JPH10234193A - 駆動装置及び情報記録処理装置 - Google Patents

駆動装置及び情報記録処理装置

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JPH10234193A
JPH10234193A JP9339565A JP33956597A JPH10234193A JP H10234193 A JPH10234193 A JP H10234193A JP 9339565 A JP9339565 A JP 9339565A JP 33956597 A JP33956597 A JP 33956597A JP H10234193 A JPH10234193 A JP H10234193A
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JP
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roller
driving device
driven
substrate
shaft
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JP9339565A
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Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
Tadao Takagi
忠雄 高木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/003Driving devices, e.g. vibrators using longitudinal or radial modes combined with bending modes
    • H02N2/004Rectangular vibrators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/005Mechanical details, e.g. housings
    • H02N2/0055Supports for driving or driven bodies; Means for pressing driving body against driven body
    • H02N2/006Elastic elements, e.g. springs
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/103Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors by pressing one or more vibrators against the rotor
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/12Constructional details
    • H02N2/123Mechanical transmission means, e.g. for gearing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚み方向の小型化を可能とする。 【解決手段】 基板1と、基板1に回転可能に配置され
る円盤3と、円盤3側面の外側又は内側に接して、その
円盤と共に回転するローラー8a,8bと、ローラー8
a,8bと接して、そのローラーを回転駆動する振動ア
クチュエータ100と、振動アクチュエータ100を円
盤3の回転中心と垂直方向に付勢するばね部材13とを
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動アクチュエー
タによって被駆動部材を回転駆動する駆動装置、及び、
その駆動装置を用いて、情報記録媒体を回転させて情報
の読み取り及び/又は書き込みを行なう情報記録処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報記録処理装置は、振
動アクチュエータを用いて、ターンテーブル等の円盤を
回転駆動する場合には、その振動アクチュエータとし
て、円環状をした回転型のものが用いられていた。
【0003】この振動アクチュエータは、少なくとも、
円盤(ロータ)と、その円盤を回転駆動する弾性体(ス
テータ)と、弾性体に振動を発生させる圧電素子と、弾
性体を円盤に加圧接触させるための加圧部材等とを備え
ており、かつ、これらを円盤の回転軸方向に順次積層配
置する構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の装置は、円盤、弾性体、圧電素子及び加圧部材など
