JP3784918B2 - 半打ち抜き加工用パンチ、これを用いた半打ち抜き穴の加工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス金型での金属板の半打ち抜き加工に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来のこの種の金属板の半打ち抜き加工に用いる半打ち抜きパンチ1は、図1に示すように先端がフラットで全周縁に切刃2を有する。加工時には、図2に示すように、加工対象である金属板3をダイ4の上にストリッパー5によって固定し、半打ち抜きパンチ1を下降させ、その状態で半打ち抜きパンチ1の切刃2が金属板3を打ち抜いてしまわないようにしておいて半打ち抜き加工を行い、金属板3から半打ち抜き部6を突出させた後、半打ち抜きパンチ1を上昇させて加工を完了するようにしている。下降された半打ち抜き部6の形状は、半打ち抜きパンチ1のフラットな先端形状が転写された状態になり、半打ち抜き部6と金属板3とをつないでいる部分は均一な肉厚に成形される。
【0003】
このような半打ち抜き加工では、図3に示すように、半打ち抜き部6の全周縁が金属板3と切断されずにつながっている。つながっている部分の肉厚は、金属板3の板厚方向の寸法でいえば、t−h1(tは金属板3の板厚、h1は半打ち抜き部6が金属板3から突出する寸法)となっている。即ち、このような半打ち抜き加工における高さh1の加工限界は、半打ち抜き加工される金属板3の板厚tの50〜75%以下であり、これを超えると、つながっている部分にクラックが生じやすくなるため、半打ち抜き部6と金属板3がしっかりとつながっているように加工している。
【0004】
このような半打ち抜き部6を有する部品7は、図4に示すように、丸穴8や長穴9を有する部品10との締結における位置決めに多用されている。ところが半打ち抜き部6は、上述したように、その半打ち抜き高さh1の加工限界が半打ち抜き加工される部品7の板厚tの50〜75%以下であるため、特に半打ち抜き加工される部品7の板厚tがlmm以下の場合、半打ち抜き高さh1が低すぎることになりやすい。例えば図5に示すように、締結される相手部品10の丸穴8の周縁部が半打ち抜き部6に乗り上げた状態になりやすい。このような状態では、両部品7、10の位置決めがしっかりとなされていない状態で締結されてしまうため、締結不良が多発することになる。なお図中11は両部品7、10間の溶接部である。
【0005】
この問題を解決するには、半打ち抜き高さh1を高くして、締結される部品10が半打ち抜き部6に乗り上げにくくする方法があるが、図1に示すような従来の半打ち抜きパンチ1を使用する限り、このような半打ち抜き部6の加工は不可能である。即ち、半打ち抜き部6の高さh1を高くしてゆき、半打ち抜き部6が金属板3から突出する寸法h1が金属板3の板厚tの50〜75%を超えると、図6に示すように、半打ち抜き部6と金属板3をつないでいる部分に破断によるクラック12が生じ、半打ち抜き部6と金属板3のつながりが急激に弱くなる。このような状態の半打ち抜き部6に荷重、振動が加わると、半打ち抜き部6が金属板3から抜け落ちてしまい、締結のための位置決めには用をなさなくなる。
【0006】
もちろん、半打ち抜き部6の高さh1を金属板3の板厚t以上にすることは、半打ち抜き部6を金属板3から完全に打ち抜いてしまうことであるので、従来の半打ち抜きパンチでは不可能である。
【0007】
そこで本発明は、半打ち抜き部と金属板をつないでいる部分の肉厚を局部的に厚くするブリッジ状の部分を設けることにより、従来ではクラックが発生する高さ以上に半打ち抜き高さを加工でき、半打ち抜き部と金属板を局部的にブリッジ状の部分によってしっかりとつなぎとめ、半打ち抜き部に荷重、振動が加わっても半打ち抜き部が脱落せず、また、半打ち抜き高さを板厚以上にすることもでき、その場合でも半打ち抜き部と金属板をつないでいるブリッジ状の部分を形成して、半うち抜き部と金属板をしっかりとつなぎとめることができるようにするための加工を行う半打ち抜き加工用パンチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の半打ち抜き加工用パンチのうち請求項1に係るものは、パンチ先端の周縁に切刃を形成してなる半打ち抜き加工用パンチであって、打ち抜き加工方向に沿う溝部を上記切刃を分断するように設けて、該溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで3個以上設けるとともに、これら溝部を上記パンチの軸線方向にまっすぐ沿うように形成してあることを特徴とする。
【0009】
同請求項2に係るものは、請求項1記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、上記溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りに対称に位置するように形成してあることを特徴とする。
【0010】
同請求項3に係るものは、請求項1又は2に記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、上記溝部を、半打ち抜き加工時の動作方向である上記パンチの軸線方向にまっすぐ沿うように形成してなることを特徴とする。
【00011】
同請求項4に係るものは、請求項1又は2に記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、上記溝部の底面が上記パンチの軸線方向で上方へ向かうにつれて浅くなるように形成してあることを特徴とする。
【0012】
同請求項5に係るものは、請求項1から4のいずれかに記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、上記溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで対称位置に3個又は4個形成してあることを特徴とする。
【0013】
同請求項6に係るものは、請求項1から5のいずれかに記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、上記溝部の深さ寸法を、少なくとも半打ち抜き加工対象となる板材の厚さより大きくしてなることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項7に係る半打ち抜き穴の加工方法は、請求項1から6のいずれかに記載の半打ち抜き加工用パンチを用いたことを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項8に係る半打ち抜き加工用パンチは、パンチ先端の周縁に切刃を形成してなる半打ち抜き加工用パンチであって、打ち抜き加工方向に沿う溝部を上記切刃を分断するように設け、該溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで対称位置に3個以上設けて該溝部の断面幅を均一に形成してなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号を付して説明する。
図7は本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの一実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。本実施形態の半打ち抜きパンチ20は、先端周縁の切刃2を4箇所で分断するように溝部21を形成してある。この溝部21は、半打ち抜きパンチ20の軸線方向、即ち半打ち抜き加工時の動作方向にまっすぐ沿い、かつ先端部の中心の周りに対称に位置するように形成してある。
【0017】
この実施形態のパンチ20においても従来と同様に半打ち抜き加工を行い、加工対象となる金属板に先端形状を転写する。その動作を図8により説明する。図8(A)は、図2(A)に相当し、加工開始前の状態で、加工対象である金属板3をダイ4の上にストリッパー5によって固定してある。図8(B)は、図2(B)に相当し、(A)のように固定した金属板3に対して本実施形態の半打ち抜きパンチ20を下降させ、従来の半打ち抜きパンチ1であればその切刃2が金属板3を打ち抜いてしまところまで半打ち抜きパンチ20を下降させて半打ち抜き加工を行い、金属板3から半打ち抜き部22を突出させた後、半打ち抜きパンチ20を上昇させて加工を完了する(図8(C):図2(C)に相当する)ようにしている。このとき、切刃2によって金属板3はほとんど打ち抜かれたようになるが、溝部21を形成した部位では打ち抜かれず、金属板3の一部が溝部21内へ入り込み、溝部21の形状がその部分に転写される。すると図8(C)に示すように、半打ち抜き部22の周囲に4個のブリッジ形状部23が形成され、このブリッジ形状部23により半打ち抜き部22と金属板3がつながれる。このようにして半打ち抜き加工を施した金属板3を図8(D)、(E)に示す。
【0018】
図8と同様の半打ち抜き加工であるが、半打ち抜きパンチ1の下降量を少なくした下降を施した金属板3を図9に示す。この金属板3は、半打ち抜き部22の突出高さh2が図示のように金属板3の板厚tより若干小さい程度で、従来であれば完全にクラックが発生して使いものにならない程度まで半打ち抜き部22が突出している。勿論、半打ち抜き部22と金属板3はブリッジ形状部23以外の部分でもつながっているが、その部分の肉厚はブリッジ形状部23よりも薄い。換言すれば、ブリッジ形状部23が他の部分に比べて局部的に厚くなっているため、ブリッジ形状部23には破断によるクラックが入りにくく、しかもブリッジ形状部23が対称位置に形成してあるので変形しにくくなり、他の部分よりもしっかりと半打ち抜き部22と金属板3をつなぐ働きを果たす。
【0019】
ブリッジ形状部23を大きく、またはその数を増やすことによって半打ち抜き部22と金属板3をつなぐ働きに対する効果は上がる。ブリッジ形状部23を太くしたいときは溝部21の幅を広げ、またブリッジ形状部23の数を多くしたいときは溝部21の数を多くし、さらに半打ち抜き部22の突出高さh2を高くしたいときは溝部21の深さを深くすればよい。即ち、溝部21の形状によって、形成される半打ち抜き部22とブリッジ形状部23を種々異ならせることができる。
【0020】
このような半打ち抜き加工を行った部材を用いて図4相当の位置決めと締結を行った例を図10に示す。この例は、図示のように2つの金属板25、26を溶接によって締結しているものであり、締結の際に金属板25に開けた位置決め用の丸穴8と長穴9に、金属板26に位置決め用に形成したブリッジ形状部23を有する半打ち抜き部22をはめ込むことにより両金属板25、26を位置決めする。半打ち抜き部22が従来よりも高いため、金属板25の位置決め用の丸穴8と長穴9に半打ち抜き部22が入り込まずに乗り上げてしまったまま締結してしまうことが、従来に比べて起こりにくくなり、また振動等があっても丸穴8や長穴9から半打ち抜き部22が抜けにくくなり、確実な位置決めを行うことができるようになる。
【0021】
図11は本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの第2の実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。本実施形態の半打ち抜きパンチ30は、先端周縁の切刃2を先の実施形態と同様に4箇所で分断するように溝部31を形成してあり、溝部31を半打ち抜きパンチ30の軸線方向にまっすぐ沿うように、かつ先端部の中心の周りに対称に位置するように形成してあるが、溝部31の底面が半打ち抜きパンチ20の軸線方向で上方へ向かうに連れて浅くなるようにしてある。
【0022】
この半打ち抜きパンチ30により半打ち抜き加工を施した金属板3を図12に示す。こ の金属板3は、半打ち抜き部32の突出高さh3が図示のように金属板3の板厚tより大きく、従来不可能であった突出高さを実現している。即ち、ブリッジ形状部33以外の部分では、半打ち抜き部32と金属板3はつながっていない。またブリッジ形状部33は、溝部31の底面形状によって傾斜して半打ち抜き部32を支える形状となっている。勿論この実施形態でも、溝部31の形状によって、形成される半打ち抜き部32とブリッジ形状部33を種々異ならせることができる。その他の構成、動作等については先の実施形態と同様であるので重複する説明は省略する。
【0023】
図13は本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの第3の実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。本実施形態の半打ち抜きパンチ40は、先端周縁の切刃2を3箇所で分断するように溝部41を形成してあり、溝部41を半打ち抜きパンチ40の軸線方向にまっすぐ沿うように、かつ先端部の中心の周りに対称に位置するように形成してあるが、溝部41の幅を先の二つの実施例に比べて非常に広くしてある。図中42は半打ち抜き部、43はブリッジ形状部を示すその他の構成、動作等については先の実施形態と同様であるので重複する説明は省略する。
【0024】
すなわち本発明に係る半打ち抜き加工用パンチと、これを用いた半打ち抜き穴の加工方法は、打ち抜き加工方向に沿う溝部をパンチ先端周縁の切刃を分断するように設けて、従来よりも半打ち抜き高さをより高く加工することを従来の半打ち抜き形状加工と同程度のコストで可能とし、このパンチによって形成した半打ち抜き部を凹凸嵌合による部材間の締結に用いれば、振動等があっても抜けにくい嵌合による締結のための位置決めが実現可能となるようにしている。
【0025】
また本発明は、溝部の深さ寸法を、少なくとも半打ち抜き加工対象となる板材の厚さより大きくして、加工対象物と半打ち抜き加工部分との間をつなぐブリッジ状の部分を形成することが可能とし、半打ち抜き加工部分の高さを加工対象となる板材の厚さより大きくすることができ、加工対象となる板材の板厚がlmm以下というように薄いものであっても、さらに確実な締結のための位置決めを行うことを実現可能としている。
【0026】
またさらに本発明は、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで対称位置に複数個設けて、加工後に形成されるブリッジ状の部分を変形しにくくしている。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る半打ち抜き加工用パンチと、これを用いた半打ち抜き穴の加工方法は、安定的なブリッジ部を形成して被加工材と半打ち抜き加工部とをつなぎ止める効果を達成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の金属板の半打ち抜き加工に用いられている半打ち抜きパンチを示す側面図(A)と底面図(B)である。
【図2】図1の半打ち抜きパンチを用いた半打ち抜き加工を示す断面図である。
【図3】図2の半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図4】図2の半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を有する板状の部品の位置決め、締結状態を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図5】図4の位置決め、締結において生じる不具合を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図6】従来の金属板の半打ち抜き加工において半打ち抜き部の突出高さを高くしすぎた場合のクラックの発生を示す拡大断面図である。
【図7】本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの一実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。
