JPH06134168A - インターロックミシンのルーパー駆動機構 - Google Patents

インターロックミシンのルーパー駆動機構

Info

Publication number
JPH06134168A
JPH06134168A JP26268792A JP26268792A JPH06134168A JP H06134168 A JPH06134168 A JP H06134168A JP 26268792 A JP26268792 A JP 26268792A JP 26268792 A JP26268792 A JP 26268792A JP H06134168 A JPH06134168 A JP H06134168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
looper
double ring
double
swing
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26268792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3457342B2 (ja
Inventor
Akiyoshi Sasano
章嘉 笹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP26268792A priority Critical patent/JP3457342B2/ja
Publication of JPH06134168A publication Critical patent/JPH06134168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3457342B2 publication Critical patent/JP3457342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縁かがり縫いミシンと二重環縫いミシンの両
機能を共有するインターロックミシンのルーパー駆動機
構を極めて適正,確実な縫い動作を実現し、且つその構
造を極めて簡単にすること。 【構成】 軸周方向に往復回動するロアールーパー駆動
軸5の一端にロアールーパーAを、他端に伝達揺動リン
ク12を設ること。軸方向の長手方向に往復移動する二
重環ルーパー揺動軸9の一端に二重環ルーパーBを、他
端に被伝達揺動リンク13を設けること。伝達揺動リン
ク12と被伝達揺動リンク13との間に連動体Cを設
け、二重環ルーパーBが連動体Cを介してロアールーパ
ーAとともに揺動すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターロックミシ
ン、即ち縁かがり縫いミシンと二重環縫いミシンの両機
能を共有するミシンにおいて、極めて適正,確実な縫い
動作を実現し、且つその構造を極めて簡単にすることが
できるインターロックミシンのルーパー駆動機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターロックミシンにあって
は、縁かがり縫いのための下ルーパーと二重環ルーパー
を駆動するために、各ルーパーを支持するための下ルー
パー軸と二重環ルーパー軸とを要する。
【0003】両軸の位置はそれぞれの軸受を含む駆動機
構を伴うため互いに間隔をあけて配置している。
【0004】インターロックミシンにあってはその針間
の距離は、ミシン固有のゲージ幅との関係から2〜8ミ
リ程度で設定される。
【0005】下ルーパーの運動軌跡に適する下ルーパー
軸位置と、二重環ルーパー軌跡に適する二重環ルーパー
軸位置とを、針位置との関係で配置することにおいて、
両駆動機構が相互に干渉しないように近接して配置する
ことは難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため特公昭57−5
554号に示されているように、下ルーパー軸の中に二
重環ルーパー軸を配設するものが提案されており、下ル
ーパー軸と二重環ルーパー軸の軸心が同一位置となり、
小型化を実現することができるが、その反面で、この装
置を構成するそれぞれの部品に高い精度が要求され、そ
のために工作精度も高く要求されることとなって、実際
には複雑な構造となり、ひいてはコストアップとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を上
下動するロアールーパー対応針とともに動作するロアー
ルーパー、及び二重環ルーパー対応針とともに動作する
二重環ルーパーとを並設したインターロックミシンにお
いて、一端にロアールーパーを他端に伝達揺動リンクを
設けたロアールーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向
に適宜の角度を往復回動自在に設け、一端に二重環ルー
パーを、他端に被伝達揺動リンクを設けた二重環ルーパ
ー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、伝達揺動リンクと
被伝達揺動リンクとの間に連動体を設け、該連動体にて
二重環ルーパーがロアールーパーとともに揺動してなる
構成としたり、或いはロアールーパーのみを設けたロア
ールーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角
度を往復回動自在に設け、二重環ルーパーのみを設けた
二重環ルーパー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、二重
環ルーパーとロアールーパーとの間に連動体を設け、二
重環ルーパーがロアールーパーとともに揺動してなるイ
ンターロックミシンのルーパー駆動機構としたことによ
り、極めて適正,確実な縫い動作を実現し、且つその構
造を極めて簡単にすることができ、上記課題を解決した
ものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、上下動するロアールーパー対応針1及び二重環
ルーパー対応針2が備えられており、そのロアールーパ
ー対応針1とともに作動するロアールーパーA及び二重
環ルーパーBが装着され、また、アッパールーパーが本
体に装着されているが、これは図面では省略する。
【0009】そのロアールーパーAは、図1,図2及び
図5,図7等に示すように、ロアールーパー部3及びロ
アールーパー揺動腕4により構成され、図2に示すよう
に、ロアールーパー部3がロアールーパー揺動腕4の端
部にビス等にて固着されたものである。
【0010】そのロアールーパーAのロアールーパー揺
動腕4の揺動中心がロアールーパー駆動軸5に固着さ
れ、図3(a),(b)及び図12に示すように、ロア
ールーパーAがロアールーパー駆動軸5の回動ととも
に、揺動することができるようなっている。
【0011】さらに、ロアールーパー駆動軸5の軸方向
の適宜の箇所には、図2或いは図7に示すように、揺動
リンク6が設けられており、該揺動リンク6が以下図示
されていないミシン本体の主駆動軸に設けられている偏
心部材及び該偏心部材に連結されたルーパーロット等を
介して、そのロアールーパー駆動軸5に軸周方向の所定
角度を往復自在となる回動運動を伝達し、該ロアールー
パー駆動軸5に固着されたロアールーパーAが揺動する
ものである。
【0012】その二重環ルーパーBは、図1,図5に示
すように、二重環ルーパー部7及び二重環ルーパー揺動
腕8から構成され、図2に示すように、その二重環ルー
パー部7が二重環ルーパー揺動腕8にビス等の固着具に
て固着され、二重環ルーパー揺動腕8の揺動中心が二重
環ルーパー揺動軸9に固着されている。
【0013】その二重環ルーパー揺動軸9は、軸周方向
に回動自在であり、その周方向の回動動作の動力源は存
在しないタイプであって、即ち二重環ルーパー揺動軸9
の周方向の回動動作は自由状態となっているものであ
る。
【0014】さらに、その二重環ルーパー揺動軸9は、
図2或いは図7に示すように、軸方向への往復移動を行
うものであって、その構造としては、以下図示されてい
ないミシン本体内の主駆動軸に往復移動専用の偏心部材
が設けられ、該往復移動専用の偏心部材に、図2に示す
ように、進退作動ロッド14が装着され、該進退作動ロ
ッド14の作動により、二重環ルーパー揺動軸9が軸方
向に往復移動する構成となっている。
【0015】さらに、該二重環ルーパー揺動軸9に固着
された二重環ルーパーBが、図3(b)或いは図12に
示すように、軸周方向に自由状態にて回動するととも
に、図2,図7に示すように、軸方向に往復移動するこ
とができるものである。
【0016】前記ロアールーパーAは、ロアールーパー
部3とロアールーパー揺動腕4とが一体的に形成された
実施例も存在し、同様に二重環ルーパーBも二重環ルー
パー部7と二重環ルーパー揺動腕8とが一体的に形成さ
れた実施例が存在する(図9乃至図11等参照)。
【0017】そのロアールーパーAと二重環ルーパーB
は、連動体Cにより略同一範囲において揺動することが
できるものであり、ロックミシン本体内の動力源から揺
動リンク6を介してロアールーパー駆動軸5が軸周方向
に揺動し、連動体Cを介して二重環ルーパー揺動軸9が
軸周方向に揺動作動をするものである。
【0018】その連動体Cは、図1,図2に示すよう
に、伝達揺動リンク12と被伝達揺動リンク13との間
に設けられており、その伝達揺動リンク12はロアール
ーパー駆動軸5のロアールーパーAを装着した側と反対
側端部に設けられており、また被伝達揺動リンク13は
二重環ルーパー揺動軸9の二重環ルーパーBを装着した
側と反対側端部に設けられ、伝達揺動リンク12から前
記連動体Cを介して被伝達揺動リンク13に揺動運動が
伝達され、ロアールーパーAと二重環ルーパーBとがと
もに揺動する構成となっている。
【0019】また、上記のように伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13とが存在しないで、図5乃至図7
等に示すように、ロアールーパーAと二重環ルーパーB
との間に連動体Cが設けられる実施例も存在し、ロアー
ルーパーAから連動体Cを介して直接二重環ルーパーB
に揺動運動を伝達する実施例も存在する。
【0020】その連動体Cの実施例は種々存在し、その
第1実施例としては、図1,図5等に示すように、ガイ
ド部10と被ガイド部11とから構成され、ガイド部1
0は、図1,図2,図3(a)或いは図5,図6等に示
すように、円筒形状等の突起片10aとして形成され、
伝達揺動リンク12或いはロアールーパーAのロアール