が、その円盤の回転軸方向に順次積み重ねられているの
で、円盤の回転軸方向のスペースを広くとる必要であ
る。このため、振動アクチュエータを情報記録処理装置
に組み込んだ場合に、この処理装置の前記回転軸方向の
大きさを小型化するのが困難であった。
【0005】また、円盤は、加圧部材によって、回転軸
方向に加圧されるために、その位置が加圧方向に変動す
る場合がある。そのため、円盤の表面に光ビームを照射
して情報の読み取り及び/又は書き込みを行なう情報記
録処理装置を用いた場合、読み取り/書き込みヘッドの
フォーカシングの深さが変動する可能性があった。
【0006】本発明の課題は、厚み方向の小型化が可能
な駆動装置、及び、その駆動装置を用いて、安定した読
み取り/書き込みの動作ができる情報記録処理装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、基板と、前記基板に回転可能
に配置され、その回転方向に沿った円周状の面を有する
被駆動部材と、前記被駆動部材の円周状の面の外側又は
内側に接して、その被駆動部材と共に回転するローラ部
材と、前記ローラ部材と接して、そのローラ部材を回転
駆動する振動アクチュエータと、前記振動アクチュエー
タを前記被駆動部材の回転中心とほぼ垂直方向に押し付
ける加圧部材とを含む駆動装置を提供する。
【0008】請求項2の発明では、請求項1に記載の駆
動装置において、前記振動アクチュエータが、矩形平板
状の振動子を有し、その振動子に縦振動と屈曲振動とを
発生させて、前記振動子の所定位置に楕円運動を発生さ
せることにより、前記ローラ部材が回転駆動するように
構成した。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の駆動装置において、前記被駆動部材と前記振動
アクチュエータとが、前記被駆動部材の回転軸とほぼ直
交する同一平面上に存在するように構成した。
【0010】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載の駆動装置において、前記被
駆動部材の回転軸と前記ローラ部材の回転軸とが、ほぼ
平行となるように構成した。
【0011】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載の駆動装置において、前記ロ
ーラ部材を、そのローラ部材の回転軸が、前記基板に対
して、移動できるように取り付けた構成とした。
【0012】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載された駆動装置において、前
記基板を、矩形平面形状とし、前記振動アクチュエータ
を、前記基板のコーナー部に配置した構成とした。
【0013】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
までのいずれか1項に記載の駆動装置を用いた情報記録
処理装置であって、前記被駆動部材を、情報記録媒体又
はその情報記録媒体を装着したターンテーブルとし、前
記被駆動部材を回転駆動し、前記情報記録媒体に対し
て、情報の読み取り及び/又は書き込みを行なうように
構成した。
【0014】請求項8の発明は、請求項5に記載の駆動
装置において、さらに、前記ローラ部材を支持するロー
ラ支持部材を設け、このローラ支持部材が、前記基板に
固定された軸部材と、前記軸部材にこの軸部材を中心に
回転できるように支持された本体とを有し、前記ローラ
部材の回転軸が、前記本体に支持されている構成とし
た。
【0015】請求項9の発明は、請求項8に記載の駆動
装置において、前記ローラ支持部材の本体が、前記被駆
動部材の回転軸と直交する面とほぼ平行な面内で、前記
軸部を中心に回転できるように支持されている構成とし
た。
【0016】請求項10の発明は、請求項8に記載の駆
動装置において、前記振動アクチュエータに、第1の駆
動力取出し部と第2の駆動力取出し部とを設け、前記ロ
ーラ部材が、前記第1の駆動力取出し部と接する第1の
ローラと、前記第2の駆動力取出し部と接する第2のロ
ーラとを有し、前記ローラ支持部材が、前記第1のロー
ラ及び前記第2のローラをそれぞれ独立して支持する第
1のローラ支持部材と第2の支持部材とを有する構成と
した。
【0017】請求項11の発明は、請求項8に記載の駆
動装置において、前記振動アクチュエータに、第1の駆
動力取出し部と第2の駆動力取出し部とを設け、前記ロ
ーラ部材が、前記第1の駆動力取出し部と接する第1の
ローラと、前記第2の駆動力取出し部と接する第2のロ
ーラとを有し、前記ローラ支持部材の前記本体が、前記
基板に固定された前記軸部材に、この軸部材を中心に回
転できるように支持された第1の部材と、前記第1のロ
