JP3457342B2 - インターロックミシンのルーパー駆動機構 - Google Patents

インターロックミシンのルーパー駆動機構

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JP3457342B2 JP26268792A JP26268792A JP3457342B2 JP 3457342 B2 JP3457342 B2 JP 3457342B2 JP 26268792 A JP26268792 A JP 26268792A JP 26268792 A JP26268792 A JP 26268792A JP 3457342 B2 JP3457342 B2 JP 3457342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターロックミシ
ン、即ち縁かがり縫いミシンと二重環縫いミシンの両機
能を共有するミシンにおいて、極めて適正,確実な縫い
動作を実現し、且つその構造を極めて簡単にすることが
できるインターロックミシンのルーパー駆動機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターロックミシンにあって
は、縁かがり縫いのための下ルーパーと二重環ルーパー
を駆動するために、各ルーパーを支持するための下ルー
パー軸と二重環ルーパー軸とを要する。
【0003】両軸の位置はそれぞれの軸受を含む駆動機
構を伴うため互いに間隔をあけて配置している。
【0004】インターロックミシンにあってはその針間
の距離は、ミシン固有のゲージ幅との関係から2〜8ミ
リ程度で設定される。
【0005】下ルーパーの運動軌跡に適する下ルーパー
軸位置と、二重環ルーパー軌跡に適する二重環ルーパー
軸位置とを、針位置との関係で配置することにおいて、
両駆動機構が相互に干渉しないように近接して配置する
ことは難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため特公昭57−5
554号に示されているように、下ルーパー軸の中に二
重環ルーパー軸を配設するものが提案されており、下ル
ーパー軸と二重環ルーパー軸の軸心が同一位置となり、
小型化を実現することができるが、その反面で、この装
置を構成するそれぞれの部品に高い精度が要求され、そ
のために工作精度も高く要求されることとなって、実際
には複雑な構造となり、ひいてはコストアップとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、上下動するロアールーパー対応針とともに動作する
ロアールーパー、及び二重環ルーパー対応針とともに動
作する二重環ルーパーとを並設したインターロックミシ
ンにおいて、一端にロアールーパーを他端に伝達揺動リ
ンクを固着したロアールーパー駆動軸を、ミシン本体に
軸周方向に適宜の角度を往復回動自在に設け、一端に二
重環ルーパーを、他端に被伝達揺動リンクを固着した二
重環ルーパー揺動軸を前記ロアールーパー駆動軸の下方
であって回動自在に且つ軸方向に移動自在に設けると共
に、前記伝達揺動リンクと前記被伝達揺動リンクを連結
して、揺動運動を伝達する連動体を前記伝達揺動リンク
と前記被伝達揺動リンクとに設け、前記ロアールーパー
駆動軸と前記二重環ルーパー揺動軸との軸間距離の差に
基づいて生じる前記伝達揺動リンクと前記被伝達揺動リ
ンクとの間のリンク寸法差を前記連動体のすべり接触で
対応すると共に、前記二重環ルーパー揺動軸の軸方向の
移動も前記連動体のすべり接触で対応するようにして揺
動伝達してなるインターロックミシンのルーパー駆動機
構としたり、或いは、上下動するロアールーパー対応針
とともに動作するロアールーパー、及び二重環ルーパー
対応針とともに動作する二重環ルーパーとを並設したイ
ンターロックミシンにおいて、ロアールーパーを設けた
ロアールーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向に適宜
の角度を往復回動自在に設け、二重環ルーパーを設けた
二重環ルーパー揺動軸を前記ロアールーパー駆動軸の下
方であって回動自在に且つ軸方向に移動自在に設けると
共に、前記ロアールーパーと前記二重環ルーパーを連結
して、揺動運動を伝達する連動体を前記ロアールーパー
と前記二重環ルーパーとに設け、前記ロアールーパー駆
動軸と前記二重環ルーパー揺動軸との軸間距離の差に基
づいて生じる揺動運動時のリンク寸法差を前記連動体の