ーパー部3に設けられている。
【0021】その被ガイド部11は、図2,図3(a)
或いは図5,図6等に示すように、被伝達揺動リンク1
3或いは二重環ルーパーBの二重環ルーパー部7又は二
重環ルーパー揺動腕8に貫通長孔状の被摺動長孔11a
として形成されたものであって、該被摺動長孔11aに
前記突起片10aが遊挿状態で挿入し、突起片10aが
被摺動長孔11a内を摺動しつつロアールーパーAが二
重環ルーパーBを揺動させるものである。
【0022】また、連動体Cの第2実施例としては、被
ガイド部11が貫通孔状のものではなく、図9(a),
(b)に示すように、二重環ルーパーBの二重環ルーパ
ー部7或いは二重環ルーパー揺動腕8に所定間隔に並列
するガイド側壁11b,11bが形成され、ガイド側壁
11b,11bに前記円筒形状に形成された突起片10
aが遊挿状態に挿入されて、ロアールーパーAと二重環
ルーパーBとが同時に揺動するものであって、該実施例
では伝達揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備
えたタイプのものにも適応される。
【0023】さらに、連動体Cの第3実施例としては、
図10(a)に示すように、ガイド部10の構造がロア
ールーパー部3或いはロアールーパー揺動腕4の幅方向
両側端から二重環ルーパーBを包囲状に抱持することが
できる抱持部10b,10bとして形成されたものであ
って、ロアールーパーAが二重環ルーパーBを抱持状態
としながら、ロアールーパーAの揺動にともなって二重
環ルーパーBが揺動する構成となっており、同様に伝達
揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備えたタイ
プのものにも適応される。
【0024】上記抱持部10bの具体的実施例として
は、ロアールーパーAのロアールーパー部3、或いはロ
アールーパー揺動腕4の幅方向両側端より左右対称状の
L字形状の屈曲片として形成されたものであって、図1
0(b)に示すように、該左右対称状のL字形状の屈曲
片とした抱持部10b,10bにて二重環ルーパーBを
抱持することができるようになっている。
【0025】さらに、ガイド部10の抱持部10bには
別の実施例が存在し、図11(a)及び(b)に示すよ
うに、二重環ルーパーBの全周囲を包囲状に囲むことが
できるようになっており、断面コ字形状に形成されたも
のであって、二重環ルーパーBはロアールーパーAの抱
持部10bにて揺動するとともに、その抱持部10b内
にて二重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動可能と
なっている。
【0026】また、連動体Cのガイド部10が二重環ル
ーパーB側に設けられ、連動体Cの被ガイド部11がロ
アールーパーAに設けられる実施例も存在し、何れの状
態においても二重環ルーパーBがロアールーパーAの揺
動動作にともなって揺動し、且つ二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動することがで
きるようになっている(図4参照)。
【0027】
【発明の効果】請求項1においては、上下動するロアー
ルーパー対応針1とともに動作するロアールーパーA、
及び二重環ルーパー対応針2とともに動作する二重環ル
ーパーBとを並設したインターロックミシンにおいて、
一端にロアールーパーAを他端に伝達揺動リンク12を
設けたロアールーパー駆動軸5を、ミシン本体に軸周方
向に適宜の角度を往復回動自在に設け、一端に二重環ル
ーパーBを、他端に被伝達揺動リンク13を設けた二重
環ルーパー揺動軸9を軸方向に移動自在に設け、伝達揺
動リンク12と被伝達揺動リンク13との間に連動体C
を設け、該連動体Cにて二重環ルーパーBがロアールー
パーAとともに揺動してなるインターロックミシンのル
ーパー駆動機構としたことにより、まず第1に、針とロ
アールーパーA及び二重環ルーパーBの交叉軌跡及びタ
イミングを適正にすることができるし、第2に駆動構造
を簡単なものにすることができ、コストダウン及び小型
化を実現することができる。
【0028】上記効果を詳述すると、ロアールーパーA
は、ロアールーパー駆動軸5により軸周方向の所定角度
を往復回動するものであり、また二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9は軸方向に往復移動できるように
なっている。
【0029】ここで、二重環ルーパー揺動軸9には被伝
達揺動リンク13が設けられ、その被伝達揺動リンク1
3は伝達揺動リンク12により連動体Cを介してロアー
ルーパー駆動軸5の軸周方向の揺動に従って同様に揺動
運動するものであるため、二重環ルーパーBの二重環ル
ーパー揺動軸9は、軸方向に往復移動する構成のみでよ
く、またロアールーパー駆動軸5は軸周方向において所
定角度の範囲を往復移動するのみでよく、ロアールーパ
ー駆動軸5及び二重環ルーパー揺動軸9は、それぞれ単
一の動作をするのみとしたことにより、その機構を極め
てシンプルにすることができる。
【0030】さらに、連動体Cは伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13との間に設けられ、ロアールーパ
ー駆動軸5のロアールーパーA装着箇所と二重環ルーパ
