JPH10235440A - 積層金属板の結合方法及びこれに用いるプレス用金型 - Google Patents

積層金属板の結合方法及びこれに用いるプレス用金型

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JPH10235440A
JPH10235440A JP4056297A JP4056297A JPH10235440A JP H10235440 A JPH10235440 A JP H10235440A JP 4056297 A JP4056297 A JP 4056297A JP 4056297 A JP4056297 A JP 4056297A JP H10235440 A JPH10235440 A JP H10235440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層された金属板に二本の互いに独立した
主切断線を形成し、主切断線間の金属板部分を積層方向
に突出させて突出部を形成して金属板同士を結合する場
合に、積層方向への金属板の抜けを防止し、積層板面内
の各方向において金属板のずれを確実に防止する。 【解決手段】 雄型1における雌型2との係合面11に
突出した中央の突出面12と斜面13aとを有する係合
凸部10を設け、前記斜面の幅方向外形線とこれらを連
結する前記突出面の外形線とに刃を形成して前記係合凸
部に二本のメインカットラインを設け、両メインカット
ラインの間隔を、これに対応する雌型のメインカットラ
イン間隔より所定寸法だけ小さく形成し、前記斜面に前
記係合面に連続して前記斜面より低い低位面13cを入
り込ませて、前記斜面における前記低位面側の外形線に
刃を形成して前記係合凸部にサブカットラインを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板と基板、又は
基板と副板を複数枚積層して形成されるメタルガスケッ
ト等のような積層金属板を結合する方法およびその実施
に使用されるプレス用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数枚の金属板を重ね合わせ
て形成されるメタルガスケットは、エンジンブロックお
よびシリンダヘッドの接合面から外れた外周縁に舌片状
の結合部を形成し、この結合部に貫通孔を開けてハトメ
を形成したり、この部分を溶接したりすることにより、
複数枚の金属板を積層方向で結合している。
【0003】しかしながら、はとめによる方法では結合
作業に手間がかかり、溶接による方法では作業の手間は
軽減されるが設備費がかかり、また溶接時に金属板間に
ズレが発生する等の問題があるため、結合作業を容易に
する方法が要求されている。
【0004】これに対して、特開平6−281011号
公報には、メタルガスケットの結合をプレス加工で行う
方法が開示されている。この方法では、図23〜25に
示すように、積層された金属板に複数本の互いに独立し
た切断線30aを形成すると同時に、切断線30a間の
金属板部分を積層板厚より大きな段差で積層方向に突出
させて突出部30bを形成し、さらに、前記切断線30
aの一部30cは引き伸ばしによる破断線としてその切
断端部にバリを形成している。
【0005】そして、この方法では、積層金属板同士の
切断線両端での被切断側端面と突出部端面との当たりに
よって、板面内でのずれのうち切断線の伸びる方向と交
差する方向のずれを防止し、バリのスプリングバックに
よって積層方向への金属板の抜けを防止するとしてい
る。
【0006】しかしながら、前記特開平6−28101
1号公報に記載の結合構造では、バリのスプリングバッ
クによって積層方向から見た場合にバリの先端同士が重
なり、この重なり部分が抜け止めとなるとしているが、
実際にはスプリングバックによる重なりだけでは抜け止
め効果が不十分であった。また、積層金属板の板面内で
のずれを全ての方向において防止するためには、図23
や24のように、切断線を三本以上形成する必要があ
り、このような結合構造を形成するために使用する金型
はかなり複雑な構造となり、壊れ易いとともにコストも
高いという問題点がある。
【0007】そこで、この発明者は、特願平7−301
304号として、前記公開公報記載のものの問題点を解
決する発明を提案した。この先願発明は、積層された金
