンテナンスはサービスマンが出向いて行うことが多い。しかし、印刷会社等で用いられる画像出力装置のように高速で大量にドキュメントを印刷する画像出力装置では、装置のオペレータ等のユーザがかなり高いメンテナンスの技術を持っている場合がある。
このような場合、サービスマンの出向くのを待つ時間的なロスをなくすためにユーザ自身が装置のメンテナンスを行いたいというニーズが生じる。一方、メーカーにとっても、正しいメンテナンスを行うことができるのであれば、ユーザ自身にある程度のレベルのメンテナンスまでしてもらった方がメリットがある。
しかし、主要な部材の調整等は、通常、画像出力装置の高画質性の維持や装置の安定化に直接影響を与えるものであり、そのメンテナンスには精度の高い技術が要求される。また、誤った作業が行われると装置にトラブルが発生したり、故障して装置自体が使用不能となる可能性も高い。
そこで、このような事態を避けるために、特許文献1に記載の画像形成装置では、装置にパスワードの入力手段とプロセスカートリッジに記憶されたパスワードを読み取る認識手段とを設けておき、装置にパスワード記憶手段を有するプロセスカートリッジが装着されると、装置がそのパスワードを読み取り、ユーザが入力手段で入力したパスワードと比較して一致する場合には画像形成動作を許容し、一致しない場合には画像形成動作を禁止することが提案されている。
特開2005−172960号公報
特開2000−10442号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術を応用して、装置のメンテナンスの際、例えばメンテナンスの技術が高くないユーザがある部材を誤った部位に装着したような場合にパスワードの不一致により画像形成動作を禁止するように構成したとしても、技術が高くないユーザがその部材自体に触れることは禁止されない。そのため、結局、誤ったメンテナンスが実行されてしまうという問題があった。
また、特許文献2では、極秘文書等の機密性を保つために装置にジャムすなわち紙詰まり等の異常が発生した場合に装置のドアをロックして、ユーザがユーザ名やパスワードを入力してその極秘文書を印刷しようとしている正常な取扱い者であることが認証されない限りロックを解除しないように構成された印刷装置が提案されている。
この技術をメンテナンスの場合にそのまま応用すると、装置に異常等が発生してメンテナンスの必要性が生じた場合に、装置を使用中のユーザがパスワード等を入力すれば一律にロックが解除されてしまう。そのため、結局、メンテナンスの技術が高いユーザであるか否かに関わりなくメンテナンスを行うことが可能となり、誤ったメンテナンスが行われて装置にトラブルが生じてしまうという問題があった。
この他にも、例えば画像出力装置をユニット毎に分けて構成し、それぞれのユニットをカートリッジ状に構成して、メンテナンス時にはカートリッジ状のユニット全体を交換するメンテナンス法もあるが、これでは交換不要な部材まで一体で交換することとなり、サービスパーツが高額化するという問題がある。また、特殊な工具なしで部材を単品で交換可能に構成する場合もあるが、ユーザが不用意にメンテナンス不要の部材にアクセスしてしまう作業ミスや事故を防止することができないという問題がある。
画像出力装置の部材には、メンテナンスの技術が低い者が触れてもかまわない部材と、メンテナンスの仕方を間違えると装置自体に故障等が生じるためメンテナンスに高い技術が要求される主要な部材とがある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、メンテナンス時にユーザに応じてアクセス可能な部材を特定し、適切にメンテナンスを行うことを可能とする画像出力システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、請求項1に記載の画像出力システムは、
ユーザを認証し、そのユーザの認証レベルを判定する認証判定手段と、
システムを構成する部材を施錠して前記部材へのアクセスを禁止しまたは解錠して前記部材へのアクセスを許容するロック手段と、
前記認証判定手段で判定された前記認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材を特定し、メンテナンスの際に、前記特定した部材に対応する前記ロック手段を解錠し、その他の部材に対応する前記ロック手段を施錠するようにアクセス制御を行うアクセス制御手段と
を備えることを特徴とする。