ー揺動軸9の二重環ルーパーB装着箇所には、連動体C
が存在しない構成としたことで、連動体Cがロックミシ
ン本体の外部に露出することがなく、外観を整然とした
ものにすることができる。
【0031】また、二重環ルーパーBは、連動体Cによ
りロアールーパーAとともに確実に揺動することができ
ることで、ロアールーパー対応針1及び二重環ルーパー
対応針2の位置に対して極めて近接して設けられること
ができ、交叉軌跡及び交叉タイミンイグを適正な状態に
確保することができる。
【0032】また、ロアールーパー駆動軸5と二重環ル
ーパー揺動軸9との駆動構造を極めて簡単にすることが
できることにより、構造の小型化を実現することができ
るとともにコストダウンを実現することもできる。
【0033】次に、請求項2においては、上下動するロ
アールーパー対応針1とともに動作するロアールーパー
A、及び二重環ルーパー対応針2とともに動作する二重
環ルーパーBとを並設したインターロックミシンにおい
て、ロアールーパーAを設けたロアールーパー駆動軸5
を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角度を往復回動自在
に設け、二重環ルーパーBを設けた二重環ルーパー揺動
軸9を軸方向に移動自在に設け、二重環ルーパーBとロ
アールーパーAとの間に連動体Cを設け、該連動体Cに
て二重環ルーパーBがロアールーパーAとともに揺動し
てなるインターロックミシンのルーパー駆動機構とした
ことにより、ロアールーパーAと二重環ルーパーBとの
間に連動体Cを設けているので、伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13とからなる構成を省略すること
で、部品点数を少なくすることができる利点がある。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の一部断面にした側面図
【図3】(a)は伝達揺動リンクと被伝達揺動リンクの
作用状態を示す略示図 (b)はロアールーパーと二重環ルーパーの揺動運動を
示す略示図
【図4】別の実施例の伝達揺動リンクと被伝達揺動リン
クとの斜視図
【図5】ロアールーパー,二重環ルーパー及び連動体の
斜視図
【図6】ロアールーパーと二重環ルーパーとを組み合わ
せた状態を示す斜視図
【図7】ロアールーパーと二重環ルーパーとを組み合わ
せた状態を示す側面図
【図8】(a)はロアールーパー及び一部切除した二重
環ルーパーの正面図 (b)はロアールーパーと二重環ルーパーとの要部断面
【図9】(a)は別の実施例の二重環ルーパーの斜視図 (b)はロアールーパーと別の実施例の二重環ルーパー
との要部断面図
【図10】(a)は別の実施例のロアールーパーの斜視
図 (b)は二重環ルーパーと別の実施例のロアールーパー
との要部断面図
【図11】(a)は別の実施例の連動体を有するロアー
ルーパーの斜視図 (b)は二重環ルーパーと別の実施例のロアールーパー
との要部断面図
【図12】ロアールーパーと二重環ルーパーの作動状態
を示す略示図
【符号の説明】
1…ロアールーパー対応針 2…二重環ルーパー対応針 A…ロアールーパー B…二重環ルーパー 5…ロアールーパー駆動軸 9…二重環ルーパー揺動軸 C…連動体 12…伝達揺動リンク 13…被伝達揺動リンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターロックミシ
ン、即ち縁かがり縫いミシンと二重環縫いミシンの両機
能を共有するミシンにおいて、極めて適正,確実な縫い
動作を実現し、且つその構造を極めて簡単にすることが
できるインターロックミシンのルーパー駆動機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターロックミシンにあって
は、縁かがり縫いのための下ルーパーと二重環ルーパー
を駆動するために、各ルーパーを支持するための下ルー
パー軸と二重環ルーパー軸とを要する。
【0003】両軸の位置はそれぞれの軸受を含む駆動機
構を伴うため互いに間隔をあけて配置している。
【0004】インターロックミシンにあってはその針間
の距離は、ミシン固有のゲージ幅との関係から2〜8ミ
リ程度で設定される。
【0005】下ルーパーの運動軌跡に適する下ルーパー
軸位置と、二重環ルーパー軌跡に適する二重環ルーパー
軸位置とを、針位置との関係で配置することにおいて、
両駆動機構が相互に干渉しないように近接して配置する
ことは難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため特公昭57−5
554号に示されているように、下ルーパー軸の中に二
重環ルーパー軸を配設するものが提案されており、下ル
ーパー軸と二重環ルーパー軸の軸心が同一位置となり、
小型化を実現することができるが、その反面で、この装
置を構成するそれぞれの部品に高い精度が要求され、そ
のために工作精度も高く要求されることとなって、実際
には複雑な構造となり、ひいてはコストアップとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を上
下動するロアールーパー対応針とともに動作するロアー
ルーパー、及び二重環ルーパー対応針とともに動作する
二重環ルーパーとを並設したインターロックミシンにお