属板に2本の互いに独立した切断線を形成するととも
に、当該切断線間の金属板部分を積層板厚より大きな段
差で積層方向に突出させて突出部分を形成して、積層さ
れた金属板同士を接合させる方法であって、前記突出部
を形成した後に、金属板の被切断端部を押しつぶして広
げることにより、突出部の切断端部と金属板の被切断端
部とを積層方向において重ねて、積層方向における金属
板の抜けを防止するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この発
明者の前記先願の発明においては、積層される各金属板
相互間の鋼種の相違、又は積層される全金属板の鋼種に
よっては、前記切断位置における突出部の形成が小さ
く、積層方向における突出部の重なりが十分形成されな
い等の理由によって、金属板の抜け又は外れ防止機能が
不十分になる場合があることが考えられる。
【0009】このため、この発明者は前記発明をさらに
改良することによって、鋼種の相違によるばかりでな
く、同一鋼種の金属板を積層した場合であっても、金属
板相互の抜け又は外れを十分に防止することを目的とし
てこの発明をなすに至ったものである。
【0010】この発明は、このような先行技術の問題点
に着目してなされたものであり、金属板の抜けや外れが
十分に防止され、且つ金型形状を複雑にしなくても積層
金属板の板面内でのずれを全ての方向において防止する
ことができ、しかも一回のプレス成形で行うことのでき
る方法、およびその方法の実施に使用されるプレス用金
型を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
積層された金属板を2本の互いに独立した主切断線にお
いて切断するとともに、当該主切断線間の金属板部分を
積層板厚より大きな段差で積層方向に突出させて突出部
を形成することにより、積層された金属板同士を結合す
る方法であって、前記突出部を、被切断側の金属板表面
から最も高く突出した中央部分と、この中央部分から前
記金属板表面に向けて傾斜した一対の斜面部分とで構成
し、前記各主切断線のうち前記斜面部分を形成する計4
つの斜面形成線を、周方向で隣合うもの同士が積層板面
内で異なる方向を向くように形成し、前記斜面部分に、
前記主切断線とは別の副切断線を形成して、前記金属板
に前記斜面部分に隣接し且つ前記斜面部より低い低位部
を形成する積層金属板の結合方法である。
【0012】この方法によれば、2本の主切断線で積層
板面内の全ての方向における金属板間のずれが防止され
るとともに、副切断線においても前記ずれを防止できる
から、前記ずれの防止機能が増大する。これにより突出
部の大きさに対して切断線を長くとることができるた
め、積層板面内での金属板間のずれが確実に防止され
る。また切断線が長くなれば、突出部における中央部分
を大きくすることができるため、金属板の押し広げられ
た被切断端部を大きくして突出部の切断端部との重なり
合いを十分に確保することができ、積層方向における金
属板の抜け防止がさらに確実になる。
【0013】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の発明において、前記突出部を形成するに際して、積層
金属板の前記主切断線と副切断線のうち少なくともいず
れかに沿って引張切断して、積層金属板の被切断端部に
伸びを発生させつつ切断するものである。
【0014】この方法によれば、積層金属板の被切断端
部と突出部の切断端部との間に重なりが発生するため
に、積層された金属板間に抜け止め作用が働く。請求項
3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明にお
いて、前記突出部を形成した後に前記金属板の被切断端
部を押しつぶして広げる方法である。
【0015】この方法によれば、積層金属板の被切断端
部と突出部の切断端部との間の切断端部どうしが十分に
重なって、積層された金属板間に働く抜け止め作用が強
固になる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の実施に直接使用するプレス用金型の発明であって、
積層された金属板に二本の互いに独立した切断線を形成
するとともに、当該切断線間の金属板部分を積層板厚よ