ーラの回転軸と前記第2のローラの回転軸を支持する第
2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材とを互い
に回転可能に連結する連結部材とを有する構成とした。
【0018】請求項12の発明は、請求項5に記載の駆
動装置において、さらに、前記被駆動部材を支持する第
1の支持部材と第2の支持部材とを設け、前記振動アク
チュエータが、第1の駆動力取出し部と第2の駆動力取
出し部とを有し、前記ローラ部材が、前記第1の駆動力
取出し部と接する第1のローラと、前記第2の駆動力取
出し部と接する第2のローラとを有し、前記第1の支持
部材が、前記第1のローラと前記被駆動部材の中心に対
して対称な位置に配置され、前記第2の支持部材が、前
記第2のローラと前記被駆動部材の中心に対して対称な
位置に配置された構成とした。
【0019】請求項13の発明は、請求項5に記載の駆
動装置において、前記被駆動部材が、第1の直径を有す
る第1の部分と、前記第1の直径よりも小さい第2の直
径を有する第2の部分とを有し、前記ローラ部材は、前
記第2の部分で前記被駆動部材に接するように構成し
た。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図面等を用いて、本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1、図2は、本発明による
駆動装置の第1実施形態を示す平面図及び断面図、図3
は、第1実施形態に係る駆動装置の振動アクチュエータ
部分を具体的に示した斜視図である。ここで、説明する
駆動装置は、CD,MD,DVD,LD等の情報記録媒
体を装着して駆動し、その情報記録媒体に情報を読み取
り/書き込みする情報記録処理装置を例にして説明す
る。
【0021】基板1は、この装置のケースの一部などに
よって構成された固定部であり、この基板1には、軸2
が取り付けられている。この軸2は、円盤3を回転可能
に支持する軸である。円盤3は、情報記録媒体を装着す
るターンテーブルである。
【0022】軸4a、4bは、基板1に取り付けられて
いる。軸4aには、レバー6aが回転可能に取り付けら
れている。また、4bには、レバー6bが回転可能に取
り付けられている。このレバー6a他端には、ローラー
8aが軸7aによって回転可能に取り付けられている。
このレバー6bの他端には、ローラー8bが軸7bによ
って回転可能に取り付けられている。このような構成に
より、レバー6aは、軸2に直交する面とほぼ平行な面
内で、軸4aを中心に回転できるようになっている。ま
た、レバー6bは、軸2に直交する面とほぼ平行な面内
で、軸4bを中心に回転できるようになっている。その
ため、ローラー8aは、軸4aを中心に、矢印P1で示
す方向に回転可能に支持されている。また、ローラー8
bも、軸4bを中心に、矢印P2で示す方向に回転可能
に支持されている。ローラー8aと円盤3とは、側面同
士で接している。また、ローラー8bと円盤3も、側面
同士で接している。そして、ローラー8aと円盤3及び
ローラー8bと円盤3は、一体的に回転するように構成
されている。なお、軸2と軸7a、7bとは、互いにほ
ぼ平行に配置されている。
【0023】振動アクチュエータ100は、矩形平板状
の弾性体10と、この弾性体10に接合された電気機械
変換素子である圧電素子11と、弾性体10の出力取り
出し部に接合された摺動部材12a、12bと、ばね部
材13等とを備えている。そして、圧電素子11に所定
の周波数及び電圧を有する第1の駆動信号と、この第1
の駆動信号と位相が異なる第2の駆動信号とが印加され
ると、弾性体10に、この弾性体10の長手方向に振動
する1次の縦振動と4次の屈曲振動を発生させるように
構成されている。本実施形態では、振動アクチュエータ
100は、超音波領域の振動を用いた、いわゆる超音波
モータである。このような超音波モータとしては、例え
ば、第5回電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講
演会文集の「222 光ピックアップ移動を目的とした
圧電リニア・平板モータ」第393−398頁に開示さ
れた「異形縮退縦L1−屈曲B4モード・平板モータ」
や、特開平7−143770号公報に構造が開示されて
いる。
【0024】この振動アクチュエータ100は、図3に
示すように、弾性体10の両側に溝部10a、10bが
設けられている。そして、図2(図1のA−A断面図)
及び図3に示したように、溝部10aは、基板1の曲げ
部1aに取り付けられたピン15aと嵌合している。ま
た、溝部10bは、基板1の曲げ部1aに取り付けられ
た15bと嵌合している。従って、振動アクチュエータ