いて、一端にロアールーパーを他端に伝達揺動リンクを
設けたロアールーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向
に適宜の角度を往復回動自在に設け、一端に二重環ルー
パーを、他端に被伝達揺動リンクを設けた二重環ルーパ
ー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、伝達揺動リンクと
被伝達揺動リンクとの間に連動体を設け、該連動体にて
二重環ルーパーがロアールーパーとともに揺動してなる
構成としたり、或いはロアールーパーのみを設けたロア
ールーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角
度を往復回動自在に設け、二重環ルーパーのみを設けた
二重環ルーパー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、二重
環ルーパーとロアールーパーとの間に連動体を設け、二
重環ルーパーがロアールーパーとともに揺動してなるイ
ンターロックミシンのルーパー駆動機構としたことによ
り、極めて適正,確実な縫い動作を実現し、且つその構
造を極めて簡単にすることができ、上記課題を解決した
ものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、上下動するロアールーパー対応針1及び二重環
ルーパー対応針2が備えられており、そのロアールーパ
ー対応針1とともに作動するロアールーパーA及び二重
環ルーパーBが装着され、また、アッパールーパーが本
体に装着されているが、これは図面では省略する。
【0009】そのロアールーパーAは、図1,図2及び
図5,図7等に示すように、ロアールーパー部3及びロ
アールーパー揺動腕4により構成され、図2に示すよう
に、ロアールーパー部3がロアールーパー揺動腕4の端
部にビス等にて固着されたものである。
【0010】そのロアールーパーAのロアールーパー揺
動腕4の揺動中心がロアールーパー駆動軸5に固着さ
れ、図3(a),(b)及び図12に示すように、ロア
ールーパーAがロアールーパー駆動軸5の回動ととも
に、揺動することができるようなっている。
【0011】さらに、ロアールーパー駆動軸5の軸方向
の適宜の箇所には、図2或いは図7に示すように、揺動
リンク6が設けられており、該揺動リンク6が以下図示
されていないミシン本体の主駆動軸に設けられている偏
心部材及び該偏心部材に連結されたルーパーロット等を
介して、そのロアールーパー駆動軸5に軸周方向の所定
角度を往復自在となる回動運動を伝達し、該ロアールー
パー駆動軸5に固着されたロアールーパーAが揺動する
ものである。
【0012】その二重環ルーパーBは、図1,図5に示
すように、二重環ルーパー部7及び二重環ルーパー揺動
腕8から構成され、図2に示すように、その二重環ルー
パー部7が二重環ルーパー揺動腕8にビス等の固着具に
て固着され、二重環ルーパー揺動腕8の揺動中心が二重
環ルーパー揺動軸9に固着されている。
【0013】その二重環ルーパー揺動軸9は、軸周方向
に回動自在であり、その周方向の回動動作の動力源は存
在しないタイプであって、即ち二重環ルーパー揺動軸9
の周方向の回動動作は自由状態となっているものであ
る。
【0014】さらに、その二重環ルーパー揺動軸9は、
図2或いは図7に示すように、軸方向への往復移動を行
うものであって、その構造としては、以下図示されてい
ないミシン本体内の主駆動軸に往復移動専用の偏心部材
が設けられ、該往復移動専用の偏心部材に、図2に示す
ように、進退作動ロッド14が装着され、該進退作動ロ
ッド14の作動により、二重環ルーパー揺動軸9が軸方
向に往復移動する構成となっている。
【0015】さらに、該二重環ルーパー揺動軸9に固着
された二重環ルーパーBが、図3(b)或いは図12に
示すように、軸周方向に自由状態にて回動するととも
に、図2,図7に示すように、軸方向に往復移動するこ
とができるものである。
【0016】前記ロアールーパーAは、ロアールーパー
部3とロアールーパー揺動腕4とが一体的に形成された
実施例も存在し、同様に二重環ルーパーBも二重環ルー
パー部7と二重環ルーパー揺動腕8とが一体的に形成さ
れた実施例が存在する(図9乃至図11等参照)。
【0017】そのロアールーパーAと二重環ルーパーB
は、連動体Cにより略同一範囲において揺動することが
できるものであり、ロックミシン本体内の動力源から揺
動リンク6を介してロアールーパー駆動軸5が軸周方向
に揺動し、連動体Cを介して二重環ルーパー揺動軸9が
軸周方向に揺動作動をするものである。
【0018】その連動体Cは、図1,図2に示すよう
に、伝達揺動リンク12と被伝達揺動リンク13との間
に設けられており、その伝達揺動リンク12はロアール
ーパー駆動軸5のロアールーパーAを装着した側と反対
側端部に設けられており、また被伝達揺動リンク13は
二重環ルーパー揺動軸9の二重環ルーパーBを装着した
側と反対側端部に設けられ、伝達揺動リンク12から前
記連動体Cを介して被伝達揺動リンク13に揺動運動が
伝達され、ロアールーパーAと二重環ルーパーBとがと
もに揺動する構成となっている。
【0019】また、上記のように伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13とが存在しないで、図5乃至図7
