JPH10235418A - 圧延ライン制御装置 - Google Patents

圧延ライン制御装置

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JPH10235418A
JPH10235418A JP9041169A JP4116997A JPH10235418A JP H10235418 A JPH10235418 A JP H10235418A JP 9041169 A JP9041169 A JP 9041169A JP 4116997 A JP4116997 A JP 4116997A JP H10235418 A JPH10235418 A JP H10235418A
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Kazuhiko Nihei
瓶 和 彦 二
Yoshiro Seki
義 朗 関
Kazuhiko Mimura
村 和 彦 見
Shoji Murayama
山 彰 二 村
Sadayuki Mitsuyoshi
吉 貞 行 三
Ichiro Maeda
田 一 郎 前
Katsushi Yamamoto
本 克 史 山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上げ圧延前に材料を接合して連続圧延する
とき、円滑な材料の供給と圧延を可能にする圧延ライン
制御装置を得る。 【解決手段】 加熱炉から抽出された材料を粗圧延機で
圧延し、圧延された材料を一旦コイルボックスに巻き取
った後に巻き出し、接合装置により前材の尾端に後材の
先端を接続し、前材及び後材を仕上圧延機によって連続
圧延するに当たり、抽出ピッチ決定手段が圧延スケジュ
ールに基づき、材料が加熱炉より抽出されてからダウン
コイラーに巻き取られるまでの圧延ライン上の通過所要
時間を計算し、その計算結果から前材のコイルボックス
での巻き出し時間を求め、この巻き出し時間を後材の加
熱炉の抽出ピッチとして決定する一方、圧延進捗予定決
定手段が材料毎の通過所要時間とあらかじめ設定された
圧延基準時間とに基づき先材と後材との干渉が発生する
か否かを調べ、干渉が発生するとき前材の圧延が終了す
るまで後材を圧延ライン上で停止させるように材料の進
捗予定を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間連続圧延プラ
ントにおける圧延ライン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図34は本発明の適用対象としての熱間連
続圧延プラントの構成例である。同図に示す如く、熱間
圧延では、加熱炉11にて加熱した材料15を粗圧延機12、
仕上げ圧延機13で圧延し、複数台のダウンコイラー14で
交互に巻き取って鋼板の製造が行われる。圧延は、前材
(以下、先行材とも言う)のダウンコイラー巻き取り完
了を待たずに次々に行われる。しかし、熱間圧延では材
料の温度低下を防ぐため、加熱炉から抽出した材料を圧
延途中で長時間停止させておくことができない。
【0003】そこで、材料圧延後のサイズ、圧延時間を
予測し、前後の材料が圧延ライン上で衝突しない抽出ピ
ッチを決定することは、例えば、特公昭60-33169号公報
や特公平4-4208号公報に示されている。
【0004】図35は上記公報に示された従来の圧延制御
装置の構成を示すブロック図である。この圧延制御装置
は、加熱炉から材料抽出ピッチを求めるために、先行材
設定入力手段21により先行材圧延スケジュール23を、入
力すると、先行材先尾端通過時間演算手段25が、図36に
示すように、先端通過軌跡31と尾端通過軌跡32を求め
る。同様に後続材設定入力手段22により後続材圧延スケ
ジュール24を入力すると、後続材先尾端通過時間演算手
段26が、図36に示すように、後続材の先端通過軌跡31と
尾端通過軌跡32を求める。本明細書では、これらの尾端
通過軌跡及び先端通過軌跡を併せて先尾端通過時間とも
呼ぶこととする。ここで、図37に示すように、先尾端通
過時間と設備のギャップタイム42の関係、すなわち、ミ
ルライン制約条件27によって抽出ピッチ最短時間28を求
めることができる。図37では、ミルライン制約条件27の
うち、ギャップタイムT3がネックとなって、抽出ピッ
チ41が決まった例を示している。
【0005】近年、熱間圧延における連続圧延が試みら
れている。連続圧延を行うための熱間圧延プラントの構
成を図38に示す。これは図34に示す要素に対して、さら
に、粗圧延機12と仕上げ圧延機13との間に、材料を一時
滞留させることが可能なコイルボックス51、材料の先尾
端を接合するための接合装置52が設けられ、さらに、ダ
ウンコイラーにより巻き取りを行う前に、接合材を分割
するストリップシヤー53が設けられる。そして、粗圧延
を行った材料を一旦コイルボックス51で巻き取り、滞留
させ、コイルボックス51から巻き出して、仕上げ圧延を
行う。さらに、続いてコイルボックス51の次の滞留材を
巻き出した後材の先端と、前材の尾端とを接合装置52に
よって接合し、仕上げ圧延を継続して行う。このような
熱間圧延における連続圧延は今までに行われていなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】熱間圧延における連続
圧延を実施するためには、前材と後材との接合を可能に
する加熱炉の抽出ピッチを決定し、さらに、コイルボッ
クスにタイミング良く材料を滞留させる必要がある。
【0007】本発明の目的は、連続圧延を実現するため
の抽出ピッチ及び進捗予定を決定し、円滑に材料の圧延
を行い、接合装置に適切に材料を供給する圧延ライン制
御装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、加熱炉から抽出された材料を粗
圧延機で圧延し、圧延された材料を一旦コイルボックス
に巻き取った後に巻き出し、仕上圧延中又は搬送中の材
料を前材とし、コイルボックスから巻き出された材料を
後材として、接合装置により前材の尾端に後材の先端を
接続し、前材及び後材を仕上圧延機によって連続圧延し
てダウンコイラーにて巻き取るに当たり、抽出ピッチ決
定手段が圧延スケジュールに基づき、材料が加熱炉より
抽出されてからダウンコイラーに巻き取られるまでの圧
延ライン上の通過所要時間を計算し、その計算結果から
前材のコイルボックスでの巻き出し時間を求め、この巻
き出し時間を後材の加熱炉の抽出ピッチとして決定する
一方、圧延進捗予定決定手段が材料毎の通過所要時間と
値が一定に設定された圧延基準時間とに基づき材料の通
過所要時間を圧延基準時間に合わせる様に材料を圧延ラ
イン上で停止させる進捗予定を作成するもので、抽出ピ
ッチ決定手段によって決定された抽出ピッチに従って加
熱炉から材料を抽出し、圧延進捗予定決定手段の進捗予