すべり接触で対応すると共に、前記二重環ルーパー揺動
軸の軸方向の移動も前記連動体のすべり接触で対応する
ようにして揺動伝達してなるインターロックミシンのル
ーパー駆動機構としたり、或いは、前述した構成におい
て、前記連動体のすべり接触による連結は、軸部と、該
軸を摺動可能に挟持し軸方向の移動を可能とする嵌合長
を有する直線部で形成したインターロックミシンのルー
パー駆動機構としたことにより、前記課題を解決したも
のである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、上下動するロアールーパー対応針1及び二重環
ルーパー対応針2が備えられており、そのロアールーパ
ー対応針1とともに作動するロアールーパーA及び二重
環ルーパーBが装着され、また、アッパールーパーが本
体に装着されているが、これは図面では省略する。
【0009】そのロアールーパーAは、図1,図2及び
図5,図7等に示すように、ロアールーパー部3及びロ
アールーパー揺動腕4により構成され、図2に示すよう
に、ロアールーパー部3がロアールーパー揺動腕4の端
部にビス等にて固着されたものである。
【0010】そのロアールーパーAのロアールーパー揺
動腕4の揺動中心がロアールーパー駆動軸5に固着さ
れ、図3(a),(b)及び図12に示すように、ロア
ールーパーAがロアールーパー駆動軸5の回動ととも
に、揺動することができるようなっている。
【0011】さらに、ロアールーパー駆動軸5の軸方向
の適宜の箇所には、図2或いは図7に示すように、揺動
リンク6が設けられており、該揺動リンク6が以下図示
されていないミシン本体の主駆動軸に設けられている偏
心部材及び該偏心部材に連結されたルーパーロット等を
介して、そのロアールーパー駆動軸5に軸周方向の所定
角度を往復自在となる回動運動を伝達し、該ロアールー
パー駆動軸5に固着されたロアールーパーAが揺動する
ものである。
【0012】その二重環ルーパーBは、図1,図5に示
すように、二重環ルーパー部7及び二重環ルーパー揺動
腕8から構成され、図2に示すように、その二重環ルー
パー部7が二重環ルーパー揺動腕8にビス等の固着具に
て固着され、二重環ルーパー揺動腕8の揺動中心が二重
環ルーパー揺動軸9に固着されている。
【0013】その二重環ルーパー揺動軸9は、軸周方向
に回動自在であり、その周方向の回動動作の動力源は存
在しないタイプであって、即ち二重環ルーパー揺動軸9
の周方向の回動動作は自由状態となっているものであ
る。
【0014】さらに、その二重環ルーパー揺動軸9は、
図2或いは図7に示すように、軸方向への往復移動を行
うものであって、その構造としては、以下図示されてい
ないミシン本体内の主駆動軸に往復移動専用の偏心部材
が設けられ、該往復移動専用の偏心部材に、図2に示す
ように、進退作動ロッド14が装着され、該進退作動ロ
ッド14の作動により、二重環ルーパー揺動軸9が軸方
向に往復移動する構成となっている。
【0015】さらに、該二重環ルーパー揺動軸9に固着
された二重環ルーパーBが、図3(b)或いは図12に
示すように、軸周方向に自由状態にて回動するととも
に、図2,図7に示すように、軸方向に往復移動するこ
とができるものである。
【0016】前記ロアールーパーAは、ロアールーパー
部3とロアールーパー揺動腕4とが一体的に形成された
実施例も存在し、同様に二重環ルーパーBも二重環ルー
パー部7と二重環ルーパー揺動腕8とが一体的に形成さ
れた実施例が存在する(図9乃至図11等参照)。
【0017】そのロアールーパーAと二重環ルーパーB
は、連動体Cにより略同一範囲において揺動することが
できるものであり、ロックミシン本体内の動力源から揺
動リンク6を介してロアールーパー駆動軸5が軸周方向
に揺動し、連動体Cを介して二重環ルーパー揺動軸9が
軸周方向に揺動作動をするものである。
【0018】その連動体Cは、図1,図2に示すよう
に、伝達揺動リンク12と被伝達揺動リンク13との間
に設けられており、その伝達揺動リンク12はロアール
ーパー駆動軸5のロアールーパーAを装着した側と反対
側端部に設けられており、また被伝達揺動リンク13は
二重環ルーパー揺動軸9の二重環ルーパーBを装着した
側と反対側端部に設けられ、伝達揺動リンク12から前
記連動体Cを介して被伝達揺動リンク13に揺動運動が
伝達され、ロアールーパーAと二重環ルーパーBとがと
もに揺動する構成となっている。