等に示すように、ロアールーパーAと二重環ルーパーB
との間に連動体Cが設けられる実施例も存在し、ロアー
ルーパーAから連動体Cを介して直接二重環ルーパーB
に揺動運動を伝達する実施例も存在する。
【0020】その連動体Cの実施例は種々存在し、その
第1実施例としては、図1,図5等に示すように、ガイ
ド部10と被ガイド部11とから構成され、ガイド部1
0は、図1,図2,図3(a)或いは図5,図6等に示
すように、円筒形状等の突起片10aとして形成され、
伝達揺動リンク12或いはロアールーパーAのロアール
ーパー部3に設けられている。
【0021】その被ガイド部11は、図2,図3(a)
或いは図5,図6等に示すように、被伝達揺動リンク1
3或いは二重環ルーパーBの二重環ルーパー部7又は二
重環ルーパー揺動腕8に貫通長孔状の被摺動長孔11a
として形成されたものであって、該被摺動長孔11aに
前記突起片10aが遊挿状態で挿入し、突起片10aが
被摺動長孔11a内を摺動しつつロアールーパーAが二
重環ルーパーBを揺動させるものである。
【0022】また、連動体Cの第2実施例としては、被
ガイド部11が貫通孔状のものではなく、図9(a),
(b)に示すように、二重環ルーパーBの二重環ルーパ
ー部7或いは二重環ルーパー揺動腕8に所定間隔に並列
するガイド側壁11b,11bが形成され、ガイド側壁
11b,11bに前記円筒形状に形成された突起片10
aが遊挿状態に挿入されて、ロアールーパーAと二重環
ルーパーBとが同時に揺動するものであって、該実施例
では伝達揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備
えたタイプのものにも適応される。
【0023】さらに、連動体Cの第3実施例としては、
図10(a)に示すように、ガイド部10の構造がロア
ールーパー部3或いはロアールーパー揺動腕4の幅方向
両側端から二重環ルーパーBを包囲状に抱持することが
できる抱持部10b,10bとして形成されたものであ
って、ロアールーパーAが二重環ルーパーBを抱持状態
としながら、ロアールーパーAの揺動にともなって二重
環ルーパーBが揺動する構成となっており、同様に伝達
揺動リンク12及び被伝達揺動リンク13を備えたタイ
プのものにも適応される。
【0024】上記抱持部10bの具体的実施例として
は、ロアールーパーAのロアールーパー部3、或いはロ
アールーパー揺動腕4の幅方向両側端より左右対称状の
L字形状の屈曲片として形成されたものであって、図1
0(b)に示すように、該左右対称状のL字形状の屈曲
片とした抱持部10b,10bにて二重環ルーパーBを
抱持することができるようになっている。
【0025】さらに、ガイド部10の抱持部10bには
別の実施例が存在し、図11(a)及び(b)に示すよ
うに、二重環ルーパーBの全周囲を包囲状に囲むことが
できるようになっており、断面コ字形状に形成されたも
のであって、二重環ルーパーBはロアールーパーAの抱
持部10bにて揺動するとともに、その抱持部10b内
にて二重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動可能と
なっている。
【0026】また、連動体Cのガイド部10が二重環ル
ーパーB側に設けられ、連動体Cの被ガイド部11がロ
アールーパーAに設けられる実施例も存在し、何れの状
態においても二重環ルーパーBがロアールーパーAの揺
動動作にともなって揺動し、且つ二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9の軸方向に往復移動することがで
きるようになっている(図4参照)。
【0027】ここで、一般にロアールーパーAと二重環
ルーパーBにおける個々の適正な揺動範囲、即ち振れの
角度は、図3(b)に示すように異なっている。このよ
うにロアールーパーAと二重環ルーパーBとが異なる揺
動範囲にて駆動させるために、連動体Cにおけるガイド
部10を突起片10aとし、被ガイド部11を被摺動長
孔11aとした実施例において、該突起片10aとロア
ールーパー駆動軸5或いは二重環ルーパーBとの相対的
な距離を予め種々に設定することでロアールーパー駆動
軸5と二重環ルーパーBの揺動範囲を個々の適正なもの
にすることができる。
【0028】具体的な構成としては、伝達揺動リンク1
2に突起片10aを設けた実施例において、予め伝達揺
動リンク12をロアールーパー駆動軸5に対して着脱及
び固着自在なる構造とし、突起片10aとロアールーパ
ー駆動軸5との距離がそれぞれ異なったものを数種類そ
なえておく。その種々の伝達揺動リンク12をロアー
ーパー駆動軸5に付け替えることにより、突起片10a
とロアールーパー駆動軸5との距離を所望のものに選定
することができるものである。また、伝達揺動リンク1
2をロアールーパー駆動軸5に固定するのは、図2に示
すように、ロク用ビスが使用される。また、突起片10
aを被伝達揺動リンク13側に設けた実施例も、前記伝
達揺動リンク12の場合と同様に、異なる位置に突起片
10aを固着した数種類のものを容易しておけばよい。
さらに、突起片10aをロアールーパーA側又は二重環
ルーパーB側に設けた実施例においても上記同様の構造
とすればよい。