ユーザを認証し、そのユーザの認証レベルを判定する認証判定手段と、
システムを構成する部材を施錠して前記部材へのアクセスを禁止しまたは解錠して前記部材へのアクセスを許容するロック手段と、
前記認証判定手段で判定された前記認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材を特定し、メンテナンスの際に、前記特定した部材に対応する前記ロック手段を解錠し、その他の部材に対応する前記ロック手段を施錠するようにアクセス制御を行うアクセス制御手段と
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像出力システムは、認証判定手段でユーザの認証レベルを判定し、アクセス制御手段ではその認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材を特定し、その特定された部材に対応するロック手段だけを解錠して、他の部材に対応するロック手段は解錠せずに施錠状態を維持し、システムから部材を引き出したり開放したりする部材へのアクセスを許容し或いは阻止する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像出力システムにおいて、
高温となる前記部材の温度を検知する温度検知手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段で判定された前記認証レベルおよび前記温度検知手段が検知した前記部材の温度レベルに基づいて前記アクセス制御を行うことを特徴とする。
高温となる前記部材の温度を検知する温度検知手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段で判定された前記認証レベルおよび前記温度検知手段が検知した前記部材の温度レベルに基づいて前記アクセス制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、アクセス制御手段は、特定した部材が、ユーザがアクセス可能な温度に設定された温度レベルまで下がった段階で初めてその部材に対応するロック手段に解錠信号を送信して解錠させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像出力システムにおいて、前記認証判定手段は、複数段階に分けて予め登録されたユーザの認証レベルに基づいて当該ユーザの認証レベルを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、認証判定手段は、予め複数段階に分けて登録されたユーザの認証レベルに基づいてユーザの認証レベルを判定する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像出力システムにおいて、
文字、画像または音声により表示可能な表示手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段が判定したユーザの認証レベルに基づいて前記特定した部材のメンテナンス方法を表示手段にガイダンス表示させることを特徴とする。
文字、画像または音声により表示可能な表示手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段が判定したユーザの認証レベルに基づいて前記特定した部材のメンテナンス方法を表示手段にガイダンス表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、アクセス制御手段は、ユーザの認証レベルに基づいて特定した部材についてのメンテナンス方法を表示手段にガイダンス表示して、的確にメンテナンスが行われるようにする。
請求項1に記載の発明によれば、画像出力システムを使用するユーザの認証レベルを適切に登録しておけば、ユーザが受けたメンテナンスに関する教育やトレーニングのレベルに応じてアクセス可能な部材だけをシステムやシステムを構成する装置から引き出したり部材部分を開放したりしてアクセスすることが可能となり、メンテナンスを行うことが可能となる。
そのため、一定のメンテナンス教育やトレーニングを受けたある程度専門性を有するユーザは、装置の主要な部材の調整や交換等を行って、画像出力システムの高画質性を維持しシステムの安定化を図ることが可能となるとともに、サービスマンの到着を待つことなくメンテナンスを行うことができるため、時間的なロスが解消され画像出力システムの稼働率を向上させることが可能となる。
