JPH10235048A - ミシンの針振り模様切換装置 - Google Patents

ミシンの針振り模様切換装置

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JPH10235048A
JPH10235048A JP4230997A JP4230997A JPH10235048A JP H10235048 A JPH10235048 A JP H10235048A JP 4230997 A JP4230997 A JP 4230997A JP 4230997 A JP4230997 A JP 4230997A JP H10235048 A JPH10235048 A JP H10235048A
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JP
Japan
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needle
cam
rotation
needle swing
shaft
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JP4230997A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Iwata
寿之 岩田
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる針振り模様を容易に形成することので
きる操作が容易なミシンの針振り模様切換装置を提供す
ること。 【解決手段】 針を所定の布送り方向に対して直交する
方向に往復移動可能な針振り機構6,7,8,9と、こ
の針振り機構9,7,8,9に所望の針振り運動を付与
する針振りカム3が取着され、上軸の回転により回転さ
れるカム駆動軸10と、上軸の回転をカム駆動軸10に
伝達する伝達経路が複数設置されるとともに、この複数
の伝達経路は上軸とカム駆動軸10との回転比がそれぞ
れ異なる回転比となるように設定され、前記複数の伝達
経路のうちの一つの伝達経路を選択することによりカム
駆動軸10を所望の回転比で回転する回転伝達機構23
とを有することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの針振り装
置に係り、特に、千鳥縫いなどの針振り模様を形成する
際に、異なる千鳥模様を容易に形成するのに好適なミシ
ンの針振り模様切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、千鳥縫いなどの針振り模様を
形成することのできるミシンにおいては、縫製時に上下
方向に往復移動される針を水平方向に送られる布送り方
向に対して直交する水平方向に往復移動させて針落ち位
置を制御することのできる針振り装置が配設されてい
る。
【0003】このような従来のミシンの針振り装置とし
てはメカニカル方式のものが一般的であり、このメカニ
カル方式のミシンの針振り装置は、針落ち位置を制御し
て所定の針振り模様を形成するため、所定の針振り模様
を形成するカム溝が形成された針振りカムを回転自在に
配設し、カムの回転をカム溝の形状に倣って往復運動に
変換して針に伝達して針振り動作を制御するようになっ
ている。また、この他にステップモータなどにより針振
り軸を直接動作させて針振り動作を制御する電子制御方
式のものが知られている。
【0004】ところで、針振り模様として、例えば、図
6に示す2点千鳥模様や、図7に示す4点千鳥模様など
の異なる針振り模様を形成する場合には、メカニカル方
式の針振り装置においては、針振りカムを交換すること
や、針振りカムに加えて針振りカムを回転させるカム軸
の回転比を制御するギアを交換することにより行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のミシンの針振り装置において異なる針振り模様
を形成する場合、メカニカル方式のものにおいては、針
振りカムを交換するための交換作業を必要とし、この交
換作業を行うためには、ドライバーなどの作業工具を要
するとともに、関連部品の分解および組み付けに多大な
労力と時間ならびに熟練を要するという問題点があっ
た。
【0006】さらに、針振りカムに加えて針振りカムを
回転させるカム軸の回転比を制御するギアを交換するに
は、より多大な労力と時間ならびに熟練を要するという
問題点があった。
【0007】また、電子制御方式のものにおいては、元