【図8】図7の実施形態のパンチによる半打ち抜き加工を示す断面図(A)〜(C)及びその半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を示す平面図(D)と断面図(E)である。
【図9】図8の半打ち抜き加工と同様でパンチの下降量を少なくした加工により形成される半打ち抜き部を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図10】図8の半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を有する板状の部品の位置決め、締結状態を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図11】本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの第2の実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。
【図12】図12の実施形態のパンチを用いた半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【図13】本発明に係る半打ち抜き加工用パンチの第3の実施形態を示すパンチ先端部の側面図(A)及び底面図(B)である。
【図14】図13の実施形態のパンチを用いた半打ち抜き加工により形成される半打ち抜き部を示す平面図(A)と断面図(B)である。
【符号の説明】
1、20、30、40 半打ち抜きパンチ
2 切刃
3 金属板
4 ダイ
5 ストリッパー
6、22、32、42 半打ち抜き部
8 丸穴
9 長穴
11 溶接部
12 クラック
21、31、41 溝部
23、33、43 ブリッジ形状部
t 金属板の板厚
h1、h2、h3 半打ち抜き部の突出高さ
Claims (7)
- パンチ先端の周縁に切刃を形成してなる半打ち抜き加工用パンチであって、
打ち抜き加工方向に沿う溝部を上記切刃を分断するように設け、
該溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで3個又は4個設けるとともに、
これら溝部を上記パンチの軸線方向にまっすぐ沿うように形成するとともに、該溝部の断面幅を均一に形成してなる
ことを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。 - 請求項1記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、
上記溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りに対称に位置するように形成してなる
ことを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。 - 請求項1又は2に記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、
上記溝部を、半打ち抜き加工時の動作方向である上記パンチの軸線方向にまっすぐ沿うように形成してなる
ことを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。 - 請求項1又は2に記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、
上記溝部の底面が上記パンチの軸線方向で上方へ向かうにつれて浅くなるように形成してあることを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。 - 請求項1から4のいずれかに記載の半打ち抜き加工用パンチにおいて、
上記溝部の深さ寸法を、少なくとも半打ち抜き加工対象となる板材の厚さより大きくしてなることを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。 - 請求項1から5のいずれかに記載の半打ち抜き加工用パンチを用いたことを特徴とする半打ち抜き穴の加工方法。
- パンチ先端の周縁に切刃を形成してなる半打ち抜き加工用パンチであって、
打ち抜き加工方向に沿う溝部を上記切刃を分断するように設け、
該溝部を、打ち抜き加工方向に沿う中心軸の周りで対称位置に3個又は4個設けて該溝部の断面幅を均一に形成してなる
ことを特徴とする半打ち抜き加工用パンチ。
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IT201600103536A1 (it) * | 2016-10-14 | 2018-04-14 | Leonardo Srl | Gruppo reggipensile nascosto con accesso facilitato alle regolazioni |
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- 1997-04-21 JP JP11890997A patent/JP3784918B2/ja not_active Expired - Lifetime
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