また、メンテナンス教育を受けていないユーザ、或いは比較的簡単な教育しか受けていないユーザが主要な部材のメンテナンスを行って、誤ったメンテナンスのためにシステムがトラブルを起こしたり、故障したりする事態を防止することも可能となる。
そのため、ユーザの認証レベルすなわちユーザが受けたメンテナンスに関する教育やトレーニングのレベルに応じてアクセス可能な部材だけをシステムから引き出したり部材部分を開放したりしてアクセス可能としメンテナンスを行うことを可能とすることで、適切にメンテナンスを行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明の効果に加え、定着部や製本の糊付け等の高温となる部材の温度が高いままメンテナンスを行ってユーザが火傷等の傷害を負うことを防止することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、予め複数段階に分けて登録されたユーザの認証レベルに基づいてユーザの認証レベルを判定するため、前記各請求項に記載の発明の効果がより的確に発揮される。
請求項4に記載の発明によれば、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、ユーザの認証レベルすなわちユーザが受けた教育やトレーニングのレベルに応じたメンテナンス方法をガイダンス表示するため、例えばメンテナンスに慣れていないユーザには部材の清掃や調整、交換等についてそのメンテナンス方法を丁寧に示したり、ある程度習熟したレベルのユーザにはメンテナンスのポイントをアニメーション等で分かり易く表示したりすることが可能となる。
以下、本発明に係る画像出力システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る画像出力システムは、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリおよびこれらの諸機能を有する複合機等であり、電子写真方式により記録紙に画像の形成を行うように構成されている。また、画像出力システムは、このように画像出力装置のみで構成される場合もあり、本実施形態に示すように製本装置やソータ、パンチ、折り機能を有する装置等の後処理システムを有する場合もある。また、給紙装置等の前処理システムを有する場合もあり、いずれの場合も本発明の画像出力システムに含まれる。
本実施形態では、図1に示すように、前処理システムとしての給紙装置2と、画像出力装置3と、後処理システムとしての製本装置4とを有する画像出力システム1について説明する。
給紙装置2、画像出力装置3および製本装置4には、扉状或いは引き出し状のドア21、31、41がそれぞれ装置の正面に設けられている。
給紙装置2には、図示しない記録紙が蓄積されており、記録紙は、1枚ずつ図示しないピックアップ手段によりピックアップされて画像出力装置3に給紙されるようになっている。
画像出力装置3には、キーボードやテンキー等の操作手段32が設けられており、操作手段32の操作により画像出力装置3にユーザのユーザ名やパスワード、暗証番号等を入力できるようになっている。また、ユーザ名やパスワード等の代わりに、或いはそれらと合わせてユーザを認識するために、操作手段32に、指紋、虹彩、顔、音声、静脈のパターン、筆跡等の生体的特徴で識別する生体認証のため手段を備えることも可能である。
また、画像出力装置3には、文字、画像または音声により表示可能な例えばCRT(Cathode Ray Tube)やスピーカ等で構成された表示手段33が備えられている。
画像出力装置3は、図2に示すように、搬送部5、プリンタ部6、定着部7等で構成されている。画像出力装置3を複写機として用いる場合には、この他に例えば原稿に光を照射する図示しない光源や原稿からの反射光を受光するCCD(Charge Coupled Device)等を備えたスキャナ部が設けられる。
搬送部5は、ループローラ51やレジストローラ52、転写ローラ53等の種々のローラで構成されており、図1に示した給紙装置3から給紙された記録紙を搬送してプリンタ部6に供給し、画像が印刷され定着部7で定着された記録紙を図1に示した製本装置4に搬送するようになっている。
また、搬送部5は、両面印刷時には、プリンタ部6の下流側で記録紙を装置3の下方に案内して第1反転ローラ54および第2反転ローラ55により記録紙の表裏を反転させて再度プリンタ部6に供給するようになっている。
なお、レジストローラ52には、ローラを清掃するためのローラクリーニング56が当接されている。
転写ローラ53の上方には、プリンタ部6が設けられている。プリンタ部6には、周囲に帯電電極62や現像部63等が設けられ回転可能とされた感光ドラム61が、本実施形態ではイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のそれぞれの色インクに対応して4ユニット設けられている。感光ドラム61の周囲には、このほか、図示しないLED(Light Emitting Diode)アレイヘッドやLD(Laser Diode)ユニット、クリーニング部等が設けられている。
帯電電極62は、感光ドラム61表面に対してコロナ放電を行い、感光ドラム61表面を一様に帯電させるようになっている。また、現像部63は、LEDアレイヘッドおよびLDユニットにより感光ドラム61表面に形成された静電潜像に、感光ドラム61と同極に帯電したトナーを付着させるようになっている。
感光ドラム61の表面に付着したトナーは、4ユニットの感光ドラム61に接するように配設された中間転写ベルト64に転写されるようになっている。また、中間転写ベルト64は、記録紙とともに前記転写ローラ53の間に挿通されるようになっており、転写ローラ53の押圧により中間転写ベルト64上のトナーが記録紙に転写されるようになっている。
中間転写ベルト64には、ベルトクリーニング65が当接されており、中間転写ベルト64上に残存する余分なトナーを除去するようになっている。
転写ローラ53の搬送方向下流側には、定着部7が設けられている。定着部7には、定着ローラとして、記録紙を加熱するための加熱ローラ71と記録紙を加圧するための加圧ローラ72とが配設されている。加熱ローラ71と加圧ローラ72の間のニップ部にプリント部6により表面にトナーが付着した記録紙が搬送され、加熱ローラ71の熱で溶融されたトナーが記録紙に固定され、加熱ローラ71と加圧ローラ72との押圧によりトナー像が記録紙に定着されるようになっている。
また、加熱ローラ71には、加熱ローラ71の表面を清掃するためのクリーニングローラ73が当接されている。
本実施形態では、図1に示した製本装置4では、画像出力装置3から排紙された記録紙が収容され、記録紙に図示しない糊付けポッド部に貯留された糊で糊付けして製本するようになっている。製本は図1に示す取出口に排出されるようになっている。
本実施形態では、図2において破線または一点鎖線で囲まれた画像出力装置3の各部材は、それぞれ一体的に装置手前側に引き出し可能とされている。また、各部材にはそれぞれ施錠および解錠可能なロック手段が取り付けられていて、ロック手段の施錠、解錠により部材の装置3からの引き出しが阻止され或いは許容されることで部材へのアクセスが禁止されまたは許容されるようになっている。
本実施形態では、図3に示すように、ロック手段8は、主に、装置に固定された揺動軸84を支点として揺動可能に支持されたロックレバー81と、装置に固定された解錠装置82と、各部材に固定された係止片83とで構成されている。
ロックレバー81は、揺動軸84に対して係止片側が解錠装置側より長くなるように構成されており、通常の施錠状態では解錠装置82が作動しないため、ロックレバー81の係止片側が自重により下降した状態になっている。ロックレバー81の係止片側端部には、爪状に突出された爪部85が形成されており、通常の施錠状態ではロックレバー81の爪部85が係止片83に設けられた凹部86と係合して、係止片83が固定されている部材が図中矢印で示される画像出力装置手前側に引き出されることを阻止するようになっている。
ロックレバー81の解錠装置側端部の下方には、ラッチングソレノイドで構成された解錠装置82が配置されており、プランジャ等の可動芯87の上端部とロックレバー81の解錠装置側端部とが伸縮しない連絡部材88により連結されている。解錠装置82は、解錠信号を受信すると可動芯87を下方に移動させるようになっている。
具体的には、解錠信号を受信すると解錠装置82のソレノイドが作動して可動芯87が下降し、ロックレバー81の解錠装置側端部を引き下げる。そのため、ロックレバー81の係止片側端部が引き上げられ、その爪部85と係止片83の凹部86との係合が解除される。このようにしてロック手段8が解錠され、係止片83が固定されている部材が図中矢印で示される装置手前側に引き出されることが可能となるようになっている。
また、このようなロック手段8は、画像出力装置3だけでなく、前述したピックアップ手段や糊付けポッド部等の給紙装置2や製本装置4を構成する部材にも設けられており、解錠信号に従ってそれらの部材の給紙装置2や製本装置4からの引き出しを阻止し或いは許容するようになっている。
なお、ロック手段は、図3に示した構成に限定されず、解錠信号等に基づいて給紙装置2や画像出力装置3、製本装置4すなわち画像出力システム1の特定の部材をシステム手前側に引き出すことを許容或いは阻止できるものであれば、他の構成とすることも可能である。
また、ロック手段により部材を装置手前側に引き出すことを禁止しまたは許容する代わりに、或いはそれと同時に、例えば部材部分の手前側にドア状の遮蔽部材を設け、その遮蔽部材にロック手段を適用して遮蔽部材の開閉をロック手段を施錠、解錠することで禁止または許容して、画像出力装置3や画像出力システム1を構成する部材へのアクセスを禁止しまたは許容するように構成することも可能である。
一方、画像出力システム1を構成する各部材のうち、高温となる部材にはその温度を検知する温度センサ等の図示しない温度検知手段がそれぞれ備えられている。なお、本発明で高温とは、ユーザ等が触れると火傷等の傷害を負う程度の温度をいう。
図示を省略するが、本実施形態に係る画像出力システム1は、構成する各装置および各部材の動作を制御する制御手段を備えており、制御手段は、CPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータにより構成されている。制御手段はこのようにシステム全体の制御を行うものであるが、以下、その中からシステムのメンテナンスに関わる部分を抽出して説明する。
本実施形態では、図4に示すように、制御手段9は、主に、認証判定手段10と、アクセス制御手段11とから構成されており、認証判定手段10とアクセス制御手段11とは電気的に接続されている。また、認証判定手段10には前記操作手段32が、アクセス制御手段11には、操作手段32と、各部材12に対応するロック手段8と、各部材12に備えられた温度検知手段13と、表示手段33とがそれぞれ接続されている。
認証判定手段10は、図示しない不揮発メモリを備えており、メンテナンス前の事前登録において、ユーザにより操作手段32を介してユーザ名やパスワード、暗証番号、生体的特徴等が登録されると、それらを関連付けて不揮発メモリに記憶させるようになっている。
また、認証判定手段10は、事前登録の際、操作手段32を介して認証レベルが登録されると、図5に示すテーブルに基づいて不揮発メモリにユーザ名を分類して記憶させるようになっている。このように、本実施形態では認証レベルは複数段階に分けて登録されるようになっている。
例えば図5に示したテーブルでは、認証レベル1とは、本体すなわち画像出力装置3のレベル1の部材にアクセス可能なレベルのことであり、レベル1の部材とは、例えば図2に破線で示したローラクリーニング56や帯電電極63、ベルトクリーニング65、クリーニングローラ73等の比較的簡単な教育を受けたユーザがアクセスしてメンテナンスを行うことができる部材をいう。
また、認証レベル2とは、本体すなわち画像出力装置3のレベル2の部材にアクセス可能なレベルのことであり、レベル2の部材とは、例えば図2に一点鎖線で示したプリンタ部6全体や定着部7全体など、一定のメンテナンス教育やトレーニングを受けたある程度専門性を有するユーザがアクセスしてメンテナンスを行うことができる部材をいう。
さらに、認証レベル3とは、後処理すなわち製本装置4のレベル3の部材にアクセス可能なレベルのことであり、レベル3の部材とは、例えば製本装置4内の糊付けポッド部など、一定のメンテナンス教育やトレーニングを受けたある程度専門性を有するユーザがアクセスしてメンテナンスを行うことができる部材をいう。
なお、認証レベルは、以上の認証レベル1、2、3に限定されず、さらに細かく設定することも可能である。また、別の分類の基準に基づいて設定することも可能である。
認証判定手段10は、メンテナンス時には、操作手段32から入力されたユーザ名やパスワード、暗証番号、生体的特徴等に基づいてユーザを認証し、前記テーブルに基づいてそのユーザの認証レベルを判定してアクセス制御手段11に送信するようになっている。
アクセス制御手段11は、メンテナンス時に認証判定手段10からユーザの認証レベルが送信されると、その認証レベルに基づいて、各部材12のうちその認証レベルのユーザがアクセスしてメンテナンスを行うことができる部材12を特定するようになっている。
そして、アクセス制御手段11は、本実施形態では、システム全体の機器状態を判定して制御する図示しない機器状態制御手段からシステムすなわち給紙装置2や画像出力装置3、製本装置4のドア21、31、41が開いたという情報を受信してドア21、31、41の開放を検知した段階で、特定した部材12に対応するロック手段8に解錠信号を送信して解錠させるようになっている。また、特定しなかった他の部材12に対応するロック手段8に対しては解錠信号を送信せずに施錠を続行するようにアクセス制御するようになっている。
また、本実施形態では、アクセス制御手段11は、前記特定した部材12が高温となる部材であり温度検知手段13を備えている部材12である場合には、その部材12の温度検知手段13が検知した部材12の温度のレベルを判定して、部材12の温度がユーザがアクセス可能な温度に設定された温度レベルまで下がった段階で初めてその部材12に対応するロック手段8に解錠信号を送信して解錠させるようになっている。
さらに、アクセス制御手段11は、表示手段33に前記特定した部材12に関するメンテナンス方法の情報を送信してガイダンス表示させるようになっている。その際、例えばそのユーザがメンテナンスを行うことができる部材12の部材名等を表示してユーザにメンテナンスを行う部材12を選択させ、選択された部材12に関するメンテナンス方法をガイダンス表示させるように構成することも可能である。
アクセス制御手段11は、ユーザによるメンテナンスが正常に終了し、機器状態制御手段からの情報により画像出力システム1のドア21、31、41が閉じられたことを検知すると、特定した部材12に対応するロック手段8への解錠信号の送信を停止し、ロック手段8に施錠させるようになっている。
次に、本実施形態に係る画像出力システム1の作用について説明する。
認証判定手段10に対する認証レベル等の事前登録については前述したので説明を省略する。
画像出力システム1のメンテナンス時には、アクセス制御手段11は、図6に示すフローチャートに従って各部材12の施錠および解錠を制御してアクセス制御を行う。
アクセス制御手段11は、操作手段32を介してユーザによりメンテナンスモードへの切り替えを指示されると、認証判定手段10からユーザの認証レベルを受信するまで待機する(ステップS1:NO)。その間、認証判定手段10では、前述したように、ユーザにより入力されたユーザ名やパスワード等に基づいてユーザを認証し、図5に示したようなテーブルを参照してそのユーザの認証レベルを判定してアクセス制御手段11に送信する。
アクセス制御手段11は、認証判定手段10からユーザの認証レベルを受信すると(ステップS1:YES)、その認証レベルに基づいて画像出力システム1を構成する給紙装置2や画像出力装置3、製本装置4の各部材12のうち、その認証レベルのユーザがアクセスしてメンテナンスを行うことができる部材12を特定する(ステップS2)。
例えば、前記の例で言えば、ユーザがユーザCであれば認証レベル1、2、3を同時に受信する。そして、認証レベル1であればローラクリーニング56や帯電電極63、ベルトクリーニング65、クリーニングローラ73等、認証レベル2であればプリンタ部6全体や定着部7全体等、認証レベル3であれば製本装置4内の糊付けポッド部等が特定される。
そして、アクセス制御手段11は、画像出力システム1のドア21、31、41の開放を検知するまで待機し(ステップS3:NO)、ドアの開放を検知すると(ステップS3:YES)、続いて特定した部材12が温度検知手段13を備えている部材12である場合には、その部材12の温度が設定された温度レベル以下か否かを判断する(ステップS4)。特定した部材12が温度検知手段13を備えていない場合にはこのステップS4はスキップされる。
そして、その部材12の温度が設定された温度レベル以下になった段階で(ステップS4:YES)、その部材12に対応するロック手段8に解錠信号を送信してロック手段8のソレノイドを作動させ、可動芯87を下降させて解錠させる(ステップS5)。特定しなかった部材12に対応するロック手段8には解錠信号を送信せずに施錠を続行させる。
なお、ユーザの認証レベルが認証レベル2である場合にはプリンタ部6全体や定着部7全体が引き出し可能となるが、この場合、例えばプリンタ部6の各部材12がそれぞれロック手段8を備えているのではなく、プリンタ部6全体の引き出しを可能または不能とするロック手段8が1つだけ存在し、アクセス制御手段11は、そのロック手段8に解錠信号を送信してプリンタ部6全体を引き出し可能とする。
また、アクセス制御手段11は、表示手段33に特定した部材12に関するメンテナンス方法の情報を送信してガイダンス表示させる(ステップS6)。
続いて、アクセス制御手段11は、メンテナンスが終了して画像出力システム1のドア21、31、41が閉鎖されるまで待機する(ステップS7:NO)。そして、ドア21、31、41の閉鎖を検知すると(ステップS7:YES)、特定した部材12に対応するロック手段8への解錠信号の送信を停止し、ロック手段8の可動芯87を上昇させて施錠させて(ステップS8)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る画像出力システム1によれば、認証判定手段でユーザの認証レベルを判定し、アクセス制御手段ではその認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材を特定し、その特定された部材に対応するロック手段だけを解錠して、他の部材に対応するロック手段は解錠せずに施錠状態を維持し、システムすなわちシステムを構成する装置からの部材へのアクセスを許容し或いは阻止する。
その際、画像出力システム1を使用するユーザの認証レベルを適切に登録しておけば、ユーザが受けたメンテナンスに関する教育やトレーニングのレベルに応じてアクセス可能な部材だけにアクセスしてメンテナンスを行うことが可能となる。
そのため、一定のメンテナンス教育やトレーニングを受けたある程度専門性を有するユーザは、システムの主要な部材の調整や交換等を行って、画像出力システムの高画質性を維持しシステムの安定化を図ることが可能となるとともに、サービスマンの到着を待つことなくメンテナンスを行うことができるため、時間的なロスが解消され画像出力システム1の稼働率を向上させることが可能となる。
また、メンテナンス教育を受けていないユーザ、或いは比較的簡単な教育しか受けていないユーザが主要な部材のメンテナンスを行って、誤ったメンテナンスのためにシステムがトラブルを起こしたり、故障したりする事態を防止することも可能となる。
このように、ユーザの認証レベルすなわちユーザが受けたメンテナンスに関する教育やトレーニングのレベルに応じてアクセス可能な部材だけにアクセスしてメンテナンスを行うことを可能とすることで、適切にメンテナンスを行うことが可能となる。
1 画像出力システム
8 ロック手段
10 認証判定手段
11 アクセス制御手段
12 部材
13 温度検知手段
33 表示手段
8 ロック手段
10 認証判定手段
11 アクセス制御手段
12 部材
13 温度検知手段
33 表示手段
Claims (4)
- ユーザを認証し、そのユーザの認証レベルを判定する認証判定手段と、
システムを構成する部材を施錠して前記部材へのアクセスを禁止しまたは解錠して前記部材へのアクセスを許容するロック手段と、
前記認証判定手段で判定された前記認証レベルに基づいてメンテナンスの対象となる部材を特定し、メンテナンスの際に、前記特定した部材に対応する前記ロック手段を解錠し、その他の部材に対応する前記ロック手段を施錠するようにアクセス制御を行うアクセス制御手段と
を備えることを特徴とする画像出力システム。 - 高温となる前記部材の温度を検知する温度検知手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段で判定された前記認証レベルおよび前記温度検知手段が検知した前記部材の温度レベルに基づいて前記アクセス制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像出力システム。 - 前記認証判定手段は、複数段階に分けて予め登録されたユーザの認証レベルに基づいて当該ユーザの認証レベルを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像出力システム。
- 文字、画像または音声により表示可能な表示手段を備え、
前記アクセス制御手段は、前記認証判定手段が判定したユーザの認証レベルに基づいて前記特定した部材のメンテナンス方法を表示手段にガイダンス表示させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像出力システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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