100は、その姿勢を保ったまま、ピン15a、15b
の方向のみ移動可能に支持されている。
【0025】また、ばね部材13は、その付勢力によっ
て、振動アクチュエータ100を円盤3の方向に付勢す
る板状の部材である。付勢力の方向は、円盤3の回転軸
2と直角方向である。このばね部材13は、振動アクチ
ュエータ100と基板1の曲げ部1aとの間に、配置さ
れている。このばね部材13には、接触片14が取り付
けられており、ばね部材13は、その接触片14を介し
て、振動アクチュエータ100を付勢している。
【0026】弾性体10に発生する屈曲振動の腹となる
位置は、出力取出部として機能する。弾性体10に4次
の屈曲振動が発生する場合には、屈曲振動の腹は、弾性
体10の両端部を含めて6か所に形成される。本実施形
態の場合には、前記両端部を除いた長手方向の外側の2
か所に摺動部材12a,12bが設けられている。そし
て、摺動部材12aは、弾性体10がローラー8aと接
する位置に配置されている。また、摺動部材12bは、
弾性体10がローラー8bと接する位置に配置されてい
る。このような配置により、ばね部材13が弾性体10
を円盤3の方向に押し付けると、摺動部材12aとロー
ラー8aとが接触し、摺動部材12bとローラー8bと
が接触する。その結果、ローラー8aと円盤3とが接触
し、また、ローラー8bと円盤3とが接触する。
【0027】なお、振動アクチュエータ100、ローラ
ー8a及び円盤3は、図2に示したように、円盤3の軸
2とほぼ直角な同一平面上に順次配置されている。ロー
ラー8bは、図2においては不図示であるが、同様に、
これらとほぼ同一平面上に配置されている。
【0028】次に、第1実施形態に係る駆動装置の動作
を説明する。圧電素子11には、この圧電素子11に交
流電圧を印加するための不図示の駆動回路が接続されて
いる。駆動回路は、所定の周波数及び電圧を有する第1
の交流電圧(第1の駆動信号)と、この第1の交流電圧
と周波数及び電圧は等しく、位相の異なる第2の交流電
圧(第2の駆動信号)とを生成する。圧電素子11は、
これら第1の交流電圧と第2の交流電圧が印加される
と、前述したように、弾性体10に1次の縦振動と4次
の屈曲振動とを発生させる。その結果、出力取出部に設
けられた摺動部材12a、12bが楕円運動を行う。
【0029】摺動部材12aが楕円運動を行なうので、
この摺動部材12aに接しているローラー8aは、軸7
aを中心に回転する。また、摺動部材12bが楕円運動
を行なうので、この摺動部材12bに接しているローラ
ー8bも、軸7bを中心に回転する。これらローラー8
a、8bは、同一方向(例えば、図1の時計方向)に回
転する。このとき、ローラー8a、8bと接している円
盤3は、その軸2の回りにローラー8a、8bと逆方向
(例えば、図1の反時計方向)に回転する。円盤3の回
転方向及び回転速度は、圧電素子11に印加する第1の
交流電圧と第2の交流電圧間の位相、周波数、電圧を変
えることによって、変化させることができる。
【0030】第1実施形態によれば、円盤3の側面から
振動アクチュエータ100を円盤3の軸2と直角方向に
加圧接触させて、円盤3を回転駆動することができる。
そのため、振動アクチュエータ100と、ローラー8
a,8bと、円盤3とを、円盤3の軸2と直角な同一平
面上に配置することができる。これにより、円盤3の軸
方向の小型化を図ることができる。また、ローラー8
a,8bが円盤3の動きに追従することで、振動アクチ
ュエータ100で発生した駆動力は、円盤に効率よく伝
達される。
【0031】ここで、例えば、弾性体10の長さ(図1
参照)を25mmとすれば、弾性体10の幅(図3参
照)が約5mm、基板1の曲げ部1aの長さ(即ち装置
の厚さ)は、7〜8mmとすることができる。
【0032】(第2実施形態)図4は、本発明による駆
動装置の第2実施形態を示す平面図である。なお、以下
に説明する各実施形態では、前述した第1実施形態と同
様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複
する説明を適宜省略する。第2実施形態は、第1実施形
態と比較して、ローラー8a、8bの支持機構が異なっ
ている。レバー21は、その一端が、基板1に取り付け
られた軸20のまわりに、回転可能に取り付けられてい
る。また、このレバー21の他端には、軸24が取り付
けられている。そして、その軸24には、レバー22が
回転可能に取り付けられている。
【0033】レバー22の両端部には、軸23a、23
bが取り付けられている。軸23aには、ローラー8a
が回転可能に取り付けられている。軸23bには、ロー
ラー8bが回転可能に取り付けられている。また、ロー
ラー8aは、振動アクチュエータ100の摺動材12a
と接し、ローラー8bは、振動アクチュエータ100の