々メカニカル方式のものに比較して制御系に要するコス
トが高いことに加えて、制御系の構成部品およびプログ
ラムの開発に多大な労力と時間を要し、コストがかなり
高くなるという問題点があった。
【0008】そこで、異なる針振り模様を容易に形成す
ることのできる操作が容易な針振り模様切換装置が求め
られている。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、異なる針振り模様を容易に形成することのでき
る操作が容易なミシンの針振り模様切換装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のミシン
の針振り模様切換装置の特徴は、針を所定の布送り方向
に対して直交する方向に往復移動可能な針振り機構と、
この針振り機構に所望の針振り運動を付与する針振りカ
ムが取着され、上軸の回転により回転されるカム駆動軸
と、上軸の回転を前記カム駆動軸に伝達する伝達経路が
複数設置されるとともに、この複数の伝達経路は上軸と
前記カム駆動軸との回転比がそれぞれ異なる回転比とな
るように設定され、前記複数の伝達経路のうちの一つの
伝達経路を選択することにより前記カム駆動軸を所望の
回転比で回転する回転伝達機構とを有する点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、異なる針
振り模様を形成する場合には、複数の伝達経路のうちの
一つの伝達経路を選択することにより、回転伝達機構に
よる上軸からカム駆動軸へ伝達する回転の回転比が変更
されて針振りカムの回転数が変更され、針振りカムの回
転数を変更することにより針落ち位置を変更することが
でき、その結果、針振り模様を容易に切り換えることが
できるものである。
【0011】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明のミシンの針振り模様切換装置の特徴は、請求項
1において、前記回転伝達機構は、前記カム駆動軸に平
行に配設され軸方向に往復移動可能な切換伝達軸を備え
るとともに、前記複数の伝達経路を前記切換伝達軸の軸
方向に併設し、前記切換伝達軸を軸方向に移動させるこ
とにより、前記複数の伝達経路のうちの一つの伝達経路
が選択される構成とした点にある。そして、このような
構成を採用したことにより、切換伝達軸をその軸方向に
移動させるという簡単な動作を行うことにより、針振り
模様を容易に切り換えることができるものである。
【0012】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明のミシンの針振り模様切換装置の特徴は、請求項
1または請求項2において、前記針振りカムが1回転す
ることにより、針が所定の布送り方向に対して直交する
方向に1往復する構成とした点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、カム部の形状を針振り
カムが180度回転して針を針振り幅だけ移動するよう
にすればよいから、カム部の形状を余裕をもった大きな
湾曲形状とすることができる。つまり、針振り幅を大き
くした場合においてもカム部の形状が鋭角的な形状にな
らず、騒音・振動が発生することがなく、針振りを円滑
に行うことができるとともに、複数の針振り模様を切り
換えて形成する際の設計上の制約が低減し、複数の針振
り模様を切り換えて形成する際の設計上の自由度が確実
に向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0014】図1から図5は本発明に係るミシンの針振
り模様切換装置の実施の形態の一例を示すものであり、
図1は要部の側面図であり、図2は図1の一部省略斜視
図であり、図3は図1の一部省略正面図であり、図4は
図1の針振りカムと針振り機構との関係を示す説明図で
あり、図5は図1の切換伝達軸が第2位置に位置した状
態を示す一部省略側面図である。
【0015】本実施の形態のミシンの針振り模様切換装
置は、異なる針振り模様として2点千鳥模様と4点千鳥
模様とを切り換えるように構成したものである。なお、
前述したように2点千鳥模様を図6に4点千鳥模様を図
7にそれぞれ示す。
【0016】図1から図5に示すように、本実施の形態
のミシンの針振り模様切換装置1は、図1および図3に
おいて想像線にて示すミシン本体2の内部に配設された
円盤状の針振りカム3を有しており、この針振りカム3
の図1左方に示す前面3aには、針振り模様として図6
に示す2点千鳥模様および図7に示す4点千鳥模様を形
成する際に共通して用いられるカム部としてのほぼ円環
状のカム溝4が穿設されている。このカム溝4の軸心
は、図4に符号Aにて示す針振りカム3の軸心に対し、
図4に符号Bにて示すように下方に偏心した位置に設け
られている。そして、図1および図3に示すように、カ
ム溝4には、コロ体5が回転自在に嵌合されている。こ
のコロ体5は、針振りカム3の前面3aの上方にその長
手方向を上下方向に向けて配設された針振り機構の一部
を構成する針振りロッド6の下端部近傍に取着されてい
る。
【0017】なお、針振りロッド6の上端部は、例え
ば、図4に示すように、中間リンク7の長手方向のほぼ
中央部に接続されている。この中間リンク7の右端部
は、中間リンク7の上方に配設され左端部がミシン本体
2に支持された支持リンク8の右端部に接続されてお
り、中間リンク7の左端部は、図示しない針棒を針の上
下の運動方向に対して直交する横方向である水平方向へ
移動させる駆動リンク(一部のみ模式化して図示)9の
右端部に接続されて駆動リンク9を水平方向のみにスラ
イド可能とするように構成されている。そして、前記針
振りロッド6、中間リンク7、支持リンク8および駆動
リンク9などにより、針を所定の水平方向に送られる布
送り方向に対して直交する水平方向に往復移動可能な針
振り機構が構成されている。
【0018】すなわち、針振り機構の一部を構成する針
振りロッド6は、針振りカム3のカム溝4による回転運
動を上下方向への往復運動に変換し、この上下方向への
往復運動は、針振り機構の一部を構成する前記各リンク
7,8,9により針の上下の運動方向に対して直交する
横方向である水平方向への往復運動、すなわち、所定の
布送り方向に対して直交する水平方向への往復運動に変
換して針棒へ付加することができ、その結果、図示しな
い針の針落ち位置を制御することができるようになって
いる。図1に示すように、前記針振りカム3は、ミシン
本体2の内部に水平にして配設されたカム駆動軸10の
軸方向のほぼ中央部に取着されている。このカム駆動軸
10は、ミシン本体2の図1左方に示す前壁2aと図1
右方に示す内側に凹んで形成された後壁2bとにより回
転自在に支持されている。そして、カム駆動軸10の針
振りカム3の取着位置の図1左側には、針振りロッド6
の下部を針振りカム3との間で挟持可能な針振りロッド
押え部材11が回転可能に挿通されており、カム駆動軸
10の針振りカム3の取着位置の図1右側には、図6に
示す2点千鳥模様を形成する際に用いられる第1従動ギ
ア12aが取着されている。この第1従動ギア12aの
図1右側でミシン本体2の後壁2bの外側には、適宜な
間隔を隔てて図7に示す4点千鳥模様を形成する際に用
いられる大径の第2従動ギア12bが取着されている。
【0019】前記カム駆動軸10の図1においては下方
で図3においては右斜め下方には、切換伝達軸13が前
記カム駆動軸10と平行に配設されている。この切換伝
達軸13は、カム駆動軸10と同様に、ミシン本体2の
前壁2aおよび後壁2bにより、回転自在、かつ、図1
に両矢印Cにて示す左右方向、すなわち、水平方向たる
軸方向に往復移動可能にして支持されている。この切換
伝達軸13の両端は、それぞれミシン本体2の前壁2a
および後壁2bの外側へ突出するようにして配設されて
おり、このミシン本体2の外側へ突出した切換伝達軸1
3の左端部には、切換伝達軸13を軸方向へ移動させる
際に、人手による操作を容易とするための操作ノブ14
が取着されている。
【0020】前記切換伝達軸13の軸方向のほぼ中央部
には、図6に示す2点千鳥模様を形成する際にのみ前記
第1従動ギア12aと噛合可能な第1伝達ギア15aが
取着されており、この第1伝達ギア15aの図1右側で
ミシン本体2の後壁2bの外側には、図7に示す4点千
鳥模様を形成する際にのみ前記第2従動ギア12bと噛
合可能な小径の第2伝達ギア15bが適宜な間隔を隔て
て取着されている。そして、切換伝達軸13に取着され
た第1伝達ギア15aと第2伝達ギア15bとの間の外
周面には、第1伝達ギア15aと第2伝達ギア15bと
の間隔を設定するとともに、切換伝達軸13の軸受を兼
ねた円筒形状のスリーブ29が配設されている。さら
に、本実施の形態においては、第1伝達ギア15aと第
1従動ギア12aとの回転比は1:1とされており、切
換伝達軸13の回転数がそのままカム駆動軸10へ伝達
されるようにされている。また、本実施の形態において
は、第2伝達ギア15bと第2従動ギア12bとの回転
比は3:1とされており、切換伝達軸13の回転数が1
/3に減速されてカム駆動軸10へ伝達されるようにな
っている。
【0021】そして、本実施の形態における第1従動ギ
ア12a、第1伝達ギア15a、第2従動ギア12bお
よび第2伝達ギア15bは、それぞれの歯幅がほぼ同一
の平歯車により形成されており、切換伝達軸13に取着
されている第1伝達ギア15aと第2伝達ギア15bと
の間隔は、前記スリーブ29によって、カム駆動軸10
に取着されている第1従動ギア12aと第2従動ギア1
2bとの間隔と比較して歯幅寸法一つ分より若干狭くな
るように配設されている。
【0022】さらに、本実施の形態における切換伝達軸
13は、図1に示す操作ノブ14が人手などにより手前
に引かれて操作ノブ14の底面とミシン本体2の前壁2
aの表面とが離間した第1位置と、図5に示す操作ノブ
14が人手などにより押し込まれて操作ノブ14の底面
とミシン本体2の前壁2aの表面とがほぼ当接した第2
位置との何れか一方の位置を選択的に取り得るように形
成されている。
【0023】また、切換伝達軸13が第1位置と第2位
置との間を移動する際のストロークは、前記各ギア12
a,12b,15a,15bの歯幅寸法とほぼ同一とな
るようになされている。
【0024】すなわち、本実施の形態においては、操作
ノブ14を人手などをもって前後に移動させることによ
り、切換伝達軸13を各ギア12a,12b,15a,
15bの歯幅寸法にほぼ相当するストロークだけ軸方向
に移動させて、図1に示す第1位置と、図5に示す第2
位置との何れか一方の位置を選択的に取り得るようにな
っている。そして、図6に示す2点千鳥模様を形成する
際には、切換伝達軸13を図1に示す第1位置に位置さ
せて第1従動ギア12aと第1伝達ギア15aとのみが
噛合状態となって切換伝達軸13の回転数がそのままカ
ム駆動軸10へ伝達することができるようになされてい
る。また、図7に示す4点千鳥模様を形成する際には、
切換伝達軸13を図5に示す第2位置に位置させて第2
従動ギア12bと第2伝達ギア15bとのみが噛合状態
となって切換伝達軸13の回転数を1/3に減速してカ
ム駆動軸10へ伝達することができるようになされてい
る。
【0025】前記第1従動ギア12a、第2従動ギア1
2b、第1伝達ギア15a、第2伝達ギア15bおよび
切換伝達軸13により、本実施の形態の回転伝達機構2
3が構成されている。
【0026】なお、操作ノブ14を回転させることによ
り、切換伝達軸13を軸方向へ移動させる構成としても
よい。また、本実施の形態においては、操作ノブ14を
手動操作するように構成しているが、切換伝達軸13が
移動されればよいので手動操作に限定されることなく、
例えば、アクチュエータなどを用いて移動させるように
してもよい。さらに、本実施の形態においては、切換伝
達軸13を往復移動させることにより、回転比を切り換
えるように構成しているが、これに限定されず、回転比
の異なる複数の伝達経路のうちの一つの伝達経路が選択
されるように構成してあれば足りる。
【0027】前記切換伝達軸13の図1においては下方
で図3においては左斜め下方に示す前方下方、すなわ
ち、カム駆動軸13の最も下方には、中間伝達軸16が
前記切換伝達軸13およびカム駆動軸10と平行に配設
されている。この中間伝達軸16は、図1に示すよう
に、ミシン本体2の前壁2aおよび後壁2bにより、ミ
シン本体2の内部に回転自在に支持されている。そし
て、ミシン本体2の内部に位置する中間伝達軸16の軸
方向の図1右方に示す右端部近傍には、前記第1伝達ギ
ア15aと噛合する平歯車からなる駆動ギア17が取着
されている。この駆動ギア17は、その歯幅寸法が前記
第1伝達ギア15aのほぼ2倍とされており、これによ
り、駆動ギア17は、前記切換伝達軸13の移動位置に
かかわらず第1伝達ギア15aとの噛合状態を常に保持
することができるようになっている。また、駆動ギア1
7は、前記第1伝達ギア15aとの回転比が1:1とな
るように形成されている。
【0028】前記中間伝達軸16の駆動ギア17の取着
位置の図1左方には、ウォームホイール18が取着され
ており、このウォームホイール18は、その下方に位置
する回転自在に配設された下軸19に取着さているウォ
ーム20に噛合されており、下軸19の回転に連動して
駆動ギア17、すなわち、中間伝達軸16を1/2に減
速して回転させることができるようになっている。
【0029】また、図3に示すように、下軸19の図3
右端部近傍には、公知の如く、下軸19を上軸(図示せ
ず)に連動動作させる従動歯付きベルトプーリ21が取
着されている。そして、この従動歯付きベルトプーリ2
1と、ミシン本体2の内部の上方に配設された上軸に取
着された駆動歯付きベルトプーリ(共に図示せず)との
それぞれ外周面に接するようにしてタイミングベルトと
称される歯付きベルト(一部のみ図示)22が掛け回さ
れており、上軸の回転が下軸19へ回転比1:1で伝達
されるようになされている。なお、上軸は、ミシンの駆
動モータにより回転駆動され、ミシンの各部へ駆動力を
伝達するためのものであり、図3に示すミシン本体2の
内部の上方にその軸心を水平方向に向けて回転自在に配
設されている。
【0030】すなわち、本実施の形態においては、切換
伝達軸13を第1位置に位置させて第1従動ギア12a
と第1伝達ギア15aとを噛合させることにより、上軸
の回転を1/2に減速して針振りカム3に伝達する伝達
経路を選択することができるとともに、切換伝達軸13
を第2位置に位置させて第2従動ギア12bと第2伝達
ギア15bとを噛合させることにより、上軸の回転を1
/6に減速して針振りカム3に伝達する伝達経路を選択
することができるように構成されている。
【0031】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について図1から図8により説明する。
【0032】図8は針振りカムの回転角度と千鳥模様と
の関係を示す線図である。
【0033】まず、本実施の形態のミシンの針振り模様
切換装置による2点千鳥模様の形成動作について説明す
る。
【0034】本実施の形態のミシンの針振り模様切換装
置1による2点千鳥模様の形成は、人手などにより操作
ノブ14をミシン本体2の前壁2aから離間するように
操作して切換伝達軸13を図1に示す第1位置に位置さ
せて、切換伝達軸13に取着されている第1伝達ギア1
5aを、カム駆動軸10に取着されている第1従動ギア
12aへ噛合させた状態とすることにより開始する。そ
して、切換伝達軸13を図1に示す第1位置に位置させ
た状態でミシンを起動すると、上軸が回転し、この上軸
の回転は、上軸に取着された駆動歯付きベルトプーリ、
歯付きベルト22、下軸19に取着された従動歯付きベ
ルトプーリ21にこの順で伝達され、その結果、下軸1
9は、上軸に対する回転比を1:1として連動して回転
を開始する。
【0035】前記下軸19の回転は、下軸19に取着さ
れているウォーム20を回転させ、このウォーム20の
回転は、ウォーム20に噛合されているウォームホイー
ル18を回転させて中間伝達軸16に伝達する。したが
って、中間伝達軸16は、ウォーム20とウォームホイ
ール18とにより、上軸に対する回転数が1/2に減速
された状態で回転する。
【0036】前記中間伝達軸16の回転は、中間伝達軸
16に取着された駆動ギア17を回転させ、この駆動ギ
ア17の回転は、駆動ギア17と常に噛合している第1
伝達ギア15aを1:1の回転比でもって回転させて切
換伝達軸13に伝達する。したがって、図1に示す第1
位置に位置する切換伝達軸13は、上軸に対する回転数
が1/2に減速された状態で回転する。
【0037】前記切換伝達軸13の回転は、カム駆動軸
10に取着され第1伝達ギア15aに噛合している第1
従動ギア12aを1:1の回転比でもって回転させてカ
ム駆動軸10に伝達する。したがって、カム駆動軸10
は、上軸に対する回転数が1/2に減速された状態で回
転する。そして、カム駆動軸10の回転により、このカ
ム駆動軸10に取着された針振りカム3が回転する。す
なわち、上軸が1回転して、図示しない針が上下方向へ
1往復すると針振りカム3が1/2回転(180度)だ
け回転する。
【0038】そして、針振りカム3の1/2回転は、図
4に実線にて示す針振りカム3の軸心Aに対してその軸
心Bを下方へずらして偏心させて穿設されているほぼ円
環状のカム溝4をともに1/2回転させて、図4に実線
にて示す下死点に位置しているコロ体5が、図4に破線
にて示す上死点へ移動する。このコロ体5の下死点から
上死点への移動により、針振りロッド6は、図4に矢印
Dにて示すように上方へ移動する。この針振りロッド6
の上方への移動は、針振りロッド6の上端部が接続され
ている中間リンク7のほぼ中央部を上方へ移動させる。
そして、中間リンク7の中央部の上方への移動は、中間
リンク7の右端部がミシン本体2に支持された支持リン
ク8の右端部に接続されていること、および、中間リン
ク7の左端部が水平方向のみにスライド可能な駆動リン
ク9の右端部と接続されていることにより、駆動リンク
9の右端部は実線にて示す位置から破線にて示す位置へ
と図4に矢印Eにて示す右方へのみ移動し、その結果、
針振りロッド6は針の針落ち位置を基準位置から移動位
置へと移動させることになる。この時の駆動リンク9の
右端部の移動量Wが針振り幅となる。また、針振りカム
3の次の1/2回転により、コロ体5が上死点から下死
点へ移動して初期位置に復帰し、その結果、針振りロッ
ド6は、針の針落ち位置を移動位置から基準位置へ復帰
させる。
【0039】すなわち、針振りカム3が1/2回転する
毎、つまり、180度回転する毎に、上軸が1回転して
縫製物が1針分だけ送られて上下方向に往復移動する針
が針落ちするとともに、針の針落ち位置は、針振りカム
3が1/2回転する毎に基準位置と基準位置に対して針
振り幅たる移動量Wだけ所定の水平方向に送られる布送
り方向に対して直交する水平方向へ移動した移動位置と
の間を交互に移動するように制御することができる。言
い替えると、上軸が1回転する毎に針振りカム3が1/
2回転して、針落ち位置を基準位置と移動位置との2ポ
イントの間で交互に移動するように容易に制御すること
ができ、その結果、図6に示す2点千鳥模様を容易に形
成することができる。この針振りカム3の回転角度と2
点千鳥模様との関係を図8に示す。
【0040】つぎに、本実施の形態のミシンの針振り模
様切換装置による2点千鳥模様から4点千鳥模様への切
換動作について説明する。
【0041】本実施の形態のミシンの針振り模様切換装
置1による2点千鳥模様から4点千鳥模様への切換動作
は、図1に示す操作ノブ14を人手などにより押し込む
ことにより行われる。そして、操作ノブ14を押し込む
と、切換伝達軸13も図1右方へ軸方向に移動し、第1
伝達ギア15aは、駆動ギア17との噛合状態を保持し
た状態で右方へ移動して第1従動ギア12aから外れる
とともに、第1伝達ギア15aの右方に位置する第2伝
達ギア15bが軸方向から第2従動ギア12bと噛合し
て伝達経路が切りかわり、その結果、切換伝達軸13は
図5に示す第2位置に位置し、2点千鳥模様から4点千
鳥模様への切換が終了する。
【0042】なお、切換伝達軸13を軸方向へ移動させ
て、第1伝達ギア15aと第1従動ギア12aとの噛合
状態を外し、第2伝達ギア15bを第2従動ギア12b
と噛合させる場合、第1伝達ギア15aと第2伝達ギア
15bとによる回転比と、第2伝達ギア15bと第2従
動ギア12bとによる回転比とが異なるために、第2従
動ギア12bが特定の位置に位置する場合にのみ噛合さ
せることができることになる。そこで、例えば、図9に
示すように、第2従動ギア12bの回転方向の位置決め
を行う際に、針振りカム3に当接するようにスライド可
能に配設したプッシュ式のピン25の先端部を針振りカ
ム3の外周面の所定の位置に形成した嵌合穴26へ嵌合
させるように形成した回転位置決め手段27を設けて、
第2従動ギア12bの回転方向の位置を所定の位置に保
持した状態で操作ノブ14を移動させるとよい。
【0043】つぎに、本実施の形態のミシンの針振り模
様切換装置による4点千鳥模様の形成動作について説明
する。
【0044】本実施の形態のミシンの針振り模様切換装
置1による4点千鳥模様の形成は、人手などにより操作
ノブ14をミシン本体2の前壁2aから離間するように
操作して切換伝達軸13を図5に示す第2位置に位置さ
せて、切換伝達軸13に取着されている第2伝達ギア1
5bを、カム駆動軸10に取着されている第2従動ギア
12bへ噛合させた状態とすることにより開始する。そ
して、切換伝達軸13を図5に示す第2位置に位置させ
た状態でミシンを起動すると、上軸が回転し、この上軸
の回転は、前述した2点千鳥模様の形成時と同様にし
て、切換伝達軸13に伝達され、図5に示す第2位置に
位置する切換伝達軸13は、上軸に対する回転数が1/
2に減速された状態で回転する。
【0045】前記切換伝達軸13の回転により、カム駆
動軸10に取着され第2伝達ギア15bに噛合している
第2従動ギア12bを3:1の回転比でもって回転させ
てカム駆動軸10に伝達する。すなわち、カム駆動軸1
0は、上軸に対する回転数が1/6に減速された状態で
回転する。そして、カム駆動軸10の回転により、この
カム駆動軸10に取着された針振りカム3が回転する。
したがって、上軸が1回転すると針振りカムが1/6回
転(60度)だけ回転する。
【0046】そして、針振りカム3の1/6回転は、図
4に実線にて示す針振りカム3の軸心Aに対してその軸
心Bを下方へずらして偏心させて穿設されているほぼ円
環状のカム溝4をともに1/6回転させて、図4に実線
にて示す下死点に位置しているコロ体5が、図4に破線
にて示す上死点へ移動する距離の1/3だけ上昇する。
【0047】すなわち、針振りカム3は、上軸に対する
回転数が1/6に減速された状態で回転するので、コロ
体5が下死点から上死点へ移動する間に上軸は3回転す
ることになる。つまり、上軸が1回転して、縫製物が1
針分だけ送られて針が上下方向へ1往復すると、針振り
カムは1/6回転(60度)だけ回転することになり、
この針振りカム3が1/6回転する毎、すなわち、60
度回転する毎に、上軸が1回転して縫製物が1針分だけ
送られて上下方向に往復移動する針が針落ちし、上軸が
1回転した場合の針の振り幅は、前述した2点千鳥模様
を形成する際の針振り幅たる移動量Wの1/3となる。
そして、針振りカム3が1回転すると、針は所定の水平
方向に送られる布送り方向に対して直交する水平方向に
針振り幅たる移動量Wをもって1往復することになる。
【0048】したがって、4点千鳥模様を形成する際の
針落ち位置は、2点千鳥模様を形成する際の針落ち位置
たる基準位置と移動位置との2ポイントの間に、図8に
破線にて示すように、等分割した2ポイントの針落ち位
置が容易に付加されることになり、その結果、図7に示
す4点千鳥模様を容易に形成することができる。
【0049】以上説明したように、本実施の形態のミシ
ンの針振り模様切換装置1によれば、切換伝達軸13を
その軸方向に移動させるという簡単な動作により、回転
伝達機構23による切換伝達軸13からカム駆動軸10
へ伝達する回転の回転比を容易に変更して針振りカム3
の回転数を容易に変更し、この針振りカム3の回転数の
変更によって針落ち位置を容易に制御することができ、
その結果、針振り模様としての図6に示す2点千鳥模様
と図7に示す4点千鳥模様との異なる千鳥模様を容易に
形成することができる。
【0050】すなわち、1つの針振りカム3に1つのカ
ム溝4を形成するとともに、回転伝達機構23によって
針振りカム3の上軸に対する回転比を複数の回転比のう
ちから選択することにより、針落ち位置を容易に変更す
ることができ、その結果、2点千鳥模様と4点千鳥模様
とを容易に切り換えることができる。なお、2点千鳥模
様と4点千鳥模様とを容易に切り換えることにより、千
鳥模様が求められる市場の90%以上をカバーすること
ができる。
【0051】そして、本実施の形態のミシンの針振り模
様切換装置1によれば、切換伝達軸13を軸方向に移動
させるという簡単な動作により、ミシンを分解すること
なく、また、ドライバーなどの作業工具を用いずに、誰
でも簡単に、かつ、短時間で2点千鳥模様と4点千鳥模
様との千鳥模様の切り換えを行うことができる。
【0052】さらに、本実施の形態のミシンの針振り模
様切換装置1によれば、カム部たるカム溝4の形状を、
針振りカム3が180度回転した場合に針を針振り幅た
る移動量Wだけ移動するように形成すればよいから、カ
ム部たるカム溝4の形状を余裕をもった大きな湾曲形状
とすることができる。つまり、針振り幅を大きくした場
合においてもカム部たるカム溝4が鋭角的な形状になら
ず、騒音・振動が発生することなく針振りを円滑に行う
ことができるとともに、複数の千鳥模様を切り換えて形
成する際の設計上の制約が低減し、複数の千鳥模様を切
り換えて形成する際の設計上の自由度が確実に向上す
る。
【0053】さらにまた、本実施の形態のミシンの針振
り模様切換装置1によれば、2点千鳥模様と4点千鳥模
様との形成および切り換えのための構成が、第1従動ギ
ア12a、第2従動ギア12b、第1伝達ギア15a、
第2伝達ギア15bおよび切換伝達軸13からなる回転
伝達機構23と、2点千鳥模様および4点千鳥模様を形
成する際に共通して用いられるカム溝4を設けた1つの
針振りカム3とにより形成されているので、従来の高価
な複数の専用の針振りカムを交換するものと比べてコス
トを低減することができる。
【0054】なお、本実施の形態のミシンの針振り模様
切換装置1の回転伝達機構23は、2点千鳥模様を形成
するための1:1の回転比で噛合可能な第1伝達ギア1
5aおよび第1従動ギア12aと、4点千鳥模様を形成
するための3:1の回転比で噛合可能な第2伝達ギア1
5bおよび第2従動ギア12bとによる二つの伝達経路
を設け、切換伝達軸13を移動させることにより二つの
伝達経路のうちの一つの伝達経路を選択して針振り模様
を切り換える構成としたが、設計コンセプトなどの必要
に応じて、3点千鳥模様を形成するための2:1の回転
比で噛合可能な伝達ギアおよび従動ギアなどを組み合わ
せて三つ以上の伝達経路を設け、切換伝達軸13を移動
させることにより三つ以上の伝達経路のうちの一つの伝
達経路を選択して針振り模様を切り換える構成としても
よい。
【0055】また、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明のミシンの針
振り模様切換装置によれば、切換伝達軸を軸方向に移動
させるという簡単な動作を行うことにより、回転伝達機
構による切換伝達軸からカム駆動軸へ伝達する回転の回
転比を容易に変更し、これにより針振りカムの回転数を
変更して針落ち位置を容易に変更することができ、その
結果、針振り模様を容易に切り換えることができるとい
う極めて優れた効果を奏する。
【0057】また、カム部たるカム溝の形状を、針振り
カムが180度回転した場合に針を針振り幅だけ移動す
るように形成すればよいから、カム部たるカム溝の形状
を余裕をもった大きな湾曲形状とすることができる。つ
まり、針振り幅を大きくした場合においてもカム部たる
カム溝が鋭角的な形状にならず、騒音・振動が発生する
ことなく針振りを円滑に行うことができるとともに、複
数の千鳥模様を切り換えて形成する際の設計上の制約が
低減し、複数の千鳥模様を切り換えて形成する際の設計
上の自由度が確実に向上するという極めて優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミシンの針振り模様切換装置の
実施の形態の一例を示す要部の側面図
【図2】 図1の一部省略斜視図
【図3】 図1の一部省略正面図
【図4】 図1の針振りカムと針振り機構との関係を示
す説明図
【図5】 図1の切換伝達軸が第2位置に位置した状態
を示す一部省略側面図
【図6】 2点千鳥模様を示す模式図
【図7】 4点千鳥模様を示す図5と同様の図
【図8】 図1の針振りカムの回転角度と千鳥模様との
関係を示す線図
【図9】 回転位置決め手段の一例を示す説明図
【符号の説明】
1 針振り模様切換装置 2 ミシン本体 3 針振りカム 4 カム溝 5 コロ体 6 針振りロッド 7 中間リンク 8 支持リンク 9 駆動リンク 10 カム駆動軸 12a 第1従動ギア 12b 第2従動ギア 13 切換伝達軸 14 操作ノブ 15a 第1伝達ギア 15b 第2伝達ギア 16 中間伝達軸 17 駆動ギア 18 ウォームホイール 19 下軸 20 ウォーム 23 回転伝達機構 A (針振りカムの)軸心 B (針振りカムに形成したカム溝の)軸心 W (針振り幅となる)移動量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針を所定の布送り方向に対して直交する
    方向に往復移動可能な針振り機構と、 この針振り機構に所望の針振り運動を付与する針振りカ
    ムが取着され、上軸の回転により回転されるカム駆動軸
    と、 上軸の回転を前記カム駆動軸に伝達する伝達経路が複数
    設置されるとともに、この複数の伝達経路は上軸と前記
    カム駆動軸との回転比がそれぞれ異なる回転比となるよ
    うに設定され、前記複数の伝達経路のうちの一つの伝達
    経路を選択することにより前記カム駆動軸を所望の回転
    比で回転する回転伝達機構と、を有することを特徴とす
    るミシンの針振り模様切換装置。
  2. 【請求項2】 前記回転伝達機構は、前記カム駆動軸に
    平行に配設され軸方向に往復移動可能な切換伝達軸を備
    えるとともに、前記複数の伝達経路を前記切換伝達軸の
    軸方向に併設し、前記切換伝達軸を軸方向に移動させる
    ことにより、前記複数の伝達経路のうちの一つの伝達経
    路が選択される構成としたことを特徴とする請求項1に
    記載のミシンの針振り模様切換装置。
  3. 【請求項3】 前記針振りカムが1回転することによ
    り、針が所定の布送り方向に対して直交する方向に1往
    復する構成としたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のミシンの針振り模様切換装置。
JP4230997A 1997-02-26 1997-02-26 ミシンの針振り模様切換装置 Pending JPH10235048A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106532263A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 京信通信系统(中国)有限公司 一种选择切换装置
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