【0029】上記の構成では、連動体Cの突起片10a
とロアールーパー駆動軸5或いは二重環ルーパー揺動軸
とからの距離を種々変化させるとロアールーパーAの揺
動角度と二重環ルーパーBの揺動角度が変わることとな
るが、二重環ルーパー揺動軸9はロアールーパー駆動軸
5の下方に位置しているのでロアールーパーAの揺動角
度に対して二重環ルーパーBの揺動角度は小さくなる。
そして、ロアールーパーAの頂部の振幅に対して二重環
ルーパーBの頂部の振幅は大きい。
【0030】
【発明の効果】請求項1においては、上下動するロアー
ルーパー対応針1とともに動作するロアールーパーA、
及び二重環ルーパー対応針2とともに動作する二重環ル
ーパーBとを並設したインターロックミシンにおいて、
一端にロアールーパーAを他端に伝達揺動リンク12を
設けたロアールーパー駆動軸5を、ミシン本体に軸周方
向に適宜の角度を往復回動自在に設け、一端に二重環ル
ーパーBを、他端に被伝達揺動リンク13を設けた二重
環ルーパー揺動軸9を軸方向に移動自在に設け、伝達揺
動リンク12と被伝達揺動リンク13との間に連動体C
を設け、該連動体Cにて二重環ルーパーBがロアールー
パーAとともに揺動してなるインターロックミシンのル
ーパー駆動機構としたことにより、まず第1に、針とロ
アールーパーA及び二重環ルーパーBの交叉軌跡及びタ
イミングを適正にすることができるし、第2に駆動構造
を簡単なものにすることができ、コストダウン及び小型
化を実現することができる。
【0031】上記効果を詳述すると、ロアールーパーA
は、ロアールーパー駆動軸5により軸周方向の所定角度
を往復回動するものであり、また二重環ルーパーBの二
重環ルーパー揺動軸9は軸方向に往復移動できるように
なっている。
【0032】ここで、二重環ルーパー揺動軸9には被伝
達揺動リンク13が設けられ、その被伝達揺動リンク1
3は伝達揺動リンク12により連動体Cを介してロアー
ルーパー駆動軸5の軸周方向の揺動に従って同様に揺動
運動するものであるため、二重環ルーパーBの二重環ル
ーパー揺動軸9は、軸方向に往復移動する構成のみでよ
く、またロアールーパー駆動軸5は軸周方向において所
定角度の範囲を往復移動するのみでよく、ロアールーパ
ー駆動軸5及び二重環ルーパー揺動軸9は、それぞれ単
一の動作をするのみとしたことにより、その機構を極め
てシンプルにすることができる。
【0033】さらに、連動体Cは伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13との間に設けられ、ロアールーパ
ー駆動軸5のロアールーパーA装着箇所と二重環ルーパ
ー揺動軸9の二重環ルーパーB装着箇所には、連動体C
が存在しない構成としたことで、連動体Cがロックミシ
ン本体の外部に露出することがなく、外観を整然とした
ものにすることができる。
【0034】また、二重環ルーパーBは、連動体Cによ
りロアールーパーAとともに確実に揺動することができ
ることで、ロアールーパー対応針1及び二重環ルーパー
対応針2の位置に対して極めて近接して設けられること
ができ、交叉軌跡及び交叉タイミンイグを適正な状態に
確保することができる。
【0035】また、ロアールーパー駆動軸5と二重環ル
ーパー揺動軸9との駆動構造を極めて簡単にすることが
できることにより、構造の小型化を実現することができ
るとともにコストダウンを実現することもできる。
【0036】次に、請求項2においては、上下動するロ
アールーパー対応針1とともに動作するロアールーパー
A、及び二重環ルーパー対応針2とともに動作する二重
環ルーパーBとを並設したインターロックミシンにおい
て、ロアールーパーAを設けたロアールーパー駆動軸5
を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角度を往復回動自在
に設け、二重環ルーパーBを設けた二重環ルーパー揺動
軸9を軸方向に移動自在に設け、二重環ルーパーBとロ
アールーパーAとの間に連動体Cを設け、該連動体Cに
て二重環ルーパーBがロアールーパーAとともに揺動し
てなるインターロックミシンのルーパー駆動機構とした
ことにより、ロアールーパーAと二重環ルーパーBとの
間に連動体Cを設けているので、伝達揺動リンク12と
被伝達揺動リンク13とからなる構成を省略すること
で、部品点数を少なくすることができる利点がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動するロアールーパー対応針ととも
    に動作するロアールーパー、及び二重環ルーパー対応針
    とともに動作する二重環ルーパーとを並設したインター
    ロックミシンにおいて、一端にロアールーパーを他端に
    伝達揺動リンクを設けたロアールーパー駆動軸を、ミシ
    ン本体に軸周方向に適宜の角度を往復回動自在に設け、
    一端に二重環ルーパーを、他端に被伝達揺動リンクを設
    けた二重環ルーパー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、
    伝達揺動リンクと被伝達揺動リンクとの間に連動体を設
    け、該連動体にて二重環ルーパーがロアールーパーとと
    もに揺動してなることを特徴としたインターロックミシ
    ンのルーパー駆動機構。
  2. 【請求項2】 上下動するロアールーパー対応針ととも