【0019】また、上記のように伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13とが存在しないで、図5乃至図7
等に示すように、ロアールーパーAと二重環ルーパーB
との間に連動体Cが設けられる実施例も存在し、ロアー
ルーパーAから連動体Cを介して直接二重環ルーパーB
に揺動運動を伝達する実施例も存在する。
【0020】その連動体Cの実施例は種々存在し、その
第1実施例としては、図1,図5等に示すように、ガイ
ド部10と被ガイド部11とから構成され、ガイド部1
0は、図1,図2,図3(a)或いは図5,図6等に示
すように、円筒形状等の突起片10aとして形成され、
伝達揺動リンク12或いはロアールーパーAのロアール
ーパー部3に設けられている。
【0021】その被ガイド部11は、図2,図3(a)
或いは図5,図6等に示すように、被伝達揺動リンク1
3或いは二重環ルーパーBの二重環ルーパー部7又は二
重環ルーパー揺動腕8に貫通長孔状の被摺動長孔11a
として形成されたものであって、該被摺動長孔11aに
前記突起片10aが遊挿状態で挿入し、突起片10aが
被摺動長孔11a内を摺動しつつロアールーパーAが二
重環ルーパーBを揺動させるものである。
【0022】また、連動体Cの第2実施例としては、被
ガイド部11が貫通孔状のものではなく、図9(a),
(b)に示すように、二重環ルーパーBの二重環ルーパ
ー部7或いは二重環ルーパー揺動腕8に所定間隔に並列
するガイド側壁11b,11bが形成され、ガイド側壁
11b,11bに前記円筒形状に形成された突起片10
aが遊挿状態に挿入されて、ロアールーパーAと二重環
ルーパーBとが同時に揺動するものであって、該実施例
では伝達揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備
えたタイプのものにも適応される。
【0023】さらに、連動体Cの第3実施例としては、
図10(a)に示すように、ガイド部10の構造がロア
ールーパー部3或いはロアールーパー揺動腕4の幅方向
両側端から二重環ルーパーBを包囲状に抱持することが
できる抱持部10b,10bとして形成されたものであ
って、ロアールーパーAが二重環ルーパーBを抱持状態
としながら、ロアールーパーAの揺動にともなって二重
環ルーパーBが揺動する構成となっており、同様に伝達
揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備えたタイ
プのものにも適応される。
【0024】上記抱持部10bの具体的実施例として
は、ロアールーパーAのロアールーパー部3、或いはロ
アールーパー揺動腕4の幅方向両側端より左右対称状の
L字形状の屈曲片として形成されたものであって、図1
0(b)に示すように、該左右対称状のL字形状の屈曲
片とした抱持部10b,10bにて二重環ルーパーBを
抱持することができるようになっている。
【0025】さらに、ガイド部10の抱持部10bには
別の実施例が存在し、図11(a)及び(b)に示すよ
うに、二重環ルーパーBの全周囲を包囲状に囲むことが
できるようになっており、断面コ字形状に形成されたも
のであって、二重環ルーパーBはロアールーパーAの抱
持部10bにて揺動するとともに、その抱持部10b内
にて二重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動可能と
なっている。
【0026】また、連動体Cのガイド部10が二重環ル
ーパーB側に設けられ、連動体Cの被ガイド部11がロ
アールーパーAに設けられる実施例も存在し、何れの状
態においても二重環ルーパーBがロアールーパーAの揺
動動作にともなって揺動し、且つ二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動することがで
きるようになっている(図4参照)。
【0027】ここで、一般にロアールーパーAと二重環
ルーパーBにおける個々の適正な揺動範囲、即ち振れの
角度は、図3(b)に示すように異なっている。このよ
うにロアールーパーAと二重環ルーパーBとが異なる揺
動範囲にて駆動させるために、連動体Cにおけるガイド
部10を突起片10aとし、被ガイド部11を被摺動長
孔11aとした実施例において、該突起片10aとロア
ールーパー駆動軸5或いは二重環ルーパーBとの相対的
な距離を予め種々に設定することでロアールーパー駆動
軸5と二重環ルーパーBの揺動範囲を個々の適正なもの
にすることができる。
【0028】具体的な構成としては、伝達揺動リンク1
2に突起片10aを設けた実施例において、予め伝達揺
動リンク12をロアールーパー駆動軸5に対して着脱及
び固着自在なる構造とし、突起片10aとロアールーパ
ー駆動軸5との距離がそれぞれ異なったものを数種類そ
なえておく。その種々の伝達揺動リンク12をロアー
ーパー駆動軸5に付け替えることにより、突起片10a
とロアールーパー駆動軸5との距離を所望のものに選定
することができるものである。また、伝達揺動リンク1
2をロアールーパー駆動軸5に固定するのは、図2に示
すように、ロク用ビスが使用される。また、突起片10
aを被伝達揺動リンク13側に設けた実施例も、前記伝
達揺動リンク12の場合と同様に、異なる位置に突起片
10aを固着した数種類のものを容易しておけばよい。
さらに、突起片10aをロアールーパーA側又は二重環
ルーパーB側に設けた実施例においても上記同様の構造
とすればよい。
【0029】上記の構成では、連動体Cの突起片10a
とロアールーパー駆動軸5或いは二重環ルーパー揺動軸
とからの距離を種々変化させるとロアールーパーAの揺
動角度と二重環ルーパーBの揺動角度が変わることとな
るが、二重環ルーパー揺動軸9はロアールーパー駆動軸
5の下方に位置しているのでロアールーパーAの揺動角
度に対して二重環ルーパーBの揺動角度は小さくなる。
そして、ロアールーパーAの頂部の振幅に対して二環ル
ーパーBの頂部の振幅は小さい。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明においては、第1に、針
とロアールーパーA及び二重環ルーパーBの交叉軌跡及
びタイミングを適正にすることができるし、第2に駆動
構造を簡単なものにすることができる、コストダウン及
び小型化を図ることができる。
【0031】上記効果を詳述すると、ロアールーパーA
は、ロアールーパー駆動軸5により軸周方向の所定角度
を往復回動するものであり、また二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9は軸方向に往復移動できるように
なっている。
【0032】ここで、二重環ルーパー揺動軸9には被伝
達揺動リンク13が設けられ、その被伝達揺動リンク1
3は伝達揺動リンク12により連動体Cを介してロアー
ルーパー駆動軸5の軸周方向の揺動に従って同様に揺動
運動するものであるため、二重環ルーパーBの二重環ル
ーパー揺動軸9は、軸方向に往復移動する構成のみでよ
く、またロアールーパー駆動軸5は軸周方向において所
定角度の範囲を往復移動するのみでよく、ロアールーパ
ー駆動軸5及び二重環ルーパー揺動軸9は、それぞれ単
一の動作をするのみとしたことにより、その機構を極め
てシンプルにすることができる。
【0033】さらに、連動体Cは伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13との間に設けられ、ロアールーパ
ー駆動軸5のロアールーパーA装着箇所と二重環ルーパ
ー揺動軸9の二重環ルーパーB装着箇所には、連動体C
が存在しない構成としたことで、連動体Cがロックミシ
ン本体の外部に露出することがなく、外観を整然とした
ものにすることができる。
【0034】また、二重環ルーパーBは、連動体Cによ
りロアールーパーAとともに確実に揺動することができ
ることで、ロアールーパー対応針1及び二重環ルーパー
対応針2の位置に対して極めて近接して設けられること
ができ、交叉軌跡及び交叉タイミンイグを適正な状態に
確保することができる。
【0035】また、ロアールーパー駆動軸5と二重環ル
ーパー揺動軸9との駆動構造を極めて簡単にすることが
できることにより、構造の小型化を実現することができ
るとともにコストダウンを実現することもできる。
【0036】次に、請求項2の発明においては、二重環
ルーパーとロアールーパーとの間を連結する連動体が前
記ロアールーパー駆動軸と前記二重環ルーパー揺動軸と
の軸間距離に基づく伝達運動ずれをすべり接触で対応す
ると共に、前記二重環ルーパー揺動軸の軸方向の移動も
すべり接触で対応するようにして揺動伝達してなること
により、第1発明が必須とした伝達揺動リンク12と被
伝達揺動リンク13とからなる構成を省略することで、
部品点数を少なくすることができる利点があり、他の構
成は第1発明と同様であり、第1発明と同様の効果を奏
する。また、第3発明においては、簡易な構成にでき、
第1発明又は第2発明と同様な効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の一部断面にした側面図
【図3】(a)は伝達揺動リンクと被伝達揺動リンクの
作用状態を示す略示図 (b)はロアールーパーと二重環ルーパーの揺動運動を
示す略示図
【図4】別の実施例の伝達揺動リンクと被伝達揺動リン
クとの斜視図
【図5】ロアールーパー,二重環ルーパー及び連動体の
斜視図
【図6】ロアールーパーと二重環ルーパーとを組み合わ
せた状態を示す斜視図
【図7】ロアールーパーと二重環ルーパーとを組み合わ
せた状態を示す側面図
【図8】(a)はロアールーパー及び一部切除した二重
環ルーパーの正面図 (b)はロアールーパーと二重環ルーパーとの要部断面
【図9】(a)は別の実施例の二重環ルーパーの斜視図 (b)はロアールーパーと別の実施例の二重環ルーパー
との要部断面図
【図10】(a)は別の実施例のロアールーパーの斜視
図 (b)は二重環ルーパーと別の実施例のロアールーパー
との要部断面図
【図11】(a)は別の実施例の連動体を有するロアー
ルーパーの斜視図 (b)は二重環ルーパーと別の実施例のロアールーパー
との要部断面図
【図12】ロアールーパーと二重環ルーパーの作動状態
を示す略示図
【符号の説明】
1…ロアールーパー対応針 2…二重環ルーパー対応針 A…ロアールーパー B…二重環ルーパー 5…ロアールーパー駆動軸 9…二重環ルーパー揺動軸 C…連動体 12…伝達揺動リンク 13…被伝達揺動リンク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動するロアールーパー対応針ととも
    に動作するロアールーパー、及び二重環ルーパー対応針
    とともに動作する二重環ルーパーとを並設したインター
    ロックミシンにおいて、一端にロアールーパーを他端に
    伝達揺動リンクを固着したロアールーパー駆動軸を、ミ
    シン本体に軸周方向に適宜の角度を往復回動自在に設
    け、一端に二重環ルーパーを、他端に伝達揺動リンク
    を固着した二重環ルーパー揺動軸を前記ロアールーパー
    駆動軸の下方であって回動自在に且つ軸方向に移動自在
    に設けると共に、前記伝達揺動リンクと前記伝達揺動
    リンクを連結して、揺動運動を伝達する連動体を前記伝
    達揺動リンクと前記伝達揺動リンクとに設け、前記ロ
    アールーパー駆動軸と前記二重環ルーパー揺動軸との軸
    間距離の差に基づいて生じる前記伝達揺動リンクと前記
    伝達揺動リンクとの間のリンク寸法差を前記連動体の
    すべり接触で対応すると共に、前記二重環ルーパー揺動
    軸の軸方向の移動も前記連動体のすべり接触で対応する
    ようにして揺動伝達してなることを特徴としたインター
    ロックミシンのルーパー駆動機構。
  2. 【請求項2】 上下動するロアールーパー対応針ととも
    に動作するロアールーパー、及び二重環ルーパー対応針
    とともに動作する二重環ルーパーとを並設したインター
    ロックミシンにおいて、ロアールーパーを設けたロアー
    ルーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角度
    を往復回動自在に設け、二重環ルーパーを設けた二重環
    ルーパー揺動軸を前記ロアールーパー駆動軸の下方であ
    って回動自在に且つ軸方向に移動自在に設けると共に、
    前記ロアールーパーと前記二重環ルーパーを連結して、
    揺動運動を伝達する連動体を前記ロアールーパーと前記
    二重環ルーパーとに設け、前記ロアールーパー駆動軸と
    前記二重環ルーパー揺動軸との軸間距離の差に基づいて
    生じる揺動運動時のリンク寸法差を前記連動体のすべり
    接触で対応すると共に、前記二重環ルーパー揺動軸の軸
    方向の移動も前記連動体のすべり接触で対応するように
    して揺動伝達してなることを特徴としたインターロック
    ミシンのルーパー駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記連動体のすべり接触による連結は、
    軸部と、該軸を摺動可能に挟持し軸方向の移動を可能と
    する嵌合長を有する直線部で形成したことを特徴とした
    請求項1又は2に記載のインターロックミシンのルーパ
    ー駆動機構。
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