定に従って加熱炉より下流の圧延関連装置を制御するよ
うにしたことにより、円滑な材料圧延と、適切な接合が
行われる。
【0009】請求項2の発明は、所要時間があらかじめ
設定された圧延基準時間の代わりに、圧延進捗予定決定
手段が全材料の圧延時間を予測し、その最大値を用いる
もので、全接合材料に適した圧延進捗予定を決定するこ
とができる。
【0010】請求項3の発明は、圧延進捗予定決定手段
が、一つの材料が通過する毎に当該材料以降の予測時間
の最大値を圧延基準時間の代わりに用いるようにしたの
で、接合対象の残りの材料に適した圧延進捗予定を決定
することができる。
【0011】請求項4の発明は、圧延進捗予定決定手段
が全材料の圧延時間を予測し、圧延ラインの一部の範囲
は、その最大値を圧延基準時間の代わりに用い、残りの
範囲は通過所要時間の計算結果を用いるようにしたの
で、装置の構成を簡易化することができる。
【0012】請求項5の発明は、圧延進捗予定決定手段
が、全材料の予測時間の最大値、一つの材料が通過する
毎に当該材料以降の予測時間の最大値、又は、圧延ライ
ンの一部の範囲は、予測時間の最大値、残りの範囲は通
過所要時間の計算結果のいずれか一つを、材料の特徴に
応じて選択し、選択して得られた時間を圧延基準時間の
代わりに用いるようにしたので、特異な材料を含んだ接
合材料の圧延進捗予定を適切に決定することができる。
【0013】請求項6の発明は、圧延進捗予定決定手段
が、圧延基準時間として用いる予測時間の最大値を変更
するに当たり、この変更に対応して抽出ピッチ決定手段
がコイルボックスの巻き出し時間に基づいて決定した抽
出ピッチを補正して出力するようにしたので、圧延時間
に対応した材料抽出が可能となる。
【0014】請求項7の発明は、上記の構成要件に加え
て、材料の実際の圧延時間を採取する圧延実績採取手段
と、実際の圧延時間と圧延進捗予定決定手段の進捗予定
に含まれる計算による圧延時間とを比較し、これらの間
に差があったとき、残りの材料に対する進捗予定のうち
の待機時間を変更する圧延進捗予定変更手段とを備えて
いるので、圧延時間の誤差を未圧延材で吸収することが
できる。
【0015】請求項8の発明は、材料の実際の圧延時間
を採取する圧延実績採取手段と、この実際の圧延時間と
圧延進捗予定決定手段の進捗予定に含まれる計算による
圧延時間とを比較し、所定値以上の差があったとき、残
りの材料に対する材料の抽出ピッチを変更する抽出ピッ
チ変更手段とを備えているので、圧延時間の誤差を未圧
延材で吸収することができる。
【0016】請求項9の発明は、圧延進捗予定変更手段
が、残りの次の材料の待機時間が一定値以下の場合、次
の材料の待機時間を変更せずに、その代わりに、変更可
能な上流位置の材料の待機時間を変更するので圧延時間
の誤差を未圧延材で吸収することができる。
【0017】請求項10に記載の発明は、圧延ラインで
圧延された材料の実際の圧延時間を採取し、この実際の
圧延時間と進捗予定に含まれる計算による圧延時間とを
比較し、所定値以上の差があったとき、進捗予定のうち
の待機時間を変更し、その変更ができなかった場合、そ
の後に抽出される材料の抽出ピッチを変更するので、圧
延時間の誤差を未圧延材で吸収することができる。
【0018】請求項11に記載の発明は、進捗予定及び
ミルラインの制約条件に基づいて、前後の材料どうしが
干渉するか否かを判定し、その判定結果に基づいて前後
の材料の接合装置による全ての接続が可能か否かを判定
してオペレータに知らせるので、圧延前の適切な対応が
可能となる。
【0019】請求項12の発明は、前後の材料の接続が
不可能である場合に、圧延進捗予定決定手段から出力さ
れる進捗予定を接続可能な進捗予定に変更するので、確
実な接合と円滑な圧延が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基いて詳細に説明する。図2は本発明の第1
の実施形態の概略構成を示すブロック図である。この実
施形態は、主に、圧延機器の制御を行う制御装置65と、
これらの制御装置65に機器の設定情報を与え、かつ、プ
ラント全体の監視を行う計算機61とを備えている。計算
機61は、制御装置65からの情報を、伝送路63を介して、
送受信を行う送受信装置62を備えている。制御装置65
は、伝送路63を介して、計算機61に接続されている。制
御装置65は、計算機61へ情報を送受信する送受信装置64
と、プラントからの入力、及び機器の制御信号を出力す
るプロセス入出力装置66を備えている。制御装置65は、
圧延ライン上に配置された、例えば、レーザー光やガン
マ線を利用して材料の有無を検出する在荷センサ67から
の入力信号の入力、及びモータ68に対する速度指令の出
力を行うことができる。また、計算機61と制御装置65と
は、伝送路63を介して、記憶領域を共有することもでき
る。
【0021】図1は計算機61の主要な機能を示すブロッ
ク図である。ここで、計算機61は、抽出ピッチ決定手段
71と圧延進捗予定決定手段72とを備えている。このう
ち、抽出ピッチ決定手段71は、接合材圧延スケジュール
を材料圧延スケジュール記憶手段73から読み出し、接合
材先尾端通過時間計算手段77によって接合材先尾端通過
時間を計算し、計算結果を接合材先尾端通過時間記憶手
段74に格納する。さらに、接合材抽出ピッチ計算手段78
では、接合材先尾端通過時間を用いて接合材の抽出ピッ
チを計算し、送受信装置62を介して、これを送受信装置
62に伝える。
【0022】圧延進捗予定決定手段72は、接合材圧延進
捗予定作成手段A79によって、接合材先尾端通過時間と
圧延基準時間記憶手段75に記憶された圧延基準時間を用
いて、接合材圧延進捗予定を作成し、これを接合材圧延
進捗予定記憶手段76に格納する。そして、材料進入指示
手段710 によって、接合材圧延進捗予定を、送受信装置
62を介して、これを送受信装置62に伝える。
【0023】図3は抽出ピッチ決定手段71の処理手順を
示すフローチャートであり、材料の圧延スケジュールを
入力し、抽出ピッチを決定するまでの処理手順を示して
いる。以下、このフローチャートを用いて、圧延スケジ
ュールを用いた材料の先尾端通過時間の計算方法につい
て説明する。圧延スケジュールとは、材料を圧延するた
めの圧延速度、粗圧延回数、スラブ、バー、コイルサイ
ズ情報であり、これは圧延開始前に圧延材毎にあらかじ
め決定される。そこで、計算機61はステップ81で初期化
を実行した後、ステップ82にて材料圧延スケジュール記
憶手段73に記憶された圧延スケジュールを入力し、ステ
ップ83にて図4に示す先端と尾端の速度折れ点を作成す
る。速度折れ点とは、材料が加熱炉から抽出されてから
ダウンコイラーに巻き取られるまでの材料先端・尾端の
動きを材料の圧延速度、先・後進率、搬送速度、巻き取
り速度、材長を用い、速度の変化点をテーブルにて表現
したものである。図4のテーブルでは、材料の速度変化
を時間、初速、加速度の関数で表現している。速度折れ
点は、材料の温度変化、搬送時の摩擦などを考慮した関
数として表現し、これを先尾端通過時間計算のための情
報として用いても良い。続いて計算機61はステップ84に
て、先端・尾端それぞれの速度折れ点を使用して、材料
が加熱炉から抽出されてからダウンコイラーに巻き取ら
れるまでの圧延ライン上の通過所要時間を計算する。図
5は、先尾端通過時間の計算結果をグラフ化した例であ
る。次に、計算機61はステップ85では接合材が1本目か
否かを判定する。そして、2本目以降の接合材に対し
て、ステップ86にて、図6に示す接合材の先尾端の通過
時間計算結果から前材のコイルボックス巻き出し時間を
求め、これを後材の抽出ピッチに決定する。計算機61は
ステップ87にて、接合材が最終材か否かを判定し、最終
材、すなわち、全ての材料について上記の処理を行った
ことを確認する。このようにして得られた先尾端通過時
間は接合材先尾端通過時間記憶手段74に記憶される。上
述した処理手順のうち、ステップ82,83,84の処理が図
1中の接合材先尾端通過時間計算手段77に対応し、ステ
ップ87の処理が接合材抽出ピッチ計算手段78に対応して
いる。かくして、抽出ピッチ決定手段71は前材のコイル
ボックス巻き出し時間に合わせて後材をコイルボックス
に用意することができる。
【0024】図7は圧延進捗予定決定手段72の動作を説
明するために、計算機61の処理手順を示すフローチャー
トである。このフローチャートは材料の圧延スケジュー
ルを入力し、圧延時間の予定を決定するまでのもので、
ステップ81〜84までは、抽出ピッチ決定手段71の処理と
同じであり、計算結果である先尾端通過時間は、共通に
用いることができる。
【0025】ここで、材料の圧延時間は、材料サイズに
よって異なる。従って、抽出ピッチを決めただけでは、
コイルボックスまでの圧延ライン上で前後材料どうしの
干渉が発生する可能性がある。干渉が発生した場合、後
材は前材の圧延が終了するまで圧延ライン上で一旦停止
することになる。これを避けるために、計算機61はステ
ップ121 にて、圧延基準時間記憶手段75に記憶された圧
延材質に対応する圧延基準時間に基づいて接合材の先尾
端通過時間を修正し、これを圧延進捗予定とする。続い
て、計算機61はステップ122 にて、圧延進捗予定の時間
を材料の設備進入の制約条件として設定する。このステ
ップ121 ,122 の処理が接合材圧延進捗予定作成手段A
79に対応している。図8は圧延進捗予定の例を示してい
る。圧延進捗予定は、圧延基準時間をもとに先尾端通過
時間に待機時間を加算して作られる。これにより、各材
料の圧延条件を平準化し、かつ、コイルボックスへの滞
留時間を用意することができる。かくして、第1の実施
形態によれば、あらかじめ定めた圧延進捗予定通りにコ
イルボックスに接合材料を滞留させることができる。
【0026】図9は本発明の第2の実施形態の構成を示
すブロック図である。図中、図1と同一の要素には同一
の符号を付してその説明を省略する。この実施形態は、
図1の接合材圧延進捗予定作成手段A79の代わりに接合
材圧延進捗予定作成手段B141 を設けたもので、この接
合材圧延進捗予定作成手段B141 によって、接合対象の
全材料の先尾端通過時間を計算し、その計算結果を用い
て、圧延基準時間を決める。そしてさらに、その圧延基
準時間をもとに各材料の進捗予定を作成する。
【0027】図10は、圧延進捗予定決定手段72に対応
する計算機61の処理手順を示すフローチャートであり、
ステップ81〜84によって接合材先尾端通過時間を計算
し、続いて、ステップ151 で、接合材が最終材か否かを
判定し、最終材になるまで上記の処理を繰り返したの
ち、ステップ152 にて、全接合材の先尾端通過時間か
ら、最長の圧延時間を圧延基準時間とし、全接合材の全
尾端通過時間を修正し、これを圧延基準予定とする。続
いて、ステップ122 では圧延進捗予定の時間を材料の設
備進入の制約条件として設定する。
【0028】図11は接合対象材料と圧延基準時間の一
例を示している。ここでは、加熱炉11からコイルボック
ス51までの圧延ラインを範囲1及び範囲2でなる圧延時
間基準範囲132 に分けている。そして、7本の接合材料
のうち、範囲1では材料2が最大圧延時間を要し、範囲
2では材料4が最大圧延時間を要するとき、範囲1の圧
延設備では材料2の圧延時間を圧延基準時間に決定し、
範囲2の圧延設備では材料4の圧延時間を圧延基準時間
に決定する。また、計算した先尾端通過時間を圧延基準
時間に合わせて修正し、進捗予定とする。かくして、第
2の実施形態によれば、全接合材料の圧延時間の予測結
果から圧延進捗予定を決定するので、全接合材料に適し
た圧延が可能となる。
【0029】図12は本発明の第3の実施形態の構成を
示すブロック図である。図中、図1と同一の要素には同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態
は、図1の接合材圧延進捗予定作成手段A79の代わりに
接合材圧延進捗予定作成手段C171 を設けたもので、こ
の接合材圧延進捗予定作成手段C171 によって、接合対
象の全材料の先尾端通過時間を計算し、その計算結果を
用いて、圧延基準時間を決める。そしてさらに、その圧
延基準時間をもとに各材料の進捗予定を作成する。
【0030】図13は、圧延進捗予定決定手段72に対応
する計算機61の処理手順を示すフローチャートであり、
ステップ81〜84によって接合材先尾端通過時間を計算
し、続いて、ステップ151 で、接合材が最終材か否かを
判定し、最終材になるまで上記の処理を繰返したのち、
ステップ181 にて、計算対象材以降の先尾端通過時間の
中の最大値を圧延基準時間とし、計算対象材以降の材料
の先尾端通過時間を修正し、これを圧延基準予定とす
る。続いて、ステップ122 では圧延進捗予定の時間を材
料の設備進入の制約条件として設定する。
【0031】図14は、接合対象材料と圧延基準時間の
一例を示している。7本の接合材料について、各範囲に
おいて材料1の圧延基準時間は、材料1〜材料7の先尾
端通過時間の、材料2の圧延基準時間は材料2〜材料7
の先尾端通過時間の、材料3の圧延基準時間は、材料3
〜材料7の先尾端通過時間の各最大値とし、材料4〜材
料7についても同様に計算対象材とそれ以降の材料の先
尾端通過時間から圧延基準時間を決定する。また、範囲
2についても、範囲1と同様にして圧延基準時間を決定
する。
【0032】図14の範囲1では、材料1〜材料7の圧
延時間の最大値は、材料2のTS21であり、材料3〜
材料7の圧延時間の最大値は、材料5のTS51であ
り、材料6、材料7の圧延時間の最大値は材料7の圧延
時間TS71になっている。これらの圧延時間をそれぞ
れ、各材料毎に各範囲の圧延基準時間として決定する。
そして、各材料の先尾端通過時間を圧延基準時間に合わ
せて修正し、圧延進捗予定とする。かくして、第3の実
施形態によれば、接合材料の残りの材料の圧延時間に応
じて進捗予定を決定するので、接合対象の残りの材料に
適した圧延が可能となる。
【0033】図15は、本発明の第4の実施形態の構成
を示すブロック図である。図中、図1と同一の要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態
は、図1の接合材圧延進捗予定作成手段A79の代わりに
接合材圧延進捗予定作成手段D201 を設けたもので、こ
の接合材圧延進捗予定作成手段D201 によって、接合対
象の全材料の先尾端通過時間を計算し、その計算結果を
用いて、圧延基準時間を決める。そしてさらに、その圧
延基準時間をもとに各材料の進捗予定を作成する。ただ
し、この実施形態は、複数の基準時間の計算範囲の中
で、所定の範囲については基準時間を設定せず、対象材
料の圧延時間をそのまま使用する。計算した時間と実際
の圧延時間の差が大きい場合など、予定の圧延時間通り
に圧延されない範囲がある場合に有効である。
【0034】図16は、圧延進捗予定の作成例である。
範囲1は基準時間による修正は行わず、範囲2は基準時
間による修正を行った場合を示している。かくして、第
4の実施形態によれば、圧延ラインの一部の範囲の進捗
予定しか決定しないので、装置の簡易化が達成される。
【0035】図17は、本発明の第5の実施形態の構成
を示すブロック図である。図中、図9、図12、図15
と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略す
る。この実施形態は、図9、図12、図15にそれぞれ
示した接合材圧延進捗予定作成手段B141 、接合材圧延
進捗予定作成手段C171 及び接合材圧延進捗予定作成手
段D201 の三つを含む圧延進捗予定選択手段221 を備え
ている。圧延進捗予定選択手段221 は、接合対象の特徴
に応じて、接合材圧延進捗予定作成手段を選ぶものであ
る。
【0036】例えば、接合対象材料の中に粗圧延回数が
異なる特異な材料が存在する場合、他の材料に比べて、
その材料の圧延時間だけが極端に長くなるものとする。
このとき、全接合材料に対して、接合材圧延進捗予定作
成手段B141 、接合材圧延進捗予定作成手段C171 及び
接合材圧延進捗予定作成手段D201 のどれか一つだけを
用いた場合、特異な材料自体が接合開始に間に合わない
か、あるいは、特異な材料の後材が接合開始に間に合わ
ない状況が発生する。この実施形態では、接合対象材料
の中に圧延時間が極端に異なる材料が存在する場合に、
接合材圧延進捗予定作成手段を選択することによってこ
の問題を回避し、かつ、図9、図12、図15にそれぞ
れ示した実施形態の利点を生かすことができる。
【0037】図18は、図17に示した第5の実施形態
において、粗圧延回数の異なる材料を含んだ場合の圧延
進捗予定を例示したものである。これは、材料231 、材
料232 、材料233 の3本を連続圧延する例である。材料
231 及び材料233 は、粗圧延回数が6回であるのに対し
て、材料232 の粗圧延回数は8回である。材料232 は粗
圧延回数が8回であるため、粗圧延時間が長く、接合が
困難となる。従って、材料232 の前材である材料231 の
範囲2の基準時間が長くなるように圧延進捗予定を決定
し、連続圧延を完成することができる。かくして、第5
の実施形態によれば、圧延進捗予定の決定方法を選択す
るので、特異な材料の圧延に対応することができる。
【0038】図19は本発明の第6の実施形態の構成を
示すブロック図である。図中、図1と同一の符号を付し
たものはそれぞれ同一の要素を示している。ここでは、
第1乃至第5の実施形態を構成する接合材圧延進捗予定
作成手段A,B,C,Dのいずれか一つを接合材圧延進
捗予定作成手段241 で表現したもので、図1の構成に対
して、抽出ピッチ時間記憶手段242 及び抽出ピッチ補正
手段243 が付加された構成になっている。この構成によ
り、接合材圧延進捗予定作成手段241 によって作成した
各材料の基準時間の差を抽出ピッチ補正手段243 によっ
て、接合材抽出ピッチ計算手段78から出力される材料の
抽出ピッチに反映させることができる。
【0039】図20は、圧延基準時間の差を抽出ピッチ
に反映させた例である。材料251 の基準時間は、材料25
2 の基準時間よりTH1時間だけ長い。この時、材料25
1 と材料252 間の抽出ピッチは、TH1時間延ばすこと
ができる。接合対象の材料の中で基準時間が変わった場
合、材料どうしの間隔は狭まるか、又は、広がることに
なる。基準時間の変化分を抽出ピッチに反映することに
よって、円滑な圧延を行うことができる。かくして、第
6の実施形態によれば、残りの材料の圧延時間の変動に
対応した抽出ピッチを決定することができる。
【0040】図21は本発明の第7の実施形態の構成を
示すブロック図である。図中、図19と同一の要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態
は図19に示す抽出ピッチ時間記憶手段242 及び抽出ピ
ッチ補正手段243 を除去し、その代わりに、圧延実績採
取手段261 、圧延進捗予定変更手段A262 及び圧延実績
記憶手段263 を設けた構成になっている。このうち、圧
延実績採取手段261 は実際に圧延した時間を採取して圧
延実績記憶手段263 に記憶させる。圧延進捗予定変更手
段A262 は圧延実績記憶手段263 に記憶された実際の圧
延時間と、接合材圧延進捗予定記憶手段76に記憶された
予定時間とを比較し、その差が予め定めた値を越えた場
合に、接合材圧延進捗予定記憶手段76の記憶データを修
正し、計算値と実際値との時間差を吸収するようにした
ものである。
【0041】図22は、実績時間による圧延進捗予定の
変更が行われた場合の例である。これは、材料271 、材
料272 、材料273 の3本の連続圧延の例である。図で
は、材料271 のコイルボックス巻き出し時間が予定した
時間よりTO1時間だけ短かった場合を示している。こ
の時、もよりの上流材である材料273 の待機時間をTO
1時間減らすことにより、圧延時間のずれを吸収するこ
とができる。かくして、第7の実施形態によれば、圧延
実績に応じて未圧延材の進捗予定を変更するので、実際
の圧延状態に近付けた圧延が可能となる。
【0042】図23は本発明の第8の実施形態の構成を
示すブロック図である。図中、図21と同一の要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態
は接合材抽出ピッチ計算手段78から出力される抽出ピッ
チを修正するべく、その情報を記憶するための抽出ピッ
チ時間記憶手段242 を設ける一方、その記憶情報と、前
述したように圧延実績採取手段261 によって採取されて
圧延実績記憶手段263の情報とを比較して、その差が予
め定めた値を越えた場合に、抽出ピッチ変更手段281 が
接合材圧延進捗予定作成手段241 のデータを修正するよ
うにしたもので、これによって、圧延時間の差を、それ
以降に抽出される材料の抽出ピッチに反映させることに
よって、計算値と実績値との時間差を吸収する。
【0043】図24はこの実施形態によって、抽出ピッ
チの変更が行われた場合の例を示したものである。これ
は、材料291 、材料292 、材料293 及び材料294 の4本
の連続圧延の例である。同図において、材料291 のコイ
ルボックスの巻き出し時間が予定よりTO時間短かった
場合を示している。この時、この後に抽出される材料で
ある材料294 の抽出ピッチをTO2時間減らすことによ
り、圧延時間のずれを吸収することができる。かくし
て、第8の実施形態によれば、実際の圧延時間に応じて
抽出ピッチを変更するので、実際の圧延状態に近付けた
圧延が可能となる。
【0044】図25は本発明の第9の実施形態の構成を
示すブロック図である。図中、第7の実施形態を示す図
21と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。この実施形態は図21に示す圧延進捗予定変更
手段A262 を除去し、その代わりに、圧延進捗予定変更
手段B301 を設けたものである。この圧延進捗予定変更
手段B301 は、予定した圧延時間と実際の圧延時間との
差を圧延進捗予定に含まれる圧延待機時間に反映させる
ものである。なお、圧延進捗予定変更手段B301 では、
TY1時間以上の待機時間を持つ場合にのみ変更を行
い、その変更ができなかった場合には、圧延ライン上流
位置の待機時間を修正する。他の待機時間も見つからな
かった場合には、次の材料の待機時間について同様の処
理を実行する。
【0045】図26は、実績時間による圧延進捗予定の
変更が行われた場合の例である。これは、材料311 、材
料312 、材料313 及び材料314 の4本の連続圧延の例で
ある。図では、材料311 のコイルボックス巻き出し時間
が予定よりTO3時間短かった場合を示している。この
時、もより上流材である材料313 の待機時間は、TY1
時間未満であるため、次材である材料314 の待機時間を
TO3時間減らすことにより、圧延時間のずれを吸収す
ることができる。かくして、第9の実施形態によれば、
材料の圧延時間を考慮して、圧延進捗予定を変更するの
で、圧延時間の誤差発生を確実に吸収することができ
る。
【0046】図27は本発明の第10の実施形態の構成
を示すブロック図である。図中、図23に示す第8の実
施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を
省略する。この実施形態は図23に示す抽出ピッチ変更
手段281 を除去し、その代わりに、抽出ピッチ及び進捗
予定の両方の修正機能を有する圧延進捗予定・抽出ピッ
チ変更手段322 を設けたものである。この圧延進捗予定
・抽出ピッチ変更手段322 は、予定した圧延時間と実際
の圧延時間とを比較し、その差を圧延進捗予定に含まれ
る待機時間に反映させるが、この時、待機時間が無い場
合、これを抽出ピッチに反映し、これによって計算値と
実績値との差を吸収するものである。
【0047】図28は、実績時間による抽出ピッチの変
更例を示している。これは、材料331 、材料332 、材料
333 及び材料334 の4本の材料を連続圧延する場合に、
材料331 のコイルボックス巻き出しの時間が予定よりT
O4だけ短かった場合を示している。この時、もより上
流材である材料333 の待機時間が無いため、この後に抽
出される材料である材料334 の抽出ピッチをTO4時間
だけ短縮することにより、圧延時間のずれを吸収するこ
とになる。かくして、第10の実施形態によれば、圧延
進捗予定の変更が可能である場合には進捗予定を、不可
能である場合には抽出ピッチをそれぞれ変更することに
よって、圧延時間の誤差を確実に吸収することができ
る。
【0048】図29は、本発明の第11の実施形態の構
成を示すブロック図である。この実施形態は、上述した
第6乃至第10の各実施形態の構成要件である抽出ピッ
チ決定手段71及び圧延進捗予定決定手段72を基本にし
て、出力装置341 、干渉判定手段342 、接続判定手段34
3 及びミルライン制約条件記憶手段344 及び干渉状態記
憶手段345 を設けたものである。この実施形態はミルラ
イン制約条件記憶手段344 に記憶されたミルライン制約
条件と、接合材圧延進捗予定記憶手段76に記憶された接
合材圧延進捗予定とに基づき、干渉判定手段342 は材料
が圧延ライン上に一旦停止するか否かを判定する。その
判定結果は干渉状態記憶手段345 に記憶される。接続判
定手段343 は、接合材圧延進捗予定記憶手段76の圧延進
捗予定と干渉状態記憶手段345 の判定結果に基づき、材
料がコイルボックスに予定通り到着するか否かを判定
し、出力装置341 にその結果を出力する構成になってい
る。
【0049】図30は、干渉判定手段342 及び接続判定
手段343 に対応する計算機61の処理手順を示すフローチ
ャートである。ここで、最初のステップ351 にて初期化
を実行した後、ステップ352 でミルライン制約条件を使
用して、その制約条件だけで決まる抽出ピッチ(仮抽出
ピッチと呼ぶ)を計算する。続いて、ステップ353 では
ミルラインの上流から仮抽出ピッチを計算し、圧延進捗
予定として既に計算されている抽出ピッチと比較するこ
とにより、干渉が発生するか否かを調べる。この場合、
仮抽出ピッチ>抽出ピッチであればミルライン上での干
渉が発生し、材料はミルラインで一旦停止する。仮抽出
ピッチ≦抽出ピッチの場合には干渉は発生せず材料の停
止なしで圧延が行われる。そして、ステップ354 でミル
ラインの制約条件が最下流のものか否かを判定し、最下
流になるまで、すなわち、ミルライン上流から下流に向
かってステップ353 の処理を繰り返す。次に、ステップ
355 では、材料がミルラインで一旦停止し、予定よりど
の程度遅れてコイルボックスに到達するかを計算し、さ
らに、遅れた時間とコイルボックスでの滞留予定時間と
を比較することにより、滞留時間を越えて材料が遅れた
場合には、材料は接合開始時間に間に合わず接合不可能
と判断する。一方、滞留可能な場合にはステップ356 に
て遅れ時間を反映した先尾端通過時間を作成し、接続可
能の判定に用いる。次の材料に対してもこれと同様の干
渉判定及び接続判定を行い、ステップ357 にて最終材と
判定されるまで同様な処理を繰り返す。そして、最終の
ステップ358 にて、上述した接続可能、接続不可能の判
定結果を出力する。
【0050】図31は、干渉の発生と接続判定の関係を
示す説明図である。これは、材料361 、材料362 、材料
363 及び材料364 の4本を連続圧延する場合を例示して
いる。このうち、材料362 は、材料361 のコイルボック
ス巻き出し時間を抽出ピッチとして圧延を行うが、材料
361 と材料362 は、圧延ライン上で干渉するため、材料
362 は、時間TW1だけライン上で一旦停止してしま
う。これにより、材料362 は、TW1時間後にコイルボ
ックスに到着するが、予定していたコイルボックス巻き
出し開始時間より遅れて巻き取られるため、接続不可能
と判定することができる。かくして、第11の実施形態
によれば、接合装置への材料の供給の可否をオペレータ
に知らせることができる。
【0051】図32は本発明の第12の実施形態の構成
を示すブロック図であり、図中、図29に示す第11の
実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明
を省略する。これは図29中の接続判定手段343 を除去
し、その代わりに圧延進捗予定変更手段371 を設けて、
干渉が発生した場合、接合材圧延進捗予定記憶手段76の
進捗予定を修正して接合可能にするものである。
【0052】すなわち、接合材圧延進捗予定作成手段24
1 によって各材料の圧延進捗予定を計算し、接合材抽出
ピッチ計算手段78によって各材料の抽出ピッチを計算す
る。干渉判定手段342 は、各材料が圧延ライン上に一旦
停止するか否かを判定する。圧延進捗予定変更手段371
は、判定結果である干渉状態を使用して接合材がコイル
ボックスに予定通り到着するか否かを判定し、干渉が発
生する場合、圧延進捗予定を変更する。
【0053】図33は、干渉が発生し、圧延進捗予定を
変更する場合を示したものである。これは、材料381 、
材料382 、材料383 及び材料384 の4本の連続圧延する
場合を例示している。ここで、材料382 は、材料381 の
コイルボックス巻き出し時間を抽出ピッチとして、圧延
を行うが、材料381 と材料382 とは、圧延ライン上で干
渉するため、材料382 は、TW2時間だけ一旦停止して
しまう。これにより、材料382 は、TW2時間後にコイ
ルボックスに到着するが、予定していたコイルボックス
での待機時間以上に遅れて到着するため、接続できな
い。従って、材料381 の圧延進捗予定をコイルボックス
でTW2時間だけ余分に待機させるように変更する。こ
れによって材料381 、材料382 の接続が可能となる。か
くして、第12の実施形態によれば、接合装置への材料
の供給が不可能な場合に、接続可能に圧延進捗予定を変
更することができる。
【0054】なお、上記各実施形態では、コイルボック
スから巻き出した後材の先端を、仕上圧延中の先材の尾
端に接続したが、仕上げ圧延機の上流側に搬送装置を備
える場合には搬送中の材料を先材としてその尾端に後材
の先端を接合する圧延ラインにも本発明を適用すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1に記載の圧延ライン制御装置によれば、抽出ピッ
チ決定手段の出力情報を用いて加熱炉から材料を抽出
し、あらかじめ定めた圧延進捗予定通りに余裕を持って
圧延を進めることにより、コイルボックスに接合材料を
滞留させるような圧延ラインの制御を行うことができ
る。
【0056】請求項2に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、全接合材料の圧延時間を予測した結果から圧延進
捗予定を決定するので、全接合材料に適した圧延進捗予
定を決定することができる。
【0057】請求項3に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、全接合材料の圧延時間を予測した結果から、接合
材の残りの材料の圧延時間から圧延進捗予定を決定する
ので、接合対象材の残り材に適した圧延進捗予定を決定
することができる。
【0058】請求項4に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、圧延ラインの一部のみの進捗予定を決定するの
で、不要な部分を省き、装置の構成を簡易化することが
できる。
【0059】請求項5に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、材料の特徴に応じて、請求項2乃至4のいずれか
の圧延進捗予定決定手段を選択することができるので、
特異な材料の圧延進捗予定を適切に決定することができ
る。
【0060】請求項6に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、残り材料の圧延進捗予定によって抽出ピッチを補
正するので、残り材料の圧延時間の変動に対応した抽出
ピッチを決定することができる。
【0061】請求項7に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、圧延実績採取手段によって実際の圧延時間を採取
し、圧延進捗予定変更手段によって、あらかじめ予定し
た圧延進捗予定との差異を使用して未圧延材の進捗予定
を変更し、圧延時間誤差を吸収することができる。
【0062】請求項8に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、圧延実績採取手段によって実際の圧延時間を採取
し、抽出ピッチ変更手段によって、あらかじめ予定した
圧延進捗予定との差異を使用して未圧延材の抽出ピッチ
を変更し、圧延時間誤差を吸収することができる。
【0063】請求項9に記載の圧延ライン制御装置によ
れば、圧延進捗予定変更対象の材料の圧延時間を考慮し
て、圧延進捗予定を変更するので、圧延時間の誤差発生
を確実に吸収することができる。
【0064】請求項10に記載の圧延ライン制御装置に
よれば、圧延実績採取手段によって実際の圧延時間を採
取し、圧延進捗予定・抽出ピッチ変更手段によって、あ
らかじめ予定した圧延進捗予定との差異を使用して未圧
延材の進捗予定と抽出ピッチを変更し、圧延時間誤差を
吸収することができる。
【0065】請求項11に記載の圧延ライン制御装置に
よれば、干渉判定手段によって、あらかじめ予定した圧
延進捗から材料のライン上における一旦停止を予測し、
接続判定手段がこの結果を使用して、接合装置への材料
の供給可否を判断し、結果をオペレータに知らせること
ができる。
【0066】請求項12に記載の圧延ライン制御装置に
よれば、干渉判定手段によって、あらかじめ予定した圧
延進捗から材料のライン上における一旦停止を予測し、
圧延進捗予定変更手段がこの結果を使用して、接合装置
への材料の供給可否を判断し、接続不可能な場合に、接
続可能な圧延進捗予定を再作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の主要部の詳細な構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態の概略構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1に示した実施形態の主要な機能を計算機に
持たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1に示した実施形態の動作を説明するため
に、材料の先尾端の折れ点情報を示した図。
【図5】図1に示した実施形態の動作を説明するため
に、材料の通過時間を示した図。
【図6】図1に示した実施形態の動作を説明するため
に、材料の抽出ピッチを示した図。
【図7】図1に示した実施形態の主要な機能を計算機に
持たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図8】図1に示した実施形態の動作を説明するため
に、材料の圧延進捗予定を示した図。
【図9】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図10】図9に示した実施形態の機能を計算機に持た
せた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図11】図9に示した実施形態の動作を説明するため
に、圧延基準時間を示した図。
【図12】本発明の第3の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図13】図11に示した実施形態の機能を計算機に持
たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図14】図11に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延基準時間を示した図。
【図15】本発明の第4の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図16】図15に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定を示した図。
【図17】本発明の第5の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図18】図17に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定を示した図。
【図19】本発明の第6の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図20】図19に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定と抽出ピッチを示した図。
【図21】本発明の第7の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図22】図21に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定の変更を示した図。
【図23】本発明の第8の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図24】図23に示した実施形態の動作を説明するた
めに、抽出ピッチの変更を示した図。
【図25】本発明の第9の実施形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図26】図25に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定の変更を示した図。
【図27】本発明の第10の実施形態の構成を示すブロ
ック図。
【図28】図27に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定と抽出ピッチの変更を示した図。
【図29】本発明の第11の実施形態の構成を示すブロ
ック図。
【図30】図29に示した実施形態の機能を計算機に持
たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図31】図29に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定と接続の可否を説明するための図。
【図32】本発明の第12の実施形態の構成を示すブロ
ック図。
【図33】図32に示した実施形態の動作を説明するた
めに、圧延進捗予定の変更を示した図。
【図34】従来の熱間圧延プラントの構成を示す図。
【図35】図34に示した熱間圧延プラントに適用する
従来の圧延ライン制御装置の構成を示すブロック図。
【図36】図35に示した圧延ライン制御装置の動作を
説明するために、圧延材の先尾端通過時間の具体例を示
した図。
【図37】図35に示した圧延ライン制御装置の動作を
説明するために、先尾端通過時間とギャップタイムから
抽出ピッチ最短時間を求める関係図。
【図38】本発明の適用対象である熱間圧延プラントの
構成を示す図。
【符号の説明】
11 加熱炉 12 粗圧延機 13 仕上げ圧延機 14 ダウンコイラー 51 コイルボックス 52 接合装置 53 ストリップシヤー 61 計算機 62,64 送受信装置 63 伝送路 65 制御装置 66 プロセス入出力装置 71 抽出ピッチ決定手段 72 圧延進捗予定決定手段 77 接合材先尾端通過時間計算手段 78 接合材抽出ピッチ計算手段 79 接合材圧延進捗予定作成手段A 141 接合材圧延進捗予定作成手段B 171 接合材圧延進捗予定作成手段C 201 接合材圧延進捗予定作成手段D 221 圧延進捗予定選択手段 243 抽出ピッチ補正手段 261 圧延実績採取手段 262 圧延進捗予定変更手段A 281 抽出ピッチ変更手段 301 圧延進捗予定変更手段 322 圧延進捗予定・抽出ピッチ変更手段 342 干渉判定手段 343 接続判定手段 371 圧延進捗予定変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 義 朗 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 見 村 和 彦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 村 山 彰 二 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 三 吉 貞 行 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 前 田 一 郎 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 山 本 克 史 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱炉から抽出された材料を粗圧延機で圧
    延し、圧延された材料を一旦コイルボックスに巻き取っ
    た後に巻き出し、仕上圧延中又は搬送中の材料を前材と
    し、前記コイルボックスから巻き出された材料を後材と
    して、接合装置により前記前材の尾端に前記後材の先端
    を接続し、前記前材及び後材を仕上圧延機によって連続
    圧延する圧延ラインの制御装置であって、 材料毎の圧延スケジュールに基づき、その先端及び尾端
    がそれぞれ前記加熱炉より抽出されてからダウンコイラ
    ーに巻き取られるまでの圧延ライン上の通過所要時間を
    計算し、その計算結果から前記前材の前記コイルボック
    スでの巻き出しの開始から終了までの巻き出し時間を求
    め、この巻き出し時間を前記後材の前記加熱炉の抽出ピ
    ッチとして決定する抽出ピッチ決定手段と、 材料毎に計算された前記通過所要時間とあらかじめ設定
    された圧延基準時間とに基づき前記材料を圧延基準時間
    に合わせる様に前記圧延ライン上で待機させる前記材料
    の進捗予定を作成する圧延進捗予定決定手段と、 を備え、前記抽出ピッチ決定手段によって決定された抽
    出ピッチに従って前記加熱炉から材料を抽出し、前記圧
    延進捗予定決定手段の進捗予定に従って前記加熱炉より
    も下流の圧延関連装置を制御する圧延ライン制御装置。
  2. 【請求項2】前記圧延進捗予定決定手段は、前記通過所
    要時間の計算結果から全材料の圧延時間を予測し、予測
    時間の最大値を前記圧延基準時間の代わりに用いる請求
    項1記載の圧延ライン制御装置。
  3. 【請求項3】前記圧延進捗予定決定手段は、前記通過所
    要時間の計算結果から全材料の圧延時間を予測し、一つ
    の材料が通過する毎に当該材料以降の予測時間の最大値
    を前記圧延基準時間の代わりに用いる請求項1記載の圧
    延ライン制御装置。
  4. 【請求項4】前記圧延進捗予定決定手段は、前記通過所
    要時間の計算結果から全材料の圧延時間を予測し、圧延
    ラインの一部の範囲は、予測時間の最大値を前記圧延基
    準時間の代わりに用い、残りの範囲は前記通過所要時間
    の計算結果を圧延基準時間の代わりに用いる請求項1記
    載の圧延ライン制御装置。
  5. 【請求項5】前記圧延進捗予定決定手段は、前記通過所
    要時間の計算結果から全材料の圧延時間を予測し、全材
    料の中の予測時間の最大値、一つの材料が通過する毎の
    当該材料以降の予測時間の最大値、又は、圧延ラインの
    一部の範囲は、予測時間の最大値、残りの範囲は通過所
    要時間の計算結果のいずれか一つを、材料の特徴に応じ
    て選択し、選択して得られた時間を前記圧延基準時間の
    代わりに用いる請求項1記載の圧延ライン制御装置。
  6. 【請求項6】前記圧延進捗予定決定手段が、前記圧延基
    準時間の代わりに用いる予測時間の最大値を変更するに
    当たり、この変更に対応して前記抽出ピッチ決定手段が
    決定した前記抽出ピッチを補正して出力する請求項2乃
    至5のいずれかに記載の圧延ライン制御装置。
  7. 【請求項7】さらに、前記圧延ラインで圧延された材料
    の実際の圧延時間を採取する圧延実績採取手段と、この
    実際の圧延時間と前記圧延進捗予定決定手段の進捗予定
    に含まれる計算による圧延時間とを比較し、所定値以上
    の差があったとき、残りの材料に対する前記圧延進捗予
    定決定手段から出力される進捗予定のうちの待機時間を
    変更する圧延進捗予定変更手段と、を備えた請求項1乃
    至6のいずれかに記載の圧延ライン制御装置。
  8. 【請求項8】さらに、前記圧延ラインで圧延された材料
    の実際の圧延時間を採取する圧延実績採取手段と、この
    実際の圧延時間と前記圧延進捗予定決定手段の進捗予定
    に含まれる計算による圧延時間とを比較し、所定値以上
    の差があったとき、残りの材料に対する前記抽出ピッチ
    決定手段から出力される抽出ピッチを変更する抽出ピッ
    チ変更手段と、を備えた請求項1乃至6のいずれかに記
    載の圧延ライン制御装置。
  9. 【請求項9】前記圧延進捗予定変更手段は、残りの次の
    材料の待機時間に一定値以上の待機時間がない場合、次
    の材料の待機時間を変更せずに、その代わりに、変更可
    能な上流位置の材料の待機時間を変更する請求項7に記
    載の圧延ライン制御装置。
  10. 【請求項10】さらに、前記圧延ラインで圧延された材
    料の実際の圧延時間を採取する圧延実績採取手段と、こ
    の実際の圧延時間と前記圧延進捗予定決定手段の進捗予
    定に含まれる計算による圧延時間とを比較し、所定値以
    上の差があったとき、残りの次の材料に対して前記圧延
    進捗予定決定手段から出力される進捗予定のうちの待機
    時間を変更し、次の材料の待機時間の変更ができなかっ
    た場合、その後に抽出される材料の抽出ピッチを変更す
    る圧延進捗予定・抽出ピッチ変更手段と、を備えた請求
    項1乃至6のいずれかに記載の圧延ライン制御装置。
  11. 【請求項11】さらに、前記圧延進捗予定決定手段の進
    捗予定及びミルラインの制約条件に基づいて、前後の材
    料どうしが干渉するか否かを判定する干渉判定手段と、
    この干渉判定手段の判定結果に基づいて前後の材料の全
    ての前記接合装置による接続が可能か否かを判定する接
    続判定手段と、この接続判定手段の判定結果をオペレー
    タに知らせる出力装置と、を備えた請求項1乃至6のい
    ずれかに記載の圧延ライン制御装置。
  12. 【請求項12】さらに、前記圧延進捗予定決定手段の進
    捗予定及びミルラインの制約条件に基づいて、前後の材
    料どうしが干渉するか否かを判定する干渉判定手段と、
    この干渉判定手段の判定結果に基づいて前後の材料の全
    ての前記接合装置による接続が可能か否かを判定し、接
    続が不可能である場合に前記圧延進捗予定決定手段から
    出力される進捗予定を接続可能な進捗予定に変更する圧
    延進捗予定変更手段と、を備えた請求項1乃至6のいず
    れかに記載の圧延ライン制御装置。
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JP2014035590A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp データ解析装置

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