摺動材12bと接している。さらに、ローラー8a、8
bは、円盤3と接している。そして、第1実施形態と同
様に、振動アクチュエータ100によって、円盤3が回
転駆動されるように構成されている。第2実施形態にお
いても、軸2と軸23a、23bは、互いにほぼ平行に
配置されている。また、第1実施形態と同様に(図2参
照)、振動アクチュエータ100,ローラー8a、8
b、円盤3は、円盤3の軸2とほぼ直角な同一平面上に
配置されている。第2実施形態によれば、レバー21,
22をレバー6a,6bに比べて長くすることができる
ので、ローラー8a,8bの円盤3への追従性が向上
し、動作が安定する。
【0034】(第3実施形態)図5、図6は、本発明に
よる駆動装置の第3実施形態を示す平面図及び断面図で
ある。第3実施形態は、第1実施形態の円盤3の代わり
に、筒状の部材30を用いている。また、第1実施形態
が円盤3をその中心に配置された軸2で支持していたの
に対して、筒状の部材30を回転可能に設けられた2つ
のローラー17a,17bによって支持する点で相違す
る。ローラー17aは、基板1に設けられた軸16aに
回転可能に設けられ、ローラー17bは、基板1に設け
られた軸16bに回転可能に設けられている。これらの
ローラー17a,17bは、部材30の外周面と接触す
るように配置されている。また、ローラー17aは、ロ
ーラー8bとは部材30の中心に対して、対称の位置に
配置されている。同様に、ローラー17bは、ローラー
8aとは部材30の中心に対して、対称の位置に配置さ
れている。このような配置により、部材30に対して、
安定した支持及び加圧を行なうことができる。
【0035】第3実施形態によれば、振動アクチュエー
タ100側からの加圧に対しても、部材30を安定して
支持することができる。また、部材30の中央部分の基
板1上に、回路などを配置するスペースが広くとれ、設
定の自由度が増すという利点がある。さらに、部材30
の中心部で固定しないので、その中心部を記録領域とし
て使うこともでき、部材30を円盤上の情報記録媒体と
して場合に、有効な構造である。
【0036】(第4実施形態)図7、図8は、本発明に
よる駆動装置の第4実施形態を示す平面図及び断面図で
ある。第4実施形態は、第1実施形態とは、振動アクチ
ュエータ100の弾性体10に摺動材12a,12bが
設けられていない点で相違する。第4実施形態では、円
盤3及び弾性体10が金属であって、ローラー8a,8
bが樹脂などの場合に、特に、好適に実施できる。
【0037】(第5実施形態)図9、図10は、本発明
による駆動装置の第5実施形態を示す平面図及び断面図
である。第5実施形態は、図10に示すように、円盤3
の内側に周方向に形成された溝状の空間Sを設けてあ
る。そして、第1実施形態に示した駆動ユニット(振動
アクチュエータ100と、ばね部材13と、ピン15
と、ローラー8a,8b及びレバー6a,6b等を含
む)と同じ構造であって、小型化したものを円盤3の空
間Sに配置したものである。ローラー8aは、振動アク
チュエータ100の摺動部材(図示せず)と、円盤3の
空間Sの外周側の曲面3aに接触している。また、ロー
ラー8bは、振動アクチュエータ100の摺動部材(図
示せず)と、円盤3の空間Sの外周側の曲面3aに接触
している。なお、この場合には、ばね部材13の付勢方
向(押し付ける方向)は、円盤3の中心から離れる方向
である。第5実施形態においては、振動アクチュエータ
100で発生した駆動力は、ローラー8a,8bを介し
て、円盤3に形成された空間Sの外周側の曲面3aに伝
わる。そして、円盤3が回転駆動される。第5実施形態
によれば、円盤3を内側から駆動するので、平面的にも
小型化を図ることができる。この構造は、駆動される円
盤3の直径が大きい場合に適している。
【0038】(第6実施形態)図11は、本発明による
駆動装置の第6実施形態を示す平面図である。第6実施
形態は、前述した駆動ユニットを、平面が矩形形状の基
板1のコーナー部分に配置したものである。従って、矩
形の基板1と、円盤3とにできるデッドスペースを有効
に利用することができる。
【0039】(第7実施形態)図12は、本発明の駆動
装置の第7実施形態を示す平面図である。図12では、
説明のために円盤3の一部を切欠いた状態を示してい
る。また、図13は、図12の駆動装置のE−E断面図
である。第7実施形態では、円盤3は、直径の大きい第
1の部分3bと第1の部分3bよりも直径の小さい第2
の部分3cとで構成されている。そして、ローラー8
a、8bは、第2の部分3cの外周面に接触している。
第7実施形態の構成において、同一の駆動ユニットを用
い、円盤3の第1の部分3bの直径を第1実施形態の円
盤3の直径と同じ大きさに設定した場合に、ローラー8
a、8bの直径は、第1実施形態のときよりも大きく設
定される。そのため、第1実施形態に比較して円盤3の
回転数を上げることができる。なお、ローラー8a、8
bは、円盤3の回転数には影響しないので、その直径
は、装置のスペース等を考慮して、設計上適宜設定すれ
ばよい。
【0040】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されるとなく、種々の変形や変更が可能であって、それ
らも本発明の均等の範囲内である。例えば、各実施形態
では、円盤3は、ターンテーブルを想定しているが、情
報記録媒体が剛性のある材料で作製されている場合に
は、その情報記録媒体を円盤3と考えて直接回転駆動す
るようにしてもよい。この場合には、円盤3を回転可能
にクランプする機構を設ければよい。
【0041】また、理論的に矛盾が生じない限り、各実
施形態の特徴を他の実施形態と組み合わせることは可能
である。例えば、第4実施形態以外のものであっても、
摺動材を省略することは可能である。また、第2実施形
態の駆動ユニットの構造を、第5,第6実施形態の駆動
ユニットの配置に適用してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、回転駆動される被駆動部材の側面から、振動アク
チュエータをその被駆動部材の軸とほぼ直交する方向に
加圧接触させて、その被駆動部材を回転駆動するように
したので、振動アクチュエータと、ローラー部材と、被
駆動部材とを、その被駆動部材の軸(回転軸)とほぼ直
交する同一平面上に配置することができ、被駆動部材の
軸方向の小型化が可能となる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動装置の第1実施形態を示す平
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】第1実施形態に係る駆動装置の振動アクチュエ
ータを具体的に示した斜視図である。
【図4】本発明による駆動装置の第2実施形態を示す平
面図である。
【図5】本発明による駆動装置の第3実施形態を示す平
面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】本発明による駆動装置の第4実施形態を示す平
面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】本発明による駆動装置の第5実施形態を示す平
面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【図11】本発明による駆動装置の第6実施形態を示す
平面図である。
【図12】本発明による駆動装置の第7実施形態を示す
平面図である。
【図13】図12のE−E断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 軸 3 円盤 4a、4b 軸 6a、6b レバー 7a、7b 軸 8a、8b ローラー 10 弾性体 11 圧電素子 12a、12b 摺動部材 13 ばね部材 14 接触片 15a、15b ピン 20 軸 21 レバー 22 レバー 23a、23b 軸 24 軸 30 筒状の部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板に回転可能に配置され、その回転方向に沿った
    円周状の面を有する被駆動部材と、 前記被駆動部材の円周状の面の外側又は内側に接して、
    その被駆動部材と共に回転するローラ部材と、 前記ローラ部材と接して、そのローラ部材を回転駆動す
    る振動アクチュエータと、 前記振動アクチュエータを前記被駆動部材の回転中心と
    ほぼ垂直方向に押し付ける加圧部材とを含む駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動装置において、 前記振動アクチュエータは、矩形平板状の振動子を有
    し、その振動子に縦振動と屈曲振動とを発生させて、前
    記振動子の所定位置に楕円運動を発生させることによ
    り、前記ローラ部材を回転駆動することを特徴とする駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の駆動装置
    において、 前記被駆動部材と前記振動アクチュエータとは、前記被
    駆動部材の回転軸とほぼ直交する同一平面上に存在する
    ことを特徴とする駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の駆動装置において、 前記被駆動部材の回転軸と前記ローラ部材の回転軸は、
    ほぼ平行であることを特徴とする駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の駆動装置において、 前記ローラ部材は、そのローラ部材の回転軸が、前記基
    板に対して、移動可能に取り付けられていることを特徴
    とする駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載された駆動装置において、 前記基板は、矩形平面形状をしており、 前記振動アクチュエータは、前記基板のコーナー部に配
    置されることを特徴とする駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載の駆動装置を用いた情報記録処理装置であっ
    て、 前記被駆動部材は、情報記録媒体又はその情報記録媒体
    を装着したターンテーブルであり、 前記被駆動部材を回転駆動し、前記情報記録媒体に対し
    て、情報の読み取り及び/又は書き込みを行なうことを
    特徴とする情報記録処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の駆動装置において、 さらに、前記ローラ部材を支持するローラ支持部材を備
    え、 このローラ支持部材は、前記基板に固定された軸部材
    と、前記軸部材にこの軸部材を中心に回転できるように
    支持された本体とを有し、 前記ローラ部材の回転軸は、前記本体に支持されている
    ことを特徴とする駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の駆動装置において、 前記ローラ支持部材の本体は、前記被駆動部材の回転軸
    と直交する面とほぼ平行な面内で、前記軸部を中心に回
    転できるように支持されていることを特徴とする駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の駆動装置において、 前記振動アクチュエータは、第1の駆動力取出し部と第
    2の駆動力取出し部とを有し、 前記ローラ部材は、前記第1の駆動力取出し部と接する
    第1のローラと、前記第2の駆動力取出し部と接する第
    2のローラとを有し、 前記ローラ支持部材は、前記第1のローラ及び前記第2
    のローラをそれぞれ独立して支持する第1のローラ支持
    部材と第2の支持部材とで構成されていることを特徴と
    する駆動装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の駆動装置において、 前記振動アクチュエータは、第1の駆動力取出し部と第
    2の駆動力取出し部とを有し、 前記ローラ部材は、前記第1の駆動力取出し部と接する
    第1のローラと、前記第2の駆動力取出し部と接する第
    2のローラとを有し、 前記ローラ支持部材の前記本体は、前記基板に固定され
    た前記軸部材に、この軸部材を中心に回転できるように
    支持された第1の部材と、前記第1のローラの回転軸と
    前記第2のローラの回転軸を支持する第2の部材と、前
    記第1の部材と前記第2の部材とを互いに回転可能に連
    結する連結部材とで構成されていることを特徴とする駆
    動装置。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の駆動装置において、 前記被駆動部材を支持する第1の支持部材と第2の支持
    部材とを更に備え、 前記振動アクチュエータは、第1の駆動力取出し部と第
    2の駆動力取出し部とを有し、 前記ローラ部材は、前記第1の駆動力取出し部と接する
    第1のローラと、前記第2の駆動力取出し部と接する第
    2のローラとを有し、 前記第1の支持部材は、前記第1のローラと前記被駆動
    部材の中心に対して対称な位置に配置され、前記第2の
    支持部材は、前記第2のローラと前記被駆動部材の中心
    に対して対称な位置に配置されていることを特徴とする
    駆動装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載の駆動装置において、 前記被駆動部材は、第1の直径を有する第1の部分と、
    前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の
    部分とを有し、 前記ローラ部材は、前記第2の部分で前記被駆動部材に
    接していることを特徴とする駆動装置。
JP9339565A 1996-12-17 1997-12-10 駆動装置及び情報記録処理装置 Pending JPH10234193A (ja)

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