    に動作するロアールーパー、及び二重環ルーパー対応針
    とともに動作する二重環ルーパーとを並設したインター
    ロックミシンにおいて、ロアールーパーを設けたロアー
    ルーパー駆動軸を、ミシン本体に軸周方向に適宜の角度
    を往復回動自在に設け、二重環ルーパーを設けた二重環
    ルーパー揺動軸を軸方向に移動自在に設け、二重環ルー
    パーとロアールーパーとの間に連動体を設け、該連動体
    にて二重環ルーパーがロアールーパーとともに揺動して
    なることを特徴としたインターロックミシンのルーパー
    駆動機構。
JP26268792A 1992-09-07 1992-09-07 インターロックミシンのルーパー駆動機構 Expired - Fee Related JP3457342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26268792A JP3457342B2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 インターロックミシンのルーパー駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26268792A JP3457342B2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 インターロックミシンのルーパー駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06134168A true JPH06134168A (ja) 1994-05-17
JP3457342B2 JP3457342B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=17379203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26268792A Expired - Fee Related JP3457342B2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 インターロックミシンのルーパー駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3457342B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106930011A (zh) * 2017-03-20 2017-07-07 陈树滔 一种辘脚机的弯针勾线机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106930011A (zh) * 2017-03-20 2017-07-07 陈树滔 一种辘脚机的弯针勾线机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3457342B2 (ja) 2003-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5960725A (en) Rotary needle driving mechanism for a sewing machine
JPH06134168A (ja) インターロックミシンのルーパー駆動機構
US5299516A (en) Looper drive mechanism of a sewing machine
US4771715A (en) Zigzag sewing machine
JP4401530B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JPH0751481A (ja) ミシンのルーパ駆動機構
JPH0610954Y2 (ja) 動力伝達装置
US3610187A (en) Overedge sewing machine apparatus
JP2697500B2 (ja) ミシン
JP2722771B2 (ja) ミシンの二重環縫いルーパー駆動機構
US5285739A (en) Transmission mechanism for a mini-sewing machine
JPH0718391Y2 (ja) 同一軸による下ルーパと二重環ルーパの駆動装置
JP4625251B2 (ja) 動作伝達機構
KR860001472B1 (ko) 편물 및 메리야스 링킹기
US4643120A (en) Zigzag sewing machine
JPS6122596B2 (ja)
JPH0559757B2 (ja)
JPH10235048A (ja) ミシンの針振り模様切換装置
JP3841954B2 (ja) オーバーロックミシン
JPS5837968Y2 (ja) 紡機におけるトランペツトのトラバ−ス機構
JP2001017767A (ja) ミシン構造
JPS5816389Y2 (ja) ミシンの天秤装置
JPS6221267Y2 (ja)
JP2554109Y2 (ja) ミシンの差動送り装置
JPH05137868A (ja) ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees