JPH10235701A - 射出成形機の射出装置 - Google Patents

射出成形機の射出装置

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JPH10235701A
JPH10235701A JP9044347A JP4434797A JPH10235701A JP H10235701 A JPH10235701 A JP H10235701A JP 9044347 A JP9044347 A JP 9044347A JP 4434797 A JP4434797 A JP 4434797A JP H10235701 A JPH10235701 A JP H10235701A
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JP
Japan
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resin
injection
plasticizing
container
injection cylinder
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JP9044347A
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English (en)
Inventor
Hideo Kuroda
英夫 黒田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/53Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston
    • B29C45/54Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体フィラー入り樹脂を成形する場合に可塑
化能力の減少や粉体フィラーの詰まり等の不具合をなく
し、長繊維入り樹脂を成形する場合に繊維折損の発生を
防止し、揮発ガスを発生する原料にも対応でき、且つ、
同一の装置で広範囲の樹脂種類に対応でき、さらに機械
長を大幅に短縮できるようにする。 【解決手段】 フィン4a付きの攪拌棒4を内蔵しこの
攪拌棒4の回転により樹脂原料を可塑化する可塑化容器
2と、この可塑化容器2を連結されるとともに射出プラ
ンジャ13を内蔵し可塑化容器2から送り込まれた溶融
樹脂10を射出プランジャ13により金型内へ射出する
射出シリンダ12と、可塑化容器2から射出シリンダ1
2へ至る連通路12aを開閉しうる開閉手段(射出プラ
ンジャ13)とをそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックの射
出成形機において樹脂材料を可塑化して金型へ射出する
ための射出装置に関し、特に、粉体フィラー入り樹脂や
長繊維入り樹脂等の樹脂材料の射出成形に適した射出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、射出成形機における従来の射
出装置の全体構成を模式的に示す断面図で、この図12
に示すように、射出装置は、ホッパ102,射出シリン
ダ103,可塑化スクリュ104,ヒータ105,ノズ
ル106,軸受箱107,モータ108および油圧シリ
ンダ109を有して構成されている。
【0003】ここで、ホッパ102は、射出シリンダ1
03内に供給すべき樹脂原料101を収納するものであ
り、射出シリンダ103は、その内部に可塑化スクリュ
104を回転可能に且つ前後方向(軸方向,図12の左
右方向)に摺動可能に保持するもので、その先端(前
端)には、溶融可塑化された樹脂材料(溶融樹脂)を図
示しない金型へ射出するノズル106が形成されてい
る。
【0004】可塑化スクリュ104は、その外周に樹脂
原料101を前方へ送り出す螺子部104aを有すると
ともに、基端部を軸受け箱107によって軸支され且つ
モータ108に連結され、このモータ108により回転
駆動されて、ホッパ102からの樹脂原料101を可塑
化しながら前方(図12の左方向)へ送り出すものであ
る。
【0005】また、可塑化スクリュ104の先端側(螺
子部104aよりも先端側)には、シート115および
スクリュチップ117が形成されるとともにチェックリ
ング116がそなえられている。一般に、射出装置で
は、可塑化工程中に溶融樹脂114が可塑化スクリュ1
04の前方へ通過していくのを許容する一方で、射出時
には、成形品体積に応じた量の溶融樹脂114を射出す
べく、溶融樹脂114の逆流を阻止する逆止弁としての
機能を可塑化スクリュ104の先端側にそなえる必要が
あり、図12に示す従来の射出装置では、チェックリン
グ116およびシート115によりその機能が実現され
ている。
【0006】つまり、スクリュチップ117の外周に
は、チェックリング116が、スクリュチップ117と
の間に隙間118をあけ且つスクリュチップ117に対
して摺動可能に配設され、このチェックリング116の
後端は、射出時に可塑化スクリュ104の外周に形成さ
れたシート115に当接して樹脂の逆流を阻止するよう
になっている。
【0007】そして、チェックリング116は、射出シ
リンダ103の内周面に接するとともに、この内周面に
沿って回転可能かつ摺動可能に嵌まり込んでいる。シー
ト115の外径は射出シリンダ103の内径よりも小さ
く設定され、シート115の外周と射出シリンダ103
の内周面との間に間隙119が形成されている。これら
のシート115およびチェックリング116は、可塑化
スクリュ104の回動時にはスクリュチップ117とと
もに回転するようになっている。また、上述した隙間1
18および119は、後述するごとく、可塑化工程中は
溶融可塑化された樹脂が通過する流路として機能する。
【0008】ヒータ105は、射出シリンダ103の外
周にそなえられ、射出シリンダ103内で可塑化スクリ
ュ104(螺子部104a)により回転される樹脂を加
熱するためのものであり、油圧シリンダ109は、射出
シリンダ103と一体的に形成され、この射出シリンダ
103を可塑化スクリュ104,軸受箱107やモータ
108に対してスクリュ軸方向(前後方向)に移動させ
て射出動作を行なわせるためのものである。
【0009】この油圧シリンダ109内には、ロッド1
10aを介して軸受け箱107に対し固定された油圧ピ
ストン110が前後方向に摺動可能に保持されており、
油圧ピストン110後方側の油室109aにポート11
1を通じて図示しない圧油供給系から圧油を供給するこ
とにより、可塑化スクリュ104が射出シリンダ103
に対して前進する一方、油圧ピストン110前方側の油
室109bにポート112を通じて図示しない圧油供給
系から圧油を供給することにより、可塑化スクリュ10
4が射出シリンダ103に対して後退するようになって
いる。
【0010】上述のごとく構成された従来の射出装置で
は、樹脂原料101が、ホッパ102から射出シリンダ
103内の可塑化スクリュ104(螺子部104a)の
外周に供給され、ヒータ105による加熱と可塑化スク
リュ104の回転とにより溶融可塑化され、可塑化スク
リュ104の前方へ送られて、図12の流線gで示すよ
うに間隙119,118を通過し、スクリュチップ11
7よりも前方側に溶融樹脂114として貯えられる。こ
のような可塑化工程中、チェックリング116とシート
115との間は図12に示すように開いている。
【0011】そして、溶融樹脂114は、可塑化スクリ
ュ104の前進動作により、ノズル6を経て図示しない
金型内に射出され、冷却・固化されて製品となる。この
ような射出工程時には、油圧シリンダ109の油室10
9aにポート111を通じて圧油を送ることにより、射
出シリンダ103が油圧ピストン110に対して後退
し、つまりは可塑化スクリュ104が射出シリンダ10
3に対して相対的に前進することになり、溶融樹脂11
4がノズル106から射出されることになる。
【0012】このとき、チェックリング116は溶融樹
脂114の反力によって後方に押されてシート115に
密着・当接し、チェックリング116とシート115と
の間が閉じられるため、溶融樹脂114が可塑化スクリ
ュ104の螺子部104a側へ逆流するのを阻止でき、
射出時に各成形品体積に応じた量の溶融樹脂114を射
出することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の射出装置では、図12に示すように、可塑化さ
れた樹脂が、可塑化スクリュ104の前方に送られる
際、流線gで示すように、逆止弁として機能するチェッ
クリング116内側の狭い流路(間隙118)を通って
スクリュチップ117の前方へ送られるため、その流路
を流れる樹脂の流動抵抗が大きくなり、木粉,石炭灰な
どの粉体フィラー入り樹脂や、長繊維入り樹脂を使用す
る場合に次のような課題が生じる。
【0014】粉体フィラー入り樹脂の場合、ペレット状
の通常樹脂に比べ、粉体であるために可塑化スクリュ1
04による樹脂送り能力が低下して可塑化能力が大幅に
減少したり、チェックリング116内の狭い流路で粉体
フィラーが詰まってしまい成形が不能になったりするこ
とがある。長繊維入り樹脂の場合、可塑化スクリュ10
4外周における螺子部104a相互間の溝内での剪断作
用およびチェックリング116内の狭い流路での流動抵
抗のために、繊維折損が生じて繊維長が短くなり、長繊
維による成形品強度の向上効果が減少してしまう。
【0015】さらに、木粉中の木酸のように、可塑化時
に揮発ガスとなる成分を含有する原料を使用すると、揮
発ガスにより成形品に気泡や焼け(ガス圧縮による)な
どの不良が発生したりする。このような可塑化工程での
ガス発生を防止するために成形原料を高温で予備加熱し
て乾燥させることも考えられるが、その予備乾燥のため
に余計な時間と費用が必要となり好ましくない。
【0016】一方、図12に示す従来装置では、可塑化
スクリュ104の回転により樹脂原料101が前方へ送
られながら可塑化されるため、樹脂の種類によっては樹
脂原料101が十分に溶融しないうちに溶融樹脂114
中へ送り出され、未溶融のまま射出されてしまう場合が
ある。そのため、広範囲の種類の樹脂に同一の可塑化ス
クリュ104で対応することは困難で、汎用樹脂(ポリ
プロピレン、ポリスチレン等),高粘度樹脂,塩化ビニ
ル樹脂などの樹脂種類によって別々の形状のスクリュを
使用しなければならない。
【0017】また、樹脂が可塑化スクリュ104(スク
リュチップ117)の前方へ送り出されるまでに樹脂原
料101の可塑化を完了させ、且つ、可塑化スクリュ1
04の前方に所定量の溶融樹脂114を蓄積するため、
スクリュ長はスクリュ径の20倍程度必要となり、射出
装置の機械長が長くなり、それだけ余計な設置スペース
を要するという課題もあった。
【0018】ところで、例えば特開平4−163015
号公報には、射出シリンダに対し別体の可塑化装置を取
り付け、この可塑化装置により可塑化された溶融樹脂を
射出シリンダ内の射出プランジャ前方へ送り込むように
した技術が開示されている。この技術では、射出装置の
機械長を短くすることは可能であるが、可塑化装置にお
いては連続フライトのスクリュが用いられており、本質
的には従来の可塑化スクリュと同一の作用を果たしてい
る。即ち、可塑化装置のスクリュが回転すると、樹脂
は、必ず射出シリンダ内へ向かって送られることにな
る。従って、樹脂がスクリュ外周に沿って射出シリンダ
内へ送られるまでの時間が可塑化時間であり、その可塑
化時間を任意に設定することはできず、スクリュ長が短
い場合には、可塑化時間が足りず樹脂の溶融が不十分
で、未溶融の樹脂が射出シリンダ内に送り込まれそのま
ま射出されてしまうことがある。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、粉体フィラー入り樹脂を成形する場合に可塑
化能力の減少や粉体フィラーの詰まり等の不具合をなく
し、長繊維入り樹脂を成形する場合に繊維折損の発生を
防止し、揮発ガスを発生する原料にも対応でき、且つ、
同一の装置で広範囲の樹脂種類に対応でき、さらに機械
長を大幅に短縮できるようにした、射出成形機の射出装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の射出成形機の射出装置(請求項1)は、多
数のフィンを突設した攪拌棒を内蔵しこの攪拌棒の回転
により樹脂原料を可塑化する可塑化容器と、この可塑化
容器を連結されるとともに射出プランジャを内蔵し可塑
化容器から送り込まれた溶融樹脂を射出プランジャによ
り金型内へ射出する射出シリンダとをそなえたことを特
徴としている。
【0021】このとき、可塑化容器の上部にベント穴を
設けてもよいし(請求項2)、可塑化容器から射出シリ
ンダへ至る連通路を射出プランジャにより開閉するよう
に構成してもよい(請求項3)。また、可塑化時に多数
のフィンが樹脂を射出シリンダ側とは逆方向へ送るよう
に攪拌棒を回転させる一方、可塑化容器内の溶融樹脂を
射出シリンダ内へ送り込む際に多数のフィンが溶融樹脂
を射出シリンダ側へ送るように攪拌棒を回転させるよう
に構成してもよい(請求項4)。
【0022】さらに、可塑化時に、射出シリンダにより
連通路を閉鎖した状態で、多数のフィンが可塑化容器内
の溶融樹脂を射出シリンダ内へ送り込むように攪拌棒を
回転させるように構成してもよい(請求項5)。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1〜図11は本発明の一実施形態と
しての射出成形機の射出装置を示すもので、図1はその
断面図、図2はその要部(可塑化容器)を示す断面図、
図3は図2のC−C矢視断面図、図4〜図7は、いずれ
もその動作を説明するためのもので、それぞれ可塑化
時,樹脂移送時,射出開始時および射出樹脂シール開始
時の状態を示す断面図であり、図8はその作業工程を説
明するためのフロー図である。また、図9は本実施形態
の動作(可塑化時の攪拌棒回転)の変形例を説明するた
めの断面図、図10は攪拌棒のフィンの変形例を示す図
(図3に対応する位置の断面図)、図11は攪拌棒のフ
ィンの他の変形例を説明すべくそのフィンをそなえた可
塑化容器を示す断面図(図2に対応する位置の断面図)
である。
【0024】図1〜図3に示すように、本実施形態の射
出装置は、可塑化容器2,攪拌棒4,射出シリンダ1
2,射出プランジャ13,連結板17,ロッド18,油
圧ピストン19,油圧シリンダ20等を有して構成され
ている。ここで、可塑化容器2は、下端側を縮径させる
ように形成された円筒状のもので、攪拌棒4を鉛直方向
に沿って内蔵するとともに、その外周部にはヒータ7を
装着されている。攪拌棒4の外周面には、多数の螺旋フ
ィン4aが間欠的に突設され、図3に示すように螺旋フ
ィン4aの相互間には切欠き(間隙)4bが形成されて
いる。なお、攪拌棒4の外周面に突設した連続的な螺旋
状フィン(連続フライト)に対し、間欠的に切欠き4b
を形成して、多数の螺旋フィン4aを形成してもよい。
【0025】また、攪拌棒4の上端にはモータ6が連結
され、このモータ6により攪拌棒4を矢印a,bで示す
いずれの方向にも回転駆動できるようになっている。さ
らに、可塑化容器2の上部には、矢印mで示すように樹
脂原料を可塑化容器2内へバッチ供給するための原料管
25と、矢印vで示すように揮発ガスを外部へ除去・排
出するためのベント管(ベント穴)26とが設けられて
いる。
【0026】射出シリンダ12は、射出プランジャ13
を前後方向(軸方向,図1の左右方向)に摺動可能に内
蔵するとともに、その外周部にはヒータ14を装着され
ている。射出プランジャ13は、射出シリンダ12の内
周面に密に接しながら、油圧シリンダ20により、後述
するごとく前後方向に駆動される。射出シリンダ12に
は、前述した可塑化容器2が軸方向を射出シリンダ12
の軸方向(射出プランジャ13の摺動方向)に直交させ
るようにして連結されている。その連結位置は射出プラ
ンジャ13が移動する範囲内であり、射出シリンダ12
の上側壁部に形成された連通路12aにより、可塑化容
器2内と射出シリンダ12内とが連通接続されている。
【0027】従って、本実施形態では、射出シリンダ1
2内へ開口した連通路12aの樹脂流入口12bは射出
プランジャ13の位置によって開閉され、この射出プラ
ンジャ13が、可塑化容器2から射出シリンダ12へ至
る連通路12aを開閉するように構成されている。射出
シリンダ12内において、射出プランジャ13前方の空
洞部11には、可塑化容器2から送り込まれた溶融樹脂
10が蓄積されるようになっていて、射出シリンダ12
の先端(前端)には、蓄積された溶融樹脂10を射出プ
ランジャ13の動作によって金型(図示省略)へ射出す
るノズル106が形成されている。
【0028】油圧シリンダ20は、射出シリンダ12と
一体的に形成され、この射出シリンダ12を射出プラン
ジャ13に対して軸方向(前後方向)に移動させて射出
動作を行なわせるためのものである。射出プランジャ1
3は、その後端に同軸的に連結された後部軸13aを介
して連結板17に固定されている。また、油圧シリンダ
20内には、油圧ピストン19が前後方向に摺動可能に
保持されており、この油圧ピストン19が、後部軸13
aと平行に配置されたロッド18を介して連結板17に
固定されている。従って、射出プランジャ13と油圧ピ
ストン19とは後部軸13a,連結板17およびロッド
18を介し一体的に連結されている。
【0029】そして、圧油供給系(図示省略)からポー
ト(油口)21を通じて油圧ピストン19後方側の油室
20aに圧油を供給することにより、射出プランジャ1
3が射出シリンダ12に対して前進する一方、圧油供給
系からポート(油口)22を通じて油圧ピストン19前
方側の油室20bに圧油を供給することにより、射出プ
ランジャ13が射出シリンダ12に対して後退するよう
になっている。
【0030】上述のごとく構成された本実施形態の射出
装置の動作について、図1を参照しながら簡単に説明す
ると、樹脂原料は、原料管25から可塑化容器2内へ間
欠的に供給されて可塑化樹脂8として貯えられ、ヒータ
7により加熱され、且つ、モータ6によって回転駆動さ
れる攪拌棒4の螺旋フィン4aで攪拌されながら混合さ
れ溶融する。このとき、図4にて後述するごとく、樹脂
流入口12bは射出プランジャ13によって閉鎖されて
いる。なお、可塑化容器2および攪拌棒4の詳細な動作
については、図2および図3を参照しながら後述する。
【0031】可塑化容器2内で可塑化された樹脂8は、
矢印fで示すように、射出シリンダ12の連通路12a
および樹脂流入口12bを経て、射出シリンダ12の空
洞部11内へ移送され、射出プランジャー13の前方に
溶融樹脂10として貯えられる。射出シリンダ12内に
蓄積された溶融樹脂10は、射出シリンダ12外周のヒ
ータ14により、一定温度を保つよう温度調節される。
そして、溶融樹脂10は、射出プランジャ13の前進動
作により、ノズル15を経て図示しない金型内へ射出さ
れ、冷却・固化されて製品となる。
【0032】次に、図2および図3を参照しながら、可
塑化容器2および攪拌棒4の動作について詳細に説明す
る。図2および図3に示すように、可塑化容器2に内蔵
された攪拌棒4には、螺旋フィン4aが設けられている
ので、その螺旋形状の作用により、攪拌棒4が矢印a方
向(可塑化回転方向)へ回転すると樹脂8には上方への
送り力が作用する一方、矢印b方向へ回転すると樹脂8
には下方への送り力が作用する。
【0033】このとき、螺旋フィン4aは連続的なもの
ではなく、図3に示すように、多数の螺旋フィン4aの
相互間に切欠き(間隙)4bが形成されているため、可
塑化時に攪拌棒4の矢印a方向の回転により上方へ送ら
れようとした樹脂8は、重力の作用により切欠き4bか
ら下方へ落下し、可塑化容器2内で混合・攪拌されるこ
とになる。
【0034】即ち、可塑化時に樹脂が可塑化容器2から
外部へ流出しないので、任意の時間だけヒータ7により
樹脂8を加熱して溶融することができる。その際、攪拌
棒4により樹脂8が攪拌されるので、樹脂8内の熱伝達
が促進され、樹脂8はむらなく溶融される。従って、木
粉や石炭灰のような粉体フィラーが多く含有された樹脂
原料を使用しても、攪拌しながら加熱して、容易に問題
なく溶融できる。
【0035】また、攪拌棒4の回転速度はモータ6によ
り自由に調節できるので、回転速度を遅くして樹脂8へ
作用する力を小さくすることもできる。そこで、長繊維
入り樹脂を使用する場合には、攪拌棒4を遅く回転する
ことにより、可塑化時に繊維に作用する力を小さくし
て、繊維が折損するのを確実に防止できる。ところで、
可塑化容器2への樹脂原料の供給は、図2に矢印mで示
すように、原料管25を通して間欠的に実施する。これ
は、可塑化容器2から樹脂原料が上部にオーバフローし
ないよう、樹脂の落下時間を見込んでゆっくりと、且
つ、可塑化容器2の容量分だけ供給するためである。
【0036】他方で、木粉は加熱されると木酸ガスを発
生し、また一般の樹脂も加熱されると水分や有機ガス等
を発生することがあり、成形品に気泡やガス焼けなどの
不良を生じさせる原因となる。そのため、図2に示すよ
うに可塑化容器2の上方にベント管26を設置すること
により、このベント管26を通じて矢印vで示すごとく
揮発ガスを外気中へ排出することができる。このとき、
真空ポンプ(図示省略)等をベント管26に連結して真
空引きし、強制的に揮発ガスを除去するように構成して
もよい。
【0037】なお、可塑化樹脂8を容器底から下方(射
出シリンダ12)へ吐出する時は、攪拌棒4を矢印b方
向へ回転させて、螺旋フィン4aの作用により樹脂8を
下方へ押し出す。その際、図3に示すように、フィン4
aどうしの間に切欠き(間隙)4bがあるが、重力が樹
脂8に対して下向きに作用するので、樹脂8は切欠き4
bから上方に戻ることなく下方へ流れ出る。また、図3
では螺旋フィン4aの1回転当りの枚数は4枚としてい
るが、その枚数は、2枚や3枚でも、あるいは5枚以上
でもよく、任意の枚数とすることができ、且つ、フィン
4a相互間の切欠き(間隙)4bの大きさも任意に設定
できる。
【0038】次に、図4〜図7を参照しながら、本実施
形態の射出装置により行なわれる射出成形時の各工程と
射出プランジャ13の位置関係とについて説明する。ま
ず、図4は可塑化工程を示しており、この図4に示すよ
うに、射出プランジャ13は前進位置にあり、樹脂流入
口12bが射出プランジャ13の外周部で閉鎖されてい
るため、可塑化容器2内の樹脂8は射出シリンダ12に
流入しない。従って、この状態で、螺旋フィン4aが樹
脂8を射出シリンダ12側とは逆方向(上方向)へ送る
ように、攪拌棒4は、モータ6により任意の時間に亘っ
て矢印a方向へ回転駆動され、樹脂8を攪拌して可塑化
することができる。
【0039】図5は樹脂移送工程を示しており、図4に
示すようにして樹脂8を可塑化すると、図5に示すよう
に、射出プランジャ13は図4に示す前進位置から後退
した位置に配置され、樹脂流入口12bが開放される。
これにより、可塑化容器2内で可塑化された樹脂8が連
通路12aおよび樹脂流入口12bを経て、矢印fのよ
うに射出プランジャ13前方の空洞部11へ送り込まれ
る。このとき、攪拌棒4は、モータ6により図5の矢印
b方向へ回転駆動され、螺旋フィン4aの送り作用によ
り樹脂8を下方へ移送する。
【0040】図6は射出開始時の状態を示しており、前
述のように可塑化容器2から樹脂8を送り込まれ、射出
シリンダ12が溶融樹脂10で満杯になっている。な
お、溶融樹脂10でちょうど満杯になった時に攪拌棒4
の回転を停止させる。そして、図7は射出樹脂シール開
始時の状態を示しており、射出工程では、射出プランジ
ャ13を油圧シリンダ20の作用により前進駆動して、
溶融樹脂10をノズル15から金型(図示省略)内に射
出する。このとき、射出プランジャ13が少し前進する
とこの射出プランジャ13により樹脂流入口12bが閉
鎖されるので、以降、射出工程が本状態に進んでも、射
出プランジャ13と射出シリンダ12との間で樹脂がシ
ールされている。従って、射出プランジャ13よりも前
方の溶融樹脂10は、射出プランジャ13の後方(可塑
化容器2内)へ逆流することなく、ノズル15から射出
される。
【0041】上述した工程変化をフローで示したのが図
8である。この図8に示すように、まず、射出プランジ
ャ13により樹脂流入口12bを閉鎖した状態で任意の
時間に亘り攪拌棒4を回転して可塑化を行ない(ステッ
プS1)、可塑化を完了すると、射出プランジャ13を
適当量だけ後退させて樹脂流入口12bを開放し(ステ
ップS2)、その後退を完了すると、可塑化後の樹脂8
を可塑化容器2から射出シリンダ12へ移送し(ステッ
プS3)、移送を完了すると、つまり射出シリンダ12
内が溶融樹脂10で満杯になると、射出プランジャ13
を前進させて射出を行なう(ステップS4)。このよう
なステップS1〜S4の動作を繰り返し行なう。なお、
当然、このフローに示す各工程は、型締装置の型開閉動
作と連動させてタイミングを調整しながら実行される。
【0042】このように、本発明の一実施形態の射出装
置によれば、多数の螺旋フィン4aを突設した攪拌棒4
を内蔵する可塑化容器2を、射出シリンダ12に連結す
ることにより、可塑化容器2に供給した樹脂原料を所要
時間だけ攪拌棒4で混合して溶融させた後、溶融樹脂を
攪拌棒4の回転により射出シリンダ12へ送り込んで蓄
積することができる。
【0043】つまり、可塑化時は樹脂原料を可塑化容器
2内で攪拌するだけであり、可塑化後の樹脂流路には従
来のチェックリング(図12の符号116参照)のよう
な流動抵抗の大きい部分がない。これにより、粉体フィ
ラー入り樹脂の場合、その粉体がつまることはなく、従
来のごとく可塑化時に樹脂を送らないので、粉体のため
に可塑化能力が低下することもない。従って、木粉や石
炭灰などの粉体が多く含有された樹脂原料を容易に可塑
化し成形することができるので、従来困難であった高濃
度の粉体フィラー入り樹脂原料を使用でき、原料コスト
低減や成形品の物性を大幅に向上することができる。
【0044】また、長繊維入り樹脂の場合、長繊維に従
来の可塑化スクリュ(図12の符号104参照)でのよ
うな剪断は作用せず、チェックリングによる流動抵抗も
ないため、長繊維の折損を防止できる。従って、成形品
中の繊維長を増大させて成形品強度を大幅に向上するこ
とができる。上述のように、本実施形態の射出装置を用
いることにより、従来の射出装置では問題があった高濃
度の粉体フィラー入り原料や長繊維入りの原料を容易に
成形できるので、従来に比べ低コストの原料を使用し
て、製品コストを大幅に削減できるほか、粉体フィラー
入り樹脂の成形に適しているので、樹脂製品を粉砕した
原料も問題なく成形でき、樹脂原料のリサイクルが容易
である。
【0045】一方、任意の時間だけ可塑化容器2内で可
塑化を行なうことができるので、樹脂種類が変わっても
各樹脂に応じて必要な時間だけ可塑化を行なえ、樹脂種
類により装置部分を変更することは不要となるほか、従
来のような長いスクリュが不要となり、射出シリンダ1
2を短くして射出装置の機械長を大幅に短縮でき、装置
設置スペースを削減できる。
【0046】また、可塑化容器2の上部にベント管26
を設けることにより、可塑化時に発生する揮発ガスをベ
ント管26から外部へ除去できるので、木扮など揮発ガ
ス発生成分を含有する樹脂原料を使用しても成形品に気
泡やガス焼けなどの不良を生じない。本装置を運転する
動作工程として、可塑化時には可塑化容器2から射出シ
リンダ12への樹脂流入口12bを射出プランジャ13
の外周部で閉鎖し、可塑化容器2から射出シリンダ12
へ樹脂8を送り込む際は、射出プランジャ13を後退さ
せて樹脂流入口12bを開けることにより、可塑化時に
は可塑化容器2内の樹脂8を射出シリンダ12へ送るこ
となく任意の時間だけ可塑化でき、可塑化後は、樹脂8
を可塑化容器2から容易に射出シリンダ12へ送り込ん
で、問題なく射出成形を行なうことができる。
【0047】さらに、可塑化容器2内の攪拌棒4の回転
方向として、可塑化時は攪拌棒4の螺旋フィン4aが樹
脂8を射出シリンダ12側とは逆方向へ送る向きに回転
させ、可塑化容器2内の樹脂8を射出シリンダ12へ送
り込む際は螺旋フィン4aが樹脂8を射出シリンダ12
側へ送る向きに攪拌棒4を回転させることにより、可塑
化時には、螺旋フィン4aにより樹脂8を上向きに送る
作用と樹脂8が螺旋フィン4aの間(切欠き4b)から
下向きに逆流する作用とをバランスさせて、適切に樹脂
8を攪拌することができる一方、可塑化後は、攪拌棒4
を逆回転し、螺旋フィン4aの作用により、樹脂8を容
易に可塑化容器2から射出シリンダ12へ送り込むこと
ができる。
【0048】なお、上述した実施形態では、図4に示す
ように、可塑化工程においては、螺旋フィン4aが樹脂
8を射出シリンダ12側とは逆方向(上方向)へ送るよ
うに、攪拌棒4を矢印a方向へ回転させているが、図9
に示すごとく、可塑化工程において攪拌棒4の回転方向
を逆(矢印b方向)にしてもよい。この場合、図9に示
すように、可塑化時に攪拌棒4を矢印b方向に回転駆動
して、可塑化容器2内の樹脂8を下方へ送ることになる
が、射出プランジャ13により樹脂流入口12bが閉鎖
されているため、樹脂8は、下方(射出シリンダ12)
へ流れ出ることができず、螺旋フィン4aによる圧力を
受けることになる。従って、樹脂8の圧力が上昇し、樹
脂8中に揮発ガスが発生したり外気が混入して気泡が生
じるのを確実に防止することができる。
【0049】また、上述した実施形態では、図2および
図3に示したように、平板状の螺旋フィン4aを1回転
当り4枚ずつ突設した場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば図10に示す
ように、螺旋1ピッチ当り3枚の羽根4cを攪拌棒4か
ら突設してもよい。この羽根4cは自由な曲面で構成す
ることができる。この他、図11に示すように、攪拌棒
4から突設される螺旋フィン4dの断面肉厚を翼形に変
化させてもよい。このように、攪拌棒4から突設される
フィンの枚数や形状は、可塑化容器2内での樹脂の攪拌
や下方(射出シリンダ12側)への樹脂移送に適したも
のを任意に設計することができ、いずれの場合も上述し
た実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の射出成形
機の射出装置によれば、多数のフィンを突設した攪拌棒
を内蔵する可塑化容器を、射出シリンダに連結するとい
う極めて簡素な構成により、可塑化容器内で、樹脂を射
出シリンダ側へ送ることなく可塑化・溶融でき、可塑化
容器内の樹脂を任意の時間だけ攪拌棒で混合して溶融さ
せた後、射出シリンダへ送り込むことができる。
【0051】従って、従来のような可塑化スクリュが不
要で、可塑化後の樹脂流路にチェックリング等の流動抵
抗の大きい部分を無くすことができ、粉体フィラー入り
樹脂の場合、その粉体がつまることはなく、粉体のため
に可塑化能力が低下することもないので、木粉や石炭灰
などの粉体が多く含有された樹脂原料を容易に可塑化し
成形することができ、従来困難であった高濃度の粉体フ
ィラー入り樹脂原料を使用でき、原料コスト低減や成形
品の物性を大幅に向上できる効果がある。
【0052】長繊維入り樹脂の場合、長繊維に従来の可
塑化スクリュでのような剪断は作用せず、チェックリン
グ等による流動抵抗もないため、長繊維の折損を防止で
き、成形品中の繊維長を増大させて成形品強度を大幅に
向上できる。このように、従来の射出装置では問題があ
った高濃度の粉体フィラー入り原料や長繊維入りの原料
を容易に成形できるので、従来に比べ低コストの原料を
使用して、製品コストを大幅に削減できるほか、粉体フ
ィラー入り樹脂の成形に適しているので、樹脂製品を粉
砕した原料も問題なく成形でき、樹脂原料のリサイクル
が容易である。
【0053】上述のごとく任意の時間だけ可塑化容器内
で可塑化を行なうことができるので、樹脂種類が変わっ
ても各樹脂に応じて必要な時間だけ可塑化を行なえ、樹
脂種類により装置部分を変更することは不要となるほ
か、従来のような長いスクリュが不要となり、射出シリ
ンダを短くして射出装置の機械長を大幅に短縮でき、装
置設置スペースを削減できる効果もある(請求項1)。
【0054】また、可塑化容器の上部にベント穴を設け
ることにより、可塑化時に発生する揮発ガスをベント穴
から外部へ除去できるので、木扮など揮発ガス発生成分
を含有する樹脂原料を使用しても成形品に気泡やガス焼
けなどの不良の発生を確実に防止することができる(請
求項2)。可塑化容器から射出シリンダへ至る連通路を
射出プランジャにより開閉することにより、可塑化時に
は連通路を射出プランジャにより閉鎖し可塑化容器内の
樹脂を射出シリンダへ送ることなく任意の時間だけ可塑
化でき、可塑化後は、連通路を開放することにより樹脂
を可塑化容器から容易に射出シリンダへ送り込み、問題
なく射出成形を行なうことができる(請求項3)。
【0055】さらに、可塑化時にはフィンが樹脂を射出
シリンダ側とは逆方向へ送るように攪拌棒を回転させる
一方、可塑化容器内の溶融樹脂を射出シリンダ内へ送り
込む際にはフィンが溶融樹脂を射出シリンダ側へ送るよ
うに攪拌棒を回転させることにより、可塑化時にはフィ
ンにより樹脂を上向きに送る作用と樹脂がフィン間から
下向きに逆流する作用とをバランスさせて適切に樹脂を
攪拌することができ、可塑化後は攪拌棒を逆回転し、フ
ィンの作用により、樹脂を容易に可塑化容器から射出シ
リンダへ送り込むことができる(請求項4)。
【0056】可塑化時に、射出シリンダにより連通路を
閉鎖した状態で、フィンが可塑化容器内の溶融樹脂を射
出シリンダ内へ送り込むように攪拌棒を回転させること
により、樹脂圧力を上昇させ、樹脂中に揮発ガスが発生
したり外気が混入して気泡が生じるのを確実に防止する
ことができる(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての射出成形機の射出
装置を示す断面図である。
【図2】本実施形態の要部(可塑化容器)を示す断面図
である。
【図3】図2のC−C矢視断面図である。
【図4】本実施形態の射出装置における可塑化時の状態
を示す断面図である。
【図5】本実施形態の射出装置における樹脂移送時の状
態を示す断面図である。
【図6】本実施形態の射出装置における射出開始時の状
態を示す断面図である。
【図7】本実施形態の射出装置における射出樹脂シール
開始時の状態を示す断面図である。
【図8】本実施形態の射出装置による作業工程を説明す
るためのフロー図である。
【図9】本実施形態の動作(可塑化時の攪拌棒回転)の
変形例を説明するための断面図である。
【図10】本実施形態の射出装置における攪拌棒のフィ
ンの変形例を示す図(図3に対応する位置の断面図)で
ある。
【図11】本実施形態の射出装置における攪拌棒のフィ
ンの他の変形例を説明すべくそのフィンをそなえた可塑
化容器を示す断面図(図2に対応する位置の断面図)で
ある。
【図12】射出成形機における従来の射出装置の全体構
成を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】 2 可塑化容器 4 攪拌棒 4a,4d 螺旋フィン 4b 切欠き(間隙) 4c 羽根(フィン) 8 可塑化樹脂 10 溶融樹脂 12 射出シリンダ 12a 連通路 12b 樹脂流入口 13 射出プランジャ 26 ベント管(ベント穴)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ヒータ105は、射出シリンダ103の外
周にそなえられ、射出シリンダ103内で可塑化スクリ
ュ104(螺子部104a)により回転される樹脂を加
熱するためのものであり、油圧シリンダ109は、射出
シリンダ103と一体的に形成され、この射出シリンダ
103に対して可塑化スクリュ104,軸受箱107や
モータ108スクリュ軸方向(前後方向)に移動させ
て射出動作を行なわせるためのものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】そして、溶融樹脂114は、可塑化スクリ
ュ104の前進動作により、ノズル6を経て図示しない
金型内に射出され、冷却・固化されて製品となる。この
ような射出工程時には、油圧シリンダ109の油室10
9aにポート111を通じて圧油を送ることにより、射
出シリンダ103に対して油圧ピストン110が前進
し、つまりは可塑化スクリュ104が射出シリンダ10
3に対して相対的に前進することになり、溶融樹脂11
4がノズル106から射出されることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】さらに、可塑化時に、射出シリンダにより
連通路を閉鎖した状態で、多数のフィンが可塑化容器内
の溶融樹脂を射出シリンダ内へ送り込む向きに攪拌棒を
回転させるように構成してもよい(請求項5)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】油圧シリンダ20は、射出シリンダ12と
一体的に形成され、この射出シリンダ12に対して射出
プランジャ13軸方向(前後方向)に移動させて射出
動作を行なわせるためのものである。射出プランジャ1
3は、その後端に同軸的に連結された後部軸13aを介
して連結板17に固定されている。また、油圧シリンダ
20内には、油圧ピストン19が前後方向に摺動可能に
保持されており、この油圧ピストン19が、後部軸13
aと平行に配置されたロッド18を介して連結板17に
固定されている。従って、射出プランジャ13と油圧ピ
ストン19とは後部軸13a,連結板17およびロッド
18を介し一体的に連結されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図5は樹脂移送工程を示しており、図4に
示すようにして樹脂8を可塑化した後、図5に示すよう
に、射出プランジャ13は図4に示す前進位置から後退
した位置に配置され、樹脂流入口12bが開放される。
これにより、可塑化容器2内で可塑化された樹脂8が連
通路12aおよび樹脂流入口12bを経て、矢印fのよ
うに射出プランジャ13前方の空洞部11へ送り込まれ
る。このとき、攪拌棒4は、モータ6により図5の矢印
b方向へ回転駆動され、螺旋フィン4aの送り作用によ
り樹脂8を下方へ移送する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】図6は射出開始時の状態を示しており、前
述のように可塑化容器2から樹脂8を送り込まれ、射出
シリンダ12が溶融樹脂10で満杯になっている。な
お、溶融樹脂10でちょうど満杯になった時に攪拌棒4
の回転を停止させる。そして、図7は射出樹脂シール開
始時の状態を示しており、射出工程では、射出プランジ
ャ13を油圧シリンダ20の作用により前進駆動して、
溶融樹脂10をノズル15から金型(図示省略)内に射
出する。このとき、射出プランジャ13が少し前進する
とこの射出プランジャ13により樹脂流入口12bが閉
鎖されるので、以降、射出工程が図7に示す状態から射
出完了し図4の位置まで進む間中、射出プランジャ13
と射出シリンダ12との間で樹脂がシールされている。
従って、射出プランジャ13よりも前方の溶融樹脂10
は、射出プランジャ13の後方(可塑化容器2内)へ逆
流することなく、ノズル15から射出される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】また、可塑化容器2の上部にベント管26
を設けることにより、可塑化時に発生する揮発ガスをベ
ント管26から外部へ除去できるので、木など揮発ガ
ス発生成分を含有する樹脂原料を使用しても成形品に気
泡やガス焼けなどの不良を生じない。本装置を運転する
動作工程として、可塑化時には可塑化容器2から射出シ
リンダ12への樹脂流入口12bを射出プランジャ13
の外周部で閉鎖し、可塑化容器2から射出シリンダ12
へ樹脂8を送り込む際は、射出プランジャ13を後退さ
せて樹脂流入口12bを開けることにより、可塑化時に
は可塑化容器2内の樹脂8を射出シリンダ12へ送るこ
となく任意の時間だけ可塑化でき、可塑化後は、樹脂8
を可塑化容器2から容易に射出シリンダ12へ送り込ん
で、問題なく射出成形を行なうことができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】可塑化時に、射出シリンダにより連通路を
閉鎖した状態で、フィンが可塑化容器内の溶融樹脂を射
出シリンダ内へ送り込む向きに攪拌棒を回転させること
により、樹脂圧力を上昇させ、樹脂中に揮発ガスが発生
したり外気が混入して気泡が生じるのを確実に防止する
ことができる(請求項5)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のフィンを突設した攪拌棒を内蔵
    し、該攪拌棒の回転により樹脂原料を可塑化する可塑化
    容器と、 該可塑化容器を連結されるとともに射出プランジャを内
    蔵し、該可塑化容器から送り込まれた溶融樹脂を該射出
    プランジャにより金型内へ射出する射出シリンダとをそ
    なえたことを特徴とする、射出成形機の射出装置。
  2. 【請求項2】 該可塑化容器の上部にベント穴を設けた
    ことを特徴とする、請求項1記載の射出成形機の射出装
    置。
  3. 【請求項3】 該可塑化容器から該射出シリンダへ至る
    連通路を該射出プランジャにより開閉することを特徴と
    する、請求項1または請求項2に記載の射出成形機の射
    出装置。
  4. 【請求項4】 可塑化時に該多数のフィンが樹脂を該射
    出シリンダ側とは逆方向へ送るように該攪拌棒を回転さ
    せる一方、該可塑化容器内の溶融樹脂を該射出シリンダ
    内へ送り込む際に該多数のフィンが溶融樹脂を該射出シ
    リンダ側へ送るように該攪拌棒を回転させることを特徴
    とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の射出成
    形機の射出装置。
  5. 【請求項5】 可塑化時に、該射出シリンダにより該連
    通路を閉鎖した状態で、該多数のフィンが該可塑化容器
    内の溶融樹脂を該射出シリンダ内へ送り込むように該攪
    拌棒を回転させることを特徴とする、請求項3記載の射
    出成形機の射出装置。
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