り大きな段差で積層方向に突出させて突出部を形成する
ことにより、積層された金属板同士を結合するために使
用されるプレス用金型であって、雄型における雌型との
係合面に、金属板の積層厚より大きな寸法で突出した中
央の突出面と、この突出面から前記係合面に向けて傾斜
した一対の斜面とを有する係合凸部を設け、前記斜面の
幅方向外形線とこれらを連結する前記突出面の外形線と
に刃を形成して前記係合凸部に二本のメインカットライ
ンを設け、雄型の前記係合凸部でのメインカットライン
の間隔を、これに対応する雌型のメインカットライン間
隔より所定寸法だけ小さく形成し、前記斜面を前記突出
面から係合面に向けて裾を広げて傾斜するように設け、
この斜面に、前記係合面に連続して前記斜面より低い低
位面を入り込ませ、前記斜面における前記低位面側の外
形線に刃を形成して前記係合凸部にサブカットラインを
設けたものである。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4のプレス
用金型において、雌型および雄型の少なくともいずれか
一方の係合面における、両者の係合時に前記突出面を受
ける雌型の係合凹部にある両メインカットラインに沿う
かこれより外側となる位置に、前記他方の係合面との間
で積層金属板の切断端部を押し広げる押圧凸部を形成し
たものである。
【0018】これによれば、突出部を形成した後に積層
金属板の被切断端部を押しつぶして広げることができ
る。請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の方法
において、前記雄型の前記低位面を当該雄型の係合面と
同一高さにしたものである。これにより、低位面と係合
面を面一にすることができるから、金型の成型が容易と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。先ず、図1〜図7によって、本発
明のプレス用金型の一実施形態について説明する。
【0020】図1は雄型1と雌型2を示す説明図であ
る。この図1においては両型1,2を斜視図で示してい
るが、説明の便宜のために両型1,2の係合面11,2
1が見えるように両型1,2の斜視方向を相違させてい
る。
【0021】図2〜4は雄型を示し、図2は雌型との係
合面側を示す平面図であり、図3は図2のA−A線断面
図、図4は図2のB−B線断面図である。前記雄型と雌
型とは、プレス時には相互に対向して配置されるもので
あるが、この実施の形態においては、別段の区別をしな
い限り、各型とも相互に対向する係合面11,21が上
方を向いたものとして、その形態を説明する。
【0022】まず雄型1について図1〜図4に基づいて
説明すると、この雄型1は、縦断面が略台形である係合
凸部10を円柱の端面である係合面11の中央部に形成
したものであり、この係合凸部10は、係合面11の中
央から寸法Tで突出した小円形の突出面12と、この突
出面12から係合面11に向けて傾斜した一対の斜面1
3aとを有している。なお、寸法Tは結合される積層板
の厚さより大きな寸法である。また、この斜面13a
は、突出面12の小円弧12aから係合面11上の大円
弧11bに向けて、裾を広げつつ180°離れた側に傾
斜している。しかし、後述するように雄型1及び雌型2
にはメインカットラインP1,2 に加えてサブカットラ
インR1,2 を備えているため、前記両斜面13aは1
80°の角度の関係ではなく、他の角度にあってもよ
い。
【0023】さらに、前記各斜面13aには、前記大円
弧11b側から係合面11と同一高さの低位部13cが
入り込んでいて、その結果、各斜面13aは前記低位部
13cを挟んで左右に二股状になっている。
【0024】また、斜面13aの幅方向外形線は、平面
視において、係合面11をなす円の中心11aを中心と
して90°間隔で放射状に伸びる放射状部分14aと、
この放射状部分14aと突出面12の小円弧12aの各
端点とを結ぶ円弧部分14bとで構成されている。この
放射状部分14aおよび円弧部分14bと、突出面12
の斜面13aが連続しない円弧12bとからなる突出線
K(放射状部分14a、円弧部分14b、円弧12b、
円弧部分14b、および放射状部分14aの順に連続す
る線)に沿って、メインカットラインP1 が形成されて
いる。
【0025】さらに、各斜面13aには、各大円弧11
bから前記円の中心11aに向けて湾入するようにして
入り込んでいる前記低位部13cは、前記の通り係合面
11と同一高さになっていて、斜面13aの縁から係合
面11までは垂直に近い角度で落ち込んでおり、よっ
て、斜面13aにおける低位部13c側の縁に沿って、
サブカットラインR1 が形成されている。この実施形態
ではサブカットラインR 1 は低位部13cの輪郭に沿う
U字型をなしているが、低位部13cの平面形状に応じ
て、角形をした凹状にするなど他の形状をなすものであ
ってもよい。
【0026】図5〜8は雌型を示し、図5は雄型との係
合面側を示す平面図であり、図6はそのC−C線断面
図、図7はD−D線断面図である。これらの図に示すよ
うに、この雌型2は、円柱の端面を係合面21とし、こ
の係合面21に、前述の雄型1の係合凸部10を受ける
係合凹部20を有するものである。この係合凹部20
は、円柱の軸方向に垂直な断面形状が係合凸部10の平
面形状に等しく、軸方向に連続する穴として形成され、
底面を有していない。そして、雄型1の突出線K(メイ
ンカットラインP1 に同じ)に対応する係合面21上の
線H(放射状部分24a、円弧部分24b、円弧22
b、円弧部分24b、および放射状部分24aの順に連
続)に沿ってメインカットラインP2 が形成されてい
る。
【0027】また、前述の雄型1の低位部13cの平面
形状に対応させて、雌型2には前記係合凹部20に内に
入り込む突出部21cが、係合凹部20の中心21aに
向けて突出しており、その上面は係合面21と面一の平
面状になっている。そして、前記突出部21cの係合凹
部20側の縁に、雌型側のサブカットラインR2 が形成
されている。
【0028】前記の線Hの放射状部分24aは、雄型1
との係合時に、突出線Kの放射状部分14aとの間に隙
間が生じない(剪断に必要な通常の隙間は有する)よう
に形成され、また雄型1の前記サブカットラインR1
雌型2の前記サブカットラインR2 との間にも、両型
1,2の係合時に前記同様に隙間を生じないようになっ
ているが、円弧部分24bおよび円弧22bは、雄型1
との係合時に、突出線Kの円弧部分14bおよび円弧1
2bとの間に所定の隙間(剪断ではなく引張切断される
ための隙間)が生じるように、円弧22bを含む円の直
径A(図6に表示)を雄型1の円弧12bを含む円の直
径a(図3に表示)より所定寸法だけ大きくしてある。
【0029】また、この雌型2は、平面視で係合凹部2
0の円弧部分24bおよび円弧22bを内周線25aと
し、係合面21と中心21aが同じで円弧22bより少
し外側の円弧を外周線25bとし、突出面を係合面21
と平行にした押圧凸部25を有している。すなわち、こ
の押圧凸部25は、雌型2の係合凹部20の両メインカ
ットラインP2 に沿って形成されている。また、この凸
部25の係合面21からの突出高さtは前記雄型1の係
合凸部10の高さTより十分に小さく設定し、これらの
高さt,Tと、結合される積層金属板の厚さLとは、下
記の(1)式の関係に設定してある。
【0030】(T−t)>L ……(1) このような雄型1の係合面11と雌型2の係合面21と
の間に積層金属板Sを挟んで、図8及び図9に示すよう
に、雄型1を、これに対向する雌型2に挿入することに
より、図10〜図13に示すような、二本の互いに独立
した、前記メインカットラインP1,1,2,2 に沿う
主切断線3aと、前記サブカットラインR1,1,2,
2 に沿う副切断線3cと、これらの切断線3a,3a,
3c,3c間の金属板部分が積層板厚より大きな段差で
積層方向に突出された突出部3bと、で構成される結合
構造3が形成される。また、突出部3bは、被切断側の
金属板表面Vから最も高く突出した中央部分32と、こ
の中央部分32から前記表面Vに向けて裾を広げつつ傾
斜した一対の斜面部分33とで構成されている。なお、
図10は結合構造3の平面図、図11は図10のE−E
線断面図、図12は図10のF−F線断面図、図13は
図10のG−G線断面図に相当する。
【0031】図8は、図2のB−B線断面に沿った面で
の雄型1の雌型2への挿入状態を示す断面図であり、雄
型1の突出面12によって突出部3bの中央部分32が
形成され、雄型1の斜面13aによって斜面部分33が
形成される。
【0032】また、図10に示すように、各主切断線3
aにおける、斜面部分33をなす斜面形成線34aは、
平面視で中央部分32の中心点32Aから90°間隔で
放射状に伸びるため、積層金属板同士の主切断線3a両
端での被切断側端面37(図11,図13に表示)と斜
面部分33の端面との当たりによって、積層金属板Sの
板面の全ての方向における金属板間のずれが防止され
る。さらに、雄型1の低位部13cと雌型2の突出部2
1cとのそれぞれの縁により形成される副切断線3cに
沿う斜面部分33と被切断端面との当たりによっても、
積層金属板Sの板面上の全ての方向における金属板間の
ずれが防止される。この両副切断線3cは図示の実施形
態においては相互に対向する向きをしていずれもU字状
をしているため、防止するずれの方向は積層金属板の面
における各方向となる。すなわち、図10(b)に示す
ように、各斜面形成線34aと各副切断線3cとにより
矢印で示す8方向におけるすべてのずれを防止できる。
【0033】図9は、図2のA−A線断面に沿った面で
の雄型1の雌型2への挿入直前状態と挿入状態を示す断
面図であり、図8(a)は挿入直前状態を、(b)は挿
入状態を示す。
【0034】これらの図が示すように、雄型1の係合凸
部10の突出面12部でのメインカットラインP1 間隔
(寸法a)が、これに対応する雌型2の係合凹部20の
メインカットラインP2 間隔(寸法A)より小さいた
め、突出部の中央部分32の両端は、係合凸部10の進
入によって、雄型1と雌型2とのメインカットラインP
1 ,P2 の寸法差(A−a)のために生じる隙間M内で
積層方向に伸ばされて引張切断される。これにより、中
央部分32の切断端部32aは抜け方向に大きな抵抗と
なるギザギザの断面になる。これに加えて、雄型1の係
合面11が積層金属板Sの上面S1 に達した後は、雌型
2の凸部25の上面と雄型1の係合面11との間で積層
金属板Sが加圧されることによって、中央部分32を切
り離した積層金属板Sの被切断端部36が押しつぶされ
て隙間M内に広がるため、切断端部32aと被切断端部
36との重なり部分が十分に得られる。これによって、
積層方向への抜けが確実に防止される。
【0035】なお、本実施形態の方法では、円形の中央
部分32から一対の斜面部分33が裾を広げて傾斜する
結合構造3を形成しているが、形成する結合構造3の平
面形状は他のものであってもよい。
【0036】図14に示す結合構造では、中央部分32
の形状を正方形とし、その対向する二辺から斜面部分3
3が裾を広げて傾斜するようにし、主切断線3aの斜面
形成線34aは中央部分32の中心点32Aから放射状
に広がっている。また副切断線3cは、図示の例では角
が形成された凹状をしている。
【0037】図15に示す結合構造では、主切断線3a
を中央部分32と斜面部分33とで連続する円弧状にし
ている。この円弧は、中央部分32の中心点32Aから
放射状に伸びる直線O1 ,O2 を接線とするものであ
る。
【0038】また、主切断線3aの斜面形成線34a
は、前述の図10,図14及び図15のように、必ずし
も中央部分32の中心点32Aから放射状に広がる線に
沿っている必要はなく、周方向で隣合うもの同士が積層
板面内で異なる二方向を向くように形成されていれば、
積層金属板Sの板面の全ての方向における金属板間のず
れが防止される効果を有する。
【0039】また、前述のプレス用金型においては、雌
型2の係合面21に押圧凸部25を設けているが、この
押圧凸部25は雄型1の係合面11の対応する位置に設
けてもよく、雄型1および雌型2の両方に設けてあって
もよい。また、この押圧凸部25は、係合時に雄型1の
突出面12を受ける雌型2の係合凹部20にある両メイ
ンカットラインP2 に必ずしも一致する位置に形成する
必要はなく、図16に示すように、両メインカットライ
ンP2 に一致する部分に凹部26を設けることによっ
て、両メインカットラインP2 の外側に押圧凸部25を
設けてもよい。これにより、積層金属板Sは前述の隙間
Mによって積層方向に引張切断された後に、この凹部2
6内で図9の場合よりも多く横方向に伸ばされるため、
金属板を積層方向により抜け難くすることができる。さ
らに押圧凹部25は、雄型1又は雌型2の前記サブカッ
トラインR1,2 に沿う位置に設けることも可能であ
る。
【0040】また、図17に示すように、雄型1の突出
面部のメインカットラインP1 間の断面を、両メインカ
ットラインP1 側より中心側が突出する形状にして、図
18に示すように、突出部3bの図10(a)のF−F
線断面図で両切断線3a側が中心側より被切断側の金属
板S面に近づくように、突出部3bを押圧変形させる
と、金属板の積層方向への抜けに対して、突出部3bが
幅(前記二本の切断線3a間の寸法)を広げて変形する
ようになる。すなわち、金属板が抜け方向に離れようと
すると、突出部3bの切断線3a側の端部が金属板側の
端部に引っ掛かり、その抜け方向の力が大きくなる程、
突出部3bがその幅を広げる方向に変形する。これによ
り、突出部3bの切断端と金属板の被切断端部とが積層
方向において重なるため、積層方向における金属板の抜
けが確実に防止される。
【0041】図19は、前記実施形態の方法で積層金属
板を結合して積層構造のメタルガスケット4を形成した
例を示す平面図であり、この例では従来のはとめによる
結合と同様に外周縁に形成した舌状の結合部41に前記
実施形態の結合構造3を形成しているが、この結合構造
3は従来のはとめと異なり一方の面側にのみ突出するた
め、このような結合部41を外周縁に必ずしも設ける必
要はなく、これによってメタルガスケット4の外周縁の
形状を簡単にすることができる。
【0042】すなわち、図20のメタルガスケット4
は、図20のX−X線断面拡大図である図21に示すよ
うに、エンジンのシリンダブロック51とシリンダヘッ
ド54との間に介在させるものであって、エンジンのシ
リンダ52に対応してシリンダ用孔42が開口してい
る。シリンダブロック51における前記シリンダ52の
周囲には冷却用の水が通過するウォータージャケット5
3が形成される。ウォタージャケット53はシリンダ5
2の周囲の大半を囲むように形成されているものや、シ
リンダ52の周囲に個別に分散して形成されているもの
もある。そして、かかるウォータージャケット53の水
をシリンダヘッド54に送るために、メタルガスケット
4には水孔43が開設されている。この水孔43はシリ
ンダヘッド54に供給する水量を絞って調整するため
に、ウォータージャケット53の平面積より極端に狭い
面積で開口されている場合が多い。したがって、この場
合には、シリンダヘッド54側には前記水孔43に連通
する開口面積のウォータージャケットしか開設されてい
ない。このため、メタルガスケット4には、その下面に
シリンダブロック51のウォータージャケット53が位
置し且つその上面にはシリンダヘッドのウォータージャ
ケットは存在しない位置があり、かかる位置に図20に
示すように前記結合構造3を採用している。
【0043】なお、図21においては、シリンダブロッ
ク51はアルミニウム合金製であり、シリンダ52の周
壁はシリンダブロック51に担持又は鋳込まれた鋳鉄ス
リーブ55によって画成されている。したがって鋳鉄ス
リーブ55はシリンダブロック51の一部をなす。さら
に図21におけるメタルガスケット4は、各金属板をそ
れぞれ線により表しているため、金属板の厚みが表れて
いない。このため、金属ガスケット4に形成されるシリ
ンダ用孔42は図示されていない。
【0044】この場合には、メタルガスケット4の前記
結合構造3における前記中央部分32がウォータージャ
ケット53内に入り込むため、メタルガスケット4のガ
スケットとしてのシール機能に悪影響しないし、またウ
ォタージャケット53における水の流れへの悪影響もな
い。なお、図20,図21におけるガスケット4には、
慣用されるようにビード44、すなわちフルビード又は
ハーフビードが形成されていて、これによりガスケット
4のシリンダブロック51とシリンダヘッド54とに対
する面圧を高くしてシール性を高めている。
【0045】図22は、メタルガスケット4を構成する
複数(同図の場合は2枚)の金属板45,46のうち一
部の金属板46の幅が狭い場合において、これらの金属
板45,46を結合する構造を示しており、図21の場
合と同様にウォータージャケット53を利用して結合構
造3を適用することにより、前記金属板45,46を接
合することができ、したがってメタルガスケット4の全
面ではなく必要に応じて部分的に金属板46を増設する
ことが可能になり、メタルガスケット4のシール機能を
向上させることができる。なお、図22では説明の容易
のためにメタルガスケット4をシリンダブロック51上
面から浮かせ、さらにシリンダヘッド54をメタルガス
ケット4上面から浮かせた状態で図示してあるが、シリ
ンダヘッド54をシリンダブロック51に締めつけた場
合には、メタルガスケット4はシリンダブロック51上
面及びシリンダヘッド54下面に密着されることは勿論
である。なお、図22におけるシリンダブロック51と
鋳鉄スリーブ55との関係も図21の場合と同様であ
る。
【0046】前記図21,図22のいずれの場合にも、
ガスケット4を構成する金属板の接合位置を、ガスケッ
ト4の外郭線より外側に出す必要がないから、金属板の
材料採りが有利で、スクラップが少なく歩留りに優れる
し、エンジンを車体に搭載した状態における点検修理時
に、突出部が邪魔になることがない。
【0047】なお、図20,図21のように、結合構造
3をウォータージャケット53の位置以外にも、シリン
ダブロック51の図示しない鋳抜き孔の位置に前記結合
構造3を設けることもできるし、潤滑用の孔等の他の空
洞部を利用することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項4の発明によれば、2本の主切断線で積層板面内の全
ての方向における金属板間のずれが防止されるととも
に、副切断線においても前記ずれを防止できるから、前
記ずれの防止機能が増大する。これにより突出部の大き
さに対して切断線を長くとることができるため、積層板
面内での金属板間のずれが確実に防止される。また切断
線が長くなれば、突出部における中央部分を大きくする
ことができるため、金属板の押し広げられた被切断端部
を大きくして突出部の切断端部との重なり合いを十分に
確保することができ、積層方向における金属板の抜け防
止がさらに確実になる。
【0049】請求項2又は請求項5の発明によれば、積
層金属板の被切断端部と突出部の切断端部との間に重な
りが発生するために、積層された金属板間が抜け止めさ
れて、請求項1又は請求項4の前記効果に加えて、金属
板の面に交差する方向においても金属板間が拘束されて
抜け止めになる。
【0050】請求項3の発明によれは、請求項1又は2
の前記効果に加えて、積層金属板の被切断端部と突出部
の切断端部との間の切断端部どうしが十分に重なって、
積層された金属板間に働く抜け止め作用が強固になる 請求項6の発明によれば、請求項5の前記効果に加え
て、さらに低位面と係合面を面一にすることができるか
ら金型の成形が容易になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄型と雌型の説明図。
【図2】前記実施形態における雄型の雌型との係合面側
を示す平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】前記実施形態における雌型における雄型との係
合面側を示す平面図。
【図6】図5のC−C線断面図。
【図7】図5のD−D線断面図である。
【図8】図2のB−B線断面に沿った雄型と雌型との係
合状態を示す断面図。
【図9】図2のA−A線断面に沿った雄型と雌型との係
合状態を示す断面図であって、(a)は雄型の雌型への
挿入直前状態を、(b)は挿入状態を示す。
【図10】前記実施形態における結合構造を示す平面図
であり、(a)はこの結合構造の各構成の説明図、
(b)は主切断線の斜面形成線及び副切断線の各作用を
示す説明図。
【図11】図10(a)のE−E線断面図。
【図12】図10(a)のF−F線断面図。
【図13】図10(a)のG−G線断面図。
【図14】前記実施形態とは異なる結合構造を示す平面
図。
【図15】前記実施形態とはさらに異なる結合構造を示
す平面図。
【図16】請求項1に係る積層金属板の結合方法の別の
実施形態を示す概略断面図。
【図17】雄型の係合凸部の別の実施形態を示す概略断
面図。
【図18】図17に示す方法で形成される突出部の切断
線間の断面形状を示す断面図。
【図19】前記実施形態をメタルガスケットに適用した
例を示す平面図。
【図20】前記実施形態を別のメタルガスケットに適用
した例を示す平面図。
【図21】図20のX−X線断面拡大図。
【図22】図20と同部位で断面した状態の別のメタル
ガスケットの例を示す説明図。
【図23】メタルガスケットの結合方法の別の従来例を
示す平面図である。
【図24】メタルガスケットの結合方法の別の従来例を
示す平面図である。
【図25】メタルガスケットの結合方法の別の従来例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 雄型 2 雌型 3 結合構造 3a 切断線 3b 突出部 3c 副切断線 4 ガスケット 10 係合凸部 11 雌型との係合面 12 突出面 13a 斜面 13c 低位部 20 係合凹部 21 雄型との係合面 21c 突出部 25 押圧凸部 32 中央部分 32a 突出部の切断端部 33 斜面部分 34a 斜面形成線 36 被切断端部 S 積層金属板 a 雄型の突出面部でのメインカットライン間隔 A 雌型の突出面部でのメインカットライン間隔 P1 雄型のメインカットライン P2 雌型のメインカットライン R1 雄形のサブカットライン R2 雌形のサブカットライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された金属板を二本の互いに独立し
    た主切断線において切断するとともに、当該主切断線間
    の金属板部分を積層板厚より大きな段差で積層方向に突
    出させて突出部を形成することにより、積層された金属
    板同士を結合する方法であって、 前記突出部を、被切断側の金属板表面から最も高く突出
    した中央部分と、この中央部分から前記金属板表面に向
    けて傾斜した一対の斜面部分とで構成し、 前記各主切断線のうち前記斜面部分を形成する計4つの
    斜面形成線を、周方向で隣合うもの同士が積層板面内で
    異なる方向を向くように形成し、 前記斜面部分に、前記主切断線とは別の副切断線を形成
    して、前記金属板に前記斜面部分に隣接し且つ前記斜面
    部より低い低位部を形成することを特徴とする積層金属
    板の結合方法。
  2. 【請求項2】 前記突出部を形成するに際して、積層金
    属板の前記主切断線と副切断線のうち少なくともいずれ
    かに沿って引張切断して、積層金属板の被切断端部に伸
    びを発生させつつ切断することを特徴とする請求項1記
    載の積層金属板の結合方法。
  3. 【請求項3】 前記突出部を形成した後に、前記金属板
    の被切断端部を押しつぶして広げることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の積層金属板の結合方法。
  4. 【請求項4】 積層された金属板に二本の互いに独立し
    た主切断線を形成するとともに、当該主切断線間の金属
    板部分を積層板厚より大きな段差で積層方向に突出させ
    て突出部を形成することにより、積層された金属板同士
    を結合するために使用されるプレス用金型であって、 雄型における雌型との係合面に、金属板の積層厚より大
    きな寸法で突出した中央の突出面と、この突出面から前
    記係合面に向けて傾斜した一対の斜面とを有する係合凸
    部を設け、 前記斜面の幅方向外形線とこれらを連結する前記突出面
    の外形線とに刃を形成して前記係合凸部に二本のメイン
    カットラインを設け、 雄型の前記係合凸部でのメインカットラインの間隔を、
    これに対応する雌型のメインカットライン間隔より所定
    寸法だけ小さく形成し、 前記斜面を前記突出面から係合面に向けて裾を広げて傾
    斜するように設け、この斜面に、前記係合面に連続して
    前記斜面より低い低位面を入り込ませ、前記斜面におけ
    る前記低位面側の外形線に刃を形成して前記係合凸部に
    サブカットラインを設けたことを特徴とするプレス用金
    型。
  5. 【請求項5】 雌型および雄型の少なくともいずれか一
    方の係合面における、両者の係合時に前記突出面を受け
    る雌型の係合凹部にある両メインカットラインに沿うか
    これより外側となる位置に、前記他方の係合面との間で
    積層金属板の切断端部を押し広げる押圧凸部を形成した
    ことを特徴とする請求項4に記載のプレス用金型。
  6. 【請求項6】 前記雄型の前記低位面を当該雄型の係合
    面と同一高さにしたことを特徴とする請求項5記載のプ
    レス用金型。
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